JP2002335603A - 駆動装置およびその運転制御方法 - Google Patents

駆動装置およびその運転制御方法

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JP2002335603A JP2001140334A JP2001140334A JP2002335603A JP 2002335603 A JP2002335603 A JP 2002335603A JP 2001140334 A JP2001140334 A JP 2001140334A JP 2001140334 A JP2001140334 A JP 2001140334A JP 2002335603 A JP2002335603 A JP 2002335603A
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Kensuke Uechi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動変速機と内燃機関と発電電動機とを備え
る駆動装置において、発電電動機の過熱を防止できる。 【解決手段】 駆動装置20は、インプットシャフト5
1とアウトプットシャフト52との間で変速を行うCV
T50と、インプットシャフト51に接続されるクラン
クシャフト24を備えたエンジン22と、インプットシ
ャフト51に接続される回転軸41を備えたモータ40
とを備えている。この駆動装置20では、アウトプット
シャフト52が目標動力を出力しモータ40が目標電力
を出力するようにエンジン22、モータ40およびCV
T50を制御しつつ、モータ40の温度に応じてCVT
50の変速比を変化させることにより、モータ40の温
度が予め定められた許容限界温度を越えないように制御
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駆動装置に関し、
入力軸と駆動軸との間で変速を行う自動変速機と、この
自動変速機の入力軸に接続される出力軸を備えた内燃機
関と、自動変速機の入力軸に接続される回転軸を備えた
発電電動機とを備える駆動装置に関する。また、そのよ
うな駆動装置の運転制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の駆動装置としては、内燃
機関と無段変速機と発電電動機とをプラネタリギヤを用
いて接続したものが提案されている(例えば、特開平9
−37411号公報など)。この駆動装置では、プラネ
タリギヤのリングギヤに内燃機関を、サンギヤに発電電
動機を、キャリアに変速機を各々連結し、駆動軸へ要求
された要求出力とは運転ポイントは異なるが同一の出力
を行なう運転ポイントで内燃機関を運転すると共にこの
内燃機関からの出力を発電電動機の回転数制御と無段変
速機のトルク比制御とによって要求出力として駆動軸に
出力する。また、この駆動装置では、サンギヤとリング
ギヤとキャリアとを一体として回転させるクラッチを備
え、このクラッチを接続状態とすることにより、内燃機
関の出力軸と無段変速機の入力軸とを連結して内燃機関
の出力を無段変速機による変速を介して直接駆動軸に出
力すると共に発電電動機を発電させて二次電池を充電で
きるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、内燃機
関の出力軸と発電電動機の回転軸と無段変速機の入力軸
とが一体となるように接続した状態では、目標とする動
力と発電電動機の発電に必要な電力との和が内燃機関の
出力になるが、通常、燃費を良くすることを考慮して内
燃機関の回転数が小さくなるように設定されているため
内燃機関の出力トルクが大きくなり、発電電動機が発電
するのに必要なトルクの絶対値が大きくなる。このトル
クの絶対値が大きいと、発電電動機に流れる電流が多く
なり、その電流の2乗に比例して銅損が発生するため発
熱量が多くなる。発電電動機は温度上昇に伴い効率が低
下するため、このような温度上昇を放置した場合には、
装置全体の効率低下を招くおそれがある。
【0004】本発明は上記問題点を解決することを課題
とするものであり、発電電動機の過熱を防止できる駆動
装置およびその運転制御方法を提供することを目的とす
る。なお、出願人は、2つのモータを用いて内燃機関か
らの動力をトルク変換して駆動軸に出力する装置であっ
て、モータの温度が所定温度以上であるときにはその温
度上昇を抑えるために内燃機関の運転ポイントを変更す
るものを提案している(特願平9−224316号)。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上述の目
的を達成する本発明の駆動装置は、入力軸と駆動軸との
間で変速を行う自動変速機と、前記入力軸に接続される
出力軸を備えた内燃機関と、前記入力軸に接続される回
転軸を備えた発電電動機とを備える駆動装置であって、
前記駆動軸が目標駆動状態となり前記発電電動機が目標
作動状態となるよう前記内燃機関、前記発電電動機およ
び前記自動変速機を制御しつつ、前記発電電動機の温度
が予め定められた許容限界温度を越えないよう前記発電
電動機の温度に応じて前記自動変速機の変速比を制御す
る運転制御手段を備えることを要旨とする。
【0006】この駆動装置では、駆動軸が目標駆動状態
となり発電電動機が目標作動状態となるように内燃機
関、発電電動機および自動変速機を制御しつつ、発電電
動機の温度に応じて自動変速機の変速比を変化させるこ
とにより、発電電動機の温度が予め定められた許容限界
温度を越えないように制御するから、発電電動機の過熱
を防止できる。ここで、駆動軸に関して「駆動状態」と
は、トルクと回転数の組み合わせを意味し、発電電動機
に関して「作動状態」とは、発電機として又は電動機と
して作動している双方の状態を意味する。「発電電動機
の温度」とは、発電電動機の駆動回路の温度も含む意で
あり、発電電動機そのものの温度に限定されるものでは
なく、また、発電電動機の温度を直接的に検出してもよ
いが、別のパラメータ(例えば発電電動機の冷却媒体温
度、発電電動機の周辺機器の温度またはその機器の冷却
媒体温度の温度など)から発電電動機の温度を推定して
もよい。また、「許容限界温度」とは、例えば発電電動
機の特性や作動効率等を加味して定められた上限温度で
ある。
【0007】本発明の駆動装置において、前記内燃機関
の出力軸は、前記入力軸に対して滑りを伴わない機械的
な接続が可能であり、前記発電電動機の回転軸は、前記
入力軸に対して滑りを伴わない機械的な接続が可能であ
り、前記運転制御手段は、前記自動変速機の入力軸、前
記内燃機関の出力軸および前記発電電動機の回転軸が滑
りを伴わない機械的な接続状態のときに、前記駆動軸が
目標駆動状態となり前記発電電動機が目標作動状態とな
るよう前記内燃機関、前記発電電動機および前記自動変
速機を制御しつつ、前記発電電動機の温度が予め定めら
れた許容限界温度を越えないよう前記発電電動機の温度
に応じて前記自動変速機の変速比を制御するように構成
してもよい。このような直結走行時つまり自動変速機の
入力軸、内燃機関の出力軸及び発電電動機の回転軸が滑
りを伴わない機械的な接続状態のときには、自動変速機
の変速比制御により内燃機関の動作点を最適燃費曲線上
に制御することが可能となるが、このようなときに発電
電動機の過熱を防止できるため、装置全体の効率低下を
招くことがない。なお、「滑りを伴わない機械的な接続
が可能」には、クラッチやブレーキなどの接続機構の操
作を伴って滑りを伴わない機械的な接続を行うことがで
きるものも含まれる意であり、滑りを伴わない機械的な
接続が常になされているものに限定されない。
【0008】本発明の駆動装置において、前記発電電動
機の温度を検出する温度検出手段を備え、前記運転制御
手段は、前記温度検出手段により検出された前記発電電
動機の温度に応じて前記自動変速機の変速比を制御して
もよい。
【0009】本発明の駆動装置において、前記運転制御
手段は、前記発電電動機が発電状態のときに前記発電電
動機の温度に応じて前記自動変速機の変速比を変化させ
てもよい。例えば、発電電動機が電動して内燃機関をア
シストしていたとしても、通常、そのアシスト時間は発
電電動機が過熱するほど長くはないため過熱のおそれは
少ないのに対して、発電電動機が発電して電池を充電し
ている場合には充電に長時間を要することがあるため過
熱のおそれがある。したがって、発電電動機が発電状態
のときには本発明を適用する必要性が高い。
【0010】本発明の駆動装置において、前記運転制御
手段は、前記発電電動機の温度が前記許容限界温度に近
づいたときに前記発電電動機の温度に応じて前記自動変
速機の変速比を制御してもよい。もちろん発電電動機の
温度に応じて常に自動変速機の変速比を制御してもよい
が、その温度が発電電動機の許容限界温度に近づいたと
きに発電電動機の温度に応じて自動変速機の変速比を制
御しても発電電動機の過熱を防止できる。
