JP2004164574A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】多機能化や表示種段の大型化を実現するとともに、携帯性に優れた情報処理装置を提供する。
【解決手段】ファクシミリ装置親機Dはファクシミリ装置本体Aと表示ユニットBとから成る。表示ユニットBは、ファクシミリ装置本体Aに装着された状態でも、取り外した状態でも使用可能である。ユーザは、表示ユニットBに備えられたユニット側操作キー21を操作して、ファクシミリ装置本体Aでファクシミリ受信した画像データを、表示ユニットBの表示パネル23で確認したり、撮像部22によって撮影した画像データを、ファクシミリ装置本体Aに送信し、ファクシミリ装置本体Aを介してファクシミリ送信したりする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示手段を備える表示ユニットと、表示手段を制御する表示制御信号の作成を含む予め定める情報処理を行う情報処理装置本体とを備える情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
情報化が進む現在において、ファクシミリ装置、電話機、携帯電話機、パーソナルコンピュータ(以下、「PC」と略称する。)などの通信装置・情報処理装置の発達は目覚ましい。
【0003】
たとえば、ファクシミリ装置は画像データなどの送受信を行うべく、ファクシミリ送受信機能を搭載し、電話機は通話を行うべく通話機能を搭載し、情報処理装置は演算処理を行うべく演算処理機能を搭載している。これらの装置では、前記の基本的な機能の他にさらに多彩な機能を搭載したものが種々開発されている。たとえば、以下の特許文献1〜11には撮像部を搭載した通信装置・情報処理装置が提案されている。そのうち、特許文献1〜5はいわゆるテレビ電話機に関するものである。
【0004】
特許文献1に記載のテレビ電話機では、被写体を撮影するテレビカメラ部(撮像部)が電話機本体から分離可能となるように構成されている。こうすることで、テレビカメラ部のみを動かして被写体に向けることが可能となり、電話機本体を動かさずに被写体を撮影することができる。
【0005】
特許文献2に記載のテレビ電話機では、撮像素子を備えた分離部(撮像部)が電話機本体から分離可能に構成されるとともに、分離部(撮像部)の装着状態によって、撮影した映像の表示方法を変える構成となっている。
【0006】
分離部が電話機本体に装着されている状態では、被写体となるのは分離部の正面で通話を行っている通話者であることが想定される。この場合、表示部に表示される映像を実像とすると、通常は、鏡に写る自己の鏡像しか目にしていない通話者にとって違和感を与えることになる。したがって、分離部が電話機本体に装着されている状態では、表示部に左右反転させた映像を表示させ、違和感を解消している。
【0007】
また、分離部が電話機本体に装着されていない状態では、被写体となるのは分離部の正面で通話を行っている通話者以外であることが想定される。この場合は、撮影した映像を実像にて表示させても何ら問題がないのでそのまま表示する。
【0008】
前述のような構成によって、通話者に違和感を与えることのない使い勝手のよいテレビ電話機を提供している。
【0009】
特許文献3に記載のテレビ電話機では、液晶表示パネルを配置した表示部と、この表示部の側面部に対して一体的に取り付けられ撮像部とからなる撮像部が、電話機本体から着脱できるように構成されている。また、撮像部をその長手方向と垂直な方向に回動自在に構成されている。こうすることで、撮像部の操作性を向上させている。
【0010】
特許文献4に記載のテレビ電話機では、電話機本体に接続された撮像用のカメラ(撮像部)の位置を自由に変更できるように構成されている。こうすることで、カメラの位置を自由に変更することで、ユーザは所望の位置および角度でカメラを使用することができる。
【0011】
特許文献5に記載のテレビ電話機では、着脱自在なビデオカメラを、電話機本体の背面に設けられた凹部に装着させ、ビデオカメラを電話機本体の背面に隠すように構成されている。こうすることで、ビデオカメラ(撮像部)の装着時、分離時における視野方向のデザイン上の自由度を高め、かつ、ビデオカメラを安定に保持することができる。
【0012】
さらに、テレビ電話機以外にも撮像部を搭載した通信装置・情報処理装置が以下の特許文献6〜11に記載されている。
【0013】
特許文献6に記載の携帯用無線電話装置は、電話装置本体に着脱自在な撮像手段(撮像部)を備えることで、撮像手段にて撮影した映像を、通話先の相手に音声情報とともに送信することができる。
【0014】
特許文献7に記載の携帯用無線電話装置は、電話機本体に取り付けられた撮像部(撮像部)が回転自在に構成されている。これによって、電話機本体の表示部によって被写体を確認しながら、被写体を撮影することができる。
【0015】
特許文献8に記載の携帯情報端末装置は、入力手段を備えた携帯情報端末装置の表示部の裏側に、画像取込機、撮影用カメラ(撮像部)あるいはプリンタが、物理的および電気的に着脱自在となっている。こうすることで、装着させた画像取込機などにより、携帯情報端末装置に情報を取り込んだり、出力したりすることができる。
【0016】
特許文献9に記載の電子スチルカメラは、薄型のカード体からなるカメラ本体(撮像部)、記憶媒体、液晶表示部およびモデムカードと、これらを選択的に装着させるアタッチメントから構成されている。こうすることで、カメラの小型化、軽量化が図れ、かつ、薄型でありながら多機能化を可能にしている。
【0017】
このように、携帯性に優れた装置に撮像部を搭載することで、出先などで撮影した画像を活用し、情報伝達を効果的に行うことができる。
【0018】
また、特許文献10に記載の画像入力装置によると、撮像機器(撮像部)を電子機器本体に接続端子などのコネクタで取り付けることで、撮像機器を電子機器に電気的に接続することができる構成としている。こうすることで、撮像機器の取付・取外を簡単に行えるようにしている。また、この場合、接続ケーブルを使用する必要がなくなる。
【0019】
また、特許文献11に記載のPCカードカメラによると、自在継手部に装着されたビデオカメラ(撮像部)部が設けられたカメラカード本体に、切欠きを設けている。この切欠きによって、カード本体が逆方向に挿入されるのを防止することができる。
【0020】
このように、撮像部を接続端子などで接続させることで、取り付け・取り外しが簡単となる。また、切欠きを設けるという単純な構造によって、PCカードカメラが逆方向に挿入されるのを防止することができる。
【0021】
【特許文献1】
特開平2−7786号公報(第2−3頁、第1図)
【特許文献2】
実開平3−9589号公報(第6−13頁、第1,2図)
【特許文献3】
特開平11−317902号公報(第3−5頁、第5図)
【特許文献4】
特開平3−289891号公報(第2−3頁、第1,7,10図)
【特許文献5】
特開平4−53340号公報(第3−4頁、第1〜6図)
【特許文献6】
特開平3−109891号公報(第2−3頁、第3,4図)
【特許文献7】
特開平9−130489号公報(第4−5頁、第1〜3,5図)
【特許文献8】
特開平9−231245号公報(第3−5頁、第6,11図)
【特許文献9】
特開平9−69968号公報(第3−5頁、第1〜4図)
【特許文献10】
特開平9−294221号公報(第3−5頁、第1〜8図)
【特許文献11】
