JP2002333751A - 半導電性ローラ - Google Patents

半導電性ローラ

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JP2002333751A
JP2002333751A JP2001139399A JP2001139399A JP2002333751A JP 2002333751 A JP2002333751 A JP 2002333751A JP 2001139399 A JP2001139399 A JP 2001139399A JP 2001139399 A JP2001139399 A JP 2001139399A JP 2002333751 A JP2002333751 A JP 2002333751A
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polymer
group
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Application number
JP2001139399A
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Nagahiro Masuda
長宏 桝田
Takao Manabe
貴雄 眞鍋
Keizo Asaoka
圭三 浅岡
Hidenari Tsunemi
常深  秀成
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 導電性付与剤を含む硬化性組成物により導電
性弾性層を形成した半導電性ローラで、容易に半導電性
領域に抵抗をコントロール可能で、かつ電気特性のサン
プル間ばらつきおよび電圧依存性が極めて小さい半導電
性ローラを提供する。 【解決手段】 金属製シャフトの周りに、(A)分子中
に少なくとも1個のヒドロシリル化反応可能なアルケニ
ル基を有するオキシプロピレン系重合体などのオキシア
ルキレン系重合体、(B)ポリオルガノハイドロジェン
シロキサンなど分子中に少なくとも2個のヒドロシリル
基を有する化合物、(C)ヒドロシリル化触媒、(D)
金属塩、好ましくはリチウム塩などのアルカリ金属塩、
を必須成分とする硬化性組成物を硬化させた半導電性弾
性層を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導電性ローラに関
する。さらに詳しくは、金属製シャフトの周りに導電性
弾性層を形成してなり、例えば電子写真方式を採用した
画像記録装置に組み込まれるローラとして用いられる半
導電性ローラに関する。
【0002】
【従来の技術】樹脂マトリクスに導電性付与剤を添加し
て導電性を付与するという手法は極めて一般的である
が、電気特性を半導電性領域にコントロールするのは困
難であり、また、カーボンブラックなどの導電性フィラ
ーによる導電性付与技術では、系中での均一分散が難し
い。このため、従来においては、金属製シャフトの周り
に、導電性付与剤を添加した樹脂マトリクスからなる導
電性弾性層を形成して得られる導電性ローラの抵抗値を
半導電性領域にコントロールするのが困難であるだけで
なく、その電気特性のサンプル間ばらつきや電圧依存性
がしばしば問題となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる実状
を鑑みてなされたものであり、導電性付与剤を添加した
樹脂マトリクスにより金属製シャフトの周りに導電性弾
性層を形成してなる半導電性ローラとして、容易に半導
電性領域に抵抗をコントロール可能であり、しかも発現
される電気特性のサンプル間ばらつきおよび電圧依存性
が極めて小さい半導電性ローラを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決すべく鋭意研究を重ね、分子中に少なくとも1個の
ヒドロシリル化反応可能なアルケニル基を有するオキシ
アルキレン系重合体、分子中に少なくとも2個のヒドロ
シリル基を有する化合物、ヒドロシリル化触媒および金
属塩を必須成分とする硬化性組成物を用いて、金属製シ
ャフトの周りに半導電性弾性層を形成して半導電性ロー
ラを製造することで、得られるローラの半導電性領域へ
のコントロールが容易で、かつ電気特性のサンプル間ば
らつきおよび電圧依存性を極めて小さくすることが可能
となることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0005】すなわち、本発明は、(A)分子中に少な
くとも1個のヒドロシリル化反応可能なアルケニル基を
有するオキシアルキレン系重合体、(B)分子中に少な
くとも2個のヒドロシリル基を有する化合物、(C)ヒ
ドロシリル化触媒および(D)金属塩、を必須成分とす
る硬化性組成物を硬化させて得られる半導電性弾性層を
金属製シャフトのまわりに少なくとも1層形成してなる
半導電性ローラに関するものである。
【0006】前記(A)成分の重合体としては、ヒドロ
シリル化反応可能なアルケニル基を分子末端に有する重
合体が好ましく、また、(A)成分の重合体の数平均分
子量は1000〜50000の範囲内であることが好ま
しく、さらに、(A)成分の重合体がオキシプロピレン
系重合体であることが好ましい。
【0007】前記(B)成分の化合物としては、平均し
て1分子中に少なくとも2個のヒドロシリル基を有する
ポリオルガノハイドロジェンシロキサンが好ましい。
【0008】前記(D)成分の金属塩としては、アルカ
リ金属塩が好ましく、アルカリ金属塩の中でもリチウム
塩が好ましく、さらには、リチウムイオン(Li+)の
対イオンが、ClO4 -、F-、Cl-、I-、BF4 -、P
6 -、CF3SO3 -からなる群より選ばれる少なくとも
1つであるリチウム塩であることがより好ましい。ま
た、硬化性組成物中における(D)成分の濃度は、5.
