JP2002338960A - 白色発光蛍光体 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】カドミウムの含有量が少なく、白色の純度及び
輝度の高い白色発光蛍光体を提供する。 【解決手段】ZnO:Zn蛍光体と、青色成分を補う蛍
光体としてのZnGa2O4 蛍光体の混合比を、0.
2:9.8〜9.8:0.2の範囲で混合したものに対
し、黄色系蛍光体Zn0.4 Cd0.6 S:Agを混合比
0.5:9.5〜5:5の範囲で混合した。これを蛍光
表示管に実装して発光させると、丸付き番号(2)(3)(4)
(6)(7)(8)(10)(11)(14)(15)で示すように、蛍光表示管
における蛍光体の白色発光の実用的で好ましい色度の範
囲X=0.32±0.07、Y=0.36±0.07が
得られた。
輝度の高い白色発光蛍光体を提供する。 【解決手段】ZnO:Zn蛍光体と、青色成分を補う蛍
光体としてのZnGa2O4 蛍光体の混合比を、0.
2:9.8〜9.8:0.2の範囲で混合したものに対
し、黄色系蛍光体Zn0.4 Cd0.6 S:Agを混合比
0.5:9.5〜5:5の範囲で混合した。これを蛍光
表示管に実装して発光させると、丸付き番号(2)(3)(4)
(6)(7)(8)(10)(11)(14)(15)で示すように、蛍光表示管
における蛍光体の白色発光の実用的で好ましい色度の範
囲X=0.32±0.07、Y=0.36±0.07が
得られた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、白色発光蛍光体に
関する。
関する。
【0002】
【従来の技術】白色発光蛍光体として、現在ZnS:Z
n系またはZnGa2 O4 系の青色発光蛍光体と、Zn
CdS:Ag系の黄色発光蛍光体を用いたものが一部実
用化されている。この中で、ZnS系の青色とZnCd
S:Ag系の黄色の組み合わせでは各色成分を50%ず
つ混合した場合に発光色として白色が得られるが、利用
する全ての蛍光体が硫化物であり蛍光表示管に使用した
場合には電子源であるフィラメントへ悪影響が生じ、信
頼性が保てない。また、ZnGa2 O4 系の青色とZn
CdS:Ag系の黄色の組み合わせでは、青色成分の発
光強度が弱いために輝度が低い。カドミウムフリーの蛍
光体であるZnGa2 O4 青色発光蛍光体とZnMgO
黄色発光蛍光体の組み合わせでは、どちらの蛍光体も輝
度が低いため全体としての輝度も低い。
n系またはZnGa2 O4 系の青色発光蛍光体と、Zn
CdS:Ag系の黄色発光蛍光体を用いたものが一部実
用化されている。この中で、ZnS系の青色とZnCd
S:Ag系の黄色の組み合わせでは各色成分を50%ず
つ混合した場合に発光色として白色が得られるが、利用
する全ての蛍光体が硫化物であり蛍光表示管に使用した
場合には電子源であるフィラメントへ悪影響が生じ、信
頼性が保てない。また、ZnGa2 O4 系の青色とZn
CdS:Ag系の黄色の組み合わせでは、青色成分の発
光強度が弱いために輝度が低い。カドミウムフリーの蛍
光体であるZnGa2 O4 青色発光蛍光体とZnMgO
黄色発光蛍光体の組み合わせでは、どちらの蛍光体も輝
度が低いため全体としての輝度も低い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、環境の面か
ら及び蛍光表時管に使用した場合の信頼性の見地から、
カドミウムやイオウの含有量がなるべく少なく、白色の
純度及び輝度の高い白色発光蛍光体を提供することを目
的としている。
ら及び蛍光表時管に使用した場合の信頼性の見地から、
カドミウムやイオウの含有量がなるべく少なく、白色の
純度及び輝度の高い白色発光蛍光体を提供することを目
的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された白
色発光蛍光体は、青色発光蛍光体と黄色発光蛍光体から
なる白色発光蛍光体において、ZnO:Zn蛍光体を添
加したものである。
色発光蛍光体は、青色発光蛍光体と黄色発光蛍光体から
なる白色発光蛍光体において、ZnO:Zn蛍光体を添
加したものである。
【0005】請求項2に記載された白色発光蛍光体は、
ZnGa2 O4 蛍光体及びGaN蛍光体から選択された
青色発光蛍光体と、黄色発光蛍光体であるZnX Cd
1-X S:Ag(X=0.2〜0.5)蛍光体と、Zn
O:Zn蛍光体からなるものである。
ZnGa2 O4 蛍光体及びGaN蛍光体から選択された
青色発光蛍光体と、黄色発光蛍光体であるZnX Cd
1-X S:Ag(X=0.2〜0.5)蛍光体と、Zn
O:Zn蛍光体からなるものである。
【0006】請求項3に記載された白色発光蛍光体は、
ZnGa2 O4 蛍光体及びGaN蛍光体から選択された
一の蛍光体と、ZnO:Zn蛍光体とを、0.2:9.
