JP2002351383A - プラズマディスプレイパネルの駆動方法 - Google Patents

プラズマディスプレイパネルの駆動方法

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JP2002351383A
JP2002351383A JP2001158727A JP2001158727A JP2002351383A JP 2002351383 A JP2002351383 A JP 2002351383A JP 2001158727 A JP2001158727 A JP 2001158727A JP 2001158727 A JP2001158727 A JP 2001158727A JP 2002351383 A JP2002351383 A JP 2002351383A
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discharge
sustain
period
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Minoru Takeda
実 武田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の駆動方法における消去初期化動作では
第2の行電極及び列電極に蓄積された壁電圧が十分調整
できない場合があり、それが原因で後続の初期化期間に
おいて誤放電が発生し、それにより輝点が発生し画質が
劣化するという問題があった。 【解決手段】 プラズマディスプレイの駆動における初
期化期間に先行して、第2の行電極に列電極に対し放電
開始電圧を超え、且つ第1の電極に対し放電開始電圧以
下となる電圧Vr(V)の電圧パルスを印加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放電を制御するこ
とにより画像を表示するプラズマディスプレイの駆動方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12にプラズマディスプレイパネル
(以下パネルという)の一部斜視図を示す。図12に示す
ように、第1のガラス基板1上には誘電体層2及び保護
膜3で覆われた走査電極4と維持電極5とが対を成して
互いに平行に付設されている。第2のガラス基板6上に
は絶縁体層7で覆われたデータ電極8が付設され、デー
タ電極8の間の絶縁体層7上にデータ電極8と平行して
隔壁9が設けられている。また、絶縁体層7の表面から
と隔壁9の側面にかけて蛍光体10が設けられ、走査電
極4及び維持電極5とデータ電極8とが直交するように
第1のガラス基板1と第2のガラス基板6とが放電空間
11を挟んで対向して配置されている。また、隣接する
2つの隔壁9に挟まれ、データ電極8と対向する走査電
極4と維持電極5との交差部の放電空間には放電セル1
2が構成されている。
【0003】次に、このパネルの電極配列図を図13に
示す。図13に示すように、このパネル100の電極配
列はM×Nのマトリックス構成であり、列方向にはM列
のデータ電極D1〜DMが配列されており、行方向には
N行の走査電極SCN1〜SCNN及び維持電極SUS
1〜SUSNが配列されている。
【0004】このパネルを駆動するための従来の駆動方
法における時間割構成図を図14に、動作タイミング図
を図15にそれぞれ示す。この駆動方法は1フィールド
を複数のサブフィールドで構成し、これらのサブフィー
ルドはそれぞれ書き込み期間及び維持期間及び消去初期
化期間で構成され、1フィールドは最初にある初期化期
間、それに続く複数のサブフィールド及びフィールドの
最後にある消去期間から構成されている。
【0005】1フィールドの最初にある初期化期間につ
いて図15を用いて以下に説明する。図15に示すよう
に初期化期間の初期化動作において、全てのデータ電極
D1〜DM及び全ての維持電極SUS1〜SUSNを0
(V)に保持し、全ての走査電極SCN1〜SCNNに
は全ての維持電極SUS1〜SUSNに対して放電開始
電圧以下の電圧Va(V)から、放電開始電圧を超える
電圧Vb(V)に向かって緩やかに上昇するランプ電圧
を印加する。このランプ電圧が上昇する間に全ての放電
セル12において、全ての走査電極SCN1〜SCNN
から全てのデータ電極D1〜DM及び全ての維持電極S
US1〜SUSNにそれぞれ1回目の微弱な放電が起こ
り、全ての走査電極SCN1〜SCNN上の保護膜3の
表面に負の壁電圧が蓄積されるとともに、全てのデータ
電極D1〜DM上の絶縁体層7の表面及び全ての維持電
極SUS1〜SUSN上の保護膜3の表面には正の壁電
圧が蓄積される。
【0006】その後全ての維持電極SUS1〜SUSN
を正の電圧Vh(V)に保持し、全ての走査電極SCN
1〜SCNNには全ての維持電極SUS1〜SUSNに
対して放電開始電圧以下の電圧Vc(V)から放電開始
電圧を超える電圧Vd(V)に向かって緩やかに下降す
るランプ電圧を印加する。このランプ電圧が下降する間
に再び全ての放電セル12において、全ての維持電極S
US1〜SUSNから全ての走査電極SCN1〜SCN
Nにそれぞれ2回目の微弱な放電が起こり、全ての走査
電極SCN1〜SCNN上の保護膜3の表面に蓄積され
ている負の壁電圧及び全ての維持電極SUS1〜SUS
N上の保護膜3の表面に蓄積されている正の壁電圧がそ
れぞれ弱められる。また全てのデータ電極D1〜DMと
全ての走査電極SCN1〜SCNNとの間にも微弱な放
電が起こり、全てのデータ電極D1〜DM上の絶縁体層
7の表面に蓄積されている正の壁電圧は後続の書き込み
期間における書き込み動作に有効に作用する値に調整さ
れる。以上により1フィールドの最初にある初期化期間
の初期化動作が終了する。
【0007】次に書き込み期間の書き込み動作におい
て、全ての走査電極SCN1〜SCNNをVg(V)に
保持し、全てのデータ電極D1〜DMのうち、1行目に
表示すべき放電セル12に対応する所定のデータ電極D
i(iは1〜mの整数を表す)に正の書き込みパルス電
圧Vw(V)を1行目の走査電極SCN1に走査パルス
電圧0(V)をそれぞれ印加する。このとき所定のデー