0×10-7mol/g以上、1.0×10-3mol/g
以下であることが好ましい。
【0009】本発明の半導電性ローラは、23℃、相対
湿度55%の環境下において100〜1000Vの範囲
内の任意の直流電圧を印加して測定したローラ抵抗を1
4Ω〜1010Ωの範囲内にコントロールすることがで
きる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の(A)成分は、分子中に
少なくとも1個のヒドロシリル化反応可能なアルケニル
基を有するオキシアルキレン系重合体である。
【0011】本発明におけるオキシアルキレン系重合体
とは、主鎖を構成する単位のうち30%以上、好ましく
は50%以上がオキシアルキレン単位からなる重合体を
いい、オキシアルキレン単位以外に含有される単位とし
ては、重合体製造時の出発物質として使用される、活性
水素を2個以上有する化合物、たとえば、エチレングリ
コール、ビスフェノール系化合物、グリセリン、トリメ
チロールプロパン、ペンタエリスリトールなどからの単
位が挙げられる。本発明においては、入手性の点などか
ら、特に、オキシプロピレン系重合体が好ましい重合体
として挙げられる。なお、オキシプロピレン系重合体の
場合には、エチレンオキシド、ブチレンオキシドなどか
らなる単位との共重合体(グラフト重合体も含む)であ
ってもよい。
【0012】また、アルケニル基とは、ヒドロシリル化
反応に対して活性のある炭素−炭素2重結合を含む基で
あれば特に制限されるものではない。アルケニル基とし
ては、ビニル基、アリル基、メチルビニル基、プロペニ
ル基、ブテニル基、ペンテニル基、ヘキセニル基などの
脂肪族不飽和炭化水素基、シクロプロペニル基、シクロ
ブテニル基、シクロペンテニル基、シクロヘキセニル基
などの環式不飽和炭化水素基、メタクリル基などが挙げ
られる。オキシアルキレン系重合体のアルケニル基の数
は、硬化剤である(B)成分とヒドロシリル化反応する
ために少なくとも1個必要であるが、良好なゴム弾性を
得る観点からは、直鎖状分子の場合は、分子の両末端に
2個のアルケニル基を有し、分岐のある分子の場合は、
分子末端に2個以上のアルケニル基を有することが好ま
しい。本発明における(A)成分は、上記ヒドロシリル
化反応可能なアルケニル基を重合体末端に導入されてい
ることが望ましい。このようにアルケニル基が重合体末
端にあるときは、低硬度、高強度のゴム状硬化物が得ら
れやすくなるなどの点から好ましい。
【0013】また、重合体中にアルケニル基を導入する
方法としては、例えば末端、主鎖あるいは側鎖に水酸
基、アルコキシド基などの官能基を有する有機重合体
に、上記官能基に対して反応性を示す活性基およびアル
ケニル基を有する有機化合物を反応させることによりア
ルケニル基を末端、主鎖あるいは側鎖に導入する方法が
挙げられるが、これに限定されるわけではない。また、
上記官能基に対して反応性を示す活性基およびアルケニ
ル基を有する有機化合物の例としては、アクリル酸、メ
タクリル酸、ビニル酢酸、アクリル酸クロライド、アク
リル酸ブロマイドなどのC3−C20の不飽和脂肪酸、酸
ハライド、酸無水物などやアリルクロロホルメート(C
2=CHCH2OCOCl)、アリルブロモホルメート
(CH2=CHCH2OCOBr)などのC3−C20の不
飽和脂肪酸置換炭酸ハライド、アリルクロライド、アリ
ルブロマイド、ビニル(クロロメチル)ベンゼン、アリ
ル(クロロメチル)ベンゼン、アリル(ブロモメチル)
ベンゼン、アリル(クロロメチル)エーテル、アリル
(クロロメトキシ)ベンゼン、1−ブテニル(クロロメ
チル)エーテル、1−ヘキセニル(クロロメトキシ)ベ
ンゼン、アリルオキシ(クロロメチル)ベンゼンなどが
挙げられる。
【0014】上記のような(A)成分のオキシアルキレ
ン系重合体の分子量としては、反応性、加工性および機
械的特性のバランスをよくする観点から、数平均分子量
(Mn)で1000〜50000、さらには5000〜
30000であることが好ましい。数平均分子量が10
00未満の場合、この硬化性組成物を硬化させた場合に
