JPH06339842A - 内径面・端面同時研削装置 - Google Patents
内径面・端面同時研削装置Info
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- JPH06339842A JPH06339842A JP15411693A JP15411693A JPH06339842A JP H06339842 A JPH06339842 A JP H06339842A JP 15411693 A JP15411693 A JP 15411693A JP 15411693 A JP15411693 A JP 15411693A JP H06339842 A JPH06339842 A JP H06339842A
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- Japan
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- grinding
- workpiece
- work
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- Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 量産品の加工に適し、しかも１回のチャッキ
ングで内径と端面の両面を加工できる研削装置を提供す
る。 【構成】 一方の工作物Ｗが内径面研削用砥石装置４で
研削加工が行われるている間に、他方の工作物Ｗがワー
ク交換装置６により新たな工作物Ｗと交換されるととも
に、新たに工作物Ｗが端面研削用砥石装置５で研削加工
が行われる。両砥石装置４，５による研削加工が完了す
ると、インデックス台が１８０°回転され、上記と同様
に研削加工および工作物の交換が行われる。
ングで内径と端面の両面を加工できる研削装置を提供す
る。 【構成】 一方の工作物Ｗが内径面研削用砥石装置４で
研削加工が行われるている間に、他方の工作物Ｗがワー
ク交換装置６により新たな工作物Ｗと交換されるととも
に、新たに工作物Ｗが端面研削用砥石装置５で研削加工
が行われる。両砥石装置４，５による研削加工が完了す
ると、インデックス台が１８０°回転され、上記と同様
に研削加工および工作物の交換が行われる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は内径面・端面同時研削
装置に関し、さらに詳細には、量産品である工作物の内
径面と端面との研削加工に適した研削技術に関する。
装置に関し、さらに詳細には、量産品である工作物の内
径面と端面との研削加工に適した研削技術に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、工作物の内径面と端面とを１回の
チャッキングで研削加工する場合に用いる工作機械とし
て、加工する工作物が少量生産品である場合には、定位
置で回転される工作物に対して、複数の研削砥石が研削
箇所に応じて選択的に使用される多工程研削盤が知られ
ているが、工作物が軸受の内・外輪などの量産品である
場合には、通常、内径面と端面の加工はそれぞれ専用の
研削盤により個別に加工されている。
チャッキングで研削加工する場合に用いる工作機械とし
て、加工する工作物が少量生産品である場合には、定位
置で回転される工作物に対して、複数の研削砥石が研削
箇所に応じて選択的に使用される多工程研削盤が知られ
ているが、工作物が軸受の内・外輪などの量産品である
場合には、通常、内径面と端面の加工はそれぞれ専用の
研削盤により個別に加工されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな量産品である工作物の内径面と端面との研削加工
に、それぞれ専用の研削盤を用いる従来の方法では、以
下に述べる問題点があった。
うな量産品である工作物の内径面と端面との研削加工
に、それぞれ専用の研削盤を用いる従来の方法では、以
下に述べる問題点があった。
【０００４】すなわち、工作物は内径加工時と端面加工
時のそれぞれに、その都度研削盤にチャッキングされる
ため、たとえチャッキング時に十分な位置決めを行った
としても、仕上がり寸法において内径面と端面との間に
