JP2002353640A - 保持装置 - Google Patents

保持装置

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JP2002353640A
JP2002353640A JP2001161100A JP2001161100A JP2002353640A JP 2002353640 A JP2002353640 A JP 2002353640A JP 2001161100 A JP2001161100 A JP 2001161100A JP 2001161100 A JP2001161100 A JP 2001161100A JP 2002353640 A JP2002353640 A JP 2002353640A
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battery
cover
secondary battery
display device
devices
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JP2001161100A
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Hisami Yashiro
久美 矢代
Akira Shiozawa
暁 塩澤
Chiho Konno
千保 今野
Naoki Kamaya
直樹 釜谷
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 着脱可能な機器を日常的に安全に携帯するこ
とができる保持装置を提供すること。 【解決手段】 第1の表紙部17と、前記第1の表紙部
17と対をなす第2の表紙部19と、前記第1の表紙部
17及び前記第2の表紙部19が開閉自在となるよう
に、前記第1の表紙部17及び前記第2の表紙部19を
接続する背表紙部20とを有し、前記第1の表紙部1
7、前記第2の表紙部17及び前記背表紙部20によっ
て包囲される空間で、複数の機器を保持する保持装置3
5であって、前記複数の機器51とそれぞれ着脱可能に
電気的に接続するためのコネクタ41と、前記機器51
を、前記背表紙部20をほぼ中心として前記第1の表紙
部17及び前記第2の表紙部19の間で回動自在となる
ように支持する支持手段12,29aとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機器を保持する保
持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の情報産業の発達によって、被写体
の映像を撮影した映像データを取り扱うことが容易とな
っている。近年、このような被写体の撮影には、例えば
デジタルスチルカメラのような撮影手段が用いられる。
このデジタルスチルカメラには撮影済みの映像を簡易表
示するための表示部が一般に設けられているが、映像を
より詳細に見るためには、例えば映像データに基づいて
所定の映像表示装置に映像を表示させることが一般的で
ある。
【0003】このように映像表示装置に撮影済みの映像
を表示させるには、例えばデジタルスチルカメラと映像
表示装置とを所定のコードで接続し、デジタルスチルカ
メラから映像表示装置に対して映像信号を送ることで行
っていた。従って、デジタルスチルカメラ及び映像表示
装置は、専用のコードで接続する手間で必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、使用者は、
異なる場所で、デジタルスチルカメラによって撮影した
映像を見ようとする場合がある。この場合、デジタルカ
メラが接続された状態の映像表示装置の運搬が困難であ
るため、使用者は、一旦所定のコードを外してデジタル
スチルカメラ、映像表示装置及び所定のコードを別々に
運搬し、移動先では再度これらを組み立てなければなら
ないという手間があった。また、近年のデジタルスチル
カメラにはこれ以外にも様々な電子機器が付属されてお
り、使用者は、デジタルスチルカメラ及び映像表示装置
のみならず、更に3つ4つと他の電子機器を併せて運搬
しなければならない場合もあった。
【0005】また、デジタルスチルカメラは、被写体を
撮影しようとする意志が最初からある場合には携帯され
るが、日常的に携帯されている電子機器ではない。従っ
て、使用者が、いざ撮影しようとしても、デジタルスチ
ルカメラ自体を携帯していない場合が多かった。このた
め、誰もが、日常的に映像を撮影し、撮影した映像を高
精細な画像で見るようにすることができることが望まれ
ていた。
【0006】そこで本発明は上記課題を解決し、着脱可
能な機器を日常的に安全に携帯することができる保持装
置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、請求項1の
発明にあっては、第1の表紙部と、前記第1の表紙部と
対をなす第2の表紙部と、前記第1の表紙部及び前記第
2の表紙部が開閉自在となるように、前記第1の表紙部
及び前記第2の表紙部を接続する背表紙部とを有し、前
記第1の表紙部、前記第2の表紙部及び前記背表紙部に
よって包囲される空間で、複数の機器を保持する保持装
置であって、前記複数の機器とそれぞれ着脱可能に電気
的に接続するためのコネクタと、前記機器を、前記背表
紙部をほぼ中心として前記第1の表紙部及び前記第2の
表紙部の間で回動自在となるように支持する支持手段と
を備えることを特徴とする保持装置により、達成され
る。請求項1の構成によれば、第1の表紙部及び第2の
表紙部及び背表紙部を有する保持装置は書籍状の形状を
しているので、携帯に便利であり携帯に便利であり日常
的に持ち歩きやすい。この保持装置には、機器が、支持
手段によって背表紙をほぼ中心として第1の表紙部及び
第2の表紙部の間で回転できるように、支持されてい
る。また、この機器は、コネクタに電気的に接続された
状態で、第1の表紙部、第2の表紙部及び背表紙部で構
成される空間に包囲される。従って、この機器は、外部
の衝撃から安全に守られている。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の構成におい
て、前記機器には、電子機器及び、前記電子機器に電力
を供給する2次電池装置が含まれており、前記電子機器
には、前記コネクタを経由して前記2次電池装置から電
力が供給される構成としたことを特徴とする。請求項2
の構成によれば、請求項1の作用に加えて、電子機器に
は、コネクタを経由して2次電池装置から電力が供給さ
れるので、外部から電力の供給を受ける必要が無くな
る。
【0009】請求項3の発明は、請求項2の構成におい
て、前記コネクタには、着脱自在に複数の前記2次電池
装置が接続される構成となっていることを特徴とする。
請求項3の構成によれば、請求項2の作用に加えて、電
子機器は、様々な複数種類の2次電池装置から電力の供
給を受けることができる。
【0010】請求項4の発明は、請求項3の構成におい
て、前記複数の2次電池装置はそれぞれ外形が異なって
おり、前記外形の異なる複数の2次電池装置がそれぞれ
嵌合する複数の異なる凹部が設けられており、前記複数
の異なる凹部にそれぞれ嵌合された前記外形の異なる複
数の2次電池装置から電力が供給され、前記コネクタに
対して電力を供給する2次電池装置ホルダを備えること
を特徴とする。請求項4の構成によれば、請求項3の作
用に加えて、外形の異なる複数種類の2次電池装置をそ
れぞれ複数の凹部に嵌合させ、しっかりと2次電池装置
を着脱可能に固定することができる。
【0011】請求項5の発明は、請求項3 の構
成において、前記2次電池装置は、前記第1の表紙部又
は前記第2の表紙部に内蔵されていることを特徴とす
