JP2002355377A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2002355377A
JP2002355377A JP2001163842A JP2001163842A JP2002355377A JP 2002355377 A JP2002355377 A JP 2002355377A JP 2001163842 A JP2001163842 A JP 2001163842A JP 2001163842 A JP2001163842 A JP 2001163842A JP 2002355377 A JP2002355377 A JP 2002355377A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、簡単な回路構成で、表示部を構成
する発光素子が発光色に関係なく同じ発光輝度にするこ
とも可能な発光制御部を備えた遊技機を提供することを
課題とする。 【解決手段】 本発明に係わる遊技機は、表示部を構成
する複数の発光素子に与える電圧が所定値になるように
該電圧を制御する発光制御回路を備える。これにより、
例えば各発光素子の発光輝度が同じになるように前記所
定値を設定すると発光色に関係なく各色の発光素子は同
じ発光輝度で発光することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機やスロ
ットマシンなどで代表される遊技機に関し、特に遊技に
関する情報を表示するための表示部を構成する複数の発
光素子の発光輝度を制御することができる機能を有する
遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のパチンコ機やスロットマシンなど
の遊技機においては、図柄表示や装飾表示などを行うた
めの表示ランプ(発光素子)として例えば発光ダイオー
ドが多く使用されており、特に遊技演出効果を高めるた
めに、RGB(赤緑青)の3色の発光ダイオードを複合
使用する傾向にある。このようなRGBの発光ダイオー
ドを多色点灯制御する簡易な点灯制御方式として、例え
ば、ダイナミック点灯制御方式が一般に用いられている
が、このダイナミック点灯制御方式ではRGBの各発光
ダイオードに共通の駆動電圧を印加している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、赤色発光す
るRの発光ダイオード、緑色発光するGの発光ダイオー
ド、および青色発光するBの発光ダイオードは、それぞ
れの特性の違いにより順方向電圧降下分が大きく異な
る。例えば、共通の駆動電圧を各発光ダイオードに与え
た場合、Rの発光ダイオードの順方向電圧降下分は1.
2Vとなり、Gの発光ダイオードの順方向電圧降下分は
1.7V、Bの発光ダイオードの順方向電圧降下分は
3.8Vとなる。
【0004】したがって、このようなRGBの各発光ダ
イオードを用い、共通の駆動電圧を各発光ダイオードに
印加すると、上述したように各発光ダイオードの順方向
電圧降下分が大きく異なるため、各発光ダイオードの発
光輝度のばらつきが大きくなり、これらRGBの各発光
ダイオードを用いた当該遊技機における表示部は発光輝
度バランスが不均一な発光色を呈するという問題点があ
った。
【0005】そこで、RGBの各発光ダイオードが同じ
発光輝度になるように、各発光ダイオードにそれぞれ抵
抗値が異なる発光輝度調整用の抵抗を接続して各発光ダ
イオードの電流が同じにするような回路構成も考えられ
るが、各発光ダイオードの本数が多くなると、抵抗の本
数も多くなり、回路構成が複雑化するという欠点があ
る。
【0006】本発明は、上記のような課題を解決するた
めになされたもので、簡単な回路構成で、表示部を構成
する発光素子が発光色に関係なく同じ発光輝度にするこ
とも可能な発光制御回路部を備えた遊技機を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】斯かる課題を解決するべ
く、本発明は、遊技を行うための遊技制御プログラムに
基づいて遊技に関する制御を行うメイン遊技制御部と、
該メイン遊技制御部の制御に基づき遊技に関する動作を
行う遊技機各部をそれぞれ制御するための各種のサブ遊
技制御部と、前記メイン遊技制御部および前記サブ遊技
制御部に電源電圧を与える電源回路部とを備えた遊技機
において、前記遊技機各部のうちの表示部を構成する複
数の発光素子に与える電圧が所定値になるように該電圧
を制御する発光制御回路部を設けたことを特徴とする遊
技機を提供するものである。
【0008】斯かる発明によれば、前記表示部を構成す
る複数の発光素子は、例えば各発光素子の発光輝度が同
じになるように前記所定値を設定すれば、前記発光制御
回路部の制御により、それぞれ同一の発光輝度にするこ
とができる。これにより、例えば、Rの発光ダイオー
ド、Gの発光ダイオード、Bの発光ダイオードは、それ
ぞれ同一の発光輝度にすることができ、前記表示部は発
光輝度バランスの良い発光色を呈することが可能にな
る。
【0009】好ましくは、前記所定値を、前記各発光素
子の発光輝度が、同じ、または略同じになるような値に
それぞれ設定する。
【0010】斯かる発明によれば、前記各発光素子の発
光輝度が同じ、または略同じになるように前記所定値を
それぞれ設定することにより、発光色に関係なく各発光
素子は同じ、または略同じ発光輝度で発光することが可
能になる。
【0011】好ましくは、前記表示部は、少なくとも2
種類の発光色を放つ複数の発光素子を含み構成する。
【0012】斯かる発明によれば、前記表示部は、少な
