JP2007168862A - 燃料給油装置及び燃料給油プログラム - Google Patents

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重行 田中
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治夫 滝澤
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Abstract

【解決課題】新規エンジン用の燃料を給油するときに、燃料タンクを増設することなく、既存のガソリン車、ディーゼル車に加え、新規エンジン搭載車輌への給油を可能とする。
【解決手段】燃料油種データベースから、入力された車種データに応じた燃料油種情報を読み込み(102)、燃料油種が複数種類であると(104)、混合比率データに基づいて、燃料油種毎の単位時間当たりの給油量F1、F2を算出し(106)、ブレンダー及びポンプの制御を開始し(108、110)、バルブの開度各々を演算し(112)、演算されたバルブ開度の各々を、バルブの各々に対して設定して、バルブを開栓させ、給油する(114)。そして、給油停止信号が入力されると(120)、ポンプの稼動を停止するように制御すると共に、バルブを閉止するように制御して、燃料油の給油を停止し(122)、ブレンダーの稼動を停止するように制御する(124)。
【選択図】図3

Description

本発明は、燃料給油装置及び燃料給油プログラムに係り、特に、燃料油販売会社のサービスステーションにおいて、車輌に対応した燃料を供給する燃料給油装置及び燃料給油プログラムに関する。
近年、環境問題から自動車などの内燃機関駆動車輌から排出される排気ガスの低減や熱効率の向上が求められている。ここで、軽油を燃料とするディーゼルエンジンは、ガソリンエンジンに比べ熱効率が高く、地球温暖化に関係あるといわれている二酸化炭素(CO2)の排出量が低い特性を有する。しかしながら、通常の拡散燃焼によるディーゼルエンジンでは、部分的に燃料の濃度が濃すぎる、高温燃焼な領域が形成されるなどの理由により、スモークや酸化窒素(NOx)の排出が問題となっており、これを解決するための新技術として、予混合圧縮着火(HCCI)エンジンが注目されている。
しかしながら、一般的な軽油を用いてHCCIによる燃焼により運転を行った場合、ディーゼル燃焼による運転の場合に比べれば、NOxやスモークの発生が抑制されるが、十分なレベルにはなく、運転できるエンジン回転数や負荷領域が限られてしまう。HCCIによる燃焼では、燃料がエンジンシリンダー内に噴射された後、空気と予混合され、燃料の酸化反応が逐次的に進行し着火・燃焼という過程を経るので、燃料と空気の予混合気の形成と着火時期が重要なポイントであって、燃料自体の物理特性や化学特性をある特定の範囲に制御した新規燃料を使用すれば予混合圧縮自己着火燃焼を広範囲に達成できることが報告されている。ここで、HCCIエンジンに求められる燃料性状は、既存の燃料とは異なることに加えHCCIエンジンの諸元(例えば、圧縮比など)によっても要求が異なる。
一方、現在の燃料油販売会社の給油所(サービスステーション)では、既存の燃料であるレギュラーガソリン、プレミアムガソリン、軽油、灯油などをそれぞれ専用の地下埋設タンクに貯蔵し、それぞれ個別の給油口から自動車などに給油する形態をとっている。
既存の燃料では、その性能を十分に満足することのできず、かつその諸元によっても燃料に対する要求性状が異なるHCCIエンジン車輌が市場投入される場合に、HCCI車専用の燃料をそれぞれ別途貯蔵し給油すると、サービスステーションには新たな地下埋蔵タンクや配管、給油機の増設などの大規模な設備投資が必要となる。
HCCIエンジンに求められる要求性状のうち、特に重要なことは既存の軽油に比べ軽質であり、かつその着火性が低いことであり、さらに、その着火性の低さのレベルはエンジン諸元によって異なることである。そのような要求性状に対しては、専用の燃料を使用する以外にも既存の燃料である軽油に対して軽質であり、着火性に劣るレギュラーガソリン、プレミアムガソリン、灯油を適宜配合することや灯油とガソリンの混合によっても達成可能である。