タ電極Diと走査電極SCN1との交差部における絶縁
体層7の表面と走査電極SCN1上の保護膜3の表面と
の間の電圧は、書き込みパルス電圧Vw(V)に全ての
データ電極D1〜DM上の絶縁体層7の表面に蓄積され
た正の壁電圧が加算されたものとなるため、この交差部
において所定のデータ電極Diと走査電極SCN1との
間及び維持電極SUS1と走査電極SCN1との間にそ
れぞれ書き込み放電が起こり、この交差部の走査電極S
CN1上の保護膜3の表面に正の壁電圧が、維持電極S
US1上の保護膜3の表面に負の壁電圧が、データ電極
Di上の絶縁体層7の表面に負の壁電圧がそれぞれ蓄積
される。また全てのデータ電極D1〜DMに対し同様な
動作が引き続いて行われ、以上により書き込み期間にお
ける書き込み動作が終了する。
【0008】次に維持期間での維持動作及びそれに続く
消去初期化期間の動作について図16に示し、以下に説
明する。維持期間の維持動作において全ての走査電極S
CN1〜SCNN及び全ての維持電極SUS1〜SUS
Nに、維持パルス電圧Vm(V)を交互に印加してい
る。そして、維持期間における最後の維持パルスのパル
ス幅を他の維持パルスのパルス幅よりも短くし、その後
走査電極SCN1〜SCNN及び維持電極SUS1〜S
USNの電圧を一定の電圧Vh(V)とする。
【0009】書き込み動作に続く維持期間の維持動作に
おいて、まず全ての走査電極SCN1〜SCNN及び維
持電極SUS1〜SUSNを0(V)に保持した後、全
ての走査電極SCN1〜SCNNに正の維持パルス電圧
Vm(V)を印加すると、書き込み放電を起こした放電
セル12における走査電極4上の保護膜3の表面と維持
電極5上の保護膜3の表面との間の電圧は、維持パルス
電圧Vm(V)に、書き込み期間において蓄積された走
査電極4上の保護膜3の正の壁電圧及び維持電極5上の
保護膜3の表面に蓄積された負の壁電圧が加算されたも
のになり、これは放電開始電圧を超える。このため、書
き込み放電を起こした放電セル12において、走査電極
4と維持電極5との間に維持放電が起こり、この維持放
電を起こした放電セル12における走査電極4上の保護
膜3の表面には負の壁電圧が蓄積され、維持電極5上の
保護膜3の表面には正の壁電圧が蓄積される。その後、
維持パルス電圧は0(V)に戻る。続いて、全ての維持
電極SUS1〜SUSNに正の維持パルス電圧Vm
(V)を印加すると、維持放電を起こした放電セル12
における走査電極4上の保護膜3の表面と維持電極5上
の保護膜3の表面との間の電圧は、維持パルス電圧Vm
(V)に、直前の維持放電によって蓄積された走査電極
4上の保護膜3の表面の負の壁電圧及び維持電極5上の
保護膜3の表面に蓄積された正の壁電圧が加算されたも
のになる。このため、直前に維持放電を起こした放電セ
ル12において、走査電極4と維持電極5との間に維持
放電が起こり、この維持放電を起こした放電セル12に
おける走査電極4上の保護膜3の表面には正の壁電圧が
蓄積され、維持電極5上の保護膜3の表面には負の壁電
圧が蓄積される。その後、維持パルス電圧は0(V)に
戻る。以降同様に、全ての走査電極SCN1〜SCNN
と全ての維持電極SUS1〜SUSNとに正の維持パル
ス電圧Vm(V)を交互に印加することにより、維持放
電が継続して行われる。
【0010】そして、消去初期化期間の前半且つ維持期
間の最後に印加される維持パルス電圧のパルス幅は、放
電が壁電圧を形成して安定に終了する時間より短く設定
されており、その維持パルス電圧の印加後、走査電極S
CN1〜SCNN及び維持電極SUS1〜SUSNの電
圧は一定の電圧Vh(V)に設定されている。このた
め、走査電極SCN1〜SCNN上の保護膜3の表面の
壁電圧と維持電極SUS1〜SUSN上の保護膜3の表
面の壁電圧とはほぼ等しくなり、消去動作が行われるこ
とになる。また、書き込み放電が起こらなかった放電セ
ル12についてはこのような維持放電は起こらない。
【0011】次に消去初期化期間の後半について以下に
説明する。消去初期化期間の後半における消去初期化動
作では、まず全ての維持電極SUS1〜SUSN及び全
ての走査電極SCN1〜SCNNに正電圧Vh(V)を
それぞれ印加する。また全ての走査電極SCN1〜SC
NNには全ての維持電極SUS1〜SUSNに対して放
電開始電圧以下となる電圧Vh(V)から放電開始電圧
を超える電圧Ve(V)に向かって緩やかに下降するラ
ンプ電圧を印加する。このランプ電圧が下降する間に維
持動作を行った放電セル12では、維持電極5から走査
電極4に初期化放電が起こる。これは維持動作を行った
放電セル12における維持電極5上の保護膜3の表面と
走査電極4上の保護膜3の表面との間の電圧が、維持電
極5に印加されている正電圧Vh(V)と維持放電中に
維持電極5上の保護膜3の表面に蓄積された正の壁電圧
及び走査電極4上の保護膜3の表面に蓄積された負の壁
電圧とが加算されたものに、下降するランプ電圧が加算
されたものとなり、これが放電開始電圧を超えるからで
ある。この初期化放電は微弱であり、走査電極4上の保
護膜3の表面に正の壁電圧が、維持電極5上の保護膜3
の表面に負の壁電圧がそれぞれわずかに蓄積する。ま
た、データ電極8と走査電極4との間にも微弱な放電が
起こり、データ電極8上の絶縁体層7の表面に蓄積され
た正の壁電圧は書き込み動作に適した値に調整される。
書き込み放電及び維持放電が行われなかった放電セル1
2では、前のサブフィールドにおいてすでに書き込み動
作に適した値に調整されているため、消去初期化期間に
おいて初期化放電は起こらない。以上で維持動作及び消
去初期化動作は終了する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上に説明し
た従来の駆動方法における各サブフィールドの維持動作
後の消去初期化動作では、維持電極5とデータ電極8と
の間に放電を起こすことによる初期化動作及び消去動作
を行わないため維持動作を行った場合にデータ電極8の
絶縁体層7の維持電極5寄りの表面に正の壁電荷が、維
持電極5の保護膜3のデータ電極8寄りで且つ走査電極
4に対し反対側の表面に負の壁電荷が過剰に蓄積された
状態のまま次のフィールドの最初にある初期化期間に移
