JP2002333779A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002333779A
JP2002333779A JP2001139624A JP2001139624A JP2002333779A JP 2002333779 A JP2002333779 A JP 2002333779A JP 2001139624 A JP2001139624 A JP 2001139624A JP 2001139624 A JP2001139624 A JP 2001139624A JP 2002333779 A JP2002333779 A JP 2002333779A
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belt
roller
transfer belt
image
forming apparatus
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JP2001139624A
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Yasuo Yoda
寧雄 依田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベルト部材の寄りを防止し、さらに複数色画
像の画像ズレの抑制と、画像不良発生を防止可能な画像
形成装置を提供する。 【解決手段】 転写材を搬送する転写ベルト1と感光体
ドラムとの間に転写材を挟持して、感光体ドラム上の画
像を転写材上に転写する画像形成装置において、転写ベ
ルト1が幅方向端部の周方向にリブを有し、かつ転写ベ
ルト1が複数の張架ローラ1a,1bにより張架されて
おり、複数の張架ローラ1a,1bのうち、転写ベルト
1が接している部分の幅方向の長さが最大である張架ロ
ーラ1bが従動ローラであることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この装置は、特に複写機、プ
リンタ、ファックス等の画像形成装置、即ち電子写真・
静電記録等の適宜の画像形成プロセス手段により形成し
たトナー画像を、記録材面に転写する画像形成装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の電子写真画像形成装置の概
略断面図である。図8に示す装置は像担持体として第1
色目がイエロー、第2色目がマゼンタ、第3色目がシア
ン、第4色目がブラックの、それぞれの色トナーに対応
した感光体ドラム11a〜11dを有しており、転写ベルト
1は上記各感光体ドラム11a〜11dにそれぞれの転写部
で接触している。
【0003】また、感光体ドラム11a〜11dのそれぞれ
隣接した転写部の間隔は94.2mm(=30×π、30mmは感光
体ドラム11a〜11dの外径と、転写ベルト1が駆動ロー
ラ1aに巻き付いている状態での転写ベルト1表面外径
に等しい)としている。
【0004】転写ベルト1としては、体積抵抗率で106
〜1014Ω・cmのものが好ましく、 ウレタン系樹脂、フッ
素系樹脂、ナイロン系樹脂、ポリイミド樹脂や、シリコ
ーンゴムやヒドリンゴム等の弾性材料、またこれらにカ
ーボンや導電粉体を分散させ抵抗調整を行った材料等を
用いることができる。
【0005】本例ではポリイミドにカーボンを分散させ
て体積抵抗率を109Ω・cmに調整した厚み0.1mmの単層の
無端状ベルトを転写ベルト1としている。
【0006】転写ベルト1は図8にあるように、転写ベ
ルト1に内包される駆動ローラ1a、支持ローラ1bの
いずれも外径29.8mmの2本のローラに懸架されている。
【0007】転写ベルト1の張力としては材質にもよる
が、伸び率が1%以内になるように設定して、転写ベル
ト1の破断や永久歪みが発生しないようにするのが望ま
しく、本例では150Nの荷重がかかるように設定してあ
る。
【0008】図9に示すように、転写ベルト1の幅方向
(回転方向と直交する方向)両端部の周方向に環状のリ
ブ1ribが設けられており、このリブ1ribの内側面が駆
