JP2002354945A - 六面体貫通組立培地 - Google Patents

六面体貫通組立培地

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JP2002354945A
JP2002354945A JP2001204086A JP2001204086A JP2002354945A JP 2002354945 A JP2002354945 A JP 2002354945A JP 2001204086 A JP2001204086 A JP 2001204086A JP 2001204086 A JP2001204086 A JP 2001204086A JP 2002354945 A JP2002354945 A JP 2002354945A
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Akitoshi Osawa
皓年 大澤
Kimiko Okubo
輝実子 大久保
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】都市緑化において、ビルの屋上部分のコンクリ
ートの上に植栽床を組み立て、軽量・清潔で移動運搬が
容易で造園施工がスピーディーにできる組み立て培地で
あり、ヒートアイランドの解消や都市の美観を保つ。 【解決手段】四角形箱状の六面に複数の網状の貫通穴2
を設けて、四面が密着固定できる仕組みにして箱内面に
保水性のウレタンシートを張り、その中に混合培養土1
4を内蔵させ、箱型固定培地を完成させて、ビル屋上の
コンクリートの上に植裁床を組み立てて植裁緑化造園を
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は都市緑化造園により温暖
化によるヒートアイランド解消のための屋上緑化を手軽
にすることを中心に発明されたもので、屋上のコンクリ
ート上に適合した造園方法です。既存のビルの屋上に重
量オーバーにならないように軽量固定培地で植物を植栽
固定でき、生育も良く清潔で土泥等が流れ出ることもな
く、強風で土ぼこりや樹木が倒れたり、飛んでいくこと
を完全に防止できます。従来の屋上造園の手法を大きく
合理化することができ、都市緑化を画期的に発展させる
ことができるビル屋上造園手法の 六面体貫通組立培地
に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】二酸化炭素(Co)で環
境変化による温暖化が国際的に問題になっています。都
市のヒートアイランドが大きな問題となり、都市緑化で
屋上のスペースを緑化することが推進されていますが、
既存のビル屋上に従来型の造園をする場合重量の関係で
施工できない例がほとんどです。これらを解決するため
いろいろと工夫され土の軽量化を行っていますが、植物
を固定することが困難です。土を軽量化すればするほど
固定化が弱くなり、植物の固定ができない状態です。ま
た土が風によって舞い上がり、雨によって流されてしま
います。屋上も高くなるにつれ風力が強くなり植物の固
定が困難です。重量を押さえるため土を少量にすると、
夏期の高温で植物が枯死することになります。現在屋上
庭園は低木を使用して造園していますが、限度があり理
想の庭園は不可能とされています。これらの問題点を解
決するために発明された 六面体貫通組立培地。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】コンクリートの屋上
に庭・花壇・緑化の造園が完全な形で施工できるように
本発明の培地で行えば、従来の造園用土の5分の1の重
量で樹木を順調に育てることができ培地のユニット式構
造により根が培地を貫通して伸び、酸素の供給も永久に
保たれ根の老化を防げる。水分や栄養もユニット面から
常に補給ができ、樹木を生き生きと育て管理できる。都
心での造園施工はビルやエレベーター・道路等を土で汚
すことが大きな問題点です。本発明の培地は、移動や施
工でもほとんど汚すことがない。施工後も風で土が舞い
上がるともなく、雨で流れ出すことがない。本発明の六
面体の底以外の五面体に植栽することができ、完全に被
うことで造園の完成度が高くなる。
【0004】
【問題点を解決するための手段】上記の目的を達成する
ためには図1・図2を合わせた六面体の貫通穴の箱形の
内部に図3・図4・図5の保水性のウレタンシートを張
り、その中に混合培養土を入れ蓋で密閉して固定培地を
完成させる。これを四方へ連続して組み立てて植栽床を
作り、樹木・草花・地被植物で造園する。図6は草花・
ハーブ・アイビー・地被小型植物を本発明で育成した状
態。図7は中型の樹木を本発明で育成した状態。図8は
中高木を本発明で育成した状態。これらを組み合わせて
図10のように造園することができる。本発明は即座に
植栽床を組立から植え込む方法と前もって本発明で植物
を養成しておいてから組立造園をすることができる。養
成期間は6ケ月〜1年となりますが造園の完成土は高く
なります。
【0005】
【作用】本発明の箱形培地は密閉式ですから土こぼれ等
がなく、軽量の培養土を混入することでビルの屋上の培
地重量を軽量にし、箱培地の骨格が強度となり大きな樹
木を支えることができ、強風に耐えられる。箱培地の合
わせ目は永久に酸素の供給や水分の通過ができるので、
根が活発に活動でき、老化を防ぐ箱培地は植物の根が貫
通するので畑地と同じように樹木の根が次々と貫通成長
できる。
【0006】
【実施例】以下 図面を参照して本発明の六面体貫通組
立培地を使用した実施例で説明すると、図9は本発明に
中型樹木と小型アイビーを植栽し組み立てた一部断面斜
視図で3は本発明箱型培地 2は網型貫通穴 13は1
1中型樹木の貫通状態です。14は混合培養土で10の
アイビーは上部に根を張りカバープランツとして上部を
被います。11の根は10の下部へと根を貫通させてど
んどん成長を続けることができる。図10は本発明で造
園の完成図です。12の中高木を後方に植栽し、11の
中型樹を手前に配置し植栽してバランスを取り、一番手
前に10の小型カバープランツを配置植栽し、造形を整
えています。箱型固定培地が結続した状態ですから、植
栽床の強度は非常に高くなり拡大することで大型樹木の
植栽ができます。箱型培地で個々に独立した培地ですか
ら、植栽の品種別に培地の配合を変えてグループ植栽が
できる。以上述べたようにビルの屋上等に緑化造園がい
たって簡単に完成でき、植物の生育も良く他に例をみな
い画期的な造園手法である。なお本発明の素材は、プラ
スチック・ウレタン・不織布・ガラス・金属・木・竹・
セラミック・布肥料・培養土・微量要素含有石である。
【0007】
【発明の効果】以上説明したように都市部のビル屋上に
造園緑化施工をいたって簡単に完成させることができ、
また既存のビル屋上でも重量過重になることなく施工で
きる。屋上の制限された植栽床で数十年以上順調に生育
することができ、箱型培地の活力は一般培地の3〜5倍
あり酸化・老化を防げるしくみになっている。都市のビ
ルの屋上に軽量の箱型培地を持ち込み、ユニット式にセ
ットするので土止めの必要もなく、工事が手軽である。
雨水による泥の流出や強風による土ぼこりや倒木がなく
安定されている。一般造園方式で即座に植物を植栽する
方法も本発明で施工できるが、屋上の過酷な場所におい
ては前もって箱型培地で養成しておけば3倍の速さで施
工でき、完成と同時に美しく観賞でき、植物のロスも少
ない。本発明はコンクリート上部で植物を順調に繁茂さ
せ美しい庭園・花壇・緑化をする効果を発揮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明上蓋の斜視図
【図2】本発明箱培地の斜視図
【図3】本発明上蓋ウレタンシート斜視図
【図4】本発明横四面ウレタンシート斜視図
【図5】本発明底面ウレタンシート斜視図
【図6】本発明に低木・地被・花物・植栽斜視図
【図7】本発明図に中型樹植栽斜視図
【図8】本発明図に中大型樹植栽斜視図
【図9】本発明を組立育成一部断面斜視図
【図10】本発明根を組立造園の斜視図
【符号の説明】
1.貫通蓋 2.貫通穴 3.箱培地 4.差しレール 5.受けレール 6.上蓋ウレタン 7.植え込み穴 8.横面ウレタン 9.底面ウレタン 10.低型植物 11.中型樹 12.中高型樹 13.根 14.混合培養土
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B027 NC02 NC12 NC13 NC16 NC18 NC22 NC24 NC32 NC40 ND01 NE08 NE09 QA04 QB14 QC33 QD01 TA30

