JP2002337297A - 成形用積層ポリエステルフィルム - Google Patents

成形用積層ポリエステルフィルム

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JP2002337297A JP2001147468A JP2001147468A JP2002337297A JP 2002337297 A JP2002337297 A JP 2002337297A JP 2001147468 A JP2001147468 A JP 2001147468A JP 2001147468 A JP2001147468 A JP 2001147468A JP 2002337297 A JP2002337297 A JP 2002337297A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】環境性に優れるだけでなく、成形性、接着性に
優れた成形用積層ポリエステルフィルムを提供するこ
と。 【解決手段】炭素数2〜4のグリコール成分から選ばれ
る少なくとも2種以上のグリコール成分とジカルボン酸
成分とからなるポリエステル樹脂層(A層)の少なくと
も片面に、融解熱量20J/g以下の樹脂層(B層)を
積層した成形用積層ポリエステルフィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成形用積層ポリエ
ステルフィルムに関するものである。詳しくは金属、木
材、紙、樹脂などの表面被覆やラミネート成形、カッ
プ、パックなどの容器への成形加工やエンボス加工に好
適な成形用積層ポリエステルフィルムに関するものであ
る。また、射出成形等において、成形と同時に印刷する
インモールド転写成形などに用いられる転写印刷用支持
フィルム等の工程用フィルムとして好適な成形用積層ポ
リエステルフィルムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、金属、木材、紙、樹脂などの表面
を被覆して用いられる化粧シートなどは、加工性などの
点から、代表的なものとしてポリ塩化ビニルフィルムが
使用されてきた。しかしながら、ポリ塩化ビニルには、
ポリマーの構成成分の中にハロゲン元素が含有されてい
るため、焼却時や火災などにより燃焼した際のにダイオ
キシンなどの有毒成分の発生や可塑剤のブリードアウト
などの問題があるため、近年の環境負荷低減の声の高ま
りと共に新しい素材が求められてきている。
【0003】また、家具、建材、電化製品、自動車内装
品、容器などのプラスチック製品や金属の表面を被覆し
て用いられる化粧シートや、表面へ成形時などに図柄を
施す転写印刷用フィルムあるいは転写印刷時に用いられ
る支持フィルムは、製品の寿命延長や取扱い性、デザイ
ン等へのニーズの多様化により、さらに複雑な立体形状
への成形やラミネート後の折り曲げ加工、エンボス加
工、深絞り成形に耐えうるものが求められてきている。
【0004】これに対して、特開平3−67628号公
報では、150℃での加工性を改良した成形用二軸延伸
ポリエステルフィルムが提案されている。また、A−P
ETフィルムと呼ばれるアモルファスポリエチレンテレ
フタレートフィルムが、伸度、耐溶剤性の点から提案さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平3−6
7628号公報の成形用二軸延伸ポリエステルフィルム
では、低温での成形性の点で満足できるものではなく、
A−PETフィルムと呼ばれるアモルファスポリエチレ
ンテレフタレートフィルムでは、成形、加工時の応力が
高い問題があり、応力を低下させるために高温で成形す
ると軟化によるフィルムのしわや結晶化による白化が生
じ、かつ接着性が失われるという問題があった。
【0006】本発明の目的は、上記した従来技術の問題
点を解消し、環境性に優れるだけでなく、成形性、接着
