JP2002346144A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP2002346144A
JP2002346144A JP2001157749A JP2001157749A JP2002346144A JP 2002346144 A JP2002346144 A JP 2002346144A JP 2001157749 A JP2001157749 A JP 2001157749A JP 2001157749 A JP2001157749 A JP 2001157749A JP 2002346144 A JP2002346144 A JP 2002346144A
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Shigeki Yamamori
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Abstract

(57)【要約】 【課題】上流側から下流側にかけて次第に幅狭になる遊
技球通路内での球詰まりが発生しない実用的なパチンコ
機を提供する。 【解決手段】パチンコ機は、遊技球タンク1の通路樋3
に、上流側から下流側にかけて次第に幅狭になる遊技球
通路32,32が設けられている。そして、各遊技球通
路32,32の上流側に、扁平な円柱状の第一球均し部
材18,18が、周状部分を遊技球通路32,32に向
けた状態で、遊技球通路32,32に沿った鉛直面内
で、任意の方向に揺動自在に吊設されているとともに、
その第一球均し部材18,18と隣接した下流側に、長
尺状の第二球均し部材19,19が、下端を下流側に位
置させるように遊技球通路32,32に沿って傾斜状に
吊設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のパチンコ機は、ホールから供給さ
れた遊技球を一時的に貯留して入賞に応じて払い出すた
めに、上流側から下流側にかけて次第に幅狭になるよう
に設けられた遊技球通路を有している。また、かかる遊
技球通路には、球詰まり(遊技球の凝集)を防止するた
めに、球均し部材が設置されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のパチンコ機は、球均し部材が設けられているにも拘
わらず、その球均し部材が効果的に作用せず、遊技球通
路内で球詰まりが発生してしまうことがある。
【0004】本発明の目的は、上記従来のパチンコ機が
有する問題点を解消し、上流側から下流側にかけて次第
に幅狭になる遊技球通路内での球詰まりが発生しない実
用的なパチンコ機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる本発明の構成のう
ち、請求項1に記載された発明の構成は、上流側から下
流側にかけて次第に幅狭になる遊技球通路を有するパチ
ンコ機であって、前記遊技球通路に沿って、複数の球均
し部材が連続的に吊設されていることにある。請求項2
に記載された発明の構成は、請求項1に記載された発明
において、遊技球通路の上流側に、扁平な円柱状の第一
球均し部材が、周状部分を遊技球通路に向けた状態で、
任意の方向に揺動自在に吊設されているとともに、その
第一球均し部材と隣接した下流側に、長尺状の第二球均
し部材が、下端を下流側に位置させるように遊技球通路
に沿って傾斜状に吊設されていることにある。請求項3
に記載された発明の構成は、請求項1、または請求項2
に記載された発明において、第一球均し部材の外周に沿
って、略円弧状の断面を有する凹状溝が設けられている
ことにある。請求項4に記載された発明の構成は、請求
項2、または請求項3に記載された発明において、第二
球均し部材に、上向き凸状のくびれが設けられているこ
とにある。請求項5に記載された発明の構成は、請求項
2〜4のいずれかに記載された発明において、第二球均
し部材が、規制部材によって、下端を遊技球通路の床板
から遊技球の直径と同じ長さだけ隔てた位置より上方に
保持させたものであることにある。なお、複数の球均し
部材を連続的に設けるとは、上流側の球均し部材による
遊技球の凝集の解消作用が及ぶ下流側の範囲内に別の球
均し部材を設けることを言う。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るパチンコ機の
一実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1
