JP2002341700A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002341700A
JP2002341700A JP2001145568A JP2001145568A JP2002341700A JP 2002341700 A JP2002341700 A JP 2002341700A JP 2001145568 A JP2001145568 A JP 2001145568A JP 2001145568 A JP2001145568 A JP 2001145568A JP 2002341700 A JP2002341700 A JP 2002341700A
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sheet
image forming
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unit
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JP2001145568A
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Takeshi Moriyama
剛 森山
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成後、穿孔をし忘れたシートに対して
も穿孔を行うことのできる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 制御手段1Bは、モード設定手段により
第1の穿孔モードが設定されたときには、画像形成部2
を通過する際にシートに画像を形成し、この後、画像形
成部の下流に設けられたシート処理装置3により、シー
トに穿孔を行うように制御する。また、第2の穿孔モー
ドが設定されたときには、シートを、画像を形成するこ
となく画像形成部2を通過させ、この後、シート処理装
置3によりシートに穿孔を行うように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、特にシートに対して穿孔を行うシート処理装置を備
えたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば複写機、プリンタ、ファク
シミリ等の画像形成装置においては、画像形成した後の
シートに対してパンチ(綴じ)穴の穿孔を行うよう穿孔
手段を備えたシート処理装置を備えたものがある。
【0003】そして、このようなシート処理装置を備え
た画像形成装置においては、シートに対する穿孔を行う
場合には画像形成装置に設けられたモード設定手段によ
り穿孔モードを設定した後、画像形成動作を開始するよ
うに構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
画像形成装置において、穿孔モードの設定を忘れた場合
には、シートには画像は形成されるが、パンチ穴は穿孔
されない。このため、パンチ穴が穿孔されていないシー
トに対しては、一般に市販されているパンチャーを用い
て穿孔を行う必要があり、特に、シートの枚数が多い場
合などには、手間がかかるといった問題があった。
【0005】そこで、本発明は、このような現状に鑑み
てなされたものであり、画像形成後、穿孔をし忘れたシ
ートに対しても穿孔を行うことのできる画像形成装置を
提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像形成部
と、前記画像形成部の下流に設けられ、シートに穿孔を
行うシート処理装置とを備えた画像形成装置において、
前記画像形成部を通過する際に画像が形成されたシート
に穿孔を行う第1の穿孔モードと、前記画像形成部を、
画像を形成することなく通過させたシートに穿孔を行う
第2の穿孔モードとを選択的に設定するモード設定手段
と、前記画像形成部の画像形成動作を制御する制御手段
と、を備え、前記制御手段は、前記モード設定手段によ
り前記第2の穿孔モードが設定された際には、前記画像
形成部による画像形成動作を行わないよう制御すること
を特徴とするものである。
【0007】また本発明は、前記画像形成部に給送され
るシートを収納する1つ又は複数のシート収納部を備
え、前記制御手段は、前記第2の穿孔モードが設定され
た場合には、前記画像を形成することなく画像形成部を
通過させるシートを収納する前記シート収納部の選択を
指示する表示を行うことを特徴とするものである。
【0008】また本発明は、前記制御手段は、前記シー