る。請求項5の構成によれば、請求項3の作用に加え
て、2次電池装置が第1の表紙部又は第2の表紙部に内
蔵されているので、小型化を図ることができる。
【0012】請求項6の発明は、請求項2の構成におい
て、前記2次電池装置の残量を検出する残量検出手段
と、前記2次電池装置の残量を表示する残量表示手段と
を備えることを特徴とする。請求項6の構成によれば、
請求項2の作用に加えて、検出した2次電池装置の残量
を視覚的に明示することができるので、使用者に対して
2次電池の残量に注意を与え、不意に2次電池の残量が
不足することがなくなる。
【0013】請求項7の発明は、請求項1の構成におい
て、前記支持手段は、前記機器に設けられた複数の穴
と、前記複数の穴にそれぞれ貫通するほぼリング形状の
複数のリング部材とを有し、前記複数のリング部材は、
それぞれ平行となるように前記背表紙部の長手方向に沿
って配列していることを特徴とする。請求項7の構成に
よれば、請求項1の作用に加えて、複数のリング部材
は、互いに平行となるように背表紙部の長手方向に沿っ
て配列している。そして、機器に設けられた複数の穴に
は、ほぼリング状の複数のリング部材がそれぞれ貫通し
ている。従って、機器は、複数の穴にリング状部材が貫
通しつつ、リング状部材に沿って第1の表紙部と第2の
表紙部との間を往復できるようになる。
【0014】請求項8の発明は、請求項1の構成におい
て、前記機器は複数設けられており、前記複数の機器同
士が直接接触しないように前記複数の機器を保護する保
護手段を備えることを特徴とする。請求項8の構成によ
れば、請求項1の作用に加えて、保護手段によって複数
の機器同士は互いに直接接触することがなくなる。従っ
て、複数の機器は、接触することにより損傷することは
なくなる。
【0015】請求項9の発明は、請求項1の構成におい
て、閉じた状態の前記第1の表紙部又は前記第2の表紙
部の内側には、表示機能を有する表示装置が設けられて
いることを特徴とする。請求項9の構成によれば、請求
項1の作用に加えて、第1の表紙部及び第2の表紙部を
開くと表示装置が露出し、文字や映像を表示することが
できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0017】第1実施形態 図1は、本発明の第1実施形態としての保持装置が適用
された手帳部35を備える映像表示装置1の構成例を示
す斜視図である。図2は、図1の映像表示装置1におい
て第1の表紙部17及び第2の表紙部19を閉じた構成
例を示す斜視図であり、図3は、図1の映像表示装置1
において第1の表紙部17及び第2の表紙部19を多少
開いた構成例を示す斜視図である。図1の映像表示装置
1は、その外観上、いわゆるシステム手帳とほぼ同様の
外観を有する。具体的には、映像表示装置1は、そのシ
ステム手帳とほぼ同様の構成の保持装置としての手帳部
35によって、少なくとも表示機能を有する表示装置1
5やバッテリホルダ29等の機器51を保持する構成と
なっている。
【0018】手帳部35は、主に第1の表紙部17、第
2の表紙部19、背表紙部20及びバインダ部9を備え
る。第1の表紙部17及び第2の表紙部19は、それぞ
れ例えば皮又は人工皮革が表面に張り付けられている。
これら第1の表紙部17及び第2の表紙部19は、例え
ば長方形の平板状の部材であり、それらの長辺の一辺
が、細長い背表紙部20の2つの長辺にそれぞれ連続す
る構成となっている。従って、第1の表紙部17、第2
の表紙部19及び背表紙部20は、例えば書籍状の形状
であり、第1の表紙部17及び第2の表紙部19が、ほ
ぼ背表紙部20を中心としてR方向に開閉する構成とな
っている。
【0019】具体的には手帳部35は、図2に示すよう
に第1の表紙部17及び第2の表紙部19が閉じられた
り、図3に示すように第1の表紙部17及び第2の表紙
部19が開かれる構成となっている。第1の表紙部17
及び第2の表紙部19が閉じられると、留め具47によ
って第1の表紙部17及び第2の表紙部19が固定され
る。この留め具47は、例えば第2の表紙部19の背表
紙部20と反対側の長辺に設けられている細長い部材で
ある。
【0020】上述のように留め具47の一端は第2の表
紙部19に設けられており、多端には第1のホック47
aが設けられている。この第1のホック47aは、第1
の表紙部17の外面側に設けられた第2のホック47b
に着脱可能にロックされる構成となっている。従って、
第1のホック47aを第2のホック47bに嵌合させる
と、図2に示すように手帳部35の第1の表紙部17及
び第2の表紙部19が閉じた状態となる。
【0021】また、この手帳部35には、例えば図1に
示すように第2の表紙部19における留め具47が設け
られている部分近傍に、ポインティングデバイス5が着
脱自在に挿入できるポインティングデバイスホルダ7が
設けられている。このポインティングデバイスホルダ7
は、例えば短冊状の部材が曲げられて短冊状の部材の一
端及び多端が接触するように丸めて、ほぼ環状の空洞7
aをなす構成となっている。この空洞7aの断面は、例
えばポインティングデバイス5が挿入された場合にほぼ
埋まる程度の断面積を有する。
【0022】このポインティングデバイス5は、例えば
少なくとも指示機能を備え、好ましくは筆記機能を備え
ている。具体的には、このポインティングデバイス5
は、例えばペン形状の胴体部5c、クリップ5b及び先
端部5aを備える。クリップ5bは、例えばR1方向に
回転されることで、胴体部5cに格納されている少なく
とも1色の筆記機能を有するペンのペン先及び、ポイン
ティング機能を有する先端5aを切り替えて露出させる
ことができる構成となっている。尚、この先端5aは、
例えばクリップ5bを先端5a側に押すことによって、
露出したり胴体部5c内部に収納できる構成としても良
いことはいうまでもない。
【0023】上記バインダ部9は、バインダ本体10、
リング開閉レバー31、第1のリング11及び第2のリ
ング13を有し、細長い背表紙部20に沿って設けられ
ている。第1のリング11及び第2のリング13で構成
されるほぼ半円状のリング部材12は、互いに平行とな
るように、細長いバインダ本体10に沿って例えば6個
設けられている。このリング部材12は、リング開閉レ
バー31の操作によって、それぞれ例えばOP1方向に
第1のリング11が、例えばOP2方向に第2のリング
13がほぼ同時に開閉する構成となっている。
【0024】このリング部材12は、例えばバッテリホ
ルダ29のような機器に設けられた貫通口29aに挿入
される構成となっている。従って、このバッテリホルダ
29は、リング部材12に沿ってR方向に回転すること
ができる構成となっている。また、バッテリホルダ29
は、少なくとも1つの2次電池装置としてのバッテリ3
7S,37M等が、例えば着脱可能に装着される構成と
なっている。このバッテリホルダ29については後述す
る。
【0025】このリング部材12には、上記バッテリホ
ルダ29以外にも、後述する機器51がほぼ同様に装着
される構成となっている。また、リング部材12は、上
述のようにOP1方向及びOP2方向にそれぞれ第1の
リング11及び第2のリング12が開閉するため、開い
た状態でバッテリホルダ29や機器51を任意に交換す
ることができる。尚、このバッテリホルダ29の下部に
は、このような機器51以外にもシステム手帳の用紙等
を挟み込むようにしても良い。
【0026】また、上記バッテリホルダ29や機器51
からはそれぞれ接続コード41が延びており、この接続
コード41が表示装置15に電気的に接続されている。
この接続コード41は、例えば電源線としての機能や、
データ通信を行うためデータ線としての機能を備え、例
えば可撓性を有する。この接続コード41は、表示装置