くとも2種類の発光色を放つ複数の発光素子を含み構成
されているので、異なる報知をそれぞれ異なる発光色で
行うことができる。
【0013】好ましくは、前記発光制御回路部は、前記
電源回路部から与えられた電源電圧を分圧し、前記各発
光素子を駆動させるための所定の駆動電圧を生成する分
圧手段を含み構成する。
【0014】斯かる発明によれば、前記発光制御回路部
の分圧手段により、前記電源回路部からの電源電圧は分
圧され、前記各発光素子に対する所定の駆動電圧が生成
される。これにより、各発光素子には同一の発光輝度に
なるような駆動電圧を与えることが可能になる。
【0015】好ましくは、前記発光制御回路部は、前記
メイン遊技制御部からの表示コマンドに従って前記分圧
手段による分圧電圧を切り換えるための切換信号を発生
する切換信号発生手段を含み構成する。
【0016】斯かる発明によれば、前記メイン遊技制御
部からの表示コマンドを前記発光制御回路部が受け取る
と、前記発光制御回路部の切換信号発生手段からは切換
信号が発生する。これにより、前記分圧手段による分圧
電圧が切り換えられ、発光ダイオードに所定の駆動電圧
が印加される。したがって、各色の発光ダイオードの発
光輝度を同じにすることができる。
【0017】好ましくは、前記発光制御回路部は、前記
複数の発光素子の陽極側で該発光素子への印加電圧を切
り換える制御を行うように構成する。
【0018】斯かる発明によれば、前記発光制御回路部
により、前記複数の発光素子への印加電圧は該発光素子
の陽極側で切り換えられるので、例えば各発光素子毎に
陰極側抵抗を設けて個別に電流制御する場合に比べ、抵
抗素子数を低減できる。
【0019】好ましくは、前記発光制御回路部は、発光
色の異なる発光素子に対する駆動電圧の印加条件を予め
記憶した記憶手段を含み構成する。
【0020】斯かる発明によれば、前記発光制御回路部
の記憶手段に予め記憶された、発光色の異なる発光素子
に対する駆動電圧の印加条件により、各発光素子への印
加電圧が適切に設定できる。
【0021】好ましくは、前記発光制御回路部は、前記
メイン遊技制御部からの指示に基づいた発光素子を駆動
させるとき、当該発光素子に対する駆動電圧の印加条件
を前記記憶手段から読み出し、この読み出した印加条件
に応じて、前記電源回路部からの電源電圧、または前記
分圧手段からの分圧電圧を当該発光素子に与えるように
構成する。
【0022】斯かる発明によれば、前記メイン遊技制御
部の指示に従って駆動される発光素子には、前記記憶手
段から読み出された印加条件に基づいた駆動電圧が印加
される。したがって、発光色が異なった発光素子であっ
ても、全て同一の発光輝度になる。
【0023】好ましくは、前記発光素子としては発光ダ
イオードまたは/およびLE素子を用いる。
【0024】斯かる発明によれば、前記発光素子として
は発光ダイオード、または/およびLE素子を用いるこ
とにより、消費電力が少なくて済み、また、表示の点滅
の応答速度が速いので報知を素速くできる。
【0025】好ましくは、前記発光素子は、前記表示器
においてマトリクス状に配置接続され、ダイナミック駆
動制御される。
【0026】斯かる発明によれば、前記発光素子が、マ
トリクス状に配置接続され、ダイナミック駆動制御され
るので、制御線の本数が少なくて済む。
【0027】好ましくは、前記サブ遊技制御部は、回路
の種類毎に独立した複数のサブ制御回路基板で構成す
る。
【0028】斯かる発明によれば、前記サブ遊技制御部
は、独立した複数のサブ制御回路基板で構成されるの
で、遊技機内のスペースを有効に利用できる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しつつ、本
発明の実施の形態について説明する。
【0030】図1は本発明の一実施形態に係るパチンコ
機における電気的構成を示すブロック図である。本実施
形態に係る遊技機における電気的構成としては、図1に
示すように、図示しないROMなどのメモリに記憶され
た遊技制御プログラムに基づいて遊技に関する制御を行
うメイン遊技制御部13と、このメイン遊技制御部13
の制御に基づき遊技に関する動作を行う遊技機各部をそ
れぞれ制御するための各種回路部を有するサブ遊技制御
部14とを備えている。
【0031】なお、ここで言うサブ遊技制御部14は下
記で説明する各種回路部を総称して名付けたもので、各
種回路部はそれぞれ独立した複数のサブ制御回路基板で
構成されている。
【0032】サブ遊技制御部14は、後述する図柄表示
部に図柄や数字などを表示させるための発光素子(RG
Bの発光ダイオード)を駆動させる図柄表示回路部7、
遊技演出効果を高めるための後述する装飾表示部の発光
素子(RGBの発光ダイオード)を駆動させる装飾表示
回路部8、遊技における賞球の払い出しを制御する賞球
払出制御回路部9、遊技における演出効果の音声を出力
するための音声回路部11を有する。
【0033】なお、メイン遊技制御部13はメイン制御
回路基板で構成されている。また、図柄表示回路部7、
装飾表示回路部8、賞球払出制御回路部9、および音声
回路部11は、それぞれ独立したサブ制御回路基板で構
成されても良く、また、例えば装飾表示回路部8と音声
回路部11とを1枚のサブ制御回路基板に実装するな
ど、何れかの回路部を組み合わせてサブ制御回路基板を
構成しても良い。これら図柄表示回路部7、装飾表示回
路部8、賞球払出制御回路部9、および音声回路部11
は、メイン遊技制御部13からのコマンド信号を一方通
行的に受け入れ動作するようになっている。
【0034】図2は図1に示す図柄表示回路部7の回路