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 四角形箱状の六面に、複数の網状の貫通穴を設けて、底
    面と上蓋面があり横四面に対向する二面は受けレールと
    差しレールで、四方組み合わせ固定でき、四方へ無限に
    組立拡張できる構造にし、箱の内側の六面に保水性のウ
    レタンシートで被い、上蓋面は後からにして箱内には植
    物育成の混合培養土を入れ上蓋で密閉固定する。この六
    面体箱型の培地を上部と横四方へと組み立てて大小の庭
    園・花壇・緑化が手軽に施工できる。この箱型培地は、
    どんな小さな草花やどんな大きな樹木でも植栽造園がい
    たって簡単にできる。培地の六面が植物の根を通すの
    で、大型の樹木は次々と培地に根が貫通して成長を続け
    ます。培地と培地の接続部に永久に細かい隙間が固定さ
    れるため酸素の供給が通常の10倍以上保たれ、同時に
    水分や養分の供給がスムーズにできる。この培地は箱詰
    めですから軽い素材の培養土を使用することができ、一
    般の造園用土の5分の1以上の軽量であるため作業も楽
    しくでき、移動運搬もあらゆる運送車を利用することが
    できる。密閉固定された培地ですから土がこぼれたりす
    ることがなく、ビルの屋上にエレベーターで高層でも運
    ぶことができ屋上造園がいたって簡単に施工できる。箱
    型ブロックで樹木を固定するので樹木がしっかり固定で
    き、また軽量であるから従来の構造建築の屋上に過重量
    の心配もなく、庭園・花壇・緑化を造園することができ
    る。本発明の培地で草木や樹木そして地被植物・草花を
    使用して即座に植栽造園もできる。また本発明の培地に
    前もって造園に必要なすべての植栽品を育成しておいて
    から組み立て造園ができ、この方法は施工が早く植栽と
    同時に造形を美しく観賞することができる。本発明の栽
    培培地は軽量清潔で樹木の固定度が高く、あらゆる植物
    に適合して成育を良好にすることができる。造園施工も
    スピーディに完成され都市緑化に適合する 六面体貫通
    組立培地。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006112040A (ja) * 2004-10-12 2006-04-27 Mitsui Kagaku Sanshi Kk 屋上緑化工法
KR100769353B1 (ko) 2006-11-30 2007-10-24 고영춘 기능성 가로 화분
JP2007306859A (ja) * 2006-05-19 2007-11-29 Asahi Kasei Homes Kk 緑地の植栽方法
JP2008295319A (ja) * 2007-05-30 2008-12-11 Takiron Co Ltd 落ち葉囲いフェンス
KR100975430B1 (ko) * 2009-09-09 2010-08-11 주식회사 휀스코리아 토담 휀스

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