動ローラ1a及び支持ローラ1bの両端部と接触するこ
とで、転写ベルトの寄りが規制される。
【0009】転写ベルト1の幅L1は326mm、リブ1rib
の幅L2は5mm、駆動ローラ1aの幅方向(ローラの軸
方向)の長さL1aは314mm、支持ローラ1bの幅L1bは3
14mmである。
【0010】各転写部には中抵抗(体積抵抗率104〜107
Ω・cm)の弾性材を芯金に被覆した転写ローラ15a〜15
dが、転写ベルト1を挟んで感光体ドラム11a〜11dと
対向して配置してある。
【0011】また、吸着ローラ2が転写ベルト1を挟ん
で支持ローラ1bと対向して設置してある。
【0012】次に本装置の画像形成過程とともに動作を
説明する。感光体ドラム11aは矢印方向に所定のプロセ
ススピード(ここでは0.117m/s)で回転し、一次帯電器
12aにより一様に帯電され、ホストコンピュータより送
られた画像情報信号により変調されたスキャナー13aか
らのレーザー光で、静電潜像を作成される。
【0013】レーザー光の強度及び照射スポット径は画
像形成装置の解像度及び所望の画像濃度によって適正に
設定されており、感光体ドラム11a上の静電潜像はレー
ザー光が照射された部分は明部電位VL(−150V)に、
レーザー光が未照射の部分は一次帯電器12aで帯電され
た暗部電位VD(−550V)に保持されることによって形
成する。
【0014】静電潜像は感光体ドラム11aの回転によ
り、現像器14aとの対向部に達し、同一極性(本例では
マイナス極性)に帯電されたトナーが、不図示の現像バ
イアス源による現像電界の作用により、供給されて顕像
化される。
【0015】本件における現像バイアスは、直流成分:
−400V、交流成分:1.5kVpp、3kHz、波形:矩
形、からなる、直流電圧に交流電圧を重畳したバイアス
である。
【0016】フルカラー画像形成においては各色に対応
した感光体ドラム11a〜11dについて同様にトナー像が
形成される。
【0017】次に不図示の給紙手段より記録材Pが1枚
取り出され、転写ベルト1を介して支持ローラ1bに当
接している吸着ローラ2と転写ベルト1のニップ域に挿
通されて、記録材Pは転写ベルト1に吸着する。吸着ロ
ーラ2の幅L2は310mmである。
【0018】この時、吸着ローラ2には吸着バイアス電
源4よりバイアス(ここでは+20uA)が印加されてい
るため、記録材Pは転写ベルト1に吸着する。
【0019】転写ベルト1に吸着した状態で、記録材P
は各転写ニップに挿通される。転写ベルト1は、矢印方
向に不図示の駆動装置により駆動ローラ1aが駆動さ
れ、各感光体ドラム11a〜11dと所定のプロセススピー
ド(ここでは0.117m/s)で同期回転している。
【0020】転写ベルト1と感光体ドラム11a〜11dの
形成する各転写ニップでは、転写ベルト1の背面に接し
ている転写ローラ15a〜15dに印加されるトナーと逆極
性のバイアス(ここでは+20uA)によって、転写ニッ
プ域に形成された電界によりトナー像は記録材Pに転写
される。
【0021】一方トナー像の転写を終えた感光体ドラム
11a〜11dの表面は、ドラムクリーニング装置16a〜16
dにより転写残トナーなどを除去されることで清浄化さ
れ、次の画像形成工程に備える。
【0022】転写ベルト1が感光体ドラム11a〜11dと
の4カ所の転写ニップを通過した段階で、4色のフルカ
ラー画像が記録材P上に転写され、転写工程は完了す
る。
【0023】その後、記録材Pは駆動ローラ1a部で転
写ベルト1から剥がれて、定着装置5に到達し、加熱・
加圧されて永久定着像が得られる。
【0024】記録材Pが剥離した後の転写ベルト1の表
面は、転写ベルト1を介して支持ローラ1bに当接され
ているウレタンゴムからなるクリーニングブレード6に
よって、付着しているトナーや紙粉がクリーニングされ
る。クリーニングブレード6の幅L3は310mmである。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】上述した転写ベルトを
用いた画像形成装置では、以下のような問題が発生する
ことが知られている。
【0026】複数の張架ローラに張架されて回転される
