JP2002332684A - プレキャストボックスカルバートの敷設工法およびコンクリート構造物の移動方法 - Google Patents
プレキャストボックスカルバートの敷設工法およびコンクリート構造物の移動方法Info
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Abstract
ルバートを敷設位置まで移動することができるプレキャ
ストボックスカルバートの敷設工法を提供する。 【解決手段】 プレキャストボックスカルバートの敷設
位置まで滑走面を形成する工程と、プレキャストボック
スカルバートの下面に、水分を吸収するとゲル化するポ
リマーを含む摩擦低減材を設ける工程と、摩擦低減材に
水分を与えて水分を吸収させる工程と、水分を吸収した
摩擦低減材が設けられたプレキャストボックスカルバー
トを、滑走面上で移動させる工程とを備えている。
Description
事等に使用するプレキャストボックスカルバートを敷設
位置まで移動し、据え付けるプレキャストボックスカル
バートの敷設工法、およびコンクリート構造物の移動方
法に関する。
は、下水道、共同溝、地下道などの暗渠を形成するため
に複数個を連ねて敷設している。このようなプレキャス
トボックスカルバートの敷設工事では、道路幅員が狭
い、施工両側に家が密集している、あるいは橋梁の下で
あるなどの現場の工事条件により、プレキャストボック
スカルバートの移動にクレーン等の大型機械が使用でき
ない場合は、ボックスベアリング工法、BCCS工法あ
るいはエアーキャスター工法等が用いられている。
ートにレール(H形鋼)を設置し、このレール内にベア
リング(鋼球)を配設して、搬入口からプレキャストボ
ックスカルバートをクレーンにてレール上に搬入し、プ
レキャストボックスカルバートの下面に設けたガイドと
ベアリングとの転がり接触を利用して、ウインチにより
プレキャストボックスカルバートをけん引して横引きす
るものである。
5号公報、実公平1―11825号公報参照)は、プレ
キャストボックスカルバート台車敷設工法であって、レ
ールを敷設し、このレール上を走行する自走式の台車に
よってプレキャストボックスカルバートを敷設位置まで
搬送し、上下方向の調整を油圧ジャッキのストローク
で、横方向の調整をスライド機構で行い、プレキャスト
ボックスカルバートを据え付けるものである。
(スキッド面)としての軌道面をトタン板により形成
し、この軌道面とプレキャストボックスカルバートとの
間に、エアーキャスターのドーナッツ状の中空バックを
介在させ、この中に空気を送り込んでプレキャストボッ
クスカルバートを浮上させて、軌道面上を移動させるも
のである。このとき、ドーナッツ状の中空バックの下面
と軌道面との間から空気が外部に逃げて、薄い空気の膜
が形成され、エアーキャスターと軌道面との間の摩擦係
数が著しく小さいものとなっており(摩擦係数μ=0.
003程度)、これにより僅かの力でプレキャストボッ
クスカルバートを移動させることができる。
何れの工法も、基礎コンクリートに設けるレール(H形
鋼)や、自走式の台車や、あるいはエアーキャスターと
いった大掛かりな設備を必要とするため、工費が高くな
るという問題がある。また、上記何れの方法も、プレキ
ャストボックスカルバートを移動させるために、基礎コ
ンクリート面に凹凸を設けて、プレキャストボックスカ
ルバートと基礎コンクリートとの間を離間させる必要が
あるので、プレキャストボックスカルバートを据え付け
た後に、この隙間をモルタルやセメントミルク等の充填
材によって充填する作業が必要となるという問題があ
る。
で、簡単な設備で容易にプレキャストボックスカルバー
トを敷設位置まで移動することができるプレキャストボ
ックスカルバートの敷設工法を提供することを目的とす
る。また、本発明は、プレキャストボックスカルバート
を据え付けた後に、プレキャストボックスカルバートの
下面の下側にモルタル等の充填材を充填する作業を省略
することができるプレキャストボックスカルバートの敷
設工法を提供することを目的とする。また、本発明は、
簡単な設備で容易にコンクリート構造物を所定位置まで
移動することができるコンクリート構造物の移動方法を
提供することを目的とする。
に、請求項1に記載のプレキャストボックスカルバート
の敷設工法は、プレキャストボックスカルバートの敷設
