JP2002349386A - 燃料噴射管固定構造 - Google Patents

燃料噴射管固定構造

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JP2002349386A JP2001161526A JP2001161526A JP2002349386A JP 2002349386 A JP2002349386 A JP 2002349386A JP 2001161526 A JP2001161526 A JP 2001161526A JP 2001161526 A JP2001161526 A JP 2001161526A JP 2002349386 A JP2002349386 A JP 2002349386A
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injection pipe
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 他部品との干渉を招くこともなく、固定のた
めのスペースを容易に確保するとともに、振動を抑制で
き、部品点数及び工数の削減、組み付け作業の簡易化を
図ることを可能にし、更に、燃料噴射管に余分な曲げ応
力を与えてしまう等といった問題も生じることがない燃
料噴射管固定構造を提供する。 【解決手段】 燃料を噴射供給するインジェクタ5が接
続され、吸気脈動が生じないようにするため吸気系に設
けられるサージタンク6が取り付けられたエンジン3に
対して、燃料噴射ポンプ4からインジェクタ5まで接続
されて燃料を供給する燃料噴射管2を固定する燃料噴射
管固定構造1であって、サージタンク6の少なくとも一
つの側面に防振部材8を取り付け、燃料噴射ポンプ4と
インジェクタ5とを接続することで燃料噴射管2が防振
部材8に対して押し付けられるように、燃料噴射ポンプ
4からインジェクタ5に至る燃料噴射管2の経路を防振
部材8に対して一部沿わせて設定したことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンに燃料を
供給する燃料噴射管を固定する燃料噴射管固定構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】燃料噴射ポンプからエンジンへの燃料の
供給は、燃料噴射管を通じて行われるが、多気筒エンジ
ンの場合、この燃料噴射管は、複数必要となり、通常、
略平行に延設されている。そして、エンジンに吸気脈動
が生じないようにするため吸気系に設けられるサージタ
ンクなどに固定されることが多い。この種の燃料噴射管
固定構造としては、図5(a)、(b)に示すようなも
のが、従来知られている。これらは、サージタンク上等
にボルト17で取り付けられて、燃料噴射管11、12
を固定する構造であって、燃料噴射管11、12の軸方
向に同一幅を有するとともに燃料噴射管11、12を被
覆する一対のゴム部材13、14及び一対のクランプ金
具15、16を備えている。そして、ゴム部材13、1
4の対向する各底面に形成した半円状の溝13a、13
b、14a、14bにより形成される一対の貫通孔に燃
料噴射管11、12を貫通させるとともに、クランプ金
具15、16によりゴム部材13、14の外周上を被覆
し且つサージタンク等に取り付けられるボルト17でク
ランプ金具15、16間を締め付けることによりゴム部
材13、14を燃料噴射管11、12を結束するように
して、燃料噴射管11、12の経路を正しく規制し且つ
振動を抑制するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
固定構造によると、燃料噴射管をゴム部材で被覆し、更
にその上からクランプ部材で被覆し、そしてボルトで結
束するものであるため、サージタンク等の外側に突出す
る構造とならざるを得ない。エンジンは、通常限られた
空間内で取り付けられるため、スペースの制約が大き
く、このような外側に突出する構造は、他部品との干渉
が発生しやすく、燃料噴射管を固定するためのスペース
の確保が難しいという問題がある。そして、複数の部品
を組み合わせて、燃料噴射管をサージタンク等に固定す
るものであるため、部品点数及び工数の増加、組み付け