特開平8−98076号公報(第3−4頁、第1,6図)
【0022】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1〜5の技術に記載のテレビ電話機のように、撮像部を電話機本体から着脱が可能な構成とすると、電話機本体の正面に存在する被写体以外の被写体も最適な方向から撮影することができ、使い勝手がよいものとなっている。
【0023】
しかしながら、専用ケーブルなどによって電話機本体に接続されている撮像部については、撮像部を移動させることができる範囲は限られている。したがって、撮影できる被写体の範囲は限定される。また、撮像部を電話機本体から分離することができる撮像部についても、撮影した画像を電話機本体に取り込ませる場合には、撮像部を電話機本体に装着する必要があり、撮像部と電話機本体とを常時分離した状態でテレビ電話機として使用することができないという問題がある。さらに、電話機本体は電話回線などの固定回線に接続されているため、テレビ電話機の使用場所・用途は一定の範囲に制限されてしまう。
【0024】
また、撮像部は通常、撮影を行うカメラ部とファインダとから成るが、取り外し可能なカメラ部にファインダを搭載した場合、構造が複雑となるうえ、表示部としての機能を兼ねたLCD(Liquid Crystal Display)などを搭載するとコスト高となる。
【0025】
一方、特許文献6〜9の技術によると、携帯性に優れた装置に撮像部を搭載することで、ユーザは出先において正確な情報を入手したり、これを伝達したりすることができる。しかしながら、これらの装置では携帯性が重視されるため、装置の大きさは一定以下に限定され、装置に搭載されている各構成装置の大きさも限定される。したがって、情報を伝達する表示部も最低限の大きさしかないことから、微細な画像などが表示部に表示されると、ユーザには画像を判別できない場合が生じる。
【0026】
このように、情報処理装置に対しては、携帯性の向上、多機能化、表示部の大型化などの要求がなされている。
【0027】
しかしながら、携帯性を重視した場合は、情報処理装置の大きさが制限されてしまうので、多機能化や表示部の大型化には限度がある。一方、多機能化や表示部の大型化を実現した場合は、必然的に情報処理装置が大型化し、携帯性が損なわれてしまう。したがって、多機能化や表示部の大型化を実現するとともに、携帯性に優れた情報処理装置が切望されている。
【0028】
本発明の目的は、多機能化や表示手段の大型化を実現するとともに、携帯性に優れた情報処理装置を提供することである。
【0029】
【課題を解決するための手段】
本発明は、表示手段を備える表示ユニットと、
前記表示手段を制御する表示制御信号の作成を含む予め定める情報処理を行う情報処理装置本体とを備え、
前記表示ユニットと前記情報処理装置本体とを無線通信によって接続するとともに、表示ユニットを前記情報処理装置本体に対して着脱可能に構成したことを特徴とする情報処理装置である。
【0030】
本発明に従えば、表示ユニットは情報処理装置本体と無線通信によって接続され、かつ、情報処理装置から着脱可能に構成されている。したがって、情報処理装置を構成する表示ユニットは、情報処理装置本体から取り外された状態でも、情報処理装置本体からの表示制御信号に基づいて画像や情報処理結果を表示することができる。
【0031】
これによって、情報処理装置が行う情報処理の対象を増加させて多機能化を実現し、情報処理装置本体が大型化しても、表示ユニットを取り外して使用できるので、携帯性を損なうことはない。また、表示手段の大型化を実現し、表示ユニットが大型化しても、表示ユニットのみを取り外して利用するので、携帯性を損なうことはない。したがって、多機能化や表示手段の大型化を図り、かつ、携帯性に優れた情報処理装置を実現することができる。
【0032】
また本発明は、表示手段を備える表示ユニットと、
前記表示手段を制御する表示制御信号の作成を含む予め定める情報処理を行う情報処理装置本体とを備え、
前記表示ユニットと前記情報処理装置本体とを無線通信によって接続するとともに、表示ユニットを前記情報処理装置本体とは別体として構成したことを特徴とする情報処理装置である。
【0033】
本発明に従えば、表示ユニットは情報処理装置本体と無線通信によって接続され、かつ、情報処理装置とは別体として構成されている。したがって、情報処理装置を構成する表示ユニットは、情報処理装置本体からの表示制御信号に基づいて画像や情報処理結果を表示することができる。
【0034】
これによって、情報処理装置が行う情報処理の対象を増加させて多機能化を実現し、情報処理装置本体が大型化しても、表示ユニットを別体として使用できるので、携帯性を損なうことはない。また、表示手段の大型化を実現し、表示ユニットが大型化しても、表示ユニットのみを別体として利用するので、携帯性を損なうことはない。したがって、多機能化や表示手段の大型化を図り、かつ、携帯性に優れた情報処理装置を実現することができる。
【0035】
また本発明は、情報処理装置本体と、情報処理装置本体に着脱可能に装着され、操作部を備える表示ユニットとを有し、
前記表示ユニットは、入射光を電気信号に変換して画像データを作成する撮像手段を有する撮像ユニットを備え、前記撮像手段によって作成された前記画像データを、前記表示手段に表示させ、情報処理装置本体に装着した状態では、情報処理装置本体の操作表示部として制御され、情報処理装置本体から離脱させた状態では、少なくとも撮像装置として制御されることを特徴とする情報処理装置である。
【0036】
本発明に従えば、情報処理装置本体には、表示ユニットが着脱可能に装着される。この表示ユニットは、撮像ユニットを備え、撮像ユニットは撮像手段を有する。前記撮像手段は、入射光を電気信号に変換して画像データを作成し、この画像データは表示手段に表示される。このような表示ユニットは、情報処理装置本体に装着した状態では、情報処理装置本体の操作表示部として制御され、表示手段に前記撮像手段によって作成された画像データを表示させて画像を確認することができるとともに、操作に関するガイダンス情報などを表示させて、使用者へ操作に関する情報を提供することができる。また、前記表示ユニットを情報処理装置本体から離脱させた状態では、この表示ユニットが少なくとも撮像装置として制御されるので、表示ユニットを希望する方向に向けて撮像し、その画像を表示手段によって確認することができる。
【0037】
このように表示ユニットは、情報処理装置本体に装着された状態では操作表示部として機能し、情報処理装置本体から離脱させた状態では撮像装置として機能するので、表示ユニットの自由度および利用範囲が格段に広がり、使用者の利便性が向上される。
【0038】
また本発明は、前記表示ユニットは操作指示手段を備え、
前記操作指示手段は、ユーザが操作することで前記表示手段、前記情報処理装置本体の少なくとも一方に対する動作指示を入力できることを特徴とする。
【0039】
本発明に従えば、表示ユニットに備えられた操作指示手段がユーザに操作されることによって、表示手段あるいは情報処理装置本体のうち、少なくとも一方に対する動作指示をする。
【0040】
このように、表示ユニットに操作指示手段が備えられているので、操作指示手段によって、情報処理装置本体に対し、動作指示をすることができ、操作性に優れるものとなる。たとえば、情報処理装置がファクシミリ装置である場合、ファクシミリ装置本体が情報処理を行うことによって作成した画像データを、表示ユニットに送信するよう指示することができるので、情報処理装置本体にて作成された画像データのうち、ユーザの所望の画像データを選択して表示手段に表示させることができ、利便性が高まる。
