JP2002340020A - 回転伝達装置 - Google Patents

回転伝達装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転伝達装置におけるシ−ル性の劣化、軸受
破損並びにコストアップという課題を解決すること。 【解決手段】 内方部材1または外方部材2に対して、
係合子6を保持する保持器5の位相を変えることによ
り、内方部材1と外方部材2との係合、脱離を行うクラ
ッチを構成した回転伝達装置において、ハウジング4と
内方部材1または外方部材2の少なくとも一方との間に
設けるシール装置20を、ハウジング4端面から内側奥
に凹ませて配置することにより、シール性を向上した。
また、ハウジング4開口側と反対側に位置する軸受3の
軸受シール部材3dを削除することにより、コストダウ
ンを図り、軸受3の内輪3aと転動体3cの接触部中央
における接触応力が、軸受設計を行う場合における標準
的な数値である4200MPa以下になるように、軸受
3と外方部材2との締め代を規定することにより、軸受
損傷を防止した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、各種機器や車両
の駆動経路上において、駆動力の伝達と遮断の切り替え
を行う回転伝達装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の回転伝達装置の一例とし
て、図5に示すものがある。この回転伝達装置は、内方
部材31の内周に、入力軸37をセレーション38によ
って嵌合し、内方部材31の外周に、複数のカム面39
を設け、この内方部材31と同心状に固定された中空の
外方部材32の内周に円筒面40を設け、内方部材31
のカム面39と外方部材32の円筒面40とにより、環
状の楔形空間を形成している。この楔形空間内には、保
持器35を設けており、保持器35に形成した複数のポ
ケットに係合子36としてのローラを組み込み、ローラ
が円筒面40とカム面39に係合しない中立位置へ保持
器35を支持付勢するスイッチばね41を設け、この保
持器35の位相を変えることにより、上記係合子36を
上記内方部材31と外方部材32との間に係合すること
で、上記内方部材31と外方部材32との係合、脱離を
行うクラッチを構成している。
【0003】また、外方部材32には、非磁性体材料に
よって形成した円筒状のロータ支持部を有し、このロー
タ支持部内に固定された断面コ字状のロータ45が固定
されている。上記ロータ45に対し適当な隙間を介し
て、アマチュア43が重ね合わされ、そのロータ45と
アマチュア43を電磁力により圧接させるための電磁コ
イル46が設けられている。
【0004】この回転伝達装置は、電流がOFFの時、
スイッチばね41によって保持器35及び係合子36と
してのローラは内方部材31に設けたカム面39の中立
位置に付勢されており、内方部材1と外方部材2が空転
する状態になる。そして、内方部材31と外方部材32
を係合駆動させたいときは電磁コイル46ヘ電流を流す
ことにより、アマチュア43を、外方部材32に固定さ
れたロータ45に電磁力でもって吸引圧接させる。圧接
による摩擦トルクは、アマチュア43、ロータ45を介
して保持器35と外方部材32間に作用し、内方部材3
1と外方部材32が相対回転すると、摩擦トルクがスイ
ッチばね41のトルクに打ち勝って、保持器35、係合
子36としてのローラは外方部材32と同回転する。そ
の結果、係合子36としてのローラはカム面39の中立
位置から楔係合位置に移動し、内方部材31と外方部材
32が係合駆動する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような回転伝達
装置においては、ハウジング34と外方部材32の支持
を、軸受33を介して行ない、回転伝達装置内部への異
物侵入をハウジング34の両端に設けたシール装置5
0、51によって防止している。
【0006】ハウジング34の開口側に設けるシール装
置50としては、例えば、スリンガ等のシール板とシー
ルリップとを組み合わせたものが使用されている。
【0007】ところで、上記シール装置50は、ハウジ
ング34の開口側の端面に圧入されている。
【0008】したがって、運転中に、ハウジング34と
外方部材32とが軸方向にガタ等によって相対移動し、
上記シール装置50のシール板等がハウジング34の開
口から外側に飛び出した場合、異物が侵入し易くなり、
シール性が劣化するおそれがあった。
【0009】また、飛び石等の多い使用条件下において
は、シール装置50が、ハウジング34の開口側の端面
に位置していると、飛び石がシール装置50のシール板
等に当たって、シール板等が変形し、シール性が劣化す
るというおそれもあった。
【0010】次に、上記の回転伝達装置においては、ク
ラッチを構成する部分の外周に、外方部材32とハウジ
ング34とを支持する軸受33を設けている。この軸受
33は、内輪33aと外輪33bと複数の転動体33c
