JP2002347900A - 車両の燃料種別把握システム - Google Patents

車両の燃料種別把握システム

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JP2002347900A
JP2002347900A JP2001162503A JP2001162503A JP2002347900A JP 2002347900 A JP2002347900 A JP 2002347900A JP 2001162503 A JP2001162503 A JP 2001162503A JP 2001162503 A JP2001162503 A JP 2001162503A JP 2002347900 A JP2002347900 A JP 2002347900A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の外部からその車両の燃料の種類を把握
することが可能な、全く新しい車両の燃料種別把握シス
テムを提供する。 【解決手段】 本燃料種別把握システムは、車両2に取
り付けられている電子ナンバープレート40と、ガソリ
ンスタンド1に設置されている情報表示装置20及びア
ンテナ30とから構成されている。そして、アンテナ3
0からは、所定の通信エリアに向けて車両検出用電波が
常時送信されており、車両2の電子ナンバープレート4
0は、その通信エリアに入ることで車両検出用電波を受
信すると、記憶している車両情報を外部へ送信する。そ
して、情報表示装置20は、アンテナ30を介してこの
車両情報を受信すると、車両情報の1つである燃料の種
類を表示画面22aに表示する。そのため、給油作業員
Hは、車両2の乗員にその車両2の燃料の種類を尋ねる
ことなく、表示された燃料を給油することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の燃料の種類
を誤りなく把握するための車両の燃料種別把握システム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両には、レギュラーガソリ
ン,ハイオクタンガソリン,軽油といった異なる種類の
燃料が用いられている。そのため、例えば、ガソリンス
タンドにおいて、給油作業員は、まず車両の乗員にその
車両の燃料の種類を尋ねる必要があり、その後、乗員に
指示された燃料をその車両に給油するという作業を行っ
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例え
ば、レンタカーや、他人から一時的に借りている車両等
の場合には、乗員はその車両に普段から乗り慣れていな
いため、その乗員自身がその車両の燃料の種類を把握し
ていないことが多く、給油作業員が乗員に燃料の種類を
尋ねても、それを特定できるまでに時間がかかり、給油
作業員による円滑な作業が妨げられてしまうといった問
題があった。
【0004】そこで仮に、車両の外部からその車両の燃
料の種類を把握することができるようなシステムがあれ
ば、わざわざ車両の乗員に燃料の種類を尋ねる必要がな
くなるため、上記問題を解決できるが、今までそのよう
なシステムは存在しなかった。
【0005】本発明は、こうした問題に鑑みなされたも
のであり、車両の外部からその車両の燃料の種類を把握
することが可能な、全く新しい車両の燃料種別把握シス
テムを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記目的
を達成するためになされた請求項1に記載の車両の燃料
種別把握システムは、車両に搭載される車側装置と、車
両の走行路側に設置される路側装置とを備えている。そ
して、車側装置では、記憶手段が、当該装置を搭載する
車両の識別情報と共にその車両の燃料の種類を表す燃料
情報を記憶しており、送信手段が、記憶手段に記憶され
ている情報を外部へ送信する。一方、路側装置では、受
信手段が、車側装置の送信手段により送信された情報を
受信し、報知手段が、受信手段により受信された情報か
ら燃料情報を抽出して、その抽出した燃料情報を報知す
る。
【0007】このような請求項1の車両の燃料種別把握
システムによれば、車側装置に記憶されている燃料情報
が路側装置により報知されるため、車両の外部からその
車両の燃料の種類を誤りなく把握することができる。し
かも、この燃料種別把握システムの車側装置は、近年、
有料道路の通行料金を自動徴収する等の目的から開発が
推進されている路車間通信システムの車側装置をそのま
ま利用することができるため、新たなハードウェア構成
を付加する必要がない。即ち、路車間通信システムで