【0011】本発明の駆動装置において、前記運転制御
手段は、前記発電電動機の温度に応じて前記自動変速機
の変速比を制御するに際し、前記発電電動機の温度に応
じて前記入力軸の目標回転数を求め該目標回転数に基づ
いて前記自動変速機の変速比を制御してもよい。こうす
れば、駆動軸回転数と自動変速機の入力軸の目標回転数
とから自動変速機の変速比を求めることができる。ここ
で、「入力軸の目標回転数に基づいて」とは、実質的に
自動変速機入力軸の目標回転数と同一視できるパラメー
タに基づく場合を含む意であり、自動変速機入力軸の目
標回転数以外のパラメータ(例えば内燃機関や発電電動
機の目標回転数あるいは内燃機関や発電電動機や自動変
速機入力軸の目標トルク)であってもそのパラメータが
決まれば一義的に自動変速機入力軸の回転数が決まるの
であればそのようなパラメータに基づく場合も含まれ
る。
【0012】本発明の駆動装置において、前記運転制御
手段は、前記発電電動機の温度に応じて前記自動変速機
の変速比を制御するに際し、前記発電電動機が目標電力
を出力するにあたって前記発電電動機の温度が高いほど
前記発電電動機の回転数が高くトルクが低くなるように
前記入力軸の目標回転数を求め該目標回転数に基づいて
前記自動変速機の変速比を制御してもよい。こうすれ
ば、発電電動機の温度が高いほど自動変速機の入力軸に
接続された発電電動機の回転軸のトルク絶対値が小さく
なり、発電電動機の発熱が抑制される。
【0013】本発明の駆動装置において、前記運転制御
手段は、前記発電電動機の温度および前記発電電動機を
冷却する冷却媒体の温度に応じて前記自動変速機の変速
比を制御してもよい。発電電動機は冷却媒体によって冷
却されるため、発電電動機の過熱防止をより確実に行う
には、発電電動機の温度のほかに冷却媒体の温度を加味
したうえで自動変速機の変速比を制御することが好まし
い。この場合、前記発電電動機を冷却する冷却媒体の温
度を検出する媒体温検出手段を備え、前記運転制御手段
は、前記発電電動機の温度および前記媒体温検出手段に
より検出された前記冷却媒体の温度に応じて前記自動変
速機の変速比を制御してもよい。但し、媒体温として他
のパラメータ値に基づいて算出した推定値を用いてもよ
い。
【0014】ここで、前記運転制御手段は、前記発電電
動機の温度および前記冷却媒体の温度に応じて前記自動
変速機の変速比を制御するに際し、前記発電電動機の温
度及び前記冷却媒体の温度に応じて前記入力軸の目標回
転数を求め該目標回転数に基づいて前記自動変速機の変
速比を制御してもよい。こうすれば、駆動軸回転数と自
動変速機の入力軸の目標回転数とから自動変速機の変速
比を求めることができる。また、発電電動機の温度のほ
かに冷却媒体の温度を加味した上で自動変速機の変速比
を制御するため、発電電動機の過熱防止をより確実に行
うことができる。
【0015】また、前記運転制御手段は、前記発電電動
機の温度および前記冷却媒体の温度に応じて前記自動変
速機の変速比を変化させるに際し、前記発電電動機が目
標電力を出力するにあたって前記発電電動機の温度が高
いほど又は前記冷却媒体の温度が高いほど前記発電電動
機の回転数が高くトルクが低くなるように前記入力軸の
目標回転数を求め該目標回転数に基づいて前記自動変速
機の変速比を制御してもよい。こうすれば、発電電動機
の温度が高いほど自動変速機の入力軸に接続された発電
電動機の回転軸のトルク絶対値が小さくなり、発電電動
機の発熱が抑制される。また、発電電動機の温度のほか
に冷却媒体の温度を加味した上で自動変速機の変速比を
制御するため、発電電動機の過熱防止をより確実に行う
ことができる。
【0016】本発明の駆動装置において、前記運転制御
手段は、前記入力軸の目標回転数を求め該目標回転数に
基づいて前記自動変速機の変速比を制御するに際し、前
記入力軸の目標回転数が前記自動変速機の変速比の最大
値と前記駆動軸の実回転数とから得られる上限目標回転
数を越えないようにガードをかけるようにしてもよい。
こうすれば、入力軸の目標回転数が変速比制御によって
達成できない値になることを回避できる。
【0017】本発明の駆動装置において、前記運転制御
手段は、前記発電電動機の温度が予め定められた許容限
界温度を越えないよう前記自動変速機の変速比を制御す
る一方、前記自動変速機の変速比を制御するだけでは前
記許容限界温度を越えるおそれがあるならば前記発電電
動機の目標電力を低くしてもよい。こうすれば、自動変
速機の変速比だけでは発電電動機の温度が十分下がらな
いことがあっても、その場合には発電電動機の目標電力
を減らすことで更に発電電動機の温度を下げることがで
きるため、発電電動機の過熱をより確実に防止できる。
【0018】次に、上述の目的を達成する他の本発明の
駆動装置は、入力軸と駆動軸との間で変速を行う自動変
速機と、前記入力軸に接続される出力軸を備えた内燃機
関と、前記入力軸に接続される回転軸を備えた発電電動
機とを備える駆動装置であって、前記入力軸の回転を停
止させる入力軸回転停止手段と、前記自動変速機の入力
軸を前記内燃機関の出力軸および前記発電電動機の回転
軸から切り離した状態で前記内燃機関の出力軸と前記発
電電動機の回転軸とを動力伝達可能に接続する動力伝達
手段と、前記動力伝達手段によって前記自動変速機の入
力軸を前記内燃機関の出力軸および前記発電電動機の回
転軸から切り離した状態で前記内燃機関の出力軸と前記
発電電動機の回転軸とを動力伝達可能に接続し、前記入
力軸回転停止手段によって前記入力軸の回転を停止させ
ているときに、前記発電電動機の温度が予め定められた
許容限界温度を越えないよう前記発電電動機の温度に応
じて前記内燃機関の回転数を制御する運転制御手段とを
備えることを要旨とする。
【0019】この駆動装置では、自動変速機の入力軸を
内燃機関の出力軸および発電電動機の回転軸から切り離
した状態で内燃機関の出力軸と発電電動機の回転軸とを
動力伝達可能に接続すると共に入力軸の回転を停止させ
ているときに、発電電動機の温度に応じて内燃機関の回
転数を変化させることにより発電電動機の温度が予め定
められた許容限界温度を越えないように制御するから、
駐車時などにおける発電電動機の過熱を防止できる。こ
こで、「発電電動機の温度」や「許容限界温度」につい
ては先に説明したとおりの意である。また、「内燃機関
の回転数を制御する」とは、実質的に内燃機関の回転数
を変化させるものを含む意であり、内燃機関の回転数以
外のパラメータ(例えば発電電動機の回転数あるいは内
燃機関や発電電動機のトルク)を変化させる場合であっ
ても、それらのパラメータが決まれば一義的に内燃機関
の回転数が決まるのであればそのような場合も含まれ
る。
【0020】本発明の駆動装置において、入力軸回転停
止手段に代えて又は加えて前記駆動軸を非駆動状態とす
る非駆動状態制御手段を備え、前記運転制御手段は、前
記動力伝達手段によって前記自動変速機の入力軸を前記
内燃機関の出力軸および前記発電電動機の回転軸から切
り離した状態で前記内燃機関の出力軸と前記発電電動機
の回転軸とを動力伝達可能に接続し、前記非駆動状態制
御手段によって前記駆動軸を非駆動状態としているとき
に、前記発電電動機の温度が予め定められた許容限界温
度を越えないよう前記発電電動機の温度に応じて前記内
燃機関の回転数を制御するように構成してもよい。この
場合も駐車時などにおける発電電動機の過熱を防止でき
る。
【0021】本発明の駆動装置において、前記発電電動
機の温度を検出する温度検出手段を備え、前記運転制御
手段は、前記温度検出手段により検出された前記発電電
動機の温度に応じて前記内燃機関の回転数を制御しても
よい。
【0022】本発明の駆動装置において、前記運転制御
手段は、前記自動変速機がPレンジのときに前記発電電
動機の温度に応じて前記内燃機関の回転数を制御しても
よい。
【0023】本発明の駆動装置において、前記運転制御
手段は、前記発電電動機が発電状態のときに前記発電電
動機の温度に応じて前記内燃機関の回転数を変化させて
もよい。発電電動機が発電状態のときには、電動状態の
ときに比べて長時間を要することがあるため、発電電動
機が過熱になるおそれが高く、本発明を適用する必要性
が高い。
【0024】本発明の駆動装置において、前記運転制御
手段は、前記発電電動機の温度が前記許容限界温度に近
づいたときに前記発電電動機の温度に応じて前記内燃機
関の回転数を制御してもよい。もちろん発電電動機の温
度に応じて常に内燃機関の回転数を制御してもよいが、
その温度が発電電動機の許容限界温度に近づいたときに
発電電動機の温度に応じて内燃機関の回転数を制御して
も発電電動機の過熱を防止できる。
【0025】本発明の駆動装置において、前記運転制御
手段は、前記発電電動機の温度に応じて前記内燃機関の
回転数を制御するに際し、前記発電電動機が目標電力を
出力するにあたって前記発電電動機の温度が高いほど前
記発電電動機の回転数が高くトルクが低くなるように前
記内燃機関の目標回転数を求め該目標回転数になるよう