性に優れた成形用積層ポリエステルフィルムを提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題は、炭素数2〜
4のグリコール成分から選ばれる少なくとも2種以上の
グリコール成分とジカルボン酸成分とからなるポリエス
テルAからなる層(A層)の少なくとも片面に、結晶融
解熱量20J/g以下の樹脂Bからなる層(B層)を積
層した成形用積層ポリエステルフィルムによって達成す
ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明について、好ましい
実施の形態とともに詳細について説明する。
【0009】本発明においてA層に用いるポリエステル
Aは、炭素数2〜4のグリコール成分から選ばれる少な
くとも2種以上のグリコール成分とジカルボン酸成分と
から主に構成される必要がある。ここで主に構成される
とは、上記成分が80モル%以上であることであり、好
ましくは85モル%以上、とくに好ましくは90モル%
以上である。
【0010】グリコール成分が一種のみからなるポリエ
ステルであると、成形時の応力が大きく、希望の形状へ
の成形ができなかったり、成形時にフィルムが破断する
場合があり好ましくない。
【0011】また、炭素数が5以上のグリコール成分は
含んでも良いが、炭素数5以上のグリコール成分がグリ
コール成分中の20モル%を越えると、例えば脂肪族グ
リコールの場合、フィルム作製時あるいは成形時に結晶
化が進行し、成形性が不良となるとともに白化しやす
く、また脂環族グリコールの場合では、耐溶剤性が低下
し印刷性が不良となるため好ましくない。
【0012】本発明においてA層に用いるポリエステル
Aを構成する全グリコール成分の90モル%以上は、炭
素数2〜4のグリコール成分であることがより好まし
い。
【0013】炭素数2〜4のグリコール成分として、具
体的にはエチレングリコール、1,2−プロパンジオー
ル、1,3−プロパンジオール、1,3−ブタンジオー
ル、1,4−ブタンジオールを用いることができる。印
刷性、耐白化性を良好にする点からは、ポリエステルA
の全グリコール成分の50〜90モル%はエチレングリ
コールであることが好ましい。
【0014】また、成形性を良好にする点から、ポリエ
ステルAの全グリコール成分の10〜50モル%がプロ
パンジオールおよび/またはブタンジオールであること
が好ましい。
【0015】また、100℃以下の低温成形性を良好に
する点から、ポリエステルAの全グリコール成分の10
〜45モル%がプロパンジオールおよび/またはブタン
ジオールであることがより好ましく、15〜40モル%
がプロパンジオールおよび/またはブタンジオールであ
ることがさらに好ましい。
【0016】また、本発明の効果が損なわれない範囲
で、その他のグリコール成分を併用しても良い。例え
ば、ペンタンジオ−ル、ヘキサンジオ−ル、ネオペンチ
ルグリコ−ル等の脂肪族グリコ−ル、シクロヘキサンジ
メタノ−ル等の脂環族グリコール、ビスフェノールA、
ビスフェノールS等の芳香族グリコール、ジエチレング
リコール、ポリエチレングリコール、ポリトリメチレン
グリコール、ポリテトラメチレングリコール等を挙げる
ことができ、これらは全グリコール成分の10モル%未
満で用いることが好ましい。
【0017】次に、ポリエステルAを構成するジカルボ
ン酸成分としては、例えば、テレフタル酸、イソフタル
酸、ナフタレンジカルボン酸、ジフェニルジカルボン
酸、ジフェニルスルホンジカルボン酸、ジフェノキシエ
タンジカルボン酸、5−ナトリウムスルホイソフタル
酸、フタル酸等の芳香族ジカルボン酸、シュウ酸、コハ
ク酸、アジピン酸、セバシン酸、ダイマ−酸、マレイン
酸、フマル酸等の脂肪族ジカルボン酸、シクロヘキシン
ジカルボン酸等の脂環族ジカルボン酸、p−オキシ安息
香酸等のオキシカルボン酸等を挙げることができる。
【0018】耐熱性、成形性、加工性、印刷性の点で、
