JP2002339966A - 直線案内機構 - Google Patents

直線案内機構

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JP2002339966A
JP2002339966A JP2001143802A JP2001143802A JP2002339966A JP 2002339966 A JP2002339966 A JP 2002339966A JP 2001143802 A JP2001143802 A JP 2001143802A JP 2001143802 A JP2001143802 A JP 2001143802A JP 2002339966 A JP2002339966 A JP 2002339966A
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C29/00Bearings for parts moving only linearly
    • F16C29/04Ball or roller bearings
    • F16C29/045Ball or roller bearings having rolling elements journaled in one of the moving parts

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】取付姿勢に影響されることがなく等方向に荷重
を担持することができるとともに、寸法誤差を吸収して
円滑に案内することにある。 【解決手段】スライダ14に軸着された水平ローラ24
a、24bの軸線と傾斜ローラ28a、28bの軸線と
がなす角度θを約60度に設定し、前記水平ローラ24
a、24bの荷重担持能力を傾斜ローラ28a、28b
の約半分に設定することにより、取付姿勢に影響される
ことがなく左右上下の4方向に対する耐荷重が略一定と
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、相対的に
直線状に変位自在に設けられたベース部材とスライダと
を有する直線案内機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば、リニアアクチュエー
タ等には、アクチュエータボデイの軸線方向に沿ってス
ライダを直線状に変位させるリニアガイドが用いられて
いる。
【0003】この種のリニアガイドとして、実用新案登
録第2595089号公報には、スライダ本体の水平部
分に水平ローラを配設するとともに、サイドスライダの
傾斜部分に傾斜ローラを配設したロッドレスシリンダが
開示されている。
【0004】また、特開平11−280707号公報に
は、固定部の側壁に形成された断面略V字状の案内面に
当接し転輪が回動することにより移動部を直線状に案内
する構成が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実用新
案登録第2595089号公報では、水平ローラの軸線
と傾斜ローラの軸線とによって形成される交差角度が4
0度に設定されているため、装置の水平取付時に発生す
る垂直耐荷重に対して天井取付時に発生する浮き上がり
耐荷重および壁面取付時に発生する横耐荷重がそれぞれ
減少し、装置の取付姿勢にかかわらず等しく荷重を担持
する等方性耐荷重に欠けるという不具合がある。
【0006】また、特開平11−280707号公報で
は、固定部と移動部との間のクリアランスを調節する手
段が何ら設けられていないため、例えば、製造誤差等に
よって発生する寸法誤差を吸収することができないとい
う不具合がある。
【0007】本発明は、前記の不具合を考慮してなされ
たものであり、取付姿勢に影響されることがなく等方向
に荷重を担持することができるとともに、寸法誤差を吸
収して円滑に案内することが可能な直線案内機構を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、ベース部材とスライダとが相対的に直
線状に変位する直線案内機構において、前記ベース部材
の軸線方向に沿って形成された水平面案内軌道および傾
斜面案内軌道と、前記スライダに設けられ、前記水平面
案内軌道に係合する第1荷重受け要素と、前記スライダ
に設けられ、前記傾斜面案内軌道に係合する第2荷重受
