JP2002344523A - 通信端末に対するメール転送方法およびその転送方式 - Google Patents

通信端末に対するメール転送方法およびその転送方式

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JP2002344523A JP2001147283A JP2001147283A JP2002344523A JP 2002344523 A JP2002344523 A JP 2002344523A JP 2001147283 A JP2001147283 A JP 2001147283A JP 2001147283 A JP2001147283 A JP 2001147283A JP 2002344523 A JP2002344523 A JP 2002344523A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリ容量の小さな通信端末が容量の大きな
添付ファイルを有するメールを他の通信端末に転送する
ことができる。 【解決手段】 メールサーバ20が、携帯端末(通信端
末)10との間で転送されるメールにそれぞれを識別可
能とする一意のメールIDを付与してメールDB24に
保存しファイル縮小部25でこのメールの添付ファイル
の縮小または削除により形成したメール内容とメールI
DとをIDメールとして転送する。携帯端末10は、受
けたIDメールを他の通信端末へ転送する際にメール作
成部16によりそのメールIDを付与する。更にメール
サーバ20は、元のメールの添付ファイルを、メールI
Dにより再転送メールに添付することにより復元するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メールサーバを介
して通信端末の間でメールを転送するメールの転送方法
およびその転送方式に関し、特に、メモリ容量の小さな
通信端末が容量の大きな添付ファイルを有するメールを
他の通信端末に転送することができる通信端末に対する
メール転送方法およびその転送方式に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、普及が著しい携帯電話に代表され
る移動型通信端末においても、パーソナルコンピュータ
(PC)と同様に電子メール機能が付加され、外出先等
どこでもメールの送受信並びに転送および返信が可能に
なっている。また、添付ファイル付きメールに対しても
受信または他者への転送が可能になっている。
【0003】しかし、携帯できる通信端末では端末自体
のメモリ領域および表示画面それぞれの大きさに制限が
あるにも拘わらず、メールの添付ファイルは大形化が進
んでいる。すなわち画像などを添付した大きなサイズの
メールが増えつつある。
【0004】このような状態で、更に、多量のデータを
自己内部のメモリに保存しているような状態では、メー
ルを受信しても通信端末の内部に格納し保存することが
できない。
【0005】このような問題点を解決する技術が、例え
ば、特開2000−278311号公報に開示されてい
る。この提案によれば、携帯端末における記憶可能な空
きのメモリ容量を、メールを転送するセンタに通知し、
空き容量に応じたメール転送が行なわれる。また、空き
容量が十分でない場合には携帯端末に対してデータの削
除要求を行なうことにより携帯端末内部における記憶可
能なメモリ領域を確保している。
【0006】例えば、図3および図4を参照して従来例
について説明する。
【0007】図示されるように、携帯端末110は、空
き容量通知部116を有し、メモリ115の空きスペー
スを常に管理している。ユーザからボタン等により入力
部111から受信メールの転送要求を受付け(手順S1
01)し、メールサーバ120に受信メールの転送を要
求する際(手順S102)には、空き容量通知部116
が、メモリ115の空きスペースを通知する。メールサ
ーバ120では、空き容量対策部124が、携帯端末1
10から受けた空きのメモリ容量とメールDB(データ
ベース)123における要求元携帯端末110へ配信す
るメールサイズとを比較(手順S103)する。
【0008】空き容量対策部124は、携帯端末110
でメモリ容量が不足する場合(手順S111)には、携
帯端末110へ不要データの削除を要求(手順S11
2)する。携帯端末110では、削除要求を受けたユー
ザにより不要データが削除(手順S113)され、削除
結果の空きメモリ容量が検出(手順S114)される。
従って、空き容量通知部116が、メールサーバ120
へ新たな空き容量を通知(手順S115)するので、メ
ールサーバ120は、空き容量分のメールのみを選択
(手順S116)し、携帯端末110にメール転送(手
順S117)する。携帯端末110では、転送を受けた
メールがメモリ115に記憶され表示部114に表示
(手順S118)される。
【0009】携帯端末110のメモリ115が容量不足
のためメールサーバ120でメールの転送残を生じた場
合(手順S121)には未読メールありの通知(手順S
122)が携帯端末110に送られる。従って、携帯端
末110では、表示部114に未読メールありが表示さ
れる。
【0010】また、メールサーバは、上記手順S117
の転送メールを、予め定められたデータを削除して転送
してもよい。例えば、メールサーバから携帯端末へ添付
ファイル付きメールを送信する場合、メールサーバがメ
ールから携帯端末では対応できない添付ファイルを削除
することができる。
【0011】また、メールサーバは添付ファイルを含め
て全てのメール内容を携帯端末に送信するが、携帯端末
が、不要な添付ファイルを削除して順次記憶してもよ
い。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の通信端末に対するメール転送方式では、メモリ容量の
小さい携帯型の通信端末がメールに添付されるサイズの
大きなファイルを受け取ることができない機会を生じ
る。従って、この場合には、携帯端末では、添付ファイ
ルが削除されているメールが保存されることになる。こ
のため、メールを携帯端末から他者に転送する場合、添
付ファイルを削除されているのでメールに添付ファイル
を添付することができない。
【0013】本発明の課題は、このような問題点を解決
し、携帯型のように、小型軽量化を要する通信端末で内
部のメモリ容量が小さいため、サイズの大きな添付ファ
イルを受けることができないメールでも、他の通信端末
へ転送する際にはメールに添付されるファイルを添付フ
ァイルに復元して送ることができる通信端末に対するメ
ール転送方法およびその転送方式を提供することであ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明による通信端末に
対するメール転送方法は、メールサーバを介して通信端
末の間でメールを転送するメールそれぞれにそれぞれを
識別可能とする一意の識別情報を付与している。また、
この方法は、メールサーバと通信端末との間で少なくと
も添付ファイルを有するメールについては、該添付ファ
イルの縮小または削除により形成したメール内容と前記
識別情報とを共に転送している。
【0015】この方法により、通信端末で内部メモリの
容量が少ないため、大きなサイズの添付ファイルを受け
る余裕がない場合でもメールを受けることができる。ま
た、受けたメールを識別情報により再転送できる。
【0016】上記通信端末は、受けたメールを前記識別
情報により保存するメモリを備え、前記メールサーバか
ら識別情報を付与されて受けたメールを該メモリに格納
している。該メールを他の通信端末へ再転送する際には
再転送メールにその識別情報を付与して送信することが
望ましい。また、上記メールサーバは、配信するメール
を保存する際に、それぞれのメールに該メールサーバ内
でそれぞれを識別可能とする一意の識別情報を付与して
いる。通信端末から転送を要求された際には少なくとも
添付ファイルを有するメールに対し添付ファイルの縮小
または削除により形成したメール内容に前記識別情報を
付加して転送することが望ましい。
【0017】更に、メールサーバは、配信先通信端末を
所定のメモリ容量により区別し、メモリ容量の小さな通
信端末を転送先としかつ添付ファイルを有する転送メー
ルのみに識別情報を付加することが望ましい。この結
果、メモリ容量の大きな通信端末では、配信メールに何
ら変更を加えることなく、従来同様大形の添付ファイル
を受けることができる。
【0018】更に、メールサーバは、通信端末からの再
転送メールに識別情報が付与されている場合には、該識
別情報によって識別されるメールに添付されている添付
ファイルを、該再転送メールに添付することが望まし
い。この結果、メモリ容量の大きな通信端末ではメモリ
容量の小さな通信端末から識別情報により転送されたメ
ールでも、大形サイズの添付ファイルを従来同様、復元
されたフルサイズで受け取ることができる。
【0019】また、上述した方法を実現する本発明によ
るメールサーバを介して通信端末の間でメールを転送す
るメールの一つの転送方式において、メールサーバおよ
び通信端末それぞれは次の手段により構成される。
【0020】メールサーバは、配信するメールそれぞれ
に該メールサーバ内でそれぞれを識別可能とする一意の
識別情報を付与して保存するメールデータベースと、少
なくともメモリ容量が所定値より小さい通信端末から転
送を要求された際には少なくとも添付ファイルを有する
メールに対し添付ファイルを縮小または削除により形成
するファイル縮小部と、メール内容に前記識別情報を付
加して通信端末へ転送する制御手段とを有している。
【0021】通信端末は、受けたメールを前記識別情報
と共に保存するメモリと、保存されているメールを他の
通信端末へ転送する際にはこの再転送メールにその識別
情報を付与して作成するメール作成手段と、前記メール
サーバから識別情報を付与されて受けたメールを前記メ
モリに格納し、前記メール作成手段が作成した転送メー
ルを送信する制御手段とを有している。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0023】図1は本発明の実施の一形態を示す機能ブ
ロック図である。図では、本発明を明確に説明するた
め、本発明に関する主要部分を示しており、機能上の必
要部分でも省略されている構成要素がある。
【0024】図1に示された通信端末に対するメール転
送方式は、小型化軽量化される通信端末として携帯端末
10を例示し、携帯端末10相互間のメールを配信する
メールサーバ20、並びにこれらの間を相互接続するネ
ットワーク30により構成されている。
【0025】携帯端末10は、内蔵するデータ格納用の
メモリ容量が小さく、入力部11、制御部12、メール
送受信部13、表示部14、ID(識別情報)メールメ
モリ15、およびメール作成部16を備える。メールサ
ーバ20は、インターネット網32を含むネットワーク
30に接続しており、メール送受信部21、制御部2
2、携帯端末識別部23、メールDB(データベース)
24、ファイル縮小部25、およびファイル添付部26
を備える。ネットワーク30は、無線回線を介して携帯
端末10と接続する無線親局31を有する移動通信網で
あると共に、インターネットとして機能しメールサーバ
20を接続するインターネット網32により構成され
る。
【0026】本発明の一つの特徴は、転送されるメール
の構成にある。
【0027】ここで、転送されるメールの構成について
説明する。通常の電子メールの一つの主要構成は、宛先
および差出人とメール本文とをメール内容とし、これに
文書または画像などのファイルが添付される。本発明に
おけるメールサーバ20は、携帯端末10との間で転送
されるメールにそれぞれを識別可能とする一意の識別情
報(以後、メールIDと呼称する)を付与する。そし
て、メモリ容量の小さな携帯端末10に対して転送する
メールは、メールID、メール内容、および「縮小され
た添付ファイル」により構成されている。このメールを
「IDメール」と呼ぶこととする。「縮小された添付フ
ァイル」は、通常、メール本文でファイルの添付を示唆
しているので、ファイルそのものが削除されていてもよ
い。
【0028】従って、メールサーバ20は、携帯端末1
0との間で添付ファイルを有するメールを転送する場
合、メールIDを含むIDメールを転送する。このた
め、携帯端末10のIDメールメモリ15およびメール
作成部16、並びにメールサーバ20の携帯電話識別部
23、メールDB24、ファイル縮小部25、およびフ
ァイル添付部26それぞれが従来と相違する機能で備え
られている。
【0029】携帯端末10の入力部11は、ダイヤルパ
ッド等のユーザによる入力のためのインタフェース部で
ある。制御部12は、プロセッサがプログラムを実行し
て携帯端末10の各機能を制御する。メール送受信部1
3は携帯端末10がネットワーク30を介してメールサ
ーバ20と接続した際にデータを授受する。表示部14
は、液晶パネル、発光ダイオードなど、文字、画像など
の各種情報を可視表示出力するためのユーザとのインタ
フェース部でありその表示容量は小さい。
【0030】IDメールメモリ15は、メールサーバ2
0から受ける上記IDメールを格納保存する。メール作
成部16は、受信メールを他の通信端末へ再転送する
際、作成するメールで上記メールIDを付与した転送メ
ールを作成する。メールサーバ20は、この再転送メー
ルにより受けるメールIDに基づく元のメールのメール
添付ファイルを、再転送メールに添付して保存する。
【0031】メールサーバ20は、ネットワーク30上
で電子メールサービスに提供されるサーバである。メー
ル送受信部21は、ネットワーク30とのインタフェー
ス部であり、ネットワーク30を介して携帯端末10と
接続されデータの授受を行なう。制御部22は、プロセ
ッサがプログラムを実行してメールサーバ20の各機能
を制御する。
【0032】携帯端末識別部23は、メール配信先の通
信端末のデータメモリ容量を識別する。携帯端末識別部
23は、制御部22がメールの配信を制御する際に配信
先の問合せを受けた際、携帯端末10をメモリ容量の小
さな通信端末に指定して通知する。メールDB24は、
受信メールをユーザ毎に一覧表と共に格納し、本発明の
ため、上述したように、メールを保存する際に、制御部
22の制御を受けて、保存する受信メールそれぞれにメ
ールサーバ20でそれぞれを識別可能とする一意のメー
ルIDを付与する。
【0033】ファイル縮小部25は、制御部22の制御
により、配信先が携帯端末10である場合には、配信メ
ールの添付ファイルを所定の条件で縮小する。上述した
ように、この縮小は削除であってもよい。また、ファイ
ル添付部26は、携帯端末10からメールIDが付与さ
れた受信メールの再転送を要求された際に、制御部22
の制御を受け、付与されたメールIDに基づいてメール
DB23から元のメールの添付ファイルを取り出し、こ
の再転送メールに添付する。この転送メールには、改め
てメールIDが付与され、メールDB23に保存され
る。
【0034】メールDB23に保存されているメールを
携帯端末ではない、メモリ容量の大きな通信端末、例え
ばパーソナルコンピュータ(PC)端末宛てにメールを
転送する際には、メールIDを付与することなく、元の
フルサイズのメールが送信される。
【0035】図示されたネットワーク30では、移動体
通信網が、携帯端末10と無線回線を介して接続する無
線親局31を有し、かつ、携帯端末10で電子メールの
授受を可能とするようインターネットに組み込まれるイ
ンターネット網32に設定されている。後述するよう
に、図示される携帯端末を、電子メール可能な電話網直
結の電話端末に置き換えても本発明を適用可能である。
この場合のネットワークはインターネット網へのアクセ
スポイントまでは電話網が介在し、ダイアルアップ接続
される。このように、ネットワークの構成は多岐にわた
る。
【0036】次に、図1に図2を併せ参照して、本発明
によるメール転送方式の主要動作手順について説明す
る。
【0037】まず、ユーザにより、携帯端末10の入力
部11が、メールサーバ20の受信メールの転送を要求
する所定の入力を受付け(手順S1)する。従って、携
帯端末10では、制御部12が、入力部11から受けた
指示に基づいてメール送受信部13を介しネットワーク
30に接続するメールサーバ20にアクセスし、メール
サーバ20にメールの受信を要求(手順S2)する。
【0038】メールサーバ20では制御部22が、メー
ル送受信部21で受けた受信データを解析(手順S3)
して発信者番号により携帯端末識別部23からメールの
転送先が携帯端末10でメモリ容量が小さいことを知
る。従って、制御部22は、要求元の携帯端末10に対
応するメールDB23にアクセスし、ユーザに対応する
メールIDの一覧、メールID毎のメールの内容、添付
ファイルなどの該当メール情報を抽出(手順S4)す
る。抽出された情報のうち添付ファイルは、ファイル縮
小部25により添付情報として縮小され、メールIDの
一覧およびメールID毎のメール内容と共にIDメール
として、メール送受信部21およびネットワーク30を
介し携帯端末10に応答送信(手順S5)される。この
ようなIDメールの抽出では、元の保存メールはメール
DB24から消去されることはない。
【0039】携帯端末10では、メール送受信部13が
応答情報を受信し、制御部12がこの受信情報を表示部
14に表示すると共にIDメールメモリ15に保存(手
順S6)する。ユーザは、表示部14の表示画面の一覧
表から表示を希望するメールを選択し入力部11により
指定し、IDメールメモリ15から指定するIDメール
のメール内容および圧縮添付ファイルを取り出して読む
ことができる。
【0040】ここで、ユーザは、IDメールの縮小添付
ファイルをフルサイズで読みたい場合、例えば、PC端
末に転送すればよい。すなわち、ユーザは、携帯端末1
0でIDメールメモリ15に保存されるIDメールを表
示部14に呼出し、転送メールを作成(手順S11)す
る。制御部12は、ユーザが再転送メールを作成してメ
ール転送要求を受付け(手順S12)する際、メール作
成部16により、再転送メールにメールIDを付与(手
順S13)する。
【0041】手順S13で作成された再転送メールが、
携帯端末10からメールサーバ20へ送信(手順S1
4)される。メールサーバ20では、制御部22が、メ
ール送受信部21で受けたメールに付与されたメールI
DをメールDB24に問合せ、メールIDから元の添付
ファイルをフルサイズで取り出して転送メールを生成
(手順S15)し、メールDB24に改めて新しいメー
ルIDを付与し配信メールとして保存(手順S16)す
る。
【0042】上述したように、メールIDを付与され保
存された配信メールは、携帯端末のようにメモリ容量が
小さい場合には添付ファイルを縮小または削除して送信
される。メモリ容量の大きな通信端末に送信する場合に
は、通常のメールとしてメールが利用できる。
【0043】また、近年、携帯端末に接続するユーザイ
ンターフェース機器がフルサイズで大型ファイルの送受
信を可能としている。このような機器ではデータのメモ
リ容量が大きく、表示画面も大型されている。従って、
所定の手続の際に、フルサイズのメールを要求し入手す
ることができる。
【0044】上述するように、受信データのメモリ領域
が小さい通信端末として携帯端末およびその動作手順を
図示して説明したが、メモリ領域が大きい通信端末にも
適用可能である。また、先に添付ファイルを削除したI
Dメールについて触れたが、縮小した添付ファイルを有
するIDメールを受けた際に、この添付ファイルの全て
をメモリ容量の小さな通信端末が削除する構成であって
もよい。
【0045】このように、上記説明では、図示された機
能ブロックおよび手順を参照しているが、機能の分離併
合による配分または手順の前後入替えなどの変更は上記
機能を満たす限り自由であり、上記説明が本発明を限定
するものではない。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、メ
ールサーバが、通信端末との間で転送されるメールにそ
れぞれを識別可能とする一意の識別情報をメールIDと
して付与してメールDBに保存している。またメールサ
ーバが、少なくとも添付ファイルを有するメールについ
てはファイル縮小部でこの添付ファイルの縮小または削
除により形成したメール内容とメールIDとをIDメー
ルとして転送することができる。また、通信端末は、受
けたIDメールを他の通信端末へ転送する際にはメール
作成部により再転送メールにそのメールIDを付与する
ことができる。更に、メールサーバは、元のメールの添
付ファイルを、メールIDにより再転送メールに添付す
ることにより復元することができる。
【0047】この構成により、通信端末で内部メモリの
容量が少ないため、大きなサイズの添付ファイルを受け
る余裕がない場合でもメールを受けることができる。ま
た、受けたメールをメールIDにより転送できる。更
に、メモリ容量の大きな通信端末では、何ら変更を加え
ることなく、従来同様大形の添付ファイルを縮減するこ
となしで受けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す機能ブロック図で
ある。
【図2】図1における主要動作手順の実施の一形態を示
すフローチャートである。
【図3】従来の一例を示す機能ブロック図である。
【図4】図3における主要動作手順の一例を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
10 携帯端末(通信端末) 11 入力部 12、22 制御部 13、21 メール送受信部 14 表示部 15 IDメールメモリ 16 メール作成部 20 メールサーバ 23 携帯端末識別部 24 メールDB 25 ファイル縮小部 26 ファイル添付部 30 ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀越 隆 神奈川県川崎市高津区北見方二丁目6番1 号 日通工株式会社内 (72)発明者 藤村 幸司 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 東日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 林 崇文 大阪府大阪市中央区馬場町3番15号 西日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5K030 GA16 HA06 HB16 HC01 JT03 JT09 KA02 KA08 LA07 LD14 LD17 5K101 KK02 LL12 MM07 NN21 PP04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メールサーバを介して通信端末の間でメ
    ールを転送するメールの転送方法において、転送される
    メールにそれぞれのメールを識別可能とする一意の識別
    情報を付与し、メールサーバと通信端末との間で少なく
    とも添付ファイルを有するメールについては、該添付フ
    ァイルの縮小または削除により形成したメール内容と共
    に前記識別情報を転送することを特徴とする通信端末に
    対するメール転送方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、通信端末は、受けた
    メールを前記識別情報により保存するメモリを備え、前
    記メールサーバから識別情報を付与されて受けたメール
    を該メモリに格納し、該メールを他の通信端末へ転送す
    る際には転送メールに識別情報を付与して送信すること
    を特徴とする通信端末に対するメール転送方法。
  3. 【請求項3】 請求項1において、メールサーバは、配
    信するメールを保存する際に、それぞれのメールに該メ
    ールサーバ内でそれぞれを識別可能とする一意の識別情
    報を付与し、通信端末から転送を要求された際には少な
    くとも添付ファイルを有するメールに対し添付ファイル
    の縮小または削除により形成したメール内容に前記識別
    情報を付加して転送要求元の通信端末へ転送することを
    特徴とする通信端末に対するメール転送方法。
  4. 【請求項4】 請求項3において、メールサーバは、配
    信先通信端末を所定のメモリ容量により区別し、メモリ
    容量の小さな通信端末を転送先としかつ添付ファイルを
    有する転送メールのみに識別情報を付加することを特徴
    とする通信端末に対するメール転送方法。
  5. 【請求項5】 請求項3において、メールサーバは、通
    信端末からの再転送メールに識別情報が付与されている
    場合には、該識別情報によって識別されるメールに添付
    されている添付ファイルを、該再転送メールに添付する
    ことを特徴とする通信端末に対するメール転送方法。
  6. 【請求項6】 メールサーバを介して通信端末の間でメ
    ールを転送するメールの転送方式において、 前記メールサーバは、配信するメールそれぞれに該メー
    ルサーバ内でそれぞれを識別可能とする一意の識別情報
    を付与して保存するメールデータベースと、少なくとも
    メモリ容量が所定値より小さい通信端末から転送を要求
    された際には少なくとも添付ファイルを有するメールに
    対し添付ファイルを縮小または削除により形成するファ
    イル縮小部と、メール内容に前記識別情報を付加して前
    記通信端末へ転送する制御手段とを有し、 前記通信端末は、受けたメールを前記識別情報と共に保
    存するメモリと、保存されているメールを他の通信端末
    へ転送する際には転送メールにその識別情報を付与して
    作成するメール作成手段と、前記メールサーバから識別
    情報を付与されて受けたメールを前記メモリに格納し、
    前記メール作成手段が作成した転送メールを送信する制
    御手段とを有することを特徴とする通信端末に対するメ
    ール転送方式。
  7. 【請求項7】 請求項6において、メールサーバは更
    に、配信先通信端末を所定のメモリ容量により区別し、
    メモリ容量の小さな通信端末を転送先としかつ添付ファ
    イルを有する転送メールのみに、識別情報を付加する手
    段を有することを特徴とする通信端末に対するメール転
    送方式。
  8. 【請求項8】 請求項6において、メールサーバは更
    に、通信端末からの再転送メールに識別情報が付与され
    ている場合には、メールに添付されている添付ファイル
    を、該再転送メールに添付する手段を有することを特徴
    とする通信端末に対するメール転送方式。
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