JP2002331142A - 景品交換システム - Google Patents

景品交換システム

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JP2002331142A
JP2002331142A JP2001138106A JP2001138106A JP2002331142A JP 2002331142 A JP2002331142 A JP 2002331142A JP 2001138106 A JP2001138106 A JP 2001138106A JP 2001138106 A JP2001138106 A JP 2001138106A JP 2002331142 A JP2002331142 A JP 2002331142A
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孝俊 武本
Masayuki Tsurumi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】景品玉を遊技客の希望する任意のものに交換可
能な景品交換システムを提供する。 【解決手段】カード変換装置200は、遊技機店10で
遊技客が獲得した景品玉数と、挿入されたデビットカー
ド等の金融カード182のカード番号と遊技機店の識別
コードとを第2の管理機関30の決済管理装置31へ送
信する。決済管理装置31は、景品玉数をカード番号別
かつ識別コード別に登録する。買い物などの利用金額の
決済を金融カード182を用いて決済端末41から行う
とき、決済管理装置31は、そのカード番号に対応付け
て遊技機店別に登録されている景品玉数を所定の優先順
位に従って換金した資金と口座の残金のいずれか一方ま
たは双方を用いて、利用金額の決済処理を行う。これに
より複数の遊技機店で獲得した景品玉を、遊技客は、一
般の店舗での買い物の決済に利用することが可能にな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技客が遊技の結
果獲得した景品玉に基づく利益を遊技客に還元する景品
交換システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパチンコ機等の遊技機では、遊技
客の獲得した景品玉やメダルを各種の景品に交換し、利
益を遊技客に還元している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】遊技客の希望する景品
が遊技機店に無い場合や、遊技客がいずれの景品も希望
していない場合には、せっかく遊技で多数の景品玉を獲
得しても、それらの景品玉を遊技客にとって有用なもの
に交換することができず、遊技客を満足させることがで
きなかった。
【0004】本発明は、以上のような従来技術が有する
問題点に着目してなされたもので、景品玉を遊技客の希
望する任意のものに交換可能な景品交換システムを提供
することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存
する。 [1]遊技客が遊技の結果獲得した景品玉に基づく利益
を遊技客に還元する景品交換システムにおいて、所定の
口座に対応付けられた金融カードとしての機能を備えた
情報記録媒体(182)であって遊技客の有するものに
またはこれに対応付けて、遊技客の獲得した遊技媒体の
計数結果である景品玉数を前記口座の資金として利用可
能かつ遊技機店別に登録することを特徴とする景品交換
システム。
【0006】[2]遊技客が遊技の結果獲得した景品玉
に基づく利益を遊技客に還元する景品交換システムにお
いて、所定の口座に対応付けられた金融カードとしての
機能を備えた情報記録媒体(182)であって遊技客の
有するものにまたはこれに対応付けて、遊技客の獲得し
た遊技媒体の計数結果である景品玉数を前記口座の資金
として利用可能かつ遊技機店別に登録するとともに、遊
技機店別に登録されている景品玉数を口座の資金として
利用する際に各遊技機店に対応付けられた景品玉数を所
定の優先順位に従って換金することを特徴とする景品交
換システム。
【0007】[3]遊技機店に設置された遊技機で使用
する遊技媒体の遊技客への貸出しと遊技客が遊技の結果
獲得した景品玉の数を管理するとともに景品玉に基づく
利益を遊技客に還元する景品交換システムにおいて、景
品交換装置(200)と、決済管理装置(31)とを備
え、前記景品交換装置(200)は、所定の口座に対応