15の側面に設けられたコネクタ39に嵌合されること
で、表示装置15と電気的に接続される構成となってい
る。
【0027】また、表示装置15は、例えば平板状の外
形であり、表示領域23、操作部45及びメモリカード
スロット44を備える。表示領域23は、文字や映像を
表示するための表示領域であり、送信用画面27や操作
ボタン63等が表示されている。この表示領域3の上層
には、例えばタッチパネル25が設けられている。この
表示領域23には例えば操作ボタン63が表示されてお
り、この操作ボタン63が表示されている部分のタッチ
パネル25がポインティングデバイス5の先端5aによ
ってタップされると、タップされた操作ボタン63に対
応する操作が行えるようになっている。
【0028】また、この表示装置15は、例えば複数の
ボタンを有する操作部45の操作によっても、表示領域
23に表示されている映像を操作することができる。
尚、表示領域23に表示されている映像等は、ポインテ
ィングデバイス5の代わりに或いは併せて設けられてい
るポインティングデバイス61によって操作されるよう
にしても良い。
【0029】図4は、図1の表示装置15の構成例を示
す斜視図である。表示装置15は、例えばやや縦長のほ
ぼ平板状の形状であり、上述のように表示領域23が設
けられている。この表示領域23は、例えばLCD(L
iquid Cryatal Display)によっ
て文字や映像が表示される構成となっている。この表示
領域23は、例えば縦長の矩形でありテレビジョン受像
機の縦横比の画面が上下に2つ表示される縦横比となっ
ている。
【0030】この表示領域23は、このように上下に2
分割しているのみならず、例えば図示のようにさらにそ
れぞれ4分割されて表示される構成としても良い。つま
り、表示領域23は、例えば合計8分割されてそれぞれ
異なる映像を或いは、同一の映像を分割して表示する構
成となっている。つまり、この表示装置15は、表示領
域23を様々に分割して映像等を表示することができる
構成となっている。
【0031】表示装置15は、例えば図1では上部に大
きな映像が、中央に複数のサムネイル映像を有するサム
ネイル画面27が、下部に操作ボタン63が表示されて
いる。上述のように表示領域23の上層にはタッチパネ
ル25が設けられているので、この表示装置15は、例
えばサムネイル画面27のサムネイル映像がタップされ
ると、表示領域23の上部にタップされたサムネイル画
面27に対応する映像を表示させることができる。
【0032】上述のように表示装置15には、バッテリ
ホルダ29や機器51から延びる接続コード41がそれ
ぞれ電気的に接続されている。この接続コード41は、
表示装置15の側面に複数設けられたコネクタ39が嵌
合されることでコネクタ39に電気的に接続される端子
41a及び、可撓性を有するコード部41bを備える。
接続コード41がコネクタ39に接続されていること
で、表示装置15は、バッテリホルダ29及び機器51
との間でそれぞれデータ通信を行うことができるばかり
でなく、図1のバッテリホルダ29から電源供給を受け
たり、バッテリホルダ29のバッテリ37S等を充電で
きることができるようになる。
【0033】また、この表示装置15には、例えば半導
体メモリを有するメモリカードスロット44が設けられ
ていても良い。このメモリカードスロット44は、メモ
リカード43が着脱自在に装着できる構成となってい
る。このメモリカードスロット44にメモリカード43
が装着されると、表示装置15は、メモリカードスロッ
ト44を介してメモリカード43に記録されているデー
タを読み出したり、データをメモリカード44に記録さ
せることができる。
【0034】また、この表示装置15には、外部から電
源が供給される構成となっていても良い。具体的には、
表示装置15は、例えばその底面68に電源差込口69
が設けられており、この電源差込口69には、図示しな
い所定の電源供給手段から延びる電源コード49が着脱
自在に差し込まれる構成となっている。
【0035】また、この表示装置15の正面66の四隅
及び長手方向に沿った2辺のほぼ中心付近には、それぞ
れ突起状の保護部材71(緩衝部材)が設けられてい
る。これら保護部材71は、それぞれ例えばフエルトや
ゴムをのような軟質な材質で構成されている。このよう
な突起状の保護部材71が正面66に設けられている
と、図2に示すように第1の表紙部17及び第2の表紙
部19を閉じた場合に、表示装置15の表示領域23が
バッテリホルダ29に直接接触しないようにすることが
できる。従って、表示装置15は、接触による傷や破損
が防止される。更に、この表示装置15に図示されない
スピーカやマイクを付け、音声を出したり、入力できる
ようにしても良い。
【0036】図5は、図1のバッテリホルダ29の構成
例を示す斜視図であり、図6〜図8は、それぞれ図5の
バッテリ37S,37SW,37Mの構成例を示す斜視
図である。図5に示すように、バッテリホルダ29は、
バッテリホルダ本体83及び接続コード41を有する。
尚、接続コード41の構成については、上述しているの
で説明を省略する。バッテリホルダ本体83は、例えば
少なくとも1つのU字型のスロット81が形成された矩
形の平板状の部材である。
【0037】このバッテリホルダ本体83には、例えば
複数種類のバッテリ37S,37SW,37Mをそれぞ
れ着脱可能に装着することができるスロット81がそれ
ぞれ設けられている。このスロット81の内周面には、
内周面の一辺に沿って設けられたガイドレール73及
び、K方向にバネ等によって付勢されているロック用突
起77が設けられている。ロック用突起77は、例えば
ガイドレール73に沿って方向において局面を成す形状
となっており、その表面は摩擦が少ないことが望まし
い。
【0038】バッテリ37Sは、平板状の矩形であり、
例えばポリマー式のリチウムイオンを利用した2次電池
を有する。このバッテリ37Sは、図6に示すように面
取り部85が面取りされており、後面88に着脱用凹部
89が設けられている。また、このバッテリ37Sは、
上面84にガイド溝72が長手方向に沿って形成されて
おり、そのほぼ中間部分にロック用凹部79が設けられ
ている。
【0039】このガイド溝72は、図5のガイドレール
73に多少の隙間を保持した状態で嵌合することができ
るように加工されている。つまり、このガイド溝72
は、バッテリ37Sが図5のスロット81に正確に着脱
されるようにガイドを行うためものである。また、図6
のロック用凹部79は、図5においてK方向に付勢され
ているロック用突起77が嵌合することで、バッテリ3
7Sをスロット81にしっかりと固定することができ
る。
【0040】また、図6に示すようにバッテリ37S
は、その前面86にコネクタ87及び着脱用凹部90を
有する。コネクタ87は、図5のバッテリホルダ本体8
3にバッテリ37Sが装着された際にコネクタ75が嵌
合されることで、バッテリホルダ本体83とバッテリ3
7Sとの間で電気的な接続を取るためのものである。ま
た、図6に示す着脱用凹部90は、バッテリホルダ本体
83に装着したバッテリ37Sを外すときにバッテリ3
7Sを引き出しやすいようにするために設けられてい
る。
【0041】また、図7に示すようにバッテリ37SW
は、側面91がやや厚い構成となっている点を除いて、
上記バッテリ37Sとほぼ同様の構成である。このよう
に側面91がやや厚い構成となっているのは、内蔵する
2次電池の容量を大きく取るためである。
【0042】また、図8に示すようにバッテリ37M
は、側面91がやや広い構成となっている点や、着脱用
凹部90及び着脱用凹部89が複数設けられている点を
除いて、その外観上、上記バッテリ37Sとほぼ同様の