け要素と、を備え、前記第1荷重受け要素と前記第2荷
重受け要素とは、前記ベース部材およびスライダの取付
姿勢が変化した場合であっても所定方向に対する耐荷重
が略一定となるように設定されることを特徴とする。
【0009】本発明によれば、第1荷重受け要素と第2
荷重受け要素とのなす角度θを設定し、且つ、第1荷重
受け要素の荷重担持能力RAと、第2荷重受け要素の荷
重担持能力RBの比率を設定することにより、ベース部
材を図示しない部材の水平面に略水平状態に取り付ける
水平取付、または、前記ベース部材を図示しない天井面
に取り付けることにより水平状態と天地が逆転する天井
取付、あるいは、略鉛直面である図示しない壁面に沿っ
てベース部材を取り付ける壁面取付等のように取付姿勢
を変更した場合であっても、第1荷重受け要素および第
2荷重受け要素がそれぞれ支持する荷重とそれぞれの荷
重担持能力との比が略均一となり等方性耐荷重が達成さ
れる。
【0010】さらに、本発明は、ベース部材とスライダ
とが相対的に直線状に変位する直線案内機構において、
前記ベース部材の軸線方向に沿って形成された水平面案
内軌道および傾斜面案内軌道と、前記水平面案内軌道に
沿って転動するように前記スライダに軸着され、軸線と
略直交する方向に対向して配置された少なくとも一組の
水平ローラと、前記傾斜面案内軌道に沿って転動するよ
うに前記スライダに軸着され、軸線と略直交する方向に
対向して配置された少なくとも一組の傾斜ローラと、を
備え、前記水平ローラと傾斜ローラとは、前記ベース部
材およびスライダの取付姿勢が変化した場合であっても
所定方向に対する耐荷重が略一定となるように設定され
ることを特徴とする。
【0011】この場合、クリアランス調整部を傾斜ロー
ラのみに設け、前記クリアランス調整部によって前記傾
斜ローラのローラ部と傾斜面案内軌道とのクリアランス
を調整することにより高さ方向の寸法精度が保持され
る。
【0012】また、前記水平ローラの軸線と傾斜ローラ
の軸線とがなす角度をθとし、該水平ローラの荷重担持
能力をRAとし、該傾斜ローラの荷重担持能力をRBと
すると、前記θ、RA、RBを、45度≦θ≦73度、
且つ、1.2≦RB/RA≦2.7を充足するようにそ
れぞれ設定することにより、浮き上がり耐荷重と垂直耐
荷重とが略同一となる。
【0013】また、45度≦θ<90度、且つ、1.6
≦RB/RA≦2.7を充足するようにそれぞれ設定す
ることにより、横耐荷重と垂直耐荷重とが略同一とな
る。
【0014】さらに、53度≦θ≦72度、且つ、1.
7≦RB/RA≦2.7を充足するようにそれぞれ設定
することにより、垂直耐荷重と浮き上がり耐荷重と横耐
荷重とがそれぞれ略同一となる。
【0015】本発明によれば、水平ローラと傾斜ローラ
とのなす角度θを設定し、且つ、水平ローラの荷重担持
能力RAと、傾斜ローラの荷重担持能力RBの比率を設
定することにより、ベース部材を図示しない部材の水平
面に略水平状態に取り付ける水平取付、または、前記ベ
ース部材を図示しない天井面に取り付けることにより水
平状態と天地が逆転する天井取付、あるいは、略鉛直面
である図示しない壁面に沿ってベース部材を取り付ける
壁面取付等のように取付姿勢を変更した場合であって
も、水平ローラおよび傾斜ローラがそれぞれ支持する荷
重とそれぞれの荷重担持能力との比が略均一となり、等
方性耐荷重が達成される。
【0016】また、本発明ではクリアランス調整部を設
けることにより、製造誤差等による寸法誤差を吸収して
円滑に案内作用を営むことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明に係る直線案内機構につい
て好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら
以下詳細に説明する。
【0018】図1および図2において、参照数字10
は、本発明の実施の形態に係る直線案内機構を示す。
【0019】この直線案内機構10は、相対的に変位自
在に設けられ、水平面および傾斜面案内軌道が形成され
たベース部材12と、前記案内軌道に沿って変位するス
ライダ14とを有する。ベース部材12の底面部には、
軸線方向に沿って延在する断面T字状の一組の取付用長
溝16a、16bが略平行に形成され、前記底面部と略
直交する一側面には、断面円弧状のセンサ取付用溝18
が形成されている。