ブロックと、その周辺の回路ブロックとを示す回路ブロ
ック構成図である。ここでは、図柄表示回路部7につい
て説明するが、装飾表示回路部8の場合も同様な回路構
成であるので、説明を省略する。
【0035】図2において、図柄表示回路部7は、図柄
表示部の発光ダイオード(発光ダイオード群Dとして示
す)を制御するための表示制御プログラム、発光色の異
なる発光ダイオードに対する駆動電圧の印加条件、およ
びその他表示制御に必要なデータなどの情報が記憶され
た記憶手段としてのROM20と、このROM20に記
憶された情報に基づいて表示部を制御するための演算処
理を行うCPU19と、このCPU19の演算処理に必
要なデータを一時的に記憶するRAM21と、図柄表示
部を構成する各RGBの発光ダイオードへの印加電圧を
切り換えるための切換信号を発生する切換信号発生回路
102とを備えている。特にROM20には、発光パタ
ーンに応じて点灯制御すべき対象の発光ダイオードの情
報と、当該対象の発光ダイオードの駆動電圧の印加条件
(切換信号SG,SBに関する情報)が記憶されてお
り、メイン遊技制御部13からの表示コマンド信号に基
づいて所定の発光パターンが読み出される。なお、これ
らのROM20、CPU19、RAM21、および切換
信号発生回路102は、例えば図柄表示サブ基板15に
実装されている。
【0036】前記発光ダイオード群DはRGBの発光ダ
イオードがマトリクス状に配置接続されている。即ち、
Rの発光ダイオードLR11,LR12,…(以下、発
光ダイオードLRという)の各アノードはラインaに接
続され、Gの発光ダイオードLG11,LG12,…
(以下、発光ダイオードLGという)の各アノードはラ
インbに接続されている。Bの発光ダイオードLB1
1,LB12,…(以下、発光ダイオードLBという)
の各アノードはラインcに接続されている。
【0037】また、図柄表示回路部7は、一定の電圧を
発生するレギュレータ4と抵抗R1,RXなどを有し電
源回路部12から与えられた電源電圧を降圧・分圧し発
光ダイオードLRと発光ダイオードLGをそれぞれ駆動
させるための所定の駆動電圧を生成する分圧回路101
と、この分圧回路101からの駆動電圧を入力し図柄表
示サブ基板15からのセレクト信号に従って発光ダイオ
ードLRまたは発光ダイオードLGに駆動電圧を与える
G/R用トランジスタアレイ17と、電源回路部12か
らの電源電圧を入力し図柄表示サブ基板15からのセレ
クト信号に従って発光ダイオードLBを駆動させるB用
トランジスタアレイ16と、図柄表示サブ基板15から
のセレクト信号に従って発光ダイオードLR11,LG
11,LB11,…または、発光ダイオードLR12,
LG12,LB12,…というように、発光ダイオード
を選択して駆動させるためのトランジスタアレイ18と
を備えている。また、図柄表示回路部7は、メイン遊技
制御部13からのストローブ信号を入力するためのバッ
ファゲート22を備えている。
【0038】発光ダイオードLR11,LG11,LB
11,…の各カソードは抵抗R11を介してトランジス
タアレイ18の出力端子に接続され、発光ダイオードL
R12,LG12,LB12,…の各カソードは抵抗R
12を介して同じくトランジスタアレイ18の別の出力
端子に接続されている。
【0039】電源回路部12は、遊技機外部からの例え
ばAC24Vの電力を入力して直流に変換し、レギュレ
ータ4にDC12Vの電圧を、図柄表示サブ基板15に
DC5Vの電圧を、音声回路部11にDC12Vの電圧
を、メイン遊技制御部13にDC12Vの電圧をそれぞ
れ与えることができるように構成されている。また、電
源回路部12は、CPU19を電源投入時にリセットさ
せるためのリセット信号を出力できるように構成されて
いる。
【0040】なお、図柄表示回路部7において分圧回路
101は、図柄表示サブ基板15とは別に設けられてい
るが、図柄表示サブ基板15に実装してもよい。これに
より簡単かつ安価な図柄表示サブ基板15を実現するこ
とができる。
【0041】図3は本発明の一実施形態の特徴とする発
光制御回路部10を示す回路図である。図3に示す発光
制御回路部10に含まれる分圧回路101および切換信
号発生回路102は、図2に示す分圧回路101および
切換信号発生回路102に対応する。図3に示す分圧回
路101内のレギュレータ4において、入力端子Vin
はラインL1を介して電源回路部12(図2参照)のD
C12Vの出力端子に接続され、出力端子Voutはラ
インL2を介してG/Rトランジスタアレイ17に接続
されている。
【0042】また、分圧回路101内のトランジスタT
1は、コレクタが抵抗R2を介してレギュレータ4のア
ジャストメント端子Adjに接続され、ベースが抵抗R
4を介してカウンタ回路5の出力端子Q0に接続され、
エミッタが接地ライン(0ボルトの電位)L3に接続さ
れている。また、分圧回路101内のトランジスタT2
は、コレクタが抵抗R3を介してレギュレータ4のアジ
ャストメント端子Adjに接続されると共に抵抗R3,
R1を介してレギュレータ4の出力端子Voutに接続
され、ベースが抵抗R5を介してカウンタ回路5の出力
端子Q1に接続され、エミッタが接地ラインL3に接続
されている。
【0043】ラインL1と接地ラインL3との間には動
作安定や電圧安定のためのコンデンサC1,C2が接続
され、ラインL2と接地ラインL3との間には同じく動
作安定や電圧安定のためのコンデンサC3,C4が接続
されている。
【0044】なお、図2に示す分圧回路101内の抵抗
RXは、図3に示す分圧回路101内の抵抗R2または
抵抗R3に相当し、トランジスタT1またはトランジス