転写ベルトは、転写ベルト寸法の歪みや複数の張架ロー
ラ・アライメントのズレ等により、張架ローラの幅方向
に寄りが生じる。この転写ベルトの寄りは、転写ベルト
により搬送される記録材の寄りにつながり、記録材上に
順次転写される4色の複数色画像の画像ズレとなって現
れる。
【0027】一般に、この転写ベルトの寄りを防止する
ために、図9に挙げた、リブ1ribによる寄り規制の手
法が採られる。このリブ1ribによる寄り規制は、転写
ベルト端部の周方向に環状のリブ1ribを設けて、この
リブ1ribの内側面が張架ローラの両端部と接触するこ
とで、転写ベルトの寄りが規制される手法である。
【0028】しかし、このリブ1ribによる転写ベルト
の寄り規制は、駆動ローラにおいてもリブ規制がなされ
るため、駆動ローラ端部とリブ1ribとがほぼ常時接触
した状態で転写ベルトは搬送されている。このため、僅
かに生じる転写ベルトの蛇行により、駆動ローラ端部と
リブ1ribとの接触状態が変わり、転写ベルトと駆動ロ
ーラ間の摩擦力が変動することで、この摩擦力の変動に
より転写ベルトの搬送速度が変動し、複数色画像の画像
ズレが発生する。
【0029】また、クリーナや帯電ローラなどの当接部
材が設置されている張架ローラにおいては、ローラ端部
とリブ1ribの接触により、転写ベルト面が持ち上げら
れ転写ベルト裏面と張架ローラ表面との間に隙間を生じ
ることで、クリーニング不良や帯電不良などに起因する
画像不良が発生する。
【0030】本発明は上記問題に基づきなされたもので
あり、その目的は、ベルト部材の寄りを防止し、さらに
複数色画像の画像ズレの抑制と、画像不良発生を防止可
能な画像形成装置を提供するものである。
【0031】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る代表的な構成は、転写材を搬送するベル
ト状搬送部材を有し、前記ベルト状搬送部材と像担持体
との間に転写材を挟持して、前記像担持体上の画像を前
記転写材上に転写する画像形成装置において、前記ベル
ト状搬送部材が、幅方向端部の周方向にリブを有し、か
つ前記ベルト状搬送部材が複数の張架ローラにより張架
されており、複数の前記張架ローラのうち、前記ベルト
状搬送部材が接している部分の幅方向の長さが最大であ
る張架ローラが従動ローラであることを特徴とする。
【0032】上記構成にあっては、ベルト部材の寄りを
防止するとともに、複数色画像の画像ズレの発生が抑制
される。
【0033】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕次に本発明の一
実施形態に係る画像形成装置について説明する。なお、
本実施形態に係る画像形成装置の全体構成は前述した図
8に示す装置と同じである。そのため、上記従来例で説
明した部分については、その説明を省略し、ここで、本
実施形態の特徴である転写ベルト1の張架ローラ構成に
ついて述べる。
【0034】図1に転写ベルト1とこれを張架する張架
ローラとしての駆動ローラ1a及び支持ローラ1bの構
成図を挙げる。本実施形態においては、転写ベルト1の
幅L1を326mmから334mmに広げ、支持ローラ1bの幅方
向(ローラの軸方向)の長さL1bを駆動ローラ1aの幅
L1aよりも8mm長い322mmとした。これにより、転写ベ
ルトの寄り規制は支持ローラ1bでのみ行われ、駆動ロ
ーラ1aでは寄り規制はなされない構成になっている。
【0035】以下に、本実施形態の張架ローラ構成の効
果について説明する。本発明者は、従来例に挙げた装置
(駆動ローラ1aの幅L1aと支持ローラ1bの幅L1bが
共に314mm)と本実施形態に挙げた装置(転写ベルト1
の幅L1が334mm、支持ローラ1bの幅L1bが322mm)に
ついて、複数色画像の画像ズレ量を測定した。
【0036】複数色画像の画像ズレ量の測定方法は次に
示す通りである。転写ベルト1の搬送速度v(t)をレー
ザードップラー速度計LV−20Z(キヤノン(株)製)に
より測定し、さらに理想的なベルト搬送速度v0 (本実
施形態においては117mm/s)に対する転写ベルト速度ムラ
Δv(t)(=v(t)〜v0 )を積分することで、転写ベル