に前記内燃機関の回転数を制御してもよい。こうすれ
ば、発電電動機の温度が高いほど内燃機関の出力軸に接
続された発電電動機の回転軸のトルク絶対値が小さくな
り、発電電動機の発熱が抑制される。
【0026】本発明の駆動装置において、前記運転制御
手段は、前記発電電動機の温度および前記発電電動機を
冷却する冷却媒体の温度に応じて前記内燃機関の回転数
を制御してもよい。発電電動機は冷却媒体によって冷却
されるため、発電電動機の過熱防止をより確実に行うに
は、発電電動機の温度のほかに冷却媒体の温度を加味し
たうえで内燃機関の回転数制御を行うことが好ましい。
この場合、前記発電電動機を冷却する冷却媒体の温度を
検出する媒体温検出手段を備え、前記運転制御手段は、
前記発電電動機の温度および前記媒体温検出手段により
検出された前記冷却媒体の温度に応じて前記内燃機関の
回転数を制御してもよい。但し、媒体温として他のパラ
メータ値に基づいて算出した推定値を用いてもよい。
【0027】ここで、前記運転制御手段は、前記発電電
動機の温度および前記冷却媒体の温度に応じて前記内燃
機関の回転数を制御するに際し、前記発電電動機が目標
電力を出力するにあたって前記発電電動機の温度又は前
記冷却媒体の温度が高いほど前記発電電動機の回転数が
高くトルクが低くなるように記内燃機関の目標回転数を
求め該目標回転数になるように前記内燃機関の回転数を
制御してもよい。こうすれば、発電電動機の温度が高い
ほど内燃機関の出力軸に接続された発電電動機の回転軸
のトルク絶対値が小さくなり、発電電動機の発熱が抑制
される。また、発電電動機の温度のほかに冷却媒体の温
度を加味した上で内燃機関の回転数を制御するため、発
電電動機の過熱防止をより確実に行うことができる。
【0028】本発明の駆動装置において、前記運転制御
手段は、前記内燃機関の回転数を制御することにより前
記発電電動機の温度が予め定められた許容限界温度を越
えないように制御する一方、前記内燃機関の回転数を制
御するだけでは前記許容限界温度を越えるおそれがある
ならば前記発電電動機の目標電力を低くしてもよい。こ
うすれば、内燃機関の回転数制御だけでは発電電動機の
温度が十分下がらないことがあっても、その場合には発
電電動機の目標電力を減らすことで更に発電電動機の温
度を下げることができるため、発電電動機の過熱をより
確実に防止できる。
【0029】次に、上述の目的を達成する他の本発明の
駆動装置は、入力軸と駆動軸との間で変速を行う自動変
速機と、前記入力軸に接続される出力軸を備えた内燃機
関と、前記入力軸に接続される回転軸を備えた発電電動
機とを備える駆動装置であって、前記発電電動機の温度
に応じて前記内燃機関、前記発電電動機および前記自動
変速機を複合制御する運転制御手段を備えることを要旨
とする。
【0030】この駆動装置では、例えば発電電動機の温
度が予め定められた許容限界温度を越えないよう発電電
動機の温度に応じて内燃機関、発電電動機および自動変
速機を複合制御するようにすれば、走行時や駐車時にお
いて発電電動機の過熱を防止できる。ここで、「発電電
動機の温度」や「許容限界温度」については先に説明し
たとおりの意である。
【0031】本発明の駆動装置において、前記自動変速
機は無段変速機としてもよい。また、前記内燃機関の出
力軸及び前記発電電動機の回転軸は、それぞれ遊星歯車
機構を介して前記自動変速機の入力軸に対して滑りを伴
わない機械的な接続が可能となるように構成されていて
もよい。
【0032】
【発明の実施の形態】[第1実施形態]図1は、本発明
の一実施形態である車載用の駆動装置20の構成の概略
を示す構成図である。本実施形態の駆動装置20は、図
示するように、エンジン22と、エンジン22の出力軸
としてのクランクシャフト24に接続されたプラネタリ
ギヤ30と、プラネタリギヤ30に接続された発電可能
なモータ40と、プラネタリギヤ30に接続されると共
にディファレンシャルギヤ64を介して駆動輪66a,
66bに接続された自動変速機としてのCVT50と、
装置全体をコントロールするハイブリッド用電子制御ユ
ニット70とを備える。
【0033】エンジン22は、ガソリンまたは軽油など
の炭化水素系の燃料により動力を出力する内燃機関であ
り、エンジン22のクランクシャフト24には、図示し
ない補機に供給する電力を発電すると共にエンジン22
を始動するスタータモータ26がベルト28により取り
付けられている。エンジン22の運転制御、例えば燃料
噴射制御や点火制御,吸入空気量調節制御などは、エン
ジン用電子制御ユニット(以下、エンジンECUとい
う)29により行なわれている。エンジンECU29
は、ハイブリッド用電子制御ユニット70と通信してお
り、ハイブリッド用電子制御ユニット70からの制御信
号によりエンジン22を運転制御すると共に必要に応じ
てエンジン22の運転状態に関するデータをハイブリッ
ド用電子制御ユニット70に出力する。
【0034】プラネタリギヤ30は、外歯歯車のサンギ
ヤ31と、このサンギヤ31と同心円上に配置された内
歯歯車のリングギヤ32と、サンギヤ31に噛合する第
1ピニオンギヤ33と、この第1ピニオンギヤ33とリ
ングギヤ32と噛合する第2ピニオンギヤ34と、第1
ピニオンギヤ33と第2ピニオンギヤ34とを自転かつ
公転自在に保持するキャリア35と備え、サンギヤ31
とリングギヤ32とキャリア35とを回転要素として差
動作用を行なう。プラネタリギヤ30のサンギヤ31に
はエンジン22のクランクシャフト24が、キャリア3
5にはモータ40の回転軸41がそれぞれ連結されてお
り、エンジン22の出力をサンギヤ31から入力すると
共にキャリア35を介してモータ40と出力のやりとり
を行なうことができる。キャリア35はクラッチC1に
より、リングギヤ32はクラッチC2によりCVT50
のインプットシャフト51に接続できるようになってお
り、クラッチC1およびクラッチC2を接続状態とする
ことにより、サンギヤ31とリングギヤ32とキャリア
35の3つの回転要素による差動を禁止して一体の回転
体、即ちエンジン22のクランクシャフト24とモータ
40の回転軸41とCVT50のインプットシャフト5
1とを一体の回転体とする。なお、プラネタリギヤ30
には、リングギヤ32をケース39に固定してその回転
を禁止するブレーキB1も設けられている。
【0035】モータ40は、例えば発電機として駆動す
ることができると共に電動機として駆動できる周知の同
期発電電動機として構成されており、インバータ43を
介して二次電池44と電力のやりとりを行なう。モータ
40は、モータ用電子制御ユニット(以下、モータEC
Uという)49により駆動制御されており、モータEC
U49には、モータ40を駆動制御するために必要な信
号や二次電池44を管理するのに必要な信号、例えばモ
ータ40の回転子の回転位置を検出する回転位置検出セ
ンサ45からの信号や図示しない電流センサにより検出
されるモータ40に印加される相電流,モータ40の温
度を検出するモータ温センサ42からの信号,二次電池
44の端子間に設置された電圧センサ46からの端子間
電圧,二次電池44からの電力ラインに取り付けられた
電流センサ47からの充放電電流,二次電池44に取り
付けられた温度センサ48からの電池温度などが入力さ
れており、モータECU49からはインバータ43への
スイッチング制御信号が出力されている。モータECU
49では、二次電池44を管理するために電流センサ4
7により検出された充放電電流の積算値に基づいて残容
量(SOC)を演算している。なお、モータECU49
は、ハイブリッド用電子制御ユニット70と通信してお
り、ハイブリッド用電子制御ユニット70からの制御信
号によってモータ40を駆動制御すると共に必要に応じ
てモータ40の運転状態や二次電池44の状態に関する
データをハイブリッド用電子制御ユニット70に出力す
る。
【0036】CVT50は、溝幅が変更可能で入力軸と
してのインプットシャフト51に接続されたプライマリ
ープーリー53と、同じく溝幅が変更可能で駆動軸とし
てのアウトプットシャフト52に接続されたセカンダリ
ープーリー54と、プライマリープーリー53およびセ
カンダリープーリー54の溝に架けられベルト55と、
プライマリープーリー53およびセカンダリープーリー
54の溝幅を変更する第1アクチュエータ56および第
2アクチュエータ57とを備え、第1アクチュエータ5
6および第2アクチュエータ57によりプライマリープ
ーリー53およびセカンダリープーリー54の溝幅を変
更することによりインプットシャフト51の動力を無段
階に変速してアウトプットシャフト52に出力する。C
VT50の変速比の制御は、CVT用電子制御ユニット
(以下、CVTECUという)59により行なわれてい
る。このCVTECU59には、インプットシャフト5
1に取り付けられた回転数センサ61からのインプット
シャフト51の回転数やアウトプットシャフト52に取
り付けられた回転数センサ62からのアウトプットシャ
