JP3935688B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機やスロットマシンなどで代表される遊技機に関し、特に遊技に関する情報を表示するための表示部を構成する複数の発光素子を点灯制御する点灯制御回路部を有する遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機やスロットマシンなどの遊技機においては、図柄表示や装飾表示などを行うための図柄表示部(ドットマトリクス図柄変動表示器)や装飾表示部(装飾用表示器)の発光素子として例えば発光ダイオードが多く使用されており、最近、特に遊技演出効果を高めるために、RGB(赤緑青)の3色の発光ダイオードを複合使用する傾向にある。このようなRGBの発光ダイオードを多色点灯制御する簡易な点灯制御方式として、ダイナミック点灯制御方式が一般に用いられている
【0003】
図6は従来の遊技機における点灯制御回路部の回路構成を示すブロック図である。ここでは、点灯制御回路部は、例えば図柄表示制御サブ基板に実装されているものとして説明する。なお、従来から遊技機においては、メイン遊技制御部とは別個に賞球払出制御基板、ランプ制御基板、発射制御基板、音声制御基板などの周辺サブ制御基板を各サブCPUにより分担制御している。そして、従来のランプ制御基板のうち、例えば図柄表示制御サブ基板でも、3ポートタイプのものであれば、ピン数が40ピン程度のCPUを使用し、1個のポートをメイン遊技制御部からの受信用に、また残りの2個のポートを発光ダイオードの駆動電圧の制御用と、発光ダイオードの電流の引き込み制御用とに用いている。
【0004】
点灯制御回路部は、図示しないメイン遊技制御部からの表示コマンドなどにより図柄表示部の発光ダイオードを制御するための演算処理を行うサブCPU1と、このサブCPU1からの表示データに基づいてアノード側選択信号を出力するアノード側制御ポート2と、このアノード側制御ポート2からのアノード側選択信号に従って図柄表示部の発光ダイオードのアノードに電圧を与えるアノード側トランジスタアレイ3と、サブCPU1からの表示データに基づいてカソード側選択信号を出力するカソード側制御ポート4と、このカソード側制御ポート4からのカソード側選択信号に従って前記発光ダイオードのカソードからの電流を引き込むカソード側トランジスタアレイ5とを備えている。
【0005】
アノード側トランジスタアレイ3の各出力端子とカソード側トランジスタアレイ5の各出力端子との間には、例えば、電流制限用抵抗r1を介して青色の発光ダイオードLB1が接続され、また、電流制限用抵抗r2を介して赤色の発光ダイオードLR1,LR2が接続され、更に、電流制限用抵抗r3を介して緑色の発光ダイオードLG1,LG2が接続されている。なお、アノード側トランジスタアレイ3の出力端子とカソード側トランジスタアレイ5の出力端子の間には図示以外に複数の発光ダイオードが接続されている。
【0006】
次に図6に示す点灯制御回路部の動作について説明する。メイン遊技制御部からの例えば赤色を表示させるための赤色表示コマンドを受けたサブCPU1は、赤色表示データを出力してアノード側制御ポート2に与える。このアノード側制御ポート2は前記赤色表示データに基づいて赤色の発光ダイオードLR1,LR2を点灯させるための赤色アノード側選択信号を出力してアノード側トランジスタアレイ3に与える。これにより、アノード側トランジスタアレイ3は赤色の発光ダイオードLR1,LR2のアノードに駆動電圧を与える。
【0007】
一方、カソード側制御ポート4は、サブCPU1からの赤色表示データに基づいて赤色の発光ダイオードLR1,LR2を点灯させるための赤色カソード側選択信号を出力してカソード側トランジスタアレイ5に与える。これにより、カソード側トランジスタアレイ5は赤色の発光ダイオードLR1,LR2のカソードからの電流を引き込む。したがって、赤色の発光ダイオードLR1,LR2が点灯することになる。
【0008】
このような従来の遊技機に備えられる点灯制御回路部では、各発光ダイオードのアノード側にコモン信号(同じ電圧の駆動電圧)を与え、各発光ダイオードのカソード側(セグメント側)に接続された電流制限用抵抗を通じて発光ダイオードの通電電流を引き込むことにより、各発光ダイオードの点灯制御を行う回路構成となっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図柄表示部や装飾表示部を多色点灯させるために、RGBの各発光ダイオードを用いて点灯制御を行うが、RGBの各発光ダイオードの順方向電圧降下分(例えばR;1.2V、G;1.7V、B;3.8V)が特性により異なるので、Bの発光ダイオードをRの発光ダイオードやGの発光ダイオードに並列接続した場合、Bの発光ダイオードの発光輝度がR,Gの発光ダイオードの発光輝度に比べ暗くなる。そこで、Bの発光ダイオードの発光輝度がR,Gの発光ダイオードの発光輝度と同じ位になるように、Bの発光ダイオードのカソード側の電流引き込み線にBの発光ダイオード専用の電流制限用抵抗を設けることによりBの発光ダイオードの引き込み電流を調整するような構成が考えられる。
