JP2002347720A - 熱収縮性フィルムおよび包装方法 - Google Patents

熱収縮性フィルムおよび包装方法

Info

Publication number
JP2002347720A
JP2002347720A JP2001159552A JP2001159552A JP2002347720A JP 2002347720 A JP2002347720 A JP 2002347720A JP 2001159552 A JP2001159552 A JP 2001159552A JP 2001159552 A JP2001159552 A JP 2001159552A JP 2002347720 A JP2002347720 A JP 2002347720A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
shrinkable film
rear end
packaged
packaging method
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001159552A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4837185B2 (ja
Inventor
Kenji Yabe
健次 矢部
Shuichi Kinoshita
周一 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CI Kasei Co Ltd
Original Assignee
CI Kasei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CI Kasei Co Ltd filed Critical CI Kasei Co Ltd
Priority to JP2001159552A priority Critical patent/JP4837185B2/ja
Publication of JP2002347720A publication Critical patent/JP2002347720A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4837185B2 publication Critical patent/JP4837185B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Packages (AREA)
  • Wrappers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 包装物の先端部に、商品名等の印刷文字を
配置することを可能にした熱収縮性フィルムおよび包装
方法を提供する。 【解決手段】 第一の方向の熱収縮率が40〜80%、
第二の方向の熱収縮率が20〜40%の熱収縮性フィル
ムを用いて、その第一の方向に沿って屈曲させて、該第
一の方向に直交する第二の方向が、被包装物の後端側に
向けて沿うように被包装物の先端側から被せ、熱収縮性
フィルムの側方部どうしを接合した後、全体を加熱して
熱収縮性フィルムを熱収縮する包装方法である。前記包
装方法によって、外観が改善されるだけでなく、被包装
物の先端部に、熱収縮性フィルムに施された印刷の文字
(商品名)等が配置でき、商品価値を向上させることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱収縮性フィルム
および該熱収縮性フィルムを用いた包装方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】容器に熱収縮性フィルムを装着させて包
装することは、以前より広く行われている。容器を包装
することによって、容器が汚れるのを防いだり、容器が
開封されていないことを保証するだけでなく、文字等を
印刷した熱収縮性フィルムを用いた場合は、ラベルとし
て利用でき商品価値を増すことができる。従来の熱収縮
性フィルムの容器への包装方法は、筒状にした熱収縮性
フィルムの一方の開口端から容器を挿入し、筒状熱収縮
性フィルムと容器の位置がずれないように、容器を寝か
せた状態で熱収縮、搬送を行っていた。更に特開平8−
151020号公報では、容器を直立状態にして、筒状
にした熱収縮性フィルムを熱収縮させる包装方法を示し
ている。この方法は、直立状態の容器に、先端部を円弧
状に熱シール(以下、Rシールという)した筒状熱収縮
性フィルム(以下、R製袋フィルムという)を装着さ
せ、熱収縮するため、次工程以後の自動化が容易とされ
ている。また、これらの包装方法に使用される熱収縮性
フィルムは、その横方向の熱収縮率が、縦方向の熱収縮
率より大きいことを特徴としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記熱
