JPH06253684A - 建物壁面植栽方法及び植栽具 - Google Patents

建物壁面植栽方法及び植栽具

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JPH06253684A
JPH06253684A JP6247993A JP6247993A JPH06253684A JP H06253684 A JPH06253684 A JP H06253684A JP 6247993 A JP6247993 A JP 6247993A JP 6247993 A JP6247993 A JP 6247993A JP H06253684 A JPH06253684 A JP H06253684A
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JP
Japan
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planting
building
pallet
wall surface
water tank
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JP6247993A
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Inventor
Koichi Furusawa
浩一 古澤
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Dokoo KK
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Dokoo KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】建物の壁面に所定の植物を交換自在に一体的に
植栽させるようにする。 【構成】建物の壁面15に所定間隔で支持体14,14
を一体的に所定長さ延設し、一方、植栽具1のプラスチ
ックの断面方形のパレット2の底壁に水槽を形成しその
上部に空間を介しグリッド8を設け、水槽に下方に向け
て灌水パイプ7を一体的に形成し、又、グリッド8には
細径の灌水パイプ11,11…を挿入し土壌に播種をす
るか、所定の植物の苗木を植生した状態で設定量収納充
填し、これらの植栽具1を相互に所定の間隙を介し支持
体14,14に載置させて壁面15に添設させ灌水パイ
プ16で給水するようにし、上から下にかけて全てのパ
レット2に灌水させ余剰水は最下段のパレットの灌水パ
イプ7から排水させ、生長する植物13は上下左右の各
パレット2の間隙から側方,上方に立体的に繁茂し植栽
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】開示技術は、企業施設や住宅等の
建物の壁面に自然状態の植生を現出させるようにした技
術の分野に属する。
【0002】
【従来の技術】周知の如く、市民生活が向上すると、単
に、物質的な満足状態ばかりでなく、公害問題や地球規
模での環境との調和問題がクローズアップされ、各種産
業や都市計画,国土開発等はかかる問題を無視して実施
することは不可能になり、さまざまな技術が対応的に研
究開発改良されるようになってきている。
【0003】そして、これまでの単なる樹木,草花等の
植生を公園や広場,市街地通路等に設けて植栽を図る造
園技術は環境調和,景観促進等にプラスする点から行わ
れるにしても線的,平面的な手段に過ぎず、近時、土地
の有効利用等の点から重厚長大なビル等の建物が隣立す
る開発態様ではかかる建物と植生とのバランスのとれた
調和が採れず、景観的には殺風景でドライな感じがし、
さわやかな感じが出ないものであった。
【0004】而して、例えば、旧来のレンガ造りの建物
等ではその壁面に蔦,かずら等を植栽させて和やかな感
じを呈させるような態様もあるが、かかる植栽は近時の
コンクリート製や金属製の建物に於ける壁面にあっては
植生になじまないものであり、設計的に意図的な植栽を
させることが出来ない欠点があり、又、たとえ、出来る
にしても、自然発生的なもので設計的に選択することは
出来ないという不具合があった。
【0005】そして、建物の屋上やテラス,バルコニー
等にさまざまな形で人工庭園を形成させ、わずかな植栽