タT2がオンすることにより抵抗値が変わり、レギュレ
ータ4の出力端子Voutから出力される駆動電圧を変
えることができる。
【0045】また、図3において、切換信号発生回路1
02は、CPU19からの電源切換指令信号に従ってク
ロック信号を発生する電源切換回路1、CPU19から
のリセット指令信号に従ってリセット信号を発生するリ
セット信号発生回路2、電源切換回路1からのクロック
信号などに基づいて駆動電圧切換信号を発生するカウン
タ回路5、および前記リセット信号とカウンタ回路5の
出力端子Q2からの信号との論理和をとりカウンタ回路
5のクリア端子CLRにクリア信号を与えるORゲート
3を備えている。カウンタ回路5のクロック端子CKに
は、プルアップ用抵抗R6が接続され、カウンタ回路5
のチップイネーブル端子CEバーは接地されている。
【0046】図5は前記図柄表示回路部7および前記装
飾表示回路部8によりそれぞれ点灯制御される図柄表示
部および装飾表示部を備える遊技機としての例えばパチ
ンコ機の構成を示す正面図である。このパチンコ機は、
遊技盤41と、この遊技盤41内に向けて発射する遊技
球の勢いを調整するためのハンドル42と、遊技盤41
に向けて発射すべき遊技球を貯留しておくための上皿4
3と、この上皿43に貯留しきれない遊技球を受けるた
めの下皿44とを備えている。
【0047】遊技盤41の周縁には、ほぼ円弧状に形成
されたガイドレール51が取り付けられており、ハンド
ル42の操作により発射された遊技球は、ガイドレール
51に案内されて遊技盤41の上部へ導かれる。遊技盤
41には、例えば多数本の障害針(図示せず)が配設さ
れており、遊技盤41の上部に導かれた遊技球は、遊技
盤41の盤面に沿って多数本の障害針の間を通って下方
へ落下していく。
【0048】遊技盤41のほぼ中央には、図柄表示部と
しての図柄表示器(メイン表示器)52が配置されてい
る。図柄表示器52は、例えば、3桁の数字の組み合わ
せを表示可能であって、3個の表示位置52L,52
C,52Rにそれぞれ「1」〜「6」のいずれかの数字
が表示されるようになっている。図柄表示器52の下方
には、遊技球が入球可能な始動口53が配置されてい
る。この始動口53に遊技球が入ると、予め定める個数
の賞球(遊技球)が付与されると共に、遊技者が大当た
り遊技を実行できるか否かを決定するための大当たり抽
選が行われる。
【0049】大当たり抽選の抽選結果は、図柄表示器5
2に表示される。各表示位置52L,52C,52Rの
表示は、始動口53に遊技球が入るのに応答して変動を
開始し、所定時間が経過した後、表示位置52L、52
R,52Cの順に停止されていく。大当たり抽選の抽選
結果は、全ての表示位置52L,52C,52Rの表示
が停止したときに各表示位置52L,52C,52Rに
表示されている数字の組み合わせによって認識すること
ができる。
【0050】なお、各表示位置52L,52C,52R
は、一つの数字が表示されるものに限らず、例えば、縦
1列に3つの数字が表示されるようなものであってもよ
い。また、図柄表示器52は、数字を表示するのみに限
らず、文字や絵柄などを表示するものであってもよい。
【0051】遊技盤41の上方には遊技演出効果を高め
るための装飾表示部45が配置されている。この装飾表
示部45は、図1に示す装飾表示回路部8により表示制
御されるもので、図示しないRGBの発光ダイオードが
マトリクス状に配置され、その上にアクリル板などの様
なカバー46で覆われている。
【0052】始動口53の下方には、例えば左右に長い
長方形状に形成され、複数個の遊技球が同時に入球可能
な大入賞口54が配置されている。この大入賞口54に
関連して、大入賞口54に遊技球を案内する開状態およ
び大入賞口54に遊技球が入るのを阻止する閉状態に開
閉可能な開閉板55が設けられている。即ち、開閉板5
5は、遊技盤41の盤面に沿った状態で大入賞口54を
閉塞して、大入賞口54に遊技球が入るのを阻止するこ
とができ、また、この状態から、大入賞口54の下端縁
に沿って配置された回転軸(図示せず)を中心に手前側
に倒伏することにより、大入賞口54を開放して、大入
賞口54上に落下してくる遊技球を大入賞口54内に導
き入れることができる。この大入賞口54への遊技球の
入球に対しては、予め定める個数(例えば13個)の遊
技球が、図示しない賞球払出装置により賞球として払い
出されるようになっている。大当たり遊技に突入する
と、開閉板55が開状態となり、遊技者は多数個の賞球
を獲得することができる。
【0053】なお、遊技盤41には、始動口53や大入
賞口54の他に、例えば遊技球の入球に対して単に賞球
が付与される普通入賞口、一対の拡開/窄閉可能な羽根
を有する電動チューリップ役物により遊技球の入球が制
限される役物始動口などが配置されてもよい。これらの
入賞口に入らなかった遊技球(アウト球)は、遊技盤4
1の下部に形成されたアウト球回収口56から機内に回
収される。
【0054】図6は表示ユニット60を斜め上方から見
た斜視図である。この表示ユニット60は、遊技盤41
(図5)に背面側から取り付けられた本体ケーシング6
1と、この本体ケーシング61に回転可能に保持された
2つの回転ドラム62,62と、これらの2つの回転ド
ラム62,62の間に配設された1つのドット表示器6
3と、本体ケーシング61を背面側から覆う本体カバー
64とを含む。
【0055】2つの回転ドラム62および1つのドット
表示器63は、図柄表示器52を構成している。ドット
表示器63の外周面のうち格子状の部分は、図5に示す
中央の表示位置に対応した表示面積を有する表示面10