収縮性フィルムを用いた包装方法は、包装物の先端部に
Rシール部がくるため、先端部に位置する筒状熱収縮性
フィルムには、文字等の印刷をすることができないだけ
でなく、外観も好ましくない。
【0004】本発明は、前記課題を解決するためになさ
れたもので、包装物の先端部の外観が良好で、またその
先端部に、商品名等の印刷文字を配置することを可能に
した熱収縮性フィルムおよび包装方法を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の包装方法は、熱
収縮性フィルムをその第一の方向に沿って屈曲させて、
第一の方向に直交する第二の方向が、被包装物の後端側
に向けて沿うように被包装物の先端側から被せ、熱収縮
性フィルムの側方部どうしを接合した後、全体を加熱し
て熱収縮性フィルムを熱収縮させる包装方法であって、
熱収縮性フィルムの第一の方向の熱収縮率が40〜80
%、第二の方向の熱収縮率が20〜40%であることを
特徴とする。この際、屈曲させた熱収縮性フィルムの第
二の方向の長さが、被包装物の先端部から後端部までの
距離より長くなるように熱収縮性フィルムを被せ、熱収
縮性フィルムの側方部どうしを接合し、被包装物の後端
側の被包装物に接していない部分(以下、余剰部分とい
う)の熱収縮性フィルムどうしを接合するか、もしくは
部分加熱して被包装物の後端部に沿うようにした後に、
全体を加熱することが望ましい。上記の包装方法におい
て、被包装物は直立状態、または寝かせた状態で熱収縮
性フィルムを包装、加熱収縮、搬送することができる。
また、上記包装方法に使用される熱収縮性フィルムは、
第一の方向の熱収縮率が40〜80%、第二の方向の熱
収縮率が20〜40%である熱収縮性フィルムが好適で
ある。上記熱収縮性フィルムの材質は、ポリエステル系
樹脂が好ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の包装方法は、熱収縮性フ
ィルムをその第一の方向に沿って屈曲させて、第一の方
向に直交する第二の方向が、被包装物の後端側に向けて
沿うように被包装物の先端側から被せ、熱収縮性フィル
ムの側方部どうしを接合した後、全体を加熱して熱収縮
性フィルムを熱収縮する。以下、本発明を図1〜5を参
照して詳しく説明する。まず図2に示すように、直立状
態の被包装物1に対して、熱収縮性フィルム10の第一
の方向Xと被包装物1の長径方向とを一致するようにす
る。第一の方向Xに沿って熱収縮性フィルム10を屈曲
させて、第一の方向Xに直交する第二の方向Yが被包装
物1の後端側に向けて沿うように、すなわち熱収縮性フ
ィルム10の第二の方向Yが垂下するように、被包装物
1の先端側から熱収縮性フィルム10を被せる。この際
に使用する熱収縮性フィルム10としては、図1に示す
ように、商品名等の印刷文字が熱収縮性フィルム10の
第一の方向Xに平行に配置するように、中央部に帯状に
印刷されているものを適用できる。そして、熱収縮性フ
ィルム10の商品名等の印刷部分11は、被包装物1の
先端部2に位置するようにし、第二の方向Yに垂下して
いる熱収縮性フィルム10は、被包装物1の後端部3を
包装するための余剰部分13を設けるため、被包装物1
の高さより長く設定する。
【0007】次に図3に示すように、被包装物1に被せ
た熱収縮性フィルム10の側方部どうしを溶断シール等
により接合と共に個々に分ける。また、被包装物1の後
端部3よりも下方に垂下した余剰部分13は、側方部ど
うしの接合と同様の手段で、熱収縮性フィルム10どう
しを接合するか、もしくは部分加熱して被包装物1の後
端部3に沿うように熱収縮させても良い。
【0008】上記までの手順で熱収縮性フィルム10を
装着した被包装物1は、図4に示したとおりである(図
4の余剰部分13は、部分加熱したものを示す)。この
熱収縮性フィルム10を装着した被包装物1は、加熱炉
に搬送され、個体全体が熱収縮を受ける。熱収縮性フィ
ルム10全体が熱収縮されると、被包装物1は熱収縮性
フィルム10により密着包装され、図5に示したような
被包装物1の先端部2に、熱収縮性フィルム10の印刷
文字が配置されるようになる。
【0009】寝かせた状態の被包装物1における包装
は、上述した直立状態の包装方法と同様に行うことがで
きる。即ち、上記直立状態における包装方法と同様に、
図1に示すような、商品名等の印刷文字が第一の方向X
に平行に配置するように、中央部に帯状に印刷されてい
る熱収縮性フィルム10を適用して、第一の方向Xに沿
って熱収縮性フィルム10を屈曲させて、第一の方向X
に直交する第二の方向Yが被包装物1の後端側に向けて
沿うように、寝かせた状態の被包装物1の先端側から熱
収縮性フィルム10を被せる。この際、熱収縮性フィル
ム10の商品名等の印刷部分11は、被包装物1の先端
部2に位置するようにし、第二の方向Yに沿っている熱
収縮性フィルム10は、余剰部分13を設けるために、
被包装物1の先端部2から後端部3までの距離より長く
設定する。
