JP2002335419A - テレビジョン表示装置 - Google Patents

テレビジョン表示装置

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JP2002335419A
JP2002335419A JP2002121043A JP2002121043A JP2002335419A JP 2002335419 A JP2002335419 A JP 2002335419A JP 2002121043 A JP2002121043 A JP 2002121043A JP 2002121043 A JP2002121043 A JP 2002121043A JP 2002335419 A JP2002335419 A JP 2002335419A
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transistor
amplifier
video signal
noise
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JP2002121043A
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Mark R Anderson
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Thomson Consumer Electronics Inc
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N3/00Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages
    • H04N3/10Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical
    • H04N3/30Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical otherwise than with constant velocity or otherwise than in pattern formed by unidirectional, straight, substantially horizontal or vertical lines
    • H04N3/32Velocity varied in dependence upon picture information

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  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Details Of Television Scanning (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、テレビジョン受像機において、O
SD発生機の動作中に生じる妨害作用を除去し、SVM
によるアーティファクトの発生を大幅に低減させること
を目的とする。 【解決手段】 本発明によれば、クリッピングレベルが
可変である制御可能な増幅器を具備した走査速度変調手
段が設けられる。ノイズ除去(ノイズコアリング)手段
は、クリッピングレベルが変化しても変わらないレベル
で駆動段(ドライバ段)におけるノイズ(ノイズの中心
部分)を除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、表示装置におけ
る画像の鮮鋭度を改善するために使用される電子ビーム
の走査速度変調(SVM)システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】電子ビーム強度を制御するビデオ信号の
導関数に従って電子ビームの走査速度を変調することに
よって、画像解像度を改善し得ることは良く知られてい
る。そのビデオ信号は、ルミナンス信号として周知の信
号で、そのルミナンス信号の導関数を使ってビームの走
査速度変調(SVM)を行うのである。ビームの走査速
度変調を行うと、カラー映像管を使用するカラー・テレ
ビジョン・システムの画像の鮮鋭度が改善される。
【0003】多くの最新式のカラー・テレビジョン受像
機は、また付加ビデオ信号源を持っている。その様な付
加ビデオ信号源の一例は、一般にオンスクリーンディス
プレイ(OSD)発生機と呼ばれるものである。このO
SD発生機の機能は、視聴者が普通のテレビジョン番組
を観ているときに、付加表示情報を供給することであ
る。すなわち、OSD発生機は、テレビジョンのスクリ
ーン上に表示するために、時刻、チャンネル番号、その
他種々の制御情報などを供給する。
【0004】OSD表示を行う場合、OSD情報は普通
の画像情報と一緒に表示される。たとえば、図2に示し
た様に、テレビジョン・スクリーンには“MUTE”な
る語が表示される。この語の表示はOSD発生機によっ
て発生されるものである。この表示は、視聴者に対し
