JP2002337931A - 筒状シュリンク材,シュリンクラベル類およびそれらの製造方法 - Google Patents

筒状シュリンク材,シュリンクラベル類およびそれらの製造方法

Info

Publication number
JP2002337931A
JP2002337931A JP2001146746A JP2001146746A JP2002337931A JP 2002337931 A JP2002337931 A JP 2002337931A JP 2001146746 A JP2001146746 A JP 2001146746A JP 2001146746 A JP2001146746 A JP 2001146746A JP 2002337931 A JP2002337931 A JP 2002337931A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shrink
shrink material
cylindrical
film
adhesive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001146746A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3742565B2 (ja
Inventor
Tadashi Matsuguchi
正 松口
Tadao Yoshida
忠雄 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Sealing Printing Co Ltd
Original Assignee
Osaka Sealing Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Sealing Printing Co Ltd filed Critical Osaka Sealing Printing Co Ltd
Priority to JP2001146746A priority Critical patent/JP3742565B2/ja
Publication of JP2002337931A publication Critical patent/JP2002337931A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3742565B2 publication Critical patent/JP3742565B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Packages (AREA)
  • Package Closures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シュリンクフィルムを筒状にするためにフィ
ルム端面の貼着の検認が容易で、人体に有害な溶剤を塗
布しない筒状シュリンク材,シュリンクラベル類を提供
する。 【解決手段】 シュリンク材10の少なくともいずれか
一方の一端に粘着部12を設け、もう一方の一端と貼着
して前記シュリンク材10が筒状に形成された、筒状シ
ュリンク材である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラベルや包装材等
に使用される筒状シュリンク材,シュリンクラベル類お
よびそれらの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、筒状のシュリンクフィルムにあっ
ては、シュリンクフィルムの一端に溶剤を塗布すること
によりシュリンクフィルムを溶解し、シュリンクフィル
ムが溶解した部分にシュリンクフィルムの他端を貼着す
ることにより、筒状フィルムとしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然るに、シュリンクフ
ィルムを溶解するするために用いられる溶剤は、たとえ
ば、ノルマルヘキサン、シクロヘキサン、トルエン,酢
酸エチル、テトラヒドロフラン、メチルエチルケトン、
アセトン、ジオキソラン、イソプロパノール、エタノー
ル、メタノール等無色透明の液体であり、溶剤が透明で
あることから、溶剤の塗布が確実に行われたか否かの検
認が困難であった。従って、溶剤が確実・完全に塗布さ
れていない筒状シュリンクフィルムにあっては、はがれ
落ちてしまうという問題が起こっていた。また、はがれ
落ちなくても、貼着されていない部分と貼着された部分
との収縮が異なるため、品物を包装し、フィルムを収縮