付けられた金融カードとしての機能を備えた情報記録媒
体(182)であって遊技客の有するものから読み取っ
たカード番号と遊技客の獲得した遊技媒体を計数した結
果である景品玉数と遊技機店の識別コードとを前記決済
管理装置(31)に通知するものであり、前記決済管理
装置(31)は、前記景品交換装置(200)から通知
された情報に基づいてカード番号別かつ識別コード別に
景品玉数を記憶して管理する景品玉数管理機能と、所定
のカード番号に対応する口座の資金を支出するとき、当
該カード番号に対応付けて識別コード別に登録されてい
る景品玉数を所定の優先順位に従って換金する換金機能
とを有するものであることを特徴とする景品交換システ
ム。
【0008】[4]前記優先順位を遊技客毎に登録可能
としたことを特徴とする[2]または[3]に記載の景
品交換システム。
【0009】[5]前記優先順位を、未だ資金として利
用されていない遊技機店別の残り景品玉数に基づいて設
定することを特徴とする[2]または[3]に記載の景
品交換システム。
【0010】[6]遊技機店別に換金率を記憶してお
き、前記優先順位を、遊技機店毎の換金率に基づいて設
定することを特徴とする[2]または[3]に記載の景
品交換システム。
【0011】[7]前記優先順位を、景品玉数の最終加
算日時に基づいて設定することを特徴とする[2]また
は[3]に記載の景品交換システム。
【0012】[8]前記情報記録媒体(182)を用い
て遊技媒体を貸し出す際に、前記情報記録媒体(18
2)に対応する口座の資金に優先して前記景品玉数を使
って遊技媒体を貸し出すことを特徴とする[1]から
[7]の何れかに記載の景品交換システム。
【0013】[9]所定の識別コードに対応付けて登録
されている景品玉数を換金した分の金額を前記識別コー
ドに対応する遊技機店の指定口座から引き落して精算す
ることを特徴とする[1]から[8]の何れかに記載の
景品交換システム。
【0014】[10]前記金融カードとしての機能が、
利用金額を所定の口座から決済するための決済カードと
しての機能であり、前記情報記録媒体(182)にまた
はこれに対応付けて、遊技客の獲得した遊技媒体の計数
結果である景品玉数を前記決済に使用し得る有価価値と
して利用可能に登録することを特徴とする[1]から
[9]の何れかに記載の景品交換システム。
【0015】[11]前記決済は、即時決済または与信
決済の何れか一方または双方であることを特徴とする
[10]に記載の景品交換システム。
【0016】[12]遊技媒体の貸出情報を、第1の管
理機関(20)に通知し、前記情報記録媒体(182)
の利用状況を管理する第2の管理機関(30)に前記景
品玉数を通知することを特徴とする[1]から[11]
の何れかに記載の景品交換システム。
【0017】次に、前記各項に記載された発明の作用を
説明する。所定の口座に対応付けられた金融カードとし
ての機能を備えた情報記録媒体(182)であって遊技
客の有するものにまたはこれに対応付けて、遊技客の獲
得した遊技媒体の計数結果である景品玉数を口座の資金
として利用可能かつ遊技機店別に登録する。そして、遊
技機店別に登録されている景品玉数を口座の資金として
利用する際には、各遊技機店に対応付けられた景品玉数
のうちいずれの遊技機店のものから換金するかを所定の
優先順位に従って定め、当該順序に従って景品玉を換金
する。
【0018】すなわち、金融機関が発行する即時決済カ
ード(デビッドカード)やキャッシングカード、クレジ
ットカード、バンクカードなどの金融カードに対応付け
て、景品玉数を、当該景品玉を獲得した遊技機店別に登
録する。デビットカードやクレジットカードを使って買
い物した際の代金の決済や口座から現金を引き出すなど
のために口座の資金を支出する際には、登録されている
景品玉数に所定の換金率(玉単価)を乗じて換金し、こ
れを支出の資金として利用する。このとき、どの遊技機
店に対応付けられた景品玉数から優先的に換金するか
を、予め定めた所定の優先順位にしたがって決定する。
【0019】たとえば、遊技機店Aと、遊技機店Bと、
遊技機店Cの景品玉数が登録されており、遊技機店Aの
景品玉数を換金した金額をa、遊技機店Bの景品玉数を
換金した金額をb、遊技機店Cの景品玉数を換金した金
額をcとし、A、B、Cの順に優先順位が設定されてい
るものとする。このとき、決済等のために支出すべき金
額Kが、K≦aならば、必要な分だけ遊技機店Aの景品
玉数を換金して支出する。また(a+b)≧K>aなら
