JP2002348027A - シート排出装置およびこのシート排出装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

シート排出装置およびこのシート排出装置を備えた画像形成装置

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JP2002348027A
JP2002348027A JP2002060850A JP2002060850A JP2002348027A JP 2002348027 A JP2002348027 A JP 2002348027A JP 2002060850 A JP2002060850 A JP 2002060850A JP 2002060850 A JP2002060850 A JP 2002060850A JP 2002348027 A JP2002348027 A JP 2002348027A
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recording paper
pressing
gate
switching position
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Kazuhiro Suzuki
和宏 鈴木
Koichi Akiyama
浩一 秋山
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Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、搬送中の記録紙から異常な音が出た
り、記録紙に皺が付くのを防止できるシート排出装置を
得ることを目的とする。 【解決手段】シート排出装置は、搬送通路5から排出さ
れた記録紙Pが積層される複数のスタッカ部31,32と、記
録紙の排出方向を切り換えるゲート48,115とを有する。
ゲートは、記録紙を一方のスタッカ部31に導く第1の切
り換え位置と、記録紙を他方のスタッカ部32に導く第2
の切り換え位置とに亘って移動可能である。ゲートが第
2の切り換え位置に移動された時、記録紙は折れ曲がっ
たガイド通路35を通じて他方のスタッカ部に案内され
る。ゲートよりも記録紙の搬送方向に沿う上流側に押圧
機構60,90,110が配置されている。押圧機構は、ゲート
が第1の位置にある限り記録紙に圧力をかけて波形の癖
を付与する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートに波形の癖
をつけて排出するシート排出装置およびこのシート排出
装置を搭載したレーザプリンタや複写機のような画像形
成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばレーザプリンタのような画像形成
装置は、記録紙に画像を形成する画像処理機構と、画像
が形成された記録紙を搬送する搬送通路と、この搬送通
路から排出された記録紙を蓄えるスタッカ部とを備えて
いる。これら画像処理機構、搬送通路およびスタッカ部
は、箱形状の装置本体に組み付けられている。
【0003】この種の画像形成装置において、多量の記
録紙を連続して搬送する場合、搬送通路から排出された
記録紙は、スタッカ部の上に順次積み重ねられた状態で
蓄えられていく。記録紙は薄くて柔らかいので、画像を
形成する過程あるいは搬送通路を送られる過程で丸まっ
たり、反り返るように変形するのを避けられない。この
ように搬送通路から排出される記録紙が変形している
と、スタッカ部の上に積み上げられた時に、記録紙の向
きが一様に揃わなくなることがあり得る。この結果、記
録紙がスタッカ部の上に雑然と積み上げられてしまい、
外観が悪くなったり、記録紙をスタッカ部から取り出し
難くなる。
【0004】この改善策として、従来の画像形成装置で
は、搬送通路から排出される記録紙に複数のローラで圧
力をかけて波形の癖をつけている。これにより、記録紙
が一時的にリジッドとなり、記録紙のカールや変形が矯
正される。この記録紙に癖をつける具体的な構成は、例
えば「特開平9−301590号公報」、「特開平8−157125号
公報」および「特開平6−127776号公報」に開示されて
いる。
【0005】一方、この種の画像形成装置において、装
置本体の内部に排紙用のスペースを確保した、いわゆる
胴内排出タイプのものが知られている。排紙用のスペー
スは、搬送通路の下流端に連なっているとともに、装置
本体の外に開放されている。この画像形成装置では、効
率の良い排紙作業を可能とするため、上記スペースに一
対のスタッカ部と、搬送通路から排出される記録紙をい
ずれかのスタッカ部に振り分けるセパレータユニットと
を配置している。
【0006】スタッカ部は、装置本体の高さ方向に積み
重ねて配置されている。下段のスタッカ部は、搬送通路
の下流端よりも低い位置に設置されている。上段のスタ
ッカ部は、搬送通路の下流端よりも高い位置に設置され
ている。
【0007】セパレータユニットは、記録紙の排出方向
を切り換えるゲートと、上段のスタッカ部に連なるガイ
ド通路とを備えている。ゲートは、第1の切り換え位置
と第2の切り換え位置とに亘って回動可能にセパレータ
ユニットに支持されている。
【0008】ゲートが第1の切り換え位置に回動された
状態では、搬送通路から水平方向に排出される記録紙
は、下段のスタッカ部に導かれる。ゲートが第2の切り
換え位置に回動された状態では、上記記録紙は、ゲート
を介して上記ガイド通路に導かれる。
【0009】このガイド通路は、搬送通路から排出され
た記録紙を上段のスタッカ部に導くためのものである。
そのため、ガイド通路は、縦方向に延びているととも
に、その途中に二つのコーナ部を有している。一方のコ
ーナ部は、ガイド通路の上流端に位置し、搬送通路から
水平方向に排出された記録紙を上方に向けて案内する。
他方のコーナ部は、ガイド通路の下流端に位置し、ガイ
ド通路に沿って上向きに送られる記録紙を上段のスタッ
カ部に向けて水平に案内する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】セパレ−タユニット
は、装置本体内の限られたスペースに収める必要がある
ので、特にガイド通路の全長が短くなる。この結果、記
録紙の搬送方向を変換する二つのコーナ部が互いに近接
し合い、ガイド通路がクランク状に急激に折れ曲がった
形状となる。したがって、記録紙は、ガイド通路を通過
する過程で二回に亘って強制的に折り曲げられることに
なる。
【0011】ところが、上記記録紙は、ガイド通路に導
かれる以前に複数のローラにより加圧されて波形の癖が
つけられている。この癖のついた記録紙が上記ガイド通
路を通過すると、一時的にリジッドとなった記録紙にこ
れを無理に変形させようとする力が加わる。これによ
り、記録紙から物が折れるような耳障りな音が発生す
る。この異常な音は、騒音の原因となるとともに、画像
形成装置を操作するオペレータに不快感を与えている。
【0012】さらに、記録紙がガイド通路を通過する時
に、波形の癖のついた記録紙にこれを平らに伸ばそうと
するような無理な力が加わる。この結果、記録紙の搬送
が円滑に行われなくなり、記録紙に皺がついたり、紙詰
まりの原因となる。
【0013】「特開平6−239002号公報」は、搬送通路
から排出される記録紙に波形の癖をつける際の改善案を
開示している。この先行技術では、搬送通路の下流端に
記録紙を押圧する隆起部材が配置されている。隆起部材
は、上昇位置と降下位置とに亘って選択的に移動可能と
なっている。隆起部材が上昇位置に達した状態では、こ
の隆起部材が搬送通路の上に張り出し、記録紙を押圧す
る。隆起部材が降下位置に達した状態では、この隆起部
材は搬送通路から退いている。そのため、記録紙は隆起
部材に阻害されることなく搬送通路から排出される。
【0014】しかしながら、上記先行技術は、搬送通路
の下流端にソータを選択的に接続して使用する排紙装置
を前提とするものである。詳しくは、搬送通路の下流端
にソータが接続されているか否かを検出し、この検出結
果に応じて隆起部材を動かしている。そのため、上記先
行技術は、波形の癖を付けた記録紙を折れ曲がったガイ
