JP2001045119A - 携帯電話装置 - Google Patents

携帯電話装置

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JP2001045119A
JP2001045119A JP26818999A JP26818999A JP2001045119A JP 2001045119 A JP2001045119 A JP 2001045119A JP 26818999 A JP26818999 A JP 26818999A JP 26818999 A JP26818999 A JP 26818999A JP 2001045119 A JP2001045119 A JP 2001045119A
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JP
Japan
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mobile phone
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display
phone main
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JP26818999A
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English (en)
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Toshiyuki Saito
敏之 斎藤
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YMUP Co Ltd
Original Assignee
YMUP Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 相手と通信中に、携帯電話機本体を耳元に当
てがった状態でもディスプレイ装置を見ることができる
携帯電話装置を提供する。 【解決手段】 スピーカ2及びマイク3を有する携帯電
話機本体4と、通信中の相手の電話装置から送信された
情報を表示するディスプレイ装置5とを備え、前記携帯
電話機本体4に対して前記ディスプレイ装置5を着脱自
在、かつ、一体的に固定可能とすると共に、前記携帯電
話機本体4に対して前記ディスプレイ装置5を離脱した
状態で前記情報を表示可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、通信中の相手の
電話装置から送信された情報を表示するディスプレイ装
置が設けられた携帯電話装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話装置には、単に通話でき
る機能だけでなく、その使い勝手を向上させるべく、通
信中の相手の電話装置から送信された画像等の情報を表
示するディスプレイ装置が設けられたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の携帯電話装置にあっては、ディスプレイ装置
が携帯電話機本体に一体に設けられているため、携帯電
話装置を耳に当てて通話しているときには、そのディス
プレイ装置を見ることができず、操作性が良好ではなか
った。
【0004】そこで、この発明は、相手と通信中に、携
帯電話機本体を耳元に当てがった状態でもディスプレイ
装置を見ることができる携帯電話装置を提供することを
課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、請求項1に記載された発明は、スピーカ及びマイク
を有する携帯電話機本体と、通信中の相手の電話装置か
ら送信された情報を表示するディスプレイ装置とを備
え、前記携帯電話機本体に対して前記ディスプレイ装置
を着脱自在、かつ、一体的に固定可能とすると共に、前
記携帯電話機本体に対して前記ディスプレイ装置を離脱
した状態で前記情報を表示可能とした携帯電話装置とし
たことを特徴とする。
【0006】請求項2に記載された発明は、スピーカ及
びマイクを有する携帯電話機本体と、通信中の相手の電
話装置から送信された情報を表示するディスプレイ装置
とを備え、前記携帯電話機本体を収納する収納ケースに
対してディスプレイ装置を着脱自在、かつ、一体的に固
定可能とすると共に、前記収納ケースに対してディスプ
レイ装置を離脱した状態で前記情報を表示可能とした携
帯電話装置としたことを特徴とする。
【0007】請求項3に記載された発明は、請求項1に
記載の構成に加え、前記携帯電話機本体の長手方向下部
に前記ディスプレイ装置を着脱自在、かつ、一体的に固
定可能としたことを特徴とする。
【0008】請求項4に記載された発明は、請求項2に
記載の構成に加え、前記携帯電話機本体が収納された収
納ケースの端部に前記ディスプレイ装置を着脱自在、か
つ、一体的に固定可能としたことを特徴とする。
【0009】請求項5に記載された発明は、請求項3に
記載の構成に加え、前記携帯電話機本体の長手方向下部
の底面部に前記ディスプレイ装置を着脱自在、かつ、一
体的に固定可能とすると共に、前記ディスプレイ装置が
固定された前記携帯電話機本体の長手方向から見て、前
記ディスプレイ装置の投影面と前記底面部の投影面とが
略一致していることを特徴とする。
【0010】請求項6に記載された発明は、請求項1,
3又は5の何れかに記載の構成に加え、前記携帯電話機
本体と前記ディスプレイ装置とを通信ケーブルで接続
し、該通信ケーブルは前記携帯電話機本体内、又は前記
ディスプレイ装置内の少なくとも何れか一方に収納され
るようにしたことを特徴とする。
【0011】請求項7に記載された発明は、請求項2又
は4に記載の構成に加え、前記携帯電話機本体と前記デ
ィスプレイ装置とを通信ケーブルで接続し、該通信ケー
ブルは前記収納ケースに設けられた通信ケーブル収納部
に収納されるようにしたことを特徴とする。
【0012】請求項8に記載された発明は、請求項1乃
至7の何れか一つに記載の構成に加え、通信中の相手に