ば、遊技機店Aの景品玉数を全て換金しかつ足りない分
を遊技機店Bの景品玉数を換金して支払いに充てる。
(a+b+c)≧K>(a+b)ならば、遊技機店Aと
遊技機店Bの景品玉数を全て換金しかつ足りない分を遊
技機店Cの景品玉数を換金して支払いに充てる。さらに
K>(a+b+c)ならば、遊技機店Aと遊技機店Bと
遊技機店Cの景品玉数を全て換金しかつ足りない分を口
座の残金から補充する。なお、景品玉数を換金した分の
金額は、使用した景品玉数に対応付けられている遊技機
店の指定口座からそれぞれ引き落して精算する。
【0020】より詳細には、遊技機店等に景品交換装置
(200)を配置し、金融機関等に決済管理装置(3
1)を配置する。景品交換装置(200)は、遊技客の
有する金融カードからカード番号を読み取り、当該カー
ド番号と遊技客の獲得した遊技媒体を計数した結果であ
る景品玉数と遊技機店の識別コードとを決済管理装置
(31)に通知する。決済管理装置(31)は、景品交
換装置(200)から通知された情報に基づいてカード
番号別かつ識別コード別に景品玉数を記憶して管理す
る。また所定のカード番号に対応する口座の資金を支出
するときには、当該カード番号に対応付けて識別コード
別に登録されている景品玉数を所定の優先順位に従って
換金する。
【0021】なお、情報記録媒体(182)に対応付け
て行う景品玉数の登録は、情報記録媒体(182)その
ものに景品玉数を登録するものであってもよいし、金融
カードに対応する口座を管理している金融機関等のデー
タベースに登録するものであってもよい。
【0022】このように、金融カードとしての機能を有
する情報記録媒体(182)に、遊技客の獲得した景品
玉数を口座の資金として利用可能に登録するので、遊技
客は、景品玉による利益を買い物等の支払いに利用した
り現金化したりすることができ、遊技者の希望に即して
景品玉を有効利用することができる。また、遊技機店別
に景品玉数を登録するので、複数の遊技機店で得た景品
玉数を1枚の金融カードで円滑かつ適切に管理すること
ができる。さらに、登録されている景品玉数を所定の優
先順位に従って換金するので、優先順位の設定の仕方次
第で、多様な換金態様を実現することができる。
【0023】優先順位は、システムで固有に定めてもよ
いし、遊技客毎に登録可能とするものでもよい。遊技客
毎に登録可能なものでは、どの遊技機店の景品玉から優
先使用するかを各遊技客の希望に応じて定めることがで
き、遊技客毎の希望に沿ったきめの細かいサービスを提
供することができる。また優先順位を、未だ資金として
利用されていない遊技機店別の残り景品玉数に基づいて
設定するように構成してもよい。たとえば、残り景品玉
数の多い順あるいは少ない順に優先順位を設定する等で
ある。
【0024】また遊技機店別に換金率を記憶しておき、
優先順位を遊技機店毎の換金率に基づいて設定してもよ
い。たとえば、換金率の高い順あるいは低い順に遊技機
店毎の景品玉数を換金する等である。さらに優先順位
を、景品玉数の最終加算日時に基づいて設定してもよ
い。たとえば、最終加算日時が古いものを優先すれば、
あまり遊技を行っていない遊技機店での景品玉を優先的
に換金することができる。もちろん最終加算日時の新し
いものから優先的に景品玉を換金するように構成しても
よい。
【0025】情報記録媒体(182)を用いて遊技媒体
を貸し出す際に、情報記録媒体(182)に対応する口
座の資金に優先して景品玉数を使って遊技媒体を貸し出
すものでは、換金前であれば、情報記録媒体(182)
に記録されている景品玉数を優先的に利用して遊技媒体
の貸し出しを受けることができるので、遊技客を再度の
遊技に誘うことができる。
【0026】なお、金融カードとしての機能は、利用金
額を所定の口座から即時決済あるいは与信決済するため
の決済カードとしての機能であってもよいし、口座に資
金を出し入れするための銀行カードとしての機能であっ
てもよい。ここで即時決済とは、決済要求のあったとき
即座に決済処理を行うことであり、与信決済とは、信用
に基づき、後日を決済日とする決済方法である。
【0027】このほか、遊技媒体の貸出情報を、第1の
管理機関(20)に通知し、情報記録媒体(182)の
利用状況を管理する第2の管理機関(30)に景品玉数
を通知するように構成したものでは、貸出情報と景品玉
数とを遊技機店とは別の第3者機関(第1の管理機関
(20)と第2の管理機関(30))で管理することが
でき、営業収支を適正かつ公正に管理することができ