行することがあり、この場合初期化期間に走査電極4に
印加する初期化電圧パルスva(V)及びVb(V)に
より走査電極4と維持電極5との間で誤放電が発生する
場合があり、またこの場合初期化電圧パルスの後半で書
き込み動作と同様の誤放電が起こることがある。これに
より実際に書き込みパルスが印加されなくても維持放電
を行い、それが輝点となり画質を劣化させるという問題
があった。
【0013】本発明は上記の課題に対して、維持電極5
に過剰に蓄積した正の壁電荷をデータ電極8との間に放
電を起こすことによって適当な値に調整し、後続の初期
化期間での誤放電及び誤書き込みを防止し、それが原因
で発生する輝点を低減することによって画質の劣化を防
止することができる駆動方法を提供することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本発明の駆動方法及び駆動装置は第1の行電極及
び第2の行電極及び列電極が形成され、1フィールドを
書き込み期間及び維持期間及び消去初期化期間のうち少
なくとも1つの期間を含む複数のサブフィールドで構成
し、前記第1の行電極に電圧パルスを印加することによ
り初期化動作を行う初期化期間を少なくとも一つ以上設
けたプラズマディスプレイパネルを駆動する方法であっ
て、前記維持期間を除く少なくとも1つ以上の期間に前
記第2の行電極に前記列電極に対し放電開始電圧を超
え、且つ前記第1の行電極に対し放電開始電圧以下であ
る第1の電圧パルスを印加することを特徴とする。
【0015】また、第1の行電極及び第2の行電極及び
列電極で形成され、1フィールドを初期化期間と維持期
間及び消去初期化期間のうち少なくとも1つ以上の期間
を含む複数のサブフィールドで構成し、前記維持期間を
除く少なくとも1つ以上の期間にどちらか一方の行電極
と列電極との間でのみ放電を起こす壁電荷調整期間を設
けたことを特徴とする。
【0016】また、前記第2の行電極に印加する前記第
1の電圧パルスは前記列電極に対して放電開始電圧以下
の電圧から放電開始電圧を超える電圧に向かって変化す
るランプ電圧であることを特徴とする。また、そのラン
プ電圧パルスの変化率は2V/μ秒以下であることを特
徴とする。
【0017】また、前記第2の行電極に印加する前記第
1の電圧パルスは前記列電極に対して放電開始電圧以下
から放電開始電圧を超える電圧に指数関数的に変化する
電圧パルスであることを特徴とする。また、その指数関
数的に変化する電圧パルスを決める時定数は20μ以下
であることを特徴とする。
【0018】これにより消去初期化期間終了後に第2の
行電極の列電極寄りに余剰に蓄積された壁電荷を弱める
ことができ、後続の初期化期間における誤放電を防止す
ることができ、誤書き込み動作による輝点の発生を防止
できる。
【0019】また、前記第1の電圧パルスはその幅が5
μ秒以内の矩形電圧パルスであることを特徴とする。こ
れにより、列電極と第2の行電極との間の放電によって
列電極に蓄積される壁電圧及び第2の行電極に蓄積され
る壁電圧をほぼ同じ値に調整することができ、最終維持
放電により過剰に蓄積されたままになる壁電荷を弱める
ことができるため、後続の初期化期間における誤放電を
防止することができ、誤書き込み動作による輝点の発生
を防止することができる。
【0020】また、前記第2の行電極に第1の電圧パル
スが印加されている期間を少なくとも含む期間、前記列
電極に第2の電圧パルスを印加することを特徴とする。
また、前記第2の電圧パルスは前記第2の行電極に対し
放電開始電圧を超え、且つ前記第1の行電極に対して放
電開始電圧以下であることを特徴とする。
【0021】これにより、第2の行電極に第1の電圧パ
ルスを印加した際に第1の行電極と第2の行電極との間
に起こり得る誤放電をより確実に回避できる。
【0022】また、前記第2の電圧パルスは前記第2の
行電極に対して放電開始電圧以下から放電開始電圧を超
える電圧に向かって変化するランプ電圧であることを特
徴とする。また、前記列電極に印加する前記ランプ電圧
パルスの変化率は1V/μ秒以下であることを特徴とす
る。
【0023】また、前記列電極に印加する前記第2の電
圧パルスは前記第2の行電極に対して放電開始電圧以下
から放電開始電圧を超える電圧に指数関数的に変化する
電圧パルスであることを特徴とする。また、前記列電極
に印加する指数関数的に変化する電圧パルスを決める時
定数は40μ以下であることを特徴とする。
【0024】これにより、前記列電極に第2の電圧パル
スを印加した場合に、第2の行電極と列電極との間に起
こる放電を微弱な放電にすることができ、コントラスト
の低下を抑えることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の駆動方
法は、第1の行電極及び第2の行電極及び列電極が形成
され、1フィールドを書き込み期間及び維持期間及び消
去初期化期間のうち少なくとも1つの期間を含む複数の
サブフィールドで構成し、前記第1の行電極に電圧パル
スを印加することにより初期化動作を行う初期化期間を
少なくとも一つ以上設けたプラズマディスプレイを駆動
する方法であって、前記維持期間を除く少なくとも1つ
以上の期間に前記第2の行電極に前記列電極に対し放電
開始電圧を超え、且つ前記第1の行電極に対し放電開始
電圧以下である第1の電圧パルスを印加することを特徴
とするプラズマディスプレイパネルの駆動方法及び駆動
装置である。
【0026】また、本発明の請求項2に記載の駆動方法
は、第1の行電極及び第2の行電極及び列電極で形成さ
れ、1フィールドを初期化期間と維持期間及び消去初期
化期間のうち少なくとも1つ以上の期間を含む複数のサ
ブフィールドで構成し、前記維持期間を除く少なくとも
1つ以上の期間にどちらか一方の行電極と列電極との間
でのみ放電を起こす壁電荷調整期間を設けたことを特徴
とするプラズマディスプレイパネルの駆動方法及び駆動
方法である。
【0027】これにより、例えば最終維持動作終了後に
第2の行電極のバス電極上に過剰に負の壁電荷が蓄積さ
れ、また列電極の第2の行電極寄りに正の壁電荷が過剰
に蓄積されている場合でも、第2の行電極と列電極との
間に放電を行うことで、それぞれの電極に蓄積された壁
