JP2002347950A - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JP2002347950A
JP2002347950A JP2001152499A JP2001152499A JP2002347950A JP 2002347950 A JP2002347950 A JP 2002347950A JP 2001152499 A JP2001152499 A JP 2001152499A JP 2001152499 A JP2001152499 A JP 2001152499A JP 2002347950 A JP2002347950 A JP 2002347950A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 用紙のセットが容易で且つ用紙の損傷を防止
できる給紙装置を提供する。 【解決手段】 積載された用紙を給紙ローラ4に向けて
押し上げる底板5と、底板5の給紙方向に対する側縁に
形成された凹部5bに配置され且つ用紙の側縁を規制す
るサイドフェンス7とを設けた給紙トレイ3を備え、サ
イドフェンス7は、用紙の側縁に突き当たるフェンス部
7aと、フェンス部7aが用紙の側縁に突き当たったと
きに用紙の下面を受ける受け部17とを備える給紙装置
1において、給紙トレイ3は、給紙方向に沿うサイドフ
ェンス7の受け部17と底板5との間に案内部材8を備
え、案内部材8には、底板5の用紙積載面5aから受け
部17の受け面17aに向けて下方に傾斜する案内面8
aが形成されており、この案内面8aの上端側は底板5
の用紙積載面5aよりも高い位置にあり、案内面8aの
下端側は受け部17の受け面17aよりも低い位置にあ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の画像形成装置に用いられる給紙装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、画像形成装置に用いられる給紙
装置には、図9に示すように、給紙トレイ100に、用
紙を積載する底板101と、用紙の側縁を規制するサイ
ドフェンス(規制部材)103とを設け、サイドフェン
ス103の受け部材105が底板101の用紙積載面1
01aとともに用紙の下面を受けているものがある(例
えば、特開平6−227680号公報)。
【0003】このような給紙装置において、サイドフェ
ンス103に用紙のカールなどを規制するために用紙上
面をガイドする部材を設けていたり、或いは用紙を分離
するための爪や用紙を給紙する給紙ローラ等を底板10
1の上方に設けている場合には、底板101の真上から
用紙をセットし難いので、図8に示すように、底板10
1の側方に用紙を置いてから用紙をセット方向(矢印E
参照)にスライドすることによって用紙をセットしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように用紙をス
ライドしてセットする場合、サイドフェンス103の受
け部材105と、底板101をできるだけ近傍に配置
し、受け部材105と底板101とは同一高さ若しくは
底板101側が低くなっていることが望ましいが、底板
101は用紙量に合わせて上下に移動するため、底板1
01とサイドフェンス103との間には、ある程度の隙
間Hが開いてしまう。また、底板101の下側に底板1
01を上昇させるための部材が配置されている場合に
は、底板101の高さを低くするのが難しく、底板10
1の用紙積載面101aの高さがサイドフェンス103
の受け部材105よりも高くなっていることが多く、段
差Tが形成されてしまう。
【0005】一方、近年の用紙サイズの多様化に伴い、
幅の小さな用紙を給紙トレイ101にセットすることが
多く、この場合、サイドフェンス103の受け部材10
5を底板101の下側に潜り込ませたり、或いは底板の
幅寸法を小さくすることによって、サイドフェンス10
3の移動距離を大きくし、幅の小さな用紙に対応してい
る。
【0006】このように、底板101の幅寸法を小さく
した場合には、底板101外周に絞り曲げ101bを配
して強度を確保することが多く、底板101に絞り曲げ
101bを形成すると、この絞り曲げ101bの更に下
にサイドフェンス103の受け部材105が入り込むよ
うにする必要があるため、サイドフェンス103の受け
部材105の高さが更に低くなり、段差Tがより大きな
ものとなってしまう。
【0007】このため、用紙セット時において用紙をス