て、テレビジョン画像に付帯している音声が消されてい
ることを示している。
【0005】テレビジョン画像に重畳されるこの種の図
形(グラフィカル)データを発生する技法は周知であ
る。その様な技法は、テレビジョン(走査)線をカウン
トして適正なピクセル位置に、時刻、チャンネル番号、
“CONTRAST”、“COLOR”、“MUTE”
などの語やその他の情報を表示するための適切な図形を
挿入するOSD発生機を使用するものである。オンスク
リーン表示およびそれに伴ってOSD発生機を使用する
場合は、そのテレビジョン受像機で処理されている通常
のビデオ信号の代わりに異なったビデオ信号すなわち映
像管駆動を必要とする。この様にして、観察中の画像の
上に適切な情報を重ねることができる。
【0006】オンスクリーン表示発生機のような付加ビ
デオ信号源を有するテレビジョン受像機では、走査速度
変調に関連して或る問題が発生することがある。周知の
ように、SVM装置は、主ビデオ信号源から供給される
ルミナンス情報を微分した信号に応じて水平ビーム走査
速度を変調するように動作する。この変調は、主ルミナ
ンス信号のOSD消去と文字信号の挿入に先行して行な
われる。この構成では、映像管すなわち表示装置へのO
SD信号路がSVM装置をバイパスする。
【0007】そのために、主ルミナンス信号の消去され
た部分を表すゴースト像が、挿入したOSD文字情報の
近くまたは背後でテレビジョン・スクリーン上に表れ
る。水平走査は、微分されたルミナンス信号に従って、
たとえばルミナンス端縁部に従って、SVMコイルによ
り変調されているので、OSD表示装置で発生した文字
の背後のゴースト像は、主ルミナンス信号の消去された
部分に含まれている画像の輪郭として現れる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上の様な状況からし
て、テレビジョン受像機において、OSD発生機の動作
中、上記した妨害作用を除きかつSVMによるアーティ
ファクトの発生を大幅に低減させることが、要望されて
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明においては、走
査変調回路が、第1のビデオ信号のビデオ成分に応じ
て、表示装置に表示される画像を変調する。付加ビデオ
信号が選択されると、付加ビデオ信号源はその画像情報
を表示装置上に表示する。しかし、走査変調回路の動作
は上記の選択に応じて変調される。
【0010】本発明の第1の局面によれば、クリッピン
グレベルが可変である制御可能な増幅器を具備した走査
速度変調手段が設けられる。ノイズ除去(ノイズコアリ
ング)手段は、クリッピングレベルが変化しても変わら
ないレベルで駆動段(ドライバ段)におけるノイズ(ノ
イズの中心部分)を除去する。
【0011】本発明の他の局面によれば、走査速度変調
装置は、エミッタ電極側で互いに差動的に接続された第
1のトランジスタ及び第2のトランジスタを含む差動増
幅器を有する。可変電流源は、差動増幅器のクリッピン
グレベルを制御するためエミッタ電極に接続される。ノ
イズ除去手段は、差動増幅器と走査速度変調手段との間
で、振幅制限された信号のノイズを除去する。ノイズ除
去のレベルは、クリッピングレベルの変化によって実質
的に影響されない。
【0012】本発明の更なる局面によれば、走査変調回
路は、電流源を含む差動増幅器を有する。スイッチは、
付加ビデオ信号源が選択されたときに、電流源の通常動
作を禁止する。
【0013】請求項1に係る発明は、走査速度変調手段
(26)を含む画像表示装置(21)と、上記画像表示
装置に表示される画像情報を有するビデオ信号(YS)
の信号源(12)と、上記信号源に接続され、制御入力
(トランジスタ65のベース)での信号に応じてクリッ
ピングレベルを変化させることができる制御可能な増幅
器(32)と、上記制御可能な増幅器においてクリッピ
ングが行なわれるレベルを変化させるため、上記制御入
力へ供給される制御信号を生成する手段(19又は11
8)と、上記制御可能な増幅器に接続された駆動段(3
3)と、上記駆動段及び上記走査速度変調手段に接続さ
れた出力増幅器(34)と、上記制御可能な増幅器及び
上記駆動段に接続され、上記クリッピングレベルの変化
によって変化しないレベルで上記駆動段におけるノイズ
除去を行なうノイズ除去手段(81,82)と、が設け
られている装置である。
【0014】さらに、請求項2に係る発明によれば、上
記制御可能な増幅器は、上記制御信号に応答する可変電
流源(18)を含む。
【0015】さらに、請求項3に係る発明によれば、上
記制御可能な増幅器の利得は上記可変電流源が変化して
も変わらないようにされている。
【0016】さらに、請求項4に係る発明によれば、上
記制御信号を生成する手段は、OSD発生機40からの
付加ビデオ信号に応答する。
【0017】さらに、請求項5に係る発明によれば、上
記制御信号を生成する手段は、上記出力増幅器で抵抗1
16から消費された電力に応答する。
【0018】さらに、請求項6に係る発明によれば、上
記ノイズ除去手段は、上記駆動段における第1のトラン
ジスタ(85)のベース及び第2のトランジスタ(8