構成を有する。このバッテリ37Mは、例えばその側面
19に、内蔵する2次電池の残量を表示する残量表示部
93が設けられている構成であっても良い。この残量表
示部93は、例えば液晶表示部(LCD:Liquid
Cryatal Display)を備え、側面91
に設けられた表示用ボタン95を押すことによってその
液晶表示部に残量が表示される構成となっている。
【0043】従って、図5に示すこれらバッテリ37
S,37SW,37Mが、それぞれバッテリホルダ本体
83のスロット81にガイドレール73に沿って挿入さ
れると、バッテリ37S,37SW,37Mは、それぞ
れコネクタ75によってバッテリホルダ本体83に電気
的に接続される構成となっている。バッテリ37S等が
装着されたバッテリホルダ本体83は、接続コード41
を介して電力を供給することができる。
【0044】また、図1の映像表示装置1は、バッテリ
37S等が装着されたバッテリホルダ本体83の代わり
に或いは併せて、図9に示すように2次電池97を予め
内蔵するバッテリ37Lが装着されていても良い。この
バッテリ37Lは、図1のリング部材12に貫通穴29
aを貫通させて映像表示装置1に着脱可能に装着され
る。図9に示すバッテリ37Lは、表面が平坦であり薄
い構成であるので、映像表示装置1に装着されても、全
体として映像表示装置1が厚くならないようにすること
ができる。
【0045】このバッテリ37Lは、接続コード41
が、図5に示すようにバッテリホルダ本体83に設けら
れた接続コード41の位置とは異なる位置に設けられて
いるようにしても良い。これは、バッテリホルダ本体8
3及びバッテリ37Lを同時に映像表示装置1に装着し
た場合にも、表示装置15のコネクタ39に両者の接続
コード41をそれぞれ接続することができるようにする
ためである。尚、上述の図1のバッテリ37S,37S
W,37M,37Lは、それぞれ図1の映像表示装置1
によって充電できる構成となっていても良いし、その代
わりに予め充電されている状態でバッテリホルダ本体8
3に装着される構成であっても良い。
【0046】映像表示装置1は、このようなバッテリ3
7S等が充電できる構成において、図10に示すような
充電状況が表示装置15の表示領域23に表示される構
成であっても良い。図10の表示領域23には、バッテ
リ37S(Sタイプ)、バッテリSW(SWタイプ)、
バッテリ37M(Mタイプ)、バッテリ37L(Lタイ
プ)のそれぞれの充電状況画面111が表示されてい
る。
【0047】この充電状況画面111は、例えば優先順
位表示101、装着位置表示103、残量表示105、
電力表示107及び供給・充電状況表示109を表示し
ている。優先順位表示101は、例えば設定されている
充電や給電の優先順位を表わしている。装着位置表示1
03は、バッテリホルダ本体83におけるバッテリ37
S等の装着位置を表しており、残量表示105は、各バ
ッテリ37S等の残量を表わしている。また、電力表示
107は、各バッテリ37S等の電力を表わしており、
供給・充電状況表示109は、バッテリ37S等毎に充
電や給電を行っていることを表わしている。
【0048】図1の映像表示装置1は、このように表示
されている各表示を、操作ボタン63やポインティング
デバイス5等によって設定できるようになっている。具
体的には、映像表示装置1は、各バッテリ37S等を任
意に設定した順序で充電したり、給電することができ
る。尚、この映像表示装置1は、例えばLタイプ(バッ
テリ37L)を常時予備用として保持しておくように使
用することもできる。
【0049】また、映像表示装置1には、上述のような
バッテリ37S等以外にも、図11に示す構成のバッテ
リ37Tが装着されようにしても良い。このバッテリ3
7Tは、中間コネクタ113を介して映像表示装置1に
装着される構成となっている。このバッテリ37Tは、
平板状の形状であり、例えばその側面125にコネクタ
117、2つのガイド穴116及び固定用穴123が設
けられている。一方、中間コネクタ113は、中間コネ
クタ本体114、接続コード41、ボタン29,30、
2個の固定部材121、ガイド部材115及びコネクタ
119を備える。
【0050】中間コネクタ本体114は、細長い形状で
あり、図1のリング部材12が貫通する貫通穴29aが
長手方向に沿って形成されている。このため、図11の
中間コネクタ113は、図1のリング部材12に沿って
R方向に回転することができる。また、中間コネクタ本
体114の装着面127は、中間コネクタ本体114の
長手方向であるV方向に沿って、固定部材121、ガイ
ド部材115、コネクタ119、ガイド部材115及び
固定部材121が設けられている。
【0051】ガイド部材115は、例えば金属のような
硬質な突起状の部材であって、バッテリ37Tの側面1
25に設けられたガイド穴116に嵌合する構成となっ
ている。つまり、ガイド部材115及びガイド穴116
は、バッテリ37Tを中間コネクタ113に着脱自在に
装着するためのガイド機能及び、装着した際の補強機能
を有する。また、このガイド部材115は、電気的に接
続されているコネクタ119を補強する機能を有する。
【0052】また、2つの固定部材121は、それぞれ
ボタン29,30と連続する部材として構成されてお
り、ボタン29をV2方向に押すと固定部材121の一
方をV2方向に移動させ、ボタン30をV1方向に押す
と固定部材121の他方をV1方向に移動させることが
できる。このボタン29はV1方向に付勢されており、
ボタン30はV2方向に付勢されている。
【0053】従って、この固定部材121は、バッテリ
37Tの固定穴123に嵌り込んだ状態でV方向に移動
できる構成となっている。この固定部材121の先端に
は爪が設けられており、この爪がV方向に移動されるこ
とで、固定部材121が固定穴123に嵌り込み、先端
の爪によって固定部材121がしっかりと固定穴123
に固定される構成となっている。
【0054】また、コネクタ119は細長い突起状の端
子であり、バッテリ37Tの側面125に設けられた穴
状のコネクタ117に嵌合する構成となっている。この
コネクタ119がコネクタ117に嵌合されると、コネ
ク119及びコネクタ117が電気的に接続される構成
となっている。上記映像表示装置1は、この中間コネク
タ113を標準的な構成としてこの中間コネクタ113
に様々な機能を有する機器51を接続すれば、様々な機
能の中から必要な機能を選択して発揮させることができ
る。
【0055】図12は、図1の映像表示装置1の電気的
な構成例を示すブロック図である。表示装置15は、タ
ッチパネル25、上記表示領域を構成する液晶表示装置
23、タッチパネル信号処理回路131、演算部13
7、メモリカードスロット44、信号処理回路139、
操作部45、メモリ141、画像信号生成回路135、
液晶駆動回路133、電源部145、電源コントローラ
143、第1の電源スイッチ147及び第2の電源スイ
ッチ149を備える。
【0056】タッチパネル25には、操作された際に生
ずる操作信号を処理するタッチパネル信号処理回路13
1が接続されている。このタッチパネル信号処理回路1
31には、その操作信号に基づいて演算を行う演算部1
37が接続されている。この演算部137には、信号処
理回路139、操作部45、メモリ141、電源コント
ローラ143、画像信号生成回路135、後述するコン
トローラ159及び後述するコントローラ153に接続
されている。
【0057】信号処理回路139には、メモリカード4
3が装着されるメモリカードスロット44が接続されて
おり、演算部137及びメモリカードスロット44の間
で信号処理を行う機能を有する。メモリ141は、演算
部137が演算を行う際の作業領域として利用される情