充分な機械的特性(ゴム硬度、伸び率)などが得られに
くくなる。一方、数平均分子量があまり大きくなりすぎ
ると、分子中に含まれるアルケニル基1個あたりの分子
量が大きくなったり、立体障害で反応性が落ちたりする
ため、硬化が不充分になることが多く、また、組成物の
粘度が高くなりすぎて加工性が悪くなる傾向にある。た
だし、(A)成分を主成分とする樹脂マトリクスの抵抗
値低減のために、数平均分子量が1000未満のオキシ
アルキレン系重合体を少量添加することは可能である。
【0015】本発明における(B)成分は、硬化性組成
物中に硬化剤として使用されるものであり、分子内に2
個以上のヒドロシリル基(ケイ素原子結合水素原子)を
含有するものであれば、制限はない。ここで、ヒドロシ
リル基とはSi−H結合を有する基を表わすが、本発明
においては、同一ケイ素原子(Si)に水素原子(H)
が2個結合している場合は、ヒドロシリル基2個と計算
する。
【0016】(B)成分としては、ポリオルガノハイド
ロジェンシロキサンが好ましいものの一つとして挙げら
れる。ここで言うポリオルガノハイドロジェンシロキサ
ンとは、ケイ素原子上に炭化水素基あるいは水素原子を
有するシロキサン化合物を指す。その構造について具体
的に示すと、
【0017】
【化1】 (2<m+n≦50、2<m、0≦n、Rとしては主鎖
の炭素数が2〜20の炭化水素で1個以上のフェニル基
を含有してもよい。)
【0018】
【化2】 (0<m+n≦50、0<m、0≦n、Rとしては主鎖
の炭素数が2〜20の炭化水素で1個以上のフェニル基
を含有してもよい。)
【0019】
【化3】 (3≦m+n≦20、2<m≦19、0≦n<18、R
としては主鎖の炭素数が2〜20の炭化水素で1個以上
のフェニル基を含有してもよい。)
【0020】などで示される鎖状、環状のものや、これ
らのユニットを2個以上有する
【0021】
【化4】 (1≦m+n≦50、1≦m、0≦n、Rとしては主鎖
の炭素数が2〜20の炭化水素で1個以上のフェニル基
を含有してもよい。2≦l、R2は2〜4価の有機基で
あり、R1は2価の有機基。ただし、R1はR2の構造に
よってはなくてもよい。)
【0022】
【化5】 (0≦m+n≦50、0≦m、0≦n、Rとしては主鎖
の炭素数が2〜20の炭化水素で1個以上のフェニル基
を含有してもよい。2≦l、R2は2〜4価の有機基で
あり、R1は2価の有機基。ただし、R1はR2の構造に
よってはなくてもよい。)
【0023】
【化6】 (3≦m+n≦50、1≦m、0≦n、Rとしては主鎖
の炭素数が2〜20の炭化水素で1個以上のフェニル基
を含有してもよい。2≦l、R2は2〜4価の有機基で
あり、R1は2価の有機基。ただし、R1はR2の構造に
よってはなくてもよい。)
【0024】などで示されるものが挙げられる。
【0025】また、これら(B)成分の使用にあたって
は、(A)成分や(C)成分、(D)成分との相溶性、
あるいは硬化性組成物の系中における分散安定性がよい
ものが好ましい。特に、硬化性組成物の系全体の粘度が
低い場合には、(B)成分として上記各成分との相溶性
の低いものを使用すると、相分離が起こり硬化不良を引
き起こすことがある。また、分散性助剤として、微粉末
シリカなどの粒径の小さいフィラーを硬化性組成物中に
配合してもよい。
【0026】(B)成分として、(A)成分、(C)成
分、(D)成分との相溶性、あるいは分散安定性が比較
的良好なものを具体的に示すと、
【0027】
【化7】 (nは6〜12)
【0028】
【化8】 (2<k<30、0<l<10、Rは炭素数8以上の炭
化水素基)
【0029】などが挙げられる。
【0030】(B)成分の使用量としては、(A)成分
のアルケニル基の総量に対して、(B)成分のヒドロシ
リル基(ケイ素原子結合水素原子)が0.8〜5.0当
量となるように使用することが好ましい。上記(A)成
分のアルケニル基総量に対して(B)成分のケイ素原子
結合水素原子が0.8当量に満たない場合、架橋が不十
分となることがある。また、5.0当量を越える場合に