精度の高い直角度を得るのは困難であった。
時のそれぞれに、その都度研削盤にチャッキングされる
ため、たとえチャッキング時に十分な位置決めを行った
としても、仕上がり寸法において内径面と端面との間に
精度の高い直角度を得るのは困難であった。
【０００５】また、加工にあたっては、それぞれ専用の
研削盤を必要とすることから機械設備にかかるコストが
高くつくとともに、機械設置のためのフロアスペースを
広く必要とする等の問題があった。
研削盤を必要とすることから機械設備にかかるコストが
高くつくとともに、機械設置のためのフロアスペースを
広く必要とする等の問題があった。
【０００６】本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであって、その目的とするところは、量産品の
加工に適し、しかも１回のチャッキングで内径と端面の
両面を加工できる研削装置を提供することにある。
れたものであって、その目的とするところは、量産品の
加工に適し、しかも１回のチャッキングで内径と端面の
両面を加工できる研削装置を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の研削装置は、工作物を回転可能に支持する
ワーク主軸装置と、このワーク主軸装置を二つの研削加
工位置にインデックスするインデックス装置と、第１の
研削加工位置に対向配置された内径面研削用砥石装置
と、第２の研削加工位置に対向配置された端面研削用砥
石装置とを備えてなることを特徴とする。
め、本発明の研削装置は、工作物を回転可能に支持する
ワーク主軸装置と、このワーク主軸装置を二つの研削加
工位置にインデックスするインデックス装置と、第１の
研削加工位置に対向配置された内径面研削用砥石装置
と、第２の研削加工位置に対向配置された端面研削用砥
石装置とを備えてなることを特徴とする。
【０００８】また、上記インデックス装置は円板状のイ
ンデックス台を備え、このインデックス台の一直径線上
位置に、上記ワーク主軸装置がそれぞれ対向配置され、
一方のワーク主軸装置が第１の研削加工位置にあると
き、他方のワーク主軸装置が第２の研削加工位置にある
ように構成されている。
ンデックス台を備え、このインデックス台の一直径線上
位置に、上記ワーク主軸装置がそれぞれ対向配置され、
一方のワーク主軸装置が第１の研削加工位置にあると
き、他方のワーク主軸装置が第２の研削加工位置にある
ように構成されている。
【０００９】
【作用】本発明に係る内径面・端面同時研削装置は、一
方のワーク主軸装置が第１の研削加工位置にあるとき、
他方のワーク主軸装置が第２の研削加工位置にあるよう
に構成されている。そして、第１の研削加工位置の砥石
装置で研削加工が行われている間に、第２の研削加工位
置では、ワーク交換装置により工作物の交換が行われる
とともに、新たにチャックされた工作物に第２の砥石装
置で研削加工が行われる。
方のワーク主軸装置が第１の研削加工位置にあるとき、
他方のワーク主軸装置が第２の研削加工位置にあるよう
に構成されている。そして、第１の研削加工位置の砥石
装置で研削加工が行われている間に、第２の研削加工位
置では、ワーク交換装置により工作物の交換が行われる
とともに、新たにチャックされた工作物に第２の砥石装
置で研削加工が行われる。
【００１０】両砥石装置による研削加工が完了すると、
インデックス台が１８０°旋回され、新たにチャッキン
グされた工作物が第１の研削加工位置に割り出し配置さ
れるとともに、先に第１の研削加工位置で研削加工され
た工作物が第２の研削加工位置に割り出し配置される。
インデックス台が１８０°旋回され、新たにチャッキン
グされた工作物が第１の研削加工位置に割り出し配置さ
れるとともに、先に第１の研削加工位置で研削加工され
た工作物が第２の研削加工位置に割り出し配置される。
【００１１】インデックス台の旋回により新たに研削加
工位置に工作物が配置されると、上記と同様、第１の研
削加工位置では第１の砥石装置による研削加工が、ま
た、第２の研削加工位置ではワーク交換装置による工作
物の交換および第２の砥石装置による研削加工が行われ
る。
工位置に工作物が配置されると、上記と同様、第１の研
削加工位置では第１の砥石装置による研削加工が、ま
た、第２の研削加工位置ではワーク交換装置による工作