【0010】
ところが、表示部の発光ダイオードを増やす場合などにおいて、R,Gの発光ダイオードの引き込み電流に対する制御は勿論、Bの発光ダイオード専用の引き込み電流に対する制御を行うために、サブCPUの制御プログラムを増やす必要があり、また、前記引き込み電流専用の制御ポートも余分に必要となり、それに伴ってサブCPUとしてはピン数の多い大型のCPUを用いなければならず、これにより点灯制御回路部はコストアップを招くという課題があった。
【0011】
本発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、各発光素子の陰極側で各発光素子の駆動を切り換える制御を行うことにより、表示部の発光素子を増設する場合でも、サブCPUのサイズ、制御ポート、制御プログラムなどを増やすことなく、対処できる点灯制御回路部を備えた遊技機を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
斯かる課題を解決するべく、本発明は、遊技を行うための遊技制御プログラムに基づいて遊技に関する制御を行うメイン遊技制御部と、該メイン遊技制御部の制御に基づき遊技に関する動作を行う遊技機各部をそれぞれ制御するための各種のサブ遊技制御部と、前記サブ遊技制御部に備えられるサブCPUからの表示データ信号に基づいて選択された複数の発光素子を点灯制御する点灯制御回路部とを備える遊技機において、前記点灯制御回路部は、発光素子の陽極側に駆動電圧を印加する駆動電圧印加手段と、前記駆動電圧が印加された発光素子の陰極側からの電流を引き込むための電流経路を前記表示データ信号に基づいて選択して該電流を流す電流経路選択手段とを備えて構成され、前記駆動電圧印加手段は、サブCPUからの表示データ信号に基づいて発光素子の陽極側を選択するための選択信号を出力する陽極側選択信号出力回路と、該陽極側選択信号出力回路からの選択信号に従って発光素子の陽極側に駆動電圧を与える陽極側駆動回路とを備え、前記電流経路選択手段は、サブCPUからの表示データ信号に基づいて電流経路を選択するための電流経路選択信号を出力する複数の電流経路選択信号出力回路と、該電流経路選択信号出力回路からの電流経路選択信号に従って電流経路を選択して発光素子の陰極側からの電流を引き込む複数の電流引込回路とを備え、前記サブCPUと前記複数の電流経路選択信号出力回路とは、各電流経路選択信号出力回路に対応して分岐する共通の信号線によって接続されて、前記サブCPUからの前記表示データ信号が各電流経路選択信号出力回路に同時に入力されるとともに、各電流経路選択信号出力回路には陽極側からの信号が入力可能に構成され、前記サブCPUから表示データ信号が入力される前記各電流経路選択信号出力回路のうち、前記陽極側からの信号が入力された電流経路選択信号出力回路が選択的に動作可能な状態とされることを特徴とする遊技機を提供するものである。
【0013】
斯かる発明によれば、点灯制御回路部を設けたことにより、選択された発光素子の陽極側には駆動電圧が印加され、該駆動電圧が印加された発光素子の陰極側からの電流は選択された電流経路から流れ、該発光素子は点灯することになる。このように各発光素子の陰極側で各発光素子の駆動の切り換えを制御することができ、表示部の発光素子を増設する場合でも、サブCPUのサイズ、制御ポート、制御プログラムなどを増やすことなく、簡単な回路構成で対処でき、これにより低コストで点灯制御を実現することができる。
【0014】
好ましくは、前記表示部は、少なくとも2種類の発光色を放つ複数の発光素子を含み構成する。
【0015】
斯かる発明によれば、前記表示部は、少なくとも2種類の発光色を放つ複数の発光素子を含み構成されているので、異なる報知をそれぞれ異なる発光色で行うことができる。
【0016】
好ましくは、前記点灯制御回路部は、表示データに基づいて選択された発光素子の陽極側に駆動電圧を印加する駆動電圧印加手段を含み構成する。
【0017】
斯かる発明によれば、前記駆動電圧印加手段を設けたことにより、表示データに基づいて選択された発光素子の陽極側には駆動電圧が印加される。したがって駆動電圧が印加された発光素子の陰極側からの電流を引き込めば、該発光素子は点灯可能になる。
【0018】
好ましくは、前記点灯制御回路部は、駆動電圧が印加された発光素子の陰極側からの電流を引き込むための電流経路を表示データに基づいて選択して該電流を流す電流経路選択手段を含み構成する。
【0019】
斯かる発明によれば、前記電流経路選択手段を設けたことにより、駆動電圧が印加された発光素子の陰極側がらの電流を引き込むための電流経路が表示データに基づいて選択され、該発光素子に電流が流れ、該発光素子が点灯する。したがって、発光素子の陰極側で点灯切換制御が可能となり、表示部の発光素子を増設する場合にも、サブCPUのサイズ、制御ポート、制御プログラムなどを増やすことなく、簡単な回路構成で対処できる。
【0020】
好ましくは、前記点灯制御回路部は、駆動電圧が印加された発光素子の陰極側からの電流を引き込むための電流経路を前記発光素子の陽極側の信号に基づいて選択して該電流を流す電流経路選択手段を含み構成する。