ここで、顧客の要望に応じた燃料を車に供給するシステムとして、選択された添加剤グループに設定された添加剤が添加剤添加手段によって燃料に添加され、車に供給される燃料添加剤添加システムが知られている(特許文献1)。
特開2004−231296
しかしながら、特許文献1記載の燃料添加剤添加システムでは、添加剤を燃料に添加するだけであるため、混合燃料については、貯蔵するための燃料タンクを増設する必要がある、という問題があった。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、新規エンジン用の燃料を給油するときに、燃料タンクを増設することなく、既存のガソリン車、ディーゼル車に加え、新規エンジン搭載車輌への給油を可能とする燃料給油装置及び燃料給油プログラムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために燃料給油装置は、車輌の種類を示す車種情報に対応させて、前記車輌に給油する燃料の種類、及び複数種類の燃料を混合して給油する車輌に対する燃料の混合比率を記憶した記憶手段と、給油対象の車輌の車種情報及び前記記憶手段に記憶された記憶内容に基づいて、前記給油対象の車輌の燃料の種類又は前記燃料の種類及び前記燃料の混合比率を取得する取得手段と、複数種類の燃料を混合して給油する場合に、前記取得手段で取得された前記燃料の種類及び前記燃料の混合比率に基づいて、前記給油対象の車輌に給油する複数種類の燃料各々の給油量を制御する制御手段とを含んで構成されている。
また、本発明に係る燃料給油プログラムは、コンピュータを、車輌の種類を示す車種情報に対応させて、前記車輌に給油する燃料の種類、及び複数種類の燃料を混合して給油する車輌に対する燃料の混合比率を記憶した記憶手段、給油対象の車輌の車種情報及び前記記憶手段に記憶された記憶内容に基づいて、前記給油対象の車輌の燃料の種類又は前記燃料の種類及び前記燃料の混合比率を取得する取得手段、及び複数種類の燃料を混合して給油する場合に、前記取得手段で取得された前記燃料の種類及び前記燃料の混合比率に基づいて、前記給油対象の車輌に給油する複数種類の燃料各々の給油量を制御する制御手段として機能させることを特徴としている。
本発明によれば、車輌の種類を示す車種情報に対応させて、車輌に給油する燃料の種類、及び複数種類の燃料を混合して給油する車輌に対する燃料の混合比率を記憶手段に記憶し、取得手段によって、給油対象の車輌の車種情報及び記憶手段に記憶された記憶内容に基づいて、給油対象の車輌の燃料の種類又は燃料の種類及び燃料の混合比率を取得する。
そして、複数種類の燃料を混合して給油する場合に、制御手段によって、取得手段で取得された燃料の種類及び燃料の混合比率に基づいて、給油対象の車輌に給油する複数種類の燃料各々の給油量を制御する。
従って、車輌に給油する複数燃料の混合比率に基づいて、各燃料の給油量を制御することにより、既存の燃料を任意に混合して車輌に給油することができるため、新規な混合燃料を給油するときに、燃料タンクを増設することなく、既存のガソリン車、ディーゼル車に加え、新規エンジン搭載車輌へ給油することができる。
本発明に係る制御手段を、燃料の混合比率に基づいて、複数種類の燃料各々の単位時間当たりの給油量を演算する演算手段と、給油停止信号が入力されるまで、複数の燃料各々について単位時間当たりの給油量に相当する燃料を給油させる給油制御手段と、を含んで構成することができる。これにより、複数種類の燃料各々について、混合比率に基づく単位時間当たりの給油量に相当する燃料を給油させて、正確な比率で複数種類の燃料を混合して供給することができる。
また、本発明に係る燃料給油装置は、給油対象の車輌に付された車種情報を示す識別情報を読み取って、給油対象の車輌の車種情報を取得する読取手段を更に含むことができる。これにより、車輌の車種情報を入力する手間を減少させることができる。
