JP2002343771A - ドライエッチング方法 - Google Patents
ドライエッチング方法Info
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Abstract
された部分とを有するものであっても、従来に較べて、
窒化チタン層の側壁部分の形状を略垂直にエッチングす
ることのできるドライエッチング方法を提供する。 【解決手段】 エッチングガスとしてCl2 +Heのガ
スを使用し、フォトレジストからなり所定形状にパター
ニングされたマスク層104を介して、プラズマエッチ
ングにより、窒化チタン層102をエッチングする。
Description
におけるドライエッチング方法に係り、特に、窒化チタ
ン(TiN)層を、レジストからなるマスク層を介して
エッチングするドライエッチング方法に関する。
として、窒化チタン(TiN)が多く使用されており、
半導体装置の製造工程においては、かかる窒化チタンを
所望パターンにエッチングするドライエッチングが行わ
れている。
た電極や配線では、金属膜と絶縁膜との間に、窒化チタ
ン等からなるバリアメタル層が設けられる。
(a)に示すように、下地膜である絶縁膜201上に、
窒化チタン層202、タングステン層203をこの順で
順次形成し、タングステン層203の上に、フォトレジ
ストからなるパターニングされたマスク層204を形成
し、このマスク層204を介して、まず、タングステン
層203のエッチングを行う。
スク層204を介して、窒化チタン層202のエッチン
グを行い、タングステン層203及び窒化チタン層20
2を所定形状にパターニングする。
ン層202のエッチングには、従来、Cl2 からなるエ
ッチングガスを使用したプラズマエッチングが一般的に
用いられている。
では、Cl2 からなるエッチングガスを使用したプラズ
マエッチングにより、窒化チタン層のエッチングが行わ
れている。
6(b)に示すように、窒化チタン層202の側壁部分
がエッチングされ、この窒化チタン層202の側壁部分
の形状が、所謂逆テーパ状となるという問題がある。
ンを形成する場合、マスク層204の形状に合わせて、
タングステン層203及び窒化チタン層202の側壁部
分が略垂直(同図に示す角度Rがほぼ90度)となるこ
とが好ましいが、上記従来の技術においては、窒化チタ
ン層202の側壁部分がエッチングされてしまい、その
側壁部分の形状が逆テーパ状(角度Rが90度より大)
となってしまうという問題があった。
するパターン同士が近接して密に配置された部分と、隣
接するパターン同士が離間して疎に配置された部分を有
する場合には、上記の側壁部分の形状が、パターンが密
に配置された部分と、疎に配置された部分とによって、
異なる傾向がある。
半導体ウエハの面内であっても、その中央部と周縁部で
異なる傾向もある。
や圧力、エッチング中の半導体ウエハの温度、平行平板
型のプラズマエッチング装置における電極に印加する高
周波電力等のエッチング条件を調整して、上記の側壁部
分の形状を制御しようとしても、半導体ウエハの中央
部、周縁部、及び、パターンの疎部分、密部分の全ての
部位において、側壁部分の形状が良好になるようにエッ
チングすることが、困難であるという問題があった。
使用して、プラズマエッチングにより、窒化チタン層の
エッチングを行い、前述した角度Rを半導体ウエハの各
部において測定したところ、 ウエハ中央部:103.3°(密部)、93.6°(疎
部) ウエハ周縁部:115.7°(密部)、97.0°(疎
部) となった。全体的に逆テーパ状になる傾向があり、角度
Rの差は最大22.1°もあった。
されたもので、従来に較べて、窒化チタン層の側壁部分
の形状を良好な状態にエッチングすることのできるドラ
イエッチング方法を提供しようとするものである。
ストからなるマスク層を介して、窒化チタン層をエッチ
ングし、当該窒化チタン層を所定のパターンにパターニ
ングするドライエッチング方法であって、Cl2 ガスと