テレフタル酸、イソフタル酸、アジピン酸などが好まし
く用いられる。
【0019】また、ポリエステルAは、炭素数2〜4の
グリコール成分から選択される少なくとも2種以上のグ
リコール成分とジカルボン酸成分からなる構成であれ
ば、上述した構成成分からなる共重合体であっても、異
なるグリコール成分から構成される2種以上のポリエス
テルの混合体であってもよく、さらには一部が共重合さ
れた混合体であっても良い。耐熱性、耐白化性、耐溶剤
性を良好とする点から、2種以上のポリエステルの混合
体であることがより好ましく、混合する主たるポリエス
テルがポリエチレンテレフタレートあるいはポリエチレ
ンナフタレートであることがさらに好ましい。
【0020】本発明に係るポリエステルAの融点(結晶
融解曲線のピーク点温度)は、耐熱性の点から240℃
以上であることが好ましく、245℃以上であることが
より好ましく、250℃以上であることがさらに好まし
い。ここで、融点とは、フィルム(5mg)を示差走査
熱量計(DSC)において窒素雰囲気下、20℃/分の
昇温速度で測定したときのDSC曲線から求められる吸
熱曲線の極小点の温度を言う。なお、一つの吸熱曲線に
部分的に重なるショルダーピークも融点とする。
【0021】また、ポリエステルAの固有粘度は、成形
性、耐白化性の点から0.6〜1.2であることが好ま
しく、0.65〜1.0であることがより好ましく、
0.7〜1.0であることがさらに好ましい。
【0022】次に、本発明においてB層に用いる樹脂B
としては、結晶融解熱量が20J/g以下の樹脂であれ
ばとくに限定されないが、たとえば結晶融解熱量が20
J/g以下であるポリエステル、アクリル樹脂などが挙
げられる。製膜性などの点から、ポリエステルが好まし
い。結晶融解熱量が20J/g以下であるポリエステル
としては、シクロヘキサンジメタノールやレゾルシンエ
チレンオキサイド付加物などを用いた共重合ポリエステ
ルなどの非晶質ポリエステル、イソフタル酸などを用い
た共重合ポリエステルなどの低結晶性ポリエステル、各
種添加剤を添加した改質ポリエステルなどが挙げられ
る。これらは2種以上を使用してもかまわない。また、
樹脂Bの成分として、ポリエステルAの構成成分の一部
を使用してもかまわない。
【0023】樹脂Bの結晶融解熱量は、接着性などの点
から20J/g以下であることが必要である。結晶融解
熱量が15J/g以下であることがより好ましく、10
J/g以下であることがさらに好ましい。
【0024】本発明の成形用積層ポリエステルフィルム
は、80℃におけるフィルムの弾性率が100MPa以
下であることが、成形性を良好にする点から好ましい。
ここで、フィルムの弾性率は、10mm幅、100mm
長さのフィルムを300mm/分で伸長した際のフィル
ム長手方向および横方向の弾性率の平均値である。80
℃における弾性率が50MPa以下であることがより好
ましく、30MPa以下であることがさらに好ましい。
【0025】また、本発明の成形用積層ポリエステルフ
ィルムは、80℃におけるフィルムの破断伸度が800
%以上であることが、成形性を良好にする点で好まし
い。ここで、フィルムの破断伸度は、10mm幅、10
0mm長さのフィルムを300mm/分で伸長した際の
フィルム長手方向および横方向の破断伸度の平均値であ
る。80℃における破断伸度が900%以上であること
がより好ましく、1000〜2000%であることがさ
らに好ましい。
【0026】本発明の成形用積層ポリエステルフィルム
の厚さは、成形性の点から10〜2000μmであるこ
とが好ましく、20〜1000μmであることがより好
ましい。
【0027】本発明のフィルムを構成するA層の厚みは
特に限定されないが、耐溶剤性などの点から10〜20
00μmであることが好ましく、20〜1000μmで
あることがより好ましい。
【0028】また、B層の厚みは特に限定されないが、
成形性、柔軟性の点から、0.001〜10μmとする