5を成している。なお図柄表示器52は、このような構
成に限らず、例えば、2つのドット表示器63の間に1
つの回転ドラム62を配置するような構成であってもよ
い。また、図柄表示器52は、2つの回転ドラム62お
よび1つのドット表示器63の合計3つの表示器により
構成されるものに限らず、例えば、4つ以上の表示器に
より構成されてもよい。この場合、各表示器に対応して
表示位置も4つ以上設ければよい。各表示器間には、例
えば、演出のための表示器などが設けられてもよい。
【0056】2つの回転ドラム62は、同一の形状およ
び取り付け態様を有しているので、一方の回転ドラム6
2についてのみ説明する。ただし、図6において、各回
転ドラム62の外周面に描かれた数字「1」〜「6」は
省略している。回転ドラム62は、円筒状であって、保
持板65により回転自在に保持されている。保持板65
は、その表面の所定位置にプリント配線(図示せず)が
印刷されており、プリント基板をなしている。
【0057】保持板65には、図示しないモータが取り
付けられている。このモータの駆動軸は回転ドラム62
に連結されており、モータが回転駆動されることにより
回転ドラム62が周方向に回転するようになっている。
回転ドラム62の内部には、バックライト67が配設さ
れている。バックライト67は、その投光面67aが回
転ドラム62の内周面に対向するように、保持板65に
取り付けられている。バックライト67の投光面67a
は、回転ドラム62の内周面に沿った曲面となってお
り、多数個の発光ダイオード(図示せず)が配列されて
いる。これら多数個の発光ダイオードが発光されること
により、投光面67aに対向する回転ドラム62の周面
が明るく照らし出されるようになっている。
【0058】保持板65には、図示しないコネクタが取
り付けられている。このコネクタは、保持板65の表面
に印刷されたプリント配線および保持板65に取り付け
られた配線などを介して、モータ(図示せず)およびバ
ックライト67に接続されている。
【0059】本実施形態では、表示ユニット60が遊技
盤41(図5)に取り付けられた状態で、各回転ドラム
62を図6において矢印Aで示す方向に回転させること
により、図5に示す左の表示位置52Lおよび右の表示
位置52Rに、各回転ドラム62の外周面に描かれた各
数字「1」〜「6」が上から下に変動表示されるように
なっている。なお、各回転ドラム62のうち少なくとも
一方を矢印Aと逆方向に回転させることにより、各数字
「1」〜「6」が下から上に変動表示されるようにして
もよい。
【0060】本体ケーシング61は、上板61a、下板
61b、左側板61c、および右側板61dを含む枠状
であって、各保持板65は本体ケーシング61内に嵌め
込まれる。上板61aおよび下板61bの両端部には、
保持板65を嵌め込むための取付部69が突設されてい
る。各取付部69は前後方向に延びており、切り込み溝
70が前後方向に延びている。各保持板65は、その上
辺および下辺が、それぞれ対応する切り込み溝70に背
面側から嵌め込まれる。そして、各保持板65は、手前
側にスライドされることにより、その前辺が切り込み溝
70の溝端に受け止められ、本体ケーシング61内に取
り付けられる。各保持板65が本体ケーシング61内に
取り付けられた状態で、各回転ドラム62間の間隔はド
ット表示器63の幅に略一致する。
【0061】ドット表示器63は、例えば半円筒状であ
って、その外周面は回転ドラム62の外周面とほぼ等し
い曲率となっている。ドット表示器63が半円筒状に形
成されていることにより、ドット表示器63の背面側に
半円筒状のスペースを確保することができる。これによ
り、例えば、配線などを、そのスペースに収容すること
ができるので、スペースを有効利用することができる。
【0062】上板61aおよび下板61bの略中央に
は、ドット表示器63の図示しない取付片を収容するた
めの収容凹部73が、外側に張出して形成されている。
2つの回転ドラム62およびドット表示器63は、本体
ケーシング61内に取り付けられると、2つの回転ドラ
ム62の間にドット表示器63が挟まれた状態で1列に
隣接され、それぞれの外周面が互いにほぼ面一となる。
これにより、ドット表示器63の表示を回転ドラム62
の表示と同様に遠近感のあるものにすることができるの
で、表示態様の違和感を軽減できる。
【0063】本体ケーシング61の上板61aの両端部
の前縁、および左右側板61c,61dの下端部の前縁
には、表示ユニット60を遊技盤41に取り付けるため
の取付部80が突設されている。各取付部80には2つ
の挿通孔81が形成されており、これらの挿通孔81に
ねじを通して、遊技盤41の背面側に形成されたねじ孔
(図示せず)にねじ込むことにより、表示ユニット60
が遊技盤41に取り付けられる。
【0064】次に、図1〜図3、および図5、図6を参
照して本実施形態に係る遊技機における発光素子の点灯
制御の動作について説明する。R,G,Bの各発光ダイ
オードLR,LG,LBは同一の発光輝度にするため
に、各発光ダイオードLR,LG,LBには同じ値の電
流Iを流す必要がある。各発光ダイオードLR,LG,
LBはそれぞれ順方向電圧降下分が異なるため、前記電
流Iが同じになるように各発光ダイオードLR,LG,
LBへの駆動電圧(印加電圧)を異なる値に設定してい
る。即ち、各発光ダイオードLR,LG,LBの発光輝
度が同じになるように、各発光ダイオードLR,LG,
LBに与える電圧がそれぞれ所定値になるように設定し
ている。
【0065】ここでは、前述したように、Bの発光ダイ
オードLBの順方向電圧降下分がR,Gの発光ダイオー