【0020】前記ベース部材12の軸線と略直交する方
向には、一組の側部20a、20bが相互に対向して形
成され、一方の側部20aと他方の側部20bとの間に
は凹部22が形成されている。前記側部20a、20b
の上面の水平部には、後述する水平ローラ(第1荷重受
け要素)24(以下、必要に応じて24a〜24dとい
う)を案内する水平面案内軌道として機能する一組の水
平レール26a、26bが軸線方向に沿って略平行に装
着されている。
【0021】また、前記水平部に近接する内壁側には所
定角度傾斜する傾斜部が形成され、前記傾斜部には、後
述する傾斜ローラ(第2荷重受け要素)28(以下、必
要に応じて28a〜28dという)を案内する傾斜面案
内軌道として機能する一組の傾斜レール30a、30b
が軸線方向に沿って略平行に装着されている。
【0022】さらに、ベース部材12の凹部22には、
断面略ハの字状に傾斜し且つ軸線方向に延在する一組の
切欠溝32a、32bが形成され(図2参照)、前記切
欠溝32a、32bには傾斜ローラ28a、28bが臨
むように設けられる。
【0023】スライダ14は、図3および図4に示され
るように、側面に形成された複数の挿入用孔部34に沿
って挿入されることにより、相互に対向して略水平方向
に沿って軸着される4個の水平ローラ24a〜24d
と、前記水平ローラ24a〜24dの内側に設けられ、
ベース部材12の切欠部32a、32b(図2参照)に
臨むように所定角度傾斜して軸着される4個の傾斜ロー
ラ28a〜28dとを有する。
【0024】水平ローラ24a〜24dおよび傾斜ロー
ラ28a〜28dは、それぞれ、ピン部36とローラ部
38とを有し、前記ローラ部38は該ローラ部38の内
周面に沿って配設された図示しない複数のニードルロー
ラによってそれぞれ回動自在に軸支され、ベース部材1
2の水平面および傾斜面案内軌道に当接することにより
前記ローラ部38が円滑に回動するように設けられてい
る。
【0025】また、水平ローラ24a〜24dのローラ
部38の直径は、傾斜ローラ28a〜28dの直径より
も小さくなるように設定されている。なお、スライダ1
4の一方の側部には、図示しない磁石を装着するための
磁石挿入用孔部39が形成され、さらにスライダ14の
上面には4個のワーク取付用孔部35a〜35dが形成
されている。
【0026】この場合、後述するように、水平ローラ2
4の軸線と傾斜ローラ28の軸線とが交差して形成され
る角度θは、約60度となるように設定され(図2参
照)、且つ水平ローラ24の荷重担持能力が傾斜ローラ
28の荷重担持能力の約半分となるように設定されてい
る。なお、前記水平ローラ24および傾斜ローラ28の
荷重担持能力とは、ローラ部38とピン部36との間に
介装される図示しないニードルローラの直径に依拠する
ものであり、前記ニードルローラによって支持される基
本動定格荷重によって設定されるものとする。
【0027】また、相互に対向する一方の傾斜ローラ2
8a(28c)には、ベース部材12とスライダ14と
の間のクリアランスを調整するクリアランス調整部40
が設けられている。このクリアランス調整部40は、図
5および図6に示されるように、傾斜ローラ28aのピ
ン部36を偏芯させた状態で軸着し一端部に傘歯形状の
ギヤ部42が形成された保持部材44と、前記傘歯形状
のギヤ部42に噛合する傘歯形状のギヤ部45が形成さ
れ、外部からねじ込み量を調整可能に設けられたねじ部
材46と、前記ねじ部材46の周溝48に当接して該ね
じ部材46を係止するストッパ部材50とから構成され
る。
【0028】この場合、前記ねじ部材46を回動させて
相互に噛合する傘歯形状のギヤ部42、45を介して保
持部材44を回動させることにより、偏芯して軸着され
た傾斜ローラ28aのローラ部38と傾斜レール30a
の案内面との離間間隔を調整してその当接具合を調整す
ることができる。
【0029】従って、製造誤差等によって寸法誤差が発
生した場合であっても、前記クリアランス調整部40に
よって偏芯した傾斜ローラ28aを回動させて傾斜レー
ル30aとの当接具合を調整することにより、スライダ
14とベース部材12との微小なクリアランスを適宜調
整することができる。
【0030】また、このクリアランス調整部40を水平
ローラ24aではなく傾斜ローラ28aに設けることに
より、スライダ14を高さ方向に沿って上下動させるこ