【0010】次に、被包装物1に被せた熱収縮性フィル
ム10の側方部どうしを溶断シール等により接合と共に
個々に分ける。被包装物1の後端側に設けた余剰部分1
3は、側方部どうしの接合と同様の手段で、熱収縮性フ
ィルム10どうしを接合するか、もしくは部分加熱して
被包装物1の後端部3に沿うように熱収縮させた後、加
熱炉に搬送され個体全体が熱収縮を受けて、包装物が得
られる。このように寝かせた状態で包装した包装物も、
直立状態で包装した包装物同様に、図5に示したような
被包装物1の先端部2に熱収縮性フィルム10の印刷文
字が配置される。
【0011】以上説明したように、本発明の包装方法
は、被包装物1が直立状態、寝かせた状態の両方に適用
することができる。なお、寝かせた状態で熱収縮性フィ
ルム10を包装する場合は、熱収縮後の寝かせた包装物
下側の外観が劣り易いものの、直立状態で熱収縮性フィ
ルム10を包装する場合は、寝かせた状態で熱収縮した
後に生じる見栄えの悪さが改善され、次工程以後の自動
化も容易になる。他方、寝かせた状態で包装すれば、設
備コスト等を削減できる。
【0012】本発明の包装方法に使用される熱収縮性フ
ィルム10は、ジカルボン酸成分とジオール成分とを縮
重合して得られるポリエステル系樹脂が好ましい。ジカ
ルボン酸成分としては、テレフタル酸、イソフタル酸、
フタル酸、ナフタレンジカルボン酸等の芳香族ジカルボ
ン酸、アジピン酸、セバシン酸、シクロヘキサンジカル
ボン酸等の脂肪族ジカルボン酸等が挙げられ、特にテレ
フタル酸が好適である。ジオール成分としては、1、4
−シクロヘキサンジメタノール、ジエチレングリコー
ル、ネオペンチルグリコール、1、4−ブタンジオー
ル、1、6−ヘキサンジオール等が挙げられ、特にエチ
レングリコールが好適である。上記ジカルボン酸成分と
ジオール成分とを縮重合したポリエステル系樹脂の具体
例としては、1、4−シクロヘキサンジメタノールを1
0モル%〜40モル%共重合したポリエチレンテレフタ
レート、イソフタル酸を0モル%〜25モル%共重合し
たポリエチレンテレフタレートなどの汎用ポリエステル
がある。これらのポリエステル系樹脂は、単独または2
種以上を混合して使用できる。また、ポリエステル系樹
脂に、必要に応じて、耐ブロッキング剤、滑剤、帯電防
止剤等の添加剤を含有させてもよい。
【0013】前記ポリエステル系樹脂を溶融押出して、
キャストフィルムとし、ロール式延伸機で第一の方向X
に3.0倍〜6.0倍に延伸する。このときの温度条件
は、下限がポリエステルのガラス転移温度(以下、Tg
と示す)より3℃高い温度、すなわち(Tg+3℃)で
あり、上限が(Tg+30℃)であることが好ましい。
更に好ましくは、(Tg+5℃)〜(Tg+20℃)の
範囲である。(Tg+3℃)未満の場合、熱収縮性フィ
ルム10が裂けたり、透明性が悪くなる。また、第一の
方向Xの熱収縮率が80%を超えてしまうため好ましく
ない。(Tg+30℃)より高い場合、熱収縮性フィル
ム10が延伸ロールに粘着したり、第一の方向Xの熱収
縮率が40%未満となるので好ましくない。第一の方向
Xに延伸後、直ちにTg以下に急冷した後、(Tg+5
℃)〜(Tg+40℃)の温度条件下で、テンター式延
伸機により第二の方向Yに1.1倍〜3.0倍に延伸す
ることが好ましい。更に好ましくは、(Tg+5℃)〜
(Tg+25℃)の範囲である。(Tg+5℃)未満の
場合、延伸時に、熱収縮性フィルム10が裂けたり、透
明性が悪くなるため好ましくない。(Tg+40℃)よ
り高い場合、第一の方向Xの熱収縮率が低くなると共
に、第二の方向Yの熱収縮率も20%未満となるため好
ましくない。第二の方向Yに延伸後、熱処理して、熱収
縮性フィルム10を巻き取る。
【0014】前述した方法で得た熱収縮性フィルム10
において、熱水中100℃、30秒で測定した熱収縮率
が、第一の方向X40%〜80%、第二の方向Y20%
〜40%であることが望ましく、第一の方向X50%〜
70%、第二の方向Y25%〜35%は、更に望まし
い。これは、第一の方向Xの熱収縮率が40%未満の場
合、先端部2の収縮が不十分で、外観が美しくない。8
0%より高くなると、熱収縮率が高くなりすぎて、先端
部2の印刷が歪んだり、被包装物1の鋭角部分や後端部
3の接地する部分が破れやすくなり好ましくない。ま
た、第二の方向Yの収縮率が20%未満の場合、熱収縮
性フィルム10の第二の方向Yに相当する面および後端
部3の熱収縮が不十分のため、被包装物1との密着性が
弱くなったり、シワが生じ、外観が好ましくない。40
%より高くなると、被包装物1の鋭角部分や後端部3の
接地する部分が破れやすくなり好ましくない。ここで熱
収縮率とは、フィルムを第一の方向X、または第二の方
向Yに長さ100mm×巾10mmの短冊状に切り、1
00℃の湯浴に30秒浸して収縮させ、以下の数式で求
められる。
【0015】
【数1】
【0016】熱収縮性フィルム10の特性について、ヘ