ライドさせた場合、図9に示すように、サイドフェンス
103の受け部材105と底板5の用紙積載面5aとの
段差Tによって用紙先端の角部が引っ掛かり、用紙のセ
ット性を著しく阻害するとともに用紙先端の角部が折れ
る(用紙耳オレ)等の用紙の損傷が発生するという課題
がある。
【0008】これに対し、底板101の端辺を曲げて斜
面を設けることにより、用紙の引っ掛かりを防止するこ
とは可能であるが、底板101を曲げることによって底
板101の強度が低下してしまうことがあり、底板10
1が用紙の重量に耐えられなくなり、用紙の搬送性が充
分に行われなくなる虞がある。特に、サイドフェンス1
03の受け部材105との段差Tが大きい場合は、底板
101側に斜面を設けただけでは用紙引っ掛かりに対し
て不十分であることが多い。
【0009】そこで、本発明は、用紙のセットが容易で
且つ用紙の損傷を防止できる給紙装置を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、積載された用紙を給紙ローラに向けて押し上げる底
板と、底板の給紙方向に対する側縁に形成された凹部に
配置され且つ用紙の側縁を規制する規制部材とを設けた
用紙積載手段を備え、規制部材は、用紙の側縁に突き当
たるフェンス部と、フェンス部が用紙の側縁に突き当た
ったときに用紙の下面を受ける受け部とを備え、用紙積
載手段にセットされた用紙を給紙ローラによって給紙す
る給紙装置において、用紙積載手段は、給紙方向に沿う
規制部材の受け部と底板との間に案内部材を備え、案内
部材には、底板の用紙積載面から受け部の受け面に向け
て下方に傾斜する案内面が形成されており、この案内面
の上端側は底板の用紙積載面よりも高い位置にあり、案
内面の下端側は受け部の受け面よりも低い位置にあるこ
とを特徴とする。
【0011】この請求項1に記載の発明では、用紙を用
紙積載手段にセットするときには、用紙を給紙方向に沿
ってスライドする。この用紙は、規制部材の受け部の受
け面上と、案内部材の案内面上と、底板の用紙積載面と
をスライドした後、所定の位置にセットされる。給紙時
には、底板が給紙ローラに向けて用紙を押し上げ、給紙
ローラの駆動により用紙が給紙される。
【0012】受け部と案内部材との間においては、受け
部の受け面が案内部材の案内面よりも高く、案内部材と
底板との間においては、案内部材の案内面が底板の用紙
積載面よりも高いことにより、用紙がスライドしたと
き、用紙の角部が、受け部と案内部材との間、及び案内
部材と底板の間に引っ掛かり難くなるので、用紙のセッ
トが容易である。また、用紙の角部が引っ掛かることに
よる用紙の折れ等の用紙の損傷、及び用紙のスキューを
防止することができ、用紙の搬送信頼性が向上する。
【0013】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、規制部材のフェンス部の端部は案内部
材の案内面の上方に位置し、案内部材の案内面はフェン
ス部の端部を係止する係止部を備え、案内部材は、係止
部がフェンス部に係止する係止位置と、係止を解除する
解除位置とに移動可能であり、用紙のセット時におい
て、案内部材は係止位置にあり、給紙時において、案内
部材は解除位置にあることを特徴とする。
【0014】この請求項2に記載の発明では、請求項1
に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、用紙
のセット時には、案内部材が解除位置にあることによ
り、規制部材による用紙の規制を妨げるのを防止でき
る。また、給紙時には、案内部材が係止位置にあること
により、用紙の荷重が規制部材にかかっても、規制部材
の位置がずれないので、用紙を充分に規制でき、用紙の
スキューを更に防止できる。
【0015】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、案内部材の係止部は、案内面に形成さ
れた凹凸条であり、フェンス部の端部は、案内部材の凹
凸条が係止する被係止部を備えることを特徴とする。
【0016】この請求項3に記載の発明では、請求項2
に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、案内
部材の案内面に凹凸条を形成し、フェンス部の端面に被
係止部を設けるだけであり、サイドフェンスの位置ずれ
を防止するための係止構造が簡単である。
【0017】請求項4に記載の発明は、請求項2又は3
に記載の発明において、案内部材は、底板の下降に連動
して係止位置から解除位置に向けて移動し、底板の上昇