トがx移動した時の転写ベルト移動量ムラΔ(x)を求め
た。
【0037】この転写ベルト移動量ムラΔ(x)より、感
光体ドラム11a〜11dのそれぞれ隣接した転写部の間隔
は94.2mmであるため、第4色目に対する第1色目の画像
ズレ量Δ1(x)は、
【0038】Δ1(x)=Δ(x−94.2×3)−Δ(x)、
【0039】で与えられる。同様に、第4色目に対する
第2色目の画像ズレ量Δ2(x)は、
【0040】Δ2(x)=Δ(x−94.2×2)−Δ(x)、
【0041】第4色目に対する第3色目の画像ズレ量Δ
3(x)は、
【0042】Δ3(x)=Δ(x−94.2)−Δ(x)、
【0043】で与えられる。
【0044】図2(a)に従来例の装置と実施形態1の装
置における、転写ベルトの移動量ムラの測定結果を挙げ
る。
【0045】また、図2(b)に転写ベルトの移動量ムラ
から求めた複数色画像の画像ズレの最大値を挙げる。
【0046】本実験結果から、駆動ローラ1aの幅L1a
を支持ローラ1bの幅L1bよりも短くして、すなわち、
駆動ローラ1aよりも従動ローラである支持ローラ1b
の幅方向長さを長くして、駆動ローラに転写ベルトのリ
ブ規制の機能を持たせることをやめることで、複数色画
像の画像ズレ量を改善できることが分かる。
【0047】本発明者は、従来例の装置が本実施形態の
装置に比べて複数色画像の画像ズレ量が大きい原因を、
以下のように考えている。
【0048】従来例の装置においては、駆動ローラにお
いてもリブ規制がなされるため、駆動ローラ端部とリブ
1ribとはほぼ常時接触した状態で転写ベルトは搬送さ
れている。このため、僅かに生じる転写ベルトの蛇行に
より、駆動ローラ1aの端部とリブ1ribとの接触状態
が変わると、転写ベルト1と駆動ローラ1a間の摩擦力
が変動し、この摩擦力の変動により転写ベルト1の搬送
速度が変動することで、大きな複数色画像の画像ズレが
発生する。
【0049】一方、本実施形態の装置では、駆動ローラ
1aにおいてはリブ規制を行わないことで、転写ベルト
1と駆動ローラ1a間の摩擦力は従来例に比べて安定す
るために、複数色画像の画像ズレは従来例に比較して小
さくなる。
【0050】上述したように、本実施形態における転写
ベルト1の張架ローラ構成を採ることで、複数色画像の
画像ズレ量を小さくできる。
【0051】〔第2実施形態〕次に本発明の第2実施形
態に係る転写ベルトの張架ローラ構成について、図3を
参照して説明する。図3は第2実施形態の転写ベルト1
と張架ローラとしての駆動ローラ1a、支持ローラ1b
及びリブ規制ローラ1cの構成図である。本実施形態に
おいては、転写ベルト1の幅L1は334mm、駆動ローラ1
aの幅L1aと支持ローラ1bの幅L1bを共に314mmとし
た。また、リブ規制ローラ1cを別に設けた。リブ規制
ローラ1cの幅L1cは322mmであり、転写ベルトの寄り
規制はこのリブ規制ローラ1cでのみ行われ、駆動ロー
ラ1a及び支持ローラ1bでは寄り規制はなされない構
成になっている。
【0052】本発明者は、本実施形態に挙げた装置を用
いて、画像不良防止効果を確認した。
【0053】従来例の装置では、転写ベルト1のクリー
ニング不良に起因する記録材Pの裏汚れや、吸着ローラ
2の帯電ムラに起因する画像濃度ムラの発生が認められ
た。
【0054】一方、本実施形態の装置では、上記裏汚れ
や画像濃度ムラの発生は認められなかった。
【0055】本実験結果から、リブ規制ローラ1cを設
置して、支持ローラ1bに転写ベルトのリブ規制の機能
を持たせることをやめることで、画像不良の発生を防止
できることが確認された。
【0056】本実施形態の装置が従来例の装置では発生
している画像不良を防止できている原因を、本発明者は
以下のように考えている。この原因を図4を使って説明
する。
【0057】従来例の装置においては、クリーニングブ
レード6と吸着ローラ2が当接している支持ローラ1b
においてもリブ規制がなされるため、支持ローラ1bの
端部とリブ1ribとはほぼ常時接触した状態で転写ベル
ト1は搬送方向R1に搬送されている。このため、僅か
に生じる転写ベルト1の蛇行によるベルト寄り力F1に