電荷を弱めることができ、その結果後続の初期化期間に
おいて第1の行電極に初期化電圧パルスを印加した場合
でも誤放電することなく正常な初期化放電を行うことが
できる。またこれにより誤書き込みによる輝点の発生を
防止でき、画質の劣化を防止することができる。なお初
期化期間に先行する期間のみならず維持期間を除くその
他の期間に対しても、後続の期間に第1の行電極に電圧
パルスを印加することにより第1の行電極と第2の行電
極との間で誤放電が起こり得る場合、第1の電圧パルス
を印加することで、または壁電荷調整期間を設けること
で同様に誤放電を防止できる。
【0028】本発明の請求項3に記載の駆動方法は第2
の行電極に印加する第1の電圧パルスは列電極に対して
放電開始電圧以下の電圧から放電開始電圧を超える電圧
に向かって変化するランプ電圧であることを特徴とする
プラズマディスプレイパネルの駆動方法及び駆動装置で
ある。これにより、第1の電圧パルスを緩やかに変化さ
せながら印加することができ、第1の電圧パルスを印加
することによる大きな発光を伴う放電を回避でき、コン
トラストの劣化を防止できる。また第1の電圧パルスを
印加することにより発生しうる誤放電を回避することが
でき、安定した壁電荷調整のための放電を行うことがで
きる。また、誤放電なく安定した放電を行うためには十
分な時間をかけてランプ電圧を印加することが好まし
い。従って、第2の行電極に印加する第1のランプ電圧
パルスの変化率は請求項4記載の値が好ましい。
【0029】本発明の請求項5に記載の駆動方法は第2
の行電極に印加する第1の電圧パルスは列電極に対して
放電開始電圧以下から放電開始電圧を超える電圧に指数
関数的に変化する電圧パルスであることを特徴とするプ
ラズマディスプレイパネルの駆動方法及び駆動装置であ
る。これにより、第1の電圧パルスを実際に放電が起こ
り得る電圧でより緩やかに変化させながら印加すること
ができ、第1の電圧パルスを印加することによる大きな
発光を伴う放電を回避でき、コントラストの劣化を防止
できる。また第1の電圧パルスを印加することにより発
生しうる誤放電も同時に回避することができ、安定した
壁電荷調整のための放電を行うことができる。また、ラ
ンプ電圧に比べ回路構成が簡単であり回路コストを抑え
ることができる。また、誤放電なく安定した放電を行う
ためには十分な時間をかけて電圧を印加することが好ま
しい。従って、第2の行電極に印加する第1の電圧パル
スを決める時定数は請求項6記載の値が好ましい。
【0030】また、第1の電圧パルスはその幅が5μ秒
以内の方形電圧パルスであることを特徴とするプラズマ
ディスプレイパネルの駆動方法及び駆動装置である。こ
れにより第2の行電極と列電極との間で放電を行った場
合でも壁電荷の極性が反転し安定して蓄積されることは
なく、また第1の電圧パルスを印加した後の第2の行電
極と列電極の電位が同じであるため第2の行電極及び列
電極には同じだけの壁電荷が蓄積され、その結果最終維
持動作終了時に過剰に蓄積されていた第2の行電極上の
負の壁電荷及び列電極上の正の壁電荷はそれぞれ弱めら
れ、後続の初期化期間において第1の行電極に電圧パル
スを印加した場合でも第1の行電極と第2の行電極との
間の誤放電を防止できる。
【0031】本発明の請求項8に記載の駆動方法は第2
の行電極に第1の電圧パルスが印加されている期間を少
なくとも含む期間、列電極に第2の電圧パルスを印加す
ることを特徴とするプラズマディスプレイの駆動方法及
び駆動装置である。また第2の電圧パルスは第2の行電
極に対し放電開始電圧を超え、且つ第1の行電極に対し
て放電開始電圧以下である。これにより第2の行電極と
列電極との間の放電をより確実に行うことができる。
【0032】本発明の請求項10に記載の駆動方法は第
2の電圧パルスは第2の行電極に対して放電開始電圧以
下から放電開始電圧を超える電圧に向かって変化するラ
ンプ電圧であることを特徴とするプラズマディスプレイ
パネルの駆動方法及び駆動装置である。これにより列電
極に第2の電圧を印加した際に第2の行電極と列電極と
の間に起こりうる放電をより確実に回避することができ
る。また誤放電なく安定した放電を行うためには十分な
時間をかけて電圧を印加することが好ましい。従って、
列電極に印加する第2の電圧パルスを決める時定数は請
求項11記載の値が好ましい。
【0033】本発明の請求項12に記載の駆動方法は第
2の電圧パルスは第2の行電極に対して放電開始電圧以
下から放電開始電圧を超える電圧に指数関数的に変化す
る電圧パルスであることを特徴とするプラズマディスプ
レイの駆動方法及び駆動装置である。これにより第2の
電圧パルスを印加することによって、第2の行電極と列
電極との間に起こり得る誤放電をより確実に回避でき
る。またランプ電圧を印加する場合に比べ駆動回路を簡
易化でき、回路コストを抑えることができる。また、よ
り安定に放電を行うためには十分な時間をかけて電圧を
印加することが好ましい。従って、列電極に印加する第
2のランプ電圧パルスの変化率は請求項13記載の値が
好ましい。
【0034】なお第1の電圧パルス及び第2の電圧パル
スは本発明の実施の形態としてこれまでに説明した初期
化期間の動作に示すように第1の行電極に電圧パルスを
印加することで第1の行電極と第2の行電極との間で放
電を起こす期間に先行して印加することで効果をなすた
め、フィールドの最初に配置される初期化期間に先行す
る期間のみならず複数のサブフィールドに初期化期間を
設けた駆動方法においても各々の初期化期間に先行した
期間に印加することでも同様の効果を得ることができ
る。また、初期化期間のみならず第1の行電極に電圧パ
ルスを印加することで第1の行電極と第2の行電極との
間で放電を起こす期間に先行した期間に第1の電圧パル
ス及び第2の電圧パルスを印加することでも同様の効果
を得ることができる。
【0035】(実施の形態1)図11に本発明の実施の
形態1によるプラズマディスプレイ装置の構成図を示
し、以下に本発明のプラズマディスプレイの駆動方法に
ついて説明する。図11に示すプラズマディスプレイ装
置はプラズマディスプレイパネル100、データドライ
バ200、走査ドライバ300及び維持ドライバ400