は、道路側に設置される通信機が、車両に搭載される車
側装置との間で通信を行うことにより、その車両を特定
するようになっており、その車側装置には、車両の識別
情報を記憶する記憶部と、その記憶部に記憶されている
識別情報を道路側の通信機へ送信する送信部とが備えら
れている。そのため、車両の燃料種別把握システムの車
側装置としては、この路車間通信システムの車側装置に
対して、燃料情報を追加して記憶させたものを用いるこ
とができる。
【0008】ところで、路側装置は、請求項2のよう
に、車両に燃料を補給するための燃料補給所に設置され
ると効果的である。つまり、燃料補給所の燃料補給作業
員は、車両に燃料を補給する際にその車両の燃料の種類
を知る必要があるが、路側装置により車両の燃料情報が
報知されれば、燃料の種類を車両の乗員にわざわざ尋ね
る必要がなくなるからである。
【0009】次に、請求項3の車両の燃料種別把握シス
テムでは、上記請求項1,2のシステムにおいて、更
に、記憶手段が、車両の識別情報としてその車両の車両
登録番号を記憶しており、報知手段が、受信手段により
受信された情報からその車両登録番号も抽出して、その
抽出した車両登録番号についても報知する。
【0010】このような請求項3の車両の燃料種別把握
システムによれば、路側装置により燃料情報と共に車両
登録番号が報知されるため、複数の車両が存在する場合
にも、車両のナンバープレートに表示される車両登録番
号に基づいて、報知された燃料情報に該当する車両を特
定することができる。特に、路側装置を燃料補給所に設
置すれば、燃料補給所に複数の車両が存在していても、
燃料補給作業員はどの車両がどの燃料の種類であるかを
車両のナンバープレートに基づいて把握することができ
るため、各車両に適切な燃料を補給することができるよ
うになる。
【0011】次に、請求項4の車両の燃料種別把握シス
テムでは、上記請求項1〜3のシステムにおいて、更
に、記憶手段が、車両の自動車検査証の有効期間が満了
する時期を表す車検情報も記憶しており、報知手段が、
受信手段により受信された情報からその車検情報も抽出
して、その抽出した車検情報についても報知する。
【0012】このような請求項4の車両の燃料種別把握
システムによれば、路側装置により車検情報についても
報知されるため、車両の所有者が気付かないうちに、そ
の車両の自動車検査証の有効期間が切れてしまうことを
防ぐことができる。即ち、通常、車両の所有者は、自動
車検査証の有効期間の満了する日(以下、車検満了日)
について、車両のフロントガラスの中央上部に貼り付け
てある検査標章(ステッカー)や、自動車検査証を目視
することによって確認することができるが、所有者が検
査標章や自動車検査証を普段から確認していないと、所
有者の気付かないうちに自動車検査証の有効期間が切れ
てしまうといったことが起こる。また、その車検満了日
の所定期間前に車の販売会社等から郵便による通知が行
われることで確認することができる場合もあるが、郵送
時の手違いで所有者に届かなかったり、届いたとしても
その後に忘れてしまうことがある。
【0013】これに対して、請求項4の車両の燃料種別
把握システムでは、路側装置により車検情報についても
報知されることで、車両の乗員に対して、直接的に、或
いは車両の外部の者を通じて間接的に、自動車検査証の
有効期間が満了する時期(例えば、車検満了日、車検満
了日から所定期間前の日等)を伝えることができるた
め、こういったことを防止することができる。特に、路
側装置を燃料補給所に設置して、車検情報が燃料補給作
業員に報知されるようにすれば、燃料補給作業員は車両
への燃料補給の際に、その車両の乗員に車検満了日が近
いことを教えることができるため、その乗員が気付かな
いうちに車検満了日が過ぎてしまうことを防ぐことがで
きる。つまり、燃料補給所は車両が必ず立ち寄る場所で
あるため、燃料補給所で車検満了日が近いことを車両の
乗員に教えるようにしておけば、車検満了日が過ぎてし
まう前にそのことを確実に知らせることができるからで
ある。尚、路側装置により報知された車検情報を車両の
乗員に伝える方法としては、上述した如く燃料補給作業
員を通じて間接的に伝える方法の他、例えば、車両の乗
員から視認できる位置に車検情報を表示させることで、
車両の乗員に直接的に伝える方法であってもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明が適用された実施形
態の車両の燃料種別把握システムについて、図面を用い
て説明する。まず図1は、本実施形態の車両の燃料種別
把握システムを利用したガソリンスタンド1の説明図で
ある。
【0015】図1に示すように、このガソリンスタンド