報記憶媒体である。
【0058】画像信号生成回路135は、演算部137
及び液晶駆動回路133に接続されており、演算部13
7の演算結果に基づいて、液晶表示装置23に表示を行
うための画像信号を生成する。また、液晶駆動回路13
3は、液晶表示装置23及び画像信号生成回路135に
接続されており、画像信号生成回路135からの画像信
号に基づいて液晶表示装置23の制御を行う。
【0059】電源コントローラ143は、外部から電力
供給を受けている電源部145及び演算部137に接続
されており、演算部137の制御によって第1の電源ス
イッチ147や第2の電源スイッチ149のオンオフ制
御を行っている。また、電源部14は、表示装置15の
外部から電力の供給を受けており、その電力を電源コン
トローラ143によって第1の電源スイッチ147や第
2の電源スイッチ149がオンオフされることで、バッ
テリ37T等や機器51に対して電源を供給することが
できる。尚、機器51は、電源部145を省略し、バッ
テリ37T等によってのみ電源供給される構成であって
も良いことはいうまでもない。
【0060】バッテリホルダ29は、コントローラ15
9、第1のバッテリ切替スイッチ161、第2のバッテ
リ切替スイッチ163及び第3のバッテリ切替スイッチ
165を備えている。このコントローラ159は、演算
部137、コントローラ167、第1のバッテリ切替ス
イッチ161、第2のバッテリ切替スイッチ163及び
第3のバッテリ切替スイッチ165に接続されている。
このコントローラ159は、演算部137の制御によっ
て、これら第1のバッテリ切替スイッチ161、第2の
バッテリ切替スイッチ163及び第3のバッテリ切替ス
イッチ165のオンオフを制御する機能を有する。
【0061】これら第1のバッテリ切替スイッチ16
1、第2のバッテリ切替スイッチ163及び第3のバッ
テリ切替スイッチ165は、それぞれ例えばバッテリ3
7S,37SW,37Mのバッテリスイッチ173に接
続されている。
【0062】そして、バッテリ37Sは、バッテリスイ
ッチ173、2次電池169、コントローラ167及び
メモリ171を有する。コントローラ167は、コント
ローラ159、メモリ171、2次電池169及びバッ
テリスイッチ173に接続されている。このコントロー
ラ167は、バッテリスイッチ173のオンオフの制御
を行っている。また、このコントローラ167は、2次
電池169の残量を検知して残量データをメモリ171
に格納し、コントローラ159の要求に応じて残量デー
タを提供する。また、このコントローラ167は、バッ
テリ37Sを充電する際の制御を行う。尚、バッテリ3
7SW,M等の電気的な構成は、2次電池169の容量
が異なる点を除いて、ほぼ同様の構成であるので説明を
省略する。
【0063】上記機器51は、コントローラ153、処
理部157及び電源部155を有する。コントローラ1
53は、表示装置15の演算部137及び処理部157
に接続されており、演算部137の制御によって機器5
1の動作全体を制御している。電源部155は、第2の
電源スイッチ149を介して、電源部145やバッテリ
37S等に接続されている。この電源部155は、処理
部157に電力を供給する機能を有する。そして、処理
部157は、機器51が目的とする所定の処理を行う。
ここで、演算部137とコントローラ153,159を
バスラインで接続し、制御信号の他にも映像信号や音声
信号などのデータを相互にやりとりするようにしても良
い。
【0064】手帳部35及びこの手帳部35を備える映
像表示装置1は以上のような構成であり、次に図1〜図
12を参照しつつその操作例について説明する。手帳部
35を備える映像表示装置1は、図2に示すようにその
外観上手帳部35がビジネス用途や日常用途で良く携帯
されるいわゆるシステム手帳の程度で小型なであるの
で、鞄やバッグ等に収納しても収納しやすいという特徴
を有する。ところが、この映像表示装置1は、この小さ
な手帳部35の内部に、様々な機器51を以下に示すよ
うに備えることができる。
【0065】この映像表示装置1は、図2に示す状態か
ら図3に示すように留め具47を外して、第1の表紙部
17を第2の表紙部19に対してR方向に開閉すること
ができる。図1に示すように第1の表紙部17を開く
と、例えば第1の表紙部17の裏側に設けられている表
示装置15や例えばバッテリホルダ29が露出する構成
となっている。この手帳部35には、その背表紙部20
にバインダ部9が設けられており、このバインダ部9の
リング部材12がバッテリホルダ29の貫通穴29aや
機器51の図示しない穴に貫通している。従って、これ
らバッテリホルダ29等は、そのリング部材に沿って、
あたかも書籍のページをめくるようにR方向に回転する
ことができる構成となっている。
【0066】また、バインダ部9は、リング開閉レバー
11の操作によって、第1のリング11及び第2のリン
グ13がそれぞれOP1方向及びOP2方向に開いたり
閉じることができる構成となっている。従って、第1の
リング11及び第2のリング13を開けば、使用者が、
携帯すべき所望の機器51やバッテリホルダ29を選択
して、必要な機能を映像表示装置1に追加したり、取り
外すことができる。
【0067】これらバッテリホルダ29や機器51は、
表示装置15に対して接続コード41によって電気的に
接続されている。この接続コード41は、データを伝送
する信号線や電源を伝える電源線を有する。従って、表
示装置15は、機器51やバッテリホルダ29との間で
データを伝送したり、電力の供給を行うことができる。
また、図1のバッテリホルダ29からは、接続コード4
1を介して機器51に対しても電力が供給される構成と
なっている。
【0068】また、表示装置15は、例えば図2に示す
ようにポインティングデバイスホルダ7にポインティン
グデバイス5が収納されており、使用者がこのポインテ
ィングデバイス5によって表示領域23に表示されてい
る表示内容を操作することができる。図1に示すように
表示領域23の表面には、例えばタッチパネル25が設
けられており、使用者がポインティングデバイス5の先
端5aによって表示内容に該当する部分をタップする
と、その操作に応じた表示内容が表示領域23に表示さ
れる。
【0069】使用者が映像表示装置1の使用を終える
と、図3に示すように第1の表紙部17及び第2の表紙
部19を閉じ、閉じ終わると図2に示すように映像表示
装置1が小さくコンパクトに収納される。ここで、この
映像表示装置1は、図1に示すように表示装置15及び
バッテリホルダ29等その間が可撓性を有する接続コー
ド41によって接続されているので、表示装置15及び
バッテリホルダ29等との間の電気的に導通が妨げられ
ることはない。
【0070】従って、映像表示装置1を使用する使用者
は、自分の好みに合わせて、機器51やバッテリホルダ
29を手帳部35に装着することができる。このため、
従来のように複数の機器51を接続する際に行われてい
た複雑な接続や、これらの機器を移動した際に必要とさ
れていた再接続を行う必要がない。つまり、映像表示装
置1は、複数の機能を備えているものの、日常的に携帯
しやすい優れた構成となっている。また、この映像表示
装置1は、図2に示すように閉じた状態では表示装置1
5、バッテリホルダ29及び機器51を第1の表紙部1
7等によって包囲した構成となっているので、例えば落
下等があった場合においても機器51が損傷することは
なく、機器51等の安全性を保つことができる。
【0071】また、さらにこの映像表示装置1は、上述
のようにバッテリ37S等の残量を検出し、表示領域2
3に表示することができるので、電池残量が不足する前
に使用者によって適切な対処がなされるようになる。