こちらの情報を送信するための操作スイッチを前記ディ
スプレイ装置に設けたことを特徴とする。
【0013】請求項9に記載された発明は、請求項8に
記載の構成に加え、前記操作スイッチを、ディスプレイ
装置の表示部及びその裏面部を除く側部に設けたことを
特徴とする。
【0014】請求項10に記載された発明は、請求項1
乃至8の何れか一つに記載の構成に加え、携帯電話装置
には通信中の相手の電話装置に送信する複数の情報を記
憶するメモリ部を備え、該メモリ部に記憶した複数の情
報の中から通信中の相手の電話装置に送信する情報を任
意に選択可能な操作スイッチを、前記ディスプレイ装置
に設けたことを特徴とする。
【0015】請求項11に記載された発明は、請求項1
乃至8の何れか一つに記載の構成に加え、前記ディスプ
レイ装置に撮像カメラを設け、該撮像カメラによって撮
像した画像を通信中の相手の電話装置に送信可能に構成
したことを特徴とする。
【0016】請求項12に記載された発明は、請求項1
1に記載の構成に加え、前記撮像カメラを回動自在にデ
ィスプレイ装置に設け、該撮像カメラを回動させること
により該撮像カメラの撮像方向をディスプレイ装置の表
示部に対して同一側及び反対側に変更可能としたことを
特徴とする。
【0017】請求項13に記載された発明は、請求項1
2に記載の構成に加え、前記ディスプレイ装置のディス
プレイ装置本体に凹部を設け、該凹部に前記撮像カメラ
を配設したことを特徴とする。
【0018】請求項14に記載された発明は、請求項
1,6,8乃至11の何れか一つに記載の構成に加え、
スピーカ及びマイクを有する携帯電話機本体と、通信中
の相手の電話装置から送信された情報を表示するディス
プレイ装置とを備え、前記携帯電話機本体の正面部に凹
所を形成し、該凹所に前記ディスプレイ装置を格納・取
出し自在、かつ、一体的に固定可能とすると共に、前記
携帯電話機本体に対して前記ディスプレイ装置を離脱し
た状態で前記情報を表示可能とした携帯電話装置とした
ことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて説明する。
【0020】[発明の実施の形態1]図1乃至図7に
は、この発明の実施の形態1を示す。
【0021】まず構成を説明すると、この実施の形態1
の携帯電話装置1は、スピーカ2及びマイク3を有する
携帯電話機本体4と、通信中の相手の電話装置から送信
された情報を表示するディスプレイ装置5とを備えてい
る。
【0022】このディスプレイ装置5は、その携帯電話
機本体4に対して着脱自在で、かつ、一体的に固定可能
となっていると共に、その携帯電話機本体4と帯状の通
信ケーブル6で接続されている。そして、携帯電話機本
体4に対してディスプレイ装置5を離脱した状態で前記
情報が表示可能に構成されている。
【0023】詳しくは、携帯電話機本体4は、扁平な直
方体形状を呈し、長手方向下部に、図3に示すように嵌
合凹部7が形成されると共に、この凹部7の両側に板バ
ネ8が形成され、この板バネ8に係止突起10が形成さ
れ、ディスプレイ装置5の両側面部に形成された係止溝
9に係止されるようになっている。
【0024】このディスプレイ装置5が固定された携帯
電話機本体4の長手方向から見て、ディスプレイ装置5
の投影面と携帯電話機本体4の底面部の投影面とが略一
致するように構成されている。換言すれば、携帯電話機
本体4の幅H1及び厚さと、ディスプレイ装置5の幅H
2及び厚さが略等しく形成されている。
【0025】これにより、前記ディスプレイ装置5が携
帯電話機本体4に対して着脱自在で、かつ、一体的に固
定可能とされている。
【0026】そして、そのディスプレイ装置5には、図
4に示すように、渦巻きバネ式の巻取り装置12が内蔵
され、この巻取り装置12により通信ケーブル6が巻き
取られるようになっている。勿論、携帯電話機本体4側
に巻取り装置を配設することもできる。
【0027】さらに、ディスプレイ装置5は、画像等を
表示する表示部14が前面に設けられると共に、この表
示部14及びその裏面部を除く側部に、通信中の相手に
こちらの情報を送信するための「操作スイッチ」として
の送信ボタン15及び送信情報を任意に選択する選択ボ
タン16が設けられている。この表示部14には、シー
ト状のレンズが設けられ、画面の傷付きを防止すると共
に、画像を拡大するようにしている。
【0028】このディスプレイ装置5は、図7に示すよ
うに、制御部18を有し、この制御部18が前記表示部
14,送信データ記憶部19及び受信データ記憶部20
に接続されると共に、表示部14には記憶部21が設け
られている。その「メモリ部」としての送信データ記憶
部19には、通信中の相手の電話装置に送信する複数の
情報が記憶されるようになっている。この「メモリ部」
は携帯電話機本体4に設けても良いし、携帯電話機本体
4とディスプレイ装置5の両方に設けても良い。なお、
これら情報は後述する画像処理装置23により、ディス
プレイ装置5の送信データ記憶部19に記憶されるよう
になっている。
【0029】そして、これら複数の情報が選択ボタン1
6を操作することで選択され、この選択された情報が送
信ボタン15を操作することで通信中の相手の電話装置
に送信されるように構成されている。
【0030】なお、携帯電話機本体4は送信機能及び受
信機能を有し、通話を行うことができるようになってい
る。
【0031】ここで、前記画像処理装置23について説
明すると、図7に示すように、被写体を撮像するCCD
カメラ部24がマイクロプロセッサー部25に接続され
ている。このCCDカメラ部24は、レンズ26,受光
素子27,カメラ制御回路28,A/Dコンバータ29
及びデータバッファ30を有し、そのカメラ制御回路2
8にはマイクロプロセッサー部25からの信号が入力さ
れて制御されるように構成されている。
【0032】そのマイクロプロセッサー部25は、シリ
アル通信部31を介して通信ケーブルコネクタ部32に
接続され、このコネクタ部32には、前記携帯電話機本
体4から取り外された通信ケーブル6が接続されるよう
になっている。また、そのマイクロプロセッサー部25