(燃料補給所に相当)1には、レギュラーガソリン,ハ
イオクタンガソリン,軽油といった各燃料を、給油作業
員Hが選択して給油することが可能な給油装置3と、車
両2に関する情報を表示する情報表示装置20と、これ
らの上方から電波を送信すると共に、その電波に応答し
て車両2側から後述するように送信される電波を受信す
るアンテナ30とが設置されている。尚、図1では、給
油のために車両2が停車する位置(図面上、車両2が給
油装置3に重なる位置で、以下、給油位置という)へ、
車両2が向かっている状態を示している。
【0016】また、ガソリンスタンド1にやって来る車
両2には、その前方側のナンバープレートとして、有料
道路における通行料金の自動徴収等を目的とした路車間
通信システムに用いるための電子ナンバープレート40
が取り付けられている。この電子ナンバープレート40
は、従来のナンバープレートにICチップ及びアンテナ
を内蔵させたもので、その車両2に関する様々な車両情
報を記憶していると共に、外部から所定の車両検出用電
波を受信することで、その車両情報を電波に乗せて外部
へ送信する機能を有している。尚、この路車間通信シス
テムでは、道路側に設置された専用の通信機が、道路の
所定区域に向けて車両検出用電波を常時送信しており、
この所定区域を車両2が通過する際に、その車両2に取
り付けられた電子ナンバープレート40から送信される
車両情報を表す電波を受信することで、車両2を特定す
るようになっている。
【0017】次に、図2は、このガソリンスタンド1で
利用されている車両の燃料種別把握システム10の構成
を表すブロック図である。図2に示すように、この車両
の燃料種別把握システム10は、車両2に取り付けられ
ている電子ナンバープレート40と、車両2の走行路側
に当たるガソリンスタンド1に設置されている情報表示
装置20及びアンテナ30とから構成されている。
【0018】電子ナンバープレート40は、その車両2
に関する車両情報を記憶している記憶部41と、外部か
ら車両検出用電波を受信することで、記憶部41に記憶
されている全ての車両情報を電波に変換して外部へ送信
する送受信部42とを備えている。尚、記憶部41は、
ICチップ内のメモリからなっており、送受信部42
は、上記ICチップ内の通信制御回路部分と、該ICチ
ップと共に電子ナンバープレート40に内蔵されたアン
テナとからなっている。また、図示しないが、電子ナン
バープレート40は、電源としての電池を備えている。
【0019】そして、記憶部41には、本燃料種別把握
システム10に利用される車両情報として、車両登録番
号(識別情報に相当)と、燃料の種類(燃料情報に相
当)と、車検満了日(車検情報に相当)とが記憶されて
いる。尚、本燃料種別把握システム10では利用されな
いが、路車間通信システムに利用される車両情報とし
て、自動車検査証に記載されている事項(例えば、乗車
定員,最大積載量,車両重量,車両寸法等)についても
記憶されている。また、記憶部41に記憶されている情
報のうち、情報の更新が必要なもの(例えば、車検満了
日)については、外部から専用の装置を用いることで、
無線通信により書き換えることが可能となっている。
【0020】一方、情報表示装置20は、車両検出用電
波をアンテナ30から常時送信させると共に、アンテナ
30を介して受信した電子ナンバープレート40からの
電波から、車両情報を抽出する通信部21と、その抽出
された車両情報を表示する表示部22と、これらを制御
する制御部23とを備えている。
【0021】そして、表示部22は、給油作業員Hから
視認しやすい位置(図1の矢印yに示す位置)に、車両
情報を表示するための表示画面22aを有する。この表
示画面22aには、図3に示すように、車両情報のう
ち、車両登録番号と、燃料の種類と、車検満了日とが表
示される。
【0022】また、アンテナ30は、給油位置に停車す
る車両1台分の範囲(図1に点線で示す範囲で、以下、
通信エリアという)に向けて、車両検出用電波を送信す
る。このように通信エリアを車両1台分とすることで、
複数の車両が連なって来た場合にも、複数の電子ナンバ
ープレートが同時に通信エリアに入ることがなく、複数
の車両についての車両情報が同時に送信されないように
なっている。
【0023】次に、情報表示装置20の制御部23が行
う制御処理について図4のフローチャートを用いて説明
する。制御部23は、通信部21により車両情報が受信
されるまで待機する(S100:NO)。この状態で
は、アンテナ30から通信エリアに車両検出用電波が常
時送信されており、車両2が給油位置へ向かう際に、そ
の車両2に取り付けられた電子ナンバープレート40が