【0072】機器の第1の例 図13は、図1の手帳部35に着脱可能な機器51の一
例としてのデジタルスチールカメラ135を正面から見
た場合における構成例を示す斜視図であり、図14は、
図13のデジタルスチールカメラ135を裏面から見た
場合の構成例を示す斜視図である。図13のデジタルス
チールカメラ135は、その第1の側面176に、図1
1に示すバッテリ37Lの側面125とほぼ同様の構成
の固定穴123、ガイド穴116、コネクタ117、ガ
イド穴116及び固定穴123を備え、中間コネクタ1
13に対してバッテリ37Lを装着するのとほぼ同様の
手順で、中間コネクタ113に装着することができる。
従って、以下の説明では、デジタルスチールカメラ13
5を中間コネクタ113に装着するための構成について
の説明を省略し、ここでは主にデジタルスチールカメラ
135の構成例について説明する。
【0073】デジタルスチールカメラ135は、例えば
電荷結合素子(CCD:Charge Coupled
Device)を有する撮影手段である。このデジタ
ルスチールカメラ135は、ほぼ直方体の形状をしてお
り、上面184、正面174、裏面178、第1の側面
176、第2の側面177及び下面186を有する。第
1の側面176には、上述のように2つの固定穴123
等を有する。これらの機能については、既に説明してい
るので説明を省略する。
【0074】正面174には、上面184近傍にフラッ
シュ179、ファインダ窓181が設けられており、上
面184及び下面186のほぼ中央に撮像レンズ180
及び第2のシャッタボタン185が設けられており、下
面186近傍に第1の側面176及び第2の側面177
の長手方向に沿ってそれぞれ2個ずつの手がかり用凹部
190が設けられている。この手がかり用凹部190
は、把持したときに指がかかる部分を凹部とした構成と
なっており、把持しやすい構成となっている。
【0075】一方、図14に示すようにデジタルスチー
ルカメラ135の上面184には、第1のシャッタボタ
ン183及びファインダ182が設けられている。この
ファインダ182は、使用者が見やすくなるようにM方
向に伸縮できる構成となっている。また、デジタルスチ
ールカメラ135の第2の側面177には、メモリカー
ドスロット191及び取り出しボタン192が設けられ
ている。メモリカードスロット191は、メモリカード
43がN方向に着脱可能に装着され、メモリカード43
にデータを記録したりメモリカード43のデータを読み
出す機能を有する。取り出しボタン192は、N方向に
押されることで、メモリカード43が装着されたメモリ
カードスロット191からメモリカード43が排出され
る構成となっている。
【0076】また、デジタルスチールカメラ135の裏
面178の下面186側には、バッテリ装着部193が
設けられている。このバッテリ装着部193は、例えば
バッテリ37Mが着脱可能に装着できる構成となってい
る。バッテリ37MがZ方向に沿ってバッテリ装着部1
93に装着されると、バッテリ37Mの上面に設けられ
ているコネクタ187が、バッテリ装着部193に設け
られているコネクタ195に嵌合する構成となってい
る。また、装着されたバッテリ37Mは、例えばバッテ
リ取り外し用凹部193に使用者の指をかけて引くこと
で、取り外される構成となっている。また、デジタルス
チールカメラ135の裏面178には、操作ボタン13
6が設けられている。この操作ボタン136は、デジタ
ルスチールカメラ135のフラッシュ等のオン/オフな
どの設定ボタンである。
【0077】デジタルスチールカメラ135は以上のよ
うな構成であって、次にデジタルスチールカメラ135
を備える映像表示装置1の操作例について説明する。図
15及び図16は、それぞれデジタルスチールカメラ1
35を備える映像表示装置1を操作している様子の一例
を示す斜視図である。例えば映像表示装置1の使用者が
自らの映像を撮影して、自らの映像を見るためには、ま
ず手帳部35の第1の表紙部17及び第2の表紙部19
を図15に示すように開く。この映像表示装置1は、例
えば使用者の手Hによって、第2の表紙部19に設けら
れているデジタルスチールカメラ135及び、第2の表
紙部19が捕まれている。この状態では、使用者の手H
は、例えば親指Tがデジタルスチールカメラ135の第
2のシャッタボタン185に配置している。
【0078】デジタルスチールカメラ135の撮像レン
ズ180は使用者の方向を向いており、表示装置15の
表示領域23には自らの映像が表示されている。映像表
示装置1は、この状態で、親指Tによって第2のシャッ
タボタン185が押されると、撮像されている映像がデ
ジタルデータで取り込まれる構成となっている。この表
示装置15の表示領域23には、例えば左右が反対にな
るように画像処理された映像が表示されることが望まし
い。このようにすると、表示領域23には左右が反転し
ていない映像が表示されるので、映像表示装置1の使用
者が映像を見やすくなる。
【0079】また、この映像表示装置1は、図16に示
すように第1の表紙部17及び第2の表紙部19を裏返
すようにすると、デジタルスチールカメラ135及び表
示装置15がほぼ正反対を向く。この状態では、映像表
示装置1は、被写体196を撮影し、この被写体196
の映像を表示装置15の表示領域23に表示させること
ができる。この場合には、表示領域23に表示されてい
る映像は左右が反転されていないようにする。
【0080】また、この映像表示装置1は、図15に示
すように表示領域23の上部に自らの映像201を表示
し、図17に示すように表示領域23の下部に、自らの
映像201に被写体の映像を合成した合成画像205を
表示している。この合成画像205には、例えば背景を
変更したりタイトルとして例えば「パリにて」という文
字を画像処理によって入れることができるのが望まし
い。この合成画像205は、明るさの調整や色バラン
ス、変形、コントラスト等の様々な映像加工を行うよう
にしても良い。尚、このような表示領域23の上下に複
数の画像を表示することは、この映像表示装置1以外に
も、モニター付きビデオカメラやデジタルスチールカメ
ラ等に応用しても実用性が高い。
【0081】ここで、合成画像205の作成操作例につ
いては、図18に示すように表示領域23の下部には、
「画像の処理について」とテーマタイトル208ととも
に画像処理メニューが表示されている。この画像処理メ
ニュー213は、背景の変更206、元の画像207、
背景209、タイトル210、タイトル入力エリア21
1、明るさ調整212及び色バランス調整214を有す
る。これら背景の変更206、タイトル214、明るさ
調整212及び色バランス調整214は、それぞれ機能
を選択できるようになっている。背景の変更206で
は、元の画像207及び背景209が表示されており選
択できるようになっている。タイトル214は、タイト
ル入力エリア211に文字データが入力できるようにな
っている。映像表示装置1の使用者は、これらの設定を
適切に行うことで、図18の表示領域23の上段に表示
されている合成画像205に対して画像処理を施すこと
ができる。
【0082】機器の第2の例 図19(A)及び図19(B)は、それぞれ図1の手帳
部35に装着される機器51の一例としての携帯型電話
装置244の構成例を示す斜視図である。携帯型電話装
置(以下「携帯電話」という)244は、蝶番200を
中心として折り畳むことができるいわゆる折り畳み式の
携帯電話であり、例えば音声や映像データのような様々
な信号を、R3方向に回転可能なアンテナ218によっ
て無線でデータ通信することができる。
【0083】この携帯電話244は、上述の中間コネク
タ113に装着可能な構成を有する。上述のように携帯