させた場合に凹凸状の収縮部を形成するという問題が生
じていた。
【0004】また、溶剤を塗布して筒状シュリンクフィ
ルムを形成するには、エージング(熟成)を必要とする
ために、筒状シュリンクフィルムの形成に時間を要する
という問題も生じていた。すなわち、長い筒状のシュリ
ンクフィルムをロール状の巻回体とし、これをエージン
グしたのち、巻回体を巻き戻しスリーブ状(筒状)シュ
リンクラベルやRシールタイプのシュリンクラベル等を
作製していた。このように、オンラインでシュリンクラ
ベルを製造できないということは、生産上の大きな課題
である。
【0005】さらに、塗布される溶剤は濃度によっては
人体の健康を害するものが多く、エージング時には換気
等を行い作業環境を維持しなければならないという問題
もあった。さらにまた、シュリンクラベルが用いられた
ビンやカン等を回収するとき、分別回収の便に供するた
め、シュリンクラベルの使用目的によっては、従来の溶
剤を塗布して製造したシュリンクラベルにはミシン目を
入れる必要があった。そこで、鋭意研究の結果、本発明
者は、かかる問題を解決する本発明に到達したものであ
り、本発明は、シュリンクフィルムを筒状にするために
フィルム端面の貼着の検認が容易で、人体に有害な溶剤
を塗布しない筒状シュリンク材,シュリンクラベル類を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に記
載の筒状シュリンク材は、シュリンクフィルム等のシュ
リンク材の表面に粘着部が設けられ、粘着部にシュリン
ク材を接合して筒状を形成しうるように形成された、筒
状シュリンク材である。この発明の請求項2に記載の筒
状シュリンク材は、シュリンク材の少なくともいずれか
一方の一端に粘着部を設け、もう一方の一端と貼着して
シュリンク材が筒状に形成された、筒状シュリンク材で
ある。この発明の請求項3に記載の筒状シュリンク材
は、シュリンク材は、他物に連結されたシュリンク材か
らなり、少なくともそのいずれか一方の一端に粘着部が
設けられ、粘着部ともう一方の一端とを接合して筒状を
形成しうるように形成された、請求項1に記載の筒状シ
ュリンク材である。この発明の請求項4に記載の筒状シ
ュリンク材は、粘着部は、両面粘着テープの貼付,粘着
剤の塗布の少なくとも一つが施されてなる、請求項1な
いし請求項3のいずれかに記載の筒状シュリンク材であ
る。この発明の請求項5に記載の筒状シュリンク材は、
シュリンク材は、一軸延伸あるいは二軸延伸フィルムの
いずれかである、請求項1ないし請求項4のいずれかに
記載の筒状シュリンク材である。この発明の請求項6に
記載のシュリンクラベル類は、請求項1〜請求項5に記
載の筒状シュリンク材により形成されるシュリンクラベ
ル類である。この発明の請求項7に記載の筒状シュリン
ク材またはシュリンクラベル類は、筒状シュリンク材に
商品等の被包装体が内装され、筒状シュリンク材が熱収
縮されて被包装体が保持された、請求項1ないし請求項
5のいずれかに記載の筒状シュリンク材または請求項6
に記載のシュリンクラベル類である。この発明の請求項
8に記載の筒状シュリンク材またはシュリンクラベル類
の製造方法は、シュリンクフィルム等のシュリンク材の
表面に幅1.5〜15mmの粘着部を設けるステップ
と、粘着部にシュリンク材を接合して筒状にするステッ
プとを含む、筒状シュリンク材またはシュリンクラベル
類の製造方法である。この発明の請求項9に記載の筒状
シュリンク材またはシュリンクラベル類の製造方法は、
シュリンク材の少なくともいずれか一方の一端にその端
縁から1mm以内までのところから幅1.5〜15mm
の粘着部を設けるステップと、シュリンク材の他端を粘
着部に接合して貼着して筒状にするステップとを含む、
請求項8に記載に筒状シュリンク材またはシュリンクラ
ベル類の製造方法である。この発明の請求項10に記載
の筒状シュリンク材またはシュリンクラベル類の製造方
法は、シュリンク材を他物と連結するステップと、 少
なくともその一方の一端に幅1.5〜15mmの粘着部
を設けるステップと、粘着部ともう一方の一端とを接合
して貼着し筒状にするステップとを含む、筒状シュリン
ク材またはシュリンクラベル類の製造方法である。この
発明の請求項11に記載の筒状シュリンク材またはシュ
リンクラベル類の製造方法は、粘着部を設けるステップ
は、両面粘着テープの貼付、粘着剤の塗布のいずれかの
一方により、粘着部を設けるステップを含む、請求項8
ないし請求項10のいずれかに記載の筒状シュリンク材
またはシュリンクラベル類の製造方法である。この発明