8)のベースに接続された低インピーダンス分圧器を含
む。
【0019】さらに、請求項7に係る発明によれば、上
記低インピーダンス分圧器は、電圧オフセット用の半導
体素子(81)を含む。
【0020】さらに、請求項8に係る発明によれば、上
記半導体素子はダイオード(81)により構成される。
【0021】さらに、請求項9に係る発明によれば、上
記ノイズ除去手段に接続され、上記制御可能な増幅器の
クリッピングされた出力を受ける低出力インピーダンス
バッファ段(80)が設けられている。
【0022】さらに、請求項10に係る発明によれば、
上記低出力インピーダンスバッファ段は、エミッタホロ
ワ・トランジスタ(80)により構成される。
【0023】さらに、請求項11に係る発明は、ビデオ
信号(YS)の信号源(12)と、上記ビデオ信号の周
波数を表わす入力信号をトランジスタ51のベースに生
成する手段(31)と、上記入力信号に応答し、エミッ
タ電極側で互いに差動的に接続された第1のトランジス
タ(51)及び第2のトランジスタ(52)を具備し、
トランジスタ52のコレクタにピーク・ピーク振幅制限
された周波数を表わす信号を生ずる差動増幅器(32)
と、上記ピーク・ピーク振幅制限された周波数を表わす
信号に応答し、映像管の電子ビームの走査速度を変調す
る走査速度変調手段(26)にエネルギーを加える出力
増幅器(34)と、上記差動増幅器と上記走査変調速度
手段の間で駆動段(33)に設けられ、上記ピーク・ピ
ーク振幅制限された周波数を表わす信号のノイズを除去
するノイズ除去手段(81,82)と、上記エミッタ電
極に接続され、上記ピーク・ピーク振幅制限された周波
数を表わす信号のノイズが除去されるレベルに影響を与
えることなく、上記差動増幅器のクリッピングレベルを
制御する可変電流源(18)と、を有する走査速度変調
装置である。
【0024】請求項12に係る発明は、画像表示装置
(21)と、選択されたときに画像情報が上記画像表示
装置に表示される第1のビデオ信号(YS)の信号源
(12)と、上記第1のビデオ信号に応答する差動増幅
器(32)を含み、上記第1のビデオ信号のビデオ内容
に従って上記画像表示装置の走査速度を変更する走査速
度変調回路(35)と、選択されたときに上記画像表示
装置に表示される画像情報を含む付加ビデオ信号の信号
源(40)と、上記付加ビデオ信号の信号源が選択され
るのに応答し、上記差動増幅器の電流源(18)に接続
され、上記付加ビデオ信号の信号源が選択されたときに
上記電流源の通常の動作を禁止するスイッチ(133,
136)と、を有する装置である。
【0025】
【発明の実施の形態】図1のカラー・テレビジョン受像
機10においてアンテナ11は通常の形でチューナ12
に結合されている。チューナ12の出力はIF段13に
印加され、IF段13の出力はくし形フィルタ14の入
力に供給される。フィルタ14は、2つの出力を有し、
その一方をルミナンス信号処理のためにルミナンス処理
器15の入力に供給し、他方の出力をクロマ復調器16
に供給する。ルミナンス処理器15は、IF段13の出
力に発生する合成カラービデオ信号に含まれているルミ
ナンス信号に応答する一般的な回路である。クロマ復調
器16は、R−YおよびB−Y信号という様な色差信号
を供給する。
【0026】ルミナンス処理器15の出力から得られる
ルミナンス信号Yおよびクロマ復調器16の出力からの
色差信号は、段17に供給される。段17はRGBマト
リクスおよびOSD挿入段として構成されている。段1
7は、色差信号とルミナンス信号を受入れ、1つのモー
ドでは厳密にRGBマトリクスとして働く。このモード
では、このマトリクスは、色差信号とルミナンス信号と
を通常の通りに処理して、赤(R)、緑(G)および青
(B)信号を生成する。このR、G、B信号は、映像管
駆動回路20に供給される。この駆動回路は、普通のカ
ラー・テレビジョン受像機に具えられたカラー映像管2
1を駆動する。
【0027】映像管21のネック部には、水平および垂
直の両偏向巻線を有する主偏向ヨーク23が配設されて
いる。上記各巻線は、水平偏向回路および垂直偏向回路
(共に図示省略)からそれぞれ給電付勢されて、映像管
21の観察スクリーンに走査線ラスタを描かせる。映像
管中の各ビームには、走査速度変調を与えるように働く
補助偏向コイル、すなわち、走査速度変調(SVM)コ
イル26によって追加偏向が与えられる。SVMコイル
26は単一コイルでも、複数巻線を有するコイルでもよ
い。何れにしろ、磁気偏向の代わりに静電偏向を利用す
る偏向板など他の手段により、走査速度変調を行うこと
もできる。SVMコイル26の付勢は、後述する走査速
度変調段35によって行われる。
【0028】ルミナンス・ビデオ信号YSはルミナンス
処理器15により発生し、マトリクス段17に印加され
る広帯域ルミナンス信号Yを表している。ルミナンス・
ビデオ信号YSはSVM段35の入力バッファ増幅器3
0に供給される。増幅器30の出力は微分回路31の入
力に供給され、そこでこの増幅されたビデオ信号は微分
処理される。微分されたこのビデオ信号は次にリミッタ
すなわち振幅制限増幅器32の入力に供給される。この