位置まで滑走面を形成する工程と、前記プレキャストボ
ックスカルバートの下面に、水分を吸収するとゲル化す
るポリマーを含む摩擦低減材を設ける工程と、前記摩擦
低減材に水分を与えて水分を吸収させる工程と、水分を
吸収した前記摩擦低減材が設けられた前記プレキャスト
ボックスカルバートを、前記滑走面上で移動させる工程
と、を備えていることを特徴とする。
ルバートの敷設工法は、基礎コンクリートを施工する工
程と、この基礎コンクリートの両側にガイドを設置する
工程と、これらのガイドの間に敷モルタルを施工する工
程と、この敷モルタル上に、プレキャストボックスカル
バートの敷設位置まで滑走面を形成する工程と、前記プ
レキャストボックスカルバートの下面に、水分を吸収す
るとゲル化するポリマーを含む摩擦低減材を設ける工程
と、前記摩擦低減材に水分を与えて水分を吸収させる工
程と、水分を吸収した前記摩擦低減材が設けられた前記
プレキャストボックスカルバートを、前記滑走面上で移
動させる工程と、移動してきた前記プレキャストボック
スカルバートを、既に据え付け済みのプレキャストボッ
クスカルバートに連結して据え付ける工程と、据え付け
られた前記プレキャストボックスカルバートの側面と前
記ガイドとの間に、充填材を充填する工程と、を備えて
いることを特徴とする。
動方法は、コンクリート構造物の移動位置まで滑走面を
形成する工程と、前記コンクリート構造物の下面に、水
分を吸収するとゲル化するポリマーを含む摩擦低減材を
設ける工程と、前記摩擦低減材に水分を与えて水分を吸
収させる工程と、水分を吸収した前記摩擦低減材が設け
られた前記コンクリート構造物を、前記滑走面上で移動
させる工程と、を備えていることを特徴とする。
ルバートの敷設工法またはコンクリート構造物の移動方
法は、請求項1乃至請求項3の何れかに記載の発明にお
いて、前記摩擦低減材に作用する設置圧が0.5Kgf
/cm2以上に設定されていることを特徴とする。
いては、滑走面を設ける一方、プレキャストボックスカ
ルバートの下面に、水分を吸収するとゲル化するポリマ
ーを含む摩擦低減材を設けて、これに水分を与えること
により、ポリマーをゲル化して摩擦低減材の摩擦力を低
減するので、プレキャストボックスカルバートを滑走面
上で容易に移動させることができる。したがって、大掛
かりな設備を用いることなく、簡単にプレキャストボッ
クスカルバートを敷設することができるので、工費を低
減することができる。特に、プレキャストボックスカル
バートの移動距離が短い区間における簡便な敷設方法と
して有効である。また、通常のトラッククレーン等を用
いた吊り下げ施工を行っている場合でも、支障物がある
個所などに部分的に利用することができる。さらに、プ
レキャストボックスカルバートに対して、この工法を実
施するために加工や細工を特に施す必要がないという利
点がある。
は、ガイドの間の基礎コンクリート上の敷モルタル上に
形成された滑走面上で、プレキャストボックスカルバー
トを移動させるので、プレキャストボックスカルバート
の下面の下側に隙間が必要でないため、プレキャストボ
ックスカルバートを据え付けた後に、プレキャストボッ
クスカルバートの下面の下側にモルタル等の充填材を充
填する作業を省略することができる。したがって、工費
を低減することができる。
を設ける一方、コンクリート構造物の下面に、水分を吸
収するとゲル化するポリマーを含む摩擦低減材を設け
て、これに水分を与えることにより、ポリマーをゲル化
して摩擦低減材の摩擦力を低減するので、コンクリート
構造物を滑走面上で容易に移動させることができる。し
たがって、大掛かりな設備を用いることなく、簡単にコ
ンクリート構造物を移動させることができるので、工費
を低減することができる。本発明は、特に大型のコンク
リート構造物を移動させるのに有効である。また、特
に、コンクリート構造物の移動距離が短い区間における
簡便な移動方法として有効である。また、通常のトラッ
ククレーン等を用いた移動を行っている場合でも、支障
物がある個所などに部分的に利用することができる。さ
らに、コンクリート構造物に対して、この移動方法を実
施するために加工や細工を特に施す必要がないという利
点がある。
減材に作用する設置圧(面圧)が0.5Kgf/cm2
以上になると、摩擦低減材と滑走面との間の摩擦係数が
十分低くなり、僅かな力でプレキャストボックスカルバ
ートまたはコンクリート構造物を容易に動かすことがで