Heガスとを含むエッチングガスを用いたプラズマエッ
チングにより、前記窒化チタン層の側壁形状が略垂直形
状になるようにエッチングすることを特徴とする。
エッチング方法において、前記Heガスの添加量を調整
することにより、前記窒化チタン層の側壁形状を略垂直
形状に制御することを特徴とする。
エッチング方法において、前記所定のパターンは、隣接
するパターン同士が近接して密に配置された部分と、隣
接するパターン同士が離間して疎に配置された部分を有
し、前記Heガスの添加量を調整することにより、隣接
するパターン同士が近接して密に配置された部分と、隣
接するパターン同士が離間して疎に配置された部分の前
記窒化チタン層の側壁形状が、いずれも略垂直形状とな
るように制御することを特徴とする。
1項記載のドライエッチング方法において、前記Heガ
スの流量比が、前記エッチングガスの全流量に対して、
10〜50%とされていることを特徴とする。
イエッチング方法において、前記エッチングガスの総流
量及び圧力の少なくともどちらか一方を変更し、レジデ
ンスタイムを0.3秒以上に調整することを特徴とす
る。
ク層を介して、窒化チタン層をエッチングし、当該窒化
チタン層を、隣接するパターン同士が近接して密に配置
された部分と隣接するパターン同士が離間して疎に配置
された部分とを有する所定のパターンにパターニングす
るドライエッチング方法であって、Cl2 ガスとN2 ガ
スとを含むエッチングガスを用いたプラズマエッチング
により、前記窒化チタン層をエッチングし、かつ、前記
N2 ガスの添加量を調整することにより、隣接するパタ
ーン同士が近接して密に配置された部分と、隣接するパ
ターン同士が離間して疎に配置された部分の前記窒化チ
タン層の側壁形状が、いずれも略垂直形状となるように
制御することを特徴とする。
エッチング方法において、前記N2ガスの流量比が、前
記エッチングガスの全流量に対して、5〜15%とされ
ていることを特徴とする。
1項記載のドライエッチング方法において、前記プラズ
マエッチングが、平行平板型のプラズマエッチング装置
によって行われることを特徴とする。
1項記載のドライエッチング方法において、前記窒化チ
タン層が、絶縁膜と金属膜との間に設けられたものであ
ることを特徴とする。
照して実施の形態について説明する。
め、半導体ウエハ(シリコン基板)の縦断面の一部を拡
大して模式的に示すものである。同図(a)に示すとお
り、半導体ウエハには、下地膜である絶縁膜101上
に、窒化チタン(TiN)層102、タングステン層1
03が下側からこの順で形成されている。そして、タン
グステン層103の上に、フォトレジストからなるパタ
ーニングされたマスク層104を形成し、このマスク層
104を介して、タングステン層103のエッチングを
行うことによって、このタングステン層103が所定形
状にパターニングされている。
(a)の状態から、エッチングガスとしてCl2 +He
のガスを使用し、プラズマエッチングにより、窒化チタ
ン層102をエッチングする。
絶縁膜101とタングステン層103との間に設けられ
たバリアメタル層として使用される場合の例を示してい
るが、本発明方法は、かかる例に限定されるものではな
く、窒化チタン層102を、フォトレジストからなるマ
スク層104を介してエッチングするあらゆる工程に使
用することができる。
ズマ処理装置の構成の一例を模式的に示すものである。
同図に示すように、プラズマ処理装置1は、電極板が上
下平行に対向し、一方にプラズマ形成用電源が接続され
他方にバイアス形成用電源が接続された容量結合型平行
平板エッチング装置として構成されている。
がアルマイト処理(陽極酸化処理)されたアルミニウム
からなる円筒形状に成形されたチャンバー2を有してお
り、このチャンバー2は接地されている。チャンバー2
内の底部にはセラミックなどの絶縁板3を介して、ウエ
ハWを載置するための略円柱状のサセプタ支持台4が設
けられており、さらにこのサセプタ支持台4の上には、