は、硬化後に残留するケイ素原子結合水素原子の影響に
より物性が大きく変化することが問題となる。特にこの
影響を抑制したい場合には1.0〜2.0当量となるよ
うに(B)成分を用いることが好ましい。
【0031】本発明の(C)成分であるヒドロシリル化
触媒については、特に制限はなく、任意のものが使用で
きる。具体的に例示すれば、塩化白金酸、白金の単体、
アルミナ、シリカ、カーボンブラックなどの担体に固体
白金を担持させたもの;白金−ビニルシロキサン錯体
{例えば、Ptn(ViMe2SiOSiMe2Vi)n
Pt〔(MeViSiO)4m};白金−ホスフィン錯
体{例えば、Pt(PPh34、Pt(PBu34};
白金−ホスファイト錯体{例えば、Pt〔P(OPh)
34、Pt〔P(OBu)34}(式中、Meはメチル
基、Buはブチル基、Viはビニル基、Phはフェニル
基を表し、n、mは整数を表す)、Pt(aca
c)2、また、Ashbyらの米国特許第315960
1および3159662号明細書中に記載された白金−
炭化水素複合体、並びにLamoreauxらの米国特
許第3220972号明細書中に記載された白金アルコ
ラ−ト触媒も挙げられる。
【0032】また、白金化合物以外の触媒の例として
は、RhCl(PPh33、RhCl 3、Rh/Al2
3、RuCl3、IrCl3、FeCl3、AlCl3、P
dCl2・2H2O、NiCl2、TiCl4などが挙げら
れる。これらの触媒は単独で使用してもよく、2種以上
併用しても構わない。触媒活性の点から塩化白金酸、白
金−オレフィン錯体、白金−ビニルシロキサン錯体、P
t(acac)2などが好ましい。
【0033】(C)成分である触媒量としては特に制限
はないが、(A)成分中のアルケニル基1molに対し
て10-1〜10-8molの範囲で用いるのがよい。好ま
しくは10-2〜10-6molの範囲で用いるのがよい。
また、ヒドロシリル化触媒は、一般に高価で腐食性であ
り、また、水素ガスを大量に発生して硬化物が発泡して
しまう場合があるので10-1mol以上用いない方がよ
い。
【0034】本発明における(D)成分である金属塩と
は、オキシアルキレン系重合体を主成分とする樹脂マト
リクスに導電性を付与するための成分である。金属塩
は、イオン化することで導電性を発現するものである。
イオン導電剤としては、特開2001−5262に、ニ
トリル基を含む熱可塑性エラストマーからなる弾性層
に、過酸化リチウム等のアルカリ金属過酸化物、過塩素
酸リチウム等の過塩素酸塩、テトラブチルアンモニウム
塩等の四級アンモニウム塩又は燐酸エステル塩等を分散
することにより、弾性層を半導電性領域に設定すること
が開示されている。しかし、上記ニトリル基を含む熱可
塑性エラストマーでは、イオン導電剤の溶解量が少ない
ため、マトリクスの体積抵抗の制御範囲が狭い。これに
対して、本発明で使用する硬化性組成物の主剤であるオ
キシプロピレン系重合体等のオキシアルキレン系重合体
は、上記熱可塑性エラストマーに比べてイオン導電剤の
溶解量が多いため、体積抵抗の制御範囲が広い。
【0035】本発明における(D)成分である金属塩と
しては、リチウム、ナトリウム、カリウムなどの周期律
表第1族金属塩およびその錯体、あるいはCa、Baな
どの周期律表第2族金属塩およびその錯体などが挙げら
れる。
【0036】上記、周期律表第1族金属塩としては、具
体的にはLiCF3SO3、LiF、LiPF6、NaC
lO4、LiClO4、LiAsF6、LiBF4、Li
I、LiCl、LiBr、NaSCN、KSCN、Na
Cl、NaI、KIなどのアルカリ金属塩などを用いる
ことが望ましい。上記周期律表第2族金属塩としてはC
a(ClO42、Ba(ClO42などを用いることが
望ましい。
【0037】これらの金属塩の中でも、(A)成分との
相溶性が良いので、アルカリ金属塩を用いることが好ま
しく、さらに、所望の抵抗を得るためには、上記のよう
なアルカリ金属塩の中でリチウム塩を用いることが好ま
しい。また、リチウム塩の中でも、(A)分子中に少な