リミッタは、通常動作に関して正負両方向で、この微分
されたビデオ信号の振れ(エクスカージョン)を制限す
るように働く。
【0029】振幅制限増幅器32の出力は、たとえばノ
イズ除去(コアリング)を行うという様に、更に信号を
処理する駆動増幅器33の入力に印加される。駆動増幅
器33の出力は、出力電力増幅器34の入力へ結合さ
れ、その出力電力増幅器34への入力電圧が出力電流に
変換される。この電流は、上記微分されたビデオ信号の
大きさに比例するもので、SVMコイル26の駆動に使
用される。
【0030】SVM段35は、段15、17および20
によって処理されているルミナンス信号の遅延と整合す
るような信号遅延特性を持っている。こうして、表示画
像の正しくタイミングの合った端縁改善を行うことがで
きる。
【0031】前述したように多くの最新式のテレビジョ
ン受像機はOSD動作をすることができる。OSD動作
のために、その様な受像機はOSD発生機40を持って
いる。OSD発生機は、水平線カウンタを備えていて、
垂直同期信号に応答して、テキストや図形が映像管スク
リーンに表示されている画像の上に選択的に重畳される
ようにする。このOSD情報を重畳させるために、OS
D発生機40の出力は信号線40bを介してRGBマト
リクスとOSD挿入段17に結合されている。この信号
線上の切換信号によって、RGBマトリクス段17は原
画像情報駆動信号を消して代わりにOSD文字駆動信号
を出力する。
【0032】SVM段35は、主信号源からのルミナン
ス信号の微分成分と共に動作し、従ってまた映像管21
に印加されている信号が一部OSD発生機40のような
付加信号源から取り出されるものであっても動作する。
OSD発生機の動作中、映像管すなわち表示装置へのO
SD信号路はSVM回路をバイパスする。これによっ
て、前述した望ましくない可視的なアーティファクトが
テレビジョン・スクリーンに現れる。
【0033】OSD発生機とSVM動作の間の上記干渉
作用の性質を更に理解するために、OSD発生機が語
“MUTE”を生成するように働く、代表的なテレビジ
ョン・シーン36を示している図2を参照して説明す
る。この語“MUTE”は、参照数字38で表されるよ
うに任意形式の図形フォーマットでスクリーン上に現れ
る。語“MUTE”は、所定数の選ばれた水平線37の
間OSD発生機によって発生させられるものであるか
ら、スクリーン上の任意の場所に任意の大きさまたは形
で表示することが可能である。シーン36のゴースト像
が、この語“MUTE”の表示の背後にまたは近くに現
れることがある。それは、SVM段35が、発生した文
字情報に応答するのではなく、消去したルミナンス情報
に応答するからである。
【0034】上記の作用を除くため、この発明の一態様
に従って、OSD文字発生期間中、または付加ビデオ信
号源による画像表示期間の間、SVM段35はその通常
の動作を選択的に禁止される。図1に示すように、OS
D発生機40からの出力信号線40CはSVM段35に
結合されていて、OSD発生の期間中SVM動作を変更
して、OSD動作期間中にアーティファクトが現れるこ
とを大幅に減少させる。
【0035】SVM段35の詳細が表わされた図1の回
路の一部が図3に示されている。図3において、ルミナ
ンス・ビデオ信号YSは、抵抗41を介して、共通ベー
ス形式に接続されたトランジスタ42のエミッタ電極に
供給される。この共通ベース接続トランジスタに対する
ベースバイアスは、動作電源+VAとアースとの間に接
続された抵抗43および44から成る分圧器によって与
えられる。トランジスタ42のベース電極とアース間に
はバイパス・キャパシタ45が結合されている。
【0036】トランジスタ42のコレクタ電極は、負荷
抵抗46を通して動作電源+VAに接続されている。ト
ランジスタ42のコレクタ電極は、エミッタホロワ構成
のトランジスタ48のベース電極にも結合されている。
トランジスタ48のコレクタ電極は動作電源+VAに結
合され、エミッタ電極は抵抗49を介して接地されてい
る。このエミッタ電極は、また、キャパシタ50を介し
てトランジスタ51のベース電極にもAC結合されてい
る。トランジスタ51は図1の差動振幅制限増幅器32
の一部をなしている。
【0037】トランジスタ51のベースは、インダクタ
54とキャパシタ55の並列回路より成るタンク回路に
結合されている。このタンク回路は、微分器31の動作
について微分器の特性を補償するように平坦な遅延特性
を呈し、それによって高周波動作に関して微分出力を直
線化する。微分器31はキャパシタ55と抵抗53で構
成されている。抵抗53は、タンク回路の端子のうちト
ランジスタ51のベースから遠い方の端子に一方の端子
を接続され、他方の端子を抵抗71、72及び73から
成る分圧器の抵抗71と72の接続点に接続されてい
る。この分圧器は差動振幅制限増幅器32のバイアス点
を設定している。
【0038】差動振幅制限増幅器32はトランジスタ5
1と52を含む。トランジスタ51は、コレクタ電極を
動作電源+VAに直接結合し、エミッタ電極を可制御電
流源18のトランジスタ65のコレクタ電極に抵抗62
を通じて結合している。トランジスタ65のエミッタ電