フト52の回転数が入力されており、CVTECU59
からは第1アクチュエータ56および第2アクチュエー
タ57への駆動信号が出力されている。また、CVTE
CU59は、ハイブリッド用電子制御ユニット70と通
信しており、ハイブリッド用電子制御ユニット70から
の制御信号によってCVT50の変速比を制御すると共
に必要に応じてCVT50の運転状態に関するデータを
ハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。
【0037】ハイブリッド用電子制御ユニット70は、
CPU72を中心とするマイクロプロセッサとして構成
されており、CPU72の他に処理プログラムを記憶す
るROM74と、データを一時的に記憶するRAM76
と、図示しない入出力ポートおよび通信ポートとを備え
る。ハイブリッド用電子制御ユニット70には、回転数
センサ61からのインプットシャフト51の回転数Ni
nや回転数センサ62からのアウトプットシャフト52
の回転数Nout,シフトレバー80の操作位置を検出
するシフトポジションセンサ81からのシフトポジショ
ンSP,アクセルペダル82の踏み込み量を検出するア
クセルペダルポジションセンサ83からのアクセル開度
A,ブレーキペダル84の踏み込み量を検出するブレー
キペダルポジションセンサ85からのブレーキペダルポ
ジションBP,車速センサ86からの車速V,各ギヤや
モータ40やCVT50等の冷却用オイルが入ったオイ
ルパンに取り付けられた油温センサ87からの油温など
が入力ポートを介して入力されている。また、ハイブリ
ッド用電子制御ユニット70からは、クラッチC1やク
ラッチC2への駆動信号やブレーキB1への駆動信号な
どが出力ポートを介して出力されている。また、ハイブ
リッド用電子制御ユニット70は、前述したように、エ
ンジンECU29やモータECU49,CVTECU5
9と通信ポートを介して接続されており、エンジンEC
U29やモータECU49,CVTECU59と各種制
御信号やデータのやりとりを行なっている。
【0038】次に、こうして構成された本実施形態の駆
動装置20の動作、特にクラッチC1とクラッチC2と
を接続状態にしている直結走行時の動作について説明す
る。図2は、ハイブリッド用電子制御ユニット70によ
り実行される制御ルーチンの一例を示すフローチャート
である。このルーチンは所定タイミング毎に直結走行時
で且つ二次電池充電中(つまりモータ40が発電状態)
であれば実行される。
【0039】この制御ルーチンが実行されると、ハイブ
リッド用電子制御ユニット70のCPU72は、まず、
アクセルペダルポジションセンサ83により検出される
アクセル開度Aや車速センサ86により検出される車速
V,回転数センサ61や回転数センサ62により検出さ
れるインプットシャフト51の回転数Ninやアウトプ
ットシャフト52の回転数Nout,モータECU49
により演算され通信により入力される二次電池44の残
容量(SOC)など制御に必要な信号を読み込む処理を
実行する(ステップS100)。続いて、読み込んだア
クセル開度Aと車速Vに基づいて駆動軸に要求される駆
動のための目標動力Pd*を計算する(ステップS11
0)。目標動力Pd*の計算は、アクセル開度Aと車速
Vを変数として目標動力Pd*を求める関係式を実験な
どにより求めておき、その関係式を用いて計算するもの
としてもよいし、アクセル開度Aと車速Vと目標動力P
d*との関係を実験などにより求めて目標動力マップと
して予めROM74に記憶しておき、アクセル開度Aと
車速Vとが与えられるとROM74に記憶された目標動
力マップから対応する目標動力Pd*を導出するものと
してもよい。続いて、バッテリ残容量SOCに基づいて
モータ40に要求される目標電力Pb*を計算する(ス
テップS120)。そして、目標動力Pd*と目標電力
Pb*との和に伝達効率等を考慮して目標エンジン出力
Pe*を計算する(ステップS130)。
【0040】その後、この目標エンジン出力Pe*と目
標電力Pb*に応じて、目標エンジントルクTe*や目
標インプットシャフト回転数Nin*やモータトルク指
令Tm*を設定する(ステップS140)。即ち、目標
エンジン出力Pe*を出力可能なエンジン22の運転ポ
イントのうち燃費が最適となるポイントとなるように目
標エンジントルクTe*および目標エンジン回転数Ne
*を算出し、また直結走行時であるためエンジン22の
クランクシャフト24とモータ40の回転軸41とCV
T50のインプットシャフト51は滑りを伴わない機械
的な接続がなされているので、目標エンジン回転数Ne
*と同値をCVT50の目標インプットシャフト回転数
Nin*に設定し、モータ40の目標電力Pb*を目標
モータ回転数(=Ne*=Nin*)で除した値をモー
タ40のトルク指令Tm*に設定する。
【0041】次いで、モータ温センサ42から入力され
るモータ温度および油温センサ87から入力される油温
を読み込み(ステップS150)、そのモータ温度およ
び油温に応じて目標インプットシャフト回転数Nin*
の補正係数VCVTを求める(ステップS160)。こ
こで、本ルーチンは直結走行時に実行されることから、
インプットシャフト回転数とモータ回転数とエンジン回
転数は一致している。このため、目標インプットシャフ
ト回転数Nin*が補正されると結果的にモータ回転数
とエンジン回転数も補正される。
【0042】補正係数VCVTは、例えば次のようにし
て求めることができる。即ち、予めモータ40について
実験などにより動作効率や動作安定性等を考慮して使用
可能な上限温度(許容限界温度)を求めると共に、その
許容限界温度を越えないようにするためのモータ過熱防
止用の目標インプットシャフト回転数補正係数マップを
作成する。図3はこのマップの一例である。このマップ
は、モータ温度と油温(モータ冷却媒体温度)と補正係
数VCVTとの関係を定めたものであり、モータ温度が
高いほど補正係数VCVTが大きくなるように、また、
油温が高いほど補正係数VCVTが大きくなるように定
められている。なお、補正係数VCVTは1以上の数値
であり、モータ温度と油温の両方とも十分低ければ補正
係数VCVTを「1.0」として実質的な補正は行わな
い。
【0043】ところで、モータ40に要求される発電量
とモータトルクとモータ回転数との関係は、発電量=モ
ータトルク×モータ回転数で表される。このため、同じ
発電量を得る場合、モータ回転数を小さくするとモータ
トルクが大きくなるため発熱量が増加するが、モータ回
転数を大きくするとモータトルクが小さくなるため発熱
量が減少する。一方、エンジン22の燃費の最適化とい
う観点からすると、エンジン回転数を小さく抑えること
が好ましいことから、直結走行時においてはそれに伴っ
てモータ回転数も小さくなり、その分モータトルクが大
きくなってモータの発熱量が増加しやすい。しかし、モ
ータ40の発熱によってモータ40が許容限界温度を越
えることは好ましくない。そこで、モータ40が許容限
界温度を越えないようにするために、同じ発電量を得る
にしても、モータ回転数を大きくし、モータトルクを小
さくすることによりモータ40の発熱量を少なくする。
ここでモータ回転数を大きくするということは、直結走
行時においてはCVT50のインプットシャフト回転数
やエンジン回転数を大きくするということに他ならな
い。したがって、モータ40が許容限界温度を越えるお
それが大きいモータ温度や油温の高いときほど、補正係
数VCVTを大きくしてCVT50の目標インプットシ
ャフト回転数Nin*を大きく設定し、モータトルクの
絶対値を小さくしてモータ発熱量を抑えるのである。
【0044】さて、こうして補正係数VCVTを算出し
たあと、その補正係数VCVTをステップS140で求
めた目標インプットシャフト回転数Nin*に乗じた値
(Nin*×VCVT)を新たな目標インプットシャフ
ト回転数Nin*とする(ステップS170)。続い
て、その目標インプットシャフト回転数Nin*がステ
ップS100で入力したCVT50のアウトプットシャ
フト回転数NoutにCVT50の変速比の最大値γm
axを乗じた値(Nout×γmax)以下か否かを判
定し(ステップS180)、肯定判定ならばステップS
200へ進み、否定判定ならばその目標インプットシャ
フト回転数Nin*では変速比制御ができないことから
Nout×γmaxを新たな目標インプットシャフト回
転数Nin*とするガード処理を行い(ステップS19
0)、その後ステップS200へ進む。
【0045】ステップS200では、補正後の目標イン
プットシャフト回転数Nin*に応じて目標エンジント
ルクTe*とモータ40のトルク指令Tm*を補正する
(ステップS200)。即ち、補正後の目標インプット
シャフト回転数Nin*は直結走行時においてはエンジ
ン回転数やモータ回転数の目標値にもなるため、目標エ
ンジン出力Pe*を得るには目標エンジントルクTe*
をPe*/Nin*とし、モータ40の目標電力Pb*
を得るにはモータ40のトルク指令Tm*をPb*/N