る。なお、第1の管理機関(20)と第2の管理機関
(30)は、公正を担保するためには、別の機関である
ことが望ましいが、同一の第3者機関であってもよい。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
の形態を説明する。図1は、本発明にかかる景品交換シ
ステムの構成を示している。本システムは、遊技機店1
0に設置される装置と、遊技媒体の貸し出しに関する情
報を管理するための第三者機関である第1の管理機関2
0に設置する装置と、景品玉数の管理および景品玉数を
用いた決済等を管理するための第三者機関である第2の
管理機関30に設置する装置を主要部とするものであ
り、各装置は、通信回線を通じて互いに情報の授受が可
能になっている。
【0029】さらに情報記録媒体である金融カード18
2を用いて決済するためのレジスタ等の決済端末41が
スーパーマーケットやコンビニエンスストア40等に配
置されている。この決済端末41も通信回線を通じて第
2の管理機関30の所定装置と接続されている。なお金
融カードは、クレジットカード、キャッシュカード、デ
ビットカード、銀行カード等の機能を少なくとも1つ以
上有するカードである。
【0030】本システムでは、遊技機店で遊技客が獲得
した遊技媒体の数(景品玉数)を金融カード182に対
応付けて登録しておき、買い物などの利用金額の決済を
金融カード182を用いて決済端末41で行うときに、
登録されている景品玉数に相当する有価価値を使って利
用金額の決済を行うことが可能になっている。すなわ
ち、遊技機店で獲得した景品玉を、遊技客は、コンビニ
エンスストアなど一般の店舗での買い物の決済に利用す
ることが可能になっている。また遊技客は、景品玉数を
口座の資金として換金しこれを引き出して現金化するこ
とも可能である。
【0031】さらに本システムは、複数の遊技機店で獲
得した景品玉数を1つの金融カード182で管理し得る
ようになっている。具体的には、景品玉数は、金融カー
ドのカード番号別かつ遊技機店別に登録される。景品玉
数を換金する際には、所定の優先順位に従って遊技機店
別の景品玉数を換金するようになっている。
【0032】遊技機店10には、パチンコ機などの遊技
機110が多数配置されるとともに遊技機110にはそ
れぞれ遊技媒体貸機120が並設されている。遊技機店
10にはLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)等
のネットワーク130が敷設してあり、台コントローラ
や島コントローラを通じて遊技機110や遊技媒体貸機
120が当該ネットワークに接続されている。このネッ
トワーク130には、ホールコンピュータとしての管理
装置140、計数機150、POS端末としての機能を
有する景品管理装置160、プリンタ171等が接続さ
れている。
【0033】遊技媒体貸機120は、パチンコ機やスロ
ットマシンなどの遊技機110で遊技を行うために用い
るパチンコ玉やメダルなどの遊技媒体を貸し出す装置で
あり、現金の投入によって遊技媒体を貸し出すほか、金
融カードを用いて遊技媒体を貸し出すことが可能になっ
ている。また遊技媒体貸機120は、遊技機110と協
働することにより、遊技媒体を計数する機能を果たす。
すなわち、遊技機110に設けられている図示省略の精
算ボタンを遊技客が押下すると、遊技客の獲得した遊技
媒体の数を計数し、その計数結果である景品玉数を記録
した所定のカードあるいはレシートを発券する機能を有
している。遊技機110は、出玉や大当りの発生状況な
ど遊技機に関する各種のデータを管理装置140へ送信
し、遊技媒体貸機120は、遊技媒体の貸し出しに関す
るデータを管理装置140へ送信する機能を有してい
る。
【0034】管理装置140は、店内に設置した遊技機
110、遊技媒体貸機120、景品管理装置160など
の遊技装置を統括管理するホールコンピュータとしての
機能を果たすものであり、遊技機110や遊技媒体貸機
120など各種の遊技装置から送られてくる情報を受信
して処理する。また設定変更などの指示を遊技装置へ送
信する機能を有している。管理装置140は、これら遊
技に関するデータを所定のデータベースに蓄積し管理す
る機能を有する。
【0035】さらに、管理装置140は、遊技媒体の貸
出しに関する情報(金額や内訳、個数など)を、第1の
管理機関20に設置されている貸出管理装置21へ通信
回線を通じて送信する機能を備えている。すなわち、遊
技機店10の売上に関する情報は全て貸出管理装置21