極は抵抗66を介してアースに結合されている。同様
に、トランジスタ52のエミッタ電極は、抵抗63を介
して、定電流源トランジスタ65のコレクタ電極に結合
されている。抵抗62と63はその抵抗値が等しい。
【0039】抵抗62及び63は、振幅制限増幅器32
の利得を低下させ、振幅制限増幅器32の利得を決める
効果を奏する。たとえば、抵抗62及び63の値が増加
すると共に、振幅制限増幅器32の利得は減少する。
【0040】トランジスタ52のコレクタ電極は、コレ
クタ負荷抵抗68を介して動作電源+VAに結合されて
いて、この振幅制限増幅器32の出力を生成する。トラ
ンジスタ52のベース電極は、抵抗60を介して、抵抗
71と72の接続点に結合され、また高周波数信号成分
のバイパスとして働くキャパシタ61を介して接地され
ている。トランジスタ51のDCバイアスは、抵抗53
の接続を介して与えられている。抵抗60と53は、大
きさが等しく、トランジスタ51と52に同じ大きさの
DCバイアスを与え得るようになっている。
【0041】トランジスタ51のベース電圧が増加する
と共に、トランジスタの導通が良くなる。トランジスタ
65の電流は変化しないので、トランジスタ52の電流
は減少する。トランジスタ51の最大の導通はトランジ
スタ52がカットオフされたときに生ずる。トランジス
タ51のベース電圧が更に増加しても、トランジスタ5
2のコレクタ電圧はそれ以上減少しない。従って、出力
はトランジスタ65の導通によって決められるレベルに
クリップされる。振幅制限増幅器32の利得は、固定抵
抗である抵抗62及び63によって決められるので、振
幅制限増幅器32の利得がクリッピングレベルと一緒に
変化しない点が有利である。
【0042】トランジスタ51のベース電圧が減少する
と共に、トランジスタ52の導通は電流源18のトラン
ジスタ65を通る電流の限界値まで増加する。トランジ
スタ51のベース電圧が更に減少してもトランジスタ5
2のコレクタ電圧はこれ以上増加しないので、出力はク
リップ(制限)される。
【0043】従って、トランジスタ52のコレクタの信
号は、ピーク・ピーク制限された信号を与えるため正と
負の両方向でクリップされ、そのクリッピングレベルは
電流源トランジスタ65の導通のレベルによって制御さ
れることが分かる。
【0044】電流源トランジスタ65のベース電極は、
分圧抵抗72と73の接続点に結合されると共に、制御
トランジスタ118のコレクタ電極にも結合されて振幅
制限増幅器32を流れる電流を制御するようになってい
る。この制御器118は、後記するように、振幅制限増
幅器32のピーク・ピーク出力信号を変化させると共
に、ダブルエンデッド制限作用を与える。
【0045】トランジスタ52のコレクタ電極はエミッ
タホロワ又はバッファトランジスタ80のベース電極に
直接結合されている。トランジスタ80のコレクタ電極
は動作電源+VBに結合され、出力エミッタ電源は駆動
段33に結合されている。
【0046】バッファ増幅器80は、振幅制限増幅器3
2と駆動段33の間に挿入される。このようなアイソレ
ーションバッファを信号処理パスのこの部分に設けるこ
とによって重要な効果が得られる。このようなバッファ
は、振幅制限(クリップ)された信号の雑音レベルが増
加するときに、信号・ノイズ比(SN比)の望ましくな
い変化を阻止する。振幅制限増幅器32は、駆動段33
のノイズ除去手段の低入力インピーダンス(抵抗82の
抵抗値220Ωと、ダイオード81の抵抗値との合計)
と比較すると、1KΩ(抵抗68)の高出力インピーダ
ンスを有する点に注意する必要がある。このようなバッ
ファ増幅器80を用いない場合、ノイズが増加するの
で、ノイズに対し付加的なレベルの信号を取り除くとい
う望ましくない結果を生じる可能性がある。バッファ8
0を用いることにより、ノイズが増加した場合でも、ノ
イズ除去(コアリング)のレベルが維持される。エミッ
タホロワ・トランジスタ80の低出力インピーダンス
は、入力信号の駆動レベルが変化しても正確なコアリン
グレベルを実現するために、ダイオード81を適切にバ
イアスすることが可能である。
【0047】駆動段33は、相補型トランジスタ85と
88を含み、トランジスタ85のベースはトランジスタ
80のエミッタに直結し、トランジスタ88のベースは
ダイオード81を介してトランジスタ80のエミッタに
結合している。ダイオード81は駆動トランジスタ85
と駆動トランジスタ88のベース間に直結されている。
トランジスタ85のエミッタとトランジスタ88のエミ
ッタの間には抵抗87が結合され、トランジスタ88の
ベースとアース間には抵抗82が結合されている。トラ
ンジスタ85と88はB級増幅器を形成して、出力段3
4を駆動するように働く。バッファ80のエミッタでの
入力信号の値には、抵抗85と抵抗88のどちらも導通
しない値の範囲が存在するので、このB級増幅器は、ま
た、低レベルのノイズコアリング作用も行う。
【0048】抵抗62及び63の値の変化は、増幅器3
2の利得を変化させると共に、駆動増幅器33によるノ
イズ除去に影響を与える。例えば、増幅器32の利得の
減少は、ノイズ除去される信号の量を増加させ、即ち、