in*とする。その後、このようにして求めた各目標値
Te*、Nin*、Tm*を用いてエンジン制御、CV
T変速比制御、モータ制御を行い(ステップS21
0)、本ルーチンを終了する。
【0046】このステップS210の制御は、具体的に
は、ハイブリッド用電子制御ユニット70がエンジンE
CU29に目標トルクTe*を、CVTECU59に目
標インプットシャフト回転数Nin*を、モータECU
49にトルク指令Tm*を各々制御信号として出力す
る。すると、エンジン22から目標トルクTe*が出力
されるようエンジンECU29がエンジン22の燃料噴
射量、点火時期、吸入空気量等を制御し、インプットシ
ャフト51が目標インプットシャフト回転数Nin*で
回転するようCVTECU59がCVT50の変速比γ
をアウトプットシャフト回転数Noutに応じて制御
し、モータ40からトルク指令Tm*のトルクが出力さ
れるようモータECU49がモータ40を制御する。
【0047】以上説明した本実施形態の駆動装置20に
よれば、直結走行時において、駆動軸であるCVT50
のアウトプットシャフト52が目標動力Pd*を出力し
モータ40が目標電力Pb*を出力するようにエンジン
22、モータ40及びCVT50を制御しつつ、モータ
40の温度に応じてCVT50の変速比を変化させるこ
とにより、モータ40の温度が予め定められた許容限界
温度を越えないように制御するから、モータ40が過熱
になりやすい発電状態のときつまり二次電池44の充電
中であってもモータ40の過熱を防止できる。また、モ
ータ40の温度のほかに油温を加味したうえでCVT5
0の変速比制御を行うため、モータ40の加熱防止をよ
り確実に行うことができる。更に、図3のようにモータ
40の温度が高いほど又は油温が高いほど補正係数VC
VTが大きくなるように定めたため、これらの温度が高
いほどCVT50のインプットシャフト51の回転数が
大きくなり、このインプットシャフト51に接続された
モータ40のトルク絶対値が小さくなり、モータ40の
発熱が抑制される。
【0048】上記実施形態の駆動装置20において、モ
ータ温度および油温の一方又は両方が各々につき予め定
められた所定のしきい値を越えるまでは目標インプット
シャフト回転数Nin*の実質的な補正を行うことなく
(補正係数VCVTを「1.0」として)変速比制御を
行い、所定のしきい値を越えたたときに目標インプット
シャフト回転数Nin*の実質的な補正を行ったうえで
(補正係数VCVTを>1.0として)変速比制御を行
うようにしてもよい。この場合であっても、モータ40
の過熱を防止できる。なお、モータ温度のしきい値や油
温のしきい値は予め実験などにより定めておけばよい。
【0049】上記実施形態の駆動装置20において、よ
り確実にモータ40の過熱を防止するためにモータ温度
および油温に応じて補正係数VCVTを算出したが、モ
ータ温度のみに応じて補正係数VCVTを算出してもよ
いし、油温のみに応じて補正係数VCVTを算出しても
よい。
【0050】上記実施形態の駆動装置20では直結走行
時の充電中(モータ発電中)のときに上述の制御ルーチ
ンを実行したが、直結走行時の放電中(モータ電動中)
のときに上述の制御ルーチンを実行してもよい。
【0051】上記実施形態の駆動装置20が実行する直
結走行時の制御ルーチンでは、ステップS120で算出
したモータ40の目標電力Pb*を補正することなくそ
のまま用いたが、図4のフローチャートに示すように、
モータ40の目標電力Pb*を算出したあと前回この制
御ルーチンにおいて算出した補正係数VCVTが予め定
められた所定値α以上か否かを判定し(ステップS12
1)、補正係数VCVTが所定値α未満ならば、特に目
標電力Pb*を補正する必要がないとみなして充電量補
正係数Vchgを「1.0」とし(ステップS12
3)、その後ステップS129へ進み、一方、補正係数
VCVTが所定値α以上ならば、目標インプットシャフ
ト回転数Nin*に基づく変速比制御だけではモータ4
0の温度が十分下がらないおそれがあるとみなして、モ
ータ温センサ42から入力されるモータ温度および油温
センサ87から入力される油温を読み込み(ステップS
125)、そのモータ温度および油温に応じて充電量補
正係数Vchg(<1.0)を求め(ステップS12
7)、その後ステップS129へ進む。ここで、充電量
補正係数Vchgは、例えば次のようにして求めること
ができる。即ち、予めモータ40について同じ発電量を
得るために目標インプットシャフト回転数Nin*を大
きくモータトルクを小さくしてモータ40の発熱量を小
さくしたとしても許容限界温度を越えるおそれがある場
合を実験的に求め、その場合における補正係数VCVT
を所定値αに設定する一方、その場合においてモータ4
0が許容限界温度を越えないような発電量となるように
モータ過熱防止用の充電量補正係数マップを作成する。
図5はこのマップの一例である。このマップは、モータ
温度と油温(モータの冷却媒体温度)と充電量補正係数
Vchgとの関係を定めたものであり、モータ温度が高
いほど充電量補正係数Vchgが小さくなるように、ま
た、油温が高いほど充電量補正係数Vchgが小さくな
るように定められている。そして、ステップS129で
は、充電量補正係数Vchgを目標電力Pb*に乗じた
値を新たな目標電力Pb*とし、その後既に述べたステ
ップS130以降の処理を実行する。なお、補正係数V
CVTが所定値α未満ならば充電量補正係数Vchgは
「1.0」であるので実質的な補正は行われない。以上
の制御ルーチンによれば、CVT50の変速比だけでは
モータ40の温度が十分下がらないことがあっても、そ
の場合にはモータ40の目標電力Pb*を減らすことで
更にモータ40の温度を下げることができるため、モー
タ40の過熱をより確実に防止できる。
【0052】[第2実施形態]本実施形態の構成は第1
実施形態と同様であるため、その説明を省略し、ここで
は、特にシフトレバー80がPレンジにセットされてい
るときの動作について説明する。このとき、CVT50
のインプットシャフト51は、ブレーキB1によってリ
ングギヤ32がケース39に固定されることにより回転
が禁止されており、また、クラッチC1によってキャリ
ア35から切り離されることによりエンジン22のクラ
ンクシャフト24およびモータ40の回転軸41から切
り離されている。また、エンジン22のクランクシャフ
ト24とモータ40の回転軸41とはサンギヤ31と第
1および第2ピニオンギヤ33,34とを介して動力伝
達可能に接続されている。なお、クラッチC2は接続・
非接続のいずれであってもよい。
【0053】図6は、ハイブリッド用電子制御ユニット
70により実行される制御ルーチンの一例を示すフロー
チャートである。このルーチンは所定タイミング毎にシ
フトポジションセンサ81からのシフトポジションSP
がPレンジであれば実行される。この制御ルーチンが実
行されると、ハイブリッド用電子制御ユニット70のC
PU72は、まず、モータECU49により演算され通
信により入力される二次電池44の残容量(SOC)な
ど制御に必要な信号を読み込む処理を実行する(ステッ
プS300)。続いて、バッテリ残容量SOCに基づい
てモータに要求される目標電力Pb*を計算する(ステ
ップS310)。そして、目標電力Pb*に伝達効率等
を考慮して目標エンジン出力Pe*を計算し(ステップ
S320)、この目標エンジン出力Pe*を出力可能な
エンジン22の運転ポイントのうち燃費が最適となるポ
イントとなるようにエンジン22の目標トルクTe*お
よび目標エンジン回転数Ne*を算出する(ステップS
330)。
【0054】次いで、モータ温センサ42から入力され
るモータ温度および油温センサ87から入力される油温
を読み込み(ステップS340)、そのモータ温度およ
び油温に応じて目標エンジン回転数Ne*の補正係数V
NETを求める(ステップS350)。補正係数VNE
Tは、例えば次のようにして求めることができる。即
ち、予めモータ40について実験などにより動作効率や
動作安定性等を考慮して使用可能な上限温度(許容限界
温度)を求めると共に、その許容限界温度を越えないよ
うにするためのモータ過熱防止用の目標エンジン回転数
補正係数マップを作成する。図7はこのマップの一例で
ある。このマップは、モータ温度と油温(モータの冷却
媒体温度)と補正係数VNETとの関係を定めたもので
あり、モータ温度が高いほど補正係数VNETが大きく
なるように、また、油温が高いほど補正係数VNETが
大きくなるように定められている。なお、補正係数VN
ETは1以上の数値であり、モータ温度と油温の両方と
も十分低ければ補正係数VNETを「1.0」として実
質的な補正は行わない。
【0055】ところで、既に第1実施形態において述べ
たとおり、同じ発電量を得る場合、モータ回転数を小さ
くするとモータトルクが大きくなるため発熱量が増加す
るが、モータ回転数を大きくするとモータトルクが小さ