作業の複雑化等の問題を引き起こすことにもなる。ま
た、燃料噴射管組み付け時に、取り付け芯がずれるとい
った不具合が生じやすく、燃料噴射管に余分な曲げ応力
を与えることになるため、強度的にも好ましくなく、そ
れを回避するため更に組み付け作業が困難になるといっ
た問題も生じる。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みることにより、
他部品との干渉を招くこともなく、固定のためのスペー
スを容易に確保するとともに、振動を抑制でき、部品点
数及び工数の削減、組み付け作業の簡易化を図ることを
可能にし、更に、燃料噴射管に余分な曲げ応力を与えて
しまう等といった問題も生じることがない燃料噴射管固
定構造を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する請求
項1に記載の燃料噴射管固定構造は、燃料を噴射供給す
るインジェクタが接続され、吸気脈動が生じないように
するため吸気系に設けられるサージタンクが取り付けら
れたエンジンに対して、燃料噴射ポンプから前記インジ
ェクタまで接続されて燃料を供給する燃料噴射管を固定
する燃料噴射管固定構造であって、前記サージタンクの
少なくとも一つの側面に防振部材を取り付け、前記燃料
噴射ポンプと前記インジェクタとを接続することで前記
燃料噴射管が前記防振部材に対して押し付けられるよう
に、前記燃料噴射ポンプから前記インジェクタに至る前
記燃料噴射管の経路を前記防振部材に対して一部沿わせ
て設定したことを特徴とする。ここで「防振部材を取り
付け」とは、サージタンク表面に対してゴム部材等の防
振部材を保持可能な状態とするものであればどのような
ものでもよく、接着、圧着、嵌め込み、また燃料噴射管
による押し付けのみによるもの等種々のものを含むもの
である。
【0006】この構成によると、燃料噴射管が、サージ
タンク表面にゴム部材等の防振部材を介して一部沿わせ
るように押し付けられて配設されるため、そもそも、従
来の技術におけるようなクランプ構造を必要とせずに、
燃料噴射管を固定し、且つ振動の抑制を図ることができ
る。したがって、サージタンクの側面を有効的に活用し
て固定のためのスペースを容易に確保するとともに、振
動を抑制でき、部品点数及び工数の削減を図り、組み付
け作業の簡易化を図ることを可能にし、更に、燃料噴射
管に余分な曲げ応力を与えてしまう等といった問題も生
じることがない燃料噴射管固定構造を提供することがで
きる。
【0007】請求項2に記載の燃料噴射管固定構造は、
請求項1において、前記サージタンクの二つの側面に対
して防振部材を取り付け、前記燃料噴射ポンプと前記イ
ンジェクタとを接続することで前記燃料噴射管が前記防
振部材に対して押し付けられるように、前記燃料噴射ポ
ンプから前記インジェクタに至る前記燃料噴射管の経路
を前記二つの側面に対して沿わせて設定したことを特徴
とする。
【0008】この構成によると、サージタンクの側面を
最大限有効的に活用して燃料噴射管を固定することがで
きるため、固定スペースの節約に大きく寄与することに
なる。また、二つの側面に沿わせるように押し付けられ
ることで、より安定して支持される構造が実現できる。
【0009】請求項3に記載の燃料噴射管固定構造は、
請求項1または2において、前記防振部材は、前記サー
ジタンク外壁の一部の略全体を覆うように一体に形成さ
れ、この防振部材を介して、略平行に延設される複数の
前記燃料噴射管が固定されることを特徴とする。
【0010】この構成によると、略平行に延設される複
数の燃料噴射管が、一体に形成されたゴム部材等の防振
部材によって支持されることになるため、防振部材の取
り付け作業を簡略化し、部品点数を更に削減することが
できる。そして、サージタンク外壁の一部の略全体を覆
うように防振部材が取り付けられているため、より優れ
た振動抑制効果を発揮することが可能になる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。図1は、本実施形態例に係る燃
料噴射管固定構造1を一側面から示したものであり、図
2は、本実施形態例に係る燃料噴射管固定構造1の一部
を斜視図で示したものである。図1において、燃料噴射
管固定構造1は、燃料噴射ポンプ4からエンジン3まで