を付設する。
【0036】プラズマディスプレイパネル100は複数
のデータ電極8、複数の走査電極4及び複数の維持電極
5を含む。複数のデータ電極8は画面の垂直方向に配列
され、複数の走査電極4及び複数の維持電極5は画面の
水平方向に配列されている。また複数の維持電極5は共
通に接続されている。データ電極8、走査電極4及び維
持電極5の各交差点には、放電セル12が掲載され、各
放電セル12が画面上の画素を構成する。なおプラズマ
ディスプレイの電極配列の詳細は図13に示す従来のプ
ラズマディスプレイのそれと同様である。
【0037】データドライバ200は、プラズマディス
プレイパネル100の複数のデータ電極8に接続されて
いる。走査ドライバ300は、プラズマディスプレイパ
ネル100の複数の走査電極4に接続されている。ま
た、維持ドライバ400は、プラズマディスプレイパネ
ル100の複数の維持電極5に接続されている。走査ド
ライバ300は全放電セル12において安定した維持放
電、初期化放電及び書き込み放電を行うことができるよ
うに、各サブフィールドの維持期間を含む初期化期間及
び書き込み期間において複数の走査電極4にそれぞれ維
持動作用、初期化動作用及び書き込み動作用パルスを印
加する。また、維持ドライバ400は全放電セル12に
おいて安定した維持放電、初期化放電及び書き込み放電
を行うことができるように、各サブフィールドの維持期
間を含む初期化期間及び書き込み期間において複数の維
持電極5にそれぞれ維持動作用、初期化動作用及び書き
込み動作用パルスを印加する。またデータドライバ20
0は全放電セル12において安定した書き込み放電を行
うことができるように、各サブフィールドの書き込み期
間に複数のデータ電極8に入力される映像信号に応じて
オンまたはオフする書き込み電圧パルスを印加する。こ
れにより、所定の放電セル12において維持動作、初期
化動作及び書き込み動作が行われる。
【0038】図1及び図3に、図11のプラズマディス
プレイパネル100の駆動における維持動作、消去初期
化動作及び壁電荷調整動作における走査電極4及び維持
電極5及びデータ電極8の駆動電圧の印加タイミングの
例を示す。また図2にこのパネルを駆動するための本発
明による駆動方法における時間割構成図を示す。図2に
示すように、この駆動方法は1フィールドを書き込み期
間及び維持期間及び消去初期化期間のうち少なくとも1
つ以上の期間を含む複数のサブフィールドで構成し、1
フィールドは最初にある初期化期間、それに続く複数の
サブフィールド及びフィールドの最後にある消去期間及
び壁電荷調整期間から構成されている。
【0039】フィールドの最初にある初期化期間及び各
サブフィールドの書き込み期間の動作は、従来例で説明
した動作と同じであり、従って各期間の動作によって各
電極に蓄積される壁電圧も同様である。また、各サブフ
ィールドの維持期間の動作も同様である。
【0040】最終サブフィールドにおいて、維持期間の
終了間際の維持動作及び後続の消去初期化動作について
図1を用いて以下に説明する。図1に示すように、維持
期間において全ての走査電極4及び全ての維持電極5に
維持パルス電圧Vm(V)を交互に印加している。これ
により書き込み放電を起こした放電セル12における走
査電極4上の保護膜3の表面と維持電極5上の保護膜3
の表面との間の電圧は、維持パルス電圧Vm(V)に、
書き込み期間において蓄積された走査電極4上の保護膜
3の正の壁電圧及び維持電極5上の保護膜3の表面に蓄
積された負の壁電圧が加算されたものになり、これは放
電開始電圧を超える。このため、書き込み放電を起こし
た放電セル12において、走査電極4と維持電極5との
間に維持放電が起こり、この維持放電を起こした放電セ
ル12における走査電極4上の保護膜3の表面には負の
壁電圧が蓄積され、維持電極5上の保護膜3の表面には
正の壁電圧が蓄積される。その後、維持パルス電圧は0
(V)に戻る。続いて、全ての維持電極5に正の維持パ
ルス電圧Vm(V)を印加すると、維持放電を起こした
放電セル12における走査電極4上の保護膜3の表面と
維持電極5上の保護膜3の表面との間の電圧は、維持パ
ルス電圧Vm(V)に、直前の維持放電によって蓄積さ
れた走査電極4上の保護膜3の表面の負の壁電圧及び維
持電極5上の保護膜3の表面に蓄積された正の壁電圧が
加算されたものになる。このため、直前に維持放電を起
こした放電セル12において、走査電極4と維持電極5
との間に維持放電が起こり、この維持放電を起こした放
電セル12における走査電極4上の保護膜3の表面には
正の壁電圧が蓄積され、維持電極5上の保護膜3の表面
には負の壁電圧が蓄積される。その後、維持パルス電圧
は0(V)に戻る。以降同様に、全ての走査電極4と全
ての維持電極5とに正の維持パルス電圧Vm(V)を交
互に印加することにより、維持放電が継続して行われ
る。
【0041】そして、消去初期化期間の前半且つ維持期
間の最後に走査電極4に最後に印加される維持パルス電
圧のパルス幅は、放電が壁電圧を形成して安定に終了す
る時間より短く設定されており、その維持パルス電圧の
印加後、走査電極4及び維持電極5の電圧は一定の電圧
Vh(V)に設定されている。このため、走査電極4上
の保護膜3の表面の壁電圧と維持電極5上の保護膜3の
表面の壁電圧とはほぼ等しくなり、消去動作が行われる
ことになる。また、書き込み放電が起こらなかった放電
セル12についてはこのような維持放電は起こらない。
【0042】また、消去初期化期間の後半における消去
初期化動作では、まず維持電極5及び走査電極4に正電
圧Vh(V)をそれぞれ印加する。また走査電極4には
維持電極5に対して放電開始電圧以下となる電圧Vh
(V)から放電開始電圧を超える電圧Ve(V)に向か
って緩やかに下降するランプ電圧を印加する。このラン
プ電圧が下降する間に維持動作を行った放電セル12で
は、維持電極5から走査電極4に初期化放電が起こる。
これは維持動作を行った放電セル12における維持電極
5上の保護膜3の表面と走査電極4上の保護膜3の表面
との間の電圧が、維持電極5に印加されている正電圧V
h(V)と維持放電中に維持電極5上の保護膜3の表面
に蓄積された正の壁電圧及び走査電極4上の保護膜3の