の請求項12に記載の筒状シュリンク材またはシュリン
クラベル類の製造方法は、更に、筒状のシュリンク材
に、切断,溶着,プレシュリンクのうち、少なくとも1
つからなる成形を施す成形ステップを含む、請求項8な
いし請求項11のいずれかに記載の筒状シュリンク材ま
たはシュリンクラベル類の製造方法である。
【0007】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施
の形態の詳細な説明から一層明らかになろう。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態は、シュリ
ンクフィルムが確実に貼着されて筒状に形成されている
ことの検認が容易で、シュリンクフィルムの少なくとも
一端に人体に有害な溶剤を塗布しない粘着部を設け、他
端部を粘着部に貼着して筒状に形成されたことを特徴と
する筒状シュリンクフィルムである。
【0009】図1は、筒状シュリンクフィルムを製造す
る過程を示す斜視図解図である。図2は、図1図示筒状
シュリンクフィルムを用いた利用方法を示す図解図であ
る。まず、シュリンクフィルム10を準備し、シュリン
クフィルム10を長手方向に巻き戻し、徐々にその径が
細くなるジグ101に挿入して、略U字状になるように
シュリンクフィルム10を丸める。次に、シュリンクフ
ィルム10の一端に、シュリンクフィルム10の長手方
向端縁に沿って、一定の幅で粘着剤12aを、塗布機1
02にて帯状に塗布する。粘着剤を塗布してなる粘着部
は、シュリンクフィルム10のどちらか一方の一端に形
成すれば十分であるが、その両端に形成してもよい。さ
らに、シュリンクフィルム10に塗布された粘着剤層1
2に、シュリンクフィルム10の他端近傍を重ね合わ
せ、粘着剤層12の粘着力によってシュリンクフィルム
10の一端と他端を連結し、筒状シュリンクフィルム1
4を形成する。
【0010】次いで、筒状シュリンクフィルム14から
一定の長さを有するスリーブ状(筒状)シュリンクラベ
ル16(図2図示)に成形するには、目的とするスリー
ブ状(筒状)シュリンクラベル16の長さに対応して、
図1に示すように、長手方向に送られてくる筒状シュリ
ンクフィルム14を切断することにより、所定形状に成
形する。
【0011】また、Rシールタイプのシュリンクラベル
18(図4図示)を形成するには、図3に示すように、
前記した成形方法と同様な方法により成形された筒状シ
ュリンクフィルム14の頭部を細長い円錐形等に成形す
るために、熱圧着等の方法により、U字状加工部20を
シーリング処理をする。さらに、Rシールタイプのシュ
リンクラベル18の下端を直線状に形成するために、シ
ュリンクフィルム10を下部加工部22で幅方向に切断
する。最終的には、頭部加工部24で切断し不要なU字
状加工部20を除去部として切り離すことになる。すな
わち、先に進んでいる他のRシールタイプのシュリンク
ラベル18の下端を形成するために切断された部分と、
後から進んでくるRシールタイプのシュリンクラベル1
8の頭部との間のU字状加工部20を捨てる。
【0012】さらに、プレフォームシュリンクラベル2
6(図5図示)を形成するには、前記スリーブ状シュリ
ンクラベル16(図2図示)をまず形成した後、截頭円
錐状型103にかぶせ、スリーブ状シュリンクラベル1
6を予備的に熱収縮させるプレシュリンクを行い、上端
縁近傍を截頭円錐状型103の頭部において内側に折れ
曲がった形状とする。もちろん、従来どおり、長い筒状
シュリンクフィルム14を一旦ロール状に巻き取り巻回
体としたのち、後の加工工程においてそれを巻き戻し、
目的とするスリーブ状(筒状)シュリンクラベル16,
Rシールタイプのシュリンクラベル18,プレフォーム
タイプのシュリンクラベル26を形成してもよい。
【0013】シュリンクフィルムとしては、一軸延伸さ
れた、ポリビニルクロライド、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリスチレン、ポリプロピレン等が主として用い
られる。一部、二軸延伸されたポリビニルクロライド、
ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン、ポリプロ
ピレン等が用いられる。
【0014】シュリンクフィルムの一端と他端とを貼着
する粘着部としては、前記粘着剤の塗布のほか、両面粘
着テープが用いられる。両面粘着テープの基材として
は、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン等
が、基材に塗工される粘着剤としては、ポリアクリル酸