ド通路に導いた場合に、この記録紙から異常な音が出る
といった課題についての認識がなく、記録紙の変形によ
って生じる異常な音を消すことの必要性を教示していな
い。
【0015】本発明の目的は、シートの排出方向に応じ
てこのシートに波形の癖をつけることができ、搬送中の
シートから異常な音が出たり、シートに皺が付くのを防
止できるシート排出装置を得ることにある。
【0016】本発明の他の目的は、搬送中のシートから
異常な音が出たり、シートに皺が付くのを防止し得るシ
ート排出装置を有する画像形成装置を得ることにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るシート排出装置は、シートを搬送する
搬送通路と、上記搬送通路から排出されたシートが積層
される複数のスタッカ部と、上記搬送通路から排出され
るシートを一方のスタッカ部に導く第1の切り換え位置
と、シートを他方のスタッカ部に導く第2の切り換え位
置とに亘って移動可能なゲートとを備えている。上記シ
ートは、上記ゲートが第2の切り換え位置に移動された
時に、折れ曲がったガイド通路を通じて上記他方のスタ
ッカ部に案内される。さらに、上記ゲートよりもシート
の搬送方向に沿う上流側に押圧手段が配置されている。
この押圧手段は、ゲートが第1の切り換え位置に移動さ
れた時に、シートに圧力をかけて波形の癖を付与し、こ
のシートを一時的にリジッドにする。
【0018】上記目的を達成するため、本発明の第2の
形態に係る画像形成装置は、シートに画像を形成する画
像処理機構を内蔵した装置本体と、上記装置本体に設置
され、画像が形成されたシートを搬送する搬送通路と、
上記装置本体に設置され、上記搬送通路から排出された
シートが積層される複数のスタッカ部と、上記搬送通路
から排出されるシートを一方のスタッカ部に導く第1の
切り換え位置と、上記シートを他方のスタッカ部に導く
第2の切り換え位置とに亘って移動可能なゲートとを備
えている。上記シートは、上記ゲートが第2の切り換え
位置に移動された時に、折れ曲がったガイド通路を通じ
て他方のスタッカ部に案内される。さらに、上記ゲート
よりもシートの搬送方向に沿う上流側に押圧手段が配置
されている。この押圧手段は、上記ゲートが第1の切り
換え位置に移動された時に、シートに圧力をかけて波形
の癖を付与し、このシートを一時的にリジッドにする。
【0019】このような構成によれば、ゲートが第2の
切り換え位置に移動されている限り、搬送通路からガイ
ド通路に導かれるシートに波形の癖が付与されることは
ない。そのため、ガイド通路を通過するシートに無理な
力が加わることはなく、このシートの搬送が滑らかに行
われる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下本発明の第1の実施の形態
を、図1ないし図13に基づいて説明する。
【0021】図1および図2は、例えば複写機のような
画像形成装置1を開示している。画像形成装置1は、箱
形の装置本体2を備えている。装置本体2は、給紙カセ
ット3と排紙室4とを有する。給紙カセット3は、装置
本体2の底部に設置されている。給紙カセット3は、シ
ートとしての記録紙Pを蓄えている。排紙室4は、装置
本体2の高さ方向に沿う中間部に位置されているととも
に、この装置本体2の外部に開放されている。
【0022】装置本体2の内部に搬送通路5が形成され
ている。搬送通路5は、記録紙Pを給紙カセット3から
排紙室4に向けて搬送するためのものである。この搬送
通路5は、装置本体2の高さ方向に沿って延びている。
搬送通路5の下流端は、装置本体2に開口された排紙口
6を介して排紙室4に連なっている。排紙口6は、排紙
室4の高さ方向に沿う中間部に位置されている。この排
紙口6は、記録紙Pの搬送方向と直交するように水平に
延びている。
【0023】搬送通路5に給紙ローラ7、複数の搬送ロ
ーラ8および排紙ガイド9が配置されている。給紙ロー
ラ7は、給紙カセット3に蓄えられた記録紙Pを一枚づ
つ搬送通路5に送り出すためのものである。搬送ローラ
8は、給紙ローラ7よりも記録紙Pの搬送方向に沿う下
流側に位置されている。排紙ガイド9は、搬送通路5に
沿って上向きに搬送される記録紙Pを排紙口6に向けて
水平に案内するためのものである。この排紙ガイド9
は、搬送通路5の上端部に位置されている。
【0024】図4に示すように、排紙ガイド9に光セン
サ10とアクチュエータ11とが取り付けられている。
光センサ10は、記録紙Pが搬送通路5の下流端の近く
にまで搬送されてきたことを光学的に検出するためのも
のである。この光センサ10は、図示しない発光部と受
光部とを有している。アクチュエータ11は、搬送通路
5に進出する待機位置と、搬送通路5から退く検出位置
とに亘って回動可能となっている。アクチェータ11
は、光センサ10に向って延びる遮光部11aを有して
いる。遮光部11aは、アクチュエータ11が待機位置
にある限り光センサ10の発光部と受光部との間から退
いている。
【0025】搬送通路5を搬送される記録紙Pが待機位
置にあるアクチュエータ11に接すると、このアクチュ
エータ11が待機位置から検出位置に回動される。これ
により、遮光部11aが光センサ10の発光部と受光部
との間に進出して光を遮る。この結果、光センサ10
は、記録紙Pが搬送通路5の下流端に達したことを光学
的に検出し、制御信号を制御部12に送出する。
【0026】図2に示すように、装置本体2は、画像処
理機構14を収容している。画像処理機構14は、記録
紙Pに画像を形成するためのものであり、搬送通路5の
途中に位置されている。この画像処理機構14は、感光
体ドラム15、帯電装置16、露光装置17、現像装置
18、転写装置19、除電装置20および定着装置21
を備えている。
【0027】図2ないし図4に示すように、搬送通路5
の下流端に排紙用のローラユニット23が配置されてい
る。ローラユニット23は、搬送通路5の下流端に達し
た記録紙Pを排紙口6に送り出すためのものである。こ
のローラユニット23は、第1のローラ群24と第2の
ローラ群25とを備えている。第1のローラ群24は、
ローラ軸26と複数の駆動ローラ27とで構成されてい
る。ローラ軸26は、排紙口6に沿って水平に配置され
ている。このローラ軸26は、図示しないモータのよう
な駆動源により回転される。駆動ローラ27は、ローラ
軸26に支持されている。これら駆動ローラ27は、ロ
ーラ軸26の軸方向に間隔を存して配置されており、記
録紙Pの搬送方向とは直交する方向に沿って一列に並ん
でいる。
【0028】第2のローラ群25は、第1のローラ群2
4の下に位置されている。第2のローラ群25は、ロー
ラ軸28と複数の従動ローラ29とで構成されている。
ローラ軸28は、排紙口6に沿って水平に配置されてい
る。従動ローラ29は、ローラ軸28に支持されてい
る。これら従動ローラ29は、ローラ軸28の軸方向に
間隔を存して配置されているとともに、上記第1のロー
ラ群24の駆動ローラ27に接している。そのため、第
1および第2のローラ群24,25は、記録紙Pを挟み
込んで搬送するようになっている。
【0029】図2および図4に示すように、上記装置本
体2の排紙室4は、スタッカ部としての下段排紙トレイ
31および上段排紙トレイ32を備えている。下段排紙
トレイ31は、排紙室4の底に一体に形成されており、
排紙口6よりも低い位置に設置されている。上段排紙ト
レイ32は、装置本体2に取り外し可能に支持されてい
る。この上段排紙トレイ32は、下段排紙トレイ31の
上にあり、上記排紙口6よりも高い位置に設置されてい
る。
【0030】さらに、排紙室4の上部にセパレータユニ
ット33が配置されている。セパレータユニット33
は、装置本体2に取り外し可能に支持されているととも
に、排紙口6の上方に位置されている。図4および図5
に見られるように、セパレータユニット33は、搬送ガ
イド34を備えている。搬送ガイド34は、上段排紙ト
レイ32と排紙口6との間に位置されている。搬送ガイ
ド34は、排紙口6から排出された記録紙Pを上段排紙
トレイ32に導くガイド通路35を有している。このガ
イド通路35は、第1および第2のコーナ部36a,3
6bと直線部36cとで構成されている。第1および第
2のコーナ部36a,36bは、夫々円弧状にカーブし