を自然状態で行うことも可能ではあるが、建物全体や周
辺環境からみてあくまで部分的であり、しかも、依然と
して平面的であって立体的な造園態様を採ることが出来
ないというマイナス点があった。
【0006】
【発明の目的】この出願の発明の目的は上述従来技術に
基づく市街地等に於ける建物との取り合いにおける植栽
の問題点を解決すべき技術的課題とし、各種建物の広大
な面積を有する壁面に対しその新増改築時に植物の種類
を選択自在にし、所望部位にモノトーン式、或いは、モ
ザイク式に添設させて自然状態に繁茂させ、昆虫や鳥類
等も生息させることが出来るようにし、建物と自然的環
境とが一体的に混在状態にバランス良く、調和裡に出来
るようにして建設産業に於ける環境調和技術利用分野に
益する優れた建物壁面植栽方法、及び、該方法に直接使
用する植栽具を提供せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段・作用】上述目的に沿い先
述特許請求の範囲を要旨とするこの出願の発明の構成
は、前述課題を解決するために、市街地のビルや住宅地
の民家やマンション,アパート等の建物を新増改築する
に際し、その壁面は在来態様同様に形成しはするもの
の、スタッドジベルやアングル等の支持体を所定長さ一
体的に外方へ延設させ、而して、当該支持体に載置して
支持させ得るサイズの合成樹脂製等のパレットのケース
の底部には所定量の水を貯留し得る灌水用の水槽を形成
させ、該水槽から吸水用毛細管を含む灌水パイプを一体
的に下延させ、又、上部には土壌を収納載置し得るメッ
シュ体等のグリッドを形成させ、而して、予め該グリッ
ドに所定の粒礫体や自然土壌(パーライトやおがくず等
を含み得る)を充填収納させて所定種類の植物を植生さ
せたり、或いは、播種させたりし、所定設定数のパレッ
トを縦横方向にマトリックス状に上記支持体を介し建物
の壁面に添設させ、その際、各パレットの水槽から下延
した灌水パイプは下段のパレットに臨まされて全てのパ
レットに平均的に灌水が行われて自然の植生状態で壁面
に立体的に植栽がなされ、この際、植生する植物は上下
左右に相隣るパレット間の間隙から背地性により空間的
に立体的に繁茂し、経時的には昆虫や鳥類も生息し得る
ようにし、又、光合成も促進され、所望に植物の種類を
換えたい場合にはモノトーン的に、或いは、モザイク的
にパレットを交換することにより自在に行われ、又、各
パレットは支持体により確実に支持されることから耐震
性も良く、路上や隣位する建物に対しても安全で、景観
的にも優れ、市街地や住宅地の審美的見栄えも向上し得
るようにした技術的手段を講じたものである。
【0008】
【実施例】次に、この出願の発明の実施例を図面を参照
して説明すれば以下の通りである。
【0009】図1、乃至、図6に示す実施例において、
1はこの出願の発明の1つの要旨の中心を成す植栽具で
あり、そのキュービックな断面方形のパレット2は、例
えば、プラスチック製であり、規格的に量産的に成形さ
れ、上部開放型であり、その四つの側面3,3,3,3
は平断面方形に形成し、底面4を有して底部に水槽5を
形成し、所定量の水6を貯留して植栽の灌水に供するよ
うにされている。
【0010】又、底面4の一側には下向に灌水パイプ7
が設定傾斜角度で先細テーパ状に一体成形されて下段の
パレット2の水槽5に灌水機能を具備させるようにして
いる。
【0011】尚、該灌水パイプ7には図2に示す様に、
サブパイプ7' を嵌着して後述する如く上下のパレット
2,2に於ける灌水供給を連通状態に接続するようにし
ても良い。
【0012】而して、水槽5の水面上には金網等の所定
メッシュ体のグリッド8が水面との間に空気層の空間部
9を介して設置されるようにされ、その上部には植生用
の土壌10、設計によってはパーライト,おかくず10
' 等を設置し、該土壌10には所定の栄養分や肥料等が
混入されている。
【0013】又、該グリッド8には図5に示す様な毛細
管機能を有する所定小径の灌水パイプ11が底面4に臨
まされて土壌10中にそのステムが在るようにされ、該
灌水パイプ11に図5に示す様に、多数予め穿設された
微細孔12により毛細管現象を介し水槽5の水6を吸引
上昇して土壌10中に灌水することが出来るようにされ
ている。
【0014】そして、13は所定の種類(後述する如く