くとも1個のヒドロシリル化反応可能なアルケニル基を
有するオキシアルキレン系重合体、(B)分子中に少な
くとも2個のヒドロシリル基を有する化合物、(C)ヒ
ドロシリル化触媒および(D)金属塩の4成分を主成分
とする硬化性組成物および該4成分を主成分とする硬化
性組成物を硬化させた高分子材料中でのイオン化が容易
であることから、リチウムイオン(Li +)の対イオン
が、ClO4 -、F-、Cl-、I-、BF4 -、PF6 -、C
3SO3 -などであるリチウム塩が好ましい。
【0038】また、上記の金属塩との錯体としては、
1,4−ブタンジオール、エチレングリコール、ポリエ
チレングリコール、プロピレングリコール、ポリエチレ
ングリコールなどの多価アルコールとその誘導体の錯体
あるいはエチレングリコールモノメチルエーテル、エチ
レングリコールモノエチルエーテルなどのモノオールと
の錯体などが挙げられる。なお、本発明における金属塩
は、上記具体例に限定されるものではない。
【0039】(D)成分の添加量は、所望の導電特性に
応じて調整され、(D)成分の添加量の上限は、(D)
成分である金属塩の種類によって適宜決められるもので
あり、マトリクス樹脂である(A)成分への溶解限度内
であれば、特に制限されるものではない。しかし、
(D)成分を添加していくに従い、ローラ抵抗低下の効
果は小さくなり、過剰な(D)成分の添加はコストの面
で不利である点から、硬化性組成物中の(D)成分の濃
度は1.0×10-3mol/g以下であることが好まし
く、5.0×10-4mol/g以下がより好ましく、
3.0×10-4mol/g以下がさらに好ましい。ま
た、(D)成分の添加量の下限は、(D)成分の添加量
が少なすぎると、得られる導電性付与能が不十分である
点から、硬化性組成物中の(D)成分の濃度は5.0×
10-7mol/g以上であることが好ましく、1.0×
10-6mol/g以上がより好ましく、4.0×10-6
mol/g以上がさらに好ましい。
【0040】本発明の半導電性ローラにおいては、導電
性付与剤として金属塩を用いているため、マトリクス樹
脂である(A)成分との相溶性、または、分散安定性に
優れ、一般的にコントロールが難しいとされる半導電性
領域(ローラ抵抗10410Ω)にコントロールするこ
とが極めて容易であり、かつローラ抵抗のサンプル間ば
らつきおよび電圧依存性も小さくすることが可能とな
る。
【0041】ここで、本発明におけるローラ抵抗とは、
ローラを金属プレートに水平に当てて、ローラの導電性
シャフトの両端部の各々に500gの荷重を金属プレー
ト方向に加え、シャフトと金属プレート間に直流電圧を
印加して測定される電気抵抗値をいう。また、前記ロー
ラ抵抗のサンプル間ばらつきは、例えば、温度23℃、
相対湿度55%の条件でローラ抵抗を測定し、最も抵抗
の高かった測定値(R MAX)と最も抵抗の低かった測定
値(RMIN)との比の対数値[LOG(RMAX
MIN)]で評価することができる。また、前記、電圧
依存性は、例えば、温度23℃、相対湿度55%の条件
で、100V印加および1000V印加におけるローラ
抵抗を測定し、100V印加におけるローラ抵抗(R
100)と1000V印加におけるローラ抵抗(R1000
との比の対数値[LOG(R100/R1000)]で評価す
ることができる。
【0042】また、本発明の硬化性組成物には、各種充
填剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、顔料などを適宜添加
してよい。前記充填剤の具体例としては、特にシリカ微
粉末、とりわけ比表面積が50〜380m2/g程度の
微粉末シリカが好ましく、その中でも表面処理を施した
疎水性シリカが、ローラの強度を好ましい方向に改善す
る働きが大きいので特に好ましい。
【0043】また、本発明の硬化性組成物には、組成物
の粘度や硬化後の硬度を調整する目的で軟化剤、可塑剤
を添加してもよい。軟化剤、可塑剤の使用量は(A)成
分100重量部に対して、150重量部以下が好まし