電話244は折り畳み式であるので、上記図11のバッ
テリ37Tのコネクタ117や、図13のデジタルスチ
ールカメラ135のコネクタ117とは、中間コネクタ
113のコネクタ119に嵌合するコネクタ117a,
117bの構成が異なっている。尚、ガイド穴116及
び固定穴123については、それぞれ図11のバッテリ
37Tのそれらと同様の構成であるので、説明を省略す
る。
【0084】図19に示す携帯電話244は、蝶番20
0近傍で2分割された溝状のコネクタ117a,117
bを備えている。この携帯電話244は、折り畳まれた
状態から完全に開かれた状態となると、これらのコネク
タ117a,117bが直線状の溝を構成し、この溝状
のコネクタ117a,117bには中間コネクタ113
が嵌合されることで電気的に接続される。
【0085】この携帯電話244は、折り畳み可能な構
造であるため、折り畳めない他の携帯型の電話装置と比
較すると、完全に開いた状態では薄い構成となってい
る。従って、図1の手帳部35は、この携帯電話244
を装着しても、厚みがそれほど厚くならない。
【0086】この携帯電話244は、図19(B)に示
すように上記バッテリ37SがN方向に装着することが
できる構成となっている。具体的には、携帯電話244
の裏面には、バッテリ37Sが嵌合する凹部が設けられ
ている。この凹部には、バッテリ37Sに設けられた第
1の凹部225に噛み合う第1の爪222及び、第2の
凹部226に噛み合う第2の梅223が設けられてい
る。この第2の凹部226は、I1方向及びI2方向に
移動できる構成となっており、I1方向に引かれた状態
でバッテリ37Sが上記穴に嵌合され、その状態でI2
方向に押し込むことでバッテリ37Sをしっかりと装着
することができる。
【0087】機器の第3の例 図20は、図1の手帳部35に装着される機器51の一
例としてのプリンタ233の構成例を示す斜視図であ
る。プリンタ233には、例えば熱書き込み式や熱昇華
式等のプリンタエンジンが組み込まれている。このプリ
ンタ233は、例えば1枚ずつ印画紙231が挿入排出
口246に挿入され、操作部230が使用者によって後
述するように操作されることで、印画紙231に印刷を
行う機能を有する。このプリンタ233は、上述の接続
コード41や貫通穴29aが設けられているので、図1
の手帳部35のリング部材12に貫通口29aが貫通す
るように着脱自在に装着されることでR方向に沿って回
転することができる。
【0088】次に、このプリンタ233の操作例につい
て説明する。このプリンタ233は、上述のように操作
部230の操作によって印刷がなされる。具体的には、
図21の表示領域23に示すように表示領域23の上段
には例えば合成画像205が表示されており、その下段
にはプリントメニュー画面237が表示されている。こ
のプリントメニュー画面237は、例えば上記タッチパ
ネル25を、ポインティングデバイス5又は使用者の指
でタップすることで所定の設定となるように設定でき、
「プリントスタート」を選択することで印刷を開始する
ことができる。
【0089】本発明の第1実施形態によれば、手帳部3
5に機器51を着脱可能に装着し、日常的に安全に携帯
することができる。しかも、この機器51は使用者の要
望に併せて様々に選択して手帳部35に着脱可能に装着
することができるので、この手帳部35を備える映像表
示装置1は、所望の機能のみを搭載することができる。
【0090】第2実施形態 図22は、本発明の第2実施形態としての保持装置が適
用された手帳部35aを備える映像表示装置1aの構成
例を示す斜視図であり、図23は、図22の中間コネク
タ113aの構成例を示す斜視図である。この手帳部3
5aは、図1の手帳部35とほぼ同様の構成であるので
同一の構成は同一の符号を用いてその説明を省略し、異
なる点を中心として説明する。この手帳部35aは、第
1実施形態としての手帳部35とは、中間コネクタ11
3aの構成が異なっている。具体的には、図1の手帳部
35では、機器51がバインダ部8によってR方向に回
転できる構成となっているが、図22の手帳部35aで
は、背表紙部20に設けられた中間コネクタ113aに
よって、図示しない機器がR方向に回転できる構成とな
っている。
【0091】この中間コネクタ113aは、図23に示
すように基部57、屈曲部59及び中間コネクタ本体1
14aを有する。この基部57は、図22の背表紙部2
0に固定される部分であり、屈曲部59は、可撓性を有
し、上記接続コード41と同様にデータ通信のためのデ
ータ線や、電源供給等を行うための電力線を内蔵する。
中間コネクタ本体114aは、機器としての上記図11
のバッテリ37T、図13のデジタルスチールカメラ1
35及び、図19の携帯電話244のいずれかを選択し
て、第1実施形態と同様に装着することができる構成と
なっている。また、この中間コネクタ本体114aは、
可撓性を有する屈曲部59によって基部57をほぼ中心
として回転することができる構成となっている。
【0092】図24に示すように手帳部35aには、機
器の一例としてのチューナ装置5が装着される。このチ
ューナ装置5は、例えばテレビジョン放送を受信する機
能を有しており、背表紙部20を中心としてR方向に回
転できる構成となっている。
【0093】また、図22に示すように手帳部35a
は、例えば第1の表紙部17にバッテリが組み込まれて
いても良いし、第2の表紙部19に上記印画紙231や
上記メモリカード43をそれぞれ収納するためのふたつ
きポケット241が設けられていても良い。
【0094】従って、本発明の第2実施形態によれば、
中間コネクタ113aを直接背表紙部20に取り付ける
ようにしたので、第1実施形態において用いていたバイ
ンダ部9が不要となる。更に、各中間コネクタ113a
間を最初からしっかり配線できるので、確実な結線が可
能となる。尚、この結線に際しては、電源の他、制御信
号や映像/音声信号、アナログで又はバスラインでの結
線が可能となる。更に、第2実施形態における第1の表
紙部17又は第2の表紙部19のいずれかの部分に、第
1実施形態のように表示装置15を一体又は着脱自在に
なるよう構成しても良いのはもちろんである。
【0095】ところで本発明は上述した実施形態に限定
されるものではない。上記第1実施形態では貫通穴29
aは筒状であったが、図25(A)に示す貫通穴29b
のように機器51等の両入り口付近の少なくとも一方に
テーパ面246が形成されている構成としても良い。こ
のようなテーパ面246が貫通穴29bに設けられてい
ると、図25(B)に示すように機器51や中間コネク
タ113,113aがリング部材12に沿って回転しや
すくすることができる。このようにすると、機器51を
リング部材12に沿ってR方向に回転させている間に
は、機器51に不要な振動を与えることが無くなる。
【0096】また、上記実施形態における貫通穴29a
は、例えば可撓性を有する材質によって構成しても良
い。また、上記実施形態における貫通穴29aは、これ
以外にも例えば図26に示すような接続コード41と一
体に構成した貫通穴29cであっても良い。このような
構成とすると、貫通穴29cを形成しやすくなるという
利点がある。
【0097】また、上記第1実施形態では、図1の表示
装置15が機器51等に直接接触しないように、図3に
示すように表示装置15に保護部材71が設けられてい
るが、その代わりに或いは併せて図27に示すような保
護シート248(緩衝部材)を表示装置15及び機器5
1の間や、複数の機器51を映像表示装置1に装着した
場合には複数の機器51の間に設けるようにしても良い
ことはいうまでもない。この場合、保護シート248
は、機器51等と同様に貫通穴29aを図1のリング部
材12に貫通させ、R方向に沿って回転するように手帳