設計により選択自在である)の植栽用の植物であり、樹
木,灌木、或いは、草花であっても良く、土壌10に対
し最初播種した状態でも良く、或いは、苗木を植生させ
たものであっても良く、植栽プロセスにおいて、その根
13' は土壌10、或いは、パーライト10' において
匍行し、側方に伸びると共にグリッド8のメッシュを介
し下延して水槽5の水6中に伸びて水分を吸収して充
分、且つ、確実に生長することが出来るようにされてい
る。
【0015】したがって、土壌10と同様に、灌水パイ
プ7(7' )を介して水6に液体養分を溶解させたもの
を供給する等する場合には、その植生の生長はより良好
に促進され、壁面に対する日光等による光合成も促進さ
れる。
【0016】而して、14はアングル状の支持体であ
り、横方向設計幅間隔で1つのパレット2を充分に載置
して支持し得る間隔で壁面15にその基部を一体的に固
設され、その構築時に外延形成されており、その先端に
は該パレット2に対するフック14' がオーバーハング
状に形成されている。
【0017】尚、16は、例えば、建物の屋上等に設け
られている図示しない水タンクに接続されている灌水用
の給水パイプであり、図6に示す様に、設定数上下方向
に重層して壁面15に添設された最上段のパレット2の
灌水パイプ7に接続されている。
【0018】又、当該図6に示す様に、マトリックス的
に行,列状に壁面15に添設されたパレット2,2…の
各水槽5に於ける灌水パイプ7は該壁面15に対し正面
視ジグザグ状に配列されて順次各パレット2の土壌10
に吸収された以外の水(栄養溶液を含む)が下降して順
次各パレット2の水槽5に貯留されて全体的に隈なく灌
水が行うことが出来るようにされている。
【0019】勿論、最下段のパレット2の水槽5の灌水
パイプ7は適宜の排水パイプから地上に周辺環境に支障
を及ぼすことなく排出するようにされていることは勿論
のことである。
【0020】尚、横配列の各パレット2,2…に対する
灌水パイプ16からは所定に設けたヘッダーを介し適宜
に灌水が行われるものであり、当業者にとり何ら設計的
に困難性はないものである。
【0021】上述構成において、ビルや住宅等の建物を
新築、或いは、増改築するに際し、壁面15に対し設定
数の植栽具1,1…を行,列的にマトリックス状に添設
するに、設計により全体的に植物をモノトーン状に植栽
させるか、或いは、モザイク状に植栽するかが決められ
ると、当該設計計画に従い各植栽具1のパレット2のグ
リッド8上に所定の栄養材等を混入させた土壌10、更
には、パーライト,おがくず10' を充填収納する。
【0022】この場合、該土壌10に播種を行ったり、
或いは、当該設計に基づく種類の植物の苗木を植えたり
しておくようにする。
【0023】そして、この場合、各パレット2は後段の
エクステリヤのために当該植物の種類の記号等を付して
おき、各植栽具1を対応する支持体14,14に載置さ
せ、その先端のフック14' により確実に位置決め係止
させて地震や風等により設置位置姿勢が変化しないよう
に、又、落下しないようにする。
【0024】そして、設計計画に従う所定の配列に基づ
き全ての植栽具1,1…を壁面15に添設した後、灌水
パイプ16から(栄養液を含む)水を給水すると、該水
は上側から下側に各パレット2の水槽5に供給され、更
に、各水槽5からは灌水パイプ11,11' を介し毛細
管現象等により土壌10中に含水状態に給水され、又、
灌水パイプ7,7' を介し下段のパレット2に供給さ
れ、したがって、順次全てのパレット2には灌水状態が
現出されることになる。
【0025】そして、余分な水分は最下段のパレット2
の灌水パイプ7を介し地上に適宜に排水されてゆく。
【0026】このようにして、壁面15に添設配列され
た各植栽具1,1に於いて、植生された植物13は所定
に成育され上下左右のパレット2,2…の間の間隙から
背地性を介し側方に、及び、図1に示す様に、結果的に
立体的に繁茂し、自然の築山等と同様の植栽状態が呈さ
れる。
【0027】尚、水6とグリッド8との間には所定厚さ
の空気層9が介設されていることから水切れが良く水6
の腐敗は生じない。
【0028】そして、その間、壁面15に於いては採光
が充分であることから植物13の生長は山間の自然の植
裁同様に促進されて光合成も充分に行われ、季節的には