は、本発明に係るパチンコ機の背面を示したものであ
る。パチンコ機35の背面の上端際には、ホールから供
給された遊技球を一時的に貯留して、遊技球払出装置3
7へ流下させるための遊技球タンク1が設けられてお
り、その遊技球タンク1の内部に、上流側から下流側に
かけて次第に幅狭になる遊技球通路が設けられている。
【0007】図2〜図5は、遊技球タンクを示したもの
であり、遊技球タンク1は、遊技球を貯留するための貯
留桶2、貯留桶2から流下した遊技球を外部へ流下させ
るための通路樋3、通路樋3の内部を複数の遊技球通路
32,32に区画するための仕切り体4とによって組み
立て形成されている。
【0008】貯留桶2は、合成樹脂によって、上面を開
口した横長の箱状に一体成形されている。そして、底板
5が、左下がりの傾斜状に設けられており、その底板5
の左端の後方側に流下孔6が穿設されている。さらに、
周壁7の左右の外側には、係合翼9a,9bが設けられ
ている。
【0009】また、図6は、通路樋3を示したものであ
り、通路樋3も、貯留桶2と同様に、合成樹脂によっ
て、上面を開口した横長の箱状に一体成形されており、
周囲を覆う周壁10が、貯留桶2の周壁7より一回り大
きくなっている。そして、左端に、貯留桶2の係合翼9
aより一回り大きな係合翼11が突設されており、右端
に、長尺状の送出突片12が突設されている。なお、送
出突片12の上側には、規制部材49が取り付けられて
いる。また、係合翼11の設置際には、係合溝27が穿
設されており、送出突片12の設置際には、開口部31
が設けられている。一方、通路樋3の内部の中央には、
通路樋3の左端から右端に亘って、通路形成壁25が垂
設されており、その通路形成壁25には、切り欠き2
6,26・・が設けられている。また、通路形成壁25
の後側は、通路形成部13になっている。通路形成部1
3は、上流側から下流側にかけて次第に幅狭になってお
り、先端が、送出突片12の内部まで連通した状態にな
っている。なお、通路形成部13の床板28には、遊技
球をスムーズに流下させるための金属製のプレート29
が敷設されている。さらに、後側の周壁10には、段部
23が設けられており、その段部23の上側には、係合
溝24,24・・が設けられている。なお、通路形成部
13の床板28は、右下がりの傾斜状に設けられてお
り、長手方向に沿って中央に係合孔14,14・・が穿
設されている。また、プレート29には、床板28の係
合孔14,14・・と同じ位置に、係合孔14,14・
・より一回り大きな係合孔30,30・・が穿設されて
いる。さらに、通路樋3の下側には、モータの作動によ
って揺動する凝集防止装置15が設置されている。
【0010】一方、仕切り体4は、図4等に示されてい
るように、横長な平板状の仕切り板16の右上部の前後
に、設置板17,17が略水平に垂設されている。ま
た、それらの設置板17,17の前側には、揺動孔8,
8が穿設されており、それらの揺動孔8,8の下側に
は、第一球均し部材18,18、および第二球均し部材
19,19が吊設されており、それぞれ、仕切り板16
の表裏に一個ずつ位置した状態になっている。
【0011】図7は、第一球均し部材18を示したもの
であり、各第一球均し部材18,18は、ポリオキシメ
チレンによって扁平な円柱状に形成されており、表裏を
貫通するように、挿通孔39と重量調節孔40とが、上
下に対称に穿設されている。そして、重量調節孔40に
は、金属製で所定の重量を有する錘体41が着脱自在に
嵌め込み設置されている。さらに、第一球均し部材18
の外周には、断面が略円弧状の凹状溝42が刻設されて
いる。図8は、仕切り体4を分解して示したものであ
り、各揺動孔8,8の下側には、各設置板17,17に
下向きに突設された設置突片の係止孔43,43を利用
して、第一吊下軸44が懸架されており、各第一球均し
部材18,18は、その第一吊下軸44に、挿通孔39
を挿通させることによって吊設されている。また、各第
一球均し部材18,18は、挿通孔39の直径が第一吊
下軸44の直径より、遊技球の直径の約半分の長さだけ
長くなっていることによって、仕切り板16に沿った鉛
直面内で、任意の方向に揺動自在になっている。なお、
各設置板17,17に穿設された揺動孔8,8によっ
て、各第一球均し部材18,18の上方への揺動が阻害
されないようになっている。
【0012】一方、各第二球均し部材19,19は、ポ
リオキシメチレンによって、下向きに凸なカーブを有す
る長尺状に形成されており、中央に、断面V字状のくび