は、プログラムROM33及びデータRAM34に接続
されると共に、コイン管理部35,インターフェースキ
ー36,モニター37,音声案内部38及びプリンタド
ライバ39に接続されている。なお、符号40は電源で
ある。
【0033】また、この画像処理装置23は、図5及び
図6に示すように、上部にCCDカメラ部24が設けら
れると共に、この横に音声案内部38が設けられ、これ
らの下側にモニター37が設けられている。このモニタ
ー37は、スルー画面42及び操作案内画面43を有
し、この下側に、インターフェースキー36の静止画ボ
タン45が5つ設けられ、この右斜め下には操作ボタン
46が設けられている。さらに、モニター37の下側に
は、前記通信ケーブルコネクタ部32が設けられたテー
ブル48が配設され、そのコネクタ部32に通信ケーブ
ル6が接続されるようになっている。さらにまた、その
テーブル48上には、CCDカメラ部24により取り込
んだ画像やディスプレイ装置5に記憶された情報を出力
できる静止画プリンタ49が配設されている。なお、符
号50はコイン投入口である。
【0034】次に、かかる携帯電話装置1の使用方法に
ついて説明する。
【0035】図1に示すような待機中の場合には、ディ
スプレイ装置5が携帯電話機本体4に嵌合されて一体的
に固定されているため、持ち運び等に支障を来すような
ことがないと共に、ディスプレイ装置5の投影面と携帯
電話機本体4の底面部の投影面とが略一致するように構
成されているため、ディスプレイ装置5が携帯電話機本
体4の底面部の投影面から突出することがないことか
ら、携帯電話装置1の取扱い性が良く、外観品質も良好
である。
【0036】また、ディスプレイ装置5を使用する場合
には、図2に示すように、携帯電話機本体4からディス
プレイ装置5を離脱させる。この時、通信ケーブル6は
ディスプレイ装置5の巻取り装置12から自動的に引き
出される。
【0037】この状態で、携帯電話機本体4を耳に押し
当てて、相手と通話中に、ディスプレイ装置5の表示部
14を見ることができ、相手との会話を円滑に行うこと
ができる。そして、このディスプレイ装置5の表示部1
4には、相手から送信されてきた情報やこちらから相手
に送信した情報を表示することができる。
【0038】相手から送信されてきた情報は、携帯電話
機本体4に受信され、通信ケーブル6を介してディスプ
レイ装置5の制御部18に入力され、受信データ記憶部
20に記憶される。このデータは、送信ボタン15及び
選択ボタン16を所定の押し方(順番に押したり、同時
に押したり等)をすることにより、制御部18を介して
表示部14に出力できる。
【0039】また、送信データ記憶部19に予め複数の
情報が記憶されている状態で、相手の電話装置に任意の
情報を送信するには、まず、選択ボタン16で表示部1
4を見ながら送信したい情報を選択する。次いで、送信
ボタン15を押すことにより、任意の情報が制御部1
8,通信ケーブル6を介して携帯電話機本体4側に入力
され、この本体4から相手の電話装置に送信されて相手
のディスプレイ装置に表示される。
【0040】さらに、ディスプレイ装置5が携帯電話機
本体4に装着された状態でも表示部14が露出してお
り、通話中以外の時でも、見たいときにディスプレイ装
置5に記憶されている情報を見ることができる。また、
ディスプレイ装置5が携帯電話機本体4に装着された状
態で、着信と同時に相手からの情報をディスプレイ装置
5に表示できるため、誰から電話がかかってきたか等を
瞬時に認識することもできる。
【0041】上記のようにディスプレイ装置5を携帯電
話機本体4から外した状態においても、通信ケーブル6
がディスプレイ装置5と携帯電話機本体4とを接続する
連結紐の機能を果たしているため、両者が不所望に分離
することを防止できる。
【0042】また、ディスプレイ装置5を携帯電話機本
体4に嵌合させて一体的に固定するときには、通信ケー
ブル6は巻取り装置12に巻き取られてディスプレイ装
置5側に収納されるため、通信ケーブル6が邪魔になる
ようなことがない。
【0043】さらに、携帯電話機本体4の長手方向下部
にディスプレイ装置5を着脱自在とすることにより、一
方の手で携帯電話機本体4の中間部を掴んで耳元に当て
がった状態のまま、他方の手でディスプレイ装置5を携
帯電話機本体4から離脱させる場合、無理な体勢を取る
ことなく、ディスプレイ装置5に手が届き易く、作業性
が良好である。
【0044】さらにまた、通信中の相手にこちらの情報
を送信するための送信ボタン15等をディスプレイ装置
5に設けたため、一方の手で携帯電話機本体4を掴んで
耳元に当てがった状態のままでも送信操作を簡単に行う
ことができる。
【0045】しかも、その送信ボタン15等は、ディス
プレイ装置5の表示部14及びその裏面部を除く側部に
設けたため、ディスプレイ装置5をその表示部14が露
出するように手で掴んだ状態でも、送信ボタン15等の
指による操作性が良好である。また、送信ボタン15等
を、ディスプレイ装置5の表示部14以外に設けたた
め、その分、ディスプレイ装置5の表示部14の面積を
広く取ることができる。
【0046】次いで、通信中の相手の電話装置に送信す
る複数の情報をディスプレイ装置5に記憶する場合につ
いて説明する。
【0047】まず、通信ケーブル6を携帯電話機本体4
から外し、この通信ケーブル6を図5及び図6に示すよ
うに、画像処理装置23のテーブル48の通信ケーブル
コネクタ部32に通信ケーブル6に接続し、ディスプレ
イ装置5をテーブル48上に載置する。
【0048】この状態で、コイン投入口50から所定の
金額を投入すると、コイン管理部35からの信号がマイ
クロプロセッサー部25に入力され、このマイクロプロ
セッサー部25からの信号により、音声案内部38から
音声案内が流れると共に、操作案内画面43に案内が表
示される。
【0049】操作者は、それらの案内に従って操作ボタ
ン46を操作し、CCDカメラ部24で撮影した画像を
データRAM34に取り込み、スルー画面42に表示す
るようにしている。このスルー画面42への表示は、静
止画ボタン45により選択できるようになっている。こ