通信エリアに入ると(図1に示す状態)、電子ナンバー
プレート40の送受信部42により車両検出用電波が受
信されて、記憶部41に記憶されている車両情報が電波
に変換されて外部へ送信される。そして、通信部21が
この電波を受信して、その電波から車両情報を抽出す
る。
【0024】制御部23は、こうして通信部21により
車両情報が受信されたことを検出すると(S100:Y
ES)、その車両情報が正常であるか否かを判断する
(S110)。尚、このS110では、受信された車両
情報のデータのフォーマットが、予め定められたフォー
マットと合っている場合に正常であると判断する。
【0025】ここで、車両情報が正常であると判断した
場合には(S110:YES)、車両情報のうち、表示
画面22aに表示させるための情報(車両登録番号,燃
料の種類,車検満了日)を抽出して、表示部22に出力
する(S120)。これにより、表示部22がこれらの
車両情報を表示画面22aにて表示する。そのため、給
油作業員Hは、表示画面22aに表示されている車両登
録番号と、給油位置に向かってくる車両2の電子ナンバ
ープレート40に表示されている車両登録番号との一致
をみて、表示画面22aに表示されている車両情報が、
その車両2についての情報であることを確認して、車両
2が給油位置に停止した時点で、表示画面22aに表示
されている燃料を車両2に給油することができる。ま
た、給油作業員Hは、表示画面22aに表示されている
車検満了日をみて、その日が近いと判断した場合には、
車両2の乗員にその旨を教えることで注意を促すことが
できる。
【0026】一方、制御部23は、S110において、
車両情報が異常であると判断した場合には(S110:
NO)、車両情報の読み込みに失敗したことを表すエラ
ー情報を表示部22に出力する(S130)。これによ
り、表示部22がエラー表示(例えば、「通信エラー」
等)を表示画面22aにて表示する。この場合、給油作
業員Hは、車両2の乗員に燃料の種類を尋ねる必要があ
るが、その際に、電子ナンバープレート40が故障して
いる可能性があることを乗員に教えることができる。
【0027】そして、制御部23は、S120或いはS
130の処理を行った後、再び通信部21により車両情
報が受信されるまで待機する(S100)。こうして、
給油作業が完了した車両2が通信エリアの外に出た後、
別の車両が新たに通信エリアに入る度に、上述した処理
(S100〜S130)を繰り返す。
【0028】尚、本実施形態では、電子ナンバープレー
ト40が車側装置に相当し、記憶部41が記憶手段に相
当し、送受信部42が送信手段に相当する。また、情報
表示装置20とアンテナ30とが路側装置に相当し、通
信部21とアンテナ30とが受信手段に相当し、表示部
22と図4におけるS120の処理とが、報知手段に相
当する。
【0029】このような本実施形態の車両の燃料種別把
握システム10によれば、給油作業員Hは、情報表示装
置20の表示画面22aに表示された情報に基づいて、
給油位置に停車した車両2の燃料の種類を、瞬時に、し
かも誤りなく把握することができる。そのため、給油作
業員Hは、車両2の乗員にその車両2の燃料の種類をわ
ざわざ尋ねる必要がなくなり、給油作業を円滑に行うこ
とができる。
【0030】しかも、本燃料種別把握システム10で
は、路車間通信システムのための電子ナンバープレート
40をそのまま利用しているため、車両2に新たなハー
ドウェア構成を付加する必要がない。更に、情報表示装
置20の表示画面22aに車両登録番号が表示されるこ
とにより、複数の車両が連なって来た場合にも、給油作
業員Hは、表示されている車両情報がどの車両について
の情報であるかを確実に把握することができる。
【0031】加えて、情報表示装置20の表示画面22
aに車検満了日が表示されることにより、給油作業員H
は、車両2の乗員にその情報を教えることができるた
め、車両2の乗員が気付かないうちに、その車両の車検
満了日が過ぎてしまうことを防ぐことができる。
【0032】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明は、種々の形態を採り得ることは言うまで
もない。例えば、車両情報を表示する情報表示装置20
における表示部22の表示画面22aは、車両2の乗員
から直接視認できるような位置に設けられていてもよ
い。
【0033】また、情報表示装置20或いは少なくとも
上記表示画面22aは、給油装置3に対して一体に組み
込まれたものであってもよい。また更に、情報表示装置
20は、車両情報として車検満了日を表示する代わり
に、車検満了日から所定期間前の日や、車検満了日の属