また、上記の車輌に給油する燃料を、ガソリン、軽油、及び灯油の少なくとも一つとすることができる。
また、上記の車輌に給油する燃料に、燃料基材を含むことができる。これにより、燃料基材を混合して、更に多くの燃料性状の要求に対応することができる。
また、上記の燃料基材は、メタノール、エタノール、ジメチルエーテル、メチルターシャリーブチルエーテル、エチルターシャリーブチルエーテル、メチルターシャリーアミルエーテル、脂肪酸メチルエステル、脂肪酸エチルエステル、GTL(Gas to Liquid)、及びBTL(Biomass to Liquid)の少なくとも一つを含むことができる。
また、本発明に係る燃料給油装置は、燃料の給油量又は給油量及び燃料の混合比率に基づいて、販売金額を算出する販売金額算出手段を更に含むことができる。これにより、混合比率を考慮して自動的に販売金額を算出するため、決済を容易にすることができる。
以上説明したように、本発明の燃料給油装置及び燃料給油プログラムによれば、車輌に給油する複数燃料の混合比率に基づいて、各燃料の給油量を制御することにより、既存の燃料を任意に混合して車輌に給油することができるため、新規な混合燃料を給油するときに、燃料タンクを増設することなく、既存のガソリン車、ディーゼル車に加え、新規エンジン搭載車輌へ給油することができる、という効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。本実施の形態では、燃料油販売会社が運営する販売店(サービスステーション)における燃料給油システムに本発明を適用した場合について説明する。
なお、本発明は、以下の本発明の実施の形態に限定されるものではない。また、本発明の実施にあたっては、各種関係法令を遵守して行われることは言うまでもない。
図1に示すように、本実施の形態に係る燃料給油システム10は、燃料給油システム10全体を制御するサーバ12と、顧客の車輌(乗用車、商用車等)20に所定の燃料油を給油するための給油機14と、地下に埋設された複数種類の燃料油の各々を貯蔵する燃料タンク部16と、給油に基づいて決済を行うPOSシステム18とから構成されている。
給油機14には、車輌20の燃料タンク口に差し込んで、燃料油を給油するための給油口(ノズル)22が設けられている。
また、燃料タンク部16には、レギュラーガソリン、プレミアムガソリン、軽油、及び灯油などの燃料油をそれぞれ貯蔵するN個(Nは2以上)の貯蔵タンク24と、各貯蔵タンク24に貯蔵された燃料油を給油機14まで送るための給油配管26と、各貯蔵タンク24に貯蔵された給油を給油配管に送るためのN個のポンプ28と、給油の流量を調整するためのN個のバルブ30と、各燃料油の流量を計測するためのN個の流量計32と、各貯蔵タンク24から送られてきた燃料油を混合するためのブレンダー34とが設けられている。
次に、燃料給油システム10の制御系について図2を用いて説明する。給油機14には、キーボード又はタッチパネルを備えた車種入力部40と、車輌20の燃料タンク口周辺に付され、車輌20の車種情報を示す識別情報としてのバーコードを読み取る車種読取部42と、ノズル22の収納位置に設けられ、ノズル22が収納位置に置かれていることを検知するためのノズル収納スイッチ44と、ノズル22によって給油された給油量を計測する給油量計46とが設けられている。
また、サーバ12は、N個のバルブ30、N個のポンプ28、N個の流量計32、及びブレンダー34に接続されており、サーバ12によって、各バルブ30及び、各ポンプ28、及びブレンダー34を制御し、流量計32から流量データを取り込むようになっている。また、サーバ12は、車種入力部40、車種読取部42、及びノズル収納スイッチ44に接続されており、車種入力部40、車種読取部42、ノズル収納スイッチ44、給油量計46から各種データや信号がサーバ12に送信されるようになっている。また、POSシステム18は、サーバ12に接続されており、サーバ12から所定のデータがPOSシステム18に送信されるようになっている。