こでは、5枚の静止画がディスプレイ装置5の送信デー
タ記憶部19に記憶できるようになっている。
【0050】そして、操作ボタン46で、それらCCD
カメラ部24で撮影した任意の静止画を確定することに
より、マイクロプロセッサー部25からシリアル通信部
31を介してディスプレイ装置5の送信データ記憶部1
9に記憶されることとなる。
【0051】ここでは、予め5枚目の情報として企業等
の宣伝用の情報が画像処理装置23に記憶されており、
ディスプレイ装置5の送信データ記憶部19に情報を記
憶するときに自動的に宣伝用の情報が記憶されることと
なる。
【0052】[発明の実施の形態2]図8及び図9に
は、この発明の実施の形態2を示す。
【0053】この実施の形態2は、携帯電話機本体4が
収納ケース53に収納されているものについてこの発明
を適用したものである。
【0054】すなわち、この収納ケース53は、携帯電
話機本体4が収納された状態で、この携帯電話機本体4
を操作できるように、携帯電話機本体4の操作ボタン配
置領域に透明ビニール窓が形成されると共に、スピーカ
2やマイク3の部分が開口されている。
【0055】また、その収納ケース53には、携帯電話
機本体4とディスプレイ装置5とを接続する通信ケーブ
ル6の巻取り装置54が配設されている。この巻取り装
置54は、渦巻きバネ式で、通信ケーブル6を収納ケー
ス53内に引っ張る方向に付勢している。
【0056】さらに、ディスプレイ装置5は、収納ケー
ス53内に開口55を介して収納・引出可能に構成され
ており、図8に示すような収納状態では、収納ケース5
3に形成されたストッパ部56に巻取り装置54の引張
力により当接され、先端部側が収納ケース53から僅か
に突出した状態で収納されるようになっている。
【0057】そして、図9に示すように、収納ケース5
3に対してディスプレイ装置5を離脱した状態で送信相
手からの送信情報が表示可能となっている。
【0058】このようにすれば、相手と通信中に、収納
ケース53に収納された携帯電話機本体4を耳元に当て
がった状態でもディスプレイ装置5を見ることができる
ので、相手との会話が円滑にできる。
【0059】また、携帯電話機本体4が収納された収納
ケース53の端部にディスプレイ装置5を着脱自在とす
ることにより、一方の手で携帯電話機本体4の中間部を
掴んで耳元に当てがった状態のまま、他方の手でディス
プレイ装置5を収納ケース53から離脱させる場合、無
理な体勢を取ることなく、ディスプレイ装置5に手が届
き易く、作業性が良好である。
【0060】さらに、通信ケーブル6がディスプレイ装
置5と収納ケース53側とを接続する連結紐の機能を果
たし、両者が不所望に分離することがない。また、通信
ケーブル6は収納ケース53に配置された巻取り装置5
4に収納されるようにしたため、ディスプレイ装置5を
収納ケース53に固定するとき、通信ケーブル6が邪魔
になるようなことがない。
【0061】なお、ディスプレイ装置5が携帯電話機本
体4に装着された状態でも、ディスプレイ装置5の表示
部14が見えるように収納ケース53に透明な窓を設け
ることもできる。これにより、着信時でも即座に表示部
14を見ることができる。
【0062】他の構成及び作用は実施の形態1と同様で
あるので説明を省略する。
【0063】[発明の実施の形態3]図10乃至図13
には、この発明の実施の形態3を示す。
【0064】この実施の形態3も、携帯電話機本体4が
収納ケース59に収納されているものについてこの発明
を適用したものである。
【0065】すなわち、この収納ケース59は、携帯電
話機本体4が収納された状態で、この携帯電話機本体4
を操作できるように、携帯電話機本体4の操作ボタン配
置領域に透明ビニール窓60が形成されると共に、スピ
ーカ2やマイク3の部分に開口61,62が形成されて
いる。
【0066】また、その携帯電話機本体4にコネクタ6
3を介して通信ケーブル64が接続されると共に、この
通信ケーブル64にはディスプレイ装置5が接続されて
いる。この通信ケーブル64は、固定部65にて収納ケ
ース59に固定されると共に、バネ機能を有するスパイ
ラル部分66が収納ケース59の収納部67に収納され
ている。
【0067】さらに、そのディスプレイ装置5は、収納
ケース59に形成された図示省略の係止部に係止される
ことにより、収納ケース59内に図10に示すように収
納されて一体的に固定されるようになっている。
【0068】そして、図11に示すように、このディス
プレイ装置5を収納ケース59から離脱させた状態で
は、通信ケーブル64のスパイラル部分66がケーブル
収納部67から引き出されるように構成されている。こ
の状態で、収納ケース59に対してディスプレイ装置5
を離脱した状態で送信相手からの送信情報が表示可能と
なっている。
【0069】また、そのディスプレイ装置5を収納ケー
ス59に収納して行くと、スパイラル部分66が縮まっ
て図12に示すようにケーブル収納部67に収納される
ように構成されている。
【0070】他の構成及び作用は実施の形態2と同様で
あるので説明を省略する。
【0071】[発明の実施の形態4]図14及び図15
には、この発明の実施の形態4を示す。
【0072】この実施の形態4は、携帯電話機本体4の
長手方向下部にホルダー部材70が取り付けられ、この
ホルダー部材70にディスプレイ装置5が図示省略の係
脱機構により着脱自在で、且つ一体的に固定されるよう
になっている。
【0073】このようにしても、図15に示すように携
帯電話機本体4からディスプレイ装置5を離脱させた状
態で、相手と通信中に、携帯電話機本体4を耳元に当て
がった状態でもディスプレイ装置5を見ることができる
ので、相手との会話が円滑にできる。
【0074】また、携帯電話機本体4の長手方向下部に
ホルダー部材70を介してディスプレイ装置5を着脱自
在とすることにより、一方の手で携帯電話機本体4の中
間部を掴んで耳元に当てがった状態のまま、他方の手で
ディスプレイ装置5をホルダー部材70から離脱させる
場合、無理な体勢を取ることなく、ディスプレイ装置5
に手が届き易く、作業性が良好である。
【0075】さらに、通信ケーブル6が携帯電話機本体