物の交換および第２の砥石装置による研削加工が行われ
る。
【００１２】以上の研削加工が完了すると、インデック
ス台が１８０°反転し、再び上記各動作が繰り返される
ことにより、連続して工作物の研削加工が行われる。
ス台が１８０°反転し、再び上記各動作が繰り返される
ことにより、連続して工作物の研削加工が行われる。
【００１３】そのため、工作物は第２の研削加工位置で
一度チャッキングされると、第１の研削加工位置で研削
加工されて再び第２の研削加工位置で交換されるまでの
間に、改めてチャッキングされることなく研削加工が行
われ、チャッキングにともなう位置決めのずれが解消さ
れる。
一度チャッキングされると、第１の研削加工位置で研削
加工されて再び第２の研削加工位置で交換されるまでの
間に、改めてチャッキングされることなく研削加工が行
われ、チャッキングにともなう位置決めのずれが解消さ
れる。
【００１４】なお、工作物の交換は、第１の研削加工位
置で行われてもよく、実際には、加工時間の短い方の研
削加工位置で行われる。
置で行われてもよく、実際には、加工時間の短い方の研
削加工位置で行われる。
【００１５】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【００１６】本発明に係る研削盤を図１に示し、この研
削盤１は工作物Ｗの内径面と端面を同時に研削加工する
もので、二つのワーク主軸装置２，２、インデックス装
置３、内径面研削用砥石装置４、端面研削用砥石装置
５、ワーク交換装置６および制御装置７を主要部として
構成されている。
削盤１は工作物Ｗの内径面と端面を同時に研削加工する
もので、二つのワーク主軸装置２，２、インデックス装
置３、内径面研削用砥石装置４、端面研削用砥石装置
５、ワーク交換装置６および制御装置７を主要部として
構成されている。
【００１７】ワーク主軸装置２，２は、工作物Ｗを回転
可能に支持するもので、インデックス装置３上に配置さ
れる。このワーク主軸装置２，２には、主軸８，８が回
転可能にに軸支されており、この主軸８，８は、その基
端が駆動源である回転駆動部９，９にそれぞれ連係され
るとともに、その先端に工作物Ｗを取り外し可能にチャ
ッキング支持するチャック１０，１０をそれぞれ備えて
いる。このチャック１０としては、例えば、油圧あるい
はカムを使用するパワーチャックが好適に使用される
が、特にこれに限定されるものではない。
可能に支持するもので、インデックス装置３上に配置さ
れる。このワーク主軸装置２，２には、主軸８，８が回
転可能にに軸支されており、この主軸８，８は、その基
端が駆動源である回転駆動部９，９にそれぞれ連係され
るとともに、その先端に工作物Ｗを取り外し可能にチャ
ッキング支持するチャック１０，１０をそれぞれ備えて
いる。このチャック１０としては、例えば、油圧あるい
はカムを使用するパワーチャックが好適に使用される
が、特にこれに限定されるものではない。
【００１８】インデックス装置３は、円板状のインデッ
クス台３ａと、これをインデックス（割り出し）回転さ
せる駆動部（図示省略）を備える。このインデックス回
転は、中心軸Ｏを中心として、インデックス台３ａ上の
ワーク主軸装置２，２を１８０°旋回させるもので、正
逆回転可能とされている。
クス台３ａと、これをインデックス（割り出し）回転さ
せる駆動部（図示省略）を備える。このインデックス回
転は、中心軸Ｏを中心として、インデックス台３ａ上の
ワーク主軸装置２，２を１８０°旋回させるもので、正
逆回転可能とされている。
【００１９】また、インデックス台３ａの一直径線上位
置には、上記ワーク主軸装置２，２がそれぞれ対向配置
されている。つまり、上記ワーク主軸装置２，２は、イ
ンデックス台３ａの旋回中心軸Ｏに対して対称位置に配
設されており、一方のワーク主軸装置２（２ａ）が第１
の研削加工位置にあるとき、他方のワーク主軸装置２
（２ｂ）が第２の研削加工位置にあるように構成されて
いる。
置には、上記ワーク主軸装置２，２がそれぞれ対向配置
されている。つまり、上記ワーク主軸装置２，２は、イ
ンデックス台３ａの旋回中心軸Ｏに対して対称位置に配
設されており、一方のワーク主軸装置２（２ａ）が第１
の研削加工位置にあるとき、他方のワーク主軸装置２
（２ｂ）が第２の研削加工位置にあるように構成されて
いる。