【0041】
また本発明は、前記表示ユニットは、入射光を電気信号に変換して画像データを作成する撮像手段を有する撮像ユニットを備え、
前記撮像手段によって作成された前記画像データを前記表示手段に表示し、
前記情報処理装置本体に前記画像データを無線通信によって送信することを特徴とする。
【0042】
本発明に従えば、表示ユニットには撮像ユニットが備えられており、撮像手段によって作成された画像データは表示手段によって表示され、画像データは無線通信によって情報処理装置本体に送信される。
【0043】
このように、表示ユニットに撮像ユニットが備えられることにより、表示手段は撮像手段によって作成された画像データを取り込むことができ、また、これを情報処理装置本体に無線によって送信することができるので、情報収集など様々な用途に活用することができ、利便性が高まる。たとえば、撮像手段によって作成された画像データを無線通信によってファクシミリ装置などの情報処理装置の本体に送信することで、様々な画像データをファクシミリ装置本体に記憶させることができる。
【0044】
また、表示ユニットを撮像ユニットのファインダとして用いることもできるので、表示手段の利用範囲が広がり、利便性が高まる。
【0045】
また本発明は、前記撮像ユニットは、前記表示ユニットから着脱可能に構成されるとともに、互いに異なる複数の装着姿勢で前記表示ユニットに装着されるように構成され、
いずれの装着姿勢であっても、前記表示ユニットに対して電気的に接続されるように構成されることを特徴とする。
【0046】
本発明に従えば、撮像ユニットは表示ユニットから着脱可能であり、ユーザは互いに異なる複数の装着姿勢で表示ユニットに装着されることが可能である。このとき、撮像ユニットがいずれの装着姿勢であっても、表示ユニットに対して電気的に接続される。
【0047】
このように、撮像ユニットは着脱可能であり、また、複数の装着姿勢に応じて撮像手段の光軸方向を複数変えて装着することが可能となるので、撮像手段の撮影範囲が広がる。また、装着姿勢がいずれの方向であっても、装着がなされると撮像ユニットは電気的に接続されるので、光軸方向を変更する場合には、撮像ユニットを装着し直すだけでよく、変更作業の手間が省ける。
【0048】
また本発明は、前記表示ユニットは、前記撮像ユニットの前記装着姿勢に基づいて撮像手段の光軸方向を検出する検出手段を備えることを特徴とする。
【0049】
本発明に従えば、検出手段によって、表示手段に撮像ユニットが装着されたときの装着姿勢に基づいて撮像手段の光軸方向が検出される。このように、装着姿勢を検出することによって、これに基づく光軸方向はいずれの方向であるかを判断できるようになる。
【0050】
また本発明は、前記表示ユニットは、前記撮像ユニットと装着するための挿入凹所を有し、
前記撮像ユニットは、前記表示ユニットの前記挿入凹所に挿入して接続する挿入部を備え、
前記挿入部の表面には前記撮像手段の前記光軸方向と所定の位置関係にある被検出部が設けられ、前記検出手段は、前記撮像ユニットの装着時に、前記挿入部の前記被検出部が前記挿入凹所内のいずれの位置にあるかを検出し、前記被検出部の位置より、前記装着姿勢に基づいて光軸方向を検出することを特徴とする。
【0051】
本発明に従えば、表示ユニットには撮像ユニットと装着するための挿入凹所を有し、撮像ユニットには光軸方向と所定の位置関係にある被検出部を有した挿入部が設けられる。検出手段は、撮像ユニットの装着時に、被検出部が挿入凹所内のいずれかの位置にあるかを検出し、被検出部の位置に基づいて装着姿勢を検出する。そして、撮像ユニットの装着姿勢に基づいて、撮像手段の光軸方向を検出する。このように、被検出部を設け、その被検出部の位置が挿入凹内のいずれの位置にあるかを判断することによって、装着姿勢を検出することができるので、装着姿勢に基づく光軸方向を検出することができる。
【0052】
また、表示ユニットは、撮像ユニットと装着するための挿入凹所を有し、撮像ユニットには光軸方向と所定の位置関係にある被検出部を有する挿入部が設けられる。検出手段は、撮像ユニットの装着時に、被検出部が挿入凹所内のいずれかの位置にあるかを検出し、被検出部の位置に基づいて装着姿勢を検出する。そして、撮像ユニットの装着姿勢に基づいて、撮像手段の光軸方向を検出する。このように、被検出部を設け、その被検出部の位置が挿入凹内のいずれの位置にあるかを判断することによって、装着姿勢を検出することができるので、装着姿勢に基づく光軸方向を検出することができる。
【0053】
【発明の実施の形態】
本発明は、たとえば、装着、あるいは分離可能な表示部を有し、表示部とファクシミリ装置本体とが通信を行うことができるファクシミリ装置およびこの表示部である。ただし、本発明は、ファクシミリ装置に限定されるものではなく、たとえば、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)のような表示部を有する情報処理装置であってもよい。以下、ファクシミリ装置の例について説明する。なお、表示部は表示手段を構成する。
【0054】
図1は、ファクシミリ装置Fの斜視図である。ファクシミリ装置Fは、ファクシミリ装置本体A、表示ユニットBおよびファクシミリ装置子機Cから構成される。表示ユニットBは着脱可能であるので、ファクシミリ装置本体Aから取り外した状態で使用することができる。ここでのファクシミリ装置本体Aは情報処理装置本体であって、表示ユニットBは表示手段を構成する。
【0055】
図2は、ファクシミリ装置親機Dの構成を示すブロック図である。ファクシミリ装置親機Dはファクシミリ装置本体Aと表示ユニットBとから成る。表示ユニットBは、ファクシミリ装置本体Aに装着された状態でも、取り外した状態でも使用可能であるが、図1には表示ユニットBを取り外した状態での構成を示している。
【0056】
ファクシミリ装置本体Aは、送受話器1、網制御部2、ダイヤルキー3、操作キー4、アンテナ5a,5b、モデム6、制御部7、コードレス用制御回路8、印刷部9、画像読取部10、画像記憶部11および本体側通信制御部110で構成される。
【0057】
表示ユニットBは、ユニット側アンテナ5c、ユニット側操作キー21、撮像部22、表示パネル23、ユニット側通信制御部24、ユニット側記憶部25およびユニット側制御部26で構成される。なお、ユニット側操作キー21は操作指示手段を構成する。
【0058】
ファクシミリ装置親機Dは、網制御部2によって電話回線網111に接続される。まず、ファクシミリ装置本体Aの各構成装置について説明する。
【0059】
網制御部2は、電話回線網111の状況を監視するとともに、回線をモデム6側と、送受話器1側およびコードレス用制御回路8側とに切り替える。
【0060】
モデム6は、画像のディジタル信号を電話回線網111に適したアナログ信号に変調する。また、電話回線網111に適した画像のアナログ信号を印刷に適したディジタル信号に復調する。
【0061】
制御部7は、記憶部112に記憶されているプログラムとあいまって、ダイヤルキー3、操作キー4からの入力情報や、ファクシミリ装置本体Aの各部からの状態を示す情報や、電話回線網111を介して送信される信号などをもとに、ファクシミリ装置本体A全体の動作を決定する。動作が決定すると、制御部7は各部に対し指令を与える。たとえば、印刷部9に、画像を印刷するよう指令を与える。また、制御部7は、ファクシミリ送信の時間を短縮させるため、画像データを圧縮したり、圧縮された画像データをもとのピクセル列情報に戻したりする。