ーズは10%未満であることが望ましく、8%未満は更
に望ましい。ヘーズが10%より高くなると、透明性が
悪く、印刷した文字や図柄の見栄えが悪くなるため好ま
しくない。また、熱収縮性フィルム10の厚さは、20
μm〜80μmであることが望ましく、25μm〜60
μmは更に望ましい。厚さが20μm未満の場合、印刷
等の加工を行う時に破れやすく、80μmを超えると、
収縮応力の絶対値が大きくなり被包装物1が変形した
り、経済的にも好ましくない。
【0017】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。 (a)シクロヘキサンジメタノールを30モル%共重合
したポリエチレンテレフタレート共重合体、(b)イソ
フタル酸を5モル%、ジエチレングリコールを1.5モ
ル%共重合したポリエチレンテレフタレート共重合体を
(a):(b)=7:3でブレンドした。その混合物
(Tg79℃)を2軸押出機に供給し、280℃で溶融
し、ベント孔から脱水しながらTダイから押出し、25
℃でキャストして、厚さ160μm〜530μmのシー
トを得た。このシートをロール式延伸機に送り、表1に
示す条件で第一の方向X(縦方向)の延伸を行い、直ち
に70℃に急冷し、テンターで第二の方向Y(横方向)
に延伸した後、熱固定して、厚さ35μmの熱収縮性フ
ィルム10を巻き取った。
【0018】
【表1】
【0019】上記方法で得た熱収縮性フィルム10を用
いて、本発明の包装方法を施した。熱収縮性フィルム1
0の片面の中央に帯状に商品名を印刷し、所定の巾に切
断した。包装する被包装物1として、底断面が長径50
mm×短径30mmの楕円形で、高さが120mmで、
先端部2が25Rのプラスチック製化粧品容器を使用し
た。図2に示したように、被包装物1の長径方向が熱収
縮性フィルム10の第一の方向X(縦方向)と一致する
ようにし、第一の方向X(縦方向)に沿って屈曲させ
て、印刷を施した熱収縮性フィルム10を被包装物1の
先端側から2つ折りになるように被せた。また、熱収縮
性フィルム10に印刷された商品名の文字が、被包装物
1の先端部2に位置するようにした。熱収縮性フィルム
10を被包装物1に被せた後、熱収縮性フィルム10の
側方部どうしを接合し、被包装物1の後端側の余剰部分
13を加熱して、被包装物1の後端部3に沿うように熱
収縮した後、個体全体を加熱炉にて加熱収縮し、包装物
を得た。
【0020】評価方法 実施例で得た包装物の仕上がり状態を次の基準で評価し
た。 ○:先端部2の文字のずれがなく、接合部12および後
端部3の収縮も含め仕上がり良好。 △:先端部2近傍の接合部12が肉厚突起状となり、外
観がやや劣る。 ×:先端部2の文字のずれ、接合部12、後端部3等の
仕上がりや強度に問題がある。
【0021】本発明の実施例1〜3の包装物の仕上がり
は良好で、接合部12の強度も十分だった。一方、第一
の方向X(縦方向)の熱収縮率が高すぎ、第二の方向Y
(横方向)の熱収縮率は低すぎる比較例1の包装物は、
先端部2の文字の歪み、接合部12の強度が弱く、熱収
縮性フィルム10が破れやすかった。また、後端部3
は、熱収縮性フィルム10との密着性が部分的に不十分
だった。比較例2は、熱収縮率が第一の方向X(縦方
向)で低すぎ、第二の方向Y(横方向)で高すぎたた
め、その包装物は、先端部2の文字が歪み、後端部3の
密着性が部分的に不十分で、実施例1〜3の包装物と比
べ不満足なものだった。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の包装方法
は、外観が改善されるだけでなく、被包装物の先端部
に、熱収縮性フィルムに施された印刷の文字(商品名)
等が配置できるため、商品価値を向上させることがで
き、商業上有益なものである。また本発明の包装方法
は、包装、加熱収縮等の工程において、被包装物が直立
状態、寝かせた状態の両方に適用することができる。本
発明の包装方法に使用した熱収縮性フィルムは、収縮性
と強度のバランスが良く、本発明の包装方法に好適なも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 印刷文字を施した熱収縮性フィルムを示す。
【図2】 熱収縮性フィルムと被包装物との位置関係を
示す斜視図である。
【図3】 溶断シールの位置を示す斜視図である。
【図4】 溶断シール後の個体を示す正面図である。
【図5】 包装物完成品を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 被包装物 2 先端部 3 後端部 10 熱収縮性フィルム 11 印刷部分 12 接合部 13 余剰部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E067 AA22 AC01 BA18A BB14A CA01 EA06 FA01 FB01 FC02 3E086 AB01 AD13 BA15 BB67