より支持ローラ1b端部にリブ1ribが強く接触する
と、支持ローラ1b端部の回転方向R1bに沿ったリブ1
ribを持ち上げる力F2をリブ1ribは受ける。
【0058】これにより、転写ベルト1の端部が持ち上
げられて転写ベルト1とクリーニングブレード6との接
触状態が変わり、クリーニング不良が発生する。
【0059】また、転写ベルト1の端部が持ち上げられ
て転写ベルト1と支持ローラ1b間に隙間ができ、この
隙間が生じた部分の転写ベルト1と支持ローラ1b間の
接触抵抗が上がることで、吸着ローラ2により付与され
る電荷がこの部分のみ少なくなる。これにより生じる記
録材の帯電ムラが、その後の転写工程において転写電荷
ムラとなることで、画像濃度ムラが発生する。
【0060】一方、本実施形態の装置では、クリーニン
グブレード6等の当接部材が存在する張架ローラとして
の支持ローラ1bにおいてリブ規制を行わないため、当
接部材と張架ローラ間の当接が安定するために、画像不
良を防止できている。
【0061】上述したように、本実施形態における転写
ベルト1の張架ローラ構成を採ることで、転写ベルト1
の搬送が不安定になることで発生する画像不良の発生を
防止できる。
【0062】〔第3実施形態〕図5は第3実施形態の画
像形成装置を示すフルカラーの電子写真画像形成装置の
概略断面図である。なお、図5において、上記従来例で
説明した部分と同一部分については同一符号を付してそ
の説明を省略する。
【0063】本実施形態にあっては像担持体として第1
色目がイエロー、第2色目がマゼンタ、第3色目がシア
ン、第4色目がブラックの、それぞれの色トナーに対応
した感光体ドラム11a〜11dを有しており、中間転写ベ
ルト101は上記各感光体ドラム11a〜11dにそれぞれの
転写部で接触している。
【0064】また、感光体ドラム11a〜11dのそれぞれ
隣接した転写部の間隔は94.2mm(=30×π、30mmは感光
体ドラム11a〜11dの外径と、駆動ローラ1aに中間転
写ベルト101が巻き付いている状態での中間転写ベルト1
01表面外径に等しい)としている。
【0065】中間転写ベルト101としては、体積抵抗率
で106〜1014Ω・cmのものが好ましく、ウレタン系樹脂、
フッ素系樹脂、ナイロン系樹脂、ポリイミド樹脂や、シ
リコーンゴムやヒドリンゴム等の弾性材料、またこれら
にカーボンや導電粉体を分散させ抵抗調整を行った材料
等を用いることができる。
【0066】本実施形態ではポリイミドにカーボンを分
散させて体積抵抗率を109Ω・cmに調整した厚み0.1mmの
単層の無端状ベルトを中間転写ベルト101としている。
【0067】中間転写ベルト101は図5にあるように、
中間転写ベルト101に内包される該ベルトの張架ローラ
としての駆動ローラ1a、支持ローラ1b、二次転写対
向ローラ1dのいずれも外径29.8mmの3本のローラに懸
架されている。
【0068】中間転写ベルト101の張力としては材質に
もよるが、伸び率が1%以内になるように設定して、中
間転写ベルト101の破断や永久歪みが発生しないように
するのが望ましく、本例では150Nの荷重がかかるよう
に設定してある。
【0069】図6に示すように、中間転写ベルト101両
端部の周方向に環状のリブ1ribが設けられており、こ
のリブ1ribの内側面に支持ローラ1bの両端部と接触
することで、中間転写ベルト101の寄りが規制される。
【0070】中間転写ベルト101の幅L101は334mm、リ
ブ1ribの幅L2は5mm、駆動ローラ1aの幅L1aは314m
m、支持ローラ1bの幅L1bは322mm、二次転写対向ロー
ラ1dの幅L1dは322mmであり、中間転写ベルト101の寄
り規制は支持ローラ1bおよび二次転写対向ローラ1d
でのみ行われ、駆動ローラ1aでは寄り規制はなされな
い構成になっている。
【0071】各転写部には中抵抗(体積抵抗率104〜107
Ω・cm)の弾性材を芯金に被覆した転写ローラ15a〜15
dが、中間転写ベルト101を挟んで感光体ドラム11a〜1
1dと対向して配置してある。
【0072】以下本装置の画像形成過程とともに動作を
説明する。感光体ドラム11aは矢印方向に所定のプロセ