くなるため発熱量が減少する。一方、エンジン22の燃
費の最適化という観点からすると、Pレンジでのエンジ
ン回転数を小さく抑えることが好ましいことからそれに
伴ってモータ回転数も小さくなり、その分モータトルク
が大きくなってモータの発熱量が増加しやすい。しか
し、モータ40の発熱によってモータ40が許容限界温
度を越えることは好ましくない。そこで、モータ40が
許容限界温度を越えないようにするために、同じ発電量
を得るにしても、モータ回転数を大きくし、モータトル
クを小さくすることによりモータ40の発熱量を少なく
する。ここでモータ回転数を大きくするということは、
Pレンジではエンジン回転数を大きくするということに
他ならない。したがって、モータ40が許容限界温度を
越えるおそれが大きいモータ温度や油温の高いときほ
ど、補正係数VNETを大きくして目標エンジン回転数
Ne*を大きく設定し、モータトルクを小さくしてモー
タ発熱量を抑えるのである。
【0056】さて、こうして補正係数VNETを算出し
たあと、その補正係数VNETをステップS330で求
めた目標エンジン回転数Ne*に乗じた値(Ne*×V
NET)を新たな目標エンジン回転数Ne*とする(ス
テップS360)。続いて、その目標エンジン回転数N
e*から目標エンジン出力Pe*が得られる目標エンジ
ントルクTe*を算出すると共に、その目標エンジン回
転数Ne*からサンギヤ31と第1および第2ピニオン
ギヤ33,34とのギヤ比に基づいて目標モータ回転数
Nm*を算出し、その目標モータ回転数Nm*と目標動
力Pb*とからモータ40のトルク指令Tm*を算出す
る(ステップS370)。その後、このようにして求め
た各目標値Te*、Tm*を用いてエンジン制御、モー
タ制御を行い(ステップS380)、本ルーチンを終了
する。なお、本ルーチンではモータ40のトルクをトル
ク指令Tm*となるように制御することにより、結果的
にエンジン回転数を目標エンジン回転数Ne*となるよ
うに制御している。
【0057】以上説明した本実施形態の駆動装置20に
よれば、CVT50のインプットシャフト51をエンジ
ン22のクランクシャフト24およびモータ40の回転
軸41から切り離した状態でクランクシャフト24と回
転軸41とを動力伝達可能に接続すると共にインプット
シャフト51の回転を停止させているときに、モータ4
0の温度に応じてエンジン回転数を変化させることによ
りモータ40の温度が予め定められた許容限界温度を越
えないように制御するから、駐車時などにおいてモータ
40が過熱になりやすい発電状態のときつまり二次電池
44の充電中のときであってもモータ40の過熱を防止
できる。また、モータ40の温度のほかに油温を加味し
たうえでエンジン回転数の制御を行うため、モータ40
の加熱防止をより確実に行うことができる。更に、図7
のようにモータ40の温度が高いほど又は油温が高いほ
ど補正係数VNETが大きくなるように定めたため、こ
れらの温度が高いほどエンジン回転数が大きくなり、エ
ンジン22のクランクシャフト24に接続されたモータ
40の回転軸41のトルク絶対値が小さくなり、モータ
40の発熱が抑制される。
【0058】上記実施形態の駆動装置20において、モ
ータ温度および油温の一方又は両方が予め定められた所
定のしきい値を越えるまでは目標エンジン回転数Ne*
の実質的な補正を行うことなく(補正係数VNETを
「1.0」として)制御を行い、所定のしきい値を越え
たたときに目標エンジン回転数Ne*の実質的な補正を
行ったうえで(補正係数VNETを>1.0として)制
御を行うようにしてもよい。この場合であっても、モー
タ40の過熱を防止できる。なお、モータ温度のしきい
値や油温のしきい値は予め実験などにより定めておけば
よい。
【0059】上記実施形態の駆動装置20において、よ
り確実にモータ40の過熱を防止するためにモータ温度
および油温に応じて補正係数VNETを算出したが、モ
ータ温度のみに応じて補正係数VNETを算出してもよ
いし、油温のみに応じて補正係数VNETを算出しても
よい。
【0060】上記実施形態の駆動装置20が実行するP
レンジでの制御ルーチンでは、ステップS310で算出
したモータ40の目標電力Pb*を補正することなくそ
のまま用いたが、図8のフローチャートに示すように、
モータ40の目標電力Pb*を算出したあと前回このP
レンジでの制御ルーチンにおいて算出した補正係数VN
ETが予め定められた所定値β以上か否かを判定し(ス
テップS311)、補正係数VNETが所定値β未満な
らば、特に目標電力Pb*を補正する必要がないとみな
して充電量補正係数Vchgを「1.0」とし(ステッ
プS313)、その後ステップS319へ進み、一方、
補正係数VNETが所定値β以上ならば、エンジン回転
数制御だけではモータ40の温度が十分下がらないおそ
れがあるとみなしてモータ温センサ42から入力される
モータ温度および油温センサ87から入力される油温を
読み込み(ステップS315)、そのモータ温度および
油温に応じて充電量補正係数Vchg(<1.0)を求
め(ステップS317)、その後ステップS319へ進
む。ここで、充電量補正係数Vchgや所定値βは、第
1実施形態の変形例として既に述べた充電量補正係数V
chgや所定値αと同様にして求めることができ、モー
タ過熱防止用の充電量補正係数マップも例えば図5と同
様のものを用いることができる。そして、ステップS3
19では、充電量補正係数Vchgを目標電力Pb*に
乗じた値を新たな目標電力Pb*とし、その後既に述べ
たステップS320以降の処理を実行する。なお、補正
係数VNETが所定値β未満ならば充電量補正係数Vc
hgは「1.0」であるので実質的な補正は行われな
い。以上の制御ルーチンによれば、エンジン回転数制御
だけではモータ40の温度が十分下がらないことがあっ
ても、その場合にはモータ40の目標電力Pb*を減ら
すことで更にモータ40の温度を下げることができるた
め、モータ40の過熱をより確実に防止できる。
【0061】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上述したような実施形態に何等限定され
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内にお
いて、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態である車載用の駆動装置20の構
成の概略を示す構成図である。
【図2】ハイブリッド用電子制御ユニット70により実
行される制御ルーチンの一例を示すフローチャートであ
る。
【図3】目標インプットシャフト回転数補正係数マップ
の一例を示す説明図である。
【図4】第1実施形態の変形例の制御ルーチンの一例を
示すフローチャートである。
【図5】充電量補正係数マップの一例を示す説明図であ
る。
【図6】第2実施形態の制御ルーチンの一例を示すフロ
ーチャートである。
【図7】目標エンジン回転数補正係数マップの一例を示
す説明図である。
【図8】第2実施形態の変形例の制御ルーチンの一例を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
20 駆動装置、22 エンジン、24 クランクシャ
フト、26 スタータモータ、28 ベルト、29 エ
ンジン用電子制御ユニット(エンジンECU)、30
プラネタリギヤ、31 サンギヤ、32 リングギヤ、
33 第1ピニオンギヤ、34 第2ピニオンギヤ、3
5 キャリア、39 ケース、40 モータ、41 回
転軸、42 モータ温センサ、43 インバータ、44
二次電池、45 回転位置検出センサ、46 電圧セ
ンサ、47 電流センサ、48温度センサ、49 モー
タ用電子制御ユニット(モータECU)、50 CV
T、51 インプットシャフト、52 アウトプットシ
ャフト、53 プライマリープーリー、54 セカンダ
リープーリー、55 ベルト、56 第1アクチュエー
タ、57 第2アクチュエータ、59 CVT用電子制
御ユニット(CVTECU)、61,62 回転数セン
サ、64 ディファレンシャルギヤ、66a,66b
駆動輪、70 ハイブリッド用電子制御ユニット、72
CPU、74 ROM、76 RAM、80 シフト
レバー、81 シフトポジションセンサ、82 アクセ
ルペダル、83 アクセルペダルポジションセンサ、8
4 ブレーキペダル、85 ブレーキペダルポジション
センサ、86 車速センサ、87 油温センサ、C1,