【0062】
アンテナ5aは、後述するコードレスのファクシミリ装置子機Cと通信するために、ファクシミリ装置子機Cのアンテナに向けて電波を発信したり、ファクシミリ装置子機Cのアンテナからの電波を受信したりする。コードレス用制御回路8は、ファクシミリ装置子機Cとの通信を制御する装置であり、ファクシミリ装置子機Cと通信するための通信路の探索、接続の確立、通話、電波発信、受信を行うためのチューナなどを含んでいる。なお、ファクシミリ装置本体Aは、1台あるいは複数台のコードレスのファクシミリ装置子機Cとの無線接続が可能である。
【0063】
アンテナ5bは、表示ユニットBと通信する場合に、表示ユニットBのユニット側アンテナ5cに向けて電波を発信したり、ユニット側アンテナ5cからの電波を受信したりする。本体側通信制御部110は、ファクシミリ装置本体Aと表示ユニットBとの通信を制御する。
【0064】
ただし、本発明の通信手段は、アナログ無線通信手段に限られるものではなく、ディジタル無線通信手段、赤外線通信手段、Bluetooth規格による通信手段であってもよい。なお、ファクシミリ装置本体Aと表示ユニットBとの通信手段に、ファクシミリ装置本体Aとファクシミリ装置子機Cとの通信手段を用いれば、ファクシミリ装置本体Aは表示ユニットBとの通信が可能となるので、この場合には、ファクシミリ装置本体Aに本体側通信制御部110およびアンテナ5bを設ける必要はない。
【0065】
ダイヤルキー3はファクシミリ通信先の電話番号を特定し、操作キー4はファクシミリ送信などを指示する。また、送受話器1はスピーカとマイクを内蔵し、音声の授受を行う。ユーザはダイヤルキー3および操作キー4によって、ファクシミリ通信を行うことができ、送受話器1によって通話ができる。
【0066】
印刷部9は、ファクシミリ受信した画像データ、または画像読取部10で読み取った画像データを画像として印刷用紙に印刷する。印刷部9の印刷方式にはサーマル方式、電子写真方式、インクジェット方式などが用いられる。
【0067】
画像読取部10は、ファクシミリ送信を行ったり、複写したりするために原稿を読み取る読取装置である。画像読取部10には、レンズとCCD(ChargeCoupled Device)ラインセンサの組合による縮小読取方式、ロッドレンズアレーを用いた密着センサー方式などが用いられる。
【0068】
記憶部112は、フラッシュメモリから成り、制御部7に制御を行わせるファームウェアプログラム、あるいはソフトウェアプログラムなどを記憶する。
【0069】
画像記憶部11は、ファクシミリ受信した画像データ、または画像読取部10で読み取った画像データを記憶する。ファクシミリ装置本体Aはこの画像記憶部11を備えることで、多くの複雑な機能、たとえば受信した画像データの転送、同報、印刷用紙切時の代行受信、メモリ送信などの機能が可能となる。さらに、カラー画像を扱うファクシミリ装置において、画像記憶部11は、カラーを表現する色空間座標間の変換、JPEG(Joint Photographic Expert Group)方式での画像圧縮などを行うのに必須の装置となっている。
【0070】
次に、表示ユニットBの各構成装置について説明する。
撮像部22は、CCDなどの撮像素子から成るカメラ部を備え、被写体を撮影することができる。この撮像部22は、表示ユニットBに着脱自在に装備できるよう構成されている。なお、撮像部22は撮像手段を構成する。
【0071】
ユニット側通信制御部24は、本体側通信制御部110と通信を行う。ユニット側制御部26は、各部の動作状態を把握し、各部に対して動作を指令する。
【0072】
ユニット側記憶部25は、通信制御部ファクシミリ装置本体Aから表示ユニットBに送信された画像データ、撮像部22で撮影した画像データなどを記憶する。
【0073】
表示パネル23は、ユニット側通信制御部24がファクシミリ装置本体Aから受信した画像データ、たとえばファクシミリ装置本体Aがファクシミリ受信した画像データ、画像読取部10で読み取った画像データ、および撮像部22で撮影した画像データを画像として表示する。
【0074】
ユニット側操作キー21は、ファクシミリ装置本体Aの操作キーと同様の機能を有し、ユーザによって操作されることにより、表示ユニットBのみならず、ファクシミリ装置本体Aに対する指示を入力することができる。たとえば、ユニット側操作キー21を操作することで、ファクシミリ装置本体Aでファクシミリ受信した画像データを表示パネル23で表示させるよう指示したり、撮像部22によって撮影した画像データを、ファクシミリ装置本体Aを介してファクシミリ送信するよう指示したりすることができる。これによって、ユーザは、表示ユニットBを、ファクシミリ装置本体Aから分離した状態で、別個に使用することができるので、ファクシミリ装置本体Aから離れた場所で、ファクシミリ装置本体Aを操作することができ、ファクシミリ装置Fの用途が広がり、利便性が高まる。
【0075】
ユニット側操作キー21の操作により、ファクシミリ装置本体Aでファクシミリ受信した画像データを表示パネル23で表示させるよう指示した場合、その処理は以下のようになる。
【0076】
まず、ユーザによって操作がなされることにより、ユニット側操作キー21から指示が入力されると、ユニット側制御部26からユニット側通信制御部24に指示が送信される。ユニット側通信制御部24は、受信した指示を、ユニット側アンテナ5cを介しファクシミリ装置本体Aに送信する。
【0077】
ファクシミリ装置本体A側では、本体側通信制御部110がアンテナ5bを介して指示を受信すると、制御部7は指示に基づいて画像記憶部11に記憶されている受信画像データを読み出す。そして、本体側通信制御部110は、読み出された受信画像データを、アンテナ5bからユニット側アンテナ5cを介してユニット側通信制御部24に送信する。
【0078】
ユニット側通信制御部24が受信画像データを受信すると、ユニット側制御部26は、表示パネル23に受信画像データを表示させる。
【0079】
また、ユニット側操作キー21の操作により、撮像部22によって撮影された画像データを、ファクシミリ装置本体Aを介してファクシミリ送信するよう指示した場合、その処理は以下のようになる。
【0080】
まず、ユーザによって操作がなされることにより、ユニット側操作キー21から指示が入力されると、ユニット側制御部26はユニット側記憶部25に記憶されている撮影画像データを読み出し、ファクシミリ送信先の電話番号とともに、これをユニット側通信制御部24に送信する。ユニット側通信制御部24は、撮像画像データおよび電話番号を、ユニット側アンテナ5cを介してファクシミリ装置本体Aに送信する。
【0081】
ファクシミリ装置本体A側では、本体側通信制御部110が、アンテナ5bを介して撮像画像データおよび電話番号を受信する。制御部7は、撮像画像データを一旦、画像記憶部11に記憶させる。そして、制御部7は、受信した電話番号でダイヤル発信し、画像記憶部11に記憶された画像データを、モデム6、網制御部2を経由して電話回線網111から送信先のファクシミリ装置Fに送信する。
【0082】
このように、表示ユニットBは、ファクシミリ装置本体Aに対し、各種指示を送信したり、画像データの送受信を行ったりすることができるので、ファクシミリ装置子機Cと同様の機能を有することになるが、表示ユニットBには、ファクシミリ装置子機Cの表示部よりも大きな画面を有するため、画像の内容の確認が容易となる。