とがなく、クリアランスを簡便に調整することができ
る。この結果、装置全体の高さ方向の寸法を高精度に保
持することができる。
【0031】本発明の実施の形態に係る直線案内機構1
0は、基本的には以上のように構成されるものであり、
次にその作用効果について説明する。
【0032】先ず、直線案内機構10を構成するベース
部材12を図示しない部材の水平面に略水平状態に取り
付ける水平取付、または、前記ベース部材12を図示し
ない天井面に取り付けることにより水平状態と天地が逆
転する天井取付、あるいは、略鉛直面である図示しない
壁面に沿ってベース部材12を取り付ける壁面取付等の
ように取付姿勢が変化した場合であっても、水平ローラ
24および傾斜ローラ28がそれぞれ支持する耐荷重を
略均一とする等方性耐荷重について以下に説明する。
【0033】この場合、図7に示されるように、ベース
部材12の一方の側部20aの水平ローラ24aの荷重
担持能力をベクトルRA(以下、RAという)、傾斜ロ
ーラ28aの荷重担持能力をベクトルRB(以下、RB
という)とし、ベース部材12の他方の側部20bの水
平ローラ24bの荷重担持能力をベクトルRC(以下、
RCという)、傾斜ローラ28bの荷重担持能力をベク
トルRD(以下、RDという)とし、前記水平ローラ2
4cおよび傾斜ローラ28c、水平ローラ24dおよび
傾斜ローラ28dに付与される荷重をそれぞれベクトル
FA、FB、FC、FDとする。
【0034】ここで、RA=RC=FA=FC、且つR
B=RD=FB=FDが成り立つものと仮定すると、直
線案内機構10を構成するベース部材12を図示しない
部材に水平状態に取り付けた場合、垂直耐荷重W1は、
RA+RC+FA+FC=4RAとなる。
【0035】直線案内機構10を構成するスライダ14
を図示しない部材の天井面に取り付けた場合、浮き上が
り耐荷重W2は、(RB+RD+FB+FD)cosθ
=4RBcosθとなる。
【0036】直線案内機構10を構成するベース部材1
2を図示しない部材の壁面に沿って略鉛直状態に取り付
けた場合、横耐荷重W3は、(RB+FB)sinθ=
2RBsinθとなる。
【0037】この場合、W1=W2=W3とすると、4
RA=4RBcos=2RBsinθが成り立つ。
【0038】そこで、θを求めると、2cosθ=si
nθとなり、さらに、tanθ=2、その結果、θ=t
an-12=63.4度となる。
【0039】また、水平ローラ24aと傾斜ローラ28
aとの荷重担持能力の比は、RA=RBcosθ=0.
44RBとなり、RA:RB=1:2.23となる。
【0040】本実施の形態では、水平ローラ24の軸線
を略水平面と略一致するように設置するとともに、水平
ローラ24の軸線と傾斜ローラ28の軸線とが交差する
角度θを約60度(理論値63.4度)に設定し、且つ
水平ローラ24の荷重担持能力RAが傾斜ローラ28の
荷重担持能力RBの略半分(理論値1/2.23)とな
るように設定することにより、上下方向および左右方向
においてそれぞれ等しい耐荷重性能を有する4方向等方
性耐荷重(4方向等荷重)を達成することができる。
【0041】また、クリアランス調整部40を水平ロー
ラ24に設けることがなく、傾斜ローラ28に設けるこ
とにより、ベース部材12とスライダ14との間のクリ
アランスを調整しても該スライダ14が上下方向に変位
することがなく、高さ方向の寸法精度を保持することが
できる。さらに、水平ローラ24とスライダ14の上面
とが略平行となるため、加工寸法精度が高くなり、加工
を容易に遂行することができる。
【0042】さらにまた、曲げモーメントが付与された
場合であっても、水平ローラ24および傾斜ローラ28
が支持する荷重はそれぞれ異なるが、前記水平ローラ2
4および傾斜ローラ28の荷重担持能力に対して同じ比
率で荷重を支持するため、前記曲げモーメントを効率的
に吸収することができ、耐モーメント特性を向上させる
ことができる。
【0043】なお、第1比較例として、例えば、複数の
図示しない水平ローラのみによって支持した場合、垂直
耐荷重および浮き上がり耐荷重をそれぞれ略同一とする
ことができるが、横耐荷重が零となる。また、第2比較
例として、例えば、複数の図示しない水平ローラと垂直
ローラとによって支持した場合、垂直耐荷重および横耐
荷重をそれぞれ略同一とすることができるが、浮き上が