燃料を供給する燃料噴射管2をエンジンルーム(図示せ
ず)内で固定するものである。なお、図1においては、
エンジン3及び燃料噴射ポンプ4は、それぞれ一つずつ
示されているが、このエンジン3は、多気筒であって、
燃料噴射ポンプ4もエンジン3に対応した数の燃料吐出
口を有する集合系となっている。したがって、燃料噴射
管2もその数に対応した本数配置されるものである。
【0012】エンジン3には、燃料を噴射供給するノズ
ルであるインジェクタ5が接続されており、そして、燃
焼用空気の吸気配管であるインテークマニホールド7が
接続され、更に吸気脈動が生じないようにするために設
けられるサージタンク6が、インテークマニホールド7
に接続している。かかるエンジン3に対して、燃料噴射
管2が、燃料噴射ポンプ4からインジェクタ5まで接続
されて、燃料を供給している。
【0013】ここで、多気筒からなるエンジン3に対し
て、燃料噴射ポンプ4は、インテークマニホールド7が
位置する吸気側に位置することで、燃料噴射管2の長さ
を短くしてエンジンルーム内のスペースを効率よく使用
するように配置されている。そして、エンジンから突出
するように設けられているインテークマニホールド7と
サージタンク6に対してほぼ隣接するように配置される
ことで、更にスペースを効率よく使用している。かかる
エンジン3と燃料噴射ポンプ4との配置構造において、
燃料噴射管2は、他部品との干渉を避けつつ延設される
が、極力短い経路を実現し、且つサージタンク6に固定
のためのブラケットとしての役割を持たせるために、サ
ージタンク6に沿うように延設される。
【0014】上述した位置関係において、本実施形態例
に係る燃料噴射管固定構造1は、略四角筒状部分をもつ
サージタンク6の二つの側面に対して防振部材であるゴ
ム部材8を取り付け、燃料噴射ポンプ4とインジェクタ
5とを接続することによって、燃料噴射管2がゴム部材
8に対して押し付けられるように、燃料噴射ポンプ4か
らインジェクタ5に至る燃料噴射管2の経路を前記二つ
の側面に対して沿わせて設定するものである。すなわ
ち、燃料噴射管2は、燃料噴射ポンプ4からインジェク
タ5に接続されるまでに、サージタンク6の二つの側面
に沿って迂回する経路をとり、このサージタンク6の二
つの側面にゴム部材8を介して接するよう押し付けられ
ている。なお、燃料噴射管2とインジェクタ5とは、ゴ
ム部材8を介して燃料噴射管2を前記二つの側面に沿わ
せるように押し付けるように固定する配管押し付け手段
としての役割も果たす継手9により接続される。
【0015】ここで、継手9について、さらに説明す
る。図1において、インジェクタ5と燃料噴射ポンプ4
との間を接続する燃料噴射管2の両端には、それぞれホ
ルダ10a、10bが配置されており、これによって、
燃料噴射管2の両端部が、それぞれエンジン3と燃料噴
射ポンプ4に支持されている。そして、継手9が、燃料
噴射管2端部のインジェクタ5側に取り付けられ、この
継手9がネジ部を有し、ホルダ10aと螺合すること
で、燃料噴射管2の端部をインジェクタ5側へと押し付
ける。これにより、燃料噴射管2にある程度の引張り応
力が付加され、サージタンク6の二つの側面に沿う部分
が、ゴム部材8を介してサージタンク6側へと押し付け
られる。このとき、各燃料噴射管2の配管長さは、ゴム
部材8を適当な押し付け圧で押し付けることができるよ
うに調整されている。
【0016】つぎに、ゴム部材8の取り付け構成につい
て、詳しく説明する。図2において、サージタンク6の
二つの側面に沿うように配設されている燃料噴射管2
は、燃料噴射管2a、2b、2cの3本からなる実施形
態例について例示されている。これら3本の燃料噴射管
2は、略平行に延設されており、ゴム部材8を介して、
サージタンク6の二つの側面に押し付けられて固定され
ている。ゴム部材8は、複数の燃料噴射管2を所定間隔
毎に支持できる十分な広さを有し、一体に形成されたシ
ート状のものであり、サージタンク6の外壁の一部の略
全体を覆うようにL字状に取り付けられている。このゴ
ム部材8は、サージタンク6の外周に部分的に設けられ
る溝部に対して嵌め込むように取り付けられ、前述のよ
うに燃料噴射管2がゴム部材8を介してサージタンク6
に押し付けられることによって、サージタンク6に圧着
されるものである。この様子は、図3においてよく示さ