れ45が設けられている。また、基端には、吊下孔46
が穿設されており、先端には、係合鉤部47が設けられ
ている。かかる第二球均し部材19,19は、第一吊下
軸44と同様な方法によって揺動孔8,8の下側に懸架
された第二吊下軸48に、吊下孔46を挿通させること
によって、吊下孔46を中心として回動自在に吊設され
ている。
【0013】また、仕切り板16の左端縁には、係合片
20が設けられており、仕切り板16の下端には、係合
突起21,21・・が設置されている、また、設置板1
7の左右の端縁には、係合片22,22・・が設けられ
ている。
【0014】遊技球タンク1は、仕切り板16の係合片
20および係合突起21,21・・を、それぞれ、通路
樋3の係合溝27、係合孔14,14・・(プレート2
9の係合孔30,30・・)に係合させ、設置板17の
左右の係合片22,22・・を、通路樋3の係合溝2
4,24・・および切り欠き26,26・・に係合させ
ることによって、図9の如く、仕切り体4を通路樋3に
着脱自在に設置し、その仕切り体4を設置した通路樋3
の上側に貯留桶2を嵌め込むことによって、一体的に組
み立てられている(図2等参照)。なお、一体的に組み
立てられた遊技球タンク1においては、貯留桶2の係合
翼9aが通路樋3の係合翼11で覆われており、貯留桶
2の周壁7が通路樋3の周壁10で覆われている。そし
て、仕切り体4の仕切り板16が、通路樋3の床板28
と貯留桶2の底板5とによって、狭持された状態になっ
ており、その仕切り板4によって、通路形成部13が、
遊技球通路32,32に区画された状態になっている。
【0015】組み付けられた遊技球タンク1において
は、各第一球均し部材18,18が、各遊技球通路3
2,32を形成している床板28から遊技球の直径の約
2倍と同じ長さを隔てた位置より下側まで垂下した状態
で、遊技球通路32,32に沿った鉛直面内で、任意の
方向に揺動自在になっている。また、各第二球均し部材
19,19が、下端を下流側に位置させるように、各遊
技球通路32,32に沿って傾斜状に吊設されて垂下し
た状態になっており、各第二球均し部材19,19の先
端の係合鉤部47,47が、通路樋3の送出突片12の
規制部材49の後端縁と係合した状態になっている。そ
して、各第二球均し部材19,19の先端際の部分(最
下端の部分)が、各遊技球通路32,32の床板28か
ら遊技球の直径と同じ長さを隔てた位置より若干上方に
位置するように保持された状態になっている。
【0016】遊技球タンク1は、図1の如く、機構板3
3に設けられた通路部材34の上端に通路樋3の送出突
片12を係止させ、通路樋3の係合翼11を機構板33
のコ字状金具38内に嵌入し、貯留桶2の係合翼9b
を、機構板33に止着することによって、パチンコ機3
5に設置されている。そして、遊技球タンク1において
は、パチンコホールから遊技球が供給されると、それら
の遊技球が貯留桶2の上方に貯留した後に、流下孔6か
ら、通路樋3の左後方(パチンコ機35の背面から見た
場合の左後方)に流下し、仕切り板16によって区画さ
れた遊技球通路32,32へと流下する。さらに、遊技
球通路32,32へと導かれた遊技球は、床板28の傾
斜に沿って右側へと転動し、送出突片12の先端の送球
孔36,36から、通路部材34を介して、通路部材3
4の下側に位置した遊技球払出装置37へと送り出され
る。そして、そのように遊技球が各遊技球通路32,3
2を流下する際に、図10の如く、各第一球均し部材1
8,18が、約三段以上に積み重なった遊技球の凝集
(遊技球が山なりに集まった状態)約二段になるまで崩
し、その直後に、各第二球均し部材19,19が、約二
段に積み重なった遊技球を、適度な重力によって押さえ
付けて、上下に積み重ならないように一列に整列させる
ように機能する。なお、各第二球均し部材19,19
が、適度な重力によって遊技球を押さえ付ける際には、
各第二球均し部材19,19のくびれ45,45に、遊
技球通路32,32内を流下する遊技球の内の一つが嵌
り込んで、下側に位置した遊技球をスムーズに床板28
に押し付けるように機能する。かかる第一球均し部材1
8,18および第二球均し部材19,19の機能によっ
て、遊技球通路32,32内での球詰まりが防止され
る。
【0017】パチンコ機35は、上記の如く、遊技球タ
ンク1内に設けられた上流側から下流側にかけて次第に
幅狭になる遊技球通路32,32に沿って、第一球均し
部材18,18および第二球均し部材19,19が連続
的に吊設されているため、遊技球通路32,32が上流