4とディスプレイ装置5とを接続する連結紐の機能を果
たし、両者が不所望に分離することがない。
【0076】他の構成及び作用は実施の形態1と同様で
あるので説明を省略する。
【0077】[発明の実施の形態5]図16には、この
発明の実施の形態5を示す。
【0078】この実施の形態5は、ディスプレイ装置5
の表示部14と同じ面側に撮像カメラ73が配置され、
この撮像カメラ73によって撮像した画像を通信中の相
手の電話装置に送信するように構成されている。
【0079】これによれば、携帯電話機本体4を耳元に
当てがった状態で相手と通信している状態で、ディスプ
レイ装置5を任意の方向に向けて撮像できると共にその
撮像した画像を相手の電話装置に送信できる。しかも、
表示部14と同じ面側に撮像カメラ73が配置されてい
るため、例えば相手の顔が表示されている表示部14を
見ながら自分の顔を撮像カメラ73で撮像して相手に送
信することができ、お互いに相手の顔を見ながら通話す
ることができる。
【0080】なお、送信ボタン15及び選択ボタン16
を所定の押し方(順番に押したり、同時に押したり等)
をすることにより、撮像カメラ73で撮像した画像を自
分のディスプレイ装置5に写し出して見ることもでき
る。
【0081】[発明の実施の形態6]図17乃至図20
には、この発明の実施の形態6を示す。
【0082】この実施の形態6は、撮像カメラ80を備
えたディスプレイ装置90の構成が上記各実施の形態と
相違している。
【0083】すなわち、前記ディスプレイ装置本体91
の上部中央部に凹部92が形成され、この凹部92に前
記撮像カメラ80が回動自在に設けられ、この撮像カメ
ラ80を回動させることにより、この撮像カメラ80の
撮像方向をディスプレイ装置90の表示部93に対して
同一側及び反対側に変更可能としている。
【0084】そのディスプレイ装置90は、図20に示
すように、背面側に充電端子94を有するリチューム電
池95が配設されると共に、内部に基板96がホルダー
97により支持されている。この基板96には、電子部
品98が配設されると共に、コネクタ99を介して液晶
ディスプレイ基板100に接続され、この液晶ディスプ
レイ基板100の裏面側には電子部品101が配設さ
れ、表面側には液晶ディスプレイ102が配設されてい
る。この液晶ディスプレイ102等で表示部93が形成
されている。
【0085】また、前記撮像カメラ80は、短円柱状を
呈し、図20に示すように、撮像カメラ本体81の下部
に円環状の嵌合溝82が形成され、この嵌合溝82に前
記ディスプレイ装置本体凹部92の底面部に形成された
水平フランジ部103が嵌合されることにより、撮像カ
メラ80が凹部92内において回転自在に配設されてい
る。そして、この撮像カメラ本体81の上部には回転駆
動させるためのツマミ部83が上方に突出して設けられ
ている。
【0086】この撮像カメラ80の内部には、カメラ基
板84が配設され、このカメラ基板84の裏面側にはコ
ネクタ85が配設され、このコネクタ85が接続ケーブ
ル86を介してディスプレイ装置90側の基板96のコ
ネクタ104に接続されている。
【0087】また、カメラ基板84の裏面側には電子部
品87、前側には受光素子88が配設され、この受光素
子88の前側にはレンズ89が配設されている。
【0088】このようなものにあっては、撮像カメラ8
0の撮像方向をディスプレイ装置90の表示部93に対
して同一側に向けることにより、レンズ89及び受光素
子88を介して自分の顔の画像を取り込み、相手に送信
すると同時にディスプレイ装置90の表示部93に表示
し、これを見ながら通話できるので、会話を円滑に行う
ことができる。
【0089】さらに、撮像カメラ80を回転させ、撮像
方向(レンズ89方向)をディスプレイ装置90の表示
部93に対して反対側に向けることにより、相手に送信
したい撮像対象の画像を、レンズ89及び受光素子88
を介して取り込み、この画像を送信すると同時にディス
プレイ装置90の表示部93を見ながら通話できるの
で、会話を円滑に行うことができる。
【0090】さらにまた、その撮像カメラ80は、凹部
92内に殆ど収納され、撮像カメラ80が上方に大きく
突出しないので、ディスプレイ装置90の取り扱い性を
良好にできる。
【0091】勿論、所定の操作(操作ボタンを順番に押
したり、同時に押したり等)をすることにより、撮像カ
メラ80で撮像した画像を相手に送信すると同時に、相
手から送信されてきた画像を自分のディスプレイ装置5
に写し出して見ることもできる。
【0092】[発明の実施の形態7]図21には、この
発明の実施の形態7を示す。
【0093】上記実施の形態6では、撮像カメラ80が
ディスプレイ装置本体凹部92に殆ど収納されていたの
に対して、この実施の形態7では、撮像カメラ80の上
側略半分が上方に突出している。
【0094】このようにしても、撮像カメラ80の撮像
方向をディスプレイ装置90の表示部93に対して同一
側に向けることにより、レンズ89及び受光素子88を
介して自分の顔の画像を取り込み、相手に送信すると同
時にディスプレイ装置90の表示部93に表示し、これ
を見ながら通話できるので、会話を円滑に行うことがで
きる。
【0095】また、撮像カメラ80を回転させ、撮像方
向(レンズ89方向)をディスプレイ装置90の表示部
93に対して反対側に向けることにより、相手に送信し
たい撮像対象の画像を、レンズ89及び受光素子88を
介して取り込み、この画像を送信すると同時にディスプ
レイ装置90の表示部93を見ながら通話できるので、
会話を円滑に行うことができる。
【0096】他の構成及び作用は実施の形態6と同様で
あるので説明を省略する。
【0097】[発明の実施の形態8]図22乃至図24
には、この発明の実施の形態8を示す。
【0098】この実施の形態8は、携帯電話機本体4の
正面部に凹所4aが形成され、この凹所4aにディスプ
レイ装置5が着脱自在に装着され、この装着状態で一体
的に固定可能とされている。
【0099】そのディスプレイ装置5は、正面部に表示
部14が設けられると共に、裏面部側にはコード巻取り