昆虫や鳥類の生息も可能になり、人工的ながら極めて良
好な自然環境が現出される。
【0029】而して、経時的に、シーズン的に植栽を同
種類の植物に変更したい場合には注文等により所望の種
類の植物を植生させた植栽具1,1…を交換することに
より意図的に植栽を選択出来、更には、壁面15に於け
る植栽パターンを計画等の変更により広告,宣伝等に用
いることが出来るものである。
【0030】而して、上述実施例はパレット2の平断面
が方形にされ全ての壁面を有するようにしたものである
が、図7,図8に示す実施例においては、背部の壁面を
省略して建物の壁面15を利用するようにした態様であ
り、その両側の壁面3,3の上縁後部には植物13の植
栽に伴う立体的繁茂が効果的に行えるように切欠部17
を形成し、又、側部の後端縁にはシール用のゴムクッシ
ョン18を一体的に形成し、壁面15に圧着させて水や
樹木や土壌10のリークを防ぐようにし、又、支持体1
4の先端フック14' にはパレット2' を壁面15に圧
締させるようにネジ14' 等を採用したものである。
【0031】当該実施例においては、水槽5については
四面全ての底面4に立体的に形成し、水6のリークが生
じないようにしている。
【0032】尚、この出願の発明の実施態様は上述各実
施例に限るものでないことは勿論であり、例えば、給水
タンクにソレノイド式のタイマー付バルブを設けたり、
栄養液タンクを併設する等種々の態様が採用可能であ
る。
【0033】又、設計変更的には図9に示す様に、植栽
具のパレットについては平断面方形ではなく楕円状にし
て意匠性を良くし、デザイン効果が良好になるようにす
ることが出来ること等は勿論のことである。
【0034】そして、図10に示す実施例はパレットが
横一連に形成された植栽具1''を上下段に配設し、基端
部に水槽5' ,5' …を縦連結して灌水パイプ7' ,7
' …で連通式にし、横ユニットのパレットには区割壁3
の下側の穴19に適宜毛細管を結束した灌水路11' …
を渡設して植栽具1''…の全領域に灌水出来るようにし
た設計態様であり、横長にユニット型の植栽具1''を配
設し得るものである。
【0035】又、図11に示す実施例は各ユニットパレ
ット2の外側面に適宜の模様、或いは、カラーパターン
等を施した化粧板20,20…を掛止させて取替自在に
添設した態様であり、エクステリヤデザインを所望に行
うことが出来るものである。
【0036】更に、図12に示す実施例は薄肉のパネル
タイプのパレット1''' をパネル式に組り付ける態様で
あり、建物のスラブやデッキ21に設けたH型鋼22に
パレット1''' のブラケット23をL型鋼24等を介し
て取り付けるに、クレーン等にてユニット化された各パ
レット1''' を吊り込んで組み付けることが出来るもの
であって建物の新増改築時の一体施工がし易い態様であ
る。
【0037】
【発明の効果】以上、この出願の発明によれば、基本的
に市街地のビルや住宅地の住居等の建物の壁面にその増
改築等に立体的に所定の植物を植生させて繁茂状態に植
栽することが出来るようにしたことにより、当該建物に
さながら築山の自然状態の植生の植栽の如く植栽させる
ことが出来ることにより、周囲の建物等の人工構造物の
みの情景と異なり、極めて自然な植栽を具備させること
が出来ることにより自然との調和がかもしだされるとい
う優れた効果が奏される。
【0038】したがって、見た目に極めてすがすがし
く、ドライではなく、なごやかな雰囲気が呈され、都市
等の景観上心理的にもさわやかな感じが呈されるという
効果があるばかりでなく、態様の立体的な植物の植栽に
より光合成等が促進され多数の建物に用いることにより
地域の大気の浄化等が図られるという優れた効果が奏さ
れる。
【0039】そして、当該建物と植物との調和ばかりで
なく、当該植物の植栽により経時的に昆虫や鳥類等も生
息するようになり、人工的ながら極めて自然な雰囲気が
形成されるという優れた効果が奏される。
【0040】そして、壁面に対する植栽においては壁面
に添設する植物の種類の選択が自在に行われ、当該植物
を植生しているパレットにより所定のパターン等が選択
的に設定することが出来ることから、都市等の多様性を
更に促進させ、広告機能等も発揮されるという優れた効
果が奏される。
【0041】而して、植物具に於けるパレットはプラス