8〜9.8:0.2の範囲から選択された比率で混合し
て得た第1の蛍光体と、Zn X Cd1-X S:Ag(X=
0.2〜0.5)蛍光体とを、0.5:9.5〜5:5
の範囲で混合して得られるものである。
ZnGa2 O4 蛍光体及びGaN蛍光体から選択された
一の蛍光体と、ZnO:Zn蛍光体とを、0.2:9.
8〜9.8:0.2の範囲から選択された比率で混合し
て得た第1の蛍光体と、Zn X Cd1-X S:Ag(X=
0.2〜0.5)蛍光体とを、0.5:9.5〜5:5
の範囲で混合して得られるものである。
【0007】請求項4の白色発光蛍光体は、請求項1又
は2又は3記載の白色発光蛍光体において、発光の色度
がX=0.32±0.07、Y=0.36±0.07で
あることを特徴としている。
は2又は3記載の白色発光蛍光体において、発光の色度
がX=0.32±0.07、Y=0.36±0.07で
あることを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】高効率で発光するZnO:Zn蛍
光体に青色発光のZnGa2 O4 蛍光体を適当な比率で
混合してZnO:Zn蛍光体の発光を青色方向へシフト
させ、この時の色度点と補色の関係にある黄色から橙色
系の蛍光体であるZnX Cd1-X S:Ag(X=0.2
〜0.5)蛍光体と、前記ZnO:Zn蛍光体及びZn
Ga2O4 蛍光体の混合体とを適当な比率で混合する。
これにより、高効率で白色発光する蛍光体が得られる。
後述の実施例で示すように、上記各蛍光体の混合比率を
適宜調整することによって所望の純度の白色の範囲で発
光する蛍光体が得られる。青色発光蛍光体としてはGa
N蛍光体も利用できる。
光体に青色発光のZnGa2 O4 蛍光体を適当な比率で
混合してZnO:Zn蛍光体の発光を青色方向へシフト
させ、この時の色度点と補色の関係にある黄色から橙色
系の蛍光体であるZnX Cd1-X S:Ag(X=0.2
〜0.5)蛍光体と、前記ZnO:Zn蛍光体及びZn
Ga2O4 蛍光体の混合体とを適当な比率で混合する。
これにより、高効率で白色発光する蛍光体が得られる。
後述の実施例で示すように、上記各蛍光体の混合比率を
適宜調整することによって所望の純度の白色の範囲で発
光する蛍光体が得られる。青色発光蛍光体としてはGa
N蛍光体も利用できる。
【0009】
【実施例】(実施例1)ZnO:Zn蛍光体と、青色成
分を補う蛍光体としてZnGa2 O4 蛍光体を0.1:
9.9〜9.9:0.1の範囲から選択した比率で混合
した。この蛍光体と、この蛍光体と補色の関係にある黄
色系蛍光体Zn0.4 Cd0.6 S:Ag蛍光体(一般式Z
nX Cd1-X S:Ag(X=0.2〜0.5)において
X=0.4を選択)とを、0:10〜7:3の範囲で混
合した。
分を補う蛍光体としてZnGa2 O4 蛍光体を0.1:
9.9〜9.9:0.1の範囲から選択した比率で混合
した。この蛍光体と、この蛍光体と補色の関係にある黄
色系蛍光体Zn0.4 Cd0.6 S:Ag蛍光体(一般式Z
nX Cd1-X S:Ag(X=0.2〜0.5)において