ト収納部が選択された後、該シート収納部に収納する際
の、前記シートの向きを表示することを特徴とするもの
である。
【0009】また本発明は、原稿を読み取る原稿読取部
を備え、前記制御手段は、前記第2の穿孔モードが設定
された場合には、前記原稿の読取動作は行わないよう前
記原稿読取部を制御することを特徴とするものである。
【0010】また本発明は、前記制御手段は、前記選択
されたシート収納部のシートがなくなったとき、前記第
2の穿孔モードを終了させることを特徴とするものであ
る。
【0011】また本発明のように、制御手段は、モード
設定手段により第1の穿孔モードが設定されたときに
は、画像形成部を通過する際にシートに画像を形成し、
この後、画像形成部の下流に設けられたシート処理装置
により、シートに穿孔を行うように制御する。また、第
2の穿孔モードが設定されたときには、シートを、画像
を形成することなく画像形成部を通過させ、この後、シ
ート処理装置によりシートに穿孔を行うように制御す
る。
【0012】
【発明の実施形態】以下、本発明の実施の形態について
図面を用いて詳細に説明する。
【0013】図1は本発明の実施の形態に係るシート処
理装置を備えた画像形成装置の概略構成を示す模式断面
図である。
【0014】同図において、1は画像形成装置、1Aは
画像形成装置本体(以下、装置本体という)であり、こ
の装置本体1Aの上部には画像形成部2が、上面には原
稿を自動循環させる原稿自動送り装置4がそれぞれ設け
られ、また側方(図中左側)にはシート処理装置(以
下、ソータ3という)が設けられている。
【0015】ここで、画像形成部2は周知の電子写真方
式を用いたもので、ここでは詳細な説明は省略するが、
シートに画像を形成する場合には、まず不図示の原稿読
取部により、リブプラテンガラス2g上に位置決めされ
た原稿の画像を読み取った後、不図示の光学系により感
光体ドラム2a表面に対して露光を行うことにより、原
稿画像に応じた潜像を感光体ドラム2a上に形成するよ
うにしている。
【0016】次に、この感光体ドラム2aの周囲に設け
られた現像機2bにより潜像を現像してトナー像化し、
これをシート収納部である手差しトレイ21、或いは第
1及び第2給紙カセット22a,22bから給送された
シートに転写器2cにより転写する。そして、このトナ
ー像が転写されたシートを感光体ドラム2aから剥離さ
せた後、搬送ベルト2dにより搬送し、この後定着器2
eにて永久的に定着するようにしている。
【0017】また、原稿自動送り装置4は、原稿載置台
4aに載置された原稿束Dの最下面の原稿を給送パス4
bを介してプラテンガラス2g上に送出し、原稿面の読
み取りが終了した後、原稿を排出パス4cを介して再び
原稿束Dの上面に送出して載置するものである。
【0018】一方、ソータ3はいわゆるビン移動型ソー
タであり、このソータ3は、図2に示すように画像形成
後、画像形成装置1から搬送されるシートを積載収納す
る複数のビントレイ5aを有するビンユニット5を備え
ている。ここで、この上下方向に集積されたビントレイ
5aは、両側部に設けられたビンコロ5bを上下動する
ことにより、1枚ずつ上昇または下降するよう構成され
ている。
【0019】そして、既述したように定着器2eにて画
像が定着されたシートは、画像形成装置1からソータ3
に排出され、この後、入り口ローラ7にて搬送され、ソ
ート、穿孔及びステイプル処理を行う場合には、フラッ
パ8を経てソートパス3bに進入する。なお、ソート及
び穿孔等の処理が行われない場合には、シートはフラッ
パ8を経てノンソートパス3aに進入し、この後、排出
ローラ9より機外へ排出される。
【0020】一方、ソートパス3bに進入したシートは
第1中間ローラ10にて搬送され、この後、パンチャー
13を通過する。そして、このときパンチモードが設定
されている場合には、このパンチャー13によりパンチ
孔が穿孔され、この後、第2中間ローラ11aにてビン
ユニット5へと排出される。なお、ステイプルモードが
設定されているときは、この後、各ビントレイ5aに積
載されたシートにはステイプルユニット6によりステイ
プルが行われる。
【0021】ここで、図3はパンチャー付近の構成を示
す拡大図であり、同図に示すようにパンチャー13は中
央に形成された搬送経路13aと、この搬送経路13a
の両側に配置されたパンチ14及びダイス15を備えて
いる。なお、これらパンチ14、ダイス15は二穴用の
パンチャーの場合には、シートの幅方向に二個、三穴用
のパンチャーの場合には三個配設されており、必要に応
じてシートに一度に所定の個数の穿孔を行うよう構成さ
れている。
【0022】そして、これらパンチ14及びダイス15