きる。
吸水するとゲル化するポリマー」とは、水分を吸収する
とゲル化する高分子化合物などをいい、例えば、架橋ポ
リアクリル酸塩の高分子化合物などを含む。「摩擦低減
材」は、この水分を吸収するとゲル化するポリマーが、
不織布、ゴム、紙あるいは発泡ウレタンなどに混ぜられ
て形成されているものである。また、請求項1、請求項
2および請求項4において、「プレキャストボックスカ
ルバート」とは、その外形形状に拘わらず所定長さの中
空枠体(枠体内でさらに複数に分割されたものを含む)
をいうものとする。また、請求項3および請求項4にお
いて、「コンクリート構造物」とは、プレキャストボッ
クスカルバート等のプレキャストコンクリート二次製品
のほか、U型水路、コンクリートケーソンなどを含む。
を参照して説明する。図1乃至図7は、本発明の実施の
形態に係るプレキャストボックスカルバートの敷設工法
を説明するための図であって、図1は、フローチャート
である。図2は、プレキャストボックスカルバートと他
の部材との関係を示す断面図である。図3は、図2の円
部Aの拡大図である。図4は、ガイドレールの平面図で
ある。図5は、摩擦低減材を貼付したプレキャストボッ
クスカルバートの側面図である。図6は、図5の円部B
の拡大図である。図7は、後埋めモルタルを充填した状
態の部分断面図である。
カルバートの敷設工法では、図1に示すように、先ず、
施工区間を掘削する(ステップS1)。次いで、基礎砕
石を施工した(ステップS2)後、基礎コンクリートを
施工する(ステップS3)。このとき、図2および図3
に示すように、基礎コンクリート10の両サイドには、
ガイドレール(ガイド)20,20を平行に配置して、
後打ちアンカーにて取り付ける。図4に示すように、各
ガイドレール20は、例えば高さ(一辺の長さ)が50
mm程度の鋼製のアングル(等辺山形鋼)21がその一
辺を内側に向けて配置され、このアングル21の内側端
に、平鋼(フラットバー)を溶接して山形に形成した押
え部22が複数個当接され、溶接により固定されて形成
されている。2本のガイドレール20,20は、プレキ
ャストボックスカルバート(コンクリート構造物)Kの
幅の寸法より40〜60mm程度広くなるように離間さ
せて設置する。
ドレール20,20の間の基礎コンクリート10上に、
ガイドレール20の高さの40〜60%程度の高さに、
空練りモルタルからなる敷モルタル30を敷き均して、
入念に締固める(ステップS4)。このとき、ガイドレ
ース20,20が、敷モルタル30により基礎コンクリ
ート10上に固定される。
で幅300mm程度の薄いトタン板(亜鉛鉄板)からな
る滑走シート(滑走面)40,40を、敷モルタル30
の両端部にガイドレール20に沿って敷並べる。滑走シ
ート40の延長方向(ガイドレール20に沿う方向)の
接続部は、プレキャストボックスカルバートKの移動時
に引っ掛からないように、滑走シート40の端部を重ね
て、アルミテープ等のテープで養生する(ステップS
5)。なお、滑走シート40は、表面が円滑な面を備え
たものであればよく、トタン板以外のものも使用するこ
とができる。
0を貼り付けたプレキャストボックスカルバートKを、
クレーン等により抗内の所定位置に荷卸しする(ステッ
プS6)。ここで、摩擦低減材50は、水分を吸収する
とゲル化する吸水性のポリマーを含む不織布からなるも
のである。この摩擦低減材50,50は、プレキャスト
ボックスカルバートKの下面の両端部に、プレキャスト
ボックスカルバートKの進行方向(滑走シート40の延
長方向)に沿って後端まで、接着剤などによって固定す
る。各摩擦低減材50,50は、プレキャストボックス
カルバートKのガイドレール10,10側の側端から例
えば50mm程度離して貼り付ける。各摩擦低減材5
0,50は、例えば幅が140mm程度のものが用いら
れ、荷卸ししたときに、左右の各摩擦低減材50,50
が左右の各滑走シート40,40上に置かれる。また、
図6に示すように、各摩擦低減材50,50は、プレキ
ャストボックスカルバートKの進行方向前側端面の下端
部まで設ける。
クスカルバートKに貼り付けた(ステップS21)後、
出荷して(ステップS22)、現場に仮置きし(ステッ
プS23)、プレキャストボックスカルバートKを抗内
に荷卸しする(ステップS6)前に、摩擦低減材50に
噴霧機等によって散水して、摩擦低減材50に水分を与