【0021】
斯かる発明によれば、前記電流経路選択手段を設けたことにより、駆動電圧が印加された発光素子の陰極側からの電流を引き込むための電流経路が該発光素子の陽極側からの信号に基づいて選択され、該発光素子に電流が流れ、該発光素子が点灯する。したがって、発光素子の陰極側で点灯切換制御が可能となり、表示部の発光素子を増設する場合にも、サブCPUのサイズ、制御ポート、制御プログラムなどを増やすことなく、簡単な回路構成で対処できる。
【0022】
好ましくは、 前記駆動電圧印加手段は、表示データに基づいて発光素子の陽極側を選択するための選択信号を出力する陽極側選択信号出力回路と、該陽極側選択信号出力回路からの選択信号に従って発光素子の陽極側に駆動電圧を与える陽極側駆動回路とを含み構成する。
【0023】
斯かる発明によれば、前記駆動電圧印加手段に前記陽極側選択信号出力回路および前記陽極側駆動回路を設けることにより、表示データに基づいた選択信号が出力され、該選択信号に従って発光素子の陽極側に駆動電圧が印加される。該駆動電圧が印加された発光素子に電流を流すと、該発光素子は点灯可能となる。
【0024】
好ましくは、前記電流経路選択手段は、表示データに基づいて電流経路を選択するための電流経路選択信号を出力する電流経路選択信号出力回路と、該電流経路選択信号出力回路からの電流経路選択信号に従って電流経路を選択して発光素子の陰極側からの電流を引き込む電流引込回路とを含み構成する。
【0025】
斯かる発明によれば、前記電流経路選択手段に前記電流経路選択信号出力回路および電流引込回路を設けることにより、表示データに基づいた電流経路選択信号が出力され、該電流経路選択信号に従って電流経路が選択され、該電流経路を介して発光素子の電流が引き込まれる。
【0026】
好ましくは、前記発光素子が所定の発光輝度になるように前記電流経路に電流制限用の抵抗を介在させる。
【0027】
斯かる発明によれば、前記電流経路に電流制限用の抵抗を介在させたので、前記発光素子を所定の発光輝度にすることができる。例えば、各色の発光素子の発光輝度を同じ、または同じ位にすることができる。
【0028】
好ましくは、予めグループ分けされた複数の発光素子におけるグループ毎の発光素子の陰極側と、該グループ毎の各発光素子の電流をそれぞれ流す各電流経路の電流受入側とを接続する構成とする。
【0029】
斯かる発明によれば、グループ毎の各発光素子の陰極側と各電流経路の電流受入側とがそれぞれ接続されるので、各発光素子に対応した電流を流すことが可能になり、各発光ダイオードを所定の発光輝度にすることができる。
【0030】
好ましくは、前記電流引込回路は、陰極側が共通接続された第1,第2の発光素子に対して第1の発光素子の電流を第1の電流経路を介して引き込む第1の電流引込回路と、第2の発光素子の電流を第2の電流経路を介して引き込む第2の電流引込回路とを有する。
【0031】
斯かる発明によれば、第1の発光素子の電流は第1の電流引込回路により第1の電流経路を介して引き込み、第2の発光素子の電流は第2の電流引込回路により第2の電流経路を介して引き込む。これにより、第1の発光素子と第2の発光素子を別々に点灯させることができる。
【0032】
好ましくは、前記第1の電流引込回路および前記第2の電流引込回路は、前記表示データに従って動作が選択的に切換えられ、前記第1の発光素子および前記第2の発光素子のうちの何れかを点灯させるように構成する。
【0033】
斯かる発明によれば、前記表示データが例えば第1の発光素子の表示させるためのものである場合、第1の電流引込回路が動作して、第1の発光素子が点灯する。
【0034】
好ましくは、前記発光素子としては発光ダイオードまたは/およびEL素子を用いる。
【0035】
斯かる発明によれば、前記発光素子として発光ダイオードまたは/およびEL素子を用いることにより、消費電力が少なくて済み、また、表示の点滅の応答速度が速いので報知を素速くできる。
【0036】
好ましくは、前記発光素子は、前記表示部においてマトリクス状に配置接続され、ダイナミック駆動制御される。
【0037】
斯かる発明によれば、前記発光素子が、マトリクス状に配置接続され、ダイナミック駆動制御されるので、制御線の本数が少なくて済む。
【0038】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。
【0039】
図1は本発明の一実施形態に係る遊技機に備えられるメイン遊技制御部および図柄表示制御部の回路構成を示すブロック図である。図1において、メイン遊技制御部Aは、遊技を行うための遊技制御プログラムに基づいて遊技に関する制御を行うもので、メインCPU8と、このメインCPU8の出力端子にメインCPUバス16を介して入力端子がそれぞれ接続されている出力ポート9,10と、出力ポート9の出力端子にパラレル信号線17を介して入力端子が接続されている出力バッファ11と、出力ポート10の出力端子に図柄データ書き込み信号線18を介して入力端子が接続されている出力バッファ12とを備えている。