増幅器32の利得の減少は駆動増幅器33に供給される
信号のレベルを減少させるので、より多くの低レベルノ
イズが除去される。さらに、抵抗62及び63の値は固
定であるので、増幅器32の利得は固定であり、ノイズ
除去される信号のレベルも固定である。したがって、電
流源トランジスタ65の導通レベルがクリッピングレベ
ルを変化させるように変えられるとき、ノイズ除去の量
は、このような変化によって実質的に変更されない。ク
リッピングレベルの設定値は、ノイズ除去のレベルとは
独立している。
【0049】B級駆動段35中のトランジスタ85及び
88のエミッタ電極は、それぞれ、出力段34の相補型
トランジスタ111及び113の各ベース電極にAC結
合されている。このAC結合を行うため、トランジスタ
85と88の両エミッタ電極は、それぞれ、キャパシタ
91および92と直列接続された各抵抗89と90を介
して、上記トランジスタ111及び113の各ベース電
極に接続されている。トランジスタ111のエミッタ電
極は抵抗110を介して動作電極+VCに結合されてい
る。抵抗122とキャパシタ121は電流制限作用と電
源濾波作用を行う。動作電源+VCは、たとえば、14
ボルトである+VB電圧電源よりも比較的高い値の、た
とえば135ボルトという値のDC電源である。これに
よって、出力増幅器段34はSVMコイル26に対して
高周波電流を供給することが可能となる。
【0050】トランジスタ111のコレクタ電極は、ト
ランジスタ113のコレクタ電極に結合されて、B級出
力段を形成している。この出力段の両トランジスタに対
するバイアスは、抵抗100、101、102および1
03から成る分圧器から得られる。トランジスタ113
のエミッタ電極は、抵抗114と電流サンプリング抵抗
116を介してアースに結合されている。抵抗116は
フィルタキャパシタ115によって分路されている。抵
抗116とキャパシタ115より成るRCフィルタの時
定数は水平線期間20乃至30個分程度である。
【0051】SVMコイル26の一方の端子はトランジ
スタ111と113のコレクタ同士の接続点に接続さ
れ、他方の端子は接地されたキャパシタ105に結合さ
れている。この様にして、SVMコイル26は出力段3
4にAC結合され、コイル中にDC電流が流れることは
ない。SVMコイルの両端間にはダンピング抵抗109
が結合されている。このSVMコイル26とキャパシタ
105の接続点を抵抗101と102の接続点に結合す
ることによって、DC安定化が行なわれる。
【0052】出力段34は、ルミナンス信号YSがかな
りの量の平均高周波数成分を含んでいるとき、この段で
過大電力消費が生じないようにするため、抵抗116に
よって形成される電流帰還系統を含む。出力段34を流
れるこの平均電流はサンプリング抵抗116を流れる。
抵抗116の両端間に生ずる濾波された電圧はこの出力
電流を表すもので、抵抗120を介してトランジスタ1
18のベース電極に結合されている。トランジスタ11
8のベース電極はキャパシタ117によってアースへバ
イパスされている。キャパシタ117の大きさは、不要
にトランジスタ118に結合される可能性のある高周波
数信号およびノイズを大幅に減衰させるように選ばれ
る。
【0053】トランジスタ118のコレクタ電極は、定
電流トランジスタ65のベース電極に相当する分圧抵抗
72と73の接続点に、抵抗119を介して結合されて
いる。たとえばビデオ信号YSの平均高周波数成分の増
加によって、出力段34を流れる電流が増加すると、ト
ランジスタ118の導通が増し、従ってトランジスタ6
5の電流が減少することになる。トランジスタ65の電
流の減少はピーク・ピーク出力応答の低下をもたらす。
その結果、出力段34の平均駆動電流が減少し、この出
力段における過大電力消費が防止される。
【0054】図1および図3のOSD発生機40は、O
SD文字発生期間中、1ライン毎に、マトリクス段17
にOSDブランキング・パルスを供給する。これらのブ
ランキング・パルスは、また、SVM禁止回路19にも
結合されて、OSD発生期間中、通常のSVM動作を選
択的に禁止する。
【0055】図3において、負方向のOSDブランキン
グ・パルス40aが、トランジスタ133のベース電極
に抵抗130を介して供給される。トランジスタ133
のベース電極とアース間には抵抗132が結合されてい
る。トランジスタ133のコレクタ電極はSVM禁止ト
ランジスタ136のベースに結合されている。トランジ
スタ136のDCベース・バイアスは抵抗134を介し
て動作電源+VAから得られる。トランジスタ136の
コレクタ電極は、抵抗135を介して定電流源トランジ
スタ65のベース電極に結合され、このトランジスタ6
5のベース電極は、また後で述べるように比較的大きな
値のキャパシタ137を介してアースに結合されてい
る。
【0056】OSD発生機40が与えられた水平線のブ
ロックにおいて文字発生を行うように動作する際には、
このOSD発生機はこれら水平線のブロックの各線期間
内に一連のブランキング・パルス40aを発生する。こ
れらのパルスは各線のOSD挿入点に相当する。ブラン
キング・パルス40aのうちのどれか一つが、そのパル