に連動して解除位置から係止位置に向けて移動すること
を特徴とする。
【0018】この請求項4に記載の発明では、請求項2
又は3に記載の発明と同様な作用効果を奏するととも
に、底板を上昇又は下降するだけで、案内部材の凹凸条
と規制部材の被係止部との噛み合い及びその解除を自動
的に行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照しなが
ら本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発
明を適用した給紙装置を概略的に示す斜視図である。給
紙装置1は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、或いは
これらの複合機等の画像形成装置に設けられ、用紙がセ
ットされる給紙トレイ(用紙積載手段)3と、給紙トレ
イ3の用紙を矢印C方向に給紙する給紙ローラ4とを備
えている。
【0020】給紙トレイ3は、給紙装置1に対して着脱
自在に設けられており、上下動自在な底板5と、矢印B
方向に移動可能な一対のサイドフェンス7と、案内部材
8と、用紙の給紙方向(矢印C方向)における用紙の後
端を規制するエンドフェンス11と設けられている。
【0021】底板5は、図示しない駆動機構により上下
に移動可能であり、底板5に積載された用紙は、底板5
の上昇で給紙ローラ4に圧接し、給紙ローラ4の回転に
よって給紙されるようになっている。本実施の形態で
は、底板5には凹部5bが形成され、この凹部5bにサ
イドフェンス7が配置されており、サイドフェンス7の
移動距離を大きくとって小サイズの用紙に対応可能にし
ている。
【0022】サイドフェンス7は、矢印B方向に移動可
能に給紙トレイ3に設けられており、用紙の側縁に突き
当たるフェンス部7aと、用紙の側縁を規制したときに
用紙の下面と対向する受け部17とで構成されている。
【0023】底板5に用紙を積載した後、サイドフェン
ス7をそれぞれ用紙の側縁に向けて移動させ、サイドフ
ェンス7のフェンス部7aを用紙の側縁に突き当てるこ
とによって用紙の両側縁を規制する。図2に示すよう
に、フェンス部7aの給紙方向下流側の端部7bは案内
部材8の上方に位置し、フェンス部7aは底板5近傍ま
で設けられている。従って、用紙の側縁を底板5近傍ま
で規制することができ、給紙時における用紙の案内を確
実に行うことができる。
【0024】案内部材8は、図2に示すように、矢印C
方向に沿うサイドフェンス7の受け部17と底板5との
間に設けられており、底板5の用紙積載面5aから受け
部17の受け面17aに向けて下方に傾斜する案内面8
aが形成されている。図3に示すように、案内面8aの
上端側は、底板5の用紙積載面5aよりも高い位置にあ
り、案内面8aの下端側は、受け部17の受け面17a
よりも低い位置にある。
【0025】次に、上述した構成に基づき、本実施の形
態の作用を説明する。用紙を給紙トレイ3にセットする
ときには、用紙の先端部を底板5の略中央部に乗せ、こ
の状態で用紙を矢印C方向にスライドする。用紙の角部
は、サイドフェンス7の受け部17の受け面17a上
と、案内部材8の案内面8a上と、底板5の用紙積載面
5a上とをこの順にスライドする。その後、サイドフェ
ンス7が用紙の側縁を規制し、エンドフェンス11が用
紙の後端を規制することによって、給紙トレイ3内の所
定の位置に用紙をセットする。そして、給紙時には、底
板5が給紙ローラ4に向けて用紙を押し上げ、給紙ロー
ラ4が用紙を給紙する。
【0026】受け部17と案内部材8との間において
は、受け部17の受け面17aが、案内部材8の案内面
8aよりも高く、案内部材8と底板5との間においては
案内部材8の案内面8aが底板5の用紙積載面5aより
も高いことにより、用紙の先端部の両端が、受け部17
と案内部材8との間、及び案内部材8と底板5の間に引
っ掛かり難くなるので、用紙のセットが容易である。ま
た、用紙の端部が引っ掛かることによる用紙の折れ等の
用紙の損傷、及び用紙のスキューを防止することがで
き、用紙の搬送信頼性が向上する。
【0027】次に、他の実施の形態を説明するが、その
説明にあたり、上述した部分と同様な部分には、同一の
符号を付することにより、その説明を省略する。第2実
施の形態では、図4に示すように、案内部材8の案内面
8aには、矢印C方向に沿った凹凸条(係止部)8bが
形成されている。また、図7に示すように、フェンス部
7aにおいて案内部材8の案内面8aと対向する対向面