【0040】
図柄表示制御部Bは、入力端子がパラレル信号線19を介して出力バッファ11の出力端子に接続されている入力バッファ13と、入力端子が図柄データ書き込み信号線20を介して出力バッファ12の出力端子に接続されている入力バッファ14と、入力端子が信号線22を介して入力バッファ14の出力端子に接続されている入力バッファ15と、データ入力端子がパラレル信号線21を介して入力バッファ13の出力端子に接続されていると共にストローブ端子が図柄データ書き込み信号線23を介して入力バッファ15の出力端子に接続されているサブCPU1とを備えている。サブCPU1は内蔵I/Oポート1aを有する。
【0041】
次に前記メインCPU8および前記サブCPU1の動作について説明する。遊技機に電源が投入されると、メインCPU8は電源投入時の1割り込み目で自体の割り込み処理を行うが、サブCPU1に対しては何の処理も行なわず、2割り込み目で電源投入時のデータをサブCPU1へ送信する。一方、サブCPU1は電源投入時には図示しないRAMの全ての内容をクリアし、図柄表示に関するデータの初期化処理を行う。但し、賞球払出用基板に搭載されるサブCPUにおいては、賞球払出データをバックアップ可能とするときはクリアされない。
【0042】
例えば、図2(b)に示すような図柄表示データおよび図2(a)に示すようなストローブ信号(図柄データ書き込み信号)がメインCPU8から出力されると、図柄表示データは、出力ポート9、出力バッファ11、および入力バッファ13を介してサブCPU1の内蔵I/Oポート1aに入力され、ストローブ信号は、出力ポート10、出力バッファ12、入力バッファ14、および入力バッファ15を介してサブCPU1に入力される。サブCPU1ではストローブ信号に従って図柄表示データを読み込み記憶する。この後の処理は、次に述べる点灯制御回路部において説明する。
【0043】
図3は本発明の一実施形態に係る遊技機に備えられる特徴とする点灯制御回路部の回路構成を示すブロック図である。図3において、サブCPU1は図1に示すサブCPU1に相当する。点灯制御回路部Eは、サブCPU1からの図柄表示データに基づいて選択された発光ダイオード(発光素子)のアノード側(陽極側)に駆動電圧を印加する駆動電圧印加手段と、前記駆動電圧が印加された発光ダイオードのカソード側(陰極側)からの電流を引き込むための電流経路を表示データに基づいて選択して該電流を流す電流経路選択手段とを備えている。なお、その他複数の発光ダイオードは図示しないが、図柄表示部などにおいて複数の発光ダイオードはマトリクス状に配置接続され、ダイナミック駆動制御される。
【0044】
即ち、前記駆動電圧印加手段は、サブCPU1からの図柄表示データに基づいて発光ダイオードのアノード側を選択するための選択信号を出力する陽極側選択信号出力回路としてのアノード側制御ポート2と、このアノード側制御ポート2からの選択信号に従って発光ダイオードのアノード側に駆動電圧を与える陽極側駆動回路としてのアノード側トランジスタアレイ3とから構成される。前記電流経路選択手段は、サブCPU1からの図柄表示データに基づいて電流経路を選択するための電流経路選択信号を出力する電流経路選択信号出力回路としてのカソード側制御ポート4,6と、該カソード側制御ポート4,6からの電流経路選択信号に従って電流経路を選択して発光ダイオードのカソード側からの電流を引き込む電流引込回路としてのカソード側トランジスタアレイ5,7と、各入力端子がアノード側制御ポート2とアノード側トランジスタアレイ3間の選択信号線d1,d2にそれぞれ接続されていると共に出力端子がカソード側制御ポート4のコントロール端子1Gバー,2Gバーに接続されているNORゲート24と、入力端子が選択信号線d3に接続されていると共に出力端子がカソード側制御ポート6のコントロール端子1Gバー,2Gバーに接続されているNOTゲート25とを備えている。
【0045】
アノード側トランジスタアレイ3の各出力端子D0,D1,D2,D3,D4,D5には各発光ダイオードLB3,LR3,LB2,LG1,LB1,LR1のアノードがそれぞれ接続されている。カソード側トランジスタアレイ5の各出力端子D0,D1,D2,…には各電流制限用抵抗r01,r11,r21,…の一端がそれぞれ接続されており、電流制限用抵抗r01の他端には発光ダイオードLR1,LB1のカソードがそれぞれ接続され、電流制限用抵抗r11の他端には発光ダイオードLG1,LB2のカソードがそれぞれ接続され、また、電流制限用抵抗r21の他端には発光ダイオードLR3,LB3のカソードがそれぞれ接続されている。なお、例えば、発光ダイオードLR1と発光ダイオードLB1とで1つのグループとし、発光ダイオードLG1と発光ダイオードLB2とで別の1つのグループとし、1つのグループの各発光ダイオードに対応して各電流経路がそれぞれ設けられる。
【0046】