ことが好ましく、さらに0.01〜5μmであることが
より好ましい。
【0029】B層の厚みは、フィルム全体の厚みの30
%以下であることが柔軟性、成形性を良好にする上で好
ましく、特に20%以下が好ましい。
【0030】A層とB層の積層構成はとくに限定され
ず、たとえばA/B、A/B/A、B/A/Bなどの構
成が挙げられるが、成形性の点から両面に積層したB/
A/B積層構成であることが好ましい。ここで、/は、
積層を表す。
【0031】また、A層、B層に加えて、それ以外の層
(C層とする)を一層以上積層してもよく、C層を二層
以上含む場合はC層に使用する材料は各々異なっていて
もよい。積層構成としてはとくに限定されず、たとえば
A/B/C、C/A/C、C/B/C、C/B/A/B
/C、B/C/A/C/B、C/B/A/B、B/C/
A/Cなどの構成を挙げることができる。
【0032】次に、本発明の成形用積層ポリエステルフ
ィルムの製造方法を説明する。
【0033】本発明に用いるポリエステルAは、酸成分
とグリコール成分等を用いて次のような方法で製造する
ことができる。
【0034】例えば、酸成分をグリコール成分と直接エ
ステル化反応させた後、この反応の生成物を減圧下で加
熱して余剰のグリコール成分を除去しつつ重縮合させる
ことによって製造する方法や、酸成分としてジアルキル
エステルを用い、これとグリコール成分とでエステル交
換反応させた後、上記と同様に重縮合させることによっ
て製造する方法がある。
【0035】この際、必要に応じて、反応触媒としてア
ルカリ金属化合物、アルカリ土類金属化合物、マンガン
化合物、コバルト化合物、亜鉛化合物、アンチモン化合
物、ゲルマニウム化合物、チタン化合物等を用いること
ができる。
【0036】ポリエステルAとして、異なるグリコール
成分から構成される2種以上のポリエステルを使用する
場合、それらを混合する方法としてはとくに限定されな
いが、たとえばフィルム製造の際の押出機供給時にそれ
ぞれのポリエステルをブレンドして供給する方法や、押
出機などであらかじめ溶融混合したものを供給する方法
などを用いることができる。
【0037】また、本発明で使用する樹脂Bの製造方法
は、とくに限定されず、公知の方法を使用することがで
きる。
【0038】本発明において、ポリエステルAおよび/
または樹脂Bには、必要に応じて、難燃剤、熱安定剤、
酸化防止剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、顔料、可塑
剤、末端封鎖剤、さらに脂肪酸エステル、ワックス等の
有機滑剤あるいはポリシロキサン等の消泡剤等を配合す
ることができる。さらに、用途に応じて易滑性を付与す
ることもできる。易滑性付与方法としては、特に制限さ
れないが、例えば、クレー、マイカ、酸化チタン、炭酸
カルシウム、リン酸カルシウム、カオリン、タルク、ア
ルミナ、ジルコニア、スピネル、湿式あるいは乾式シリ
カ、コロイダルシリカなどの無機粒子、アクリル酸系ポ
リマ類、ポリスチレン等を構成成分とする有機粒子等を
配合する方法、ポリエステル重合反応時に添加する触媒
等が失活して形成されるいわゆる内部粒子による方法、
界面活性剤を塗布する方法等がある。
【0039】無機粒子、有機粒子などの粒子を配合する
場合、配合する量としては、ポリエステルAまたは樹脂
B 100重量部に対して0.05〜30重量部が好ま
しく、より好ましくは0.1〜3重量部である。また配
合する粒子の重量平均粒子径としては、0.01〜10
μmが好ましく、より好ましくは0.1〜5μmであ
る。このような粒子は、種類、粒子径の異なる複数のも
のを併用してもよい。
【0040】本発明に使用するポリエステルA、樹脂B
から本発明の成形用積層ポリエステルフィルムを製造す
る方法としては特に限定されないが、例えば、以下の方
法で製造することができる。
【0041】すなわち、ポリエステルAおよび/または
樹脂Bを必要に応じて乾燥した後、単軸または二軸の押