エステル系、天然ゴム系、合成ゴム系、シリコーン系等
が用いられる。かかる粘着剤は溶剤を含まないか、含ん
でいても少量であるため、作業環境に大きな影響は及ぼ
さない。
【0015】また、両面粘着テープを使用する場合にお
いては、その貼付位置が適正か否かの検認のみでよく、
溶剤使用時のような見逃しを生じない。かかる両面粘着
テープの幅は、望ましくは1.5〜15mm、さらに望
ましくは3〜6mm、貼付位置はシュリンクフィルムの
一端から1mm以内が望ましい。シュリンクフィルムの
端面と両面粘着テープの端面をそろえる(貼付位置をシ
ュリンクフィルムの一端から0mmにする)ためには、
両面粘着テープ貼付後、両面粘着テープを貼ったシュリ
ンクフィルムの一端を両面粘着テープごと切り落とすと
よい。テープ幅が狭くなりすぎると、貼着強度が低下す
る傾向にあり、テープ幅が広くなりすぎると、シュリン
クのむらが起きやすくなる。また、テープの貼付位置が
シュリンクフィルムの内部に入りすぎると、貼着されて
いないシュリンクフィルムの端部において縮みしわが目
立つようになるおそれがある。両面粘着テープを貼付す
ることは、両面粘着テープが切断しない限り、両面粘着
テープは確実に貼付され、また、両面粘着テープが厚み
をもつため、無色透明の溶剤に比べ、接着を行う材料の
シュリンクフィルム上における存在の検認は容易である
という効果がある。両面粘着テープに文字等をあらかじ
め記入しておけば、検認はさらに容易になる。
【0016】両面粘着テープではなく、粘着剤をシュリ
ンクフィルムに塗工する場合においては、直接に粘着剤
をシュリンクフィルムに塗工してもよく、粘着剤を押し
出したのち押し拡げてもよい。ここで粘着剤としては、
ポリアクリル酸エステル系、天然ゴム系、合成ゴム系、
シリコーン系等が用いられる。塗工される粘着剤は、シ
ュリンクフィルムの一端面に約15mm幅までが望まし
く、さらに望ましくは約6mm幅までであり、少なくと
も、1.5mm幅が望ましく、さらに望ましくは3mm
の幅に塗工する。塗工位置は、シュリンクフィルムの一
端縁から1mm以内が望ましい。塗工幅が狭くなりすぎ
ると、貼付強度が低下する傾向にあり、塗工幅が広くな
りすぎると、熱収縮のむらが起きやすくなる。また、塗
工位置がシュリンクフィルムの内部に入りすぎると、粘
着部で貼着されていないシュリンクフィルムの端部にお
いて縮みしわが目立つようになるおそれがある。
【0017】また、粘着剤による貼着においても、粘着
剤塗工部は厚みを有することから、粘着剤が塗工されて
いることの検認が容易であるという効果をも奏する。
【0018】両面粘着テープ、粘着剤には有機溶剤が含
まれていないが、含まれていても少ないため、筒状シュ
リンクフィルムの製造には作業環境の維持・向上が容易
で、環境基準〔PRTR法「特定化学物質の環境への排
出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律」(平
成11年7月13日公布法律第86号)〕をクリアする
ことができる。さらに、両面粘着テープや粘着剤を用い
た場合には、その貼着部において剥し易くなることか
ら、溶剤を使用した場合のようにミシン目をいれなくて
も、容易にシュリンクフィルムを除去することができる
という効果も奏する。また、分別回収にも好都合であ
る。
【0019】この発明の実施の形態によれば、筒状のシ
ュリンクフィルムを成形した後、エージングや巻回体と
して一旦巻き取った後、次工程において、その巻き戻し
をするという工程をなくして、成形された筒状シュリン
クフィルムから直接に目的のシュリンクラベルを製造で
きる。それゆえに、シュリンクラベルの生産性を著しく
向上でき、シュリンクラベルがはがれ落ちる等の品質上
の問題を低減できる。
【0020】図7は、この発明の別の実施の形態である
シュリンク包装材の断面図解図であり、図8は、図7図
示シュリンク包装材の製造方法を示す図解図である。こ
のシュリンク包装材210は、加熱したとき熱収縮して
被包装体Aを収縮包装するシュリンク材212からな
り、前記シュリンク材212は、被包装体Aを包装する
熱収縮部214と、前記熱収縮部214の上部に形成さ
れ、商品の説明等の一定の情報を表示するための熱収縮
規制部たるヘッダー部216とを含む。
【0021】シュリンク材212は、塩化ビニール、ポ
リスチレン、ポリエステル、ポリプロピレンなどの熱収
縮性のプラスチックフィルムからなり、例えば、40〜
220℃,より好ましくは90〜100℃で熱収縮率が
タテ0〜10%,より好ましくは0〜5%、ヨコ25〜