り耐荷重が零となる。従って、本実施の形態のように、
水平ローラ24と傾斜ローラ28とを組み合わせて支持
する構成は、第1および第2比較例と対比して、ローラ
の数量を増大させることがなく全方向の規制が得られ、
安定した直線性を保持しながら所望の耐荷重性能を達成
することができるという利点がある。
【0044】次に、水平ローラ24と傾斜ローラ28と
の荷重担持能力比(RB/RA)と、水平ローラ24お
よび傾斜ローラ28の軸線によって形成される角度θと
の関係を図8に示す。
【0045】図8において、特性曲線イ〜ホは、それぞ
れ垂直耐荷重を基準とした浮き上がり耐荷重比(W2/
W1)をそれぞれ示したものであり、特性曲線イは(W
2/W1)が0.8のとき、特性曲線ロは(W2/W
1)が0.9のとき、特性曲線ハは(W2/W1)が1
のとき、特性曲線ニは(W2/W1)が1.1のとき、
特性曲線ホは(W2/W1)が1.2のときをそれぞれ
示したものである。
【0046】また、図8において、特性曲線ヘ〜ヌは、
それぞれ垂直耐荷重を基準とした横耐荷重比(W3/W
1)をそれぞれ示したものであり、特性曲線ヘは(W3
/W1)が0.8のとき、特性曲線トは(W3/W1)
が0.9のとき、特性曲線チは(W3/W1)が1のと
き、特性曲線リは(W3/W1)が1.1のとき、特性
曲線ヌは(W3/W1)が1.2のときをそれぞれ示し
たものである。
【0047】さらに、図において、の領域は、角度θ
を45度以上、73度以下に設定し、且つ荷重担持能力
比RB/RAを1.2以上2.7以下に設定して、垂直
耐荷重(W1)と浮き上がり耐荷重(W2)とが略一致
する範囲を示している。
【0048】の領域は、角度θを45度以上、90度
未満に設定し、且つ荷重担持能力比RB/RAを1.6
以上2.7以下に設定して、垂直耐荷重(W1)と横耐
荷重(W3)とが略一致する範囲を示している。
【0049】の領域は、角度θを53度以上、72度
以下に設定し、且つ荷重担持能力比RB/RAを1.7
以上2.7以下に設定して、浮き上がり耐荷重(W2)
および横耐荷重(W3)が垂直耐荷重(W1)と±20
%の範囲内で略一致する範囲を示している。
【0050】の領域は、実際上、垂直耐荷重(W1)
と浮き上がり耐荷重(W2)と横耐荷重(W3)とがそ
れぞれ±20%の範囲内で略一致する範囲を示してい
る。
【0051】次に、点は、完全等方性となる場合を示
し、W2/W1=1である特性曲線ハとW3/W1=1
である特性曲線チとの交点を示している。
【0052】なお、点は、垂直耐荷重(W1)を基準
として、横耐荷重(W3)を1.2倍とし、浮き上がり
耐荷重(W2)を0.8となる場合(W1:W2:W3
=1:0.8:1.2)を示し、W2/W1=0.8で
ある特性曲線イとW3/W1=1.2である特性曲線ヌ
との交点を示している。
【0053】このように、水平ローラ24と傾斜ローラ
28との軸線がなす角度θと、水平ローラ24と傾斜ロ
ーラ28との荷重担持能力の比(RB/RA)とを、そ
れぞれ〜のいずれかに設定することにより、ベース
部材12の取付姿勢が変わった場合であっても所定方向
に対する耐荷重が略一定に設定される。
【0054】次に、本実施の形態に係る直線案内機構1
0の変形例を図9乃至図12に示す。なお、図1および
図2に示す直線案内機構10と同一の構成要素には、同
一の参照符号を付し、その詳細な説明を省略する。ま
た、水平ローラ24と傾斜ローラ28との軸線によって
形成される角度θおよびそれぞれの荷重担持能力の比
は、前記実施の形態とそれぞれ同一のものとする。
【0055】図9および図10に示す第1変形例に係る
直線案内機構10aでは、ベース部材12aの中央部を
膨出させて膨出部52を形成し、前記膨出部52の水平
面に水平ローラ24a〜24dを担持させ、且つ前記水
平面に近接する傾斜面に傾斜ローラ28a〜28dを逆
ハの字状に担持させている点に特徴がある。
【0056】換言すると、4個の傾斜ローラ28a〜2
8dを外側に配置し、前記傾斜ローラ28a〜28dの
内側に水平ローラ24a〜24dを配置している点で前
記した本実施の形態と相違している。なお、スライダ1
4aには、前記ベース部材12aの膨出部52に対応す
る凹部54が形成されている。
【0057】図11および図12に示す第2変形例に係
る直線案内機構10bでは、軸線方向と略直交するベー
ス部材12bの幅方向の寸法をスライダ14bよりも短