出機に供給し、スリット状のダイからシート状に押出
し、キャストドラム上に押し出すことによって未延伸フ
ィルムを得る。このとき口金のスリット幅、ポリマーの
吐出量、キャストドラムの回転数を調整することによっ
て、所望の厚さの未延伸フィルムを得る。ここで得られ
た未延伸フィルムは、本発明の成形用積層ポリエステル
フィルムの1態様である。また同様にして、以下に記す
未延伸フィルムまたは延伸フィルムは、本発明の成形用
積層ポリエステルフィルムの好ましい態様である。
【0042】A層とB層を積層する方法としては特に限
定されるものではなく、たとえばA層となるポリエステ
ルAとB層となる樹脂Bをそれぞれ別々の押出機に供給
して溶融押出し、口金マニホールド部分または口金上部
に設置したフィードブロックで積層して得る方法や、A
層またはB層のみからなるフィルムを予め別々に製膜
し、加熱ロール上で重ね合わせてラミネートする方法、
ポリエステルAからなるフィルムに樹脂Bをコーティン
グする方法などが挙げられる。
【0043】ここで、キャストドラム上にシートを押し
出す際、キャスティングドラムへ該シートを密着させる
方法としては特に限定されるものではないが、静電印加
法、水等の表面張力を利用した密着方法、エアーナイフ
法、ニップロールキャスト法等のうちいずれかの方法、
もしくは2つ以上の方法を組み合わせた方法を用いるこ
とが好ましい。なかでも、平面性が良好でかつ表面欠点
の少ない未延伸フィルムを得る方法として、水等の表面
張力を利用した密着キャスト法または静電印加法、ニッ
プロールキャスト法が好ましく、フィルムの厚みムラ低
減の点ではニップロールキャスト法が特に好ましい。
【0044】ここで、ニップロールキャスト法とは、シ
ート状に押出した溶融ポリマーをニップロールとキャス
ティングドラムの間に落下、ニップロールによりドラム
に密着させ冷却固化し、未延伸フィルムを得る方法であ
る。このようにして得られた未延伸フィルムは、ロール
シート状に巻き取り本発明のフィルムとすることができ
る。
【0045】常温での成形性、加工性が要求される用途
においては、未延伸フィルムを用いることが好ましい。
【0046】未延伸フィルムには、各種コーティングや
コロナ処理、火炎処理、プラズマ放電処理などの表面処
理を施すことが出来る。例えばコーティングする場合、
塗布化合物、塗布方法、塗布厚みは、本発明の効果を損
なわない範囲であれば、特に限定されない。
【0047】次に、未延伸フィルムは、耐熱性や成形後
の強度を向上させる等の目的で、必要に応じて、一軸延
伸あるいは同時または逐次二軸延伸することができる。
逐次二軸延伸の場合、その延伸順序はフィルムの長手方
向、幅方向の順、あるいはこの逆としてもよい。さらに
逐次二軸延伸においては、長手方向あるいは幅方向の延
伸を2回以上行うことも可能である。
【0048】フィルムの長手方向および幅方向の延伸倍
率は、目的とするフィルムの成形性、強度等に応じて、
それぞれ任意に設定することができる。好ましくは1.
5〜5.0倍である。長手方向、幅方向の延伸倍率はど
ちらを大きくしてもよく、同一としてもよい。
【0049】また、延伸温度はとくに限定されないが、
通常ポリエステルAまたは樹脂Bのガラス転移温度以上
結晶化温度以下の範囲の任意の温度とするのが好まし
い。とくに、50〜150℃が好ましい。
【0050】フィルムを二軸延伸した後、強度、耐熱性
の向上を目的に熱処理を行ってもよい。熱処理は、オー
ブン中、加熱されたロール上等、任意の方法で行うこと
ができる。熱処理条件は、延伸温度以上ポリエステルA
または樹脂Bの軟化点以下の任意の温度とすることが好
ましい。ここで熱処理時間は、任意の時間とすることが
できる。熱処理は、フィルムをその長手方向および/ま
たは幅方向に弛緩させつつ行ってもよい。
【0051】また、フィルムの延伸前または延伸後、巻
き取った後、あるいはその途中の工程において、フィル
ムにコロナ放電処理や離型剤等の塗布を行っても良い。
【0052】本発明の成形用積層ポリエステルフィルム
は、この積層フィルム単体で、あるいは、金属や非金属
素材層と積層後、成形して、好ましく用いられる。
【0053】ここで使用する金属としてはとくに限定さ
れないが、たとえばスチール、アルミ、各種合金が、ま
た非金属素材としては、たとえば紙、不織布、ガラス、
ポリマー素材(発泡ポリマーなど)が好ましく用いられ
る。さらに積層構成において、金属や非金属素材の層と
の間に接着層、印刷層などが形成されていてもよい。
【0054】本発明の成形用積層ポリエステルフィルム
の成形方法としては特に限定されず、たとえばラミネー
ト成形加工、真空成形、圧空成形、絞り成形、折り曲げ
成形などがあり、これらの成形加工は単独または複数で
施してもよい。
【0055】本発明の成形用積層ポリエステルフィルム
を使用した好ましい構成としては、汎用ポリエステルフ
ィルム、印刷層、本発明の成形用積層ポリエステルフィ
ルムを、この順で積層してなる意匠性フィルムは、上記
した成形用途で好ましく使用できる。該意匠性フィルム
は、未延伸フィルムであっても延伸フィルムであっても
良いが、ポリエステル成分を合計で50重量%以上含有
することが好ましい。ここで、印刷層とは、インキを含
有する層を意味し、顔料とバインダーを含有する層を示
す。例えば、グラビア印刷により印刷された顔料とバイ
ンダーを含有する層を言う。この意匠性フィルムの製造
方法は、例えば、汎用ポリエステルフィルムの表面又は
本発明の成形用積層ポリエステルフィルムの表面に印刷
を行うことによって印刷層を形成し、次いで、印刷しな
かった方のフィルムを、印刷層が中側に位置するように
積層することによって製造することができる。
【0056】その他の好ましい構成として、白色ポリエ
ステルフィルム、印刷層、及び本発明の成形用積層ポリ
エステルフィルムをこの順で積層した積層フィルム、ま
た、紙、不織布、発泡素材から任意に選択される層、印
刷層、及び本発明の成形用積層ポリエステルフィルムを
この順で積層した積層フィルムは、合板、壁紙等に好適
に使用できる。ここで、それぞれの層、フィルムの間に
は別の層が介在していてもよい。別の層としてはたとえ
ば接着層、フィルム層、蒸着層などを挙げることができ
る。
【0057】
【実施例】以下、実施例によって本発明を詳細に説明す
る。なお特性は以下の方法により測定、評価した。
【0058】(1)フィルム試料の固有粘度 フィルム試料をオルソクロロフェノ−ルに溶解し、25
℃において測定した。
【0059】(2)フィルム試料の融点(結晶融解ピー
ク温度)および融解熱量 セイコー電子工業(株)製 示差走査熱量計RDC22
0型を用い、フィルム試料5mgを採取し、窒素雰囲気
下、−30℃で5分間保持後、20℃/分の昇温速度で
測定したときのDSC曲線から求められる吸熱曲線の極
小点を融点とした。一つの吸熱曲線に部分的に重なるシ
ョルダーピークも融点とした。また、ピーク面積より結
晶融解熱量を求めた。ここで、積層フィルムについて
は、各層を片刃で削ることにより採取したサンプルを用
いて測定を行った。
【0060】(3)破断伸度および弾性率 オリエンテック社製テンシロン(引っ張り試験機)を用
いて、80℃において測定した。測定は、フィルムを3
0秒間測定温度で保温し、引っ張り速度300mm/m
in、幅10mm、試料長50mmとして、フィルム長
手方向、幅方向の破断伸度(%)および弾性率(MP
a)をそれぞれ10点測定し平均値を求めた。
【0061】(4)成形性 カップ型真空成形機で温度80℃にて、成形性を判断し
た。成形は、直径50mmのカップ型で絞り比1.0で
行い、最も良好な温度条件で成形した際の状態を下記の
ように判定した。 ◎:コーナーもシャープに成形され、成形後の厚みも均
一であった。 ○:コーナーにやや丸みがあるが、成形後の厚みは均一
であった。 △:コーナーにやや丸みがあり、成形後の厚みがやや不
均一であった。 ×:成形後の厚みが不均一であり、しわ、破れが発生し
た。 ◎○を合格と判定した。
【0062】(5)耐溶剤性 耐溶剤性は、酢酸エチル、トルエン、メチルエチルケト
ンの各溶剤を脱脂綿に含ませ、成形後に表層となる面、
すなわちB/A/B積層品についてはB層、B/A積層
品についてはA層について、5回ラビングした後の外観
を確認した。 ◎:白化せず、受傷も見られない。 ○:白化し、わずかに受傷が見られる。 △:白化し、激しく受傷。 ×:侵され、溶解する。 ◎○を合格と判定した。
【0063】(6)接着性 熱接着は、B層のフィルムを印刷を施したA層のフィル
ムと重ね、2kgf/cm2の圧力を10秒間与える事
によって行った。印刷は、A層のフィルムに大日本イン
キ工業株式会社製の塩化酢酸ビニル系のインキVCを#
12のメタバーによって塗布し、60℃で1分間乾燥す
ることにより行った。上記の方法で接着したフィルム
を、TP−701S HEAT SEAL TESTE
Rで温度を100〜140℃まで変更し、B層と印刷面
(A層に印刷したもの)との熱接着性を評価した。接着
の状態は、下記のように評価した。 ◎:完全に接着していて剥がれない ○:ほぼ接着され、剥離時に材料破壊を伴う △:接着力が強く、強い力で剥ぐと剥がれる ×:簡単に剥がれる ◎○を合格と判定した。
【0064】実施例1 テレフタル酸ジメチル100重量部、エチレングリコー
ル65重量部、エステル交換反応触媒として酢酸カルシ
ウム0.1重量部、重縮合反応触媒としてアンチモン系
0.05重量部を加え、150℃から235℃まで昇温
しながらメタノールを系外に留出させエステル交換反応
せしめた後、リン酸トリメチル0.05重量部を添加
し、さらに平均粒径4.0μmのシリカ粒子0.2重量
部を加え、235℃から290℃まで減圧下で昇温し重
縮合反応を行い、固有粘度0.75のポリエチレンテレ
フタレート(ポリエステル1)を得た。テレフタル酸8
0重量部、1,3−プロパンジオール75重量部、エス
テル化反応触媒としてテトラブチルチタネート0.05
重量部を加え、150℃から235℃まで昇温しながら
水を系外へ留出させ、エステル化反応せしめた後、さら
に重縮合反応触媒としてテトラブチルチタネート0.0
2重量部を加え、235℃から250℃まで減圧下で昇
温し重縮合反応を行い、固有粘度0.85のポリプロピ
レンテレフタレート(ポリエステル2)を得た。次い
で、得られたポリエステル1,2をそれぞれ結晶化さ
せ、150℃で4時間減圧(5torr以下)下で乾燥
した後、ポリエステル1とポリエステル2を重量比8
0:20で混合し、押出し機アに供給し、280℃で溶
融させたものをポリエステルA(A層の原料)とした。
また三井化学(株)製のB−レジンB100(ポリエス
テル3)を押出機イに供給し、280℃で同様に溶融さ
せたものを樹脂B(B層の原料)とした。押出し機ア、
イから溶融押出しされたポリエステルを積層比 樹脂B
/ポリエステルA/樹脂B=10/60/10(μm)
に積層し、口金から吐出後、鏡面冷却ドラム上に静電印
加キャストして冷却固化し、未延伸フィルムを得た。得
られたフィルムの評価結果を表1に示す。表1から分か
るように、成形性、熱接着性、耐溶剤性に優れているこ
とが分かった。
【0065】実施例2 A層をポリエステル1とポリエステル2を重量比20:
80で混合したものとし、B層をイソフタル酸17モル
%共重合ポリプロピレンテレフタレート(ポリエステル
4)に変更し、積層構成をB/A=10/70(μm)
とした以外は実施例1と同様にしてフィルムを得た。結
果を表1に示す。得られたフィルムは成形性、熱接着
性、耐溶剤性に優れていた。
【0066】実施例3 A層をポリエステル1とポリエステル2を重量比10:
90で混合したものとし、B層をシクロヘキサンジメタ
ノール30モル%共重合ポリエチレンテレフタレート
(ポリエステル5)とし、B層の溶融温度を270℃と