れている。図3は、図2に示すサージタンク6の上面を
延設されている燃料噴射管2と垂直な断面からみた図を
一部示したものである。なお、サージタンク6とインテ
ークマニホールド7の内部構造については、省略してい
る。図3にて、ゴム部材8は、サージタンク6の外周に
設けられた溝部6aに嵌め込まれており、この溝部6a
の幅にゴム部材8の幅が、ほとんど隙間無く一致する程
度の寸法構成となっている。そして、ゴム部材8の上面
8aには、燃料噴射管2a、2b、2cが、それぞれ支
持されやすいように、燃料噴射管の数と位置に応じた溝
8b、8c、8dが設けられている。これらの各溝に、
各燃料噴射管が配設される。
【0017】以上のように燃料噴射管固定構造1は構成
され、従来の技術におけるようなクランプ構造を必要と
せずに、燃料噴射管2を固定し、且つ振動の抑制を図る
ことができる。したがって、サージタンク6の側面を有
効的に活用して固定のためのスペースを容易に確保する
とともに、振動を抑制でき、部品点数及び工数の削減を
図り、組み付け作業の簡易化を図ることを可能にし、更
に、燃料噴射管2に余分な曲げ応力を与えてしまう等と
いった問題も生じることがない燃料噴射管固定構造を提
供することができる。
【0018】また、本実施形態例に係る燃料噴射管固定
構造1によると、燃料噴射管2は、サージタンク6の二
つの側面に沿って配設される部分が全体的に押し付けら
れるように固定される(図1参照)。従来のクランプ構
造による固定では、燃料噴射管のほぼ一箇所のみを強固
に固定するものであるため、固定されていない部分で
は、振動が抑制されず、防振性が不十分という問題もあ
る。しかし、本実施形態例によると、二つの側面に沿う
部分が全体的に押し付けられて固定されるため、安定し
た固定構造を実現するとともに、優れた振動抑制効果を
発揮することができるという効果も奏する。
【0019】以上が、本実施形態例についての説明であ
るが、実施の形態は上記に限定されるものではなく、例
えば、次のように変更してもよい。 (1)ゴム部材の取り付けについては、本実施形態例に
おいては、サージタンクの外周に設けた溝部に嵌め込む
ように取り付けられ、燃料噴射管がゴム部材を介してサ
ージタンクの側面に押し付けられることで、圧着される
ものであるが、必ずしもこの通りでなくてもよい。例え
ば、サージタンクの外周に溝部を設けずに、ゴム部材を
外周に直接貼り付けるように接着するものなど、サージ
タンク表面に対してゴム部材を保持可能なものであれ
ば、どのようなものであってもよい。
【0020】(2)本実施形態例のように、サージタン
クの二つの側面に対して燃料噴射管が沿うように押し付
けられるものであることが望ましいが、必ずしもこのと
おりでなくてもよく、一つの側面のみに押し付けられる
ものであってもよい。例えば、燃料噴射ポンプから延設
された燃料噴射管が、図1においてサージタンクの右側
側面のみに沿って経由した後、サージタンクの上方を迂
回してインジェクタへと至るものであり、前記右側側面
に取り付けられたゴム部材を介してのみサージタンクに
押し付けられるものなどであってもよい。また、サージ
タンクの右側を迂回した後、サージタンクの上側側面に
取り付けられたゴム部材を介してのみサージタンクに押
し付けられるものであってもよい。このように、一つの
側面のみに押し付けられるものであっても、本実施形態
例と同様に、サージタンク側面に沿う部分が全体的に押
し付けられるため、燃料噴射管を安定して固定すること
ができ、また優れた振動抑制効果も発揮し得る。
【0021】(3)本実施形態例においては、複数の燃
料噴射管を一体に形成されたゴム部材を介して固定する
ものであるが、ゴム部材を介して固定可能であれば、必
ずしもこのとおりでなくてもよい。例えば、図4に示す
別実施形態例のようなものであってもよい。これは、本
実施形態例における図3に対応する断面図であるが、そ
れぞれの燃料噴射管2a、2b、2cごとに別々に支持
するゴム部材からなるものである。このような構造であ
っても、本実施形態例と同様の効果を奏し得る。
【0022】
【発明の効果】請求項1の発明によると、燃料噴射管
が、サージタンク表面にゴム部材等の防振部材を介して
一部沿わせるように押し付けられて配設されるため、従
来の技術におけるようなクランプ構造を必要とせずに、