【0083】
表示ユニットBがファクシミリ装置本体Aに接続しているときは、ファクシミリ装置本体Aの電源である商用交流電源を用いて動作し、ファクシミリ装置本体Aから取り外されたときは、2次電池を用いて動作する。2次電池は、表示ユニットBがファクシミリ装置本体Aに接続されている際に充電される。なお、クレードルのような個別の充電装置によって充電することもできる。さらに、充電不可能な1次電池を用いることもできる。
【0084】
次に、ファクシミリ装置本体Aに表示ユニットBが装着されている状態のファクシミリ装置親機Dについて説明する。図3は、ファクシミリ装置親機Dの斜視図である。
【0085】
図に示すようにファクシミリ装置親機Dは、略長方体状の筺体A1から成る。筺体A1は、前面側が低く、背面側が高く形成され、筺体A1の上面は傾斜面となっている。筺体A1の上面には、左端から送受話器1、表示ユニットB、ダイヤルキー3が、ダイヤルキー3の下方には操作キー4が配置されている。
【0086】
表示ユニットBは、略正方形状の板状体であって、図に示すように筺体A1に装着することができ、図中の矢印の方向に倒すことで、ファクシミリ装置本体Aに収納できるように構成されている。表示ユニットBの表面には表示パネル23が備えられ、表示パネル23の付近にはユニット側操作キー21および撮像部22が備えられる。
【0087】
ファクシミリ装置本体Aと表示ユニットBとを装着する着脱機構は、特に限定されるものではなく、既存の機構を用いることができる。たとえば、図示しない表示ユニットBの背面に設けられた嵌合部が、ファクシミリ装置本体Aの所定部に嵌合することで装着されてもよい。また、互いに異なる極性を持つ磁石をファクシミリ装置本体A、表示ユニットBがそれぞれ備え、磁石によって装着されてもよい。
【0088】
ファクシミリ筺体A1の前面側には原稿・記録紙排紙口310が設けられ、背面側には原稿・記録紙カセット38が備えられている。原稿・記録紙カセット38は、略長方形状であって、筺体A1の背面側に一定の傾斜角度で装着しており、上面には原稿ガイド39が配置されている。
【0089】
そして、筺体A1の背面側の右端には、アンテナ5a(5b)が備えられている。表示ユニットB、ダイヤルキー3、操作キー4は、筺体A1上面に配置される。筺体A1の上面は傾斜面としているので、ユーザにとって操作しやすくなっている。ファクシミリ送信を行う場合、ユーザが送信したい原稿を原稿・記録紙カセット38にセットし、ダイヤルキー3を操作して送信先の電話番号を特定し、操作キー4の中の送信キーを押すと、原稿が読み取られ画像データが送信される。ユーザは送受話器1によって通話することもできる。
【0090】
原稿・記録紙カセット38には、受信した画像データを画像として出力するために記録紙を装填する。原稿・記録紙カセット38は、また、ファクシミリ送信時には読取原稿を装填するスタッカにもなり、原稿・記録紙カセット38の上面に配置される原稿ガイド39によって用紙のずれが防止される。印刷後の記録紙や、読取後の原稿は、原稿・記録紙排紙口310より排出される。
【0091】
表示ユニットBは、ファクシミリ受信した画像データ、画像読取部10で読み取った画像データ、撮像部22で撮影した画像データを画像として表示パネル23に表示させたり、ガイダンス情報を表示させたりする。
【0092】
このように、ユーザは、表示パネル23に表示された画像によって、画像データの内容を確認することができる。たとえば、ファクシミリ受信した画像データをまず表示パネル23で確認し、不要なものであれば画像として印刷せずに、画像データを消去することができる。また、画像読取部10で読み取った画像データを表示パネルで確認してから、ファクシミリ送信を指示することができるので、利便性、操作性が向上される。
【0093】
なお、ファクシミリ装置本体Aの動作環境を決定する各種パラメータの設定も、表示ユニットB、操作キー4およびダイヤルキー3によって行うことができる。
【0094】
次に、表示ユニットBについて説明する。図4は、表示ユニットBを拡大した斜視図である。表示ユニットBは、ファクシミリ装置本体Aから分離した状態で独立して用いられてもよいし、図3に示すように、表示ユニットBはファクシミリ装置本体Aに装着された状態で用いられてもよい。
【0095】
図4に示すように、表示ユニットBは略正方形状の板状体である筺体B1の表面には、略正方形状の表示パネル23が備えられ、表示パネル23の下側にはユニット側操作キー21が備えられている。表示ユニットBの右端には撮像部22が装着されている。撮像部22を右端に装着することで、ユーザは表示ユニットBを左手で持ちながら右手で操作できるので使い勝手がよい。ファクシミリ装置本体Aから取り外した際、携帯するのに、ユニット側アンテナ5cおよびを備える。撮像部22にはカメラ部31が備えられている。
【0096】
前述のように、ユーザはユニット側操作キー21を操作して、ファクシミリ装置本体Aでファクシミリ受信した画像データを表示パネル23で確認したり、撮像部22によって撮影した画像データを、ファクシミリ装置本体Aに送信し、ファクシミリ装置本体Aを介してファクシミリ送信したりすることができる。
【0097】
ユニット側アンテナ5cは、ファクシミリ装置本体Aとの通信を行うための電波の送受信を行う。このように、表示ユニットBにユニット側アンテナ5cを備えることで、ファクシミリ装置本体Aと無線によって通信することが可能となる。
【0098】
表示ユニットBは、表示させる情報をユーザが確認できるよう、ある程度の大きさを有しつつ、携帯できる大きさであることが必要であるので、表示パネル23以外の各部については、可能な限り小さいほうが望ましい。したがって、表示ユニットBには、表示パネル23以外の各部、たとえばユニット側操作キー21のユニット規模を最小限にする必要がある。これには、ユニット側操作キー21の操作キーの数を少なくしたり、また、表示パネル23にタッチセンサを組み込み、ユニット側操作キー21には含まれない操作キー4や、ダイヤルキー3などの機能を持たせたりすることで、対応することができる。なお、ユニット側操作キー21の操作キーの数を少なくしても、操作キーを複数組み合わせるなどの入力方法を用いたり、また、タッチセンサを活用したりして、重要な機能の全てを表示ユニットBで行わせる構成にすることもできる。
【0099】
また、表示ユニットBには操作キーが備えられていなくてもよい。この場合、表示ユニットBからファクシミリ装置本体Aに対して指示を送信することはできないが、表示ユニットBは、ファクシミリ装置本体Aでファクシミリ受信した送信された画像データに基づく画像や、メニュー画面などのような表示ユニットBが本来表示する画像を、ファクシミリ装置本体Aから無線通信で受信し、表示パネル23に表示させることはできる。表示パネル23にメニュー画面が表示された場合、ユーザは、この表示に基づいてファクシミリ装置本体A、あるいはファクシミリ装置子機Cを操作することによって、所望の処理を行うことができる。
【0100】