カソード側トランジスタアレイ7の各出力端子D0,D1,D2,…には各電流制限用抵抗r02,r12,r22,…の一端がそれぞれ接続されており、電流制限用抵抗r02の他端には発光ダイオードLR1,LB1のカソードがそれぞれ接続され、電流制限用抵抗r12の他端には発光ダイオードLG1,LB2のカソードがそれぞれ接続され、また、電流制限用抵抗r22の他端には発光ダイオードLR3,LB3のカソードがそれぞれ接続されている。電流制限用抵抗r01,r11,r21,…は赤色または緑色の発光ダイオードの電流制限に用いられ、電流制限用抵抗r02,r12,r22,…は青色の発光ダイオードの電流制限に用いられる。例えば、青色の発光ダイオードの発光輝度が赤色の発光ダイオードおよび緑色の発光ダイオードの発光輝度と同じまたは同じ位になるようにしたい場合は、電流制限用抵抗r02,r12,r22,…の抵抗値を、電流制限用抵抗r01,r11,r21の抵抗値よりも小さくすれば良い。また、当該発光ダイオードの発光輝度を変えたい場合は、当該発光ダイオードに対応する電流経路の抵抗を変えれば良い。
【0047】
なお、アノード側制御ポート2は、例えばD型フリップフロップなどで実現される回路である。また、カソード側制御ポート4,6は、例えば非反転型スリーステートバッファなどで実現される回路である。これらアノード側制御ポート2やカソード側制御ポート4,6はサブCPU1に内蔵しても良い。
【0048】
次に図3に示す点灯制御回路部Eの動作について説明する。ここで、選択信号線d1には赤色の発光ダイオードを選択するための赤色選択信号が伝送され、選択信号線d2には緑色の発光ダイオードを選択するための緑色選択信号が伝送され、また、選択信号線d3には青色の発光ダイオードを選択するための青色選択信号が伝送されるものとする。
【0049】
先ず青色の発光ダイオードLB3を点灯させる場合の動作について説明する。メイン遊技制御部A(図1参照)のメインCPU8からのコマンドに含まれる青色表示を示すコマンドを受け取ったサブCPU1は、青色表示のデータ信号を表示データ線a3を介してアノード側制御ポート2に与える。これに応答して、アノード側制御ポート2は選択信号線d3に青色選択信号を出力し、これによりアノード側トランジスタアレイ3は出力端子D0から駆動電圧を出力し、発光ダイオードLB3のアノードに与える。
【0050】
また、サブCPU1は青色表示のデータ信号を表示データ線b3を介してカソード側制御ポート6にも与える。カソード側制御ポート6ではコントロール端子1Gバー,2Gバーに選択信号線d3からの青色選択信号がNOTゲート25を介して与えられるので、カソード側制御ポート6は動作可能状態となり、選択信号線f3に青色選択信号を出力する。これにより、カソード側トランジスタアレイ7は、出力端子D2をオンし、青色の発光ダイオードLB3のカソードからの電流を引き込むための電流経路を形成し、その電流を電流制限用抵抗r22を介して引き込み、青色の発光ダイオードLB3を点灯させる。
【0051】
次に赤色の発光ダイオードLR3を点灯させる場合の動作について説明する。メイン遊技制御部A(図1参照)のメインCPU8からのコマンドに含まれる赤色表示を示すコマンドを受け取ったサブCPU1は、赤色表示のデータ信号を表示データ線a1を介してアノード側制御ポート2に与える。これに応答して、アノード側制御ポート2は選択信号線d1に赤色選択信号を出力し、これによりアノード側トランジスタアレイ3は出力端子D1から駆動電圧を出力し、発光ダイオードLR3のアノードに与える。
【0052】
また、サブCPU1は赤色表示のデータ信号を表示データ線b1を介してカソード側制御ポート4にも与える。カソード側制御ポート4ではコントロール端子1Gバー,2Gバーに選択信号線d1からの赤色選択信号がNORゲート24を介して与えられるので、カソード側制御ポート4は動作可能状態となり、選択信号線e1に赤色選択信号を出力する。これにより、カソード側トランジスタアレイ5は、出力端子D2をオンし、赤色の発光ダイオードLR3のカソードからの電流を引き込むための電流経路を形成し、その電流を電流制限用抵抗r21を介して引き込み、赤色の発光ダイオードLR3を点灯させる。なお、他の発光ダイオードについても同様な動作により点灯制御される。
【0053】
このように点灯制御回路部Eでは、赤色の発光ダイオードLR1,LR3および緑色の発光ダイオードLG1などの赤色および緑色の発光ダイオードはカソード側トランジスタアレイ5により開状態となる電流経路で電流を引き込み、青色の発光ダイオードLB1,LB2,LB3などの青色の発光ダイオードはカソード側トランジスタアレイ7により開状態となる電流経路で電流を引き込んでいるので、各電流経路の電流制限用抵抗の抵抗値を変えれば、各発光ダイオードの発光輝度を変えることができるし、また、各発光ダイオードの発光輝度を同じ、または同じ位にすることもできる。また、各発光ダイオードのカソード側で電流経路を選択することにより、各発光ダイオードの点灯を切り換えているので、表示部に発光ダイオードを増設しても、サブCPUのサイズ、制御ポート、制御プログラムなどを増やす必要がなく、点灯制御に対処することができる。
【0054】
なお、本実施形態では、アノード側制御ポート2からの信号によりカソード側トランジスタアレイ5とカソード側トランジスタアレイ7との動作を切り換えたが、それに限らず、アノード側トランジスタアレイ3からの信号(発光ダイオードの陽極側からの信号)により前記動作を切り換えても良い。