ている。第1のコーナ部36aは、ガイド通路35の上
流端に位置されており、上記排紙口6から排出された記
録紙Pの排出方向を上向きに変更する。第2のコーナ部
36bは、ガイド通路35の下流端に位置されており、
上向きに搬送される記録紙Pの搬送方向を水平の向きに
変更する。直線部36cは、第1のコーナ部36aと第
2のコーナ部36bとに跨って縦方向に延びている。そ
のため、ガイド通路35は、クランク状に折れ曲がって
いるとともに、その下流端が上段排紙トレイ32よりも
高い位置に張り出している。
【0031】図3ないし図5に示すように、ガイド通路
35の下流端に排出ローラユニット38が配置されてい
る。排出ローラユニット38は、記録紙Pを上段排紙ト
レイ32の上に排出するためのものである。この排出ロ
ーラユニット38は、第1のローラ群39と第2のロー
ラ群40とを備えている。第1のローラ群39は、ロー
ラ軸41と複数の駆動ローラ42とで構成されている。
ローラ軸41は、セパレ−タユニット33に支持され、
記録紙Pの搬送方向とは直交する方向に沿って水平に延
びている。このローラ軸41は、図示しないモータのよ
うな駆動源により回転される。駆動ローラ42は、ロー
ラ軸41に支持されている。これら駆動ローラ42は、
ローラ軸41の軸方向に間隔を存して配置されている。
【0032】第2のローラ群40は、第1のローラ群3
9の上に位置されている。第2のローラ群40は、ロー
ラ軸43と複数の従動ローラ44とで構成されている。
ローラ軸43は、上記ローラ軸41と平行に配置されて
いる。従動ローラ44は、ローラ軸43に支持されてい
る。これら従動ローラ44は、ローラ軸43の軸方向に
間隔を存して配置されているとともに、上記第1のロー
ラ群39の駆動ローラ42に接している。そのため、第
1および第2のローラ群39,40は、記録紙Pを挟み
込んで搬送するようになっている。
【0033】図3ないし図5に示すように、セパレータ
ユニット33は、排紙口6から排出される記録紙Pの排
出方向を切り換える切り換え機構46を装備している。
切り換え機構46は、支持軸47と複数のゲート48と
を備えている。支持軸47は、セパレータユニット33
に支持されており、記録紙Pの搬送方向と直交する方向
に沿って水平に延びている。
【0034】この支持軸47の一端および他端に押圧レ
バー49a,49bが固定されている。押圧レバー49
a,49bは、支持軸47を間に挟んで互いに平行に配
置されている。ゲート48は、支持軸47に支持されて
いるとともに、この支持軸47の軸方向に間隔を存して
並んでいる。これらゲート48は、上記ガイド通路35
の上流端に位置されて上記排紙口6と向かい合ってい
る。さらに、ゲート48は、ガイド通路35の第1のコ
ーナ部36aに臨む縁部48aを有する。縁部48a
は、第1のコーナ部36aに沿うように円弧状にカーブ
している。
【0035】ゲート48は、第1の切り換え位置又は第
2の切り換え位置のいずれかに回動される。図4は、ゲ
ート48が第1の切り換え位置に回動された状態を示し
ている。この第1の切り換え位置では、ゲート48が排
紙口6よりも高い位置に退いており、その縁部48aが
排紙口6から外れている。そのため、排紙口6から排出
された記録紙Pは、ゲート48の下を通って下段排紙ト
レイ31の上に落下する。
【0036】図5は、ゲート48が第2の切り換え位置
に回動された状態を示している。この第2の切り換え位
置では、ゲート48がセパレータユニット33の下方に
向けて張り出しており、その縁部48aが排紙口6と向
かい合っている。そのため、排紙口6から排出された記
録紙Pは、ゲート48の縁部48aに案内されて、セパ
レータユニット33のガイド通路35に送り込まれる。
【0037】図3に最も良く示されるように、セパレー
タユニット33は、駆動装置50を装備している。駆動
装置50は、ゲート48を第1の切り換え位置から第2
の切り換え位置又はその逆に動かすためのものである。
駆動装置50は、L形リンク51とソレノイド52を備
えている。
【0038】L形リンク51は、その支点となる中央部
を有し、この中央部に上記支持軸47の一端が連結され
ている。ソレノイド52は、直線的に動作するプランジ
ャ53を備えている。プランジャ53は、アーム54を
介してL形リンク51の一端に連結されている。L形リ
ンク51とアーム54との連結部は、支持軸47の下方
に位置されている。
【0039】L形リンク51は、一対のリターンスプリ
ング55a,55bを介して図3の反時計回り方向に付
勢されている。一方のリターンスプリング55aは、L
形リンク51とセパレータユニット33との間に掛け渡
されている。他方のリターンスプリング55bは、押圧
レバー49bとセパレータユニット33との間に掛け渡
されている。
【0040】ソレノイド52がOFFされている状態で
は、プランジャ53が飛び出ている。この時、L形リン
ク51は、リターンスプリング55aにより支持軸47
を中心に反時計回り方向に引張られている。そのため、
支持軸47が反時計回り方向に回動し、図4の矢印Aに
示すようにゲート48が第1の切り換え位置に動かされ
る。
【0041】ソレノイド52がONされると、プランジャ
53が吸引される。これにより、L形リンク51の一端
がリターンスプリング55aのばね力に抗して時計回り
方向に引張られる。このため、支持軸47が時計回り方
向に回動し、図5の矢印Bに示すように、ゲート48が
第1の切り換え位置から第2の切り換え位置に動かされ
る。
【0042】図3ないし図5に示すように、セパレータ
ユニット33は、押圧機構60を装備している。押圧機
構60は、排紙口6から排出された記録紙Pに波形の癖
をつけて、この記録紙Pを一時的にリジッドにするため
のものである。この押圧機構60は、ゲート48と排紙
口6との間に配置されている。
【0043】押圧機構60は、第1のローラ群61と第
2のローラ群62とを備えている。第1のローラ群61
は、ローラ軸63、複数の従動ローラ64および複数の
押圧ローラ65を有している。ローラ軸63は、記録紙
Pの搬送方向と直交する方向に沿って水平に配置されて
いる。
【0044】ローラ軸63は、一対のリンク66a,6
6bを介してセパレータユニット33に支持されてい
る。リンク66a,66bは、ローラ軸63の一端およ
び他端に取り付けられている。これらリンク66a,6
6bは、ローラ軸63を避けた位置に夫々ピボット軸6
7を有している。ピボット軸67は、セパレータユニッ
ト33に回転自在に支持されている。このため、リンク
66a,66bは、ピボット軸67を中心に回動可能と
なっており、常に図示しないスプリングを介して下向き
に付勢されている。
【0045】従動ローラ64は、ローラ軸63に支持さ
れているとともに、このローラ軸63の軸方向に間隔を
存して配置されている。押圧ローラ65は、ローラ軸6
3に支持されているとともに、隣り合う従動ローラ64
の間に位置されている。そのため、従動ローラ64と押
圧ローラ65とは、記録紙Pの搬送方向とは直交する方
向に交互に並べて配置されている。さらに、押圧ローラ
65は、その直径が従動ローラ64よりも大きい。よっ
て、押圧ローラ65の外周面は、従動ローラ64の外周
面よりも外側に張り出している。
【0046】第2のローラ群62は、第1のローラ群6
1の下に位置されている。この第2のローラ群62は、
ローラ軸69と複数の駆動ローラ70とを備えている。
ローラ軸69は、セパレータユニット33に支持されて
おり、上記第1のローラ群62のローラ軸63と平行に
配置されている。ローラ軸69は、図示しないモータか
らの動力を受けて回転する。駆動ローラ70は、ローラ
軸69に支持されている。これら駆動ローラ70は、ロ
ーラ軸69の軸方向に間隔を存して配置されているとと
もに、上記第1のローラ群61の従動ローラ64に下方
から接している。
【0047】そのため、駆動ローラ70が回転すると、
これに追従して従動ローラ64および押圧ローラ65が
回転する。この結果、排紙口6から排出された記録紙P
は、駆動ローラ70と従動ローラ64との間に導かれる
とともに、これらローラ70,64で挟み込まれて排紙
室4に送り出される。
【0048】押圧ローラ65の外周面は、従動ローラ6