C2 クラッチ、B1 ブレーキ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 29/02 F02D 29/02 D 29/06 29/06 D F16H 9/00 F16H 9/00 E 61/12 61/12 // F16H 59:42 59:42 59:46 59:46 59:78 59:78 (72)発明者 勝田 浩司 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 上地 健介 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 岩瀬 教寛 愛知県豊田市豊栄町2丁目88番地 株式会 社トヨタテクノサービス内 Fターム(参考) 3D041 AA35 AB01 AC01 AC19 AD02 AD10 AD31 AD41 AD51 AE02 AE31 AF01 3G093 AA06 AA07 BA08 CA05 CA09 DA01 DA06 DB05 DB11 DB15 DB19 DB20 DB28 EA02 EA03 EB03 EB08 FA02 FA04 FA10 FA11 FA12 3J552 MA07 MA13 NA01 NB01 NB06 NB10 PB01 SA31 SB02 VA32Z VA74W VC01Z VC07W 5H115 PA15 PC06 PG04 PI16 PI21 PO06 PU25 PV09 QN04 RB07 RB08 RE02 RE03 SE03 SE05 SE08 TE02 TE05 TO12 TO13 TO21 TO30 TU11

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力軸と駆動軸との間で変速を行う自動
    変速機と、前記入力軸に接続される出力軸を備えた内燃
    機関と、前記入力軸に接続される回転軸を備えた発電電
    動機とを備える駆動装置であって、 前記駆動軸が目標駆動状態となり前記発電電動機が目標
    作動状態となるよう前記内燃機関、前記発電電動機およ
    び前記自動変速機を制御しつつ、前記発電電動機の温度
    が予め定められた許容限界温度を越えないよう前記発電
    電動機の温度に応じて前記自動変速機の変速比を制御す
    る運転制御手段を備える駆動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の駆動装置であって、 前記内燃機関の出力軸は、前記入力軸に対して滑りを伴
    わない機械的な接続が可能であり、 前記発電電動機の回転軸は、前記入力軸に対して滑りを
    伴わない機械的な接続が可能であり、 前記運転制御手段は、前記自動変速機の入力軸、前記内
    燃機関の出力軸および前記発電電動機の回転軸が滑りを
    伴わない機械的な接続状態のときに、前記駆動軸が目標
    駆動状態となり前記発電電動機が目標作動状態となるよ
    う前記内燃機関、前記発電電動機および前記自動変速機
    を制御しつつ、前記発電電動機の温度が予め定められた
    許容限界温度を越えないよう前記発電電動機の温度に応
    じて前記自動変速機の変速比を制御する駆動装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の駆動装置であっ
    て、 前記発電電動機の温度を検出する温度検出手段を備え、 前記運転制御手段は、前記温度検出手段により検出され
    た前記発電電動機の温度に応じて前記自動変速機の変速
    比を制御する駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記運転制御手段は、前記発電電動機が
    発電状態のときに前記発電電動機の温度に応じて前記自
    動変速機の変速比を制御する請求項1〜3のいずれかに
    記載の駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記運転制御手段は、前記発電電動機の
    温度が前記許容限界温度に近づいたときに前記発電電動
    機の温度に応じて前記自動変速機の変速比を制御する請
    求項1〜4のいずれかに記載の駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記運転制御手段は、前記発電電動機の
    温度に応じて前記自動変速機の変速比を制御するに際
    し、前記発電電動機の温度に応じて前記入力軸の目標回
    転数を求め該目標回転数に基づいて前記自動変速機の変
    速比を制御する請求項1〜5のいずれかに記載の駆動装
    置。
  7. 【請求項7】 前記運転制御手段は、前記発電電動機の
    温度に応じて前記自動変速機の変速比を制御するに際
    し、前記発電電動機に目標電力を出力させるにあたって
    前記発電電動機の温度が高いほど前記発電電動機の回転
    数が高くトルクが低くなるよう前記入力軸の目標回転数
    を求め該目標回転数に基づいて前記自動変速機の変速比
    を制御する請求項1〜6のいずれかに記載の駆動装置。
  8. 【請求項8】 前記運転制御手段は、前記発電電動機の
    温度および前記発電電動機を冷却する冷却媒体の温度に
    応じて前記自動変速機の変速比を制御する請求項1〜7
    のいずれかに駆動装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の駆動装置であって、 前記発電電動機を冷却する冷却媒体の温度を検出する媒
    体温検出手段を備え、 前記運転制御手段は、前記発電電動機の温度および前記
    媒体温検出手段により検出された前記冷却媒体の温度に
    応じて前記自動変速機の変速比を制御する駆動装置。
  10. 【請求項10】 前記運転制御手段は、前記発電電動機
    の温度および前記冷却媒体の温度に応じて前記自動変速
    機の変速比を制御するに際し、前記発電電動機の温度お
    よび前記冷却媒体の温度に応じて前記入力軸の目標回転
    数を求め該目標回転数に基づいて前記自動変速機の変速
    比を制御する請求項8又は9記載の駆動装置。
  11. 【請求項11】 前記運転制御手段は、前記発電電動機
    の温度および前記冷却媒体の温度に応じて前記自動変速
    機の変速比を制御するに際し、前記発電電動機に目標電
    力を出力させるにあたって前記発電電動機の温度が高い
    ほど又は前記冷却媒体の温度が高いほど前記発電電動機
    の回転数が高くトルクが低くなるよう前記入力軸の目標
    回転数を求め該目標回転数に基づいて前記自動変速機の
    変速比を制御する請求項8〜10のいずれかに記載の駆
    動装置。
  12. 【請求項12】 前記運転制御手段は、前記入力軸の目
    標回転数を求め該目標回転数に基づいて前記自動変速機
    の変速比を制御するに際し、前記入力軸の目標回転数が
    前記自動変速機の変速比の最大値と前記駆動軸の実回転
    数とから得られる上限目標回転数を越えないようガード
    をかける請求項6,7,10又は11記載の駆動装置。
  13. 【請求項13】 前記運転制御手段は、前記発電電動機
    の温度が予め定められた許容限界温度を越えないよう前
    記自動変速機の変速比を制御する一方、前記自動変速機
    の変速比を制御するだけでは前記許容限界温度を越える
    おそれがあるならば前記発電電動機の目標電力を低くす
    る請求項1〜12のいずれかに記載の駆動装置。
  14. 【請求項14】 入力軸と駆動軸との間で変速を行う自
    動変速機と、前記入力軸に接続される出力軸を備えた内
    燃機関と、前記入力軸に接続される回転軸を備えた発電
    電動機とを備える駆動装置であって、 前記入力軸の回転を停止させる入力軸回転停止手段と、 前記自動変速機の入力軸を前記内燃機関の出力軸および
    前記発電電動機の回転軸から切り離した状態で前記内燃
    機関の出力軸と前記発電電動機の回転軸とを動力伝達可
    能に接続する動力伝達手段と、 前記動力伝達手段によって前記自動変速機の入力軸を前
    記内燃機関の出力軸および前記発電電動機の回転軸から
    切り離した状態で前記内燃機関の出力軸と前記発電電動
    機の回転軸とを動力伝達可能に接続し、前記入力軸回転
    停止手段によって前記入力軸の回転を停止させていると
    きに、前記発電電動機の温度が予め定められた許容限界
    温度を越えないよう前記発電電動機の温度に応じて前記
    内燃機関の回転数を制御する運転制御手段とを備える駆
    動装置。
  15. 【請求項15】 入力軸と駆動軸との間で変速を行う自
    動変速機と、前記入力軸に接続される出力軸を備えた内
    燃機関と、前記入力軸に接続される回転軸を備えた発電
    電動機とを備える駆動装置であって、 前記駆動軸を非駆動状態とする非駆動状態制御手段と、 前記自動変速機の入力軸を前記内燃機関の出力軸および
    前記発電電動機の回転軸から切り離した状態で前記内燃
    機関の出力軸と前記発電電動機の回転軸とを動力伝達可
    能に接続する動力伝達手段と、 前記動力伝達手段によって前記自動変速機の入力軸を前
    記内燃機関の出力軸および前記発電電動機の回転軸から