100%,より好ましくは40〜70%の1軸延伸され
た、厚み5〜100μm,より好ましくは30〜70μ
mの透明なフィルム、もしくは、40〜220℃,より
好ましくは90〜100℃で熱収縮率がタテ、ヨコとも
25〜100%,より好ましくは40〜70%の2軸延
伸された、厚さ5〜100μm,より好ましくは30〜
70μmの透明なフィルムが用いられる。シュリンク材
212は、平面状で、通常A−A’方向に熱収縮率が大
きくなるように構成されている。通常は、一軸延伸フィ
ルムが用いられることが多い。また、用途によっては、
半透明なフィルムが用いられることもある。
【0022】ヘッダー部216は、前記シュリンク材2
12の内側に貼着された収縮規制材218によってシュ
リンク材212の熱収縮時においても当初の形状を維持
するように構成されている。すなわち、前記シュリンク
材212は、ほぼその中央近傍において折り曲げられ
て、その内側面が対向する断面略U字状に形成され、そ
の内側面に収縮規制材218が接着されている。
【0023】収縮規制材218は、シュリンク材212
を熱収縮させるときに、熱収縮するシュリンク材212
のようには熱収縮しないまたはシュリンク材212と比
して相対的に熱収縮率の小さい、例えば合成紙,ポリエ
ステルなどのシート材等からなる芯材220の両面に、
粘着剤層222が形成されてなる。収縮規制材218
は、紙、板紙などのフィルムまたはシート状物、その
他、例えば木材、金属、ガラス、陶磁器などの実質的に
熱収縮しない材料からなる板状のものも選択することが
できる。また、粘着剤層222は、ゴム系、アクリル共
重合系、エマルジョン型やホットメルト型等の粘着剤を
コーティングなどにより形成される。
【0024】収縮規制材218は、前記芯材220の両
面に形成された粘着剤層222の粘着力により、シュリ
ンク材212の内面に接着して、シュリンク材212の
熱収縮を規制する。そして、シュリンク材212は、そ
の両端縁がほぼ揃えられた状態で、収縮規制材218が
嵌装されたヘッダー部216の下部近傍の連結部224
において、例えば、高周波シール法等の熱融着法によ
り、シュリンク材212どうしが熱接着されて、熱収縮
部214とヘッダー部216を区分する。この連結部部
分の接着は、熱接着に限定されるものではなく、両面粘
着テープ,粘着剤の塗布等いずれでもよい。
【0025】シュリンク材212の熱収縮部214を構
成する第1のシュリンク材226と第2のシュリンク材
228とは、その幅はほぼ同一に形成され、その長さ
は、第1のシュリンク材26の方が第2のシュリンク材
228より長く形成され、第1のシュリンク材226の
下端近傍には、幅方向に左端縁から右端縁に至る同一幅
の帯状の連結粘着剤層230が形成され、粘着部を構成
している。前記連結粘着剤層230の表面には、その表
面を被覆する剥離シート232が積層されている。剥離
シート232は、連結粘着剤層230より幅広に形成さ
れ、連結粘着剤層230の表面全面を覆っている。連結
粘着剤層230は、第1のシュリンク材226と第2の
シュリンク材228を連結して熱収縮部214を筒状に
するために形成されたもので、図9において示すよう
に、第1のシュリンク材226の連結粘着剤層230の
表面に第2のシュリンク材228の外側面を接着するこ
とにより、熱収縮部214がスリーブ状(円筒状)に形
成される。
【0026】そして、図9に示すように、スリーブ状に
形成されたシュリンク材212の熱収縮部214の筒内
に、被包装体Aたる雑貨、小物、電気機械器具、食品、
文房具等の品物を挿入し、シュリンク材212を熱収縮
させることにより、被包装体Aを収縮した状態で保持す
る。熱収縮させる方法としては、例えば、熱風処理する
熱風方法、温水等の中に浸す方法、スチームを噴霧する
方法等がある。
【0027】また、粘着部は、図10に示すように、シ
ュリンクフィルム310の一端縁近傍の内面に粘着剤層
312を形成し、且つ外面に他の接着剤層314を形成
した構成でもよい。シュリンクフィルム310を丸めて
円筒状にして、シュリンクフィルム310のもう一方の
内面を前記シュリンクフィルム310の一端縁に形成さ
れた粘着剤層314の表面に接合して、筒状のシュリン
クフィルム310を形成し、且つ、筒状シュリンクフィ
ルム310が対向するヘッダー部318部分に方形板状
の収縮規制材316を内装し、前記粘着剤層312で対
向する筒状シュリンクフィルム310を接着し前記収縮
規制材316を囲繞して固定する。したがって、収縮規
制材316で規制されていない筒状シュリンクフィルム
310の部分によって形成され、粘着剤層312で区画