ス期間中にトランジスタ136をオン状態に切り換え
て、キャパシタ137を急速に放電し、トランジスタ6
5からのベース電流の流れを変える。これによって差動
増幅器32に対する電流源は、ターンオフされるか、若
しくは、その大きさが大幅に低減されることになる。そ
れはトランジスタ136のコレクタに直列接続された抵
抗135の値によって決まる。たとえば、電流源18の
大きさは、差動増幅器32のピーク・ピーク出力が通常
値から20db低下する点まで減少する。或る条件の下
では、6dbという少量の低下でさえも有効である。
【0057】禁止回路19が動作した結果、出力段34
に供給されるビデオ信号の量は、問題にする程度には満
たない。SVMコイル26はOSD動作期間中に実質的
に付勢状態とはならず、その結果、テレビジョン・スク
リーンにアーティファクトが現れることが防止される。
【0058】OSD発生が完了すると、その後はブラン
キング・パルス40aが発生されることは無く、禁止ト
ランジスタ136はターンオフされることになる。この
発明の別の特徴によれば、電流源トランジスタ65はト
ランジスタ136がターンオフされても即刻導通状態に
はならない。
【0059】その代わり、トランジスタ65は、放電さ
れたキャパシタ137がトランジスタ65のベース・エ
ミッタ接合を正常バイアス値まで順バイアスさせるレベ
ルに達するまで再充電されるのに要する時間に依存した
期間に亘って、遮断状態または遮断に近い状態を維持す
る。この再充電時間は、キャパシタ137と分圧抵抗7
1、72及び73によって決まるRC時定数と、動作電
源+VAの値及びトランジスタ65のベース電流回路の
パラメータとの関数である。キャパシタ137として、
比較的大きな値のキャパシタを選ぶことによって、たと
えば、水平線20本または30本分に等しい遅延を与え
ることができる。これによって、OSD発生の終了後、
通常のSVM動作が比較的ゆっくりと回復することにな
る。
【0060】通常のSVM動作へのこの比較的ゆっくり
とした回復動作は、種々の点から都合が良い。たとえ
ば、図2に示すように禁止回路19がSVM段35に接
続されていれば、電流源トランジスタ65が禁止状態と
なったとき差動増幅器32は禁止状態となる。するとト
ランジスタ52のコレクタ電極は+VA電圧レベルまで
引き上げられる。このレベルは、トランジスタ80と8
5の順次連続するベース・エミッタ接合により変換さ
れ、DC阻止キャパシタ91と92に結合され、それら
の充電レベルを変化させる。
【0061】電流源トランジスタ65は、OSD発生が
終了すると直ちに完全な導通状態になったと仮定する。
すると、差動増幅器32も直ちに動作状態となる。出力
増幅器段34に対する全ピーク・ピーク振幅SVM駆動
が即時に回復することになる。しかし、キャパシタ91
と92の充電レベルが変わっているので、不適正なDC
駆動レベルが上記出力増幅器に印加されることになり、
誤った、しかも不所望な電子ビームの走査速度変調を引
き起こす。この望ましくない変調は、全てAC駆動で行
われ、DC阻止キャパシタ91と92に正しい充電レベ
ルが得られるまで継続する。
【0062】上記した不所望なDC過渡状態は、キャパ
シタ91と92の値を、たとえば10分の1またはそれ
以上低減することによって避けることができる。しか
し、この方法によると、SVMパルスを構成する相異な
る成分周波数の伝播時間が等しくなくなるために、SV
Mパルス波形に不所望な変形をもたらすことになる。
【0063】電流源トランジスタ65のベース電極に結
合されたキャパシタ137を設けることによって、トラ
ンジスタ65の導通はOSD発生の終了に伴ってゆっく
りと増大する。トランジスタ52のコレクタ電極におけ
るピーク・ピークSVM駆動波形は、DC阻止キャパシ
タ91と92の正しい充電レベルの再設定な追随するよ
うな形で、通常の全振幅に向かってゆっくりと増大す
る。差動増幅器32のこのゆっくりしたターンオンによ
って、OSD表示の終了に伴って、ゆっくりしたターン
オンのない場合に生じ得るSVM過駆動状態を避けるこ
とができる。
【0064】次に図4を参照すると、(a)は、図1と
図3のコイル26を流通するSVM電流の包絡線波形を
垂直期間時間スケールで示している。(b)は映像管陰
極のうちの代表的な1つに印加される反転陰極電圧を、
上記(a)と同一スケールで示している。これら(a)
および(b)の波形で密に描かれた垂直線は信号の高周
波数成分を略示するものである。
【0065】図4の(b)における語“MUTE”は、
テレビジョン・スクリーンにこの語“MUTE”が現れ
る時の、ある垂直フィールドにおける期間を表してい
る。この期間における図4の(a)のSVM電流は零
(0)に減少する。この減少は比較的速く(急速オフ)
行われる。文字発生が終了した後は、SVM電流は比較
的ゆっくりと通常レベルに戻る(緩速オン)。キャパシ
タ137は、前述の様に、たとえば水平線20本または
30本分に等しいゆっくりとした回復時間を与える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるビーム走査速度変調を使用した