【0055】
図4は前記図柄表示制御部Bにより点灯制御される図柄表示部を備える遊技機としての例えばパチンコ機の構成を示す正面図である。このパチンコ機は、遊技盤41と、この遊技盤41内に向けて発射する遊技球の勢いを調整するためのハンドル42と、遊技盤41に向けて発射すべき遊技球を貯留しておくための上皿43と、この上皿43に貯留しきれない遊技球を受けるための下皿44とを備えている。
【0056】
遊技盤41の周縁には、ほぼ円弧状に形成されたガイドレール51が取り付けられており、ハンドル42の操作により発射された遊技球は、ガイドレール51に案内されて遊技盤41の上部へ導かれる。遊技盤41には、例えば多数本の障害針(図示せず)が配設されており、遊技盤41の上部に導かれた遊技球は、遊技盤41の盤面に沿って多数本の障害針の間を通って下方へ落下していく。
【0057】
遊技盤41のほぼ中央には、図柄表示部としての図柄表示器(メイン表示器)52が配置されている。図柄表示器52は、例えば、3桁の数字の組み合わせを表示可能であって、3個の表示位置52L,52C,52Rにそれぞれ「1」〜「6」のいずれかの数字が表示されるようになっている。図柄表示器52の下方には、遊技球が入球可能な始動口53が配置されている。この始動口53に遊技球が入ると、予め定める個数の賞球(遊技球)が付与されると共に、遊技者が大当たり遊技を実行できるか否かを決定するための大当たり抽選が行われる。
【0058】
大当たり抽選の抽選結果は、図柄表示器52に表示される。各表示位置52L,52C,52Rの表示は、始動口53に遊技球が入るのに応答して変動を開始し、所定時間が経過した後、表示位置52L、52R,52Cの順に停止されていく。大当たり抽選の抽選結果は、全ての表示位置52L,52C,52Rの表示が停止したときに各表示位置52L,52C,52Rに表示されている数字の組み合わせによって認識することができる。
【0059】
なお、各表示位置52L,52C,52Rは、一つの数字が表示されるものに限らず、例えば、縦1列に3つの数字が表示されるようなものであってもよい。また、図柄表示器52は、数字を表示するのみに限らず、文字や絵柄などを表示するものであってもよい。
【0060】
遊技盤41の上方には遊技演出効果を高めるための装飾表示部45が配置されている。この装飾表示部45は、図示しない装飾表示制御回路部により表示制御されるもので、図示しないRGBの発光ダイオードがマトリクス状に配置され、その上にアクリル板などの様なカバー46で覆われている。
【0061】
始動口53の下方には、例えば左右に長い長方形状に形成され、複数個の遊技球が同時に入球可能な大入賞口54が配置されている。この大入賞口54に関連して、大入賞口54に遊技球を案内する開状態および大入賞口54に遊技球が入るのを阻止する閉状態に開閉可能な開閉板55が設けられている。即ち、開閉板55は、遊技盤41の盤面に沿った状態で大入賞口54を閉塞して、大入賞口54に遊技球が入るのを阻止することができ、また、この状態から、大入賞口54の下端縁に沿って配置された回転軸(図示せず)を中心に手前側に倒伏することにより、大入賞口54を開放して、大入賞口54上に落下してくる遊技球を大入賞口54内に導き入れることができる。この大入賞口54への遊技球の入球に対しては、予め定める個数(例えば13個)の遊技球が、図示しない賞球払出装置により賞球として払い出されるようになっている。大当たり遊技に突入すると、開閉板55が開状態となり、遊技者は多数個の賞球を獲得することができる。
【0062】
なお、遊技盤41には、始動口53や大入賞口54の他に、例えば遊技球の入球に対して単に賞球が付与される普通入賞口、一対の拡開/窄閉可能な羽根を有する電動チューリップ役物により遊技球の入球が制限される役物始動口などが配置されてもよい。これらの入賞口に入らなかった遊技球(アウト球)は、遊技盤41の下部に形成されたアウト球回収口56から機内に回収される。
【0063】
図5は表示ユニット60を斜め上方から見た斜視図である。この表示ユニット60は、遊技盤41(図4)に背面側から取り付けられた本体ケーシング61と、この本体ケーシング61に回転可能に保持された2つの回転ドラム62,62と、これらの2つの回転ドラム62,62の間に配設された1つのドット表示器63と、本体ケーシング61を背面側から覆う本体カバー64とを含む。
【0064】
2つの回転ドラム62および1つのドット表示器63は、図柄表示器52を構成している。ドット表示器63の外周面のうち格子状の部分は、図4に示す中央の表示位置に対応した表示面積を有する表示面105を成している。なお図柄表示器52は、このような構成に限らず、例えば、2つのドット表示器63の間に1つの回転ドラム62を配置するような構成であってもよい。また、図柄表示器52は、2つの回転ドラム62および1つのドット表示器63の合計3つの表示器により構成されるものに限らず、例えば、4つ以上の表示器により構成されてもよい。この場合、各表示器に対応して表示位置も4つ以上設ければよい。各表示器間には、例えば、演出のための表示器などが設けられてもよい。