する月等の車両情報を表示するものであってもよい。
【0034】一方、車両情報は、表示画面22aに文字
として表示される以外の方法で報知されるようにしても
よい。例えば、燃料の種類に対応する複数のランプのう
ち、該当するランプが点灯されるようにしたり、音声や
ブザー等のように音で報知されるようにすることができ
る。
【0035】また、電子ナンバープレート40は、電池
を電源とするものに限らず、例えば、車両2のバッテリ
ーを電源とするものであってもよい。また更に、電子ナ
ンバープレート40は、車両の後方側に取り付けられる
ものであってもよい。
【0036】一方、電子ナンバープレート40は、記憶
している車両情報を有線通信によって送信可能な構成に
することも可能である。但し、有線通信を行う場合に
は、通信線の接続作業を行う必要があるため、無線通信
の方が好ましい。また更に、本実施形態では、給油位置
で車両情報を読み込むようにしたが、燃料の種類によっ
て給油位置が異なるガソリンスタンドの場合には、ガソ
リンスタンドの入り口で車両情報を読み込み、読み込ん
だ燃料の情報に応じた給油位置に、給油作業員Hが車両
を誘導するようにしてもよい。
【0037】ところで、本燃料種別把握システム10
は、ガソリンスタンド1以外にも利用することが可能で
ある。例えば、特定の燃料の種類の車両に対して進入規
制をしている区域の進入路で利用することができる。こ
の場合には、車両から読み込んだ燃料の種類を、その進
入路に常駐する守衛に報知し、その守衛が車両に対して
進入を許可するようにしてもよいが、進入路のゲートを
自動的に開閉するゲート自動開閉装置を設置して、車両
から読み込んだ燃料の種類を、そのゲート自動開閉装置
に報知するようにしてもよい。このようにすれば、車両
から読み込んだ燃料の種類に応じてゲートを自動的に開
閉させることができるため、守衛を常駐させる必要がな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態の車両の燃料種別把握システムを利
用したガソリンスタンドの説明図である。
【図2】 車両の燃料種別把握システムの構成を表すブ
ロック図である。
【図3】 情報表示装置に設けられる表示画面の説明図
である。
【図4】 情報表示装置の制御部が行う制御処理を表す
フローチャートである。
【符号の説明】
1…ガソリンスタンド、 2…車両、 3…給油装置、
10…燃料種別把握システム、 20…情報表示装置、
21…通信部、22…表示部、 22a…表示画面、
23…制御部、 30…アンテナ、40…電子ナンバ
ープレート、 41…記憶部、 42…送受信部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載され、該車両の識別情報と共
    にその車両の燃料の種類を表す燃料情報を記憶する記憶
    手段と、該記憶手段に記憶されている情報を外部へ送信
    する送信手段とを有する車側装置と、 前記車両の走行路側に設置され、前記送信手段により送
    信された情報を受信する受信手段と、該受信手段により
    受信された情報から前記燃料情報を抽出し、その抽出し
    た燃料情報を報知する報知手段とを有する路側装置と、 を備えたことを特徴とする車両の燃料種別把握システ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車両の燃料種別把握シ
    ステムにおいて、 前記路側装置は、車両に燃料を補給するための燃料補給
    所に設置されていること、 を特徴とする車両の燃料種別把握システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の車両の燃
    料種別把握システムにおいて、 前記識別情報は、前記車両の車両登録番号であり、 前記報知手段は、前記受信手段により受信された情報か
    ら前記車両登録番号も抽出し、その抽出した車両登録番
    号についても報知すること、 を特徴とする車両の燃料種別把握システム。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3の何れかに記載
    の車両の燃料種別把握システムにおいて、 前記記憶手段は、前記車両の自動車検査証の有効期間が
    満了する時期を表す車検情報も記憶しており、 前記報知手段は、前記受信手段により受信された情報か
    ら前記車検情報も抽出し、その抽出した車検情報につい
    ても報知すること、 を特徴とする車両の燃料種別把握システム。
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