ドLR,LGの順方向電圧降下分に比べ大きいので、B
の発光ダイオードLBへの駆動電圧を基準として各駆動
電圧を設定している。以下、各発光ダイオードLR,L
G,LBへの各駆動電圧をEr,Eg,Ebとして説明
する。各駆動電圧Er,Eg,Ebは例えば8V,10
V,12Vと言う電圧が考えられるが、これに限らず、
各発光ダイオードに流れる電流が同じになるような駆動
電圧を設定すればよい。
【0066】ここで、説明を解り易くするために、青色
の発光ダイオードLB11、緑色の発光ダイオードLG
11、赤色の発光ダイオードLR11の順に点灯する場
合について述べる。図柄表示サブ基板15のCPU19
は、メイン遊技制御部13からの例えば1ビットのスト
ローブ信号および表示器に青色を表示させるための例え
ば8ビットのパラレル信号からなる青色表示コマンド信
号を入力すると、ROM20に記憶された青色用の駆動
電圧の印加条件に従ってB用トランジスタアレイ16を
動作させ、ラインcに接続された青色の発光ダイオード
LB11を点灯させる。
【0067】この青色の発光ダイオードLB11に対す
る駆動電圧Ebは、電源回路部12から直接与えられる
ことになる。このときは、B用トランジスタアレイ16
は、コモン側信号B1のオンによってラインcを選択
し、電源回路部12からの電源電圧を駆動電圧Ebとし
てライン1cに出力する。また、トランジスタアレイ1
8はセグメント側信号D1のオンによってラインdを選
択し、青色の発光ダイオードLB11からの電流を流
す。なお、このときは、切換信号発生回路102内のカ
ウンタ回路5はリセット状態になっている。
【0068】次に、CPU19は、メイン遊技制御部1
3からの例えば1ビットのストローブ信号および表示器
に緑色を表示させるための例えば8ビットのパラレル信
号からなる緑色表示コマンド信号を入力すると、ROM
20に記憶された緑色用の駆動電圧の印加条件に従って
G/R用トランジスタアレイ17を動作させ、ラインb
に接続された緑色の発光ダイオードLG11を点灯させ
る。この発光ダイオードLG11に対する駆動電圧Eg
は、分圧回路101から与えられる。
【0069】詳しくは、切換信号発生回路102におい
て、電源切換回路1はCPU19からの緑色電源切換指
令信号に従ってクロック信号を発生し、このクロック信
号をカウンタ回路5のクロック端子CKに与える。これ
により、カウンタ回路5からは出力端子Q0からハイレ
ベルの駆動電圧切換信号SGが出力され、分圧回路10
1のトランジスタT1がオンされる。
【0070】したがって、レギュレータ4からは抵抗R
1,R2に基づいて調整された電圧がラインL2に出力
され、この電圧がG/R用トランジスタアレイ17を介
して緑色の発光ダイオードLG11に駆動電圧Egとし
て与えられ、これにより緑色用の発光ダイオードLG1
1が点灯する。
【0071】即ち、この緑色の発光ダイオードLG11
に対する駆動電圧Egは、分圧回路101から与えられ
ることになる。このときは、G/R用トランジスタアレ
イ17は、コモン側信号G1のオンによってラインbを
選択し、分圧回路101からの分圧電圧を駆動電圧Eg
としてラインbに出力する。また、トランジスタアレイ
18はセグメント側信号D1のオンによってラインdを
選択し、緑色の発光ダイオードLG11からの電流を流
す。これにより緑色の発光ダイオードLG11が点灯す
ることになる。
【0072】次に、CPU19は、メイン遊技制御部1
3からの例えば1ビットのストローブ信号および表示器
に赤色を表示させるための例えば8ビットのパラレル信
号からなる赤色表示コマンド信号を入力すると、ROM
20に記憶された赤色用の駆動電圧の印加条件に従って
G/R用トランジスタアレイ17を動作させ、ラインa
に接続された赤色の発光ダイオードLR11を点灯させ
る。この発光ダイオードLR11に対する駆動電圧Er
は、分圧回路101から与えられる。
【0073】詳しくは、切換信号発生回路102におい
て、電源切換回路1はCPU19からの赤色電源切換指
令信号に従ってクロック信号を発生し、このクロック信
号をカウンタ回路5のクロック端子CKに与える。これ
により、カウンタ回路5の出力端子Q0の信号はハイレ
ベルからローレベルになり、これに替わり出力端子Q1
からはハイレベルの駆動電圧切換信号SRが出力され、
分圧回路101のトランジスタT2がオンされる。
【0074】したがって、レギュレータ4からは抵抗R
1,R3に基づいて調整された電圧がラインL2に出力
され、この電圧がG/R用トランジスタアレイ17を介
して赤色の発光ダイオードLR11に駆動電圧Erとし
て与えられ、これにより赤色の発光ダイオードLR11
が点灯する。
【0075】即ち、この赤色の発光ダイオードLR11
に対する駆動電圧Erは、分圧回路101から与えられ
ることになる。このときは、G/R用トランジスタアレ
イ17は、コモン側信号R1のオンによってラインaを
選択し、分圧回路101からの分圧電圧を駆動電圧Er
としてラインaに出力する。また、トランジスタアレイ
18はセグメント側信号D1のオンによってラインdを
選択し、赤色の発光ダイオードLR11からの電流を流
す。これにより、赤色の発光ダイオードLR11が点灯
することになる。
【0076】次に、CPU19は、メイン遊技制御部1
3からの例えば1ビットのストローブ信号および表示器
に青色を表示させるための例えば8ビットのパラレル信
号からなる青色表示コマンド信号を入力すると、これに
応答して、切換信号発生回路102の電源切換回路1は
CPU19からの青色電源切換指令信号に従ってクロッ