4と駆動ローラ70との接触部よりも下方に張り出して
いる。このため、押圧ローラ65は、記録紙Pの複数箇
所に上から押し付けられる。これにより記録紙Pに下向
きの圧力がかかり、この記録紙Pに波形の癖が付与され
る。
【0049】図3に示すように、上記ローラ軸63を支
えるリンク66a,66bは、上記押圧レバー49a,
49bの下方に位置されている。これらリンク66a,
66bのローラ軸63とは反対側の端部は、上記スプリ
ングのばね力によって常に押圧レバー49a,49bに
押し付けられている。
【0050】ゲート48が図4に示す第1の切り換え位
置に向けて回動すると、押圧レバー49a,49bが支
持軸47を介して図3の反時計回り方向に回動する。こ
の回動により、押圧レバー49a,49bとリンク66
a,66bとの接触部がピボット軸67よりも高い位置
に移動し、リンク66a,66bが時計回り方向に回動
する。この結果、第1のローラ群61は、その押圧ロー
ラ65が記録紙Pに押し付けられる押圧位置に移動す
る。したがって、ゲート48が第1の切り換え位置にあ
る限り、押圧ローラ65は、排紙口6から排出される記
録紙Pに波形の癖をつける。
【0051】ゲート48が図5に示す第2の切り換え位
置に向けて回動すると、押圧レバー49a,49bが支
持軸47を介して図3の時計回り方向に回動する。この
回動により、押圧レバー49a,49bとリンク66
a,66bとの接触部がピボット軸67よりも低い位置
に移動し、リンク66a,66bが反時計回り方向に回
動する。この結果、第1のローラ群61は、その押圧ロ
ーラ65が記録紙Pの上方に遠ざかる押圧解除位置に移
動する。よって、ゲート48が第2の切り換え位置にあ
る限り、押圧ローラ65が記録紙Pに押し付けられるこ
とはない。
【0052】したがって、押圧ローラ65は、ゲート4
8の動きに追従して押圧位置又は押圧解除位置のいずれ
かに動かされる。本実施の形態では、押圧レバー49
a,49bおよびリンク66a,66bがゲート48の
動きを押圧ローラ65に伝える連携手段を構成してい
る。
【0053】図3ないし図6に示すように、上記排出ロ
ーラユニット38の第1のローラ群39は、他の押圧機
構としての複数の押圧ローラ72を有している。押圧ロ
ーラ72は、ガイド通路35の下流端に位置されてい
る。これら押圧ローラ72は、ローラ軸41に支持され
ているとともに、隣り合う駆動ローラ42の間に位置さ
れている。このため、駆動ローラ42と押圧ローラ72
とは、記録紙Pの搬送方向とは直交する方向に交互に並
べて配置されている。
【0054】さらに、押圧ローラ72は、その直径が駆
動ローラ42よりも大きい。この押圧ローラ72の外周
面は、駆動ローラ42の外周面よりも外側に張り出して
いる。このため、記録紙Pがガイド通路35から上段排
紙トレイ32の上に排出される時に、この記録紙Pの複
数箇所に下から押圧ローラ72が押し付けられる。これ
により記録紙Pに上向きの圧力がかかり、この記録紙P
に波形の癖が付与される。
【0055】押圧機構60は、セパレータユニット33
に取り付けられている。それ故、セパレータユニット3
3が装置本体2から取り外された状態では、排紙口6か
ら排出される記録紙Pに波形の癖をつけることができな
くなる。この対策として、本実施の形態の画像形成装置
1では、上記搬送通路5の下流端に位置されたローラユ
ニット23に記録紙Pに波形の癖をつける機構を付加し
ている。
【0056】図6ないし図12は、ローラユニット23
の第1のローラ群24の詳細を示している。第1のロー
ラ群24の駆動ローラ27のうち特定の複数の駆動ロー
ラ27は、軸方向に同軸状に延長された延長部76を有
している。延長部76は、従動ローラ29から外れてお
り、この従動ローラ29を支持するローラ軸28と向か
い合っている。
【0057】特定の駆動ローラ27の外周面に第1の装
着溝77と第2の装着溝78とが形成されている。第1
および第2の装着溝77,78は、駆動ローラ27の周
方向に連続するとともに、この駆動ローラ27の軸方向
に互いに離れている。第1の装着溝77は、駆動ローラ
27の延長部76に位置されている。この第1の装着溝
77の深さ寸法D1は、第2の装着溝78の深さ寸法D
2よりも小さい。
【0058】第1および第2の装着溝77,78は、押
圧部材としてのOリング80を装着するためのものであ
る。Oリング80は、弾性変形が可能なゴム材料にて構
成されている。Oリング80が自由状態にある時、この
Oリング80の内径は、駆動ローラ27のうち第2の装
着溝78の底の部分の直径と略同等となっている。さら
に、Oリング80の線径dは、第1の装着溝77の深さ
寸法D1よりも大きく、第2の装着溝78の深さ寸法D
2よりも小さい。
【0059】Oリング80は、第1の装着溝77に装着
された第1の位置と、第2の装着溝78に装着された第
2の位置とに亘って選択的に移動可能となっている。図
6および図8は、Oリング80を第1の装着溝77に装
着した状態を示している。この第1の位置では、Oリン
グ80が駆動ローラ27の外周面から外側に張り出して
いる。
【0060】このため、記録紙Pが駆動ローラ27と従
動ローラ29との間を通過する時、この記録紙Pの複数
箇所に上からOリング80が押し付けられる。これによ
り記録紙Pに下向きの圧力がかかり、この記録紙Pに波
形の癖が付与される。
【0061】図7および図9は、Oリング80を第2の
装着溝78に装着した状態を示している。この第2の位
置では、Oリング80が第2の装着溝78の内側に完全
に入り込み、駆動ローラ27の外周面から退いている。
【0062】そのため、記録紙Pが駆動ローラ27と従
動ローラ29との間を通過する時、この記録紙PにOリ
ング80が接触することはない。よって、記録紙Pは、
波形の癖を付与されることなく排紙口6から排出され
る。
【0063】特定の駆動ローラ27は、その延長部76
の反対側に位置された端部81を含んでいる。この端部
81は、複数の切り欠き82を有している。切り欠き8
2は、駆動ローラ27の周方向に間隔を存して配置され
ている。これら切り欠き82は、駆動ローラ27の端部
81の外周面、端部81の端面および第2の装着溝78
に開放されている。図12に見られるように、Oリング
80を第2の装着溝78に装着した状態では、このOリ
ング80が上記切り欠き82を通じて端部81の端面の
方向に露出されている。
【0064】このため、図9に見られるように、切り欠
き82に端部81の端面の方向から例えばドライバのよ
うな工具83を挿入すれば、この工具83を第2の装着
溝78内のOリング80に引っ掛けることができる。よ
って、Oリング80が第2の装着溝78に完全に入り込
んでいても、このOリング80を第2の装着溝78から
簡単に取り出すことができる。
【0065】このような駆動ローラ27の構成によれ
ば、Oリング80を第1の装着溝77又は第2の装着溝
78のいずれかに装着することで、記録紙Pに波形の癖
をつけるか否かを簡単に選択できる。したがって、押圧
機構60を有するセパレータユニット33が装置本体2
から取り外されていても、ローラユニット23の駆動ロ
ーラ27を利用して記録紙Pに波形の癖をつけることが
できる。
【0066】この結果、排紙口6から下段排紙トレイ3
1の上に落下する記録紙Pが一時的にリジッドとなり、
記録紙Pは下段排紙トレイ31の上に整然と整列された
状態で積層される。
【0067】次に、装置本体2の排紙室4にセパレータ
ユニット33が装着されている時の画像形成装置1の動
作について説明する。
【0068】画像が形成された記録紙Pを上段排紙トレ
イ32に導く場合、記録紙Pは押圧ローラ65によって
押圧されずにガイド通路35に導かれる。画像が形成さ
れた記録紙Pを下段排紙トレイ31に導く場合、記録紙
Pは押圧ローラ65によって押圧される。
【0069】この記録紙Pを押圧するか否かの手順につ
いて、図13に示すフローチャートを加えて説明する。
まず最初のステップS1において、記録紙Pに波形の癖を
付けるか否かの選択が行われる。上段排紙トレイ32に
記録紙Pを導く場合は、記録紙Pに癖をつける必要がな
いので、ステップS2に移る。このステップS2では、ソレ
ノイド52が制御部12からの指令を受けてスタンバイ