されて筒状に形成された熱収縮部320において、被包
装体を熱収縮して保持し、一方、ヘッダー部318のシ
ュリンクフィルム310の熱収縮を規制するように構成
される。
【0028】さらに、粘着部は、図11に示すように、
粘着剤層412a,412bがシュリンクフィルム41
0の両端に形成され、例えば、相対的に熱収縮をしない
紙等からなるヘッダー材416等のような他物の外表面
に接着させて、筒状の熱収縮部414を構成するように
してもよい。
【0029】また、粘着部は、図12に示すように、シ
ュリンクフィルム510で収縮規制材518を囲繞して
収縮規制部を構成し、且つシュリンクフィルム510の
熱収縮部514を円筒状に構成するための連結材として
機能するようにしてもよい。すなわち、粘着剤層512
がシュリンクフィルム510の内面に形成され、対向す
るシュリンクフィルム510の内面どおしを接着して、
筒状熱収縮部514を形成するようにしてもよい。
【0030】
【実施例1】一軸延伸した幅298mmのポリエステル
フィルムの一端にほぼそろえて幅4.3mmの両面テー
プ(基材ポリプロピレン、粘着剤ポリアクリル酸エステ
ル系)をフィルムの一端とほぼ平行になるように貼付し
た。その後他端をフィルムが筒状となるように一端に重
ねるよう押しあて貼付し、折り径約145mmの筒状ポ
リエステルフィルムを得、これを切断し、長さ100m
mの筒状シュリンクラベルを得た。これで試験的にガラ
スビンを被覆し、200℃に保持されたシュリンクトン
ネルを通過させたところ、きれいにシュリンクラベルを
装着したガラスビンを得た。
【0031】
【実施例2】一軸延伸した幅298mmのポリスチレン
フィルムの一端にほぼそろえてサイデン化学製粘着剤
(サイビノールAT−65)を幅約3mmで、フィルム
の一端と平行になるように直接塗布した。その後他端を
フィルムが筒状となるように一端に重ね貼付し、折り径
約145mmの筒状ポリスチレンフィルムの巻回体を得
た。この巻回体を巻き戻し、熱圧着・切断を行い長さ1
30mmのRシールタイプのシュリンクラベルを得た。
これで試験的にプラスチック容器を被覆し、200℃に
保持されたシュリンクトンネルを通過させたところ、き
れいにシュリンクラベルで装着されたプラスチック容器
を得た。
【0032】
【発明の効果】この発明によれば、シュリンクフィルム
を筒状にするために端面の貼着の検認が容易で、人体に
有害な溶剤を塗布しない筒状シュリンク材,シュリンク
ラベル類を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】筒状シュリンクフィルムを製造する過程を示す
斜視図解図である。
【図2】図1図示筒状シュリンクフィルムを用いた利用
方法を示す図解図である。
【図3】Rシールタイプシュリンクラベルの製造方法を
示す図解図である。
【図4】図3図示Rシールタイプシュリンクラベルとし
て用いる方法を示す図解図である。
【図5】プレフォームシュリンクラベルとして用いる方
法を示す図解図である。
【図6】図5図示プレフォームシュリンクラベルの製造
方法を示す図解図である。
【図7】シュリンク包装材の断面図解図である。
【図8】図7図示シュリンク包装材の製造方法を示す図
解図である。
【図9】スリーブ状に形成されたシュリンク材の筒内に
被包装体を挿入した状態を示す図解図である。
【図10】粘着部の別の構成を示す断面図解図である。
【図11】粘着部の別の構成を示す一部を断面とした斜
視図解図である。
【図12】粘着部のさらに別の構成を示す一部を断面と
した斜視図解図である。
【符号の説明】
A 被包装体 10 シュリンクフィルム 12 粘着剤層 12a 粘着剤 14 筒状シュリンクフィルム 16 スリーブ状(筒状)シュリンクラベル 18 Rシールタイプシュリンクラベル 20 U字状加工部 22 下部加工部 24 頭部加工部 26 プレフォームシュリンクラベル 210 シュリンク包装材 212 シュリンク材 214 熱収縮部 216 ヘッダー部 218 収縮規制材 220 芯材 222 粘着剤層 224 連結部 226 第1のシュリンク材 228 第2のシュリンク材 230 連結粘着剤層 232 剥離シート 310 シュリンクフィルム 312,314 粘着剤層 316 収縮規制材 318 ヘッダー部 320 熱収縮部 410 シュリンクフィルム 412a 粘着剤層 412b 粘着剤層 414 熱収縮部 416 ヘッダー材 510 シュリンクフィルム 512 粘着剤層 514 熱収縮部 518 収縮規制材 101 ジグ 102 塗布機 103 截頭円錐状型