7cには、案内面8aの凹凸条8bが噛み合う(係止す
る)凹凸条7dが設けられている。
【0028】案内部材8の凹凸条8b及びフェンス部7
aの被係止部7dは、略三角形状の突条部が、サイドフ
ェンス7の移動方向に沿って多数並ぶことにより形成さ
れている。また、本実施の形態では、フェンス部7a及
び案内部材8の凹凸条7d、8bの三角形の一辺7e、
8cは、図11に示すように、用紙がフェンス部7aを
押圧する方向に対して直交しており、フェンス部7aに
かかる用紙からの荷重を充分に受けられるようにしてい
る。尚、フェンス部7a及び案内部材8の凹凸状7a、
8bを構成する突状部の断面形状は、例えば、二等辺三
角形であったり、直角三角形であってもよく、特に限定
しない。
【0029】案内部材8は、支点19を中心に、案内面
8aの凹凸条8bとフェンス部7aの被係止部7dとが
係止する係止位置(図6参照)と、係止を解除する解除
位置(図7参照)とに揺動可能になっている。また、案
内部材8は、スプリング21によってサイドフェンス7
のフェンス部7aに向けて付勢されている。この案内部
材8の底板5側には、レバー部23が設けられており、
底板5に設けられた押圧部5cがレバー部23に当接可
能になっている。
【0030】図6に示すように、底板5が上昇している
ときにおいては、案内部材8がスプリング21の付勢力
で、解除位置から係止位置に向けて揺動することによ
り、フェンス部7aの凹凸条7dに、案内面8aの凹凸
条8bが噛み合う。一方、底板5が下降すると、この底
板5の押圧部5cがレバー部23を押圧するため、案内
部材18は、スプリング21の付勢力に抗して、係止位
置から解除位置に向けて揺動する。
【0031】本実施の形態では、底板5が最下位置に到
達すると、案内部材8とフェンス部7aとの係止状態が
解除されるようになっている。また、底板5は、図示し
ないロック機構によって、用紙セット時には、最下位置
にロックされており、給紙トレイ3を給紙装置1に挿入
する際に、ロック機構のロックが解除され、図示しない
スプリングの付勢力により、用紙を給紙ローラ4に向け
て押し上げる。
【0032】用紙をセットするとき、底板5は最下位置
にロックされており、案内部材8は、そのレバー部23
が底板5の押圧部5cによって押し下げられているの
で、案内面8aの凹凸条8bと、フェンス部7aの被係
止部7dとの噛み合いが解除されている。このため、サ
イドフェンス7による用紙の規制を妨げるのを防止でき
る。
【0033】また、給紙時においては、底板5が上昇す
ることにより、底板5の押圧部5cが案内部材8のレバ
ー部23から離れるので、案内部材8はスプリング21
の付勢力によって係止位置に移動し、案内面8aの凹凸
条8bと、フェンス部7aの被係止部とが噛み合う。
【0034】ここで、案内面8aとフェンス部7aとが
係止しない場合には、図11に示すように、給紙トレイ
3を給紙装置1に挿入したとき、用紙がサイドフェンス
7に片寄ってフェンス部7aに用紙の荷重がかかること
により、フェンス部7aが1点鎖線の位置から実線の位
置にずれてしまい、フェンス部7aの間隔が広がってし
まう。これに対し本実施の形態では、サイドフェンス7
を案内部材8によって固定していることにより、給紙ト
レイ3を給紙装置1に挿入したとき、サイドフェンス7
に用紙の荷重がかかっても、サイドフェンス7が位置ず
れしないので、用紙を充分に規制でき、用紙のスキュー
を更に防止できる。
【0035】本発明は、上述した実施の形態に限定され
ず、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形
が可能である。例えば、本実施の形態では、1対のサイ
ドフェンス7を設け、通紙基準を用紙センター(中央基
準)としているが、単一のサイドフェンスを用紙の片側
に設けた端面基準のものであっても良い。
【0036】また、本実施の形態では、案内部材8を、
受け部材17の下流側と底板5との間に設けたが、受け
部材17の下流側と底板5との間に設けても良い。
【0037】
【発明の効果】請求項1に記載の発明では、用紙がスラ
イドしたとき、用紙の先端部の角部が、受け部と案内部
材との間、及び案内部材と底板の間に引っ掛かり難くな
るので、用紙のセットが容易である。また、用紙先端の
角部が引っ掛かることによる用紙の折れ等の用紙の損
傷、及び用紙のスキューを防止することができ、用紙の
搬送信頼性が向上する。
【0038】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明と同様な効果を奏するとともに、用紙のセット