ク信号を発生し、このクロック信号をカウンタ回路5の
クロック端子CKに与える。これにより、カウンタ回路
5の出力端子Q1の信号はハイレベルからローレベルに
なり、これに替わり出力端子Q2からはハイレベルの信
号が出力され、ORゲート3を介してカウンタ回路5の
クリア端子CLRに与えられ、カウンタ回路5はクリア
される。
【0077】したがって、このときはカウンタ回路5の
出力端子Q0,Q1の信号はローレベルとなっているの
で、分圧回路101のトランジスタT1,T2はオフ状
態であり、レギュレータ4からは電圧が出力されない。
結果として、発光ダイオードLG11,LR11は点灯
されず、発光ダイオードLB11が点灯されることにな
る。
【0078】このようにして、発光ダイオードが色毎に
切り換えられ、しかも各色の発光ダイオードには一定の
電流が流れるので、各色の発光ダイオードの発光輝度は
同一となる。
【0079】なお、上記の説明では、赤色の発光ダイオ
ードLR11、緑色の発光ダイオードLG11、青色の
発光ダイオードLB11の点灯制御について述べたが、
他の発光ダイオードLR12,LG12,LB12など
の点灯制御についても同様である。
【0080】図4は本発明の他の実施形態における図柄
表示回路部の回路ブロック、およびその周辺の回路ブロ
ックを示す回路ブロック構成図である。図4において、
図2に示す構成要素に相当するものには、同一の符号を
付し、その説明を省略する。
【0081】図4における図柄表示回路部107では、
赤色の発光ダイオードの順方向電圧降下分と緑色の発光
ダイオードの順方向電圧降下分とは前述したように降下
分が近いので、発光輝度の差異は小さく、青色の発光ダ
イオードの発光輝度との差異のみを強調したいときは、
赤色の発光ダイオードと緑色の発光ダイオードとには共
通の駆動電圧を印加するように構成されている。即ち、
図柄表示回路部107内の分圧回路101は、青色の発
光ダイオードLB11,LB12を駆動させるための駆
動電圧Ebと、緑色の発光ダイオードLG11,LG1
2または赤色の発光ダイオードLR11,LR12を駆
動させるための駆動電圧Egr(<Eb)とを例えばE
b,Egr,Egr,Eb,…の順にラインL2に出力
する。
【0082】したがって、青色の発光ダイオードLB1
1,LB12を駆動するときは、ラインcが選択された
B用トランジスタアレイ16を介して駆動電圧Ebが発
光ダイオードLB11,LB12に印加される。次に、
緑色の発光ダイオードLG11,LG12を駆動すると
きは、ラインbが選択されたG/R用トランジスタアレ
イ17を介して駆動電圧Egrが発光ダイオードLG1
1,LG12に印加される。更に、赤色の発光ダイオー
ドLR11,LR12を駆動するときは、ラインaが選
択されたG/R用トランジスタアレイ17を介して駆動
電圧Egrが発光ダイオードLR11,LR12に印加
される。このようにして、順次、駆動電圧が、青色,緑
色,赤色の発光ダイオードに印加されていくことによ
り、各色の発光ダイオードがほぼ同じ発光輝度で順次点
灯していく。
【0083】この図4に示す実施形態の場合は、青色の
発光ダイオードおよび緑色の発光ダイオードの駆動電圧
を共通とし、この駆動電圧と赤色の発光ダイオードの駆
動電圧とを切り替える2系統としたので、図2に示す実
施形態に比べ回路構成が若干簡素化される。
【0084】なお、以上説明した各実施形態では、RG
Bの各発光ダイオードの発光輝度が同一になるように駆
動電圧を制御したが、駆動電圧を変えることにより、各
発光ダイオードの発光輝度を可変にできることは言うま
でもない。
【0085】本実施形態のパチンコ機における図柄表示
器52のRGBの各発光ダイオードは、前記図柄表示回
路部7により点灯制御され、しかも各発光ダイオードは
同一の発光輝度で発光するように発光制御される。ま
た、装飾表示器45のRGBの各発光ダイオードについ
ても、前記装飾表示回路部8に点灯制御され、この場合
も、各発光ダイオードは同一の発光輝度で発光するよう
に発光制御される。なお、前記装飾表示回路部の詳細な
回路の説明を省略したが、図2に示す図柄表示回路部7
または図4に示す図柄表示回路部107の部分を装飾表
示回路部に置き換えればよい。また、図柄表示部や装飾
表示部における発光ダイオードの発光制御に限らず、遊
技機における表示部の発光ダイオードであれば、全て適
用できることは言うまでもない。なお、本発明はパチン
コ機に限らず、スロットマシンやその他の遊技機に適用
されてもよい。
【0086】本実施形態によれば、図柄表示回路部に分
圧回路を設けることにより、メイン遊技制御部からの指
示に基づく分圧電圧を発生でき、この分圧電圧と電源回
路部からの電源電圧とを切り換えて発光ダイオードに供
給できるので、簡単かつ安価に多色発光ダイオードの発
光制御を行える遊技機を提供することができる。
【0087】なお、本実施形態では発光素子として発光
ダイオードを用いたが、それに限らず、発光素子として
例えばEL(エレクトロルミネッセンス)素子などを用
いても良い。
【0088】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、遊技を行
うための遊技制御プログラムに基づいて遊技に関する制
御を行うメイン遊技制御部と、該メイン遊技制御部の制
御に基づき遊技に関する動作を行う遊技機各部をそれぞ
れ制御するための各種のサブ遊技制御部と、前記メイン
遊技制御部および前記サブ遊技制御部に電源電圧を与え
る電源回路部とを備えた遊技機において、前記遊技機各
部のうちの表示部を構成する複数の発光素子に与える電
圧が所定値になるように該電圧を制御する発光制御回路