【００２０】内径面研削用砥石装置４は、第１の研削加
工位置（図１において左側位置）に対向配置されてお
り、その砥石１１は、砥石軸１２を介して駆動源である
回転駆動部１３に連係されて回転可能とされるととも
に、工作物Ｗに対して進退可能（矢符Ｘ方向）かつ切り
込み動作（矢符Ｙ方向）するように構成されている。
工位置（図１において左側位置）に対向配置されてお
り、その砥石１１は、砥石軸１２を介して駆動源である
回転駆動部１３に連係されて回転可能とされるととも
に、工作物Ｗに対して進退可能（矢符Ｘ方向）かつ切り
込み動作（矢符Ｙ方向）するように構成されている。
【００２１】端面研削用砥石装置５は、第２の研削加工
位置（図１において右側位置）に対向配置されており、
その砥石１４は、砥石軸１５を介して駆動源である回転
駆動部１６に連係されて回転可能とされるとともに、工
作物Ｗに対して切り込み動作（矢符Ｘ方向）するように
構成されている。
位置（図１において右側位置）に対向配置されており、
その砥石１４は、砥石軸１５を介して駆動源である回転
駆動部１６に連係されて回転可能とされるとともに、工
作物Ｗに対して切り込み動作（矢符Ｘ方向）するように
構成されている。
【００２２】ワーク交換装置６は、主軸８のチャック１
０に保持されている工作物Ｗの取り外しおよび取り付け
を行う周知構造の交換装置で、上記第１の研削加工位置
または第２の研削加工位置のいずれか一方、具体的に
は、上記両研削加工位置における加工時間の短い方の側
（本実施例では端面加工側）に近接して配置されてい
る。
０に保持されている工作物Ｗの取り外しおよび取り付け
を行う周知構造の交換装置で、上記第１の研削加工位置
または第２の研削加工位置のいずれか一方、具体的に
は、上記両研削加工位置における加工時間の短い方の側
（本実施例では端面加工側）に近接して配置されてい
る。
【００２３】制御装置７は、上記ワーク主軸装置２，
２、インデックス装置３、内径面研削用砥石装置４、端
面研削用砥石装置５およびワーク交換装置６を相互に連
動して自動制御するもので、具体的には、上記第１の研
削加工位置で上記内径面研削用砥石装置４による工作物
Ｗの研削加工が行われるている間に、上記第２の研削加
工位置での上記ワーク交換装置６による工作物Ｗの交換
および上記端面研削用砥石装置５による工作物Ｗの研削
加工がが行われるように、上記各装置を制御するように
構成されている。
２、インデックス装置３、内径面研削用砥石装置４、端
面研削用砥石装置５およびワーク交換装置６を相互に連
動して自動制御するもので、具体的には、上記第１の研
削加工位置で上記内径面研削用砥石装置４による工作物
Ｗの研削加工が行われるている間に、上記第２の研削加
工位置での上記ワーク交換装置６による工作物Ｗの交換
および上記端面研削用砥石装置５による工作物Ｗの研削
加工がが行われるように、上記各装置を制御するように
構成されている。
【００２４】次に、以上のように構成された研削盤にお
ける内径面・端面同時加工について図２に基づいて説明
する。
ける内径面・端面同時加工について図２に基づいて説明
する。
【００２５】(1) まず、主軸８，８の先端に設けられた
チャック１０，１０に工作物Ｗ1 ，Ｗ2 がそれぞれチャ
ッキングされた状態を図２(a) に示す。この状態では、
工作物Ｗ1 は第１の研削加工位置に、また工作物Ｗ2 は
第２の研削加工位置にそれぞれ配置されており、工作物
Ｗ1 ，Ｗ2 は、それぞれ第１の研削加工位置および第２
の研削加工位置に対向配置された内径面研削用砥石装置
４および端面研削用砥石装置５により研削加工がなされ
る。
チャック１０，１０に工作物Ｗ1 ，Ｗ2 がそれぞれチャ
ッキングされた状態を図２(a) に示す。この状態では、
工作物Ｗ1 は第１の研削加工位置に、また工作物Ｗ2 は
第２の研削加工位置にそれぞれ配置されており、工作物
Ｗ1 ，Ｗ2 は、それぞれ第１の研削加工位置および第２
の研削加工位置に対向配置された内径面研削用砥石装置
４および端面研削用砥石装置５により研削加工がなされ
る。
【００２６】(2) 工作物Ｗ1 ，Ｗ2 に対する研削加工が
完了すると、両研削用砥石装置４，５の砥石１１，１４
が切込み動作位置（図１参照）から後退するとともに、
インデックス装置３によりインデックス台３ａが時計方