はシートの搬送速度と等しい周速度にて同期して回転
し、シートの後端の所定の位置にパンチ孔を穿孔する。
なお、パンチ孔の穿孔後、パンチ14、ダイス15は一
回転して所定位置にて停止し、次のシートが搬送される
まで待機する。
【0023】図4は、ソータ3の制御ブロック図であ
る。同図において、600は制御部であり、この制御部
600は、CPU501、ROM502、電池でバック
アップされたRAM503、拡張入出力部504、通信
制御部505、モータ制御部530、センサ制御部55
0及び不図示のD/Aコンバータ、A/Dコンバータを
中心としたアナログインタフェイス部580等で構成さ
れている。
【0024】ここで、CPU501及び拡張入出力部5
04の入力ポートには、例えば入り口ローラ7付近に設
けられたノンソートパスセンサ192からのノンソート
センサ信号、第2中間ローラ11a付近に設けられたソ
ートパスセンサ191からのソートセンサ信号、シフト
クロックセンサ201からのビントレイ5aを上下動さ
せるためのシフトモータ42の回転に同期した信号、ビ
ンユニット5がホームポジション(1ビン目にシートが
収納されるポジション)にあることを検出するビンホー
ムセンサ203からの信号、揺動クロックセンサ210
からのステープラユニット6の進退動作を行う揺動モー
タ108の回転に同期した信号が入力される。
【0025】さらに、ステープラ11のクリンチ位置に
シートがあるか否かを検知する紙検知センサ104から
の信号、ステープラ11による一回の針打ちが終了した
事を検出する1回転検知センサ211からの信号、装着
されたパンチャー13が2穴か3穴を識別するためのパ
ンチャー識別スイッチ111からの識別信号、パンチ1
4が待機位置に有るか否かを検知するパンチャホームセ
ンサ115からの信号、ソータ3に搬入されたシートの
後端を検知し、パンチ14の駆動タイミングを決定する
ための後端検知センサ113からの信号等が入力され
る。
【0026】なお、例えば紙検知センサ104、後端検
知センサ113は光センサで構成されており、このセン
サ104,113の受光側はアナログインタフェイス5
80のA/D変換端子に接続されている。そして、CP
U501は、このアナログインタフェイス580を介し
てセンサ104,113の状態監視を行っている。
【0027】また、このアナログインタフェイス580
のD/A変換出力端子からは、後述の穿孔モータ電流制
御出力や揺動モータ電流制御出力等の、モータのトルク
を制御する信号や、紙検知センサ104、後端検知セン
サ113の発光素子の光量を制御する信号等が出力され
ている。
【0028】一方、CPU501、拡張入出力部504
の出力ポートには、入り口ローラ7、排出ローラ9及び
第1中間ローラ10を回転させる入り口モータ55を駆
動する入り口モータドライバ310、フラッパ8に連結
されたフラッパソレノイド56を駆動するフラッパソレ
ノイドドライバ511、シフトモータ42を駆動するシ
フトモータドライバ300、ステープラユニット6を前
後進させる為の揺動モータ108を駆動する揺動モータ
ドライバ330、ステープラユニット6の針打ち動作を
行う為のステイプルモータ112を駆動するステイプル
モータドライバ514が接続されている。
【0029】さらに、シートを上から押さえ込み、カー
ル等によるシート端面の浮き上がりを規制し、ステープ
ラ11が針打ち動作を行う際、打ち残しシートがないよ
うにするための紙押さえソレノイド120を駆動する紙
押さえソレノイドドライバ515、シート束の整合を行
う不図示の整合棒を駆動する整合モータ27を駆動する
整合モータドライバ516、パンチャー13を駆動する
穿孔モータ117を駆動するパンチモータドライバ51
7、第2中間ローラ11aを駆動させるための排紙モー
タ118を駆動する排紙モータドライバ518等が接続
されている。
【0030】なお、通信制御ICを中心とした通信制御
部505は、通信インタフェイス506を介してソータ
3と、装置本体1Aに設けられた制御手段である本体制
御部1B(図1参照)との間の制御データの授受を行う
ためのものである。
【0031】ここで、本体制御部1Bからの受信データ
としては、装置本体1Aからの排出されるシートのサイ
ズデータ、厚さデータ、装置本体1Aのプロセス速度デ
ータ、ノンソート、ソート、グループ等のソータ3の動
作モード指定データ、ソータ3の動作開始トリガ信号、
ソータ3のイニシャルプリセット信号、ステイプル開始
信号、ビンのシフト方向反転信号、シート排出信号、最
終シート排出信号等がある。
【0032】また、送信データとしては、使用可能ビン
数データ、装置本体1Aからのシート到着を知らせるシ