表面に蓄積された負の壁電圧とが加算されたものに、下
降するランプ電圧が加算されたものとなり、これが放電
開始電圧を超えるからである。この放電は微弱であり、
走査電極4上の保護膜3の表面に正の壁電圧が、維持電
極5上の保護膜3の表面に負の壁電圧がそれぞれわずか
に蓄積する。また、データ電極8と走査電極4との間に
も微弱な放電が起こり、データ電極8上の絶縁体層7の
表面に蓄積された正の壁電圧は書き込み動作に適した値
に調整される。書き込み放電及び維持放電が行われなか
った放電セル12では、前のサブフィールドにおいてす
でに書き込み動作に適した値に調整されているため、初
期化期間において初期化放電は起こらない。以上で維持
動作及び消去初期化動作は終了する。
【0043】引き続き壁電荷調整期間の動作について説
明する。走査電極4及び維持電極5に印加される電圧を
0(V)にし、その後維持電極5に0(V)からデータ
電極8に対して放電開始電圧を超える電圧Vr(V)に
向かって変化するランプ電圧を印加する。これにより維
持電極5とデータ電極8との間の電圧差は維持電極5上
の保護膜3の表面に蓄積された負の壁電圧に電圧Vr
(V)を加算したものの絶対値とデータ電極8上の絶縁
体層7の表面に蓄積された正の壁電圧とを加算したもの
となり、これは放電開始電圧を超える。したがって維持
電極5とデータ電極8との間にランプ電圧による微弱な
放電がおこり、維持電極5上の保護膜3の表面に蓄積さ
れた負の壁電圧及びデータ電極8上の絶縁体層7の表面
に蓄積された正の壁電圧が弱められる。このためフィー
ルドの最初にある初期化期間において走査電極4に電圧
パルスVa(V)及びVb(V)が印加された場合で
も、維持電極5上の保護膜3の表面には走査電極4と維
持電極5との間で放電を起こすだけの負の壁電圧が存在
しないため、走査電極4と維持電極5との間には誤放電
は起こらない。またこれにより初期化動作中に走査電極
4に印加される電圧Vc(V)からVd(V)に変化す
るランプ電圧による誤放電を防止できるため、その誤放
電による誤書き込み動作によって起こる輝点の発生を防
止できる。また、壁電荷調整期間に維持電極5に印加さ
れる電圧パルスVr(V)によってデータ電極8の絶縁
体層7の表面に蓄積された壁電荷が調整されるが、維持
電極5近くの壁電荷のみ調整されるため、データ電極8
及び走査電極4との間の壁電圧に対する影響はなく、後
続の初期化期間における初期化動作は正常に行うことが
できる。
【0044】また壁電荷調整期間に維持電極4に印加す
る電圧パルスは図3に示すように0(V)からVr
(V)に向かって指数関数的に変化する電圧パルスであ
っても同様の効果が得られる。これにより、電圧パルス
を実際に放電が起こり得る電圧Vr(V)付近でより緩
やかに変化させながら印加することができ、電圧Vr
(V)を印加することによる大きな発光を伴う放電を回
避でき、コントラストの低下を抑えることができる。ま
た電圧Vr(V)を印加することにより発生しうる誤放
電も同時に回避することができ、安定した初期化動作を
行うことができる。また、ランプ電圧に比べ回路構成が
簡単であり回路コストを抑えることができる。
【0045】なお電圧パルスVr(V)は本発明の実施
の形態としてこれまでに説明した初期化期間の動作に示
すように第1の行電極に電圧パルスを印加することで第
1の行電極と第2の行電極との間で放電を起こす期間に
先行して印加することで効果をなすため、フィールドの
最初に配置される初期化期間に先行する期間のみならず
複数のサブフィールドに初期化期間を設けた駆動方法に
おいても各々の初期化期間に先行した期間に印加するこ
とでも同様の効果を得ることができる。また、初期化期
間のみならず第1の行電極に電圧パルスを印加すること
で第1の行電極と第2の行電極との間で放電を起こす期
間に先行した期間に電圧パルスVr(V)を印加するこ
とでも同様の効果を得ることができる。
【0046】(実施の形態2)図4及び図5及び図6に
図11のプラズマディスプレイパネル100の駆動にお
ける維持動作、消去初期化動作及び壁電荷調整動作にお
ける走査電極4及び維持電極5及びデータ電極8の駆動
電圧の印加タイミングの例を示す。
【0047】維持期間及び消去初期化期間の各動作は実
施の形態1と同様であり、従って各電極に蓄積する壁電
荷の状態も同様である。
【0048】図4に示すように壁電荷調整期間に維持電
極5にランプ電圧パルスVr(V)または指数関数的に
変化する電圧パルスVr(V)を印加している期間を少
なくとも含む期間にデータ電極8に維持電極5に対し放
電開始電圧を超え、且つ走査電極4に対し放電開始電圧
以下となる電圧パルスVd(V)を印加する。これによ
り、維持電極5とデータ電極8との間の電圧は維持電極
5の保護膜3のデータ電極8よりの表面に蓄積された負
の壁電圧とVr(V)とを加算したものの絶対値にデー
タ電極8の絶縁体層7の表面に蓄積された正の壁電圧と
Vd(V)とを加算したものを加算した値となりこれは
放電開始電圧を超える。またデータ電極8にVd(V)
を印加することにより確実にデータ電極8と維持電極5
との間に壁電荷調整のための放電を起こすことができ、
またデータ電極8と走査電極4との間に起こり得る誤放
電をより確実に回避することができる。
【0049】また、図5に示すようにデータ電極8に印
加する電圧パルスVd(V)は維持電極5に対し放電開
始電圧以下から放電開始電圧を超える電圧に変化するラ
ンプ電圧であっても同様の効果を得ることができる。ま
たランプ電圧にすることで、方形電圧を印加する場合に
比べて誤放電が起きた場合にもその放電を微弱なものに
できコントラストの低下を抑えることができる。また走
査電極4とデータ電極8との間に起こる得る誤放電をよ
り確実に回避することができる。
【0050】また、図6に示すようにデータ電極8に印
加する電圧パルスVd(V)は維持電極5に対し放電開
始電圧以下から放電開始電圧を超える電圧に変化する指
数関数的に変化する電圧であっても同様の効果を得るこ
とができる。またランプ電圧に比べ回路構成が簡単であ
り回路コストを抑えることができる。
【0051】また、図7に示すように壁電荷調整期間に
維持電極5にランプ電圧パルスまたは指数関数的に変化