    切り離した状態で前記内燃機関の出力軸と前記発電電動
    機の回転軸とを動力伝達可能に接続し、前記非駆動状態
    制御手段によって前記駆動軸を非駆動状態としていると
    きに、前記発電電動機の温度が予め定められた許容限界
    温度を越えないよう前記発電電動機の温度に応じて前記
    内燃機関の回転数を制御する運転制御手段とを備える駆
    動装置。
  16. 【請求項16】 請求項14又は15記載の駆動装置で
    あって、 前記発電電動機の温度を検出する温度検出手段を備え、 前記運転制御手段は、前記温度検出手段により検出され
    た前記発電電動機の温度に応じて前記内燃機関の回転数
    を制御する駆動装置。
  17. 【請求項17】 前記運転制御手段は、前記自動変速機
    がPレンジのときに前記発電電動機の温度に応じて前記
    内燃機関の回転数を制御する請求項14〜16のいずれ
    かに記載の駆動装置。
  18. 【請求項18】 前記運転制御手段は、前記発電電動機
    が発電状態のときに前記発電電動機の温度に応じて前記
    内燃機関の回転数を制御する請求項14〜17のいずれ
    かに記載の駆動装置。
  19. 【請求項19】 前記運転制御手段は、前記発電電動機
    の温度が前記許容限界温度に近づいたときに前記発電電
    動機の温度に応じて前記内燃機関の回転数を制御する請
    求項14〜18のいずれかに記載の駆動装置。
  20. 【請求項20】 前記運転制御手段は、前記発電電動機
    の温度に応じて前記内燃機関の回転数を制御するに際
    し、前記発電電動機が目標電力を出力するにあたって前
    記発電電動機の温度が高いほど前記発電電動機の回転数
    が高くトルクが低くなるよう前記内燃機関の目標回転数
    を求め該目標回転数になるよう前記内燃機関の回転数を
    制御する請求項14〜19のいずれかに記載の駆動装
    置。
  21. 【請求項21】 前記運転制御手段は、前記発電電動機
    の温度および前記発電電動機を冷却する冷却媒体の温度
    に応じて前記内燃機関の回転数を制御する請求項14〜
    20のいずれかに駆動装置。
  22. 【請求項22】 請求項21記載の駆動装置であって、 前記発電電動機を冷却する冷却媒体の温度を検出する媒
    体温検出手段を備え、 前記運転制御手段は、前記発電電動機の温度および前記
    媒体温検出手段により検出された前記冷却媒体の温度に
    応じて前記内燃機関の回転数を制御する駆動装置。
  23. 【請求項23】 前記運転制御手段は、前記発電電動機
    の温度および前記冷却媒体の温度に応じて前記内燃機関
    の回転数を制御するに際し、前記発電電動機が目標電力
    を出力するにあたって前記発電電動機の温度又は前記冷
    却媒体の温度が高いほど前記発電電動機の回転数が高く
    トルクが低くなるよう前記内燃機関の目標回転数を求め
    該目標回転数になるよう前記内燃機関の回転数を制御す
    る請求項21又は22記載の駆動装置。
  24. 【請求項24】 前記運転制御手段は、前記発電電動機
    の温度が予め定められた許容限界温度を越えないよう前
    記内燃機関の回転数を制御する一方、前記内燃機関の回
    転数を制御するだけでは前記許容限界温度を越えるおそ
    れがあるならば前記発電電動機の目標電力を低くする請
    求項14〜23のいずれかに記載の駆動装置。
  25. 【請求項25】 入力軸と駆動軸との間で変速を行う自
    動変速機と、前記入力軸に接続される出力軸を備えた内
    燃機関と、前記入力軸に接続される回転軸を備えた発電
    電動機とを備える駆動装置であって、 前記発電電動機の温度が予め定められた許容限界温度を
    越えないよう前記発電電動機の温度に応じて前記内燃機
    関、前記発電電動機および前記自動変速機を複合制御す
    る運転制御手段を備える駆動装置。
  26. 【請求項26】 入力軸と駆動軸との間で変速を行う自
    動変速機と、前記入力軸に接続される出力軸を備えた内
    燃機関と、前記入力軸に接続される回転軸を備えた発電
    電動機とを備える駆動装置であって、 前記発電電動機の温度に応じて前記内燃機関、前記発電
    電動機および前記自動変速機を複合制御する運転制御手
    段を備える駆動装置。
  27. 【請求項27】 前記自動変速機は無段変速機である請
    求項1〜26のいずれかに記載の駆動装置。
  28. 【請求項28】 前記内燃機関の出力軸および前記発電
    電動機の回転軸は、それぞれ遊星歯車機構を介して前記
    自動変速機の入力軸に対して滑りを伴わない機械的な接
    続が可能となるように構成されている請求項1〜27の
    いずれかに記載の駆動装置。
  29. 【請求項29】 入力軸と駆動軸との間で変速を行う自
    動変速機と、前記入力軸に接続される出力軸を備えた内
    燃機関と、前記入力軸に接続される回転軸を備えた発電
    電動機とを備える駆動装置の運転制御方法であって、 前記駆動軸が目標駆動状態となり前記発電電動機が目標
    作動状態となるよう前記内燃機関、前記発電電動機およ
    び前記自動変速機を制御しつつ、前記発電電動機の温度
    が予め定められた許容限界温度を越えないよう前記発電
    電動機の温度に応じて前記自動変速機の変速比を制御す
    る駆動装置の運転制御方法。
  30. 【請求項30】 入力軸と駆動軸との間で変速を行う自
    動変速機と、前記入力軸に接続される出力軸を備えた内
    燃機関と、前記入力軸に接続される回転軸を備えた発電
    電動機とを備える駆動装置の運転制御方法であって、 前記自動変速機の入力軸を前記内燃機関の出力軸および
    前記発電電動機の回転軸から切り離した状態で前記内燃
    機関の出力軸と前記発電電動機の回転軸とを動力伝達可
    能に接続すると共に前記入力軸の回転を停止させている
    ときに、前記発電電動機の温度が予め定められた許容限
    界温度を越えないよう前記発電電動機の温度に応じて前
    記内燃機関の回転数を制御する駆動装置の運転制御方
    法。
  31. 【請求項31】 入力軸と駆動軸との間で変速を行う自
    動変速機と、前記入力軸に接続される出力軸を備えた内
    燃機関と、前記入力軸に接続される回転軸を備えた発電
    電動機とを備える駆動装置の運転制御方法であって、 前記自動変速機の入力軸を前記内燃機関の出力軸および
    前記発電電動機の回転軸から切り離した状態で前記内燃
    機関の出力軸と前記発電電動機の回転軸とを動力伝達可
    能に接続すると共に前記駆動軸を非駆動状態としている
    ときに、前記発電電動機の温度が予め定められた許容限
    界温度を越えないよう前記発電電動機の温度に応じて前
    記内燃機関の回転数を制御する駆動装置の運転制御方
    法。
  32. 【請求項32】 入力軸と駆動軸との間で変速を行う自
    動変速機と、前記入力軸に接続される出力軸を備えた内
    燃機関と、前記入力軸に接続される回転軸を備えた発電
    電動機とを備える駆動装置の運転制御方法であって、 前記発電電動機の温度が予め定められた許容限界温度を
    越えないよう前記発電電動機の温度に応じて前記内燃機
    関、前記発電電動機および前記自動変速機を複合制御す
    る駆動装置の運転制御方法。
  33. 【請求項33】 入力軸と駆動軸との間で変速を行う自
    動変速機と、前記入力軸に接続される出力軸を備えた内
    燃機関と、前記入力軸に接続される回転軸を備えた発電
    電動機とを備える駆動装置の運転制御方法であって、 前記発電電動機の温度に応じて前記内燃機関、前記発電
    電動機および前記自動変速機を複合制御する駆動装置の
    運転制御方法。
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US8036798B2 (en) 2005-06-14 2011-10-11 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Controller of driver for vehicle
KR101519003B1 (ko) 2013-08-28 2015-05-13 화남전자 주식회사 건설 장비의 엔진 회전수 제어장치의 과열 방지 구조
JP2017030668A (ja) * 2015-08-05 2017-02-09 トヨタ自動車株式会社 ハイブリッド自動車
KR101855784B1 (ko) 2016-11-09 2018-05-09 현대자동차 주식회사 차량용 모터 제어 장치 및 방법

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