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シュリンクフィルム等のシュリンク材の
    表面に粘着部が設けられ、前記粘着部にシュリンク材を
    接合して筒状を形成しうるように形成された、筒状シュ
    リンク材。
  2. 【請求項2】 シュリンク材の少なくともいずれか一方
    の一端に粘着部を設け、もう一方の一端と貼着して前記
    シュリンク材が筒状に形成された、筒状シュリンク材。
  3. 【請求項3】 シュリンク材は、他物に連結されたシュ
    リンク材からなり、少なくともそのいずれか一方の一端
    に粘着部が設けられ、前記粘着部ともう一方の一端とを
    接合して筒状を形成しうるように形成された、請求項1
    に記載の筒状シュリンク材。
  4. 【請求項4】 前記粘着部は、両面粘着テープの貼付,
    粘着剤の塗布の少なくとも一つが施されてなる、請求項
    1ないし請求項3のいずれかに記載の筒状シュリンク
    材。
  5. 【請求項5】 前記シュリンク材は、一軸延伸あるいは
    二軸延伸フィルムのいずれかである、請求項1ないし請
    求項4のいずれかに記載の筒状シュリンク材。
  6. 【請求項6】 前記請求項1〜請求項5に記載の筒状シ
    ュリンク材により形成されるシュリンクラベル類。
  7. 【請求項7】 前記筒状シュリンク材に商品等の被包装
    体が内装され、筒状シュリンク材が熱収縮されて被包装
    体が保持された、請求項1ないし請求項5のいずれかに
    記載の筒状シュリンク材または請求項6に記載のシュリ
    ンクラベル類。
  8. 【請求項8】 シュリンクフィルム等のシュリンク材の
    表面に幅1.5〜15mmの粘着部を設けるステップ
    と、 前記粘着部にシュリンク材を接合して筒状にするステッ
    プとを含む、筒状シュリンク材またはシュリンクラベル
    類の製造方法。
  9. 【請求項9】 シュリンク材の少なくともいずれか一方
    の一端にその端縁から1mm以内までのところから幅
    1.5〜15mmの粘着部を設けるステップと、 前記シュリンク材の他端を前記粘着部に接合して貼着し
    て筒状にするステップとを含む、請求項8に記載に筒状
    シュリンク材またはシュリンクラベル類の製造方法。
  10. 【請求項10】 シュリンク材を他物と連結するステッ
    プと、 少なくともその一方の一端に幅1.5〜15mmの粘着
    部を設けるステップと、 前記粘着部ともう一方の一端とを接合して貼着し筒状に
    するステップとを含む、筒状シュリンク材またはシュリ
    ンクラベル類の製造方法。
  11. 【請求項11】 粘着部を設けるステップは、両面粘着
    テープの貼付、粘着剤の塗布のいずれかの一方により、
    粘着部を設けるステップを含む、請求項8ないし請求項
    10のいずれかに記載の筒状シュリンク材またはシュリ
    ンクラベル類の製造方法。
  12. 【請求項12】 更に、筒状のシュリンク材に、切断,
    溶着,プレシュリンクのうち、少なくとも1つからなる
    成形を施す成形ステップを含む、請求項8ないし請求項
    11のいずれかに記載の筒状シュリンク材またはシュリ
    ンクラベル類の製造方法。
JP2001146746A 2001-05-16 2001-05-16 筒状シュリンク材の製造方法 Expired - Fee Related JP3742565B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001146746A JP3742565B2 (ja) 2001-05-16 2001-05-16 筒状シュリンク材の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001146746A JP3742565B2 (ja) 2001-05-16 2001-05-16 筒状シュリンク材の製造方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005274149A Division JP2006076661A (ja) 2005-09-21 2005-09-21 筒状シュリンク材の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002337931A true JP2002337931A (ja) 2002-11-27
JP3742565B2 JP3742565B2 (ja) 2006-02-08