えゲル化しておく。なお、摩擦低減材50を現場におい
ては貼り付けるようにすることもできる。
を、人力またはウインチ等により、据付位置まで移動さ
せる(ステップS7)。この移動のときに、摩擦低減材
50の吸水性ポリマーが水分を吸収してゲル化し、摩擦
低減材50の摩擦力が低減しているので、この摩擦低減
材50と滑走シート40との間の摩擦係数が低くなり、
小さな力で容易にプレキャストボックスカルバートKは
移動する。
は、0.5Kgf/cm2以上になるように設定するの
が好ましい。このようにすると、摩擦低減材50と滑走
シート40との間の摩擦係数μを0.006程度以下に
することができる。摩擦低減材50に作用する設置圧
(面圧)は、プレキャストボックスカルバートKに貼り
付ける摩擦低減材50の大きさや、枚数を変えることに
より変えることができる。
にも、摩擦低減材50に水分を与えるようにしてもよ
い。また、荷卸前に摩擦低減材に水分を与える代わり
に、滑走シート40に散水しておき、プレキャストボッ
クスカルバートKの荷卸後に、この滑走シート40の水
分によって摩擦低減材50の水溶性ポリマーをゲル化し
て、摩擦低減材50の摩擦力を低減するようにしてもよ
い。
バートKを左右に動かして、左右の微調整を行い、既に
据え付けられているプレキャストボックスカルバートと
連結して据え付ける(ステップS8)。その後、順次、
プレキャストボックスカルバートKの荷卸(ステップS
6)、移動(ステップS7)、据付(ステップS8)を
繰り返して所定個数を連結する。次に、図7に示すよう
に、各プレキャストボックスカルバートKの側面と両ガ
イドレール20,20との両隙間に、後埋めモルタル
(充填材)60を充填し(ステップS9)、各プレキャ
ストボックスカルバートKを固定する。最後に、土を埋
め戻して(ステップS10)、作業を完了する。
トの敷設工法にあっては、敷モルタル30上に滑走シー
ト40,40を設ける一方、プレキャストボックスカル
バートKの下面に、水分を吸収するとゲル化する吸水性
のポリマーを含む不織布からなる摩擦低減材50,50
を設けて、これに水分を与えることにより、プレキャス
トボックスカルバートKを滑走シート上で容易に移動さ
せることができる。したがって、大掛かりな設備を用い
ることなく、簡単にプレキャストボックスカルバートK
を敷設することができるので、工費を低減することがで
きる。特に、プレキャストボックスカルバートKの移動
距離が短い区間における簡便な敷設方法として有効であ
る。また、通常のトラッククレーン等を用いた吊り下げ
施工を行っている場合でも、支障物がある個所などに部
分的に利用することができる。さらに、プレキャストボ
ックスカルバートKに対して、この工法を実施するため
に加工や細工を特に施す必要がない。
ンクリート10上に敷き均された敷モルタル30上に設
けられた滑走シート40,40上で、プレキャストボッ
クスカルバートKを移動させるので、プレキャストボッ
クスカルバートKの下面の下側に隙間が必要でない。そ
のため、プレキャストボックスカルバートKを据え付け
た後に、プレキャストボックスカルバートKの下面の下
側にモルタル等の充填材を充填する作業を省略すること
ができる。したがって、工費を低減することができる。
0として、水分を吸収するとゲル化する吸水性のポリマ
ーを含む不織布からなるものを用いたが、摩擦低減材と
しては、水分を吸収するとゲル化する吸水性のポリマー
(高分子化合物など)を含むものであればよく、例え
ば、水分を吸収するとゲル化する吸水性のポリマーを含
むゴムや、水分を吸収するとゲル化する吸水性のポリマ
ーを含む紙、あるいは水分を吸収するとゲル化する吸水
性のポリマーを含む発泡ウレタンなどを用いることがで
きる。
ストボックスカルバートの敷設方法について説明した
が、これに限らず、水分を吸収するとゲル化する吸水性
のポリマーを含む不織布等からなる摩擦低減材をコンク
リート構造物の下面に設け、この摩擦低減材に水分を与
えて吸収させるとともに、トタン板等の滑走シート等に
より滑走面を形成し、この滑走面上でコンクリート構造
物を移動させるようにすれば、コンクリート構造物、特
に大型の、したがって重量の大きなコンクリート構造物
の移動を簡単な設備で容易に行うことができる。
プレキャストボックスカルバートの敷設工法によれば、
大掛かりな設備を用いることなく、簡単にプレキャスト