縮して形成し、スライダ14bの外側に配設された傾斜
ローラ28a〜28dをベース部材12bの側部外壁の
傾斜面に装着された傾斜レール30a、30bを案内面
としている点に特徴がある。
【0058】次に、本実施の形態に係る直線案内機構1
0が適用された直線作動装置60を図13乃至図15に
示す。
【0059】この直線作動装置60は、ロッドレスシリ
ンダからなる駆動部64と、前記駆動部64と略平行に
配置され、ねじ部材66を介して前記駆動部64と着脱
自在に設けられたガイド部68とを備える。
【0060】前記ガイド部68は、一組の水平レール2
6a、26bおよび傾斜レール30a、30bがそれぞ
れ略平行に配設されたベースプレート70と、前記ベー
スプレート70の軸線方向に沿った両端部にそれぞれ連
結される一組のエンドブロック72a、72bと、前記
ベースプレート70の軸線方向に沿って往復動作するス
ライダ74と、前記ベースプレート70とスライダ74
との間に設けられ、前記スライダ74をベースプレート
70の軸線方向に沿って案内する直線案内機構10と、
前記ベースプレート70に形成されたアブソーバ用固定
溝76にねじ部材78を介して連結され、スライダ74
の変位終端を規制するとともに、該スライダ74に付与
される衝撃を吸収する一組のショックアブソーバ80
a、80bとを含む。なお、前記一組のショックアブソ
ーバ80a、80bは、ねじ部材78を緩めることによ
りアブソーバ用固定溝76に沿って変位自在に設けられ
ている。
【0061】スライダ74の変位方向と略直交する一方
の側部には、磁石挿入用孔部82を有するプレート84
が装着され、前記磁石挿入用孔部82に挿入された磁石
(図示せず)の磁界をセンサ取付用溝18に保持された
図示しないセンサによって検知することにより、スライ
ダ74の位置が検出される。また、スライダ74の他方
の側部には、水平ローラ24の挿入用孔部34を閉塞す
る閉塞部材86が設けられている。
【0062】前記駆動部64にはシリンダチューブ88
の内部に形成されたボア89に沿って摺動変位するピス
トン91が設けられ、前記ピストン91には該ピストン
91と一体的に変位する一対のピストンヨーク90a、
90bが連結されている。この場合、一対のピストンヨ
ーク90a、90bは、スライダ74の一組のエンドプ
レート92a、92bの間に装着され、前記ピストン9
1の直線往復運動をスライダ74に伝達する機能を営
む。
【0063】なお、前記駆動部64を含む直線作動装置
60のその他の構成は、本出願人の提案に係る特開20
00−304004号公報を参照するとよい。
【0064】本実施の形態に係る直線案内機構10を多
種多様なワークを搬送する直線作動装置60に適用する
ことにより、水平取付、天井取付あるいは壁面取付等の
直線作動装置60の取付姿勢にかかわらず搬送重量を略
同一に支承して、ワークを円滑に搬送することができ
る。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、以下の効果が得られ
る。
【0066】すなわち、取付姿勢に影響されることがな
く等方向に荷重を担持することができるとともに、寸法
誤差を吸収して円滑に案内作用を発揮することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る直線案内機構の斜視
図である。
【図2】図1のII−II線に沿った縦断面図である。
【図3】図1に示すスライダの底面側からみた斜視図で
ある。
【図4】図3に示すスライダの分解斜視図である。
【図5】クリアランス調整部の構成を示す一部省略縦断
面図である。
【図6】図5のVI−VI線に沿った縦断面図である。
【図7】荷重の等方性を示すために供される説明図であ
る。
【図8】水平ローラと傾斜ローラとがなす角度と荷重担
持能力比との関係を示す特性図である。
【図9】第1変形例に係る直線案内機構の斜視図であ
る。
【図10】図9のX−X線に沿った縦断面図である。
【図11】第2変形例に係る直線案内機構の斜視図であ
る。
【図12】図11のXII−XII線に沿った縦断面図
である。
【図13】図1に示す直線案内機構が適用された直線作
動装置の斜視図である。
【図14】図13の直線作動装置を構成する駆動部とガ
イド部とを分離した分解斜視図である。
【図15】図13のXV−XV線に沿った縦断面図であ