器111が配設され、このコード巻取り器111から延
長された通信ケーブル6が携帯電話機本体4に接続され
ている。そして、この携帯電話機本体4の凹所4a内に
配設された板バネ110により、このディスプレイ装置
5が、突出する方向に付勢されている。
【0100】また、このディスプレイ装置5は、前記各
実施の形態と同様、通信中の相手の電話装置から送信さ
れた映像等の情報を表示できるようになっていると共
に、一般の携帯電話と同様に日付・時刻表示、バッテリ
ー表示、電話番号表示、着信表示等の各種表示ができる
ように構成されている。
【0101】さらに、このディスプレイ装置5の表示部
14と同じ面側に撮像カメラ73が配置され、この撮像
カメラ73によって撮像した画像を通信中の相手の電話
装置に送信するように構成されている。
【0102】さらにまた、そのディスプレイ装置5の下
面部には、図24に示すように、嵌合凹部5aが形成さ
れ、この嵌合凹部5aに嵌合される嵌合凸部4bが携帯
電話機本体4の凹所4a内に形成されている。さらに、
ディスプレイ装置5の上面部には、嵌合穴5bが形成さ
れ、この嵌合穴5bに携帯電話機本体4側に設けられた
ロック部材113のロックピン113aが係脱されるよ
うに構成されている。
【0103】このロック部材113は、携帯電話機本体
4内に上下動自在に配設され、この携帯電話機本体4の
左側面部に上下動自在に設けられた操作子114に図示
省略の機構を介して連結されており、この操作子114
を上下動させることにより、ロック部材113が上下動
されるようになっている。
【0104】このようなものにあっては、ディスプレイ
装置5を携帯電話機本体4の凹所4aに収納した状態に
おいては、ディスプレイ装置5の嵌合凹部5aに携帯電
話機本体4の嵌合凸部4bが嵌合されると共に、ディス
プレイ装置5の上面部の嵌合穴5bに携帯電話機本体4
側に設けられたロック部材113のロックピン113a
が係合されている。
【0105】この状態から、ディスプレイ装置5を取り
出すには、操作子114を上方にスライドさせると、こ
れに連動してロック部材113が上昇され、ロックピン
113aがディスプレイ装置5の嵌合穴5bから離脱す
る。これで、板バネ110の付勢力により、ディスプレ
イ装置5が所定量前方に飛び出すこととなる。その後、
このディスプレイ装置5を持って取り出すことにより、
通信ケーブル6がコード巻取り器111から引き出され
ることとなる。このようにすれば、操作子114を操作
するだけで、簡単にディスプレイ装置5を取り出すこと
ができる。
【0106】この状態で、一方の手で携帯電話機本体4
を持ち、他方の手でディスプレイ装置5を持つことによ
り、相手から送られてきた画像情報等をディスプレイ装
置5で見ながら会話を行うことができる。
【0107】また、ディスプレイ装置5を携帯電話機本
体4の凹所4aに格納するには、ディスプレイ装置5の
下部の嵌合凹部5aに、携帯電話機本体4の嵌合凸部4
bを嵌合させる。そして、このディスプレイ装置5の上
部側を凹所4a内に押し込み、操作子114を下降させ
てロックピン113aを、ディスプレイ装置5の嵌合穴
5bに嵌合させることにより、ディスプレイ装置5の格
納を完了することとなる。
【0108】このようにディスプレイ装置5を携帯電話
機本体4の正面部に設けられた凹所4a内に格納するよ
うにしているため、携帯電話機本体4の周囲に出っ張る
ことなく、電話機全体をコンパクトにすることができ
る。
【0109】また、ディスプレイ装置5に撮像カメラ7
3を設けることにより、携帯電話機本体4を耳元に当て
がった状態で相手と通信している状態で、ディスプレイ
装置5を任意の方向に向けて撮像できると共にその撮像
した画像を相手の電話装置に送信できる。しかも、表示
部14と同じ面側に撮像カメラ73が配置されているた
め、例えば相手の顔が表示されている表示部14を見な
がら自分の顔を撮像カメラ73で撮像して相手に送信す
ることができ、お互いに相手の顔を見ながら通話するこ
とができる。
【0110】しかも、送信ボタン15及び選択ボタン1
6を所定の押し方(順番に押したり、同時に押したり
等)をすることにより、撮像カメラ73で撮像した画像
を自分のディスプレイ装置5に写し出して見ることもで
きる。
【0111】なお、この発明は上記各実施の形態に限定
されるものでなく、以下のようにすることもできる。
【0112】すなわち、上記各実施の形態では、携帯電
話機本体4とディスプレイ装置5とを通信ケーブル6,
64で接続したが、無線により両者間の通信を可能とす
ることにより、携帯電話機本体4に対してディスプレイ
装置5を離脱した状態で情報を表示可能とすることもで
きる。
【0113】また、ディスプレイ装置5の表示部14の
画面を2以上に分割し、そのうちの一つに自分の側の情
報を、他に相手側の情報を表示するようにしてもよい。
さらに、自他の情報を問わず複数の情報を分割された画
面に一度に表示してもよい。
【0114】さらに、ディスプレイ装置のメモリ部にゲ
ームソフトをメモリしておき、ディスプレイ装置または
/及び携帯電話機本体の操作スイッチを使ってゲームが
できるようにしてもよい。
【0115】さらにまた、ディスプレイ装置を通常のテ
レビ受像機として使用するようにしてもよい。
【0116】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1に記
載の発明によれば、携帯電話機本体に対してディスプレ
イ装置を離脱した状態で送信相手からの送信情報を表示
可能としたため、相手と通信中に、携帯電話機本体を耳
元に当てがった状態でもディスプレイ装置を見ることが
できるので、相手との会話が円滑にできる。
【0117】請求項2に記載の発明によれば、収納ケー
スに対してディスプレイ装置を離脱した状態で送信相手
からの送信情報を表示可能としたため、相手と通信中
に、収納ケースに収納された携帯電話機本体を耳元に当
てがった状態でもディスプレイ装置を見ることができる
ので、相手との会話が円滑にできる。
【0118】請求項3に記載の発明によれば、携帯電話
機本体の長手方向下部にディスプレイ装置を着脱自在と