ボックスカルバートを敷設することができるので、工費
を低減することができる。特に、プレキャストボックス
カルバートの移動距離が短い区間における簡便な敷設方
法として有効である。また、支障物がある個所などに部
分的に利用することができる。さらに、プレキャストボ
ックスカルバートに対して、この工法を実施するために
加工や細工を特に施す必要がない
ルバートの敷設工法によれば、請求項1の作用効果を奏
することができるのは勿論、プレキャストボックスカル
バートを据え付けた後に、プレキャストボックスカルバ
ートの下面の下側にモルタル等の充填材を充填する作業
を省略することができ、さらに工費を低減することがで
きる。
動方法によれば、大掛かりな設備を用いることなく、簡
単にコンクリート構造物を移動させることができるの
で、工費を低減することができる。本発明は、特に大型
のコンクリート構造物を移動させる場合に有効である。
また、特に、コンクリート構造物の移動距離が短い区間
における簡便な移動方法として有効である。また、通常
のトラッククレーン等を用いた移動を行っている場合で
も、支障物がある個所などに部分的に利用することがで
きる。さらに、コンクリート構造物に対して、この移動
方法を実施するために加工や細工を特に施す必要がな
い。
ルバートの敷設工法およびコンクリート構造物の移動方
法によれば、摩擦低減材と滑走面との間の摩擦係数を十
分低くすることができるので、僅かな力でプレキャスト
ボックスカルバートまたはコンクリート構造物を動かす
ことができる。
スカルバートの敷設工法を説明するためのフローチャー
トである。
の関係を示す断面図である。
ルバートの側面図である。
ある。
ト構造物)
Claims (4)
- 【請求項1】 プレキャストボックスカルバートの敷設
位置まで滑走面を形成する工程と、 前記プレキャストボックスカルバートの下面に、水分を
吸収するとゲル化するポリマーを含む摩擦低減材を設け
る工程と、 前記摩擦低減材に水分を与えて水分を吸収させる工程
と、 水分を吸収した前記摩擦低減材が設けられた前記プレキ
ャストボックスカルバートを、前記滑走面上で移動させ
る工程と、 を備えていることを特徴とするプレキャストボックスカ
ルバートの敷設工法。 - 【請求項2】 基礎コンクリートを施工する工程と、 この基礎コンクリートの両側にガイドを設置する工程
と、 これらのガイドの間に敷モルタルを施工する工程と、 この敷モルタル上に、プレキャストボックスカルバート
の敷設位置まで滑走面を形成する工程と、 前記プレキャストボックスカルバートの下面に、水分を
吸収するとゲル化するポリマーを含む摩擦低減材を設け
る工程と、 前記摩擦低減材に水分を与えて水分を吸収させる工程
と、 水分を吸収した前記摩擦低減材が設けられた前記プレキ
ャストボックスカルバートを、前記滑走面上で移動させ
る工程と、 移動してきた前記プレキャストボックスカルバートを、
既に据え付け済みのプレキャストボックスカルバートに
連結して据え付ける工程と、 据え付けられた前記プレキャストボックスカルバートの
側面と前記ガイドとの間に、充填材を充填する工程と、 を備えていることを特徴とするプレキャストボックスカ
ルバートの敷設工法。 - 【請求項3】 コンクリート構造物の移動位置まで滑走
面を形成する工程と、 前記コンクリート構造物の下面に、水分を吸収するとゲ
ル化するポリマーを含む摩擦低減材を設ける工程と、 前記摩擦低減材に水分を与えて水分を吸収させる工程
と、 水分を吸収した前記摩擦低減材が設けられた前記コンク
リート構造物を、前記滑走面上で移動させる工程と、 を備えていることを特徴とするコンクリート構造物の移
動方法。 - 【請求項4】 前記摩擦低減材に作用する設置圧が0.
5Kgf/cm2以上に設定されていることを特徴とす
る請求項1乃至請求項3の何れかに記載のプレキャスト
ボックスカルバートの敷設工法またはコンクリート構造
物の移動方法。
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-
2001
- 2001-05-08 JP JP2001136957A patent/JP4447803B2/ja not_active Expired - Fee Related
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