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱収縮性フィルムをその第一の方向に沿
    って屈曲させて、該第一の方向に直交する第二の方向
    が、被包装物の後端側に向けて沿うように被包装物の先
    端側から被せ、熱収縮性フィルムの側方部どうしを接合
    した後、全体を加熱して熱収縮性フィルムを熱収縮する
    包装方法であって、該熱収縮性フィルムの第一の方向の
    熱収縮率が40〜80%、第二の方向の熱収縮率が20
    〜40%であることを特徴とする包装方法。
  2. 【請求項2】 屈曲させた熱収縮性フィルムの第二の方
    向の長さが、被包装物の先端部から後端部までの距離よ
    り長くなるように熱収縮性フィルムを被せ、熱収縮性フ
    ィルムの側方部どうしを接合し、被包装物の後端側の被
    包装物に接していない部分の熱収縮性フィルムどうしを
    接合した後に、全体を加熱することを特徴とする請求項
    1記載の包装方法。
  3. 【請求項3】 屈曲させた熱収縮性フィルムの第二の方
    向の長さが、被包装物の先端部から後端部までの距離よ
    り長くなるように熱収縮性フィルムを被せ、熱収縮性フ
    ィルムの側方部どうしを接合し、被包装物の後端側の被
    包装物に接していない部分の熱収縮性フィルムを加熱し
    て、被包装物の後端部に沿うようにした後に、全体を加
    熱することを特徴とする請求項1記載の包装方法。
  4. 【請求項4】 被包装物を直立状態で熱収縮性フィルム
    を包装、加熱収縮、搬送することを特徴とする請求項1
    〜3のいずれかに記載の包装方法。
  5. 【請求項5】 被包装物を寝かせた状態で熱収縮性フィ
    ルムを包装、加熱収縮、搬送することを特徴とする請求
    項1〜3のいずれかに記載の包装方法。
  6. 【請求項6】 熱収縮性フィルムをその第一の方向に沿
    って屈曲させて、該第一の方向に直交する第二の方向
    が、被包装物の後端側に向けて沿うように被包装物の先
    端側から被せ、熱収縮性フィルムの側方部どうしを接合
    した後、全体を加熱して熱収縮性フィルムを熱収縮する
    包装方法に使用される熱収縮性フィルムであって、第一
    の方向の熱収縮率が40〜80%、第二の方向の熱収縮
    率が20〜40%であることを特徴とする熱収縮性フィ
    ルム。
  7. 【請求項7】 材質がポリエステル系樹脂であることを
    特徴とする請求項6記載の熱収縮性フィルム。
JP2001159552A 2001-05-28 2001-05-28 熱収縮性フィルムおよび包装方法 Expired - Lifetime JP4837185B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001159552A JP4837185B2 (ja) 2001-05-28 2001-05-28 熱収縮性フィルムおよび包装方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001159552A JP4837185B2 (ja) 2001-05-28 2001-05-28 熱収縮性フィルムおよび包装方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002347720A true JP2002347720A (ja) 2002-12-04
JP4837185B2 JP4837185B2 (ja) 2011-12-14