とからなるが、クラッチが係合したときに、係合子36
が、外方部材32と内方部材31に噛み込むので、クラ
ッチを構成する外方部材32の外径が膨脹し、軸受33
の内輪33aと転動体33c間に働く荷重が大きくな
り、外方部材32と軸受33との締め代が大きい場合に
は、軸受33が損傷するおそれがある。
【0011】また、従来の回転伝達装置においては、上
記軸受33の内輪33aと外輪33bの両側にそれぞれ
シール部材33dを設けて、内部にグリースを封入して
いるが、軸受33の潤滑と、クラッチ部分の潤滑とを別
個に行うことは、コストアップになる問題があった。
【0012】そこで、この発明は、上記のような回転伝
達装置におけるシ−ル性の劣化、軸受の損傷並びにコス
トアップという問題を解決しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、内方部材
と、上記内方部材と同心状に固定された中空の外方部材
と、上記内方部材または外方部材を、軸受を介して支持
するハウジングと、この外方部材と内方部材との環状空
間内に介在する保持器と、この保持器の周方向位置に形
成したポケット内に収容される係合子とを有し、上記内
方部材または外方部材に対して上記保持器の位相を変え
ることにより、上記係合子を上記内方部材と外方部材と
の係合、脱離を行うクラッチを構成した回転伝達装置に
おいて、ハウジングと上記内方部材または外方部材の少
なくとも一方との間に設ける内部への異物の侵入を防止
するシール装置を、ハウジング端面から内側奥に凹ませ
て配置することにより、シール性の劣化を防止したので
ある。
【0014】即ち、シール装置を、ハウジング端面から
内側奥に凹ませて配置することにより、ハウジングと外
方部材とが軸方向にガタ等によって相対移動した場合に
おいても、上記シール装置のシール板等がハウジングの
開口から外側に飛び出すことを防止することができるの
で、異物の侵入を効果的に防止でき、シール性が向上す
る。
【0015】また、シール装置を、ハウジング端面から
内側奥に凹ませて配置することにより、飛び石がシール
装置に当り難くなり、シール装置自体の損傷を少なくす
ることができる。
【0016】さらに、上記シール装置の外方側に、遮へ
い板を設けることにより、飛び石、泥、草等の異物から
シール装置を保護することができる。
【0017】また、上記シール装置としては、円筒部と
立板部とを備える断面L字状で互いに対向する第1およ
び第2の環状のシール板と、シールリップとによって形
成することができる。
【0018】上記軸受両端部のうち、ハウジング開口側
に、軸受を密封する軸受シール部材を設け、ハウジング
開口側と反対側に位置するシール部材を削除することに
より、軸受シール部材自体のコストダウンと共に、軸受
部分とクラッチ構成部分とが連通し、軸受部分のグリー
スとクラッチ構成部分のグリースの共用によるコストダ
ウンが可能となる。
【0019】また、上記軸受を、外輪と内輪と複数の球
状転動体とによって構成し、この軸受を、クラッチ構成
部分である外方部材の外径側に配置する場合には、軸受
と外方部材との締め代を、上記クラッチ構成部分に所定
のトルクを負荷した時に、軸受の内輪と転動体の接触部
中央における接触応力が、軸受設計を行う場合における
標準的な数値である4200MPa以下になるように規
定することにより、軸受損傷を防止できる。
【0020】この発明の回転伝達装置においては、係合
子として、ローラ、スプラグのいずれを使用してもよ
い。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る回転伝達装
置の実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。この回
転伝達装置は、図1に示すように、内方部材1と、この
内方部材1と同心状に固定された中空の外方部材2と、
上記外方部材2を、軸受3を介して支持するハウジング
4と、この外方部材2と内方部材1との環状空間内に介
在する保持器5と、この保持器5の周方向位置に形成し
たポケット内に収容される係合子6としてのローラを有
し、上記内方部材1または外方部材2に対して上記保持
器5の位相を変えることにより、上記係合子6を上記内
方部材1と外方部材2との間に係合することで、上記内
方部材1と外方部材2との係合、脱離を行うクラッチを
構成している。
【0022】この図1に示す回転伝達装置は、内方部材
1の内周に、入力軸7をセレーション8によって嵌合
し、内方部材1の外周に、複数のカム面9を設け、この
内方部材1と同心状に固定された中空の外方部材2の内
周に円筒面10を設け、内方部材1のカム面9と外方部
材2の円筒面10とにより、環状の楔形空間を形成して
いる。この楔形空間内には、保持器5を設けており、保
持器5に形成した複数のポケットに係合子6としてのロ
ーラを組み込み、ローラが円筒面10とカム面9に係合
しない中立位置へ保持器5を支持付勢するスイッチばね
11を設け、この保持器5の位相を変えることにより、