い。それ以上の添加量になると、ブリードなどの問題を
生じる可能性がある。
【0044】また、本発明においては、硬化性組成物の
貯蔵安定性を改良する目的で、貯蔵安定性改良剤を使用
することができる。この貯蔵安定性改良剤としては、
(B)成分の保存安定剤として知られている通常の安定
剤であり、所期の目的を達成するものであればよく、特
に限定されるものではない。具体的には、脂肪族不飽和
結合を含有する化合物、有機リン化合物、有機硫黄化合
物、窒素含有化合物、スズ系化合物、有機過酸化物など
を好適に用いることができる。さらに具体的には、2−
ベンゾチアゾリルサルファイド、ベンゾチアゾール、チ
アゾール、ジメチルアセチレンダイカルボキシレート、
ジエチルアセチレンダイカルボキシレート、ブチルヒド
ロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、ビタミ
ンE、2−(4−モルフォジニルジチオ)ベンゾチアゾ
ール、3−メチル−1−ブテン−3−オール、アセチレ
ン性不飽和基含有オルガノシロキサン、エチレン性不飽
和基含有オルガノシロキサン、アセチレンアルコール、
3−メチル−1−ブチル−3−オール、ジアリルフマレ
ート、ジアリルマレエート、ジエチルフマレート、ジエ
チルマレエート、ジメチルマレート、2−ペンテンニト
リル、2,3−ジクロロプロペンなどが挙げられるが、
これらに限定されるわけではない。
【0045】本発明に係る半導電性ローラは、(C)成
分のヒドロシリル化触媒を用いた、(A)成分の重合体
のアルケニル基に対する(B)成分の化合物のSi−H
基の付加反応によって硬化するとともに、(D)成分の
金属塩により導電性が付与された半導電性の硬化物によ
り金属製シャフトの周りに弾性層が形成されるものであ
る。本発明に係る半導電性ローラを製造する方法は、特
に限定されず、従来公知の各種ローラの成形方法を用い
ることができる。例えば、中心にSUS製などの金属製
シャフトを設置した金型に、上記のような硬化性組成物
を押出成形、プレス成形、射出成形、反応射出成形(R
IM)、液状射出成形(LIM)、注型成形などの各種
成形法により成形し、適切な温度および時間で加熱硬化
させてシャフトのまわりに半導電性弾性層を成形する。
これらの各種成形法の中でも、本発明の半導電性ローラ
を製造する方法としては、弾性層を形成するための硬化
性組成物が液状であることから、生産性、加工性の点で
液状射出成形が好ましい。この場合、硬化性組成物は、
半硬化させた後に、別途、後硬化させるプロセスを設け
て完全硬化させてもよい。さらに必要に応じて、前記半
導電性弾性層の外側に単数または複数の層を設けてもよ
い。例えば、前記半導電性弾性層の上から、表面層形成
用樹脂をスプレー塗布、ロールコート塗布、またはディ
ップ塗布することにより、所定の厚みに塗布し、所定の
温度で乾燥および硬化させるなどして表面層を設けるこ
とができる。
【0046】本発明の半導電性ローラにおける半導電性
弾性層を形成する硬化性組成物は、例えば、貴金属触媒
を用いた、アルケニル基に対するSi−H基の付加反応
によって硬化性組成物が硬化する。従って、硬化速度が
非常に速く、ライン生産を行う上で好都合である。本発
明の硬化性組成物を熱硬化させる温度は、80℃〜18
0℃の範囲内が好ましい。80℃以上になると、急激に
ヒドロシリル化反応が進行し、短い時間で硬化させるこ
とができる。
【0047】本発明の半導電性ローラは、具体的には、
例えば、電子写真装置用の帯電ローラ、現像ローラ、転
写ローラ、給紙ローラ、クリーニングローラ、定着用の
加圧ローラなどに好適である。
【0048】
【実施例】以下の実施例に基づき本発明をさらに詳細に
説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定される
ものではない。
【0049】(実施例1)(A)成分としてのアリル末
端ポリオキシプロピレン(商品名;ACX004−N、
数平均分子量;9000、鐘淵化学工業株式会社製)3
00gに対して、(D)成分としてLiClO4を0.