ススピード(ここでは0.117m/s)で回転し、一次帯電器
12aにより一様に帯電され、ホストコンピュータより送
られた画像情報信号により変調されたスキャナー13aか
らのレーザー光で、静電潜像を作成される。
【0073】レーザー光の強度及び照射スポット径は画
像形成装置の解像度及び所望の画像濃度によって適正に
設定されており、感光体ドラム11a上の静電潜像はレー
ザー光が照射された部分は明部電位VL(−150V)に、
レーザー光が未照射の部分は一次帯電器12aで帯電され
た暗部電位VD(−550V)に保持されることによって形
成する。
【0074】静電潜像は感光体ドラム11aの回転によ
り、現像器14aとの対向部に達し、同一極性(本例では
マイナス極性)に帯電されたトナーが、不図示の現像バ
イアス源による現像電界の作用により、供給されて顕像
化される。
【0075】本件における現像バイアスは、直流成分:
−400V、交流成分:1.5kVpp、3kHz、波形:矩
形、からなる、直流電圧に交流電圧を重畳したバイアス
である。
【0076】フルカラー画像形成においては各色に対応
した感光体ドラム11a〜11dについて同様にトナー像が
形成される。
【0077】中間転写ベルト101と感光体ドラム11の形
成する一次転写ニップで、中間転写ベルト101の背面に
接している一次転写ローラ15に印加されるトナーと逆極
性のバイアス(ここでは+500V)によって、一次転写ニ
ップ域に形成された電界により、感光体ドラム上のトナ
ー像は中間転写ベルト101上に一次転写される。
【0078】中間転写ベルト101が感光体ドラム11a〜1
1dとの各々の一次転写ニップを通過して、4色のトナ
ー像が中間転写ベルト101上に担持されて、一次転写工
程は完了する。
【0079】一方、トナー像の一次転写を終えた感光体
ドラム11の表面は、ウレタンゴムブレードからなるドラ
ムクリーニング装置16により一次転写残トナーなどを除
去されることで清浄化され、次の画像形成工程に備え
る。
【0080】次に不図示の給紙手段より記録材Pが1枚
取り出され、中間転写ベルト101を介しての二次転写対
向ローラ1dと二次転写ローラ7の当接により形成され
る二次転写ニップ域に挿通される。この時、二次転写ロ
ーラ2にはトナーと逆極性の二次転写バイアス電源8に
よりバイアス(本従来例では+1.7kV)が印加され、
トナー像は中間転写ベルト101から記録材Pに転写され
る。
【0081】二次転写ニップ域を出て未定着カラー像を
載せた記録材Pは、定着装置6に到達し、加熱・加圧さ
れて永久定着像が得られる。
【0082】トナー像を記録材Pに転写した後の中間転
写ベルト101の表面は、中間転写ベルト101を介して支持
ローラ1bに当接されているウレタンゴムからなるクリ
ーニングブレード9によって、付着しているトナーや紙
粉がクリーニングされる。クリーニングブレード9の幅
L3は310mmである。
【0083】次に、本実施形態の張架ローラ構成の効果
について説明する。本実施形態は、前述した第1実施形
態で詳述したのと同様の効果により、駆動ローラ1aの
幅方向長さを支持ローラ1bよりも短くして、駆動ロー
ラ1aに中間転写ベルト101のリブ規制の機能を持たせ
ないことで、複数色画像の画像ズレ量を改善している。
【0084】また、本実施形態は、従来例のように転写
ベルト1に吸着させた記録材P上に複数色の画像を順次
転写するのではなく、中間転写ベルト101上にまず複数
色の画像を形成した後に、この複数色の画像を一括して
記録材Pに転写するため、転写ベルト1上で記録材Pが
ずれることに起因する複数色画像の画像ズレが生じない
ため、トータルの複数色画像の画像ズレは小さくなる。
【0085】図6(c)に比較例の装置と本実施形態の装
置における、中間転写ベルトの移動量ムラから求めた複
数色画像の画像ズレの最大値を示す。本測定値は前述し
た第1実施形態で詳述したのと同様な方法で測定した。
【0086】比較例としては、中間転写ベルト101の幅
L1は334mm、リブ1ribの幅L2は5mm、駆動ローラ1a
の幅L1aは322mm、支持ローラ1bの幅L1bは322mm、二
次転写対向ローラ1dの幅L1dは322mmであり、中間転