また、サーバ12には、HDDが設けられており、HDDには、後述する燃料油種データベースが記憶されている。
なお、サーバ12及びPOSシステム18は、一般的なコンピュータの構成を備えていれば良く、サーバ12及びPOSシステム18の詳細な構成に関する説明については、省略する。
次に、本発明の実施の形態に係るサーバ12で実行される給油処理ルーチンについて図3を用いて説明する。
まず、ステップ100で、車種データが入力されたか否かを判定する。サービスステーションに来店した顧客の車輌20が、給油機14の前に停車され、サービスステーションの店員によって、車輌20の燃料タンク口にノズル22を差し込んだ際に、燃料タンク口周辺に付されたバーコードを車種読取部42によって読み取り、読み取ったバーコードに基づいて車種データを取得して、車種データが給油機14からサーバ12に送信され、車種データがサーバ12に入力されると、ステップ100からステップ102へ進む。なお、バーコードを車種読取部42によって読み取る以外に、店員が、直接顧客から車種を聞き、車種入力部40のキーボードあるいはタッチパネル等で車種データを入力し、車種データをサーバ12に送信するようにしてもよい。
そして、ステップ102では、HDDに記憶された燃料油種データベースから、ステップ100で入力された車種データに応じた燃料油種情報を読み込む。燃料油種データベースは、図4に示すように、車種情報、燃料油種、及び燃料油種の混合比率の項目から構成され、車種に対応する燃料油種が1種類の場合には、混合比率データは格納されていないため、車種データに応じた燃料油種情報として、車種データが示す車種情報に対応する燃料油種データ又は燃料油種データ及び混合比率データが読み込まれる。
なお、エンジンの型式が同じであればHCCI燃焼の要求する燃料性状を決定する圧縮比、エンジン制御システムなどは同一となるため、車種のエンジン型式を判別することにより、予め自動車メーカーから提供される型式別の燃料性状、混合する燃料油種、及び混合比率に基づいて、燃料油種データベースを予め生成しておく。
次のステップ104では、ステップ102で読み込んだ燃料油種情報に基づいて、燃料油種が複数種類であるか否かを判定し、燃料油種情報に複数の燃料油種データが含まれていた場合には、ステップ106へ移行する。なお、以下では、燃料油種が2種類である場合を例に説明する。
ステップ106では、燃料油種情報の混合比率データに基づいて、燃料油種毎の単位時間当たりの給油量F1、F2を算出する。例えば、予め定められた混合された燃料の単位時間当たりの給油量に混合比率を掛け合わせて、燃料油種毎の単位時間当たりの給油量F1、F2を算出する。なお、混合した燃料の単位時間当たりの給油量は、給油配管26の口径やブレンダー34の混合能力、ポンプ28が発生する油圧に基づいて、実験的又は統計的に予め定めておけばよい。
そして、ステップ108において、ブレンダー34の制御を開始して、ブレンダー34の稼動を開始させ、ステップ110で、燃料油種情報の複数の燃料油種データが示す複数の燃料油種に対応するポンプ28を選択し、選択されたポンプ28の制御を開始し、ポンプ28の稼動を開始させる。
次のステップ112では、複数の燃料油種データが示す複数の燃料油種に対応するバルブ30を選択し、ステップ106で算出された給油量F1、F2に基づいて、選択された複数のバルブ30の開度各々を演算する。例えば、バルブ30を全開にした場合の単位時間当たりの給油量と、算出された給油量F1又はF2とに基づいて、バルブ30の開度を演算する。そして、ステップ114で、ステップ112で演算されたバルブ開度の各々を、選択されたバルブ30の各々に対して設定して、バルブ30を開栓させ、貯蔵タンク24に貯蔵された燃料をポンプ28の油圧によって給油配管26を介して給油する。これにより、複数の燃料油種データが示す複数の燃料油が、給油配管26を介してブレンダー34に給油され、ブレンダー34によって、複数の燃料油が均一に混合され、更に給油配管26を介して、給油機14に給油され、ノズル22によって車輌20の燃料タンクに給油される。