向に１８０°回転され、工作物Ｗ1 が第２の研削加工位
置に、工作物Ｗ2 が第１の研削加工位置にそれぞれ割り
出し配置される（図２(b) →図２(c) 参照）。
完了すると、両研削用砥石装置４，５の砥石１１，１４
が切込み動作位置（図１参照）から後退するとともに、
インデックス装置３によりインデックス台３ａが時計方
向に１８０°回転され、工作物Ｗ1 が第２の研削加工位
置に、工作物Ｗ2 が第１の研削加工位置にそれぞれ割り
出し配置される（図２(b) →図２(c) 参照）。
【００２７】(3) インデックス台３ａの回転が停止する
と、第１の研削加工位置に配置された工作物Ｗ2 に対し
て内径面研削用砥石装置４により内径面の研削が開始さ
れる。一方、第２の研削加工位置に配置された工作物Ｗ
1 は、工作物Ｗ2 が研削されている間に、上記ワーク交
換装置６により未加工の工作物Ｗ3 と交換され、さら
に、この工作物Ｗ3 に対して端面研削用砥石装置５によ
る端面研削が行われる（図２(c) →図２(d) 参照）。
と、第１の研削加工位置に配置された工作物Ｗ2 に対し
て内径面研削用砥石装置４により内径面の研削が開始さ
れる。一方、第２の研削加工位置に配置された工作物Ｗ
1 は、工作物Ｗ2 が研削されている間に、上記ワーク交
換装置６により未加工の工作物Ｗ3 と交換され、さら
に、この工作物Ｗ3 に対して端面研削用砥石装置５によ
る端面研削が行われる（図２(c) →図２(d) 参照）。
【００２８】(4) 工作物Ｗ2 ，Ｗ3 に対する研削が完了
すると、上記両研削用砥石装置４，５の砥石１１，１４
が切込み動作位置（図１参照）から後退するとともに、
今度はインデックス台３ａが反時計方向に１８０°回転
され、工作物Ｗ2 が第２の研削加工位置に、工作物Ｗ3
が第１の研削加工位置にそれぞれ割り出し配置される
（図２(e) →図２(f) 参照）。
すると、上記両研削用砥石装置４，５の砥石１１，１４
が切込み動作位置（図１参照）から後退するとともに、
今度はインデックス台３ａが反時計方向に１８０°回転
され、工作物Ｗ2 が第２の研削加工位置に、工作物Ｗ3
が第１の研削加工位置にそれぞれ割り出し配置される
（図２(e) →図２(f) 参照）。
【００２９】(5) その後、上記(1) 以下の動作が繰り返
されて、工作物Ｗ，Ｗ，…が連続して研削加工される。
すなわち、第２の研削加工位置でチャッキングされた工
作物Ｗは、第１の研削加工位置で研削加工されて再び第
２の研削加工位置で交換されるまで、一度も取り外され
ることなく一連の研削加工が連続して行われる。
されて、工作物Ｗ，Ｗ，…が連続して研削加工される。
すなわち、第２の研削加工位置でチャッキングされた工
作物Ｗは、第１の研削加工位置で研削加工されて再び第
２の研削加工位置で交換されるまで、一度も取り外され
ることなく一連の研削加工が連続して行われる。
【００３０】なお、上述した実施例はあくまでも本発明
の好適な具体例を示すためのものであって、本発明はこ
れに限定されることなく、その範囲内において例えば以
下に列挙するように種々設計変更可能である。
の好適な具体例を示すためのものであって、本発明はこ
れに限定されることなく、その範囲内において例えば以
下に列挙するように種々設計変更可能である。
【００３１】(1) 図示例においては、ワーク交換装置６
が第２の研削加工位置に近接して設けられているが、こ
れは本実施例では内径面の加工より端面加工の加工時間
が短いためであり、内径面の加工時間が端面加工時間よ
り短い場合には第１の研削加工位置に近接して設けられ
る。
が第２の研削加工位置に近接して設けられているが、こ
れは本実施例では内径面の加工より端面加工の加工時間
が短いためであり、内径面の加工時間が端面加工時間よ
り短い場合には第１の研削加工位置に近接して設けられ
る。
【００３２】(2) 本実施例では、第２の研削加工位置に
おいて工作物Ｗが交換された後に端面加工が開始される
が、これとは逆に、端面加工完了後に工作物Ｗの交換を
行うことも可能である。
おいて工作物Ｗが交換された後に端面加工が開始される
が、これとは逆に、端面加工完了後に工作物Ｗの交換を
行うことも可能である。
【００３３】(3) 本実施例では、インデックス台３ａ
は、時計方向に１８０°回転した後、反時計方向に１８
０°回転する構成とされるが、場合によっては、時計方