部35に装着される。
【0098】上記実施形態における表示装置15や機器
51は、それぞれ例えば表面にゴム状の部材をコーティ
ングしても良いことはいうまでもない。このようにする
と、機器51等の表面に滑り止め処理を施すことができ
る。
【0099】上記実施形態の各構成は、その一部を省略
したり、上記とは異なるように任意に組み合わせること
ができる。
【0100】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
着脱可能な機器を日常的に安全に携帯することができる
保持装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態としての保持装置が適用
された手帳部を備える映像表示装置の構成例を示す斜視
図。
【図2】図1の映像表示装置において第1の表紙部及び
第2の表紙部を閉じた構成例を示す斜視図。
【図3】図1の映像表示装置において第1の表紙部及び
第2の表紙部を閉じた構成例を示す斜視図。
【図4】図1の表示装置の構成例を示す斜視図。
【図5】図1のバッテリホルダの構成例を示す斜視図。
【図6】図5のバッテリの構成例を示す斜視図。
【図7】図5のバッテリの構成例を示す斜視図。
【図8】図5のバッテリの構成例を示す斜視図。
【図9】バッテリの構成例を示す斜視図。
【図10】表示領域に表示されたバッテリの状態に関す
る表示の一例を示す図。
【図11】バッテリを中間コネクタに装着する様子の一
例を示す図。
【図12】図1の映像表示装置の電気的な構成例を示す
ブロック図。
【図13】図1の手帳部に着脱可能な機器の一例として
のデジタルスチールカメラを正面から見た場合における
構成例を示す斜視図。
【図14】図13のデジタルスチールカメラを裏面から
見た場合の構成例を示す斜視図。
【図15】デジタルスチールカメラを備える映像表示装
置を操作している様子の一例を示す斜視図。
【図16】デジタルスチールカメラを備える映像表示装
置を操作している様子の一例を示す斜視図。
【図17】表示領域の表示例を示す図。
【図18】表示領域の表示例を示す図。
【図19】図1の手帳部に装着される機器の一例として
の携帯型電話装置の構成例を示す斜視図。
【図20】図1の手帳部に装着される機器の一例として
のプリンタの構成例を示す斜視図。
【図21】プリントメニュー画面の一例を示す図。
【図22】本発明の第2実施形態としての保持装置が適
用された手帳部35を備える映像表示装置の構成例を示
す斜視図。
【図23】図22の中間コネクタの構成例を示す斜視
図。
【図24】図22の手帳部にチューナ装置を装着した様
子の一例を示す斜視図。
【図25】貫通穴の変形例を示す斜視図。
【図26】貫通穴の形成例を示す斜視図。
【図27】保護シートの構成例を示す斜視図。
【符号の説明】
1・・・映像表示装置、11・・・第1のリング(支持
手段)、12・・・リング部材(支持手段)、13・・
・第2のリング(支持手段)、17・・・第1の表紙
部、19・・・第2の表紙部、20・・・背表紙部、2
9a,29b,29c・・・貫通穴(支持手段)、3
5,35a・・・手帳部(保持装置)、57・・・基部
(支持手段)、59・・・屈曲部(支持手段)、11
3,113a・・・中間コネクタ(支持手段)、11
4,114a・・・中間コネクタ本体(コネクタ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/11 H04M 1/11 Z 1/21 1/21 M H04N 5/225 H04N 5/225 A E F H04Q 7/32 101:00 // H04N 101:00 H04B 7/26 V (72)発明者 今野 千保 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 釜谷 直樹 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 2H105 DD02 DD03 4E360 AB42 BA03 BC05 EA21 EC11 EC12 ED01 ED03 ED12 ED17 ED23 ED28 ED29 FA02 FA11 FA12 FA17 GA02 GA04 GA11 GA31 GA46 GA49 GB01 GB04 GB26 GB48 GC08 5C022 AA13 AC03 AC12 AC42 AC61 AC73 AC78 5K023 AA07 BB02 DD08 LL04 MM00 MM25 NN06 5K067 BB04 EE02 KK17

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の表紙部と、 前記第1の表紙部と対をなす第2の表紙部と、 前記第1の表紙部及び前記第2の表紙部が開閉自在とな
    るように、前記第1の表紙部及び前記第2の表紙部を接
    続する背表紙部とを有し、 前記第1の表紙部、前記第2の表紙部及び前記背表紙部
    によって包囲される空間で、複数の機器を保持する保持
    装置であって、 前記複数の機器とそれぞれ着脱可能に電気的に接続する
    ためのコネクタと、 前記機器を、前記背表紙部をほぼ中心として前記第1の
    表紙部及び前記第2の表紙部の間で回動自在となるよう
    に支持する支持手段とを備えることを特徴とする保持装
    置。
  2. 【請求項2】 前記機器には、電子機器及び、前記電子
    機器に電力を供給する2次電池装置が含まれており、 前記電子機器には、前記コネクタを経由して前記2次電
    池装置から電力が供給される構成としたことを特徴とす
    る請求項1に記載の保持装置。
  3. 【請求項3】 前記コネクタには、着脱自在に複数の前
    記2次電池装置が接続される構成となっていることを特
    徴とする請求項2に記載の保持装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の2次電池装置はそれぞれ外形
    が異なっており、 前記外形の異なる複数の2次電池装置がそれぞれ嵌合す
    る複数の異なる凹部が設けられており、 前記複数の異なる凹部にそれぞれ嵌合された前記外形の
    異なる複数の2次電池装置から電力が供給され、前記コ
    ネクタに対して電力を供給する2次電池装置ホルダを備
    えることを特徴とする請求項3に記載の保持装置。
  5. 【請求項5】 前記2次電池装置は、前記第1の表紙部
    又は前記第2の表紙部に内蔵されていることを特徴とす
    る請求項3に記載の保持装置。
  6. 【請求項6】 前記2次電池装置の残量を検出する残量
    検出手段と、 前記2次電池装置の残量を表示する残量表示手段とを備
    えることを特徴とする請求項2に記載の保持装置。
  7. 【請求項7】 前記支持手段は、 前記機器に設けられた複数の穴と、 前記複数の穴にそれぞれ貫通するほぼリング形状の複数
    のリング部材とを有し、 前記複数のリング部材は、それぞれ平行となるように前
    記背表紙部の長手方向に沿って配列していることを特徴
    とする請求項1に記載の保持装置。
  8. 【請求項8】 前記機器は複数設けられており、 前記複数の機器同士が直接接触しないように前記複数の
    機器を保護する保護手段を備えることを特徴とする請求
    項1に記載の保持装置。
  9. 【請求項9】 閉じた状態の前記第1の表紙部又は前記
    第2の表紙部の内側には、表示機能を有する表示装置が
    設けられていることを特徴とする請求項1に記載の保持
    装置。
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