そして、ステップ116で、複数の燃料油種データが示す複数の燃料油種に対応する流量計32から流量データf1、f2を取り込み、ステップ118で、流量データf1、f2が示す流量各々が、ステップ106で算出された給油量F1、F2に一致するように、対応するバルブ30の開度を制御する。
そして、ステップ120において、給油停止信号が入力されたか否かを判定し、給油停止信号が入力されない場合には、ステップ116へ戻り、ステップ116、118において、再び、流量データに基づいてバルブ30の開度をフィードバック制御するが、一方、給油が停止されて、ノズル22がノズル収納位置に戻され、ノズル収納スイッチ44がオンされ、給油機14から給油停止信号がサーバ12に送信されると、ステップ120からステップ122へ進む。
なお、予め顧客が要求した量まで給油して給油停止してもよいし、顧客が予め給油機14に給油量を入力して、入力された給油量になったときに自動的に給油停止するようにしてもよい。あるいは、サービスステーションの店員が、顧客から必要量を聴取の上、給油機14に入力し、入力された給油量になったときに自動的に給油停止するようにしてもよいし、顧客の車輌20の燃料タンクが満タンになったときに、自動的に給油を停止するようにしても良い。
ステップ122では、ポンプ28の稼動を停止するように制御すると共に、バルブ30を閉止するように制御して、燃料油の給油を停止し、ステップ124で、ブレンダー34の稼動を停止するように制御する。
次のステップ126で、給油機14の給油量計46から燃料給油量データを取り込み、ステップ128で、POSシステム18に対して、ステップ126で取り込まれた燃料給油量データ、複数の燃料油種データ、及び複数の混合比率データを送信し、販売金額を演算させ、給油処理ルーチンを終了する。POSシステム18では、燃料給油量データと複数の混合比率データとに基づいて、複数の燃料油種データが示す複数の燃料油種毎に、燃料供給量を算出し、予め定められた燃料油種毎の単価を掛け合わせて、販売金額を演算する。
そして、販売金額を基に、サービスステーションの店員が、顧客に対して販売金額に基づく料金を請求してもよいし、顧客のクレジットカード、デビッドカード等を用いて決済してもよい。
更に、給油機14に、顧客が予めクレジットカード、デビッドカード等を挿入し、決済方法を決定した上で、給油終了後、POSシステム18から販売金額を取り込み、給油機14で決済を行うようにしてもよい。
一方、上記のステップ104において、読み込まれた燃料油種情報に含まれる燃料油種データが1つであり、燃料油種が1種類であると判定されると、ステップ130で、燃料油種データが示す燃料油種に対応するポンプ28の稼動を開始するように制御して、ポンプ28によって油圧を発生させ、ステップ132で、燃料油種に対応するバルブ30を開栓させるように制御し、貯蔵タンク24に貯蔵された燃料油をポンプ28の油圧によって給油配管26を介して給油機14に給油させ、ノズル22によって車輌20の燃料タンクに給油される。
そして、ステップ120において、給油停止信号が入力されたか否かを判定し、給油が停止され、ノズル22がノズル収納位置に戻され、ノズル収納スイッチ44がオンされ、給油停止信号がサーバ12に送信されると、ステップ120からステップ134へ進む。
ステップ134では、燃料油種データが示す燃料油種に対応するポンプ28の稼動を停止するように制御すると共に、燃料油種データが示す燃料油種に対応するバルブ30を閉止するように制御して、燃料油の給油を停止する。
そして、ステップ126で、給油機14の給油量計46から燃料給油量データを取り込み、ステップ136で、POSシステム18に対して、ステップ126で取り込まれた燃料給油量データ及び燃料油種データを送信し、販売金額を演算させ、給油処理ルーチンを終了する。POSシステム18では、燃料給油量に、燃料油種データが示す燃料油種の単価を掛け合わせて、販売金額を演算する。