X=0.4を選択)とを、0:10〜7:3の範囲で混
合した。
【0010】この蛍光体を用いて有機溶剤からなるビー
クルでペーストを作製した。これを用いて黒煙電極から
なる蛍光表示管のアノード電極上にスクリーン印刷法で
塗布して蛍光膜を形成した。この基板を焼成して有機溶
剤を除去後、フィラメント及びグリッドを基板上に実装
し、さらにアノード電極、フィラメント及びグリッドを
覆って箱型の容器部を基板上に封着し、基板と容器部で
構成される外囲器の内部を高真空状態に排気して封止
し、蛍光表示管を作製した。
クルでペーストを作製した。これを用いて黒煙電極から
なる蛍光表示管のアノード電極上にスクリーン印刷法で
塗布して蛍光膜を形成した。この基板を焼成して有機溶
剤を除去後、フィラメント及びグリッドを基板上に実装
し、さらにアノード電極、フィラメント及びグリッドを
覆って箱型の容器部を基板上に封着し、基板と容器部で
構成される外囲器の内部を高真空状態に排気して封止
し、蛍光表示管を作製した。
【0011】蛍光表示管を駆動して蛍光体を発光させ、
その色度を測定した結果を図1の表図と、これをグラフ
上にプロットした図2の色度図に示す。蛍光表示管にお
ける蛍光体の白色発光の実用的で好ましい色度の範囲の
一例として、X=0.32±0.07、Y=0.36±
0.07が挙げられる。本実施例の試料番号の(1) 〜(1
7)の内、前述した望ましい白色の色度の範囲に入るもの
は、(2)(3)(4)(6)(7)(8)(10)(11)(14)(15)である。図2
において、これらの望ましい白色の色度の範囲に入るも
のは通常の丸付き番号で示してあり、本実施例における
望ましい白色の色度の範囲内に入らない(1)(5)(9)(12)
(13)(16)(17) は番号を白抜きとした黒丸で示してあ
る。かかる色度の望ましい範囲を実現した蛍光体各成分
の混合比は、次の通りである。
その色度を測定した結果を図1の表図と、これをグラフ
上にプロットした図2の色度図に示す。蛍光表示管にお
ける蛍光体の白色発光の実用的で好ましい色度の範囲の
一例として、X=0.32±0.07、Y=0.36±
0.07が挙げられる。本実施例の試料番号の(1) 〜(1
7)の内、前述した望ましい白色の色度の範囲に入るもの
は、(2)(3)(4)(6)(7)(8)(10)(11)(14)(15)である。図2
において、これらの望ましい白色の色度の範囲に入るも
のは通常の丸付き番号で示してあり、本実施例における
望ましい白色の色度の範囲内に入らない(1)(5)(9)(12)
(13)(16)(17) は番号を白抜きとした黒丸で示してあ
る。かかる色度の望ましい範囲を実現した蛍光体各成分
の混合比は、次の通りである。
【0012】ZnO:Zn蛍光体と、青色成分を補う蛍
光体としてのZnGa2 O4 蛍光体の混合比は、0.
2:9.8〜9.8:0.2の範囲であった。この混合
した蛍光体と、黄色系蛍光体Zn0.4 Cd0.6 S:Ag
との混合比は、0.5:9.5〜5:5の範囲であっ
た。
光体としてのZnGa2 O4 蛍光体の混合比は、0.