する。
【0070】次のステップS3では、搬送通路5を搬送さ
れる記録紙Pの検出が行われる。この記録紙Pの先端が
排紙ガイド9のアクチュエータ11に接すると、このア
クチュエータ11が待機位置から検出位置に向けて回動
する。この回動により、光センサ10は、記録紙Pが搬
送通路5の下流端に達したことを光学的に検出し、制御
信号を制御部12に送出する。
【0071】次のステップS4では、制御部12からの指
令を受けてソレノイド52がONする。これによりソレ
ノイド52のプランジャ53が吸引され、L形リンク5
1がリターンスプリング55aのばね力に抗して時計回
り方向に回動する。このため、ゲート48が第1の切り
換え位置から第2の切り換え位置に動かされる。このゲ
ート48の動きは、押圧レバー49a,49bおよびリ
ンク66a,66bを介して押圧機構60の第1のロー
ラ群61に伝えられる。この結果、第1のローラ群61
が押圧解除位置に移動し、押圧ローラ65や従動ローラ
64が駆動ローラ70から遠ざかる。
【0072】このことから、図5に見られるように、排
紙口6から排出された記録紙Pの先端は、第1のローラ
群61と第2のローラ群62との間を通過することにな
り、押圧ローラ65および従動ローラ64が記録紙Pに
接することはない。したがって、記録紙Pに波形の癖が
付与されることはない。
【0073】次のステップS5では、搬送通路5を搬送さ
れる記録紙Pの後端が排紙ガイド9を通過した否かの検
出がなされる。記録紙Pが排紙ガイド9を通過していれ
ば、アクチュエータ11が検出位置から待機位置に復帰
する。このため、光センサ10は、記録紙Pが通過した
ことを示す制御信号を制御部12に送出する。
【0074】アクチュエータ11が検出位置に保たれて
いる場合、制御部12は記録紙Pの搬送に異常があると
判断し、ステップS6に進む。このステップS6では、画像
形成装置1の表示部(図示せず)に記録紙Pの搬送に異
常が生じたことを示すエラー表示がなされる。
【0075】ステップS5で記録紙Pが排紙ガイド9を通
過したことの検出がさなれると、ステップS7に進む。こ
のステップS7では、制御部12によって一定のパルスが
カウントされる。これにより、記録紙Pの後端が排紙ガ
イド9を通過してから排出ローラユニット38を通過す
るまでに要する待機時間が計測される。
【0076】次のステップS8では、制御部12からの指
令によりソレノイド52がOFFされる。そのため、ゲ
ート48が第2の切り換え位置から第1の切り換え位置
に動かされるとともに、このゲート48の動きに追従し
て押圧機構60の第1のローラ群61が押圧解除位置か
ら押圧位置に移動する。これにより、一枚の記録紙Pの
搬送が完了する。
【0077】上記ステップS4において、第1のローラ群
61と第2のローラ群62との間を通過した記録紙P
は、図5に見られるようにゲート48の縁部48aに案
内されて、その搬出方向が水平から上向きに変更され
る。さらに、記録紙Pは、ガイド通路35の第1のコー
ナ部36aから直線部36cを経て第2のコーナ部36
bに至る。このため、記録紙Pは、ガイド通路35を通
過する過程でその搬送方向が上向きから水平に再度変換
される。
【0078】ガイド通路35の下流端に達した記録紙P
は、排出ローラユニット38によって上段排紙トレイ3
1の上に排出される。この排出ローラユニット38の第
1のローラ群39は、そのローラ軸41の上に複数の押
圧ローラ72を有している。このため、記録紙Pがガイ
ド通路35の下流端に達すると、押圧ローラ72が記録
紙Pの複数箇所に下方から押し付けられる。これによ
り、記録紙Pに上向きの圧力がかかり、この記録紙Pに
波形の癖が付与される。よって、記録紙Pが一時的にリ
ジッドとなり、記録紙Pは上段排紙トレイ32の上に整
然と整列された状態で積層される。
【0079】下段排紙トレイ31に記録紙Pを導く場合
は、この記録紙Pに波形の癖をつける必要があるので、
ステップS1からステップS9に移る。このステップS9で
は、ソレノイド52はOFFの状態を保っている。このた
め、図4に示すように、ゲート48が第1の切り換え位
置に保持されるとともに、押圧機構60の第1のローラ
群61が押圧位置に保持される。
【0080】この結果、排紙口6から排出された記録紙
Pの複数箇所に上から押圧ローラ65が押し付けられ
る。これにより記録紙Pに下向きの圧力がかかり、この
記録紙Pに波形の癖が付与される。よって、記録紙Pが
一時的にリジッドとなり、記録紙Pは下段排紙トレイ3
1の上に整然と整列された状態で積層される。
【0081】このような画像形成装置1によると、記録
紙Pをクランク状に折れ曲がったガイド通路35に導く
場合、押圧機構60の第1のローラ群61は押圧解除位
置に保持されている。このため、記録紙Pに波形の癖が
付与されることはなく、記録紙Pがガイド通路35を通
過する際に、この記録紙Pに無理な力が加わらずに済
む。よって、記録紙Pから物が折れるような異常な音が
出るのを防止できる。
【0082】さらに、ガイド通路35内での記録紙Pの
搬送が滑らかに行われるので、記録紙Pに皺が付いた
り、紙詰まりが生じることもない。
【0083】図14ないし図17は、本発明の第2の実
施の形態を開示している。この第2の実施の形態は、記
録紙Pに波形の癖をつける押圧機構90の構成が上記第
1の実施の形態と相違している。この押圧機構90を除
く画像形成装置1の基本的な構成は、上記第1の実施の
形態と同様である。そのため、第2の実施の形態におい
て、第1の実施の形態と同一の構成部分には同一の参照
符号を付して、その説明を省略する。
【0084】図14ないし図16に示すように、押圧機
構90は、装置本体2に支持されている。押圧機構90
は、搬送通路5の下流端に位置されており、排出用のロ
ーラユニット23と隣り合っている。この押圧機構90
は、ガイド軸91と、複数の押圧部材92とを有してい
る。ガイド軸91は、ローラユニット23の第2のロー
ラ群25の下方に位置されているとともに、この第2の
ローラ群25のローラ軸28と平行に配置されている。
ガイド軸91の一端および他端は、夫々軸受93を介し
てフレーム94に支持されている。フレーム94は、装
置本体2に固定されている。
【0085】押圧部材92は、ガイド軸91に固定され
ているとともに、このガイド軸91の軸方向に間隔を存
して並んでいる。これら押圧部材92は、上記ローラ軸
28上の従動ローラ29の間に位置されている。図14
および図15に示すように、押圧部材92は、ガイド軸
91の径方向に沿って突出されているとともに、その突
出先端に押圧面95を有している。押圧面95は、円弧
状に湾曲されている。
【0086】押圧部材92は、押圧解除位置と押圧位置
とに亘って回動可能となっている。図15は、押圧部材
92が押圧解除位置に回動された状態を開示している。
この押圧解除位置では、押圧部材92が上記第2のロー
ラ群25に対し記録紙Pの搬送方向に沿う上流側に向け
て倒れている。そのため、押圧部材92の押圧面95
は、搬送通路5の下方に退いている。
【0087】図14は、押圧部材92が押圧位置に回動
された状態を開示している。この押圧位置では、押圧部
材92が従動ローラ29の直前で起立されており、この
押圧部材92の押圧面95が搬送通路5に張り出してい
る。押圧面95は、従動ローラ29と記録紙Pとの接触
部よりも記録紙Pの搬送方向に沿う上流側にずれてい
る。
【0088】したがって、押圧面95は、記録紙Pが駆
動ローラ27と従動ローラ29との間に導かれる以前に
記録紙Pに下方から押し付けられる。これにより、記録
紙Pに上向きの圧力が加わり、この記録紙Pに波形の癖
が付与される。
【0089】図16に示すように、押圧機構90は、駆
動装置97を備えている。駆動装置97は、押圧部材9
2を押圧解除位置から押圧位置又はその逆に動かすため
のものである。この駆動装置97は、ソレノイド98と
L形リンク99とを備えている。ソレノイド98は、ブ
ラケット100を介してフレーム94に支持されてい
る。
【0090】ソレノイド98は、直線的に作動するプラ
ンジャ101を有している。プランジャ101は、L形
リンク99の一端に連結されている。L形リンク99の
他端は、上記ガイド軸91の一端に連結されている。そ