時には、案内部材が解除位置にあることにより、規制部
材による用紙の規制を妨げるのを防止できる。また、給
紙時には、案内部材が係止位置にあることにより、用紙
の荷重が規制部材にかかっても、規制部材の位置がずれ
ないので、用紙を充分に規制でき、用紙のスキューを更
に防止できる。
【0039】請求項3に記載の発明では、請求項2に記
載の発明と同様な効果を奏するとともに、案内部材の案
内面に凹凸条を形成し、フェンス部の端面に被係止部を
設けるだけであり、サイドフェンスの位置ずれを防止す
るための係止構造が簡単である。
【0040】請求項4に記載の発明では、請求項2又は
3に記載の発明と同様な効果を奏するとともに、底板を
上昇又は下降するだけで、案内部材の凹凸条と規制部材
の被係止部との噛み合い及びその解除を自動的に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した給紙装置を示す斜視図であ
る。
【図2】図1の給紙トレイの内側の一部を拡大して示す
斜視図である。
【図3】図2の給紙トレイの断面図である。
【図4】第2実施の形態に係る給紙トレイの内側の一部
を拡大して示す斜視図である。
【図5】案内部が解除位置にある状態を示す断面図であ
る。
【図6】案内部が係止位置にある状態を示す断面図であ
る。
【図7】フェンス部の端部を示す斜視図である。
【図8】案内部材の凹凸条とフェンス部の凹凸条とが噛
み合っている状態を模式的に示す図である。
【図9】従来に係る給紙トレイにセットされた用紙の端
部が折れている状態を示す斜視図である。
【図10】従来に係るサイドフェンスの近傍を示す断面
図である。
【図11】サイドフェンスが用紙の自重により、位置ズ
レを起こした状態を説明するための断面図である。
【符号の説明】
1 給紙装置 3 給紙トレイ(用紙積載手段) 5 底板 5a 用紙積載面 5b 凹部 7 サイドフェンス(規制部材) 7a フェンス部 7b 端部 7c 凹凸条(被係止部) 8 案内部材 8a 案内面 8b 凹凸条(係止部) 17 受け部材 17a 受け面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積載された用紙を給紙ローラに向けて押
    し上げる底板と、底板の給紙方向に対する側縁に形成さ
    れた凹部に配置され且つ用紙の側縁を規制する規制部材
    とを設けた用紙積載手段を備え、規制部材は、用紙の側
    縁に突き当たるフェンス部と、フェンス部が用紙の側縁
    に突き当たったときに用紙の下面を受ける受け部とを備
    え、用紙積載手段にセットされた用紙を給紙ローラによ
    って給紙する給紙装置において、 用紙積載手段は、給紙方向に沿う規制部材の受け部と底
    板との間に案内部材を備え、案内部材には、底板の用紙
    積載面から受け部の受け面に向けて下方に傾斜する案内
    面が形成されており、この案内面の上端側は底板の用紙
    積載面よりも高い位置にあり、案内面の下端側は受け部
    の受け面よりも低い位置にあることを特徴とする給紙装
    置。
  2. 【請求項2】 規制部材のフェンス部の端部は案内部材
    の案内面の上方に位置し、案内部材の案内面はフェンス
    部の端部を係止する係止部を備え、案内部材は、係止部
    がフェンス部に係止する係止位置と、係止を解除する解
    除位置とに移動可能であり、用紙のセット時において、
    案内部材は係止位置にあり、給紙時において、案内部材
    は解除位置にあることを特徴とする請求項1に記載の給
    紙装置。
  3. 【請求項3】 案内部材の係止部は、案内面に形成され
    た凹凸条であり、フェンス部の端部は、案内部材の凹凸
    条が係止する被係止部を備えることを特徴とする請求項
    2に記載の給紙装置。
  4. 【請求項4】 案内部材は、底板の下降に連動して係止
    位置から解除位置に向けて移動し、底板の上昇に連動し
    て解除位置から係止位置に向けて移動することを特徴と
    する請求項2又は3に記載の給紙装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010120726A (ja) * 2008-11-18 2010-06-03 Fuji Xerox Co Ltd 給紙装置及び画像処理装置

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