Family

ID=18992340

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001146746A Expired - Fee Related JP3742565B2 (ja) 2001-05-16 2001-05-16 筒状シュリンク材の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3742565B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004279470A (ja) * 2003-03-12 2004-10-07 Osaka Sealing Printing Co Ltd 装着ラベル
JP2006175758A (ja) * 2004-12-24 2006-07-06 Pilot Precision Co Ltd 加飾筒、加飾軸、加飾筒の製造方法、加飾筒作製用の治具及び加飾物をカットするためのステンシル
JP2006235552A (ja) * 2005-02-15 2006-09-07 Kotobuki Seihan Printing Co Ltd 収縮フィルムラベル
WO2012147951A1 (ja) * 2011-04-27 2012-11-01 東洋インキScホールディングス株式会社 ホットメルト粘着剤、粘着フィルム、被覆物品および被覆物品の製造方法
JP2012236993A (ja) * 2011-04-27 2012-12-06 Toyo Ink Sc Holdings Co Ltd ホットメルト粘着剤、粘着フィルム、被覆物品および被覆物品の製造方法
JP2017186066A (ja) * 2016-04-08 2017-10-12 株式会社アドパック シュリンク包装体及びその製造方法
CN110088006A (zh) * 2016-12-27 2019-08-02 凸版印刷株式会社 筒状容器及其制造方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004279470A (ja) * 2003-03-12 2004-10-07 Osaka Sealing Printing Co Ltd 装着ラベル
JP2006175758A (ja) * 2004-12-24 2006-07-06 Pilot Precision Co Ltd 加飾筒、加飾軸、加飾筒の製造方法、加飾筒作製用の治具及び加飾物をカットするためのステンシル
JP2006235552A (ja) * 2005-02-15 2006-09-07 Kotobuki Seihan Printing Co Ltd 収縮フィルムラベル
WO2012147951A1 (ja) * 2011-04-27 2012-11-01 東洋インキScホールディングス株式会社 ホットメルト粘着剤、粘着フィルム、被覆物品および被覆物品の製造方法
JP2012236993A (ja) * 2011-04-27 2012-12-06 Toyo Ink Sc Holdings Co Ltd ホットメルト粘着剤、粘着フィルム、被覆物品および被覆物品の製造方法
JP2017186066A (ja) * 2016-04-08 2017-10-12 株式会社アドパック シュリンク包装体及びその製造方法
CN110088006A (zh) * 2016-12-27 2019-08-02 凸版印刷株式会社 筒状容器及其制造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3742565B2 (ja) 2006-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6485803B1 (en) Labels with delayed adhesive activation
US20110154699A1 (en) Preprinted Roll-On Shrink-On Label
TWI663102B (zh) 可剝離標籤及其製造方法、可剝離標籤的捲繞卷筒及物品或物質的包裝
JP2002337931A (ja) 筒状シュリンク材,シュリンクラベル類およびそれらの製造方法
JP2015036303A (ja) 包装体
JP2006076661A (ja) 筒状シュリンク材の製造方法
JPH07156930A (ja) ラベル付き容器及びその製造方法
JP3966773B2 (ja) 筒状フィルム接続方法及びフィルムロール
JP6430309B2 (ja) 熱収縮性ラベル
JP2744186B2 (ja) カップ状容器の包装方法及びそのための包装装置
JP3011923B1 (ja) シュリンク包装材
EP1468924A1 (en) Method and apparatus for applying labels with delayed adhesive activation
JP3243717B2 (ja) 全周巻用枚葉ラベル
JP2005022688A (ja) 包装容器の封緘方法および包装体
JP7266442B2 (ja) 熱収縮性筒状ラベル及びラベル付き容器
JPH10140097A (ja) 転写マーキング用フィルムテープ及び転写マーキング用フィルムテープの貼付装置
JP2007069945A (ja) シュリンクラベル
JP2008064871A (ja) 熱収縮性筒状ラベル
JPH03202341A (ja) 熱収縮性フィルム
JP2023007634A (ja) 台紙およびフィルム付き台紙
JPH08337227A (ja) シールラベルおよびシールラベル連続体
JPH09323755A (ja) 熱収縮フィルム包装物
JPH1059379A (ja) 把っ手収納体および把っ手の取り付け方法
JP2003238913A (ja) 粘着ラベル原反及び粘着ラベルの製造方法
JPH08190349A (ja) ラベル用粘着テープ

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040706

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040903

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050118

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050316

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050726

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050921

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20050929

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051101

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051111

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091118

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121118

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121118

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141118

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees