JP2003110747A - 文字データ通信用サーバ装置及び文字データ通信プログラム - Google Patents

文字データ通信用サーバ装置及び文字データ通信プログラム

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JP2003110747A
JP2003110747A JP2001301610A JP2001301610A JP2003110747A JP 2003110747 A JP2003110747 A JP 2003110747A JP 2001301610 A JP2001301610 A JP 2001301610A JP 2001301610 A JP2001301610 A JP 2001301610A JP 2003110747 A JP2003110747 A JP 2003110747A
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JP2001301610A
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Tatsuo Maeda
達夫 前田
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Original Assignee
Kansai Electric Power Co Inc
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  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Communication Control (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チャット機能を備えた複数の情報処理端末と
迅速で確実且つ容易に文字データの通信を行わせる。 【解決手段】 配信元端末から配信先端末へ伝送する配
信文字データと配信先端末の電話番号データとを受け付
ける受付部11と、配信先端末のそれぞれに接続して配
信文字データを送信し、当該配信先端末のチャット機能
を用いて各配信先端末3からの返信文字データを受信す
る配信部12と、各配信先端末からの返信文字データを
当該配信先端末の電話番号データと対応付ける編集部1
4と、編集部14によって対応付けられたデータを配信
元端末へ伝送する返信部15とを備えたサーバ装置であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話等のチャ
ット機能を用いたデータ通信技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータ、携帯電
話等の情報通信端末を用いて、会議案内等の配信元のユ
ーザが配信先のユーザに対して回答を要求する案内文を
複数の配信先のユーザに配信し、回答を受信する方法と
しては、電子メール及びメールチャットがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電子メールを使用する
場合には、送付先の情報通信端末のメールアドレスを指
定することによって、案内文を複数の配信先のユーザに
容易に送信することが可能であるが、配信先のユーザが
メールチェックを行わなければ、着信メールが存在する
ことを知ることができないため、案内文が届いているこ
とに気付かずに回答が得られない場合があった。つま
り、電子メールは、迅速且つ確実な連絡方法ではない。
【0004】また、メールチャットを使用する場合に
は、受信先のユーザとリアルタイムに交信するため迅速
に回答を得ることができるが、多数の配信先に案内文を
送付する場合には、送付先の情報通信端末毎に交信する
必要があるため、煩雑であった。また、送付先の情報通
信端末のユーザが応答しない場合には、応答するまで何
度も繰り返し交信する必要があり、煩雑であった。
【0005】本発明は、上記の課題に鑑みてなされたも
ので、チャット機能を備えた複数の情報処理端末と迅速
で確実且つ容易に文字データの通信を行なうことができ
る文字データ通信用サーバ装置及び文字データ通信プロ
グラムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の文字デ
ータ通信用サーバ装置は、チャット機能を備えた複数の
情報通信端末と文字データの通信を行なうサーバ装置で
あって、配信元の情報通信端末である配信元端末から配
信先の情報通信端末である配信先端末へ伝送する配信文
字データと配信先端末の電話番号データとを受け付ける
受付手段と、前記配信先端末のそれぞれに接続して配信
文字データを送信し、当該配信先端末のチャット機能を
用いて各配信先端末からの返信文字データを受信する配
信手段と、各配信先端末からの返信文字データを当該配
信先端末の電話番号データと対応付ける編集手段と、対
応付けられた両データを前記配信元端末へ伝送する返信
手段とを備えることを特徴としている。
【0007】上記の構成によれば、受付手段によって、
配信元の情報通信端末である配信元端末から配信先の情
報通信端末である配信先端末へ伝送する配信文字データ
と配信先端末の電話番号データとが受け付けられる。次
いで、配信手段によって、受け付けた電話番号に対応す
る配信先端末のそれぞれに接続されて受け付けた配信文
字データが送信され、当該配信先端末のチャット機能を
用いて各配信先端末からの返信文字データが受信され
る。各配信先端末からの返信文字データは、編集手段に
よって、当該配信先端末の電話番号データと対応付けら
れ、返信手段によって、対応付けられた両データが前記
配信元端末へ伝送される。このため、配信元の情報通信
端末のユーザは、配信文字データと配信先端末の電話番
号データとをサーバに伝送する指示を行なうだけでよ
く、これにより、配信元端末と配信先端末との間で迅速
で確実且つ容易に文字データの通信が行われる。
【0008】請求項2に記載の文字データ通信用サーバ
装置は、前記受付手段が、要求する返信文字データの一
覧である返信一覧データを受け付け、前記配信手段が、
返信文字データが返信一覧データに含まれているか否か
を判定する判定手段と、含まれていない場合には、エラ
ーメッセージを前記配信先端末に送信し、再度当該配信
先端末からの返信文字データの受信を許可する許可手段
とを備えることを特徴としている。
【0009】上記の構成によれば、受付手段によって、
要求する返信文字データの一覧である返信一覧データが
受け付けられ、判定手段によって、返信文字データが返
信一覧データに含まれているか否かの判定が行われる。
返信文字データが返信一覧データに含まれていない場合
には、許可手段によって、エラーメッセージが配信先端
末に送信され、再度当該配信先端末からの返信文字デー
タの受信が許可されるため、配信元端末のユーザが要求
する返信内容が返信されることとなり、配信元端末と配
信先端末との間で更に確実に文字データの通信が行われ
る。
【0010】請求項3に記載の文字データ通信用サーバ
装置は、前記配信手段が、前記配信先端末毎の通信試行
回数をカウントして前記配信先端末との通信が不成立で
あった場合に通信を試行する回数の最大値であるリトラ
イ回数と前記通信試行回数とを比較する比較手段と、前
記通信試行回数が前記リトライ回数を超えるまで通信を
繰り返し試行するリトライ手段とを備えることを特徴と
している。
【0011】上記の構成によれば、比較手段によって、
配信先端末毎の通信試行回数をカウントして配信先端末
との通信が不成立であった場合に通信を試行する回数の
最大値であるリトライ回数と通信試行回数とが比較さ
れ、リトライ手段によって、通信試行回数がリトライ回
数を超えるまで通信が繰り返し試行されるため、配信元
端末と配信先端末との間で更に確実に文字データの通信
が行われる。
【0012】請求項4に記載の文字データ通信用サーバ
装置は、前記受付手段が、前記リトライ回数データを受
け付けることを特徴としている。
【0013】上記の構成によれば、受付手段によって、
リトライ回数データが受け付けられるため、配信元端末
のユーザが所望するリトライ回数を設定することが可能
となる。
【0014】請求項5に記載の文字データ通信用サーバ
装置は、前記配信先端末毎に通信試行回数データを格納
する通信回数記憶手段を備え、前記編集手段が、通信試
行回数データを前記配信先端末の電話番号データと対応
付け、前記返信手段が、対応付けられた両データを前記
配信元端末へ伝送することを特徴としている。
【0015】上記の構成によれば、通信回数記憶手段
に、配信先端末毎の通信試行回数データが格納され、編
集手段によって、通信試行回数データが配信先端末の電
話番号データと対応付けられ、返信手段によって、対応
付けられた両データが配信元端末へ伝送されるため、配
信元端末のユーザが配信先端末のユーザ毎の通信試行回
数を知ることができ、適正なリトライ回数の設定が可能
となる。
【0016】請求項6に記載の文字データ通信用サーバ
装置は、前記編集手段が、少なくとも配信先端末からの
返信文字データと配信先端末の電話番号データとを対応
付けた返信リストデータを作成するリスト作成手段を備
え、前記返信手段が、返信リストデータを前記配信元端
末へ伝送することを特徴としている。
【0017】上記の構成によれば、リスト作成手段によ
って、少なくとも配信先端末からの返信文字データと配
信先端末の電話番号データとを対応付けた返信リストデ
ータが作成され、返信手段によって、返信リストデータ
が配信元端末へ伝送されるため、配信元端末のユーザ
は、容易に返信内容を確認することができる。
【0018】請求項7に記載の文字データ通信プログラ
ムは、チャット機能を備えた複数の情報通信端末と文字
データの通信を行なうプログラムであって、コンピュー
タに、配信元の情報通信端末である配信元端末から配信
先の情報通信端末である配信先端末へ伝送する配信文字
データと配信先端末の電話番号データとを受け付ける受
付処理と、前記配信先端末のそれぞれに接続して配信文
字データを送信し、当該配信先端末のチャット機能を用
いて各配信先端末からの返信文字データを受信する配信
処理と、各配信先端末からの返信文字データを当該配信
先端末の電話番号データと対応付ける編集処理と、対応
付けられた両データを前記配信元端末へ伝送する返信処
理とを実行させることを特徴としている。
【0019】上記のプログラムによれば、受付処理にお
いて、配信元の情報通信端末である配信元端末から配信
先の情報通信端末である配信先端末へ伝送する配信文字
データと配信先端末の電話番号データとが受け付けら
れ、配信処理において、配信先端末のそれぞれに接続さ
れて配信文字データが送信され、配信先端末のチャット
機能を用いて各配信先端末からの返信文字データが受信
され、編集処理において、各配信先端末からの返信文字
データが当該配信先端末の電話番号データと対応付ける
られ、返信処理において対応付けられた両データが配信
元端末へ伝送されるため、配信元端末と配信先端末との
間で迅速で確実且つ容易に文字データの通信が行われ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の文字データ通信
用サーバ装置が適用される文字データ通信システムの全
体構成の一例を示す図である。文字データ通信システム
は、チャット機能を備えた複数の情報通信端末と文字デ
ータの通信を行なう文字データ通信用サーバ装置1と、
複数の配信元の情報通信端末である配信元端末2と、チ
ャット機能を備えた配信先の情報通信端末である配信先
端末3とから構成されている。図1では省略されている
が、ここでは、配信先端末3が5台である場合について
説明する。
【0021】文字データ通信用サーバ装置1と配信元端
末2とは、通信回線で通信可能に接続されLANを構成
している。ここでは、文字データ通信用サーバ装置1及
び配信元端末2は、それぞれ、HDD等の記憶媒体、C
PU、メインメモリ等を備えたパーソナルコンピュータ
からなるものである。本発明の文字データ通信プログラ
ムは、文字データ通信用サーバ装置1のHDD等の記憶
媒体に格納されており、メインメモリに読み出されて、
CPUにて実行されることによって機能するものであ
る。配信先端末3は、ここではチャット機能を備えたP
HSタイプの移動無線端末装置からなるものであって、
文字データ通信用サーバ装置1と無線で通信可能に構成
されている。
【0022】図2は、文字データ通信用サーバ装置1の
機能構成図である。文字データ通信用サーバ装置1は、
配信元端末2から配信先端末3へ伝送する配信文字デー
タと配信先端末3の電話番号データとを受け付ける受付
部11(受付手段に相当する)と、配信先端末3のそれ
ぞれに接続して配信文字データを送信し、当該配信先端
末3のチャット機能を用いて各配信先端末3からの返信
文字データを受信する配信部12(配信手段に相当す
る)と、配信先端末3毎に通信試行回数データを格納す
る通信回数記憶部13(通信回数記憶手段に相当する)
と、各配信先端末3からの返信文字データを当該配信先
端末3の電話番号データと対応付ける編集部14(編集
手段に相当する)と、編集部14によって対応付けられ
たデータを配信元端末2へ伝送する返信部15(返信手
段に相当する)とを備えている。
【0023】受付部11は、配信先端末3へ伝送する配
信文字データと、配信先端末3の電話番号データと、配
信元端末2のユーザが配信先端末3のユーザに対して要
求する返信文字データの一覧である返信一覧データと、
配信先端末3との通信が不成立であった場合に通信を試
行する回数の最大値であるリトライ回数データと、配信
先端末3との通信が不成立であった場合に当該配信先端
末3との通信を再度試行する最短の時間間隔であるリト
ライ間隔とを配信元端末2から受け付けるものである。
配信元端末2からこれらのデータを電子メールを用いて
文字データ通信用サーバ装置1に伝送し、受付部11
が、これらのデータを受け付けるものである。
【0024】配信部12は、返信文字データが返信一覧
データに含まれているか否かを判定する判定部121
(判定手段に相当する)と、返信文字データが返信一覧
データに含まれていない場合には、エラーメッセージを
配信先端末3に送信し、再度当該配信先端末3からの返
信文字データの受信を許可する許可部122(許可手段
に相当する)と、配信先端末3毎の通信試行回数をカウ
ントしてリトライ回数と通信試行回数とを比較する比較
部123(比較手段に相当する)と、通信試行回数がリ
トライ回数を超えるまで通信を繰り返し試行するリトラ
イ部124(リトライ手段に相当する)とを備えてい
る。
【0025】判定部121は、配信先端末3からの返信
文字データが、配信元端末2からの要求する返信文字デ
ータの一覧である返信一覧データに含まれているか否か
を判定するものである。この判定は、例えば、配信先端
末3のユーザが返信データの配信文字データの誤読や返
信文字データの入力ミス等を行った結果、配信元端末2
のユーザが所望する返信データを、配信先端末3のユー
ザが入力しなかったか否かを判定するものである。
【0026】許可部122は、配信先端末3からの返信
文字データが、配信元端末2からの要求する返信文字デ
ータの一覧である返信一覧データに含まれていない場合
に、すなわち、判定部121によって、返信文字データ
が返信一覧データに含まれていないと判定された場合
に、エラーメッセージを配信先端末3に送信し、再度当
該配信先端末3からの返信文字データの受信を許可する
ものである。例えば、配信先端末3のユーザが返信デー
タの配信文字データの誤読や入力ミス等を行った結果、
配信元端末2のユーザが所望する返信データを、配信先
端末3のユーザが入力しなかった場合に、配信元端末2
のユーザが所望する返信データが入力されるまで、配信
先端末3のユーザに対して返信データの再入力を促すも
のである。
【0027】比較部123は、配信先端末3毎の通信試
行回数をカウントして、配信先端末3との通信が不成立
であった場合に通信を試行する回数の最大値であるリト
ライ回数と通信試行回数とを比較するものである。な
お、リトライ回数は、受付部11によって配信元端末2
から受け付けられたものである。配信元端末2のユーザ
は、後述する過去の返信リスト等を参考にして、適切な
リトライ回数を設定することができる。
【0028】リトライ部124は、通信試行回数がリト
ライ回数を超えるまで配信先端末3との通信を繰り返し
試行するものである。つまり、配信先端末3が電波の届
かない範囲にある場合、電源が切れられている場合、話
中である場合等で、通信が不成立であった場合に通信試
行回数がリトライ回数を超えるまで配信先端末3との通
信を繰り返し試行するものである。リトライ回数が大き
く(例えば、30回と)設定されている程、通信が可能
となる配信先端末3の数が多くなるが、受付部11によ
って受け付けられてから、返信部15によって配信元端
末2へ伝送されるまでに要する時間(処理時間という)
が長くなる。
【0029】通信回数記憶部13は、配信先端末3毎に
通信試行回数データと通信日時データとを格納するもの
である。通信日時データは、配信先端末3との通信が成
立して、判定部121によって、返信文字データが返信
一覧データに含まれていると判定され、配信先端末3と
の通信が切断された日時のデータである。
【0030】編集部14は、配信先端末3からの返信文
字データと配信先端末3の電話番号データと通信回数記
憶部13に格納された配信先端末3毎の通信試行回数デ
ータ及び通信日時データとを対応付けた返信リストデー
タを作成するリスト作成部141(リスト作成手段に相
当する)を備えている。返信部15は、リスト作成部1
41によって作成された返信リストデータを配信元端末
2に、例えば、電子メールを用いて伝送するものであ
る。例えば、一覧表形式の返信リストに編集することに
よって、配信元端末2のユーザは、通信結果の内容を容
易に把握することができ、必要に応じて印刷して保存す
ることができる。
【0031】図3は、文字データ通信用サーバ装置1の
処理の概要を示すフローチャートの一例である。まず、
受付部11によって、配信先端末3へ伝送する配信文字
データと、配信先端末3の電話番号データと、要求する
返信文字データの一覧である返信一覧データと、配信先
端末3との通信が不成立であった場合に通信を試行する
回数の最大値であるリトライ回数データと、配信先端末
3との通信が不成立であった場合に当該配信先端末3と
の通信を再度試行する最短の時間間隔であるリトライ間
隔とが配信元端末2からの電子メールとして受け付けら
れ(ステップS1)、通信回数記憶部13の通信試行回
数が「0」にリセットされる。
【0032】次に、配信部12によって、配信先端末3
の電話番号から1つの電話番号が選択される(ステップ
S3)。電話番号は、例えば、以下のルールに則って選
択されるものとする。 <ルール1>通信試行回数の最も小さい電話番号を選択
する。 <ルール2>配信元端末2に入力された順に選択する。 <ルール3>通信が完了した電話番号は選択しない。 <ルール4>通信試行回数がリトライ回数を超過した電
話番号は選択しない。
【0033】そして、配信部12によって、選択された
電話番号の配信先端末3に対してチャット接続が試行さ
れる(ステップS5)。ただし、前回選択された電話番
号と、今回選択された電話番号が同じである場合には、
リトライ間隔だけ待機した後に、チャット接続が試行さ
れる。チャット接続が失敗した場合には、比較部123
によって、当該電話番号に対応する通信試行回数が1回
だけ増加され(ステップS17)、通信試行回数がリト
ライ回数を超過したか否かの判定が行われる(ステップ
S19)。通信試行回数がリトライ回数を超過していな
い場合には、ステップS3へ戻る。通信試行回数がリト
ライ回数を超過した場合には、リスト作成部141によ
って、返信リストに当該電話番号への通信がリトライ回
数を超過した旨のメッセージが記録されて(ステップS
21)、ステップS23へ進む。
【0034】ステップS5において、チャット接続が成
功した場合には、配信部12によって、ステップS5で
チャット接続された配信先端末3に配信文字データが伝
送される(ステップS7)。そして、配信部12によっ
て、チャット接続された配信先端末3から返信文字デー
タが受信される(ステップS9)。次いで、判定部12
1によって、チャット接続された配信先端末3から受信
された返信文字データが返信一覧データに含まれている
か否かの判定が行われる(ステップS11)。
【0035】返信文字データが返信一覧データに含まれ
ていない場合には、許可部122によって、チャット接
続された配信先端末3に対してエラーメッセージが送信
され(ステップS13)、ステップS9へ戻る。上記エ
ラーメッセージは、例えば、「返信一覧に含まれていま
せん。再度、返信を入力して下さい。」である。返信文
字データが返信一覧データに含まれている場合には、配
信部12によって、チャット接続された配信先端末3と
のチャット接続が切断される(ステップS15)。
【0036】そして、リスト作成部141によって、返
信文字データと通信回数記憶部13に格納された通信試
行回数データ及び通信日時データと電話番号データとが
返信リストに書き込まれ、返信リストデータが更新され
る(ステップS21)。つぎに、返信部15によって、
返信リストが完成されたか否かの判定が行われる(ステ
ップS23)。ステップS21において、配信元端末2
から送信された全ての電話番号に対応する配信先端末3
について、返信が得られたか、または、通信試行回数が
リトライ回数を超過した場合に、返信リストが完成す
る。
【0037】返信リストが完成されていない場合は、ス
テップS3へ戻る。返信リストが完成された場合は、完
成された返信リストデータが返信部15によって、配信
元端末2に伝送され(ステップS25)、処理が終了す
る。
【0038】図4は、図3のステップS1において、配
信元端末2から受け付けられるデータを配信元端末2に
入力するための、入力画面の画面図の一例である。入力
画面SC1には、左上側に、配信文字が入力される配信
文字入力部SC11と、配信文字入力部SC11の下側
に、返信一覧を入力する返信一覧入力部SC12と、配
信文字入力部SC11の右側に、配信文字データを送信
する配信先端末3の電話番号を入力する電話番号入力部
SC13と、電話番号入力部SC13の下側に、リトラ
イ回数を入力するリトライ回数入力部SC14と、リト
ライ間隔を入力するリトライ間隔入力部SC15と、リ
トライ回数入力部SC14の下側に、全ての入力が完了
した時にマウスクリックされる実行ボタンB1とが表示
されている。
【0039】ここでは、文字データ通信用サーバ装置1
によって、会議案内を送付する場合について説明する。
配信文字入力部SC11には、会議名、会議開催日時・
場所及び返信入力方法が入力されている。電話番号入力
部SC13には、5つの電話番号が入力されている。リ
トライ回数入力部SC14には、リトライ回数が10回
と入力され、リトライ間隔入力部SC15には、リトラ
イ間隔が60秒と入力されている。実行ボタンB1がマ
ウスクリックされると、入力画面SC1に入力されたデ
ータが配信元端末2から文字データ通信用サーバ装置1
に伝送され、受け付けられる。
【0040】図5は、図3のステップS7において、チ
ャット接続された配信先端末3に配信文字データが伝送
され、当該配信先端末3のモニタに表示される返信入力
画面の画面図の一例である。返信入力画面SC2には、
画面上側に、配信文字が表示される配信文字表示部SC
21と、画面下側に、返信文字が入力される返信文字入
力部SC22とが表示されている。返信文字入力部SC
22は、カーソルが所定時間間隔で点滅することによっ
て、配信先端末3のユーザからの入力待ちの状態である
ことが表示される。
【0041】図6は、図3のステップS25において、
返信リストが配信元端末2に伝送されて表示された返信
リスト表示画面の画面図の一例である。返信リスト表示
画面SC3は、一覧表形式の画面となっており、左側か
ら、通知日時が表示される通知日時表示部SC31と、
配信先端末3の電話番号が表示される電話番号表示部S
C32と、返信文字が表示される返信表示部SC33
と、通信試行回数が表示される通信回数表示部SC34
と、配信元端末2との通信が成功したか否かが表示され
る通信結果表示部SC35とが表示されている。
【0042】例えば、電話番号が「070−1234−
01xx」の配信先端末3については、通信日時が「2
001年9月1日18時30分01秒」であり、返信文
字が「1:出席」であり、通信試行回数が「1」であ
り、正常終了していることが分かる。また、電話番号が
「070−1234−03xx」の配信先端末3につい
ては、通信試行回数が「10」であり、通信試行回数が
リトライ回数を超過したため、返信が得られなかったこ
とがわかる。
【0043】なお、本発明のネットワーク構造は、上記
実施形態のものに限定されるものではなく、以下に述べ
るように種々の変形態様を採用することができる。 (A)本実施形態においては、配信元端末2がパーソナ
ルコンピュータからなる場合について説明したが、その
他の情報通信端末、例えば、携帯電話である形態でもよ
い。この場合には、サーバ装置と配信元端末2とは無線
で通信されることになる。 (B)本実施形態においては、配信先端末3がPHSタ
イプの移動無線端末からなる形態について説明したが、
その他の情報通信端末、例えば、パーソナルコンピュー
タである形態でもよい。この場合には、サーバ装置と配
信先端末3とがLAN、無線LAN等で通信可能である
必要がある。 (C)本実施形態においては、配信元端末2が2台で、
配信先端末3が5台である場合について説明したが、配
信元端末2及び配信先端末3の台数は任意の台数でよ
い。 (D)本実施形態においては、配信元端末2と文字デー
タ通信用サーバ装置1との間の通信が電子メールを用い
て行われる場合について説明したが、その他のツール、
例えば、メールチャットを用いる形態でもよい。
【0044】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、受付手
段によって、配信元の情報通信端末である配信元端末か
ら配信先の情報通信端末である配信先端末へ伝送する配
信文字データと配信先端末の電話番号データとが受け付
けられる。次いで、配信手段によって、受け付けた電話
番号に対応する配信先端末のそれぞれに接続されて受け
付けた配信文字データが送信され、当該配信先端末のチ
ャット機能を用いて各配信先端末からの返信文字データ
が受信される。各配信先端末からの返信文字データは、
編集手段によって、当該配信先端末の電話番号データと
対応付けられ、返信手段によって、対応付けられた両デ
ータが前記配信元端末へ伝送される。このため、配信元
の情報通信端末のユーザは、配信文字データと配信先端
末の電話番号データとをサーバに伝送する指示を行なう
だけでよく、これにより、配信元端末と配信先端末との
間で迅速で確実且つ容易に文字データの通信を行なうこ
とができる。
【0045】請求項2に記載の発明によれば、受付手段
によって、要求する返信文字データの一覧である返信一
覧データが受け付けられ、判定手段によって、返信文字
データが返信一覧データに含まれているか否かの判定が
行われる。返信文字データが返信一覧データに含まれて
いない場合には、許可手段によって、エラーメッセージ
が配信先端末に送信され、再度当該配信先端末からの返
信文字データの受信が許可されるため、配信元端末のユ
ーザが要求する返信内容が返信されることとなり、配信
元端末と配信先端末との間で更に確実に文字データの通
信を行なうことができる。
【0046】請求項3に記載の発明によれば、比較手段
によって、配信先端末毎の通信試行回数をカウントして
配信先端末との通信が不成立であった場合に通信を試行
する回数の最大値であるリトライ回数と通信試行回数と
が比較され、リトライ手段によって、通信試行回数がリ
トライ回数を超えるまで通信が繰り返し試行されるた
め、配信元端末と配信先端末との間で更に確実に文字デ
ータの通信を行なうことができる。
【0047】請求項4に記載の発明によれば、受付手段
によって、リトライ回数データが受け付けられるため、
配信元端末のユーザが所望するリトライ回数を設定する
ことができる。
【0048】請求項5に記載の発明によれば、通信回数
記憶手段に、配信先端末毎の通信試行回数データが格納
され、編集手段によって、通信試行回数データが配信先
端末の電話番号データと対応付けられ、返信手段によっ
て、対応付けられた両データが配信元端末へ伝送される
ため、配信元端末のユーザが配信先端末のユーザ毎の通
信試行回数を知ることができ、適正なリトライ回数を設
定することができる。
【0049】請求項6に記載の発明によれば、リスト作
成手段によって、少なくとも配信先端末からの返信文字
データと配信先端末の電話番号データとを対応付けた返
信リストデータが作成され、返信手段によって、返信リ
ストデータが配信元端末へ伝送されるため、配信元端末
のユーザは、容易に返信内容を確認することができる。
【0050】請求項7に記載の発明によれば、受付処理
において、配信元の情報通信端末である配信元端末から
配信先の情報通信端末である配信先端末へ伝送する配信
文字データと配信先端末の電話番号データとが受け付け
られ、配信処理において、配信先端末のそれぞれに接続
されて配信文字データが送信され、配信先端末のチャッ
ト機能を用いて各配信先端末からの返信文字データが受
信され、編集処理において、各配信先端末からの返信文
字データが当該配信先端末の電話番号データと対応付け
るられ、返信処理において対応付けられた両データが配
信元端末へ伝送されるため、配信元端末と配信先端末と
の間で迅速で確実且つ容易に文字データの通信を行なう
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の文字データ通信用サーバ装置が適用
される文字データ通信システムの全体構成の一例を示す
図である。
【図2】 文字データ通信用サーバ装置の機能構成図で
ある。
【図3】 文字データ通信用サーバ装置の処理の概要を
示すフローチャートの一例である。
【図4】 配信元端末の入力画面の画面図の一例であ
る。
【図5】 配信先端末の返信入力画面の画面図の一例で
ある。
【図6】 配信元端末の返信リスト表示画面の画面図の
一例である。
【符号の説明】
1 文字データ通信用サーバ装置 2 配信元端末 3 各配信先端末 11 受付部(受付手段) 12 配信部(配信手段) 13 通信回数記憶部(通信回数記憶手段) 14 編集部(編集手段) 15 返信部(返信手段) 121 判定部(判定手段) 122 許可部(許可手段) 123 比較部(比較手段) 124 リトライ部(リトライ手段) 141 リスト作成部(リスト作成手段)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャット機能を備えた複数の情報通信端