ート到着信号、ソータ3が待機状態にあることを示すソ
ータスタンバイ信号、ソータ3が動作中であることを示
すソータビジー信号、ソータ3がステイプル動作中であ
ることを示すステイプルオン信号、ソータ3の動作に支
障が生じた場合の各種アラーム信号等がある。
【0033】また、図5は穿孔モータ117の制御ブロ
ック図である。なお、本実施の形態において、この穿孔
モータ117として4相のステッピングモータを、また
穿孔モータドライバ517として市販されている三洋電
機製のステッピングモータドライバSTK6713のよ
うなIC化された定電流ドライバーを用いている。
【0034】そして、この穿孔モータドライバ517に
は、同図に示すようにCPU501から、周知の4相の
穿孔モータ励磁制御信号305〜308が入力され、モ
ータ制御部530からアナログインタフェイス580を
介してモータドライブ電流を制御するアナログ電圧であ
る穿孔モータ電流制御信号309が入力されている。
【0035】なお、この穿孔モータ励磁制御信号305
〜308のパルスレートを変える事により穿孔モータ1
17の回転速度を任意に変える事が可能になっている。
さらに、穿孔モータ電流制御信号309の電圧レベルを
変える事によって、穿孔モータ117の起動時、加速
時、定常速度時やパンチャー13の穿孔時等によってモ
ータトルクを変更することができるようになっている。
【0036】また、図6は穿孔モータ117の電流制御
のタイミングチャートを示したものである。同図におい
て、253は装置本体1Aから送信されてくるシート排
出信号であり、装置本体1Aからシートが排出される
と、このシート排出信号253がLレベルからHレベル
に変化する。
【0037】また、254は後端検知センサ113の出
力信号であり、後端検知センサ113がシートを検知し
ている間Hレベルとなる。なお、305〜308は穿孔
モータ117の相励磁出力を示し、斜線部は穿孔モータ
117が回転中であることを示している。
【0038】ここで、穿孔モータ117の駆動タイミン
グは、後端検知センサ113(図3参照)からの信号に
基づいて制御され、後端検知センサ113の信号がHレ
ベルとなった後、シートの後端の所定位置に確実に穿孔
を行えるように適切なタイミングで穿孔モータ117の
駆動が開始されるようになっている。なお、本実施の形
態では、シートの後端が後端検知センサ113を通過し
たタイミングから所定時間t後に穿孔モータ117の駆
動を開始するようにしている。
【0039】また、パンチ14がシートを穿孔するタイ
ミング及び穿孔を終了するタイミングは相励磁信号30
5〜308の一変化当たりのパンチ14の移動量から求
められる。なお、ROM502(図4参照)にはこれら
穿孔動作タイミングに関連する一連の情報が格納されて
いる。
【0040】なお、309は穿孔モータ117の電流制
御信号であり、縦軸の値が大きいほど、設定電流が大き
いことを示している。また、図中のIl,I2,I3は
それぞれパンチ14がシートを穿孔中の電流値、パンチ
14がシートの穿孔前および穿孔後の電流値、モータ停
止時の電流値を示している。
【0041】ところで、このような構成のソータ3を備
えた画像形成装置1は、既述したソートを行うソートモ
ード、ソートした出力紙に対するステイプル処理を行う
ステイプルモード、画像形成された出力紙にパンチを行
うパンチモードを備えており、さらに手差しトレイ21
(図1参照)などに予め画像形成済みのシートをセット
した後、順次この手差しトレイ21などからシートを給
送し、この後、画像形成部2では画像形成を行わずにソ
ータ3に搬送し、パンチャー13で穿孔動作を行う特殊
パンチモードを備えている。
【0042】即ち、この特殊パンチモードが設定された
場合には、既に画像形成されたシートを、画像形成部2
を通過する際、再度、このシートに画像を形成すること
なくそのままソータ3に搬送し、穿孔処理を行うことが
できるようになっている。
【0043】そして、このようにシートを、画像を形成
することなく画像形成部2を通過させ、この後、シート
に穿孔を行うモードを備えることにより、穿孔し忘れた
シートに対しても穿孔を行うことができる。これによ
り、ユーザが穿孔モードを設定し忘れた場合でも、画像
形成を行わないで穿孔を行うことができるので、ユーザ
の使い勝手が向上する。なお、穿孔モードを設定し忘れ
ただけでなく、単に、シートに対して穿孔を行いたい場
合にも、このモードを設定することにより、シートに穿
孔を行うことができる。
【0044】そして、この各モードは、装置本体1Aの
上面に設けられている図7に示すモード設定手段である