6g(組成物中に1.8×10-5mol/g)混合し、
ついで、この混合物に(B)成分としてポリオルガノハ
イドロジェンシロキサン(商品名;ACX004−C、
鐘淵化学工業株式会社製)を20g、(C)成分とし
て、ビス(1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラ
メチルジシロキサン)白金錯体触媒(13.2×10-5
mmol/μL、キシレン溶液)を210μL、さらに
貯蔵安定性改良剤としてジメチルマレートを105μL
秤取し、均一混合した。該組成物を真空脱泡撹拌装置
(シーテック(株)製)で60分間脱泡を行い、得られ
た硬化性組成物をローラ成形用金型に射出圧1MPaで
注入し、140℃で20分加熱の条件で直径8mmのS
US製のシャフトの周りに厚さ3mm、長さ230mm
の半導電性弾性層を設けた半導電性ローラを5本作成し
た。
【0050】得られたローラについて、温度23℃、湿
度55%の条件で、以下の測定を行った。すなわち、こ
のローラの印加電圧による抵抗変化を調べるため、ロー
ラをアルミニウム板上にのせ1kgの荷重下(シャフト
の両端部の各々に500gずつ、すなわちローラ全体に
1kgの荷重をかけた状態)で、アルミニウム板とシャ
フト間に100Vおよび1000Vの直流電圧を印加し
たときの電気抵抗値を測定することで、ローラ抵抗を測
定した。得られた測定結果について、5本のローラの1
00V印加でのローラ抵抗の平均(R100)および10
00V印加でのローラ抵抗の平均(R1000)を求めると
ともに、電圧依存性をR100とR1000との比の対数値
[LOG(R100/R1000)]で評価した。また、5本
のローラのうち、最も抵抗の高かった測定値(RMAX
と最も抵抗の低かった測定値(RMIN)との比の対数値
[LOG(RMAX/RMIN)]を算出し、サンプル間の抵
抗ばらつきを評価した。硬化性組成物の配合およびロー
ラの評価結果を表1に示した。
【0051】(実施例2)上記実施例1で用いた硬化性
組成物の処方中、(D)成分を0.6gのLiCF3
3(組成物中で1.2×10-5mol/g)に変えた
以外は実施例1と同様にしてローラを作成し、評価を行
った。硬化性組成物の配合およびローラの評価結果を表
1に示した。
【0052】(実施例3)上記実施例2で用いた硬化性
組成物の処方中、(D)成分のLiCF3SO3を45g
(組成物中で7.9×10-4mol/g)に変えた以外
は実施例2と同様にしてローラを作成し、評価を行っ
た。硬化性組成物の配合およびローラの評価結果を表1
に示した。
【0053】(実施例4)上記実施例1で用いた硬化性
組成物の処方中、(D)成分を0.6gのLiCl(組
成物中で4.4×10-5mol/g)に変えた以外は実
施例1と同様にしてローラを作成し、評価を行った。硬
化性組成物の配合およびローラの評価結果を表1に示し
た。
【0054】(比較例1)(A)成分として、実施例1
と同じアリル末端ポリオキシプロピレン(ACX004
−N)300gに対して、導電性付与剤としてカーボン
ブラックMA220(三菱化学製)を24gを加えたも
のを3本ロールで混練した混合物に、(B)成分として
実施例1と同じポリオルガノハイドロジェンシロキサン
(ACX004−C)を20g、(C)成分として、ビ
ス(1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチル
ジシロキサン)白金錯体触媒(13.2×10-5mmo
l/μL、キシレン溶液)を210μL、そして貯蔵安
定性改良剤としてジメチルマレートを105μL秤取
し、均一混合した。該組成物を真空脱泡撹拌装置(シー
テック(株)製)で60分間脱泡を行い、得られた硬化
性組成物をローラ成形用金型に射出圧1MPaで注入
し、140℃で20分加熱の条件で直径8mmのSUS
製のシャフトの周りに厚さ3mm、長さ230mmの半
導電性弾性層を設けた半導電性ローラを5本作成した。
得られたローラについて、実施例1と同様に評価を行
い、ローラ抵抗、電圧依存性、サンプル間ばらつきの評
価を行った。硬化性組成物の配合およびローラの評価結
果を表1に示す。
【0055】
【表1】
【0056】表1から明らかなように、本発明によれ
ば、導電性付与剤としてイオン性導電性付与剤である金
属塩を用いることで、ローラ抵抗のサンプル間ばらつき
および電圧依存性が小さい半導電性ローラを提供するこ
とが可能となり、電子伝導型導電性付与剤として一般的
に用いられるカーボンブラックを用いた場合に比べて