向に連続回転させることも可能である。
は、時計方向に１８０°回転した後、反時計方向に１８
０°回転する構成とされるが、場合によっては、時計方
向に連続回転させることも可能である。
【００３４】(4) 本実施例においては、一対のワーク主
軸装置２，２がインデックス台３ａの一直径線上位置に
対向配置された構造とされているが、対象となる工作物
Ｗの種類や形状寸法、あるいは装置の規模等に応じて、
ワーク主軸装置２を適宜増設して、例えば図３(a), (b)
に示すように、３個もしくは４個の工作物Ｗを同時に支
持する構成とすることも可能である。
軸装置２，２がインデックス台３ａの一直径線上位置に
対向配置された構造とされているが、対象となる工作物
Ｗの種類や形状寸法、あるいは装置の規模等に応じて、
ワーク主軸装置２を適宜増設して、例えば図３(a), (b)
に示すように、３個もしくは４個の工作物Ｗを同時に支
持する構成とすることも可能である。
【００３５】すなわち、図３(a) の構成においては、例
えば、３個の工作物Ｗ1 〜Ｗ3 のうちの２箇所が第１お
よび第２の研削加工位置とされるとともに、残りの１箇
所が工作物交換位置とされる。また、図３(b) の構成に
おいては、例えば、４個の工作物Ｗ1 〜Ｗ4 のうちの２
箇所ずつが一組として、図１および図２と同様の構造が
二組構成される。
えば、３個の工作物Ｗ1 〜Ｗ3 のうちの２箇所が第１お
よび第２の研削加工位置とされるとともに、残りの１箇
所が工作物交換位置とされる。また、図３(b) の構成に
おいては、例えば、４個の工作物Ｗ1 〜Ｗ4 のうちの２
箇所ずつが一組として、図１および図２と同様の構造が
二組構成される。
【００３６】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
工作物を支持するワーク主軸装置が、二つの研削加工位
置にインデックス（割り出し）されることから、工作物
は一度チャッキングされるとそのままの状態で内径面と
端面の研削加工を行うことができる。そのため、内径面
と端面とを研削加工する際、仕上がり寸法で精度の高い
直角度を得ることができる。
工作物を支持するワーク主軸装置が、二つの研削加工位
置にインデックス（割り出し）されることから、工作物
は一度チャッキングされるとそのままの状態で内径面と
端面の研削加工を行うことができる。そのため、内径面
と端面とを研削加工する際、仕上がり寸法で精度の高い
直角度を得ることができる。
【００３７】また、内径面と端面の加工が一台の研削装
置により同時に行えることから、機械設備のコストを低
く抑えることができるとともに、機械設置のためのフロ
アスペースを狭く抑えることが可能である。
置により同時に行えることから、機械設備のコストを低
く抑えることができるとともに、機械設置のためのフロ
アスペースを狭く抑えることが可能である。
【図１】本発明の一実施例である研削盤を示す概略構成
図である。
図である。
【図２】同研削盤における研削工程を説明するための図
である。
である。
【図３】本発明の他の実施例である研削盤を示す概略構
成図で、図３(a) はインデックス装置が３個の工作物を
同時に支持する構成を備えたもの、図３(b) は同じく４
個の工作物を同時に支持する構成を備えたものをそれぞ
れ示す。
成図で、図３(a) はインデックス装置が３個の工作物を
同時に支持する構成を備えたもの、図３(b) は同じく４
個の工作物を同時に支持する構成を備えたものをそれぞ
れ示す。
１ 内径面・端面同時研削装置 ２ ワーク主軸装置 ３ インデックス装置 ３ａ インデックス台 ４ 内径面研削用砥石装置 ５ 端面研削用砥石装置 ６ ワーク交換装置 ７ 制御装置 ９ 回転駆動部 １０ チャック １１，１４ 砥石 １２，１５ 砥石軸 Ｗ 工作物 Ｏ 中心軸
Claims (5)
- 【請求項１】 工作物を回転可能に支持するワーク主軸
装置と、 このワーク主軸装置を二つの研削加工位置にインデック
スするインデックス装置と、 第１の研削加工位置に対向配置された内径面研削用砥石
装置と、 第２の研削加工位置に対向配置された端面研削用砥石装
置とを備えてなることを特徴とする内径面・端面同時研
削装置。 - 【請求項２】 上記インデックス装置が円板状のインデ
ックス台を備え、 このインデックス台の一直径線上位置に、上記ワーク主