表示ユニットBは、ファクシミリ装置本体Aから分離されると、自由に持ち運ぶことができるようになるので、ファクシミリ装置本体Aの設置場所に限られず、様々な場所で使用することができる。また、表示ユニットBとファクシミリ装置本体Aとは無線による通信が可能であるので、表示ユニットBからファクシミリ装置本体Aを操作することが可能となり、ファクシミリ装置F全体の利便性が大幅に向上する。表示ユニットBがファクシミリ装置本体Aと有線で接続されていると、表示ユニットBを自由に移動させたりできる自由度が大幅に制限されるが、電波、赤外線などの無線で接続することにより、自由度は制限されず、ファクシミリ装置本体Aからの制約は受けない。
【0101】
また、表示ユニットBに撮像部22が備えられることにより、表示ユニットBによって、画像データを撮影することができる。さらに、この場合、表示ユニットBをファインダとして利用することができるので、便利である。
【0102】
表示ユニットBは、ファクシミリ装置子機Cと同様に、ファクシミリ装置本体Aの表示ユニットとは別個に備えられてもよい。すなわち、表示ユニットBは、ファクシミリ装置本体Aに対する着脱機構を備えなくともかまわない。この場合においても表示ユニットBの着脱機構以外の構成は同様である。
【0103】
このように構成される表示ユニットBによれば、ファクシミリ装置本体Aに装着されているときには、ファクシミリ受信した画像データ、画像読取部10で読取った画像データ、および撮像部22で撮像した画像データを画像として表示パネル23に表示させたり、ガイダンス情報を表示させたりすることができる。使用者は、表示パネル23に表示された画像によって、画像データの内容を確認することができる。たとえば、ファクシミリ受信した画像データをまず、表示パネル23で確認し、不要なものであれば画像として印刷せずに、画像データを消去することができる。また、画像読取部10で読取った画像データは、表示パネル23で確認してからファクシミリ送信を指示することができるので、操作性および利便性が向上される。
【0104】
また、表示ユニットBは、ファクシミリ装置本体Aの動作環境を決定する各種パラメータの設定も、表示ユニットB、操作キー4およびダイヤルキー3によって行うことができる。これによって表示ユニットBがファクシミリ装置本体Aから離脱させているときには、表示ユニットBに備えられる撮像部22によって作成された画像データを取込んで、その画像を表示パネル23に表示することができ、さらに前記画像データをファクシミリ装置本体Aに無線によって送信して、情報収集などの様々な用途に活用することができ、利便性を向上することができる。たとえば、撮像部22によって作成された画像データを無線通信によってファクシミリ装置本体Aに送信することによって、様々な画像データをファクシミリ装置本体Aに記憶させ、必要に応じて取り出し、表示パネル23に再生することができる。さらに、表示ユニットBを撮像部22のファインダとして用いることができるので、表示ユニットBの利用範囲が広がり、利便性を高めることができる。
【0105】
図5(a)はファクシミリ装置子機Cの構成を示すブロック図であり、図5(b)はファクシミリ装置子機Cに装備されている個別ユニット314の構成を示す図である。
【0106】
ファクシミリ装置子機Cは、表示部41、記憶部42、スピーカ45およびマイク46を備えた音声ユニット43、制御部44、コンパンダIC(IntegratedCircuit)47、RFユニット(Radio Frequency)48、操作キー49、ダイヤルキー411およびアンテナ412から構成される。
【0107】
小型化の必要性から、ファクシミリ装置子機Cには各構成部は小型のものが用いられる。なお、ファクシミリ装置本体Aとは異なり、ファクシミリ装置子機Cには網制御部2が備えられていない。このため、ファクシミリ装置子機Cと電話回路網21を通じての外部の通話装置との通話はファクシミリ装置本体Aを介して行われる。また、ファクシミリ装置子機Cは、ファクシミリ装置本体Aとは無線によって通信することができる。
【0108】
制御部44は、記憶部42とあいまって各部の動作状態を把握し、各部に対して動作を指令する。さらに制御部44は、ファクシミリ装置本体Aとの通話を制御する制御チャネル・通話チャネルの空きの確認、ファクシミリ装置本体AのID(Identification)の確認、ファクシミリ装置子機CのIDの確認・送信などを行うため、コードレス用制御回路8と密接に通信することにより、通話路の確立や切断に必要な処理を行う。すなわち、ファクシミリ装置本体Aのコードレス用制御回路8の通信相手として、ファクシミリ装置子機C側の制御を受け持つ。
【0109】
RF(Radio Frequency)ユニット48は、音声・制御信号の電波を、子機側アンテナ412を通じて送受信するチューナを中心とするユニットである。なお、ファクシミリ装置子機Cと表示ユニットBとはファクシミリ装置本体Aを介して通信することができるので、ファクシミリ装置子機Cの操作キー49を表示ユニットBのユニット側操作キー21の代わりに用いることができる。この場合、ユーザはファクシミリ装置子機Cの操作キー49を操作することによって、表示ユニットBに指示を送信することができる。たとえば、ファクシミリ装置子機Cによって、ファクシミリ装置本体Aでファクシミリ受信された画像データを表示ユニットBに送信するよう指示することができる。
【0110】
コンパンダIC47は、送信する信号を非線型に圧縮し、周波数の帯域の範囲内で音声の大きさにかわらず明解な会話が行われるようにするとともに、受信した圧縮信号を伸張し復調する。音声ユニット43には、アンプが装備され、音声をスピーカ45で発声させたり、マイク46の入力音声信号の増幅を行ったりする。
【0111】
ダイヤルキー411、操作キー49は、ファクシミリ装置本体Aのダイヤルキー3、操作キー4とほぼ同じ機能を持ち、ユーザは、ダイヤルキー411によって、ファクシミリ送信先の電話番号などを入力する。また、ユーザは操作キー4によってファクシミリ送信などを指示する。
【0112】
表示部41は、ユーザにファクシミリ送信先の電話番号などの情報を表示、ガイダンス情報を表示する。表示部41、ダイヤルキー411および操作キー49は、データ、パラメータなどを入力するために使用される。
【0113】
図5(b)は、ファクシミリ装置子機Cに装備されている個別ユニット314の構成を示す図である。個別ユニット314は、子機クレードル312およびクレードル電源313から構成され、ファクシミリ装置子機Cを充電する。クレードル電源313は、充電用DC電源313から成る。
【0114】
図6は、ファクシミリ装置子機Cの斜視図である。
図に示すようにファクシミリ装置子機Cは、ユーザが把時しやすいように、比較的細長い略長方体状に形成された筺体C1を有し、この筺体C1の一表面にスピーカ45、表示部41、ダイヤルキー411、操作キー49およびマイク46を備える。筺体C1の背面側の上端にはアンテナ412が備えられている。ユーザは、ダイヤルキー411は通話先の電話番号を特定し、操作キー49はファクシミリ送信などを指示する。また、ユーザはスピ−カ310およびマイク46にて通話ができる。
【0115】
図7は、撮像部22の表示ユニットBへの接続方法を説明するための図である。
【0116】
撮像部22は、略長方体状の平板状の筺体22aから成り、筺体22aの表面にはカメラ部31が備えられている。なお、本実施形態におけるカメラ部31は、撮像部22に固定されており、カメラ部31のみを動かして撮影方向を変えることができない。
【0117】
筺体22aの左端には表示ユニットBの筺体B1に接続するための接続コネクタ63が設けられ、接続コネクタ63の表面には電極61が配置される。電極61は、接続コネクタ63の上面および下面の両方、あるいはいずれか一方に設ける。ここで、接続コネクタ63の上面とは光軸方向を向いている面をいい、下面とは上面の反対側の面をいうものとする。