して積層構成をB/A=10/70(μm)とした以外
は実施例1と同様にしてフィルムを得た。結果を表1に
示す。得られたフィルムは成形性、熱接着性、耐溶剤性
に優れていた。
【0067】実施例4 A層をポリエステル1とポリエステル2を重量比95:
5で混合したものとし、B層をポリエステル1とポリエ
ステル5を重量比50:50で混合したものとし、B層
の溶融温度を270℃とし、積層構成をB/A/B=1
0/60/10(μm)とした以外は実施例1と同様に
してフィルムを得た。結果を表1に示す。得られたフィ
ルムは成形性、熱接着性、耐溶剤性に優れていた。
【0068】比較例1 A層としてポリエステル1を使用し、A層のみの単膜構
成とすること以外は実施例1と同様にしてフィルムを得
た。結果を表2に示す。表2から分かるように得られた
フィルムは成形性、熱接着性が不十分であった。
【0069】比較例2 A層をポリエステル1とポリエステル2を重量比80:
20で混合したものとし、B層をポリエステル1とし、
積層構成をB/A/B=10/60/10(μm)とし
た以外は実施例1と同様にしてフィルムを得た。結果を
表2に示す。結晶融解熱量が本発明の範囲を外れる樹脂
を使用し得られたフィルムは成形性、熱接着性が不十分
であった。
【0070】比較例3 A層をポリエステル1と東レ(株)製のポリブチレンテ
レフタレート1100S(ポリエステル6)を重量比2
0:80で混合したもの、B層をポリエステル1とポリ
エステル6を重量比80:20で混合したものとし、積
層構成をB/A/B=10/60/10(μm)とした
以外は実施例1と同様にしてフィルムを得た。結果を表
2に示す。結晶融解熱量が本発明の範囲を外れる樹脂を
使用し得られたフィルムは成形性、熱接着性が不十分で
あった。
【0071】
【表1】
【0072】
【表2】
【0073】
【発明の効果】本発明によれば、環境性に優れるだけで
なく、成形性、接着性、印刷性に優れた成形用積層ポリ
エステルフィルムを得ることができる。本発明のフィル
ムは、表面被覆やラミネート、容器への成形やエンボス
加工に好適な成形用フィルム、さらに転写印刷用支持フ
ィルム等の工程用フィルムとして好適に使用することが
できる。
フロントページの続き Fターム(参考) 4F071 AA43 AA46 AA84 AA87 AF20Y AF21Y AH04 AH05 AH19 BB07 BB08 BC01 BC02 4F100 AK01B AK01C AK25B AK25C AK41A AK41C AK42A AK42B AL05A BA10B BA10C GB16 HB31 JA04A JA04B JA04C JK06 JK07 JK08 JL01 JL16 YY00 YY00A

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭素数2〜4のグリコール成分から選ば
    れる少なくとも2種以上のグリコール成分とジカルボン
    酸成分とからなるポリエステルAからなる層(A層)の
    少なくとも片面に、結晶融解熱量20J/g以下の樹脂
    Bからなる層(B層)を積層したことを特徴とする成形
    用積層ポリエステルフィルム。
  2. 【請求項2】 ポリエステルAの融点が240℃以上で
    あることを特徴とする請求項1に記載の成形用積層ポリ
    エステルフィルム。
  3. 【請求項3】 80℃での弾性率が100MPa以下で
    あることを特徴とする請求項1または2に記載の成形用
    積層ポリエステルフィルム。
  4. 【請求項4】 80℃での破断伸度が800%以上であ
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の成
    形用積層ポリエステルフィルム。
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