操作部40により設定される。ここで、この操作部40
には、同図に示すように電源が入っていることを示す為
のパワーランプ621、電源のON/OFFの切り替え
に合わせ点灯、消灯するパワースイッチ613、画像形
成枚数の設定や動作モードの設定等の数値入力の際に使
用されるテンキー622、テンキー622で入力した設
定をクリアする場合に使用するクリアキー623、テン
キー622で設定された画像形成枚数や動作モードや選
択給紙段等のモードを規制値に戻すためのリセットキー
616が設けられている。
【0045】さらに、この操作部40には、スタートキ
ー614が設けられており、このスタートキー614を
押下することで設定されたモードに応じた処理が開始さ
れる。なお、このスタートキー614の中央には画像形
成処理のスタートが可能か否かを示す不図示の赤色とグ
リーンのLEDが配置されており、画像形成動作のスタ
ートが不可能の場合は、赤色のLEDが点灯し、スター
ト可能な場合はグリーンのLEDが点灯する。なお、6
15は、画像形成装置の処理の停止を行う際に使用する
ストップキーである。
【0046】また、この操作部40には、液晶等で構成
された表示パネル620が設けられている。なお、この
表示パネル620は、詳細なモード設定を容易にするべ
く画面はタッチパネルとなっており、それぞれ表示され
る機能の枠内を触れることにより、設定モードに応じて
表示内容が切り替わり、その機能が実行されるようにな
っている。
【0047】ここで、同図において、626は多重動作
や縮小レイアウトモード、表紙、合紙モード等の応用機
能モードを設定する際に使用する応用モードキーであ
り、この応用モードキー626を押下することにより、
各応用機能モードを設定するための画面が表示パネル6
20に表示される。ユーザはこの画面で応用機能モード
を設定する。
【0048】また、624は両面動作の設定を行う両面
動作設定キーであり、この両面動作設定キー624は例
えば、片面原稿2枚を両面原稿で出力する「片−両モー
ド」、両面原稿を両面原稿で出力する「両−両モー
ド」、両面原稿を片面原稿2枚で出力する「両−片モー
ド」等の設定を行う際に使用される。
【0049】また、627はシートの選択を行うための
シート選択キー、628,629,630,632は複
写(画像形成)動作の複写倍率を設定する際に使用する
キー、625はソータ3のソートモード、ステイプルモ
ード、パンチモードなどの設定を行う際に使用する排紙
処理キーである。なお、表示パネル620内に表示され
ているキーで使用できないキーはその表示部分を点線
(網掛け)にすることで、そのキーが操作できないこと
を表すようにする。
【0050】図8は、排紙処理キー625を押下した際
に表示パネル620に表示される排紙処理設定画面を示
した図である。そして、この設定画面にて、排紙モード
を選択する。
【0051】ここで、同図において、632はソートモ
ードによる排紙処理の設定を行うソートキー、633は
ソートした出力紙に対するステイプル処理のモードの設
定を行うステイプルキー、634は1つの原稿に対する
コピーを1つのビンに排紙するグループモードの設定を
行うグループキー、635は画像形成された出力紙に対
しパンチ孔の穿孔を行うパンチモードの設定を行うパン
チキーである。
【0052】また、636は排紙処理モードの設定をキ
ャンセルする場合に使用する取り消しキー、637は該
画面にて選択した排紙処理モードの設定を確定する際に
使用するOKキーである。
【0053】そして、638は、画像形成を行わない出
力紙にパンチの穿孔を行う特殊パンチモードの設定を行
う際に使用される特殊パンチモードキーである。ここ
で、この特殊パンチモードキー638が押下されると、
手差しトレイ21などに予めセットされた画像形成済み
のシートが、画像形成部2で画像形成を行われることな
くソータ3に搬送され、パンチャー13で穿孔動作が行
われるようになる。
【0054】図9は、特殊パンチモードキー638が選
択された場合の表示パネル620の表示内容を示した図
であり、特殊パンチモードキー638が選択されると、
本体制御部1Bは同図に示すように画像を形成すること
なく画像形成部2を通過させるシートを収納するシート
収納部の選択を指示する表示を行うようにしている。
【0055】ここで、画像形成済みの原稿を手差しトレ
イ21から給紙する場合には手差しトレイキー640
を、第1給紙カセット22aから給紙する場合には第1
給紙カセットキー641を、第2給紙カセット22bか
ら給紙する場合には第2給紙カセットキー642を、そ
れぞれ選択するようにしている。
【0056】そして、このように画像形成済みのシート