上記係合子6を上記内方部材1と外方部材2との間に係
合することで、上記内方部材1と外方部材2との係合、
脱離を行うクラッチを構成している。
【0023】即ち、保持器5は、支持プレート12を介
して両端で内方部材1に対し、回転方向には揺動可能
で、軸方向にはスライド不能に支持されている。保持器
5の一端には2つの切欠が設けられ、支持プレート12
に一体に形成された対称2つの爪部がその切欠に嵌合
し、かつ支持プレート12の爪部は、アマチュア13の
方に折れ曲がっている。折れ曲がった爪部の先端は、円
盤状のアマチュア13に設けられたスリットにルーズに
嵌合されおり、アマチュア13と支持プレート12とは
相対回転不可能かつ軸方向にはスライド可能になってい
る。
【0024】このアマチュア13は、その内径面で内方
部材1に一体に形成された円筒形の案内軸部14に案内
嵌合され、この内方部材1の案内軸部14に対し、軸方
向及び回転方向に移動可能になっている。
【0025】また、外方部材2には、非磁性体材料によ
って形成した円筒状のロータ支持部を有し、このロータ
支持部内に固定された断面コ字状のロータ15が固定さ
れている。
【0026】上記ロータ15には、適当な隙間を介して
アマチュア13が重ね合わされ、そのロータ15とアマ
チュア13を電磁力により圧接させるための電磁コイル
16が設けられている。
【0027】上記アマチュア13とロータ15の間に
は、電磁コイル16の電流がOFFの時にアマチュア1
3とロータ15の密着を離反させ、アマチュア13とロ
ータ15間に隙間を設けるためのいわゆる波ばね18が
設けられている。
【0028】この回転伝達装置は、電流がOFFの時、
スイッチばね11によって保持器5及び係合子6として
のローラは内方部材1に設けたカム面9の中立位置に付
勢されており、内方部材1と外方部材2が空転する状態
になる。そして、内方部材1と外方部材2を係合駆動さ
せたいときは電磁コイル16ヘ電流を流すことにより、
保持器5に支持プレート12を介して連結しているアマ
チュア13を、外方部材2に固定されたロータ15に電
磁力でもって吸引圧接させる。圧接による摩擦トルク
は、アマチュア13、ロータ15を介して保持器5と外
方部材2間に作用し、内方部材1と外方部材2が相対回
転すると、摩擦トルクがスイッチばね11のトルクに打
ち勝って、保持器5、係合子6としてのローラは外方部
材2と同回転する。その結果、係合子6としてのローラ
はカム面9の中立位置から楔係合位置に移動し、内方部
材1と外方部材2が係合駆動する。
【0029】また、内方部材1と外方部材2との間に
は、軸受19が設けられている。
【0030】この実施形態の回転伝達装置においては、
ハウジング4と外方部材2の支持を、軸受3を介して行
ない、回転伝達装置内部への異物侵入をハウジング4の
両端に設けたシール装置20、21によって防止してい
る。
【0031】ハウジング4の開口側に設けるシール装置
20は、スリンガ等のシール板とシールリップとを組み
合わせたものを使用している。
【0032】このシール装置20は、図3に示すよう
に、内周側のシール板22と外周側のシール板23とを
有する。内周側のシール板22は、外方部材2の外径面
に圧入される円筒部22bと立板部22aとからなる断
面L字状に形成されている。また、外周側のシール板2
3は、ハウジング4の開口側端部の内面に圧入される円
筒部23bと立板部23aとからなる断面L字状に形成
されている。内周側のシール板22の立板部22aと外
周側のシール板23の立板部23aとが互いに対向し、
外周側のシール板23に一体化させたゴム等の弾性体2
4に、シールリップとしてサイドリップ24aと2枚の
ラジアルリップ24b、24cとを設けている。サイド
リップ24aおよびラジアルリップ24b、24cは、
内周側のシール板22の立板部22aおよび円筒部22
bに各々摺接する。内周側のシール板22の立板部22
aは、外周側のシール板23の円筒部23bと僅かな径
方向隙間をもって対峙し、ラビリンスシール25を構成
している。
【0033】そして、このシール装置20は、ハウジン
グ4の端面から内側奥に、段差aが生じるように凹ませ
ている。
【0034】即ち、シール装置20を、ハウジング端面
から内側奥に凹ませて配置することにより、ハウジング
4と外方部材2とが軸方向にガタ等によって移動した場
合においても、上記シール装置20のシール板22がハ
ウジング4の開口から外側に飛び出すことを防止するこ
とができるので、異物の侵入を効果的に防止でき、シー
ル性が向上する。
【0035】また、シール装置20を、ハウジング4の
端面から内側奥に凹ませて配置することにより、飛び石
がシール装置に当り難くなり、シール装置20自体の損
傷を少なくすることができる。
【0036】次に、この実施形態の回転伝達装置におい
ては、クラッチを構成する部分の外周に、外方部材2と
ハウジング4とを支持する軸受3を設けている。この軸
受3は、内輪3aと外輪3bと複数の転動体3cとから