チック等の大量成形により量産体制で供給することが出
来ることから、規格的にも同一化が可能であり、市街地
等の美観を損う等という虞がなくなるという効果もあ
る。
【0042】又、各パレットに於いては水槽を装備させ
ることにより、灌水システムが可能となり、半ば自動的
な灌水が行え、植栽される植物の植生をより自然状態に
することが出来るのみならず、壁面に於ける日光照射や
降水等によることと相俟って、より更に自然状態の植生
が促進されるという効果もある。
【0043】そして、初期セット以後は殆ど手がかから
ず、コスト的にも高くつかないという利点もある。
【0044】又、パレットを壁面に支持体を介して添設
することが出来ることから、ドアや窓等に対して何ら支
障を与えないという効果もあり、ドアや窓の側部に直ち
に植栽による植物の繁茂状態が現出されることから雰囲
気的にも極めて良好で、例えば、ハーブ類等の植物を植
栽させることにより、芳香等も漂い、優雅な雰囲気とす
ることも出来る効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願の発明の1実施例の部分拡大断面図で
ある。
【図2】同、植栽具の部分切截拡大斜視図である。
【図3】パレットの平面図である。
【図4】同、縦断面図である。
【図5】灌水パイプの斜視図である。
【図6】灌水システムの模式側断面図である。
【図7】別の実施例の縦断面図である。
【図8】同、拡大斜視図である。
【図9】他の実施例の模式部分断面平面図である。
【図10】別の実施例の横断面図である。
【図11】更に他の実施例の縦断面図である。
【図12】更に別の実施例の模式縦断面図である。
【符号の説明】
15 壁面 13 植物 7 灌水パイプ 5 水槽 3 土壌 8 グリッド 2 植生パレット(ケース)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物の新増改築に際しその壁面に植生パレ
    ットを添設させるようにした建物壁面植栽方法におい
    て、所定種類の植物を植生状態にしたパレットを設定間
    隔を介して重層式に、且つ相互に連続して灌水自在に壁
    面に支持体を介して添設するようにしたことを特徴とす
    る建物壁面植栽方法。
  2. 【請求項2】上記植生状態が植物の生長過程のものであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の建物壁
    面植栽方法。
  3. 【請求項3】上記植生状態が播種済み後の状態であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の建物壁面植
    栽方法。
  4. 【請求項4】建物の新増改築に際しその壁面に植生パレ
    ットを添設させるようにした建物壁面植栽具において、
    ケースの下部に水槽が設けられ、該水槽の上部に土壌収
    納グリッドが設けられ、水槽に対する灌水パイプが配設
    されていることを特徴とする建物壁面植栽具。
  5. 【請求項5】上記灌水パイプが水槽から下段のケースの
    水槽の灌水パイプに臨ませて形成されていることを特徴
    とする特許請求の範囲第4項記載の建物壁面植栽具。
  6. 【請求項6】上記ケースの壁面側が開放されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第4項記載の建物壁面植栽
    具。
  7. 【請求項7】上記灌水パイプが水槽とは独立して別に設
    けられ、該水槽内部の水を横移動させるタイプにされて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の建物
    壁面植栽具。
  8. 【請求項8】仕上げ壁面材が取替自在な態様で付設され
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の建
    物壁面植栽具。
  9. 【請求項9】上記壁面材が化粧板で構成され化粧板ごと
    の取付,取替が自在であるようにされていることを特徴
    とする特許請求の範囲第8項記載の建物壁面植栽具。
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