【0118】
撮像部22の表示ユニットBへの接続は、この接続コネクタ63を表示ユニットBの接続レセプタクル64に挿入し、装着することによって行う。
【0119】
接続レセプタクル64の内壁には、接続コネクタ63の電極61に対応するように電極が設けられており、接続コネクタ63の電極61と接続レセプタクル64の電極とが接触することによって電気的に接続される。なお、接続レセプタクル64の内壁のうち、表示ユニットBの表示パネル23が備えられている側を上面といい、その反対側の面を下面というものとする。接続コネクタ63は挿入部であり、接続レセプタクル64は挿入凹所64aを有する部材である。
【0120】
撮像部22は、表示ユニットBの正面方向と同方向、あるいは反対方向の被写体を撮像することができる。表示ユニットBの正面方向と同方向の被写体を撮像する場合、接続コネクタ63をカメラ部31が表示ユニットBの向いている方向と同方向に向けた装着姿勢で、接続レセプタクル64に挿入する。一方、表示ユニットBの正面方向と同方向の被写体を撮像する場合、接続コネクタ63をカメラ部31が表示ユニットBの向いている方向と反対方向に向けた装着姿勢で、接続レセプタクル64に挿入する。すなわち、撮像部22を反転させて表示ユニットBに接続することができる。これによって、撮像部22は、表示ユニットBの正面方向だけでなく、その反対の方向の被写体も撮影することができる。したがって、撮像部22の撮影範囲が広がる。また、光軸方向を変更するのには、撮像部22を装着し直すだけでよく、変更作業の手間が省ける。
【0121】
表示ユニットBを本体Aからはずした状態で、風景や人物などを撮像する場合は、表示ユニットBの向いている方向と反対方向に撮像部22を向けて接続させる必要があり、撮像部22は上下が逆転した状態で表示ユニットBに接続されることとなり、撮像部22に備えられたカメラ部31は固定されていることから、撮影される画像も上下が逆転してしまう。画像の上下が逆転していると、表示ユニットBの表示パネル23には上下が逆転した画像が表示されることになるので、これを防止するために画像の向きを調整する必要がある。
【0122】
たとえば、光軸方向が検出できれば、画像の向きを調整することができる。光軸方向は、撮像部22がいずれの方向を向いて接続された状態で、撮影しているのかによって判断できる。撮像部22の向きが認識できれば、撮像部22の向きに基づく光軸方向が定まるからである。したがって、接続された撮像部22の向きを検出することが必要となる。この撮像部22の向きを検出する方法として、たとえば、撮像部22の装着姿勢、すなわち撮像部22の向きに基づいて検出する方法がある。
【0123】
以下、撮像部22の接続状態に基づいて、撮像部22の向きの検出方法について説明する。図8は、接続コネクタ63に設けられた切欠き71によって撮像部22の向きを検出する方法を説明するための図である。
【0124】
図のように、接続コネクタ63の上面の一部分を切り欠くことにより、切欠き71を設ける。接続レセプタクル64の内壁の上面には、スイッチレバー72を設け、接続コネクタ63が接続レセプタクル64に挿入されると、スイッチレバー72が押されて、接点同士の接続状態が切り替わるよう構成されている。これによって、検出回路に電流が流れ、電圧が検出される。なお、検出回路は検出手段であり、切欠きは被検出部である。
【0125】
カメラ部31が表示ユニットBの正面方向と同方向を向くよう撮像部22を接続した場合、スイッチ72は押し上げられることはないので、電流が流れない。他方、カメラ部31が前記と反対の方向を向くよう撮像部22を接続した場合、スイッチ72は押し上げられるので、電流が流れる。それぞれの場合において、検出回路は電圧の有無を検出するので、検出回路の検出結果によって、接続コネクタ63が挿入された向きを検出でき、撮像部22の向きを検出することができる。
【0126】
なお、撮像部22の向きを検出する際には、検出回路で電圧の有無を検出するとともに、接続コネクタ63が接続レセプタクル64に挿入されているか否かを検出する機能も必要となる。これは、スイッチの検出回路だけでは、カメラ部31が正面を向くように接続している場合とそうでない場合との違いが検出できないからである。
【0127】
また、電極の配置方法によって撮像部22の向きを検出することができる。たとえば、接続レセプタクル64の上面および下面の両面に電極を設け、接続コネクタ63の上面あるいは下面のいずれか一方のみに電極61を設ける。
【0128】
こうすることで、電流が流れるのは、接続レセプタクル64の上面あるいは下面のいずれか片面の電極のみとなる。そして、検出回路によって電流が流れ、電圧がかかる電極はいずれの面に設けられたものであるのかを判断することで、撮像部22の向きを検出することができる。このように、接続レセプタクル64の電極のうち電流が流れない電極が被検出部となる。
【0129】
具体的には、接続コネクタ63の上面のみに電極61を設けた場合、カメラ部31が正面を向いた状態で、撮像部22の接続コネクタ63を接続レセプタクル64に挿入すると、上面の電極61と接続レセプタクル64の上面の電極とが接続され、上面側にのみ電流が流れる。
【0130】
また、カメラ部31が表示ユニットBの背面に向いた状態で、撮像部22の接続コネクタ63を接続レセプタクル64に挿入すると、下面の電極61と接続レセプタクル64の上面の電極とが接続され、下面側にのみ電流が流れる。
【0131】
したがって、上面側に電圧がかかった電極が検出された場合には撮像部22は正面を向いており、下面側に電圧がかかった電極が検出された場合には撮像部22は背面を向いていることになる。このように、電極の配置によって、撮像部22がいずれの方向で装着されているのかが判断できるようになる。
【0132】
さらに、電極の設け方を非対称にする方法もある。たとえば、接続コネクタ63の上面には4本の電極61を設け、下面には3本の電極61を設ける。接続レセプタクル64の内壁の上下面ともに4本の電極を設ける。こうすることで、接続コネクタ63を接続レセプタクル64に接続した際に、いずれかの面に電圧がかからない電極が生じる。この電圧がかからない電極を検出することで、撮像部22の向きを検出することができる。このように、接続レセプタクル64の電極のうち電圧がかからない電極が被検出部となる。
【0133】
前述の例では、下面側に電圧がかからない電極が検出された場合には撮像部22のカメラ部31は正面を向いており、上面側に電圧がかからない電極が検出された場合には光軸方向は表示ユニットBの正面方向と反対の方向を向いていることになる。
【0134】
以上のように、電極の配置によって、撮像部22がいずれの方向で装着されているのかが判断できるようになる。
【0135】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、情報処理装置を構成する表示ユニットは、情報処理装置本体から取り外された状態でも、情報処理装置本体からの表示側信号に基づいて画像や情報処理結果を表示することができる。
【0136】