る。
【符号の説明】
10、10a、10b…直線案内機構 12、12
a、12b…ベース部材 14、14a、14b、74…スライダ 20a、20
b…側部 22…凹部 24、24a
〜24d…水平ローラ 26a、26b…水平レール 28、28a
〜28d…傾斜ローラ 30a、30b…傾斜レール 32a、32
b…切欠溝 34…挿入用孔部 36…ピン部 38…ローラ部 40…クリア
ランス調整部 42、45…ギヤ部 44…保持部
材 46…ねじ部材 50…ストッ
パ部材 60…直線作動装置 64…駆動部 68…ガイド部 70…ベース
プレート 80a、80b…ショックアブソーバ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベース部材とスライダとが相対的に直線状
    に変位する直線案内機構において、 前記ベース部材の軸線方向に沿って形成された水平面案
    内軌道および傾斜面案内軌道と、 前記スライダに設けられ、前記水平面案内軌道に係合す
    る第1荷重受け要素と、 前記スライダに設けられ、前記傾斜面案内軌道に係合す
    る第2荷重受け要素と、 を備え、前記第1荷重受け要素と前記第2荷重受け要素
    とは、前記ベース部材およびスライダの取付姿勢が変化
    した場合であっても所定方向に対する耐荷重が略一定と
    なるように設定されることを特徴とする直線案内機構。
  2. 【請求項2】ベース部材とスライダとが相対的に直線状
    に変位する直線案内機構において、 前記ベース部材の軸線方向に沿って形成された水平面案
    内軌道および傾斜面案内軌道と、 前記水平面案内軌道に沿って転動するように前記スライ
    ダに軸着され、軸線と略直交する方向に対向して配置さ
    れた少なくとも一組の水平ローラと、 前記傾斜面案内軌道に沿って転動するように前記スライ
    ダに軸着され、軸線と略直交する方向に対向して配置さ
    れた少なくとも一組の傾斜ローラと、 を備え、前記水平ローラと傾斜ローラとは、前記ベース
    部材およびスライダの取付姿勢が変化した場合であって
    も所定方向に対する耐荷重が略一定となるように設定さ
    れることを特徴とする直線案内機構。
  3. 【請求項3】請求項2記載の直線案内機構において、 クリアランス調整部が傾斜ローラのみに設けられ、前記
    クリアランス調整部によって前記傾斜ローラのローラ部
    と傾斜面案内軌道とのクリアランスが調整されることを
    特徴とする直線案内機構。
  4. 【請求項4】請求項2または3記載の直線案内機構にお
    いて、 前記水平ローラの軸線と傾斜ローラの軸線とがなす角度
    をθとし、該水平ローラの荷重担持能力をRAとし、該
    傾斜ローラの荷重担持能力をRBとすると、前記θ、R
    A、RBは、45度≦θ≦73度、且つ、1.2≦RB
    /RA≦2.7を充足するように設定されることを特徴
    とする直線案内機構。
  5. 【請求項5】請求項2または3記載の直線案内機構にお
    いて、 前記水平ローラの軸線と傾斜ローラの軸線とがなす角度
    をθとし、該水平ローラの荷重担持能力をRAとし、該
    傾斜ローラの荷重担持能力をRBとすると、前記θ、R
    A、RBは、45度≦θ<90度、且つ、1.6≦RB
    /RA≦2.7を充足するように設定されることを特徴
    とする直線案内機構。
  6. 【請求項6】請求項2または3記載の直線案内機構にお
    いて、 前記水平ローラの軸線と傾斜ローラの軸線とがなす角度
    をθとし、該水平ローラの荷重担持能力をRAとし、該
    傾斜ローラの荷重担持能力をRBとすると、前記θ、R
    A、RBは、53度≦θ≦72度、且つ、1.7≦RB
    /RA≦2.7を充足するように設定されることを特徴
    とする直線案内機構。
  7. 【請求項7】請求項2または3記載の直線案内機構にお
    いて、 前記水平ローラの軸線と傾斜ローラの軸線とがなす角度
    を約60度に設定し、且つ該水平ローラの荷重担持能力
    を傾斜ローラの荷重担持能力の約半分に設定したことを
    特徴とする直線案内機構。
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