なる。この軸受3と外方部材2との締め代は、上記クラ
ッチ構成部分に所定のトルクを負荷した時に、軸受3の
内輪3aと転動体3cの接触部中央における接触応力
が、軸受設計を行う場合における標準的な数値である4
200MPa以下になるように規定して、軸受損傷を防
止している。
【0037】上記軸受3両端部のうち、ハウジング4の
開口側にのみ、軸受3を密封する軸受シール部材3dを
設けている。ハウジング4の開口側と反対側のシール部
材を省略することにより、軸受シール部材自体のコスト
ダウンと共に、軸受3の内部とクラッチ構成部分とが連
通し、軸受3のグリースとクラッチ構成部分のグリース
を共用することによるコストダウンを図っている。
【0038】次に、図4は、この発明に係る回転伝達装
置の第2実施形態であり、この実施形態では、シール装
置20の外方側に、シール装置20をカバーする遮へい
板26を、外方部材2の外径面に固定している。この遮
へい板26により、シール装置20を飛び石、泥、草等
の異物から保護することができる。
【0039】上記第1実施形態と第2実施形態では、係
合子6としてローラを使用しているが、係合子としてス
プラグを使用し、内方部材1の外径面と外方部材2の内
径面を互いに対向する円筒面とし、両円筒面間に配置し
た固定と制御用の一対の保持器でスプラグを保持し、制
御用保持器によりスプラグの角度を制御することで、正
逆回転の切り換えを行うスプラグ式のクラッチ構造を採
用してもよく、ローラ係合式の回転伝達装置と同様の効
果が得られる。
【0040】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、回転
伝達装置におけるシ−ル性の劣化、軸受の損傷並びにコ
ストアップという問題を解決することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の全体断面図
【図2】図1のA−A線の断面図
【図3】シール装置部分の拡大図
【図4】第2実施形態の全体断面図
【図5】従来例の全体断面図
【符号の説明】
1 内方部材 2 外方部材 3 軸受 3a 内輪 3b 外輪 3c 転動体 3d 軸受シール部材 4 ハウジング 5 保持器 6 係合子 7 入力軸 8 セレーション 9 カム面 10 円筒面 11 スイッチばね 12 支持プレート 13 アマチュア 14 案内軸部 15 ロータ 16 電磁コイル 18 波ばね 19 軸受 20 シール装置 21 シール装置 22 シール板 22a 立板部 22b 円筒部 23 シール板 23a 立板部 23b 円筒部 24 弾性体 24a サイドリップ 24b、24c ラジアルリップ 25 ラビリンスシール 26 遮へい板

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内方部材と、上記内方部材と同心状に固
    定された中空の外方部材と、上記内方部材または外方部
    材を、軸受を介して支持するハウジングと、この外方部
    材と内方部材との環状空間内に介在する保持器と、この
    保持器の周方向位置に形成したポケット内に収容される
    係合子とを有し、上記内方部材または外方部材に対して
    上記保持器の位相を変えることにより、上記係合子を上
    記内方部材と外方部材との係合、脱離を行うクラッチを
    構成する回転伝達装置において、上記ハウジングと、上
    記内方部材または外方部材の少なくとも一方との間に、
    内部への異物の侵入を防止するシール装置を設け、この
    シール装置がハウジング端面から内側奥に凹ませて配置
    されていることを特徴とする回転伝達装置。
  2. 【請求項2】 上記シール装置が、円筒部と立板部とを
    備える断面L字状で互いに対向する第1および第2の環
    状のシール板と、シールリップとからなる請求項1に記
    載の回転伝達装置。
  3. 【請求項3】 上記シール装置の外方側に遮へい板を設
    けた請求項1または請求項2に記載の回転伝達装置。
  4. 【請求項4】 上記軸受の両端部のうち、ハウジング開
    口側に軸受を密封する軸受シール部材を設けた請求項1
    〜3のいずれかに記載の回転伝達装置。
  5. 【請求項5】 上記軸受が上記外方部材の外径側に配置
    された、外輪と内輪と複数の球状転動体とからなり、こ
    の軸受と外方部材との締め代を、上記クラッチに所定の
    トルクを負荷した時に、軸受の内輪と転動体の接触部中
    央における接触応力が4200MPa以下になるように
    規定した請求項1〜4のいずれかに記載の回転伝達装
    置。
  6. 【請求項6】 上記係合子としてローラを使用する請求
    項1〜5のいずれかに記載の回転伝達装置。
  7. 【請求項7】 上記係合子としてスプラグを使用する請
    求項1〜5のいずれかに記載の回転伝達装置。
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