【0065】
2つの回転ドラム62は、同一の形状および取り付け態様を有しているので、一方の回転ドラム62についてのみ説明する。ただし、図5において、各回転ドラム62の外周面に描かれた数字「1」〜「6」は省略している。回転ドラム62は、円筒状であって、保持板65により回転自在に保持されている。保持板65は、その表面の所定位置にプリント配線(図示せず)が印刷されており、プリント基板をなしている。
【0066】
保持板65には、図示しないモータが取り付けられている。このモータの駆動軸は回転ドラム62に連結されており、モータが回転駆動されることにより回転ドラム62が周方向に回転するようになっている。回転ドラム62の内部には、バックライト67が配設されている。バックライト67は、その投光面67aが回転ドラム62の内周面に対向するように、保持板65に取り付けられている。バックライト67の投光面67aは、回転ドラム62の内周面に沿った曲面となっており、多数個の発光ダイオード(図示せず)が配列されている。これら多数個の発光ダイオードが発光されることにより、投光面67aに対向する回転ドラム62の周面が明るく照らし出されるようになっている。
【0067】
保持板65には、図示しないコネクタが取り付けられている。このコネクタは、保持板65の表面に印刷されたプリント配線および保持板65に取り付けられた配線などを介して、モータ(図示せず)およびバックライト67に接続されている。
【0068】
本実施形態では、表示ユニット60が遊技盤41(図4)に取り付けられた状態で、各回転ドラム62を図5において矢印Aで示す方向に回転させることにより、図4に示す左の表示位置52Lおよび右の表示位置52Rに、各回転ドラム62の外周面に描かれた各数字「1」〜「6」が上から下に変動表示されるようになっている。なお、各回転ドラム62のうち少なくとも一方を矢印Aと逆方向に回転させることにより、各数字「1」〜「6」が下から上に変動表示されるようにしてもよい。
【0069】
本体ケーシング61は、上板61a、下板61b、左側板61c、および右側板61dを含む枠状であって、各保持板65は本体ケーシング61内に嵌め込まれる。上板61aおよび下板61bの両端部には、保持板65を嵌め込むための取付部69が突設されている。各取付部69は前後方向に延びており、切り込み溝70が前後方向に延びている。各保持板65は、その上辺および下辺が、それぞれ対応する切り込み溝70に背面側から嵌め込まれる。そして、各保持板65は、手前側にスライドされることにより、その前辺が切り込み溝70の溝端に受け止められ、本体ケーシング61内に取り付けられる。各保持板65が本体ケーシング61内に取り付けられた状態で、各回転ドラム62間の間隔はドット表示器63の幅に略一致する。
【0070】
ドット表示器63は、例えば半円筒状であって、その外周面は回転ドラム62の外周面とほぼ等しい曲率となっている。ドット表示器63が半円筒状に形成されていることにより、ドット表示器63の背面側に半円筒状のスペースを確保することができる。これにより、例えば、配線などを、そのスペースに収容することができるので、スペースを有効利用することができる。
【0071】
上板61aおよび下板61bの略中央には、ドット表示器63の図示しない取付片を収容するための収容凹部73が、外側に張出して形成されている。2つの回転ドラム62およびドット表示器63は、本体ケーシング61内に取り付けられると、2つの回転ドラム62の間にドット表示器63が挟まれた状態で1列に隣接され、それぞれの外周面が互いにほぼ面一となる。これにより、ドット表示器63の表示を回転ドラム62の表示と同様に遠近感のあるものにすることができるので、表示態様の違和感を軽減できる。
【0072】
本体ケーシング61の上板61aの両端部の前縁、および左右側板61c,61dの下端部の前縁には、表示ユニット60を遊技盤41に取り付けるための取付部80が突設されている。各取付部80には2つの挿通孔81が形成されており、これらの挿通孔81にねじを通して、遊技盤41の背面側に形成されたねじ孔(図示せず)にねじ込むことにより、表示ユニット60が遊技盤41に取り付けられる。
【0073】
このような構成を有する遊技機における図柄表示器52の発光ダイオードは、図3に示した点灯制御回路部Eにより点灯制御される。この点灯制御回路部Eは発光ダイオードの陰極側を切り換え制御することにより、図柄表示器52の発光ダイオードを増設する場合などにおいても、サブCPUのサイズ、制御ポート、制御プログラムなどを増やすことなく、簡単な回路構成で対処でき、したがって低コストで点灯制御を実現することができる。
【0074】
なお、本実施形態の点灯制御回路部は、図柄表示器の発光ダイオードを制御するのに適用したが、それに限らず、装飾表示器の発光ダイオードや、その他、表示部の発光ダイオードの制御に適用しても良い。また、本実施形態では点灯制御回路部をパチンコ機に適用したが、それに限らずスロットマシンなどの遊技機にも適用できることは言うまでもない。また、本実施形態では、発光素子として発光ダイオードについて説明したが、それに限らずEL素子を用いても良い。