も、サンプル間ばらつきや電圧依存性で優位であること
は明らかである。
【0057】
【発明の効果】本発明により、容易に半導電性領域に抵
抗をコントロール可能であり、しかもローラ抵抗のサン
プル間ばらつきおよび電圧依存性が極めて小さい半導電
性ローラの提供が可能となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/08 501 G03G 15/08 501D 3J103 15/16 103 15/16 103 4J002 15/20 103 15/20 103 21/10 C08L 71/00 A // C08L 71/00 83/05 83/05 G03G 21/00 312 (72)発明者 眞鍋 貴雄 滋賀県滋賀郡志賀町小野水明1−9−12 (72)発明者 浅岡 圭三 兵庫県神戸市西区美賀多台6−3−2−8 −302 (72)発明者 常深 秀成 兵庫県神戸市垂水区星が丘1丁目1−12− 305 Fターム(参考) 2H033 BB28 BB29 BB31 2H071 BA43 DA06 DA08 DA09 DA12 DA13 DA22 2H077 AD06 FA13 FA16 FA22 2H134 GA01 HA01 HA03 HA05 HA17 KD04 KG08 2H200 HA01 HA28 HB12 HB45 HB46 JA01 JA25 JA26 MA02 MB02 MB06 3J103 AA02 AA21 BA41 EA02 EA11 EA13 FA18 GA57 GA58 HA03 HA12 HA20 4J002 CH051 CH052 DA066 DD076 DE197 FD146

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製シャフトの周りに、下記成分
    (A)〜(D)を必須成分としてなる硬化性組成物を硬
    化させて得られる半導電性弾性層を少なくとも1層形成
    してなる半導電性ローラ。 (A) 分子中に少なくとも1個のヒドロシリル化反応
    可能なアルケニル基を有するオキシアルキレン系重合
    体、(B) 分子中に少なくとも2個のヒドロシリル基
    を有する化合物、(C) ヒドロシリル化触媒、(D)
    金属塩。
  2. 【請求項2】 (A)成分の重合体がヒドロシリル化反
    応可能なアルケニル基を分子末端に有する請求項1に記
    載の半導電性ローラ。
  3. 【請求項3】 (A)成分の重合体の数平均分子量が1
    000〜50000の範囲内である請求項1または2に
    記載の半導電性ローラ。
  4. 【請求項4】 (A)成分の重合体がオキシプロピレン
    系重合体である請求項1〜3のいずれか1項に記載の半
    導電性ローラ。
  5. 【請求項5】 (B)成分の化合物が平均して1分子中
    に少なくとも2個のヒドロシリル基を有するポリオルガ
    ノハイドロジェンシロキサンである請求項1〜4のいず
    れか1項に記載の半導電性ローラ。
  6. 【請求項6】 (D)成分の金属塩がアルカリ金属塩で
    ある請求項1〜5のいずれか1項に記載の半導電性ロー
    ラ。
  7. 【請求項7】 (D)成分のアルカリ金属塩が、リチウ
    ム塩である請求項6に記載の半導電性ローラ。
  8. 【請求項8】 (D)成分のリチウム塩中のリチウムイ
    オン(Li+)の対イオンが、ClO4 -、F-、Cl-
    -、BF4 -、PF6 -、CF3SO3 -からなる群より選ば
    れる少なくとも1つである請求項7に記載の半導電性ロ
    ーラ。
  9. 【請求項9】 硬化性組成物中における(D)成分の濃
    度が、5.0×10 -7mol/g以上、1.0×10-3
    mol/g以下であることを特徴とする請求項1〜8の
    いずれか1項に記載の半導電性ローラ。
  10. 【請求項10】 23℃、相対湿度55%の環境下にお
    いて100〜1000Vの範囲内の任意の直流電圧を印
    加して測定したローラ抵抗が104Ω〜101 0Ωの範囲
    内である請求項1〜9のいずれか1項に記載の半導電性
    ローラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017142476A (ja) * 2016-02-10 2017-08-17 株式会社リコー 画像形成装置用部材

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