のため、L形リンク99は、その他端を中心として回動
される。さらに、L形リンク99は、リターンスプリン
グ102を介して図16の反時計回り方向に付勢されて
いる。
【0091】ソレノイド98がOFFされている状態で
は、プランジャ101が飛び出ている。この時、L形リ
ンク99は、リターンスプリング102を介してガイド
軸91を中心に反時計回り方向に引張られている。その
ため、ガイド軸91が反時計回り方向に回動し、図14
に示すように押圧部材92が押圧位置に保持されてい
る。
【0092】ソレノイド98がONされると、プランジャ
101が吸引される。これにより、L形リンク99がリ
ターンスプリング102のばね力に抗して時計回り方向
に引張られる。このため、ガイド軸91が時計回り方向
に回動し、図15に示すように押圧部材92が押圧位置
から押圧解除位置に動かされる。
【0093】図17は、記録紙Pに波形の癖をつけて排
紙口6から排出するか、あるいは記録紙Pに波形の癖を
つけずに排出口6から排出する手順を示すフローチャー
トである。図17に示すように、まず最初のステップS1
では、記録紙Pに波形の癖をつけるか否かの選択が行わ
れる。上段排紙トレイ32に記録紙Pを導く場合は、記
録紙Pに癖をつける必要がないので、ステップS2に移
る。このステップS2では、ゲート48が第1の切り換え
位置から第2の切り換え位置に動かされる。それととも
に、ソレノイド98が制御部12からの指令を受けてス
タンバイする。
【0094】次のステップS3では、搬送通路5を搬送さ
れる記録紙Pの検出が行われる。この記録紙Pの先端が
排紙ガイド9のアクチュエータ11に接すると、このア
クチュエータ11が待機位置から検出位置に向けて回動
する。この回動により、光センサ10は、記録紙Pが搬
送通路5の下流端に達したことを光学的に検出し、制御
信号を制御部12に送出する。
【0095】次のステップS4では、制御部12からの指
令を受けてソレノイド98がONする。これにより、ソ
レノイド98のプランジャ101が吸引され、L形リン
ク99がリターンスプリング102のばね力に抗して時
計回り方向に回動する。このため、ガイド軸91が時計
回り方向に回動し、図15に示すようにガイド軸91上
の押圧部材92が押圧位置から押圧解除位置に動かされ
る。
【0096】これにより、記録紙Pは、押圧部材92の
押圧面95に接することなくローラユニット23に導か
れ、このローラユニット23を介して排紙口6から排出
される。したがって、記録紙Pに波形の癖が付与される
ことはない。この記録紙Pの先端は、ゲート48の縁部
48aに案内されてガイド通路35に導かれる。
【0097】次のステップS5では、搬送通路5を搬送さ
れる記録紙Pの後端が排紙ガイド9を通過したか否かの
検出がなされる。記録紙Pが排紙ガイド9を通過してい
れば、アクチュエータ11が検出位置から待機位置に復
帰する。このため、光センサ10は、記録紙Pが通過し
たことを示す制御信号を制御部12に送出する。
【0098】アクチュエータ11が検出位置に保たれて
いる場合、制御部12は記録紙Pの搬送に異常があると
判断し、ステップS6に進む。このステップS6では、画像
形成装置1の表示部(図示せず)に記録紙Pの搬送に異
常が生じたことを示すエラー表示がなされる。
【0099】ステップS5で記録紙Pが排紙ガイド9を通
過したことの検出がさなれると、ステップS7に進む。こ
のステップS7では、制御部12によって一定のパルスが
カウントされる。これにより、記録紙Pの後端が排紙ガ
イド9を通過してから排出ローラユニット38を通過す
るまでに要する待機時間が計測される。
【0100】次のステップS8では、制御部12からの指
令によりソレノイド98がOFFされる。そのため、押
圧部材92が押圧解除位置から押圧位置に復帰する。そ
れとともに、ゲート48が第2の切り換え位置から第1
の切り換え位置に動かされる。これにより、一枚の記録
紙Pの搬送が完了する。
【0101】下段排紙トレイ31に記録紙Pを導く場合
は、この記録紙Pに癖をつける必要があるので、ステッ
プS1からステップS9に移る。このステップS9では、ソレ
ノイド98はOFFの状態を保っているとともに、ゲート
48が第1の切り換え位置に保持されている。このた
め、図14に示すように、押圧部材92が押圧位置に保
持され、その押圧面95が搬送経路5に張り出してい
る。
【0102】この結果、排紙ガイド9を通過した記録紙
Pの複数箇所に下から押圧面95が押し付けられる。こ
れにより記録紙Pに上向きの圧力がかかり、この記録紙
Pに波形の癖が付与される。よって、記録紙Pが一時的
にリジッドとなり、記録紙Pは下段排紙トレイ31の上
に整然と整列した状態で積層される。
【0103】このような構成によると、記録紙Pをクラ
ンク状に折れ曲がったガイド通路35に導く場合に、記
録紙Pに波形の癖が付与されずに済む。そのため、記録
紙Pがガイド通路35を通過する過程において、記録紙
Pに無理な力が加わることはなく、この記録紙Pから物
が折れるような異常な音が出るのを防止できる。
【0104】さらに、押圧部材92の押圧面95は、従
動ローラ29よりも記録紙Pの搬送方向に沿う上流側に
ずれた位置で記録紙Pを押圧する。そのため、搬送通路
5の下流端での記録紙Pの搬送が滑らかに行われる。言
い換えると、押圧面95が従動ローラ29よりも記録紙
Pの搬送方向に沿う下流側に位置されている場合、ロー
ラユニット23から排出された記録紙Pが押圧面95に
乗り上げる。そのため、記録紙Pの円滑な搬送が妨げら
れ、紙詰まりの原因となる。
【0105】したがって、押圧部材92は、記録紙Pと
従動ローラ29との接触部よりも上流側にずれた位置に
配置することが望ましい。
【0106】図18ないし図20は、本発明の第3の実
施の形態を開示している。この第3の実施の形態は、記
録紙Pに波形の癖をつける押圧機構110の構成が上記
第1の実施の形態と相違している。この押圧機構110
を除く画像形成装置1の基本的な構成は、上記第1の実
施の形態と同様である。そのため、第3の実施の形態に
おいて、第1の実施の形態と同一の構成部分には同一の
参照符号を付して、その説明を省略する。
【0107】図18に示すように、押圧機構110は、
ガイドフレーム111と複数の押圧部材112とを有し
ている。ガイドフレーム111は、ローラユニット23
の下方に位置されているとともに、第2のローラ群25
のローラ軸28と平行に配置されている。押圧部材11
2は、ガイドフレーム111に固定されている。これら
押圧部材112は、ガイドフレーム111の長手方向に
間隔を存して配置されており、各押圧部材112の上端
に押圧面113が形成されている。押圧面113は、隣
り合う従動ローラ29の間に位置されている。
【0108】記録紙Pの排出方向を切り換えるゲート1
15は、記録紙Pの搬送方向と直交する方向に沿って水
平に配置されている。このゲート115は、一対の支持
軸116a,116b、一対のガイドピン117a,1
17bおよび記録紙Pを上向きに案内するガイド面11
8を備えている。
【0109】支持軸116aはゲート115の一端から
突出されている。支持軸116bは、ゲート115の他
端から突出されている。支持軸116a,116bは、
互いに同軸状をなすとともに、ローラ軸28と平行に配
置されている。これら支持軸116a,116bは、セ
パレータユニット33に回動可能に支持されている。
【0110】支持軸116aは、L形リンク51、アー
ム54を介してソレノイド52のプランジャ53に連結
されている。このため、ゲート115は、ソレノイド5
2によって第1の切り換え位置と第2の切り換え位置と
に亘って回動可能となっている。このゲート115は、
常にリターンスプリング55によって第1の切り換え位
置に向けて付勢されている。この点は上記第1の実施の
形態と同じである。
【0111】ガイドピン117aは、ゲート115の一
端から突出されているとともに、支持軸116aと平行
に配置されている。ガイドピン117bは、ゲート11
5の他端から突出されているとともに、支持軸116b
と平行に配置されている。これらガイドピン117a,
117bは、支持軸116a,116bよりも排紙口6
の方向にずれている。