する電圧パルスを印加している期間を少なくとも含む期
間に走査電極4に維持電極5及びデータ電極8に対し放
電開始電圧以下となる電圧Ve(V)を印加する。これ
により、走査電極4と維持電極5との間及びデータ電極
8との間に起こり得る誤放電をより確実に回避すること
ができる。
【0052】なお図8に示すように壁電荷調整期間に維
持電極5にランプ電圧パルスまたは指数関数的に変化す
る電圧パルスを印加している期間を少なくとも含む期間
に走査電極4に維持電極5及びデータ電極8に対し放電
開始電圧以下となる電圧Ve(V)を印加し、電圧Ve
(V)が印加されている期間を少なくとも含む期間デー
タ電極8に維持電極5に対し放電開始電圧を超え、且つ
走査電極4に対し放電開始以下である電圧パルスVd
(V)を印加しても同様の効果を得ることができる。
【0053】(実施の形態3)図9に本発明の実施の形
態2における維持動作、消去初期化動作及び壁電荷調整
動作における走査電極4及び維持電極5及びデータ電極
8の駆動電圧の印加タイミングの例を示す。
【0054】図9に示すように壁電荷調整期間に維持電
極4に電圧Vr(V)の矩形電圧パルスを印加する。こ
の場合の動作について以下に説明する。
【0055】壁電荷調整期間において走査電極4及び維
持電極5に印加される電圧を0(V)にし、その後維持
電極5に0(V)からデータ電極8に対して放電開始電
圧を超える電圧Vr(V)の矩形電圧パルスを印加す
る。なおこの矩形電圧パルスの幅は放電が壁電荷を形成
して安定に終了する時間よりも短く設定されており、こ
の矩形電圧パルスの印加後、維持電極5及びデータ電極
8は一定の電圧0(V)に設定される。これにより維持
電極5とデータ電極8との間の電圧差は維持電極5上の
保護膜3の表面に蓄積された負の壁電圧に電圧Vr
(V)を加算したものの絶対値とデータ電極8上の絶縁
体層7の表面に蓄積された正の壁電圧とを加算したもの
となり、これは放電開始電圧を超える。したがって維持
電極5とデータ電極8との間に放電がおこる。またこの
とき維持電極5及びデータ電極8に印加される電圧は同
じ0(V)であるので維持電極5上の保護膜3の表面に
蓄積された負の壁電圧及びデータ電極8上の絶縁体層7
の表面に蓄積された正の壁電圧が弱められ、且つほぼ等
しい値になり、維持電極5とデータ電極8との間で消去
動作と同様の動作が行われたことになる。このためフィ
ールドの最初にある初期化期間において走査電極4に電
圧パルスVa(V)及びVb(V)が印加された場合で
も、維持電極5上の保護膜3の表面には走査電極4と維
持電極5との間で放電を起こすだけの負の壁電圧が存在
しないため、走査電極4と維持電極5との間には誤放電
は起こらない。またこれにより初期化動作中に走査電極
4に印加される電圧Vc(V)からVd(V)に変化す
るランプ電圧による誤放電を防止できるため、その誤放
電による誤書き込み動作によって起こる輝点の発生を防
止できる。
【0056】また、図10に示すように壁電荷調整期間
に維持電極5に矩形電圧パルスが印加されている期間を
少なくとも含む期間、データ電極8に維持電極5に対し
放電開始電圧を超え、且つ走査電極4に対し放電開始電
圧以下となる電圧パルスVd(V)を印加することで、
また走査電極4にデータ電極8及び維持電極5に対し放
電開始電圧以下の電圧Ve(V)を印加することで、維
持電極5とデータ電極8との間の壁電荷調整のための放
電をより確実に行うことができ、また走査電極4と維持
電極5及びデータ電極8との間の誤放電をより確実に回
避することができる。
【0057】なお電圧パルスVr(V)及び電圧パルス
Vd(V)は本発明の実施の形態としてこれまでに説明
した初期化期間の動作に示すように第1の行電極に電圧
パルスを印加することで第1の行電極と第2の行電極と
の間で放電を起こす期間に先行して印加することで効果
をなすため、フィールドの最初に配置される初期化期間
に先行する期間のみならず複数のサブフィールドに初期
化期間を設けた駆動方法においても各々の初期化期間に
先行した期間に印加することでも同様の効果を得ること
ができる。また、初期化期間のみならず第1の行電極に
電圧パルスを印加することで第1の行電極と第2の行電
極との間で放電を起こす期間に先行した期間に電圧パル
スVr(V)及び電圧パルスVd(V)を印加すること
でも同様の効果を得ることができる。
【0058】また、電圧パルスVr(V)及び電圧パル
スVd(V)は第1の行電極に電圧パルスを印加するこ
とで第1の行電極と第2の行電極との間で放電を起こす
期間に先行した期間に第2の行電極に印加し、第1の行
電極に対して放電開始電圧以下であり、且つ列電極に対
して放電開始電圧を超える電圧であれば、本発明の実施
の形態に示した以外の形状でも同様の効果を得ることが
できる。
【0059】
【発明の効果】以上のように本発明はプラズマディスプ
レイの駆動方法及び駆動装置であって、維持期間を除く
期間に配置され、維持電極及びデータ電極に蓄積された
壁電荷を調整する壁電荷調整期間の壁電荷調整動作であ
り、走査電極に電圧パルスを印加することで起こり得る
誤放電の原因となる余剰の壁電荷が維持電極及びデータ
電極に蓄積された場合でも、走査電極に電圧パルスを印
加することで誤放電が起こり得る期間に先行して維持電
極に電圧パルスを印加することで誤放電の原因となる壁
電圧を弱めることができ、後続の期間において走査電極
に電圧パルスを印加した場合でもそれによる誤放電を防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における壁電荷調整期間
に維持電極に対しランプ電圧を用いた場合の走査電極及
び維持電極及びデータ電極に印加される駆動電圧及び動
作タイミング図
【図2】本発明の実施の形態1における駆動時間割構成
【図3】本発明の実施の形態1における壁電荷調整期間
に維持電極に対し指数関数的に変化する電圧パルスを用
いた場合の走査電極及び維持電極及びデータ電極に印加
される駆動電圧及び動作タイミング図
【図4】本発明の実施の形態2における壁電荷調整期間
にデータ電極に対し電圧パルスを印加する場合の走査電
極及び維持電極及びデータ電極に印加される駆動電圧及