写ベルトの寄り規制は駆動ローラ1aと支持ローラ1b
および二次転写対向ローラ1dで行われる構成になって
いる。
【0087】上述したように、本実施形態における中間
転写ベルト101の張架ローラ構成を採ることで、複数色
画像の画像ズレ量を小さくできる。
【0088】〔第4実施形態〕次に本発明の第4実施形
態に係る転写ベルトの張架ローラ構成について、図7を
参照して説明する。図7は第4実施形態の中間転写ベル
ト101と張架ローラとしての駆動ローラ1a、支持ロー
ラ1b、リブ規制ローラ1c、二次転写対向ローラ1d
の構成図である。本実施形態においては、中間転写ベル
ト101の幅L1は334mm、駆動ローラ1aの幅L1aと支持
ローラ1bの幅L1bと二次転写対向ローラ1dの幅L1d
を共に314mmとした。また、リブ規制ローラ1cを設け
た。リブ規制ローラ1cの幅L1cは322mmであり、中間
転写ベルトの寄り規制はこのリブ規制ローラ1cでのみ
行われ、駆動ローラ1a、支持ローラ1bおよび二次転
写対向ローラ1dでは寄り規制はなされない構成になっ
ている。
【0089】本発明者は、本実施形態に挙げた装置を用
いて、画像不良防止効果を確認した。本実施形態の装置
では、中間転写ベルト101のクリーニング不良に起因す
る記録材Pの裏汚れや、二次転写工程に起因する画像濃
度ムラの発生は認められなかった。
【0090】この実験結果から、リブ規制ローラ1cを
設置して、支持ローラ1bに転写ベルトのリブ規制の機
能を持たせることをやめることで、画像不良の発生を防
止できることが確認された。
【0091】本発明者は、本実施形態の装置が画像不良
を防止できている原因を、以下のように考えている。
【0092】本実施形態の装置では、当接部材の存在す
る張架ローラおいてリブ規制を行わないことで、中間転
写ベルト101とクリーナ9が当接している支持ローラ1
bや二次転写ローラ7が当接している二次転写対向ロー
ラ1dにおいてもリブ規制がなされた場合に発生する、
リブ1ribは支持ローラ1b端部に沿って持ち上げが発
生しないため、当接部材と張架ローラ間の当接が安定す
る。
【0093】このため、中間転写ベルト101の端部が持
ち上げられて中間転写ベルト101とクリーナ9との接触
状態が変わることで発生するクリーニング不良が発生し
ない。
【0094】また、中間転写ベルト101端部が持ち上げ
られて中間転写ベルト101と二次転写対向ローラ1d間
に隙間ができることにより生じる、転写電荷ムラによる
画像濃度ムラの発生も防止できる。
【0095】上述したように、本実施形態における中間
転写ベルトの張架ローラ構成を採ることで、不安定な中
間転写ベルト搬送に起因する画像不良の発生を防止する
ことができる。
【0096】
【発明の効果】本発明は前述のように、シート材搬送部
材、あるいは像担持体としてのベルト状部材の寄りを無
くし複数色画像の画像ズレのない良好な画像形成が可能
で、さらに画像不良発生の無い画像形成装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態における転写ベルトと張架ロー
ラの構成図である。
【図2】実施形態1と従来例の装置における、転写ベル
トの移動量ムラの測定結果である。
【図3】第2の実施形態における転写ベルトと張架ロー
ラの構成図及び転写ベルトの移動量ムラから求めた複数
色画像の画像ズレの最大値を示す。
【図4】第2の実施形態における転写ベルトと張架ロー
ラ構成の効果を説明する図である。
【図5】第3の実施形態を説明する、画像形成装置の概
略断面図である。
【図6】第3の実施形態における転写ベルトと張架ロー
ラの構成図及び中間転写ベルトの移動量ムラから求めた
複数色画像の画像ズレの最大値を示す。
【図7】第4の実施形態における転写ベルトと張架ロー
ラの構成図である。
【図8】第1の実施形態及び従来例を説明する、画像形
成装置の概略断面図である。
【図9】従来例における転写ベルトと張架ローラの構成
図である。
【符号の説明】