【0112】セパレータユニット33は、リンク機構1
20を有している。リンク機構120は、ゲート115
と押圧機構110とを互いに連結している。リンク機構
120は、一対の第1のリンク121と、一対の第2の
リンク122とを備えている。
【0113】第1のリンク121は、ゲート115を間
に挟んで互いに向かい合っている。第1のリンク121
は、夫々第1のガイド孔123、第2のガイド孔124
およびカム面125を有している。第1のガイド孔12
3は、記録紙Pの排出方向に沿うように水平に延びてい
る。第2のガイド孔124は、記録紙Pの排出方向と直
交する縦方向に延びているとともに、円弧状に湾曲され
ている。カム面125は、第1のリンク121の先端部
に位置されている。このカム面125は、下向きに傾斜
されている。
【0114】第1のリンク121は、一対の側板126
a,126bの間に配置されている。側板126a,1
26bは、セパレータユニット33に固定されている。
側板126a,126bは、夫々第1のリンク121に
向けて突出するガイドピン128を有している。ガイド
ピン128は、第1のリンク121の第1のガイド孔1
23にスライド可能に挿入されている。
【0115】さらに、上記ゲート115のガイドピン1
17a,117bは、第1のリンク121の第2のガイ
ド孔124にスライド可能に挿入されている。このた
め、第1のリンク121は、記録紙Pの排出方向に沿っ
て水平に移動可能であるとともに、上記ガイドピン12
8を支点として回動可能となっている。
【0116】第2のリンク122は、ローラユニット2
3の従動ローラ29の下方に配置されている。第2のリ
ンク122は、上記押圧機構110のガイドフレーム1
11に固定されているとともに、押圧部材112を間に
挟んで互いに向かい合っている。第2のリンク122
は、夫々ガイド孔130を有している。ガイド孔130
は、縦方向に延びており、このガイド孔130の上端に
ガイドピン131が配置されている。ガイドピン131
は、第2のリンク122に対し水平に突出されており、
上記ゲート115の支持軸116a,116bと平行に
配置されている。
【0117】第2のリンク122は、一対のフレーム1
32の間に配置されている。フレーム132は、上記押
圧機構110を間に挟んで向かい合うとともに、上記セ
パレータユニット33に固定されている。フレーム13
2は、夫々二本のガイドピン133を有している。ガイ
ドピン133は、第2のリンク122に向って水平に突
出するとともに、第2のリンク122のガイド孔130
にスライド可能に挿入されている。
【0118】そのため、第2のリンク122は、フレー
ム132に昇降動可能に支持されている。これにより、
上記押圧機構110の押圧部材112は、その押圧面1
13が搬送通路5に張り出す押圧位置と、押圧面が11
3が搬送通路5の下方に退く押圧解除位置とに亘って移
動可能となっている。
【0119】さらに、図19および図20に示すよう
に、第2のリンク122のガイドピン131は、第1の
リンク121のカム面125に重ね合わされている。
【0120】次に、押圧機構110の動作について説明
する。図19は、ゲート115が第2の切り換え位置に
回動された状態を開示している。ゲート115が第2の
切り換え位置に向けて回動されると、このゲート115
の先端のガイドピン117a,117bが第1のリンク
121の第2のガイド孔124に沿って降下する。これ
により、第1のリンク121は、ガイドピン128に案
内されて第2のリンク122から遠ざかる方向にスライ
ドする。それと同時に、第1のリンク121は、ガイド
ピン128を支点として図19の時計回り方向に僅かに
回動する。
【0121】この結果、第1のリンク121のカム面1
25が第2のリンク122のガイドピン131から遠ざ
かる方向に移動する。そのため、ガイドピン131がカ
ム面125に沿って下降し、第2のリンク122が下向
きに移動する。
【0122】これにより、押圧機構110がローラユニ
ット23から遠ざかる押圧解除位置に移動する。この押
圧解除位置では、押圧部材112の押圧面113が搬送
経路5から退いている。よって、ゲート115が第2の
切り換え位置にある限り、押圧面113が記録紙Pに押
し付けられることはない。
【0123】図20は、ゲート115が第1の切り換え
位置に回動された状態を開示している。ゲート115が
第1の切り換え位置に向けて回動されると、このゲート
115の先端のガイドピン117a,117bが第1の
リンク121の第2のガイド孔124に沿って上昇す
る。これにより、第1のリンク121は、ガイドピン1
28に案内されて第2のリンク122に近づく方向にス
ライドする。それと同時に、第1のリンク121は、ガ
イドピン128を支点として図20の反時計回り方向に
僅かに回動する。
【0124】この結果、第1のリンク121のカム面1
25が第2のリンク122のガイドピン131に近づく
方向に移動する。そのため、ガイドピン131がカム面
125によって押し上げられ、第2のリンク122が上
向きに移動する。これにより、押圧機構110がローラ
ユニット23の真下の押圧位置に移動する。この押圧位
置では、押圧部材112の押圧面113が搬送通路5に
張り出し、記録紙Pの複数箇所に下から押し付けられ
る。よって、ゲート115が第1の切り換え位置にある
限り、押圧面113はローラユニット23に導かれる記
録紙Pに波形の癖をつける。
【0125】このような構成によると、記録紙Pをクラ
ンク状に折れ曲がったガイド通路35に導く場合には、
ゲート115が第2の切り換え位置に保持されるので、
記録紙Pに波形の癖が付与されずに済む。そのため、記
録紙Pがガイド通路35を通過する過程において、記録
紙Pに無理な力が加わることはなく、この記録紙Pから
物が折れるような異常な音が出るのを防止できる。
【0126】なお、本発明において、ゲートを駆動する
手段はソレノイドに特定されるものではない。例えばこ
のソレノイドの代わりに減速機を有するモータを用いて
も良い。
【0127】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、シートが
ガイド通路を通過する際に、このシートに無理な力が加
わらずに済む。このため、シートから物が折れるような
異常な音が出るのを防止でき、静粛な運転が可能となる
といった利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置
の斜視図。
【図2】本発明の第1の実施の形態において、画像処理
機構、搬送通路、上段排紙トレイおよび下段排紙トレイ
の位置関係を概略的に示す画像形成装置の側面図。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るセパレータユ
ニットの斜視図。
【図4】本発明の第1の実施の形態において、ゲートが
第1の切り換え位置に切り換わった状態を示す画像形成
装置の断面図。
【図5】本発明の第1の実施の形態において、ゲートが
第2の切り換え位置に切り換わった状態を示す画像形成
装置の断面図。
【図6】本発明の第1の実施の形態において、Oリング
を第1の装着溝に装着した状態を示す第1のローラ群の
斜視図。
【図7】本発明の第1の実施の形態において、Oリング
を第2の装着溝に装着した状態を示す駆動ローラの斜視
図。
【図8】本発明の第1の実施の形態において、Oリング
を第1の装着溝に装着した状態を示す駆動ローラの側面
図。
【図9】本発明の第1の実施の形態において、Oリング
を第2の装着溝に装着した状態を示す駆動ローラの側面
図。
【図10】本発明の第1の実施の形態において、第1の
装着溝の部分を拡大して示す駆動ローラの側面図。
【図11】本発明の第1の実施の形態に用いられるOリ
ングの断面図。
【図12】図9のF12−F12線に沿う断面図。
【図13】本発明の第1の実施の形態において、記録紙
に波形の癖を付与する過程を示すフローチャート。
【図14】本発明の第2の実施の形態において、ゲート
が第1の切り換え位置に切り換わった状態を示す画像形
成装置の断面図。
【図15】本発明の第2の実施の形態において、ゲート
が第2の切り換え位置に切り換わった状態を示す画像形
成装置の断面図。