軸装置がそれぞれ対向配置され、 一方のワーク主軸装置が第１の研削加工位置にあると
き、他方のワーク主軸装置が第２の研削加工位置にある
ように構成されている請求項１に記載の内径面・端面同
時研削装置。 - 【請求項３】 上記第１の研削加工位置または第２の研
削加工位置に近接して、工作物を交換するワーク交換装
置が配置されている請求項２に記載の内径面・端面同時
研削装置。 - 【請求項４】 上記ワーク交換装置は、上記両研削加工
位置における加工時間の短い方の側に配置されている請
求項３に記載の内径面・端面同時研削装置。 - 【請求項５】 上記ワーク主軸装置、インデックス装
置、内径面研削用砥石装置、端面研削用砥石装置および
ワーク交換装置を相互に連動して自動制御する制御装置
を備え、 この制御装置は、上記一方の砥石装置による研削加工が
行われるている間に、上記他方の砥石装置による研削加
工と上記ワーク交換装置による工作物の交換が行われる
ように、上記各装置を制御するように構成されている請
求項３または４に記載の内径面・端面同時研削装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15411693A JPH06339842A (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 内径面・端面同時研削装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15411693A JPH06339842A (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 内径面・端面同時研削装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06339842A true JPH06339842A (ja) | 1994-12-13 |
Family
ID=15577279
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15411693A Pending JPH06339842A (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 内径面・端面同時研削装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06339842A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6986702B2 (en) | 2002-04-03 | 2006-01-17 | Nsk Ltd. | Centerless grinding apparatus and centerless grinding method |
| JP2006123074A (ja) * | 2004-10-28 | 2006-05-18 | Micron Seimitsu Kk | コンパクト形インデックス装置、及びインデックス装置をコンパクトに構成する方法 |
-
1993
- 1993-05-31 JP JP15411693A patent/JPH06339842A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6986702B2 (en) | 2002-04-03 | 2006-01-17 | Nsk Ltd. | Centerless grinding apparatus and centerless grinding method |
| US7189144B2 (en) | 2002-04-03 | 2007-03-13 | Nsk Ltd. | Centerless grinding apparatus and centerless grinding method |
| JP2006123074A (ja) * | 2004-10-28 | 2006-05-18 | Micron Seimitsu Kk | コンパクト形インデックス装置、及びインデックス装置をコンパクトに構成する方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990209 |