側から下流側にかけて次第に幅狭になっているにも拘わ
らず、遊技球通路32,32内で球詰まりが発生したり
しない。
【0018】また、パチンコ機35は、各遊技球通路3
2,32の上流側に、扁平な円柱状の第一球均し部材1
8,18が、周状部分を遊技球通路32,32に向けた
状態で、遊技球通路32,32に沿った鉛直面内で、任
意の方向に揺動自在に吊設されているとともに、その第
一球均し部材18,18と隣接した下流側に、長尺状の
第二球均し部材19,19が、下端を下流側に位置させ
るように遊技球通路32,32に沿って傾斜状に吊設さ
れたものであるため、第一球均し部材18,18が遊技
球の凝集を崩した直後に、第二球均し部材19,19が
適度な重力で遊技球を浮き上がらないように押さえ付け
るので、効率的に遊技球通路32,32内での球詰まり
の発生を防止することができる。
【0019】さらに、パチンコ機35は、第一球均し部
材18,18の外周に沿って、略円弧状の断面を有する
凹状溝42が設けられているため、凹状溝42に嵌め込
まれた遊技球を核として遊技球の凝集が崩されるので、
非常に効率的に遊技球通路32,32内での球詰まりの
発生を防止することができる。
【0020】また、パチンコ機35は、各第二球均し部
材19,19の略中央に、上向き凸状のくびれ45,4
5が設けられているため、それらのくびれ45,45
に、遊技球通路32,32内を流下する遊技球の内の一
つが嵌り込んで、下側に位置した遊技球をスムーズに床
板28に押し付けるので、きわめて効率的に遊技球通路
32,32内での球詰まりの発生を防止することができ
る。
【0021】さらに、パチンコ機35は、各第二球均し
部材19,19が、規制部材49によって、下端を遊技
球通路32,32の床板28から遊技球の直径と同じ長
さだけ隔てた位置より上方に保持させたものであるた
め、遊技球通路32,32を流下する一段に均された遊
技球が、各第二球均し部材19,19の重力によって塞
き止められる、という不測の事態が生じたりしない。
【0022】加えて、パチンコ機35は、第一球均し部
材18,18が錘体41を着脱自在に設置したものであ
るので、パチンコホールの出球状況に応じて、各錘体4
1,41の重量を変えることによって、第一球均し部材
18,18が最も効率的に遊技球の積み重なりを崩すこ
とができるように微調整することができる。
【0023】なお、本発明のパチンコ機の構成は、上記
した各実施例の態様に何ら限定されるものではなく、遊
技球タンク、遊技球通路、球均し部材、機構板、通路部
材、遊技球払出装置等の形状・構造等の構成を、本発明
の趣旨を逸脱しない範囲で、必要に応じて適宜変更でき
る。
【0024】たとえば、パチンコ機は、遊技球通路に2
個の球均し部材を連続的に設けたものに限定されず、3
個以上の球均し部材を連続的に設けたものでも良い。ま
た、連続的に設ける球均し部材の形状も、上記実施形態
の形状に何ら限定されず、必要に応じて適宜変更するこ
とができる。さらに、上記実施形態の如く吊設するタイ
プの球均し部材を設置する場合には、吊設方法は、設置
板への吊設に限定されず、貯留桶の下面等の別の場所に
吊設することも可能である。加えて、球均し部材を、任
意の方向に揺動自在に吊設する方法は、上記実施形態の
如く球均し部材に穿設された挿通孔に遊技球通路の上方
に懸架された吊下軸を挿通させる方法に限定されず、球
均し部材に突設された突起を遊嵌する方法や、コード、
コイルバネ、紐などによって、球均し部材を吊設する方
法等でも良い。また、球均し部材の材質は、ポリオキシ
メチレンに限定されず、他の合成樹脂や金属等に変更す
ることも可能である。なお、上記実施形態の如くポリオ
キシメチレンを用いた場合には、ポリオキシメチレンの
低い摩擦抵抗に起因して、遊技球の凝集解消効果が一層
良好なものとなる。
【0025】一方、パチンコ機は、遊技球タンクに設け
られた遊技球通路に複数の球均し部材を連続的に設けた
ものに限定されず、通路部材に設けられた遊技球通路等
の遊技球タンク以外の場所に設けられた遊技球通路に複
数の球均し部材を連続的に設けたものでも良い。また、
上記実施形態の如く遊技球タンク内の遊技球通路に複数
の球均し部材を連続的に設ける場合には、遊技球タンク
は、貯留桶、通路樋、仕切り体等を組み付けたものに限
定されず、貯留桶と通路樋とを一体にしたものでも良い
し、2つの遊技球通路を設けたものに限定されず、1つ
のみの遊技球通路を設けたものや、3つ以上の遊技球通
路を設けたものでも良い。
【0026】
【発明の効果】請求項1に記載されたパチンコ機は、上