び動作タイミング図
【図5】本発明の実施の形態2における壁電荷調整期間
にデータ電極に対しランプ電圧パルスを用いた場合の走
査電極及び維持電極及びデータ電極に印加される駆動電
圧及び動作タイミング図
【図6】本発明の実施の形態2における壁電荷調整期間
にデータ電極に対し指数関数的に変化する電圧パルスを
印加する場合の走査電極及び維持電極及びデータ電極に
印加される駆動電圧及び動作タイミング図
【図7】本発明の実施の形態2における壁電荷調整期間
に走査電極及び維持電極及びデータ電極に印加される駆
動電圧及び動作タイミング図
【図8】本発明の実施の形態2における壁電荷調整期間
に走査電極及び維持電極及びデータ電極に印加される駆
動電圧及び動作タイミング図
【図9】本発明の実施の形態3における壁電荷調整期間
に維持電極に対し矩形電圧パルスを用いた場合の走査電
極及び維持電極及びデータ電極に印加される駆動電圧及
び動作タイミング図
【図10】本発明の実施の形態3における壁電荷調整期
間にデータ電極に電圧パルスを印加する場合の走査電極
及び維持電極及びデータ電極に印加される駆動電圧及び
動作タイミング図
【図11】プラズマディスプレイ装置の概略図
【図12】プラズマディスプレイパネルの一部斜視図
【図13】プラズマディスプレイパネルの電極配列図
【図14】従来のプラズマディスプレイの駆動時間割構
成図
【図15】従来のプラズマディスプレイにおける走査電
極及び維持電極及びデータ電極に印加される駆動電圧及
び動作タイミング図
【図16】従来のプラズマディスプレイにおける維持期
間及び消去初期化期間における走査電極及び維持電極及
びデータ電極に印加される駆動電圧及び動作タイミング
【符号の説明】
4 走査電極 5 維持電極 8 データ電極 12 放電セル 100 プラズマディスプレイパネル 200 データドライバ 300 走査ドライバ 400 維持ドライバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/20 641 G09G 3/20 641E 3/28 3/28 B 3/288 E

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の行電極及び第2の行電極及び列電
    極が形成され、1フィールドを書き込み期間及び維持期
    間及び消去初期化期間のうち少なくとも1つの期間を含
    む複数のサブフィールドで構成し、前記第1の行電極に
    電圧パルスを印加することにより初期化動作を行う初期
    化期間を少なくとも一つ以上設けたプラズマディスプレ
    イパネルを駆動する方法であって、前記維持期間を除く
    少なくとも1つ以上の期間に前記第2の行電極に前記列
    電極に対し放電開始電圧を超え、且つ前記第1の行電極
    に対し放電開始電圧以下である第1の電圧パルスを印加
    することを特徴とするプラズマディスプレイパネルの駆
    動方法。
  2. 【請求項2】 第1の行電極及び第2の行電極及び列電
    極で形成され、1フィールドを初期化期間と維持期間及
    び消去初期化期間のうち少なくとも1つ以上の期間を含
    む複数のサブフィールドで構成し、前記維持期間を除く
    少なくとも1つ以上の期間にどちらか一方の行電極と列
    電極との間でのみ放電を起こす壁電荷調整期間を設けた
    ことを特徴とするプラズマディスプレイパネルの駆動方
    法。
  3. 【請求項3】 前記第2の行電極に印加する前記第1の
    電圧パルスは前記列電極に対して放電開始電圧以下の電
    圧から放電開始電圧を超える電圧に向かって変化するラ
    ンプ電圧であることを特徴とする請求項1記載の駆動方
    法。
  4. 【請求項4】 前記第2の行電極に印加する前記ランプ
    電圧パルスの変化率は2V/μ秒以下であることを特徴
    とする請求項3記載の駆動方法。
  5. 【請求項5】 前記第2の行電極に印加する前記第1の
    電圧パルスは前記列電極に対して放電開始電圧以下から
    放電開始電圧を超える電圧に指数関数的に変化する電圧
    パルスであることを特徴とする請求項1記載の駆動方
    法。
  6. 【請求項6】 前記第2の行電極に印加する指数関数的
    に変化する電圧パルスを決める時定数は20μ以下であ
    ることを特徴とする請求項5記載の駆動方法。
  7. 【請求項7】 前記第1の電圧パルスはその幅が5μ秒
    以内の矩形電圧パルスであることを特徴とする請求項1
    記載の駆動方法。
  8. 【請求項8】 前記第2の行電極に第1の電圧パルスが
    印加されている期間を少なくとも含む期間、前記列電極
    に第2の電圧パルスを印加することを特徴とする請求項
    1記載の駆動方法。
  9. 【請求項9】 前記第2の電圧パルスは前記第2の行電
    極に対し放電開始電圧を超え、且つ前記第1の行電極に
    対して放電開始電圧以下であることを特徴とする請求項
    8記載の駆動方法。
  10. 【請求項10】 前記第2の電圧パルスは前記第2の行
    電極に対して放電開始電圧以下から放電開始電圧を超え
    る電圧に向かって変化するランプ電圧であることを特徴
    とする請求項8記載の駆動方法。
  11. 【請求項11】 前記列電極に印加する前記ランプ電圧
    パルスの変化率は1V/μ秒以下であることを特徴とす
    る請求項10記載の駆動方法。
  12. 【請求項12】 前記第2の電圧パルスは前記第2の行
    電極に対して放電開始電圧以下から放電開始電圧を超え
    る電圧に指数関数的に変化する電圧パルスであることを
    特徴とする請求項8記載の駆動方法。
  13. 【請求項13】 前記列電極に印加する指数関数的に変
    化する電圧パルスを決める時定数は40μ以下であるこ
    とを特徴とする請求項12記載の駆動方法。
  14. 【請求項14】 請求項1または請求項2記載の駆動方
    法を用いたプラズマディスプレイ装置。
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