することにより、一方の手で携帯電話機本体の中間部を
掴んで耳元に当てがった状態のまま、他方の手でディス
プレイ装置を携帯電話機本体から離脱させる場合、無理
な体勢を取ることなく、ディスプレイ装置に手が届き易
く、作業性が良好である。
【0119】請求項4に記載の発明によれば、携帯電話
機本体が収納された収納ケースの端部にディスプレイ装
置を着脱自在とすることにより、一方の手で携帯電話機
本体の中間部を掴んで耳元に当てがった状態のまま、他
方の手でディスプレイ装置を収納ケースから離脱させる
場合、無理な体勢を取ることなく、ディスプレイ装置に
手が届き易く、作業性が良好である。
【0120】請求項5に記載の発明によれば、ディスプ
レイ装置が携帯電話機本体に固定されたとき、ディスプ
レイ装置が携帯電話機本体の底面部の投影面から突出す
ることなく携帯電話機本体に連続的に固定されるので、
携帯電話装置の取り扱い性が良く、外観品質も良好であ
る。
【0121】請求項6に記載の発明によれば、通信ケー
ブルがディスプレイ装置と携帯電話機本体とを接続する
連結紐の機能を果たし、両者が不所望に分離することが
ない。また、通信ケーブルは携帯電話機本体内、又はデ
ィスプレイ装置内の少なくとも何れか一方に収納される
ようにしたため、ディスプレイ装置を携帯電話機本体に
固定するとき、通信ケーブルが邪魔にならない。
【0122】請求項7に記載の発明によれば、通信ケー
ブルがディスプレイ装置と収納ケースとを接続する連結
紐の機能を果たし、両者が不所望に分離することがな
い。また、通信ケーブルは収納ケースに設けられた通信
ケーブル収納部に収納されるようにしたため、ディスプ
レイ装置を収納ケースに固定するとき、通信ケーブルが
邪魔にならない。
【0123】請求項8に記載の発明によれば、通信中の
相手にこちらの情報を送信するための操作スイッチをデ
ィスプレイ装置に設けたため、一方の手で携帯電話機本
体を掴んで耳元に当てがった状態のままでも送信操作を
簡単に行うことができる。
【0124】請求項9に記載の発明によれば、操作スイ
ッチを、ディスプレイ装置の表示部及びその裏面部を除
く側部に設けたため、ディスプレイ装置をその表示部が
露出するように手で掴んだ状態でも、操作スイッチの指
による操作性が良好である。また、操作スイッチを、デ
ィスプレイ装置の表示部以外に設けたため、その分、デ
ィスプレイ装置の表示部の面積を広く取ることができ
る。
【0125】請求項10に記載の発明によれば、携帯電
話機本体を耳元に当てがった状態で相手と通信している
ときに、相手の電話装置に送信する情報をディスプレイ
装置を見ながら操作スイッチを指で操作して任意に選択
することができるので、便利である。
【0126】請求項11に記載の発明によれば、携帯電
話機本体を耳元に当てがった状態で相手と通信している
状態で、ディスプレイ装置を任意の方向に向けて撮像で
きると共にその撮像した画像を相手の電話装置に送信で
きる。
【0127】請求項12に記載の発明によれば、撮像カ
メラの撮像方向をディスプレイ装置の表示部に対して同
一側に向けて自分の顔の画像を相手に送信すると同時に
ディスプレイ装置の表示部を見ながら通話できるので、
会話を円滑に行うことができる。
【0128】また、撮像カメラの撮像方向をディスプレ
イ装置の表示部に対して反対側に向けて相手に送信した
い撮像対象の画像を送信すると同時にディスプレイ装置
の表示部を見ながら通話できるので、会話を円滑に行う
ことができる。
【0129】請求項13に記載の発明によれば、撮像カ
メラが突出しないので、ディスプレイ装置の取り扱い性
が良好にできる。
【0130】請求項14に記載の発明によれば、ディス
プレイ装置を携帯電話機本体の正面部に設けられた凹所
に格納するようにしているため、携帯電話機本体の周囲
に出っ張ることなく、電話機全体をコンパクトにするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1に係るディスプレイ装
置装着状態を示す携帯電話装置の正面図である。
【図2】同実施の形態1に係るディスプレイ装着を携帯
電話機本体から離脱した状態を示す携帯電話装置の正面
図である。
【図3】同実施の形態1に係るディスプレイ装着の携帯
電話機本体への装着機構を示す概略図である。
【図4】同実施の形態1に係る通信ケーブルの巻取り装
置を示す概略図である。
【図5】同実施の形態1に係る画像処理装置の正面図で
ある。
【図6】同実施の形態1に係る図5の側面図である。
【図7】同実施の形態1に係るディスプレイ装着や画像
処理装置等を示すブロック図である。
【図8】この発明の実施の形態2に係るディスプレイ装
着の収納ケースへの収納状態を示す断面図である。
【図9】同実施の形態2に係るディスプレイ装置を携帯
電話機本体から離脱させた状態を示す断面図である。
【図10】この発明の実施の形態3に係るディスプレイ
装置装着状態を示す携帯電話装置の正面図である。
【図11】同実施の形態3に係るディスプレイ装置を携
帯電話機本体から離脱した状態を示す携帯電話装置の正
面図である。
【図12】同実施の形態3に係るディスプレイ装置の携
帯電話機本体への装着状態における収納ケースの内部構
造等を示す概略図である。
【図13】同実施の形態3に係る収納ケースを外した状
態の携帯電話機本体及びディスプレイ装置を示す正面図
である。
【図14】この発明の実施の形態4に係るディスプレイ
装置装着状態を示す携帯電話装置の正面図である。
【図15】同実施の形態4に係るディスプレイ装置を携
帯電話機本体から離脱した状態を示す携帯電話装置の正
面図である。
【図16】この発明の実施の形態5に係るディスプレイ
装置を携帯電話機本体から離脱した状態を示す携帯電話
装置の正面図である。
【図17】この発明の実施の形態6に係るディスプレイ
装置等の正面図である。
【図18】同実施の形態6に係る図17の右側面図であ
る。
【図19】同実施の形態6に係る図17の平面図であ
る。
【図20】同実施の形態6に係る図17のA−A線に沿
う断面図である。
【図21】この発明の実施の形態7を示す図17に相当
する正面図である。
【図22】この発明の実施の形態8に係る携帯電話装置