流側から下流側にかけて次第に幅狭になる遊技球通路に
沿って、複数の球均し部材が連続的に吊設されているた
め、遊技球通路が上流側から下流側にかけて次第に幅狭
になっているにも拘わらず、遊技球通路内で球詰まりが
発生したりしない。
【0027】請求項2に記載されたパチンコ機は、遊技
球通路の上流側に、扁平な円柱状の第一球均し部材が、
周状部分を遊技球通路に向けた状態で、任意の方向に揺
動自在に吊設されているとともに、その第一球均し部材
と隣接した下流側に、長尺状の第二球均し部材が、下端
を下流側に位置させるように遊技球通路に沿って傾斜状
に吊設されているため、第一球均し部材が遊技球の凝集
を崩した直後に、第二球均し部材が適度な重力で遊技球
を浮き上がらないように押さえ付けられるので、効率的
に遊技球通路内での球詰まりの発生を防止することがで
きる。
【0028】請求項3に記載されたパチンコ機は、第一
球均し部材の外周に沿って、略円弧状の断面を有する凹
状溝が設けられているため、凹状溝に嵌め込まれた遊技
球を核として遊技球の凝集が崩されるので、非常に遊技
球通路内での効率的に球詰まりの発生を防止することが
できる。
【0029】請求項4に記載されたパチンコ機は、第二
球均し部材に、上向き凸状のくびれが設けられているた
め、そのくびれに、遊技球通路内を流下する遊技球の内
の一つが嵌り込んで、下側に位置した遊技球をスムーズ
に遊技球通路の床板に押し付けるので、きわめて効率的
に遊技球通路内での球詰まりの発生を防止することがで
きる。
【0030】請求項5に記載されたパチンコ機は、第二
球均し部材が、規制部材によって、下端を遊技球通路の
床板から遊技球の直径と同じ長さだけ隔てた位置より上
方に保持させたものであるため、遊技球通路を流下する
一段に均された遊技球が、第二球均し部材の重力によっ
て塞き止められる、という事態が生じたりしない。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の背面図である。
【図2】遊技球タンクの前方斜視図である。
【図3】遊技球タンクの平面図である。
【図4】図3におけるA−A線断面図である。
【図5】遊技球タンクの分解斜視図である。
【図6】通路樋の平面図である。
【図7】第一球均し部材の正面図(a)、断面図(b)
および(c)、斜視図(d)である(なお、(b)は
(a)におけるA−A線断面図であり、(c)は(a)
におけるB−B線断面図である)。
【図8】仕切り体の分解斜視図である。
【図9】仕切り体を垂設した通路樋の平面図である。
【図10】第一球均し部材、第二の第一球均し部材の作
動状態を示す説明図(図4における部分拡大図)であ
る。
【符号の説明】
18・・第一球均し部材、19・・第二球均し部材、2
8・・床板、32・・遊技球通路、42・・凹状溝、4
5・・くびれ、49・・規制部材、35・・パチンコ
機。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上流側から下流側にかけて次第に幅狭に
    なる遊技球通路を有するパチンコ機であって、 前記遊技球通路に沿って、複数の球均し部材が連続的に
    吊設されていることを特徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】 遊技球通路の上流側に、 扁平な円柱状の第一球均し部材が、周状部分を遊技球通
    路に向けた状態で、任意の方向に揺動自在に吊設されて
    いるとともに、 その第一球均し部材と隣接した下流側に、長尺状の第二
    球均し部材が、下端を下流側に位置させるように遊技球
    通路に沿って傾斜状に吊設されていることを特徴とする
    請求項1に記載のパチンコ機。
  3. 【請求項3】 第一球均し部材の外周に沿って、略円弧
    状の断面を有する凹状溝が設けられていることを特徴と
    する請求項1、または請求項2に記載のパチンコ機。
  4. 【請求項4】 第二球均し部材に、上向き凸状のくびれ
    が設けられていることを特徴とする請求項2、または請
    求項3に記載のパチンコ機。
  5. 【請求項5】 第二球均し部材が、規制部材によって、
    下端を遊技球通路の床板から遊技球の直径と同じ長さだ
    け隔てた位置より上方に保持させたものであることを特
    徴とする請求項2〜4のいずれかに記載のパチンコ機。
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