2:9.8〜9.8:0.2の範囲であった。この混合
した蛍光体と、黄色系蛍光体Zn0.4 Cd0.6 S:Ag
との混合比は、0.5:9.5〜5:5の範囲であっ
た。
【0013】以上の結果は、理論に基づく計算値よりも
黄色蛍光体の量が少なくても必要な白色が得られること
を示している。これは、ZnO:Znの発光の一部が、
黄色系蛍光体Zn0.4 Cd0.6 S:Agを励起発光させ
ているためであると考えられる。
黄色蛍光体の量が少なくても必要な白色が得られること
を示している。これは、ZnO:Znの発光の一部が、
黄色系蛍光体Zn0.4 Cd0.6 S:Agを励起発光させ
ているためであると考えられる。
【0014】(実施例2)ZnO:ZnとZnGa2 O
4 を混合比0.3:9.7〜5.0:5.0の範囲で混
合し、これら蛍光体とZn0.22Cd0.78S:Agとを混
合比率0.5:9.5〜5:5の範囲で混合して白色発
光蛍光体を作製した。その結果、実施例1で示した白色
の色度の望ましい範囲が得られた。
4 を混合比0.3:9.7〜5.0:5.0の範囲で混
合し、これら蛍光体とZn0.22Cd0.78S:Agとを混
合比率0.5:9.5〜5:5の範囲で混合して白色発
光蛍光体を作製した。その結果、実施例1で示した白色
の色度の望ましい範囲が得られた。
【0015】(実施例3)同様にして、ZnGa2 O4
の代わりにより低電圧で発光するGaNを用いて実施例
1と同様に白色発光蛍光体を用いた。その色度を測定し
た結果を図3の表図と、これをグラフ上にプロットした
図4の色度図に示す。本実施例の試料番号の(1) 〜(17)
の内、前述した望ましい白色の色度の範囲に入るもの
は、(2)(3)(4)(6)(7)(10)(11)(14) である。図2におい
て、これらの望ましい白色の色度の範囲に入るものは通
常の丸付き番号で示してあり、本実施例における望まし
い白色の色度の範囲内に入らない(1)(5)(8)(9)(12)(13)
(15)(16)(17)は番号を白抜きとした黒丸で示してある。
かかる色度の望ましい範囲を実現した蛍光体各成分の混
合比は、実施例1と略同様である。
の代わりにより低電圧で発光するGaNを用いて実施例
1と同様に白色発光蛍光体を用いた。その色度を測定し
た結果を図3の表図と、これをグラフ上にプロットした
図4の色度図に示す。本実施例の試料番号の(1) 〜(17)
の内、前述した望ましい白色の色度の範囲に入るもの
は、(2)(3)(4)(6)(7)(10)(11)(14) である。図2におい
て、これらの望ましい白色の色度の範囲に入るものは通
常の丸付き番号で示してあり、本実施例における望まし
い白色の色度の範囲内に入らない(1)(5)(8)(9)(12)(13)
(15)(16)(17)は番号を白抜きとした黒丸で示してある。
かかる色度の望ましい範囲を実現した蛍光体各成分の混
合比は、実施例1と略同様である。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、高効率で発光するZn
O:Zn蛍光体を青色発光のZnGa 2 O4 蛍光体やG
aNに特定の比率で混合してZnO:Zn蛍光体の発光
を青色方向へシフトさせ、これと黄色から橙色系の蛍光
体であるZnX Cd1-X S:Ag(X=0.2〜0.
5)蛍光体とを特定の比率で混合することにより、高効
率で白色発光する蛍光体が得られる。例えば、蛍光表示
管に用いられる蛍光体として必要な白色の色度範囲を、
上記の特定の混合比率によって達成することができる。
また、従来の白色発光蛍光体に比べて、カドミウムの使
用量を減らすことができる。
O:Zn蛍光体を青色発光のZnGa 2 O4 蛍光体やG
aNに特定の比率で混合してZnO:Zn蛍光体の発光
を青色方向へシフトさせ、これと黄色から橙色系の蛍光
体であるZnX Cd1-X S:Ag(X=0.2〜0.