Family

ID=19003110

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001159552A Expired - Lifetime JP4837185B2 (ja) 2001-05-28 2001-05-28 熱収縮性フィルムおよび包装方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4837185B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49127789A (ja) * 1973-04-14 1974-12-06
JPH02155630A (ja) * 1988-12-07 1990-06-14 Diafoil Co Ltd ポリエステル系収縮フィルム
JPH04164929A (ja) * 1990-10-27 1992-06-10 Kanebo Ltd ポリエステル系シュリンクフィルム
JPH08151020A (ja) * 1994-11-25 1996-06-11 Sumitomo Bakelite Co Ltd 包装体の製造方法
JP2000177717A (ja) * 1998-12-17 2000-06-27 Bakelite Shoji Co Ltd 開口部つきシュリンク包装体及びその製造方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49127789A (ja) * 1973-04-14 1974-12-06
JPH02155630A (ja) * 1988-12-07 1990-06-14 Diafoil Co Ltd ポリエステル系収縮フィルム
JPH04164929A (ja) * 1990-10-27 1992-06-10 Kanebo Ltd ポリエステル系シュリンクフィルム
JPH08151020A (ja) * 1994-11-25 1996-06-11 Sumitomo Bakelite Co Ltd 包装体の製造方法
JP2000177717A (ja) * 1998-12-17 2000-06-27 Bakelite Shoji Co Ltd 開口部つきシュリンク包装体及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4837185B2 (ja) 2011-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5151015B2 (ja) 熱収縮性ポリエステル系フィルム及びラベルとその製造方法
JP3642229B2 (ja) 熱収縮性ポリエステル系フィルム
EP1359184A1 (en) Heat shrinkable polyester film
JP2007016120A (ja) 熱収縮性ポリエステル系フィルム及びラベルとその製造方法
WO2003091004A1 (fr) Film polyester thermoretractable
JP2000169602A (ja) 熱収縮性ポリエステル系フィルム
WO2008018528A1 (fr) Emballage
KR100817390B1 (ko) 적층 열수축성 필름 및 병용 라벨
JP4535553B2 (ja) 熱収縮性ポリエステルフィルム
JP2000135737A (ja) 熱収縮性ポリエステル系フィルム
JP2002011790A (ja) 熱収縮性熱可塑性樹脂系フィルム
JP2932596B2 (ja) 熱収縮性ポリエステルフイルム
JP2002347720A (ja) 熱収縮性フィルムおよび包装方法
JP2004142126A (ja) 熱収縮性ポリエステルフィルム
JP3278058B2 (ja) 熱収縮性ポリエステル系フィルム
JP4501043B2 (ja) 熱収縮性ポリエステル系フィルム
JP2802225B2 (ja) ストレッチラベル用フィルム
JP4911871B2 (ja) 熱収縮性ポリエステル系フィルムの製造方法
JP2002103545A (ja) 熱収縮性ポリエステル系フィルム
JPH0753416B2 (ja) 熱収縮性ラベル
JP2002067210A (ja) 積層熱収縮性フィルム及びボトル用ラベル
JP2003071926A (ja) 熱収縮性ポリエステル系フィルムの製造方法
JP2000254968A (ja) 熱収縮性ポリエステル系フィルム
JPH11115133A (ja) ポリエステル製熱収縮ラベル
JP2669026B2 (ja) ポリエステル系樹脂積層フィルム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080516

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100708

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100713

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100928

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110517

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110617

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20110719

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110920

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110928

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141007

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4837185

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term