の正面図である。
【図23】同実施の形態8に係るディスプレイ装置を外
した状態を示す正面図である。
【図24】同実施の形態8に係るディスプレイ装置を携
帯電話機本体に装着した状態を示す左側面図である。
【符号の説明】
1 携帯電話装置 2 スピーカ 3 マイク 4 携帯電話機本体 4a 凹所 5,90 ディスプレイ装置 6,64 通信ケーブル 12 巻取り装置 14,93 表示部 15 送信ボタン(操作スイッチ) 16 選択ボタン(操作スイッチ) 19 送信データ記憶部(メモリ部) 53,59 収納ケース 54 巻取り装置(ケーブル収納部) 67 ケーブル収納部 73,80 撮像カメラ 92 凹部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スピーカ及びマイクを有する携帯電話機
    本体と、通信中の相手の電話装置から送信された情報を
    表示するディスプレイ装置とを備え、 前記携帯電話機本体に対して前記ディスプレイ装置を着
    脱自在、かつ、一体的に固定可能とすると共に、前記携
    帯電話機本体に対して前記ディスプレイ装置を離脱した
    状態で前記情報を表示可能としたことを特徴とする携帯
    電話装置。
  2. 【請求項2】 スピーカ及びマイクを有する携帯電話機
    本体と、通信中の相手の電話装置から送信された情報を
    表示するディスプレイ装置とを備え、 前記携帯電話機本体を収納する収納ケースに対してディ
    スプレイ装置を着脱自在、かつ、一体的に固定可能とす
    ると共に、前記収納ケースに対してディスプレイ装置を
    離脱した状態で前記情報を表示可能としたことを特徴と
    する携帯電話装置。
  3. 【請求項3】 前記携帯電話機本体の長手方向下部に前
    記ディスプレイ装置を着脱自在、かつ、一体的に固定可
    能としたことを特徴とする請求項1記載の携帯電話装
    置。
  4. 【請求項4】 前記携帯電話機本体が収納された収納ケ
    ースの端部に前記ディスプレイ装置を着脱自在、かつ、
    一体的に固定可能としたことを特徴とする請求項2記載
    の携帯電話装置。
  5. 【請求項5】 前記携帯電話機本体の長手方向下部の底
    面部に前記ディスプレイ装置を着脱自在、かつ、一体的
    に固定可能とすると共に、 前記ディスプレイ装置が固定された前記携帯電話機本体
    の長手方向から見て、前記ディスプレイ装置の投影面と
    前記底面部の投影面とが略一致していることを特徴とす
    る請求項3記載の携帯電話装置。
  6. 【請求項6】 前記携帯電話機本体と前記ディスプレイ
    装置とを通信ケーブルで接続し、該通信ケーブルは前記
    携帯電話機本体内、又は前記ディスプレイ装置内の少な
    くとも何れか一方に収納されるようにしたことを特徴と
    する請求項1,3又は5の何れかに記載の携帯電話装置
  7. 【請求項7】 前記携帯電話機本体と前記ディスプレイ
    装置とを通信ケーブルで接続し、該通信ケーブルは前記
    収納ケースに設けられた通信ケーブル収納部に収納され
    るようにしたことを特徴とする請求項2又は4の何れか
    に記載の携帯電話装置。
  8. 【請求項8】 通信中の相手にこちらの情報を送信する
    ための操作スイッチを前記ディスプレイ装置に設けたこ
    とを特徴とする請求項1乃至7の何れか一つに記載の携
    帯電話装置。
  9. 【請求項9】 前記操作スイッチを、ディスプレイ装置
    の表示部及びその裏面部を除く側部に設けたことを特徴
    とする請求項8に記載の携帯電話装置。
  10. 【請求項10】 携帯電話装置には通信中の相手の電話
    装置に送信する複数の情報を記憶するメモリ部を備え、 該メモリ部に記憶した複数の情報の中から通信中の相手
    の電話装置に送信する情報を任意に選択可能な操作スイ
    ッチを、前記ディスプレイ装置に設けたことを特徴とす
    る請求項1乃至9の何れか一つに記載の携帯電話装置。
  11. 【請求項11】 前記ディスプレイ装置に撮像カメラを
    設け、該撮像カメラによって撮像した画像を通信中の相
    手の電話装置に送信可能に構成したことを特徴とする請
    求項1乃至10の何れか一つに記載の携帯電話装置。
  12. 【請求項12】 前記撮像カメラを回動自在にディスプ
    レイ装置に設け、該撮像カメラを回動させることにより
    該撮像カメラの撮像方向をディスプレイ装置の表示部に
    対して同一側及び反対側に変更可能としたことを特徴と
    する請求項11記載の携帯電話装置。
  13. 【請求項13】 前記ディスプレイ装置のディスプレイ
    装置本体に凹部を設け、該凹部に前記撮像カメラを配設
    したことを特徴とする請求項12記載の携帯電話装置。
  14. 【請求項14】 前記携帯電話機本体の正面部に凹所を
    形成し、該凹所に前記ディスプレイ装置を格納・取出し
    自在、かつ、一体的に固定可能とすると共に、前記携帯
    電話機本体に対して前記ディスプレイ装置を離脱した状
    態で前記情報を表示可能としたことを特徴とする請求項
    1,6,8乃至11の何れか一つに記載の携帯電話装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005221907A (ja) 2004-02-09 2005-08-18 Sanyo Electric Co Ltd 表示装置
JP2013073391A (ja) * 2011-09-27 2013-04-22 Oki Electric Ind Co Ltd 自動取引装置
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WO2014094427A1 (zh) * 2012-12-18 2014-06-26 广东欧珀移动通信有限公司 触摸屏手机保护套

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