5)蛍光体とを特定の比率で混合することにより、高効
率で白色発光する蛍光体が得られる。例えば、蛍光表示
管に用いられる蛍光体として必要な白色の色度範囲を、
上記の特定の混合比率によって達成することができる。
また、従来の白色発光蛍光体に比べて、カドミウムの使
用量を減らすことができる。
【図1】実施例1の各蛍光体(1) 〜(17)における成分蛍
光体の混合比率と、蛍光表示管に実装して発光させた場
合の色度を示す表図である。
光体の混合比率と、蛍光表示管に実装して発光させた場
合の色度を示す表図である。
【図2】実施例1の表図に示した各蛍光体(1) 〜(17)の
色度を色度図上に示した図である。
色度を色度図上に示した図である。
【図3】実施例3の各蛍光体(1) 〜(17)における成分蛍
光体の混合比率と、蛍光表示管に実装して発光させた場
合の色度を示す表図である。
光体の混合比率と、蛍光表示管に実装して発光させた場
合の色度を示す表図である。
【図4】実施例3の表図に示した各蛍光体(1) 〜(17)の
色度を色度図上に示した図である。
色度を色度図上に示した図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土岐 均 千葉県茂原市大芝629 双葉電子工業株式 会社内 Fターム(参考) 4H001 CA07 XA07 XA08 XA13 XA16 XA30 XA31 XA48 YA30 YA47
Claims (4)
- 【請求項1】 青色発光蛍光体と黄色発光蛍光体からな
る白色発光蛍光体において、ZnO:Zn蛍光体を添加
した白色発光蛍光体。 - 【請求項2】 ZnGa2 O4 蛍光体及びGaN蛍光体
から選択された青色発光蛍光体と、黄色発光蛍光体であ
るZnX Cd1-X S:Ag(X=0.2〜0.5)蛍光
体と、ZnO:Zn蛍光体からなる白色発光蛍光体。 - 【請求項3】 ZnGa2 O4 蛍光体及びGaN蛍光体
から選択された一の蛍光体と、ZnO:Zn蛍光体と
を、0.2:9.8〜9.8:0.2の範囲から選択さ
れた比率で混合して得た第1の蛍光体と、ZnX Cd
1-X S:Ag(X=0.2〜0.5)蛍光体とを、0.
5:9.5〜5:5の範囲で混合してなる白色発光蛍光
体。 - 【請求項4】 発光の色度がX=0.32±0.07、
Y=0.36±0.07である請求項1又は2又は3記
載の白色発光蛍光体。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001146703A JP2002338960A (ja) | 2001-05-16 | 2001-05-16 | 白色発光蛍光体 |
KR10-2002-0024759A KR100481394B1 (ko) | 2001-05-16 | 2002-05-06 | 백색 발광 형광체 |
CNB021198497A CN1177017C (zh) | 2001-05-16 | 2002-05-15 | 白色发光荧光体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001146703A JP2002338960A (ja) | 2001-05-16 | 2001-05-16 | 白色発光蛍光体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002338960A true JP2002338960A (ja) | 2002-11-27 |
Family
ID=18992305
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001146703A Pending JP2002338960A (ja) | 2001-05-16 | 2001-05-16 | 白色発光蛍光体 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002338960A (ja) |
KR (1) | KR100481394B1 (ja) |
CN (1) | CN1177017C (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017149981A (ja) * | 2017-05-01 | 2017-08-31 | メトロ電気株式会社 | 発光素子用のインク |
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---|---|---|---|---|
KR100825481B1 (ko) * | 2006-11-28 | 2008-04-25 | 한국과학기술원 | 탄소 나노 튜브를 이용한 백색 발광 면광원 장치, 아노드및 디스플레이 장치 |
CN110364596B (zh) * | 2019-07-30 | 2021-09-03 | 广东省半导体产业技术研究院 | 补色led器件和补色led器件的制备方法 |
KR20210088405A (ko) | 2020-01-06 | 2021-07-14 | 김용래 | 프로파일 연결 브라켓 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01304179A (ja) * | 1988-06-01 | 1989-12-07 | Futaba Corp | 蛍光表示管 |
KR940005192A (ko) * | 1992-08-26 | 1994-03-16 | 에프.제이.스미트 | 백열 램프 동작용 회로 장치 |
KR100315224B1 (ko) * | 1999-05-11 | 2001-11-26 | 김순택 | 저전압용 흰색 형광체 |
JP2001107041A (ja) * | 1999-10-04 | 2001-04-17 | Futaba Corp | 蛍光体及び蛍光表示管 |
JP2001107040A (ja) * | 1999-10-04 | 2001-04-17 | Futaba Corp | 蛍光体及び蛍光表示管 |
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