部を設けたので、前記表示部を構成する複数の発光素子
は、例えば各発光素子の発光輝度が同じになるように前
記所定値を設定すると、前記発光制御回路部の制御によ
り、発光色に関係なく、それぞれ同一の発光輝度にする
ことができ例えば、Rの発光ダイオード、Gの発光ダイ
オード、Bの発光ダイオードは、それぞれ同一の発光輝
度にすることができ、前記表示部は発光輝度バランスの
良い発光色を呈することが可能になる。したがって、発
光輝度のバランスの取れた表示部としての表示器を安価
に提供でき、遊技機における遊技の演出効果も高めるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るパチンコ機の電気
的な構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の一実施形態における図柄表示回路部
およびその周辺回路を示す回路ブロック図である。
【図3】 図2に示す図柄表示回路部に含まれる発光制
御回路部の回路図である。
【図4】 本発明の他の実施形態における図柄表示回路
部およびその周辺回路を示す回路ブロック図である。
【図5】 本発明の一実施形態に係るパチンコ機の構成
を示す正面図である。
【図6】 図5に示すパチンコ機の表示ユニットを斜め
上方から見た斜視図である。
【符号の説明】
7,107…図柄表示回路部 8…装飾表示回路部 10…発光制御回路部 12…電源回路部 13…メイン遊技制御部 14…サブ遊技制御部 20…ROM(記憶手段) 45…装飾表示器(表示部) 52…図柄表示器(表示部) 101…分圧回路(分圧手段) 102…切換信号発生回路(切換信号発生手段) LR11,LR12…R(赤色)の発光ダイオード(発
光素子) LG11,LG12…G(緑色)の発光ダイオード(発
光素子) LB11,LB12…B(青色)の発光ダイオード(発
光素子)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技を行うための遊技制御プログラムに
    基づいて遊技に関する制御を行うメイン遊技制御部と、
    該メイン遊技制御部の制御に基づき遊技に関する動作を
    行う遊技機各部をそれぞれ制御するための各種のサブ遊
    技制御部と、前記メイン遊技制御部および前記サブ遊技
    制御部に電源電圧を与える電源回路部とを備えた遊技機
    において、前記遊技機各部のうちの表示部を構成する複
    数の発光素子に与える電圧が所定値になるように該電圧
    を制御する発光制御回路部を設けたことを特徴とする遊
    技機。
  2. 【請求項2】 前記所定値を、前記各発光素子の発光輝
    度が、同じ、または略同じになるような値にそれぞれ設
    定することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記表示部は、少なくとも2種類の発光
    色を放つ複数の発光素子を含み構成したことを特徴とす
    る請求項1に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記発光制御回路部は、前記電源回路部
    から与えられた電源電圧を分圧し、前記各発光素子を駆
    動させるための所定の駆動電圧を生成する分圧手段を含
    み構成したことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 前記発光制御回路部は、前記メイン遊技
    制御部からの表示コマンドに従って前記分圧手段による
    分圧電圧を切り換えるための切換信号を発生する切換信
    号発生手段を含み構成したことを特徴とする請求項1ま
    たは請求項3に記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 前記発光制御回路部は、前記各発光素子
    の陽極側で各発光素子への印加電圧を切り換える制御を
    行うように構成したことを特徴とする請求項1に記載の
    遊技機。
  7. 【請求項7】 前記発光制御回路部は、発光色の異なる
    発光素子に対する駆動電圧の印加条件を予め記憶した記
    憶手段を含み構成したことを特徴とする請求項1に記載
    の遊技機。
  8. 【請求項8】 前記発光制御回路部は、前記メイン遊技
    制御部からの指示に基づいた発光素子を駆動させると
    き、当該発光素子に対する駆動電圧の印加条件を前記記
    憶手段から読み出し、この読み出した印加条件に応じ
    て、前記電源回路部からの電源電圧、または前記分圧手
    段からの分圧電圧を当該発光素子に与えるように構成し
    たことを特徴とする請求項1または請求項4または請求
    項7に記載の遊技機。
  9. 【請求項9】 前記発光素子としては発光ダイオード、
    または/およびEL素子を用いることを特徴とする請求
    項1〜8の何れかに記載の遊技機。
  10. 【請求項10】 前記発光素子は、前記表示部において
    マトリクス状に配置接続され、ダイナミック駆動制御さ
    れることを特徴とする請求項1〜9の何れかに記載の遊
    技機。
  11. 【請求項11】 前記サブ遊技制御部は、回路の種類毎
    に独立した複数のサブ制御回路基板で構成されたことを
    特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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