カラー・テレビジョン受像機のブロック回路図である。
【図2】図1に示した回路の動作説明に役立つビデオ表
示器を示す見取図である。
【図3】この発明を使用した図1のビーム走査速度変調
および禁止装置の詳細な回路図である。
【図4】(a)、(b)は共に図3に示された回路の動
作説明に役立つ波形を示す図である。
【符号の説明】
12 第1のビデオ信号の信号源 19 パルスに応答する手段 21 画像表示装置 35 走査変調回路 40 付加ビデオ信号源 137 遅延手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マーク ロバート アンダーソン アメリカ合衆国 インディアナ州 46234 インデイアナポリス ウエストリツジ・ ドライブ 8511 Fターム(参考) 5C025 AA28 BA09 CA02 CA09 5C068 AA11 HA05 LA11

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走査速度変調手段を含む画像表示装置
    と、 該画像表示装置に表示される画像情報を有するビデオ信
    号の信号源と、 該信号源に接続され、制御入力での信号に応じてクリッ
    ピングレベルを変化させることができる制御可能な増幅
    器と、 該制御可能な増幅器においてクリッピングが行なわれる
    レベルを変化させるため、該制御入力へ供給される制御
    信号を生成する手段と、 該制御可能な増幅器に接続された駆動段と、 該駆動段及び該走査速度変調手段に接続された出力増幅
    器と、 該制御可能な増幅器及び該駆動段に接続され、該クリッ
    ピングレベルの変化によって変化しないレベルで該駆動
    段におけるノイズ除去を行なうノイズ除去手段と、が設
    けられている装置。
  2. 【請求項2】 該制御可能な増幅器は、該制御信号に応
    答する可変電流源(18)を含む、請求項1記載の装
    置。
  3. 【請求項3】 該制御可能な増幅器の利得は該可変電流
    源が変化しても変わらないようにされている、請求項2
    記載の装置。
  4. 【請求項4】 該制御信号を生成する手段は付加ビデオ
    信号に応答する、請求項1記載の装置。
  5. 【請求項5】 該制御信号を生成する手段は、該出力増
    幅器で消費された電力に応答する、請求項4記載の装
    置。
  6. 【請求項6】 該ノイズ除去手段は、該駆動段における
    第1のトランジスタのベース及び第2のトランジスタの
    ベースに接続された低インピーダンス分圧器を含む、請
    求項1記載の装置。
  7. 【請求項7】 該低インピーダンス分圧器は、電圧オフ
    セット用の半導体素子を含む、請求項6記載の装置。
  8. 【請求項8】 該半導体素子はダイオードにより構成さ
    れる、請求項7記載の装置。
  9. 【請求項9】 該ノイズ除去手段に接続され、該制御可
    能な増幅器のクリッピングされた出力を受ける低出力イ
    ンピーダンスバッファ段が設けられている、請求項6記
    載の装置。
  10. 【請求項10】 該低出力インピーダンスバッファ段
    は、エミッタホロワ・トランジスタにより構成される、
    請求項9記載の装置。
  11. 【請求項11】 ビデオ信号の信号源と、 該ビデオ信号の周波数を表わす入力信号を生成する手段
    と、 該入力信号に応答し、エミッタ電極側で互いに差動的に
    接続された第1のトランジスタ及び第2のトランジスタ
    を具備し、ピーク・ピーク振幅制限された周波数を表わ
    す信号を生ずる差動増幅器と、 該ピーク・ピーク振幅制限された周波数を表わす信号に
    応答し、映像管の電子ビームの走査速度を変調する走査
    速度変調手段にエネルギーを加える出力増幅器と、 該差動増幅器と該走査変調速度手段の間で駆動段に設け
    られ、該ピーク・ピーク振幅制限された周波数を表わす
    信号のノイズを除去するノイズ除去手段と、 該エミッタ電極に接続され、該ピーク・ピーク振幅制限
    された周波数を表わす信号のノイズが除去されるレベル
    に影響を与えることなく、該差動増幅器のクリッピング
    レベルを制御する可変電流源と、を有する走査速度変調
    装置。
  12. 【請求項12】 画像表示装置と、 選択されたときに画像情報が該画像表示装置に表示され
    る第1のビデオ信号の信号源と、 該第1のビデオ信号に応答する差動増幅器を含み、該第
    1のビデオ信号のビデオ内容に従って該画像表示装置の
    走査速度を変更する走査速度変調回路と、 選択されたときに該画像表示装置に表示される画像情報
    を含む付加ビデオ信号の信号源と、 該付加ビデオ信号の信号源が選択されるのに応答し、該
    差動増幅器の電流源に接続され、該付加ビデオ信号の信
    号源が選択されたときに該電流源の通常の動作を禁止す
    るスイッチと、を有する装置。
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