【図16】本発明の第2の実施の形態において、ローラ
ユニットと押圧機構との位置関係を示す斜視図。
【図17】本発明の第2の実施の形態において、記録紙
に波形の癖を付与する過程を示すフローチャート。
【図18】本発明の第3の実施の形態において、ゲー
ト、押圧機構およびローラユニットとの位置関係を示す
斜視図。
【図19】本発明の第3の実施の形態において、ゲート
が第2の切り換え位置に切り換わった状態を示す画像形
成装置の断面図。
【図20】本発明の第3の実施の形態において、ゲート
が第1の切り換え位置に切り換わった状態を示す画像形
成装置の断面図。
【符号の説明】
2…装置本体 5…搬送通路 14…画像処理機構 27…ローラ 31,32…スタッカ部(下段排紙トレイ、上段排紙ト
レイ) 33…セパレータユニット 35…ガイド通路 48,115…ゲート 60,90,110,120…押圧手段 80…押圧部材 P…シート(記録紙)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F053 HB03 HB12 HB22 LA02 LA07 LB03 3F054 AA01 AC02 AC05 BA04 BB02 BF03 BF07

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを搬送する搬送通路と、 上記搬送通路から排出されたシートが積層される複数の
    スタッカ部と、 上記搬送通路から排出されるシートを上記一方のスタッ
    カ部に導く第1の切り換え位置と、上記シートを上記他
    方のスタッカ部に導く第2の切り換え位置とに亘って移
    動可能なゲートと、 上記ゲートが上記第2の切り換え位置に移動された時
    に、上記シートを上記他方のスタッカ部に案内するため
    の折れ曲がったガイド通路と、 上記ゲートよりも上記シートの搬送方向に沿う上流側に
    配置され、上記ゲートが第1の切り換え位置に移動され
    た時に、上記シートに圧力をかけて波形の癖を付与する
    押圧手段と、を備えていることを特徴とするシート排出
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、上記ガイド通
    路は、その下流端に他の押圧手段を有し、この他の押圧
    手段は、上記ガイド通路から上記他のスタッカ部に排出
    される上記シートに圧力をかけて波形の癖を付与するこ
    とを特徴とするシート排出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の記載において、上記搬送通路
    は、その下流端に上記シートを挟み込んで排出するロー
    ラユニットを有し、また、上記押圧手段は、上記シート
    を挟み込む一対のローラ群と、一方のローラ群と同軸に
    配置され、上記シートに押し付けられる複数の押圧ロー
    ラとを含み、この押圧手段は、上記ローラユニットと上
    記ゲートとの間に位置されていることを特徴とするシー
    ト排出装置。
  4. 【請求項4】 請求項1の記載において、上記押圧手段
    は、上記シートに押し付けられる押圧位置と、上記シー
    トから離脱する押圧解除位置とに亘って移動可能であ
    り、この押圧手段は、上記ゲートが上記第1の切り換え
    位置に移動されている限り上記押圧位置に保持され、上
    記ゲートが第2の切り換え位置に保持されている限り上
    記押圧解除位置に保持されることを特徴とするシート排
    出装置。
  5. 【請求項5】 請求項4の記載において、上記ゲート
    は、駆動機構を介して上記第1の切り換え位置から上記
    第2の切り換え位置およびその逆に移動されるととも
    に、上記ゲートと上記押圧手段とは、連携手段を介して
    互いに連携されていることを特徴とするシート排出装
    置。
  6. 【請求項6】 シートを搬送する搬送通路と、 上記搬送通路の下流端に配置され、上記シートに接する
    外周面を有する少なくとも一つローラと、 上記搬送通路から排出されたシートが積層される複数の
    スタッカ部と、 上記搬送通路から排出されるシートを上記一方のスタッ
    カ部に導く第1の切り換え位置と、上記シートを上記他
    方のスタッカ部に導く第2の切り換え位置とに亘って移
    動可能なゲートと、 上記ゲートが上記第2の切り換え位置に移動された時
    に、上記シートを上記他方のスタッカ部に案内するため
    の折れ曲がったガイド通路と、 上記ローラの外周面から張り出す第1の位置と、上記ロ
    ーラの外周面から退く第2の位置のいずれかに選択的に
    移動可能に上記ローラに取り付けられ、上記第1の位置
    に移動された時に上記シートに圧力をかけて波形の癖を
    付与するリング状の押圧部材と、を具備したことを特徴
    とするシート排出装置。
  7. 【請求項7】 シートに画像を形成する画像処理機構を
    内蔵した装置本体と、 上記装置本体に設置され、画像が形成されたシートを搬
    送する搬送通路と、 上記装置本体に設置され、上記搬送通路から排出された
    シートを積層する複数のスタッカ部と、 上記搬送通路から排出されるシートを上記一方のスタッ
    カ部に導く第1の切り換え位置と、上記シートを上記他
    方のスタッカ部に導く第2の切り換え位置とに亘って移
    動可能なゲートと、 上記ゲートが上記第2の切り換え位置に移動された時
    に、上記シートを上記他方のスタッカ部に案内するため
    の折れ曲がったガイド通路と、 上記ゲートよりも上記シートの搬送方向に沿う上流側に
    配置され、上記ゲートが上記第1の切り換え位置に移動
    された時に、上記シートに圧力をかけて波形の癖を付与
    する押圧手段と、を備えていることを特徴とする画像形
    成装置。
  8. 【請求項8】 請求項7の記載において、上記装置本体
    は、取り外し可能なセパレータユニットを含み、このセ
    パレータユニットは、上記ガイド通路および上記ゲート
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 請求項8の記載において、上記押圧手段
    は、上記セパレータユニットに支持されていることを特
    徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 請求項7の記載において、上記押圧手
    段は、上記シートに押し付けられる押圧位置と、上記シ
    ートから離脱する押圧解除位置とに亘って移動可能であ
    り、この押圧手段は、上記ゲートが上記第1の切り換え
    位置に移動されている限り上記押圧位置に保持され、上
    記ゲートが第2の切り換え位置に保持されている限り上
    記押圧解除位置に保持されることを特徴とする画像形成
    装置。
  11. 【請求項11】 シートに画像を形成する画像処理機構
    を内蔵した装置本体と、 上記装置本体に設置され、画像が形成されたシートを搬
    送する搬送通路と、 上記装置本体に設置され、上記搬送通路から排出された
    シートが積層される第1および第2のスタッカ部と;上
    記第2のスタッカ部と上記搬送通路の下流端とを結ぶ折
    れ曲がったガイド通路と、上記搬送通路から排出される
    シートを上記第1のスタッカ部に導く第1の切り換え位
    置および上記搬送通路から排出されるシートを上記ガイ
    ド通路を介して上記第2のスタッカ部に導く第2の切り
    換え位置とに亘って移動可能なゲートとを含み、上記装
    置本体に取り外し可能に支持されたセパレータユニット
    と、 上記セパレータユニットに支持され、上記ゲートが第1
    の切り換え位置に移動された時に、上記搬送通路から排
    出されたシートに圧力をかけて波形の癖を付与する押圧
    手段と、を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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