以上、説明したように本発明の実施の形態に係る燃料給油システムによれば、車輌に給油する複数燃料の混合比率に基づいて、燃料油種毎に、バルブを制御して、単位時間当たりの給油量を制御することにより、サービスステーションで既存の燃料を任意に混合して、車輌に対して給油することができるため、新規エンジン用の混合燃料を給油するときに、燃料タンクを増設することなく、既存のガソリン車、ディーゼル車に加え、新規エンジン搭載車輌へ給油することができる。
また、複数種類の燃料油種各々について、混合比率に基づく単位時間当たりの給油量に相当する燃料を給油させるようにバルブ開度を制御して、正確な比率で複数種類の燃料を混合することができる。
また、車輌に付されたバーコードを読み取って、車種データを入力するようにすることにより、車輌の車種データを入力する手間を減少させることができる。
また、混合比率を考慮して販売金額を算出するため、正確に販売金額を算出することができ、また、決済を容易にすることができる。
なお、上記の実施の形態では、車種読取部は、車輌の燃料タンク口周辺に付されたバーコードを読み取る場合を例に説明したが、車輌に付されたICキーボルダーに設定された車輌情報を読み取るようにしてもよい。この場合には、車種読取部がICリーダーで構成されるようにすればよい。
また、油圧配管の途中に設けられたブレンダーで複数種類の燃料油を混合する場合を例に説明したが、給油機にブレンダーを設け、ノズルの直前で燃料油を混合して給油するようにしてもよい。また、給油時にノズルからの混合噴流によって混合してもよい。
また、車種データをサーバに入力する場合を例に説明したが、1種類の燃料油種又は混合燃料油種を示すデータを入力するようにしてもよい。この場合には、燃料油種データベースを、1種類の燃料油種又は混合燃料油種、燃料油種、及び混合比率の項目から構成し、入力された1種類の燃料油種又は混合燃料油種を示すデータに対応する燃料油種データや混合比率データを読み込むようにすればよい。また、車輌の燃料タンク口周辺に付されたバーコードは、1種類の燃料油種又は混合燃料油種を示すようにすればよい。また、1種類の燃料油種又は混合燃料油種と車種情報との両方を入力するようにし、車種情報と燃料油種とが正しく対応しているか否かを確認するようにしてもよい。
また、燃料油種が異なる燃料油を混合する場合を例に説明したが、顧客の要望によってレギュラーガソリンとプレミアムガソリンとを混合して給油するようにしてもよい。また、90を超えるオクタン価を要求する車輌が市場投入され、レギュラーガソリンの高オクタン価などが過渡的に進行した場合に、オクタン価が90の現状のレギュラーガソリンとオクタン価が100のプレミアムガソリンとの2グレードを分けて貯蔵するサービスステーションにおいて、90を超えるオクタン価を要求する車輌に対して、これらのガソリンを混合して給油するようにしてもよい。さらに、ガソリンを90、90を超え100未満、100(プレミアム)の3グレードに分けて貯蔵するサービスステーションにおいて、これらのガソリンを混合して給油するようにしてもよい。
また、軽油は、地域・季節対応のため灯油留分のブレンドによりその低温流動性を調整して生産しているため、軽油と灯油(クマリン抜き)との末端混合を行うようにしてもよい。
また、燃料油のみを混合する場合について説明したが、含酸素化合物などの燃料基材を燃料油に混合するようにしてもよい。この場合、含酸素化合物(エタノールなど)を混合したガソリンにおいて、予めエタノールを混合させると大気中の水蒸気が取り込まれる可能性があることから、エタノールを混合させる場合はその場で混合させることが望ましく、含酸素化合物をガソリンなどの燃料油に混合させて給油するようにすればよい。なお、燃料基材としては、メタノール、エタノール、ジメチルエーテル、メチルターシャリーブチルエーテル、エチルターシャリーブチルエーテル、メチルターシャリーアミルエーテル、脂肪酸メチルエステル、脂肪酸エチルエステル、GTL(Gas to Liquid)、及びBTL(Biomass to Liquid)などがある。これにより、更に多くの燃料性状の要求に対応することができる。