を手差しトレイ21、或いは第1及び第2給紙カセット
22a,22bに選択的にセットすることができるよう
にすることにより、穿孔するシートの枚数に応じて所望
の位置にシートをセットすることができる。なお、同図
において、639は閉じキーであり、この閉じキー63
9を選択すると1つ前の画面(図8)に戻る。
【0057】ところで、例えば画像形成済みのシートを
手差しトレイ21にセットするよう、同図において手差
しトレイキー640が選択されると、本体制御部1Bは
図10に示すように表示パネル620に手差しトレイ2
1へのシートの向き(置き方)を表示するようにしてい
る。なお、643はOKキーであり、このキー643を
選択すると、図9の画面に戻る。
【0058】ここで、特殊パンチモードは、予め画像形
成済みのシートについて行われることを想定しているた
め、このように手差しトレイ21、或いは第1及び第2
給紙カセット22a,22bに収納する際の、シートの
向き(置き方)を表示することにより、間違った向きに
シートを置くことを防止している。また、パンチ孔64
4の位置を示すことで、ユーザはシートのどこにパンチ
孔644が穿孔されるのかを、容易に確認することがで
きるようになっている。
【0059】なお、この表示は、手差しトレイ21が選
択された場合の一例であり、他の給紙カセット22a,
22bが選択された場合には、要すれば他の表示を行う
ようにする。
【0060】次に、パンチモードの設定動作を図11に
示すフローチャートを用いて説明する。
【0061】まず、画像形成装置1に設けられた本体制
御部1Bは、表示パネル620のパンチキー635が選
択されたかどうか判定し(S401)、選択されていな
ければ(S401のN)、このフローを抜ける。また、
パンチキー635が選択された場合には(S401の
Y)、パンチモードを設定する(S402)。そして、
このようなパンチモードが設定されると、画像形成装置
1で画像形成された後、シートはソータ3に搬送され、
パンチャー13によりパンチ孔が穿孔される。
【0062】次に、特殊パンチモードの設定動作を図1
2に示すフローチャートを用いて説明する。
【0063】まず、本体制御部1Bは、表示パネル62
0の特殊パンチモードキー638が選択されたかどうか
判断し(S403)、選択されていなければ(S403
のN)、このフローを抜ける。また、特殊パンチモード
キー638が選択された場合には(S403のY)、次
に図9に示したように給紙位置を選択させる画面を表示
パネル620に表示する(S404)。
【0064】次に、給紙場所が選択されるまで待機し、
給紙場所が選択された場合には(S405のY)、例え
ば手差しトレイ21ヘ、画像を形成することなく画像形
成部2を通過させるシートを載置(収納)する場合、手
差しトレイキー640が押されると、穿孔したいシート
の載置向きを案内する画面を表示する(S406)。
【0065】次に、確認キー(図10におけるOKキー
643)が選択されるまで待機し(S407)、確認キ
ーが選択されると(S407のY)、画像形成装置1の
モードを特殊パンチモードに設定する(S408)。
【0066】次に、特殊パンチモードにおける給紙動作
について図13に示すフローチャートを用いて説明す
る。
【0067】まず、本体制御部1Bは、スタートキー6
14が選択されて画像形成動作がスタートしたかどうか
判定し(S421)、画像形成動作がスタートした場合
は(S421のY)、次に画像形成装置1の動作モード
が特殊パンチモードであるか否かを判定し(S42
2)、特殊パンチモードでなければ(S422のN)、
このフローを抜ける。
【0068】一方、特殊パンチモードであれば(S42
2のY)、ユーザに選択された給紙場所から給紙を開始
する(S423)。次に、給紙されたシートが最終紙か
どうかを判定し(S424)、最終紙ならば(S424
のY)このフローを終了する。最終紙でなければ(S4
24のN)、S422に戻る。従って、最終紙までは、
所定の紙間で給紙が続けられ、シートにパンチ穴が穿孔
される。
【0069】なお、最終紙かどうかの判断は、給紙場所
に設けられた不図示のシート有無センサからの信号によ
り選択された給紙場所のシートがなくなったかどうかで
判断し、シートがなくなった時を最終紙と判断する。即
ち、給紙するシートがなくなったら、特殊パンチモード
の動作フローを終了する。
【0070】ここで、この特殊パンチモードの給紙動作
中は、通常の画像形成モードと異なり画像読み取り動作
は行われない。このため、原稿自動送り装置4やプラテ
ンガラス上に原稿が載置された状態でスタートキーが押
された場合でも、特殊パンチモードが選択されていた場