下部電極を構成するサセプタ5が設けられている。この
サセプタ5にはハイパスフィルター(HPF)6が接続
されている。
体室7が設けられており、導入管8を介して温度調節媒
体室7に温度調節媒体が導入、循環され、サセプタ5を
所望の温度に制御できるようになっている。
状に成形され、その上にウエハWと略同形の静電チャッ
ク11が設けられている。静電チャック11は、絶縁材
の間に電極12が介在された構成となっており、電極1
2に接続された直流電源13から例えば1.5kVの直
流電圧が印加されることにより、クーロン力によってウ
エハWを静電吸着する。
セプタ5、さらには静電チャック11には、被処理体で
あるウエハWの裏面に、伝熱媒体、例えばHeガスなど
を供給するためのガス通路14が形成されており、この
伝熱媒体を介してサセプタ5とウエハWとの間の熱伝達
がなされ、ウエハWが所定の温度に維持されるようにな
っている。
ク11上に載置されたウエハWを囲むように、環状のフ
ォーカスリング15が配置されている。このフォーカス
リング15はセラミックス或いは石英などの絶縁性材料
からなり、エッチングの均一性を向上させるようになっ
ている。
タ5と平行に対向して上部電極21が設けられている。
この上部電極21は、絶縁材22を介して、チャンバー
2の上部に支持されており、サセプタ5との対向面を構
成し、多数の吐出孔23を有する例えば石英からなる電
極板24と、この電極24を支持する導電性材料例えば
表面がアルマイト処理されたアルミニウムからなる電極
支持体25とによって構成されている。なお、サセプタ
5と上部電極21との間隔は、調節可能とされている。
央にはガス導入口26が設けられ、さらにこのガス導入
口26には、ガス供給管27が接続されており、さらに
このガス供給管27には、バルブ28、並びにマスフロ
ーコントローラ29を介して、処理ガス供給源30が接
続され、この処理ガス供給源30から、プラズマエッチ
ングのためのエッチングガスが供給されるようになって
いる。なお、図2には、上記の処理ガス供給源30等か
らなる処理ガス供給系を1つのみ図示しているが、これ
らの処理ガス供給系は複数設けられており、例えば、C
l2 、He、N 2 等のガスを夫々独立に流量制御して、
チャンバー2内に供給できるよう構成されている。
が接続されており、この排気管31には排気装置35が
接続されている。排気装置35はターボ分子ポンプなど
の真空ポンプを備えており、これによりチャンバー2内
を所定の減圧雰囲気、例えば1Pa以下の所定の圧力ま
で真空引き可能なように構成されている。また、チャン
バー2の側壁にはゲートバルブ32が設けられており、
このゲートバルブ32を開にした状態でウエハWが隣接
するロードロック室(図示せず)との間で搬送されるよ
うになっている。
が接続されており、その給電線には整合器41が介挿さ
れている。また、上部電極21にはローパスフィルター
(LPF)42が接続されている。この第1の高周波電
源40は、50〜150MHzの範囲の周波数を有して
おり、このように高い周波数を印加することによりチャ
ンバー2内に好ましい解離状態でかつ高密度のプラズマ
を形成することができ、従来より低圧条件下のプラズマ
処理が可能となる。この第1の高周波電源40の周波数
は、50〜80MHzが好ましく、典型的には図示した
60MHzまたはその近傍の条件が採用される。
高周波電源50が接続されており、その給電線には整合
器51が介挿されている。この第2の高周波電源50は
数百KHz〜十数MHzの範囲の周波数を有しており、
このような範囲の周波数を印加することにより、被処理
体であるウエハWに対してダメージを与えることなく適
切なイオン作用を与えることができる。第2の高周波電
源50の周波数は、典型的には図示した13.56MH
zまたはその近傍の条件が採用される。
って、ウエハWに形成された窒化チタン層102を、フ
ォトレジストからなるマスク層104を介して所定のパ
ターンにエッチングする工程について説明する。
2、マスク層104等が形成されたウエハWを、ゲート
バルブ32を開放して、図示しないロードロック室から
チャンバー2内へ搬入し、静電チャック11上に載置す
る。そして、高圧直流電源13から直流電圧を印加する
ことによって、ウエハWを静電チャック11上に静電吸
着する。
構35によって、チャンバー2内を所定の真空度まで真
空引した後、バルブ28を開放し、処理ガス供給源30
からCl2 +Heのエッチングガスを、マスフローコン
トローラ29によってその流量を調整しつつ、処理ガス
供給管27、ガス導入口26、上部電極21の中空部、
電極板24の吐出孔23を通じて、図2の矢印に示すよ
うに、ウエハWに対して均一に吐出させる。これととも
に、チャンバー2内の圧力が、所定の圧力に維持され、
第1の高周波電源40及び第2の高周波電源50から、
上部電極21及び下部電極としてのサセプタ5に高周波
電圧を印加し、エッチングガスをプラズマ化して、ウエ
ハWの窒化チタン層102のエッチングを行い、図示し
ない終点検出器により、窒化チタン層102のエッチン
グの終点が検出され前述した図1(b)の状態となった
時点でエッチング工程を終了する。
定のパターンが、隣接するパターン同士が近接して密に
配置された部分(図中左側部分)と、隣接するパターン
同士が離間して疎に配置された部分(図中右側部分)と
を有する形状のパターンとされたもの、具体的には、
「密」の部分が、ライン:スペース=1:1程度、
「疎」の部分が、ライン:スペース=1:10以上(例
えばライン幅0.2μmにて)のものを、以下の条件、 エッチングガス:Cl2 (流量50SCCM)+He(流量
20SCCM) 圧力:0.67Pa 上部電極印加高周波電力:525W 下部電極印加高周波電力:50W 電極間距離:115mm サセプタ温度:40℃ によりエッチングを行った。
について、前述した角度Rを半導体ウエハの各部におい
て測定したところ、 ウエハ中央部:90.0°(密部)、92.9°(疎
部) ウエハ周縁部:91.9°(密部)、93.1°(疎
部) となった。窒化チタン層の側壁形状は、全体的に略垂直
となり、角度Rの差は最大3.1°と僅かであり、前述
した従来の方法による角度Rの差22.1°の約1/7
とすることができた。
eの流量として、上述したエッチング工程における、エ
ッチングガスの総流量が70sccmの場合のHeガス
の添加量と、角度Rとの関係を示したものである。な
お、同図のグラフにおいて、実線Aはウエハ周縁部のパ
ターンが密の部分、点線Bはウエハ中央部のパターンが
密の部分、一点鎖線Cはウエハ周縁部のパターンが疎の
部分、二点鎖線Dはウエハ中央部のパターンが疎の部分
の角度Rを示している。
の添加量が20sccm、流量比で20/70(約30
%)のあたりで、いずれの部位においても、略90°と
なり、さらに添加量を増やすと角度Rにばらつきが生じ
る。
ングガスの総流量は70sccmの場合10〜35sc
cm程度とすることが好ましい。また、Heガスの添加
量は、エッチングガスの総流量に対する流量比として、
15〜50%程度とすることが好ましい。
流量は70sccmとし、圧力を0.67Paとしてい
るが、これらを変更して、エッチングガスのレジデンス
タイム(チャンバー内での滞留時間)を変更することに
よっても、窒化チタン層102のエッチング速度と、窒
化チタン層102の側壁部分にデポジションする保護層
の形成速度を調節することができ、これによって、側壁
部分の形状を制御することができる。
定の場合(本実施例では約40l)圧力に比例し、エッ
チングガスの総流量に反比例する。例えば、エッチング
ガスの総流量を70sccmとし、圧力を0.67Pa
とした場合は、レジデンスタイムは0.22秒となる
が、これを、エッチングガスの総流量を40sccm
(Cl2 (流量27SCCM)+He(流量13SCCM))と
し、圧力を0.67Paとしてレジデンスタイムを0.
39秒とすると、ウエハ周辺部及びウエハ中央部のパタ
ーンが密の部分とパターンが疎の部分のテーパ角度のば
らつきをさらに低減することができた。
えば、50Wから70Wに増加させることによっても、
SEM(走査電子顕微鏡)で観察した際の側壁部分の形
状を、さらに垂直に近い良好なものとすることができ
た。
2 (流量60SCCM)+N2 (流量10SCCM)に変更し、
他のエッチング条件は、上記と同様にしてエッチングを
行った。上記エッチングによって得られたパターンにつ
いて、前述した角度Rを半導体ウエハの各部において測
定したところ、 ウエハ中央部:88.1°(密部)、83.0°(疎
部) ウエハ周縁部:87.9°(密部)、83.0°(疎
部) となった。全体的に若干順テーパ状となる傾向がある
が、略垂直となり、角度Rの差は最大5.1°と僅かで
あった。
2 ガスの流量として、上述したエッチング工程におけ
る、エッチングガスの総流量が70sccmの場合のH
eガスの添加量と、角度Rとの関係を示したものであ
る。なお、同図のグラフにおいて、実線Aはウエハ周縁
部のパターンが密の部分、点線Bはウエハ中央部のパタ
ーンが密の部分、一点鎖線Cはウエハ周縁部のパターン
が疎の部分、二点鎖線Dはウエハ中央部のパターンが疎
の部分の角度Rを示している。
の添加量が増加すると、順テーパ状となる傾向があるた
め、N2 ガスの添加量は、流量比で5〜15%程度とす
ることが好ましい。
るパターン同士が近接して密に配置された部分と、隣接
するパターン同士が離間して疎に配置された部分の窒化
チタン層102の側壁形状が、いずれも所定形状となる
ようにエッチングを行うことができた。
ング装置を使用した実施形態について説明したが、本発
明はかかる実施形態に限定されるものではなく、あらゆ
るプラズマエッチング装置を使用できることは、勿論で
ある。
ッチング方法によれば、従来に較べて、窒化チタン層の
側壁部分の形状を略垂直にエッチングすることができ
る。
面の構成を模式的に示す図。
を示す図。
説明するための図。
す図。
す図。
を模式的に示す図。
…タングステン層、104……マスク層(フォトレジス
ト)。
Claims (9)
- 【請求項1】 レジストからなるマスク層を介して、窒
化チタン層をエッチングし、当該窒化チタン層を所定の
パターンにパターニングするドライエッチング方法であ
って、 Cl2 ガスとHeガスとを含むエッチングガスを用いた
プラズマエッチングにより、前記窒化チタン層の側壁形
状が略垂直形状になるようにエッチングすることを特徴
とするドライエッチング方法。 - 【請求項2】 請求項1記載のドライエッチング方法に
おいて、 前記Heガスの添加量を調整することにより、前記窒化
チタン層の側壁形状を略垂直形状に制御することを特徴
とするドライエッチング方法。 - 【請求項3】 請求項2記載のドライエッチング方法に
おいて、 前記所定のパターンは、隣接するパターン同士が近接し
て密に配置された部分と、隣接するパターン同士が離間
して疎に配置された部分を有し、 前記Heガスの添加量を調整することにより、隣接する
パターン同士が近接して密に配置された部分と、隣接す
るパターン同士が離間して疎に配置された部分の前記窒
化チタン層の側壁形状が、いずれも略垂直形状となるよ
うに制御することを特徴とするドライエッチング方法。 - 【請求項4】 請求項1〜3いずれか1項記載のドライ
エッチング方法において、 前記Heガスの流量比が、前記エッチングガスの全流量
に対して、10〜50%とされていることを特徴とする
ドライエッチング方法。 - 【請求項5】 請求項4に項記載のドライエッチング方
法において、 前記エッチングガスの総流量及び圧力の少なくともどち
らか一方を変更し、レジデンスタイムを0.3秒以上に
調整することを特徴とするドライエッチング方法。 - 【請求項6】 レジストからなるマスク層を介して、窒
化チタン層をエッチングし、当該窒化チタン層を、隣接
するパターン同士が近接して密に配置された部分と隣接
するパターン同士が離間して疎に配置された部分とを有
する所定のパターンにパターニングするドライエッチン
グ方法であって、 Cl2 ガスとN2 ガスとを含むエッチングガスを用いた
プラズマエッチングにより、前記窒化チタン層をエッチ
ングし、かつ、前記N2 ガスの添加量を調整することに
より、隣接するパターン同士が近接して密に配置された
部分と、隣接するパターン同士が離間して疎に配置され
た部分の前記窒化チタン層の側壁形状が、いずれも略垂
直形状となるように制御することを特徴とするドライエ
ッチング方法。 - 【請求項7】 請求項6記載のドライエッチング方法に
おいて、 前記N2 ガスの流量比が、前記エッチングガスの全流量
に対して、5〜15%とされていることを特徴とするド
ライエッチング方法。 - 【請求項8】 請求項1〜7いずれか1項記載のドライ
エッチング方法において、 前記プラズマエッチングが、平行平板型のプラズマエッ
チング装置によって行われることを特徴とするドライエ
ッチング方法。 - 【請求項9】 請求項1〜8いずれか1項記載のドライ
エッチング方法において、 前記窒化チタン層が、絶縁膜と金属膜との間に設けられ
たものであることを特徴とするドライエッチング方法。
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