P …記録材 1 …転写ベルト 1a …駆動ローラ 1b …支持ローラ 1c …リブ規制ローラ 1d …二次転写対向ローラ 2 …吸着ローラ 4 …吸着バイアス電源 5 …定着装置 6 …クリーニングブレード 7 …二次転写ローラ 8 …二次転写バイアス電源 9 …クリーニングブレード 11a〜11d …感光体ドラム 12a …一次帯電器 13a …スキャナー 14a …現像器 15a〜15d …転写ローラ 16a〜16d …ドラムクリーニング装置 101 …中間転写ベルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H072 CA05 JA02 JA03 JA08 JC09 2H200 FA04 GA12 GA23 GA34 GA47 GA49 GA57 GB12 GB22 GB25 HA02 HB12 JA02 JA28 JB06 JB40 JC03 JC10 LA13 LA25 LA27 NA02 3F049 AA02 BA03 BB07 BB11 DA03 LA02 LA05 LA07 LB03 3F101 LA02 LA05 LA07 LB03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転写材を搬送するベルト状搬送部材を有
    し、前記ベルト状搬送部材と像担持体との間に転写材を
    挟持して、前記像担持体上の画像を前記転写材上に転写
    する画像形成装置において、 前記ベルト状搬送部材が、幅方向端部の周方向にリブを
    有し、 かつ前記ベルト状搬送部材が複数の張架ローラにより張
    架されており、 複数の前記張架ローラのうち、前記ベルト状搬送部材が
    接している部分の幅方向の長さが最大である張架ローラ
    が従動ローラであることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 転写材を搬送するベルト状搬送部材を有
    し、前記ベルト状搬送部材と像担持体との間に転写材を
    挟持して、前記像担持体上の画像を前記転写材上に転写
    する画像形成装置において、 前記ベルト状搬送部材が、端部の周方向にリブを有し、 かつ前記ベルト状搬送部材が複数の張架ローラにより張
    架されており、 複数の前記張架ローラのうち、前記ベルト状搬送部材を
    介して張架ローラに当接する当接部材が存在する張架ロ
    ーラが、複数の前記張架ローラのうち、少なくともひと
    つ以上の張架ローラよりも短いことを特徴とする画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】 前記リブは前記ベルト状搬送部材の端部
    の周方向に環状に形成されていることを特徴とする請求
    項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 ベルト状像担持体上の画像を、転写材上
    に転写する画像形成装置において、 前記ベルト状像担持体が、端部の周方向にリブを有し、 かつ前記ベルト状像担持体が、複数の張架ローラにより
    張架されており、 複数の前記張架ローラのうち、前記ベルト状像担持体が
    接している部分の幅方向の長さが最大である張架ローラ
    が従動であることを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 ベルト状像担持体上の画像を、転写材上
    に転写する画像形成装置において、 前記ベルト状像担持体が、端部の周方向にリブを有し、 かつ前記ベルト状像担持体が、複数の張架ローラにより
    張架されており、 複数の前記張架ローラのうち、前記ベルト状搬送部材を
    介して張架ローラに当接する当接部材が存在する張架ロ
    ーラが、複数の前記張架ローラのうち、ひとつ以上の張
    架ローラよりも短いことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記リブは前記ベルト状像担持体の端部
    の周方向に環状に形成されていることを特徴とする請求
    項4又は請求項5に記載の画像形成装置。
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