【0075】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、遊技を行うための遊技制御プログラムに基づいて遊技に関する制御を行うメイン遊技制御部と、該メイン遊技制御部の制御に基づき遊技に関する動作を行う遊技機各部をそれぞれ制御するための各種のサブ遊技制御部とを備えた遊技機において、前記遊技機各部のうちの表示部を構成する複数の発光素子のうちの選択された発光素子の陽極側に駆動電圧を印加し、該駆動電圧が印加された発光素子の陰極側からの電流を引き込むための電流経路を選択して該発光素子を点灯させる制御を行う点灯制御回路部を設けたので、各発光素子の陰極側で各発光素子の駆動の切り換えを制御することができ、これにより表示部の発光素子を増設する場合でも、サブCPUのサイズ、制御ポート、制御プログラムなどを増やすことなく、簡単な回路構成で対処でき、したがって低コストで点灯制御を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る遊技機に備えられるメイン遊技制御部および図柄表示制御部の回路構成を示すブロック図である。
【図2】 図2におけるメインCPUの送信処理を説明するための信号波形図である。
【図3】 前記図柄表示制御部のサブCPUの出力端子に接続される点灯制御回路部の回路構成を示すブロック図である。
【図4】 本発明の一実施形態に係るパチンコ機の構成を示す正面図である。
【図5】 図4に示すパチンコ機の表示ユニットを斜め上方から見た斜視図である。
【図6】 従来の遊技機における点灯制御回路部の回路構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…サブCPU、2…アノード側制御ポート(陽極側選択信号出力回路)、3…アノード側トランジスタアレイ(陽極側駆動回路)、4,6…カソード側制御ポート(電流経路選択信号出力回路)、5,7…カソード側トランジスタアレイ(電流引込回路)、45…装飾表示器(表示部)、52…図柄表示器(表示部)、A…メイン遊技制御部、B…図柄表示制御部(サブ遊技制御部)、E…点灯制御回路部、LB1,LB2,LB3…青色の発光ダイオード(発光素子)、LG1…緑色の発光ダイオード(発光素子)、LR1,LR3…赤色の発光ダイオード(発光素子)、r01,r11,r21,r02,r12,r22…電流制限用抵抗

Claims (3)

  1. 遊技を行うための遊技制御プログラムに基づいて遊技に関する制御を行うメイン遊技制御部と、該メイン遊技制御部の制御に基づき遊技に関する動作を行う遊技機各部をそれぞれ制御するための各種のサブ遊技制御部と、前記サブ遊技制御部に備えられるサブCPUからの表示データ信号に基づいて選択された複数の発光素子を点灯制御する点灯制御回路部とを備える遊技機において、
    前記点灯制御回路部は、発光素子の陽極側に駆動電圧を印加する駆動電圧印加手段と、前記駆動電圧が印加された発光素子の陰極側からの電流を引き込むための電流経路を前記表示データ信号に基づいて選択して該電流を流す電流経路選択手段とを備えて構成され、
    前記駆動電圧印加手段は、サブCPUからの表示データ信号に基づいて発光素子の陽極側を選択するための選択信号を出力する陽極側選択信号出力回路と、該陽極側選択信号出力回路からの選択信号に従って発光素子の陽極側に駆動電圧を与える陽極側駆動回路とを備え、
    前記電流経路選択手段は、サブCPUからの表示データ信号に基づいて電流経路を選択するための電流経路選択信号を出力する複数の電流経路選択信号出力回路と、該電流経路選択信号出力回路からの電流経路選択信号に従って電流経路を選択して発光素子の陰極側からの電流を引き込む複数の電流引込回路とを備え、
    前記サブCPUと前記複数の電流経路選択信号出力回路とは、各電流経路選択信号出力回路に対応して分岐する共通の信号線によって接続されて、前記サブCPUからの前記表示データ信号が各電流経路選択信号出力回路に同時に入力されるとともに、各電流経路選択信号出力回路には陽極側からの信号が入力可能に構成され、
    前記サブCPUから表示データ信号が入力される前記各電流経路選択信号出力回路のうち、前記陽極側からの信号が入力された電流経路選択信号出力回路が選択的に動作可能な状態とされることを特徴とする遊技機。
  2. 前記発光素子は、マトリクス状に配置接続され、ダイナミック駆動制御されることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 予めグループ分けされた複数の発光素子におけるグループ毎の発光素子の陰極側と、該グループ毎の各発光素子の電流をそれぞれ流す各電流経路の電流受入側とを接続する構成にしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
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