    末と文字データの通信を行なうサーバ装置であって、配
    信元の情報通信端末である配信元端末から配信先の情報
    通信端末である配信先端末へ伝送する配信文字データと
    配信先端末の電話番号データとを受け付ける受付手段
    と、前記配信先端末のそれぞれに接続して配信文字デー
    タを送信し、当該配信先端末のチャット機能を用いて各
    配信先端末からの返信文字データを受信する配信手段
    と、各配信先端末からの返信文字データを当該配信先端
    末の電話番号データと対応付ける編集手段と、対応付け
    られた両データを前記配信元端末へ伝送する返信手段と
    を備えることを特徴とする文字データ通信用サーバ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記受付手段は、要求する返信文字デー
    タの一覧である返信一覧データを受け付け、前記配信手
    段は、返信文字データが返信一覧データに含まれている
    か否かを判定する判定手段と、含まれていない場合に
    は、エラーメッセージを前記配信先端末に送信し、再度
    当該配信先端末からの返信文字データの受信を許可する
    許可手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の
    文字データ通信用サーバ装置。
  3. 【請求項3】 前記配信手段は、前記配信先端末毎の通
    信試行回数をカウントして前記配信先端末との通信が不
    成立であった場合に通信を試行する回数の最大値である
    リトライ回数と前記通信試行回数とを比較する比較手段
    と、前記通信試行回数が前記リトライ回数を超えるまで
    通信を繰り返し試行するリトライ手段とを備えることを
    特徴とする請求項1または2に記載の文字データ通信用
    サーバ装置。
  4. 【請求項4】 前記受付手段は、前記リトライ回数デー
    タを受け付けることを特徴とする請求項3に記載の文字
    データ通信用サーバ装置。
  5. 【請求項5】 前記配信先端末毎に通信試行回数データ
    を格納する通信回数記憶手段を備え、前記編集手段は、
    通信試行回数データを前記配信先端末の電話番号データ
    と対応付け、前記返信手段は、対応付けられた両データ
    を前記配信元端末へ伝送することを特徴とする請求項3
    または4に記載の文字データ通信用サーバ装置。
  6. 【請求項6】 前記編集手段は、少なくとも配信先端末
    からの返信文字データと配信先端末の電話番号データと
    を対応付けた返信リストデータを作成するリスト作成手
    段を備え、前記返信手段は、返信リストデータを前記配
    信元端末へ伝送することを特徴とする請求項1〜5のい
    ずれかに記載の文字データ通信用サーバ装置。
  7. 【請求項7】 チャット機能を備えた複数の情報通信端
    末と文字データの通信を行なうプログラムであって、コ
    ンピュータに、配信元の情報通信端末である配信元端末
    から配信先の情報通信端末である配信先端末へ伝送する
    配信文字データと配信先端末の電話番号データとを受け
    付ける受付処理と、前記配信先端末のそれぞれに接続し
    て配信文字データを送信し、当該配信先端末のチャット
    機能を用いて各配信先端末からの返信文字データを受信
    する配信処理と、各配信先端末からの返信文字データを
    当該配信先端末の電話番号データと対応付ける編集処理
    と、対応付けられた両データを前記配信元端末へ伝送す
    る返信処理とを実行させることを特徴とする文字データ
    通信プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008066984A (ja) * 2006-09-06 2008-03-21 Toshiba Corp 携帯端末
JP2012185714A (ja) * 2011-03-07 2012-09-27 Toshiba It Service Kk 電子看板システム及び電子看板システムのコンテンツ配信方法

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