これによって、表示ユニットに操作指示手段が備えられているので、操作指示手段によって、情報処理装置本体に対し、動作指示をすることができ、操作性に優れるものとなる。たとえば、情報処理装置がファクシミリ装置である場合、ファクシミリ装置本体が情報処理を行うことによって作成した画像データを、表示ユニットに送信するよう指示することができるので、情報処理装置本体にて作成された画像データのうち、ユーザの所望の画像データを選択して表示手段に表示させることができ、利便性が高まる。
【0137】
また本発明によれば、表示ユニットに撮像ユニットが備えられることにより、表示手段は撮像手段によって作成された画像データを取り込むことができ、また、これを情報処理装置本体に無線によって送信することができるので、情報収集など様々な用途に活用することができ、利便性が高まる。たとえば、撮像手段によって作成された画像データを無線通信によってファクシミリ装置などの情報処理装置の本体に送信することで、様々な画像データをファクシミリ装置本体に記憶させることができる。また、表示ユニットを撮像ユニットのファインダとして用いることもできるので、表示手段の利用範囲が広がり、利便性が高まる。
【0138】
また本発明によれば、撮像ユニットは着脱可能であり、また、複数の装着姿勢に応じて撮像手段の光軸方向を複数変えて装着することが可能となるので、撮像手段の撮影範囲が広がる。また、装着姿勢がいずれの方向であっても、装着がなされると撮像ユニットは電気的に接続されるので、光軸方向を変更する場合には、撮像ユニットを装着し直すだけでよく、変更作業の手間が省ける。
【0139】
また本発明によれば、表示ユニットを情報処理装置本体に装着された状態では操作表示部として機能させ、情報処理装置本体から離脱させた状態では撮像装置として機能させることができるので、表示ユニットの使用上の自由度および利用範囲が格段に広がり、使用者の利便性を向上することができる。
【0140】
また本発明によれば、装着姿勢を検出することによって、これに基づく光軸方向はいずれの方向であるかを判断できるようになる。
【0141】
また本発明によれば、装着姿勢を検出することによって、これに基づいて撮像ユニットがいずれの方向で装着されているのかが判断できるようになる。
【0142】
また本発明によれば、被検出部を設け、その被検出部の位置が挿入凹内のいずれの位置にあるかを判断することによって、装着姿勢を検出することができるので、装着姿勢に基づく光軸方向を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファクシミリ装置Fの斜視図である。
【図2】ファクシミリ装置親機Dの構成を示すブロック図である。
【図3】ファクシミリ装置親機Dの斜視図である。
【図4】表示ユニットBを拡大した斜視図である。
【図5】(a)はファクシミリ装置子機Cの構成を示すブロック図であり、(b)はファクシミリ装置子機Cに装備されている個別ユニット314の構成を示す図である。
【図6】ファクシミリ装置子機Cの斜視図である。
【図7】撮像部22の表示ユニットBへの接続方法を説明するための図である。
【図8】接続コネクタ63に設けられた切欠き71によって撮像部22の向きを検出する方法を説明するための図である。
【符号の説明】
1 送受話器
2 網制御部
3,411 ダイヤルキー
4,49 操作キー
5a,5b,412 アンテナ
6 モデム
7,44 制御部
8 コードレス用制御回路
9 印刷部
10 画像読取部
11 画像記憶部
5c ユニット側アンテナ
21 ユニット側操作キー
22 撮像部
23 表示パネル
24 ユニット側通信制御部
25 ユニット側記憶部
26 ユニット側制御部
31 カメラ部
38 原稿・記録紙カセット
39 原稿ガイド
41 表示部
42 記憶部
43 音声ユニット
45 スピーカ
46 マイク
47 コンパンダIC(Integrated Circuit)
48 RF(Radio Frequency)ユニット
61 電極
63 接続コネクタ
64 接続レセプタクル
64a 挿入凹所
71 切欠き
72 スイッチ
110 本体側通信制御部
310 原稿・記録紙排紙口
A ファクシミリ装置本体
B 表示部
C ファクシミリ装置子機
D ファクシミリ装置親機
F ファクシミリ装置
A1,B1,C1,22a 筺体

Claims (8)

  1. 表示手段を備える表示ユニットと、
    前記表示手段を制御する表示制御信号の作成を含む予め定める情報処理を行う情報処理装置本体とを備え、
    前記表示ユニットと前記情報処理装置本体とを無線通信によって接続するとともに、表示ユニットを前記情報処理装置本体に対して着脱可能に構成したことを特徴とする情報処理装置。
  2. 表示手段を備える表示ユニットと、
    前記表示手段を制御する表示制御信号の作成を含む予め定める情報処理を行う情報処理装置本体とを備え、
    前記表示ユニットと前記情報処理装置本体とを無線通信によって接続するとともに、表示ユニットを前記情報処理装置本体とは別体として構成したことを特徴とする情報処理装置。
  3. 情報処理装置本体と、情報処理装置本体に着脱可能に装着され、操作部を備える表示ユニットとを有し、
    前記表示ユニットは、入射光を電気信号に変換して画像データを作成する撮像手段を有する撮像ユニットを備え、前記撮像手段によって作成された前記画像データを、前記表示手段に表示させ、情報処理装置本体に装着した状態では、情報処理装置本体の操作表示部として制御され、情報処理装置本体から離脱させた状態では、少なくとも撮像装置として制御されることを特徴とする情報処理装置。
  4. 前記表示ユニットは操作指示手段を備え、
    前記操作指示手段は、ユーザが操作することで前記表示手段、前記情報処理装置本体の少なくとも一方に対する動作指示を入力できることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  5. 前記表示ユニットは、入射光を電気信号に変換して画像データを作成する撮像手段を有する撮像ユニットを備え、
    前記撮像手段によって作成された前記画像データを前記表示手段に表示し、
    前記情報処理装置本体に前記画像データを無線通信によって送信することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  6. 前記撮像ユニットは、前記表示ユニットから着脱可能に構成されるとともに、互いに異なる複数の装着姿勢で前記表示ユニットに装着されるように構成され、
    いずれの装着姿勢であっても、前記表示ユニットに対して電気的に接続されるように構成されることを特徴とする請求項4または5に記載の情報処理装置。
  7. 前記表示ユニットは、前記撮像ユニットの前記装着姿勢に基づいて撮像手段の光軸方向を検出する検出手段を備えることを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記表示ユニットは、前記撮像ユニットと装着するための挿入凹所を有し、
    前記撮像ユニットは、前記表示ユニットの前記挿入凹所に挿入して接続する挿入部を備え、
    前記挿入部の表面には前記撮像手段の前記光軸方向と所定の位置関係にある被検出部が設けられ、前記検出手段は、前記撮像ユニットの装着時に、前記挿入部の前記被検出部が前記挿入凹所内のいずれの位置にあるかを検出し、前記被検出部の位置より、前記装着姿勢に基づいて光軸方向を検出することを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
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