合は、特殊パンチモードが優先されて動作を開始する。
なお、この場合、特殊パンチモードの動作が終了した
後、画像読み取り動作等の通常の画像形成モードが開始
される。
【0071】ところで、これまでの説明においては、画
像形成装置の一例として原稿自動送り装置4を備えたも
のについて述べてきたが、本発明はこれに限らず、他の
マイコン等の出力手段として用いられるプリンタにも適
用できることは言うまでもない。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように本発明のようにシー
トを、画像を形成することなく画像形成部を通過させ、
この後、シートに穿孔を行うモードを備えることによ
り、穿孔し忘れたシートに対しても穿孔を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るシート処理装置を備
えた画像形成装置の概略構成を示す模式断面図。
【図2】上記シート処理装置の概略構成を示す模式断面
図。
【図3】上記シート処理装置のパンチャー付近の構成を
示す拡大図。
【図4】上記シート処理装置の制御ブロック図。
【図5】上記シート処理装置の穿孔モータの制御ブロッ
ク図。
【図6】上記穿孔モータの電流制御のタイミングチャー
ト。
【図7】上記画像形成装置の操作部の上視図。
【図8】上記操作部に設けられた表示部の表示内容を示
す図。
【図9】上記表示部の特殊パンチモードが設定されたと
きの表示内容を示す図。
【図10】上記表示部の他の表示内容を示す図。
【図11】上記画像形成装置におけるパンチモード設定
動作を説明するフローチャート。
【図12】上記画像形成装置における特殊パンチモード
設定動作を説明するフローチャート。
【図13】上記特殊パンチモードにおける給紙動作を説
明するフローチャート。
【符号の説明】
1 画像形成装置 1A 装置本体 1B 本体制御部 2 画像形成部 3 ソータ 4 原稿自動送り装置 13 パンチャー 21 手差しトレイ 22a 第1給紙カセット 22b 第2給紙カセット 40 操作部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成部と、前記画像形成部の下流に
    設けられ、シートに穿孔を行うシート処理装置とを備え
    た画像形成装置において、 前記画像形成部を通過する際に画像が形成されたシート
    に穿孔を行う第1の穿孔モードと、前記画像形成部を、
    画像を形成することなく通過させたシートに穿孔を行う
    第2の穿孔モードとを選択的に設定するモード設定手段
    と、 前記画像形成部の画像形成動作を制御する制御手段と、 を備え、 前記制御手段は、前記モード設定手段により前記第2の
    穿孔モードが設定された際には、前記画像形成部による
    画像形成動作を行わないよう制御することを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記画像形成部に給送されるシートを収
    納する1つ又は複数のシート収納部を備え、 前記制御手段は、前記第2の穿孔モードが設定された場
    合には、前記画像を形成することなく画像形成部を通過
    させるシートを収納する前記シート収納部の選択を指示
    する表示を行うことを特徴とする請求項1記載の画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記シート収納部が選
    択された後、該シート収納部に収納する際の、前記シー
    トの向きを表示することを特徴とする請求項2記載の画
    像形成装置。
  4. 【請求項4】 原稿を読み取る原稿読取部を備え、 前記制御手段は、前記第2の穿孔モードが設定された場
    合には、前記原稿の読取動作は行わないよう前記原稿読
    取部を制御することを特徴とする請求項1乃至3のいず
    れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記選択されたシート
    収納部のシートがなくなったとき、前記第2の穿孔モー
    ドを終了させることを特徴とする請求項1乃至4のいず
    れか1項に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004188614A (ja) * 2002-12-06 2004-07-08 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

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