燃料噴射管を固定し、且つ振動の抑制を図ることができ
る。したがって、サージタンクの側面を有効的に活用し
て固定のためのスペースを容易に確保するとともに、振
動を抑制でき、部品点数及び工数の削減を図り、組み付
け作業の簡易化を図ることを可能にし、更に、燃料噴射
管に余分な曲げ応力を与えてしまう等といった問題も生
じることがない燃料噴射管固定構造を提供することがで
きる。
【0023】請求項2の発明によると、サージタンクの
側面を最大限有効的に活用して燃料噴射管を固定するこ
とができるため、固定スペースの節約に大きく寄与する
ことになる。また、二つの側面に沿わせるように押し付
けられることで、より安定して支持される構造が実現で
きるという効果を奏する。
【0024】請求項3の発明によると、略平行に延設さ
れる複数の燃料噴射管が、一体に形成されたゴム部材等
の防振部材によって支持されることになるため、防振部
材の取り付け作業を簡略化し、部品点数を更に削減する
ことができる。そして、サージタンクの外壁の一部を略
覆うように防振部材が取り付けられているため、より優
れた振動抑制効果を発揮することが可能になるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態例に係る燃料噴射管固定構造を一側
面から見た図である。
【図2】本実施形態例に係る燃料噴射管固定構造の一部
を示す斜視図である。
【図3】本実施形態例に係る燃料噴射管固定構造の一部
断面を示す図である。
【図4】本発明の別実施形態例に係る燃料噴射管固定構
造の一部断面を示す図である。
【図5】従来の技術における燃料噴射管固定構造を示す
図である。
【符号の説明】
1 燃料噴射管固定構造 2 燃料噴射管 3 エンジン 4 燃料噴射ポンプ 5 インジェクタ 6 サージタンク 8 ゴム部材 9 継手

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料を噴射供給するインジェクタが接続
    され、吸気脈動が生じないようにするため吸気系に設け
    られるサージタンクが取り付けられたエンジンに対し
    て、燃料噴射ポンプから前記インジェクタまで接続され
    て燃料を供給する燃料噴射管を固定する燃料噴射管固定
    構造であって、 前記サージタンクの少なくとも一つの側面に防振部材を
    取り付け、前記燃料噴射ポンプと前記インジェクタとを
    接続することで前記燃料噴射管が前記防振部材に対して
    押し付けられるように、前記燃料噴射ポンプから前記イ
    ンジェクタに至る前記燃料噴射管の経路を前記防振部材
    に対して一部沿わせて設定したことを特徴とする燃料噴
    射管固定構造。
  2. 【請求項2】 前記サージタンクの二つの側面に対して
    防振部材を取り付け、前記燃料噴射ポンプと前記インジ
    ェクタとを接続することで前記燃料噴射管が前記防振部
    材に対して押し付けられるように、前記燃料噴射ポンプ
    から前記インジェクタに至る前記燃料噴射管の経路を前
    記二つの側面に対して沿わせて設定したことを特徴とす
    る燃料噴射管固定構造。
  3. 【請求項3】 前記防振部材は、前記サージタンク外壁
    の一部の略全体を覆うように一体に形成され、この防振
    部材を介して、略平行に延設される複数の前記燃料噴射
    管が固定されることを特徴とする請求項1または2に記
    載の燃料噴射管固定構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014084804A (ja) * 2012-10-24 2014-05-12 Denso Corp 燃料噴射装置
US20150204474A1 (en) * 2014-01-23 2015-07-23 Hans-Jurgen Guido After the mass-spring principle operating vibration absorber
JP2015140783A (ja) * 2014-01-30 2015-08-03 株式会社豊田自動織機 インジェクタの固定構造

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