本発明の実施の形態に係る燃料給油システムの構成を示す概略図である。 本発明の実施の形態に係る燃料給油システムの制御系の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係るサーバにおける給油処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る燃料油種データベースの内容を示す表である。
符号の説明
10 燃料給油システム
12 サーバ
14 給油機
16 燃料タンク部
18 POSシステム
20 車輌
22 ノズル
24 貯蔵タンク
26 給油配管
28 ポンプ
30 バルブ
32 流量計
34 ブレンダー
40 車種入力部
42 車種読取部
44 ノズル収納スイッチ
46 給油量計
F1、F2 給油量
f1、f2 流量データ

Claims (8)

  1. 車輌の種類を示す車種情報に対応させて、前記車輌に給油する燃料の種類、及び複数種類の燃料を混合して給油する車輌に対する燃料の混合比率を記憶した記憶手段と、
    給油対象の車輌の車種情報及び前記記憶手段に記憶された記憶内容に基づいて、前記給油対象の車輌の燃料の種類又は前記燃料の種類及び前記燃料の混合比率を取得する取得手段と、
    複数種類の燃料を混合して給油する場合に、前記取得手段で取得された前記燃料の種類及び前記燃料の混合比率に基づいて、前記給油対象の車輌に給油する複数種類の燃料各々の給油量を制御する制御手段と、
    を含む燃料給油装置。
  2. 前記制御手段を、前記燃料の混合比率に基づいて、複数種類の燃料各々の単位時間当たりの給油量を演算する演算手段と、給油停止信号が入力されるまで、複数の燃料各々について単位時間当たりの給油量に相当する燃料を給油させる給油制御手段と、を含んで構成した請求項1記載の燃料給油装置。
  3. 前記給油対象の車輌に付された前記車種情報を示す識別情報を読み取って、前記給油対象の車輌の車種情報を取得する読取手段を更に含む請求項1又は2記載の燃料給油装置。
  4. 前記車輌に給油する燃料は、ガソリン、軽油、及び灯油の少なくとも一つである請求項1〜請求項3の何れか1項記載の燃料給油装置。
  5. 前記車輌に給油する燃料には、燃料基材が含まれる請求項1〜請求項4の何れか1項記載の燃料給油装置。
  6. 前記燃料基材は、メタノール、エタノール、ジメチルエーテル、メチルターシャリーブチルエーテル、エチルターシャリーブチルエーテル、メチルターシャリーアミルエーテル、脂肪酸メチルエステル、脂肪酸エチルエステル、GTL(Gas to Liquid)、及びBTL(Biomass to Liquid)の少なくとも一つを含む請求項5記載の燃料給油装置。
  7. 前記燃料の給油量又は前記給油量及び前記燃料の混合比率に基づいて、販売金額を算出する販売金額算出手段を更に含む請求項1〜請求項6の何れか1項記載の燃料給油装置。
  8. コンピュータを、
    車輌の種類を示す車種情報に対応させて、前記車輌に給油する燃料の種類、及び複数種類の燃料を混合して給油する車輌に対する燃料の混合比率を記憶した記憶手段、
    給油対象の車輌の車種情報及び前記記憶手段に記憶された記憶内容に基づいて、前記給油対象の車輌の燃料の種類又は前記燃料の種類及び前記燃料の混合比率を取得する取得手段、及び
    複数種類の燃料を混合して給油する場合に、前記取得手段で取得された前記燃料の種類及び前記燃料の混合比率に基づいて、前記給油対象の車輌に給油する複数種類の燃料各々の給油量を制御する制御手段
    として機能させるための燃料給油プログラム。
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