へ送信され、第1の管理機関20の貸出管理装置21に
よって管理される。なお、図1では、第1の管理機関2
0を遊技機店10の内側に配置した状態を記載したが、
実際には、遊技機店10の外部に存在している。また第
1の管理機関20に配置された貸出管理装置21との間
の通信回線は、図示省略のファイアウォール装置を介し
てネットワーク130に接続され、セキュリティの確保
を図っている。
【0036】また管理装置140は、モデム141およ
び所定の通信回線を通じて第2の管理機関30に配置さ
れた装置と接続され、各種の情報の送受信を行うように
なっている。
【0037】計数機150は、遊技客が獲得したパチン
コ玉やメダルなどの遊技媒体の数を計数する装置であ
り、計数結果を景品玉数として表したレシートを発券し
たり、計数結果の景品玉数を管理装置140にネットワ
ーク130を通じて送信する機能を有している。
【0038】景品管理装置160は、レシートやカード
に記録された景品玉数を景品に交換するための装置であ
る。景品管理装置160は、遊技客が景品玉を一般景品
と交換することを希望する場合には、その交換処理を行
い、第1情報記録媒体としてのポイントカード181へ
の記録を希望する場合には、遊技客が既に有するポイン
トカードあるいは新たに発行するポイントカードに今回
の景品玉数を加算して記録する処理を行う。なおポイン
トカードには、遊技機店を一意に特定するために割り当
てた識別コードが登録される。交換の際には、レシート
等が真正なものであるか否かを調べるために計数機15
0あるいは管理装置140へ所定の問い合わせを行い、
データ照合を行うようになっている。
【0039】遊技機店10の中には、ポイントカードに
記録されている景品玉数をさらに次の段階の景品に交換
する景品交換装置としてのカード変換装置200が設置
してある。このカード変換装置200は、遊技機店10
の外部に設置してもよい。カード変換装置200は、ポ
イントカード181を挿入するためのポイントカード挿
入口201と、暗証番号の入力操作を受け付ける暗証番
号入力部202と、景品玉数を換金する際の遊技者固有
の優先順位の入力を遊技客から受け付けて登録するため
の順位指定部203と、金融カード182を挿入するた
めの金融カード挿入・排出部204とを備えている。
【0040】カード変換装置200は、遊技媒体を計数
した結果の景品玉数が記録された第1情報記録媒体とし
てのポイントカード181と遊技客の有する情報記録媒
体としての金融カード182とを受け入れ、ポイントカ
ード181から読み取った景品玉数と識別コードと金融
カード182から読み取ったカード番号とを第2の管理
機関30の決済管理装置31に所定の通信回線を通じて
通知する機能を有する。なお、金融カード182の所有
者であることを認証するために、カード変換装置200
は、暗証番号入力部202を通じて暗証番号の入力を利
用者に求めるようになっている。
【0041】またカード変換装置200は、ポイントカ
ード181から読み取った景品玉数を同じくポイントカ
ード181から読み取った識別コード別に区分して金融
カード182へ記録し更新する機能も有している。たと
えば、カード変換装置200としてICカードを用いた
場合には、識別コード別に景品玉数の変化履歴などの詳
細情報を金融カード182に書き込み登録することがで
きる。カード変換装置200の順位指定部203は、景
品玉数を換金する際の遊技者固有の優先順位や優先方式
の登録操作を受け付けるものである。
【0042】カード変換装置200は、景品玉数と識別
コードとカード番号とを第2の管理機関30へ通知し登
録が完了すると、ポイントカード181に記録されてい
る景品玉数が無効になるようにポイントカード181の
記録内容を更新するようになっている。
【0043】第2の管理機関30は、顧客の口座を管理
する銀行機能を果たす機関であり、第2の管理機関30
の決済管理装置31は、顧客毎(カード番号毎)に、口
座への資金の出納や残高を管理したり、景品玉数を記録
して管理したり、景品玉数の加算や使用の履歴を記録し
て管理したりする機能を備えている。特に、景品玉数と
の関係で見ると、カード変換装置200から通知された
情報に基づいてカード番号別かつ識別コード別に景品玉
数を記憶してその履歴を管理する景品玉数管理機能を有
している。すなわち、景品玉数を遊技客別・遊技機店別
に登録し管理する機能を有している。
【0044】また金融カード182を用いて利用金額を
即時決済等する旨の要求をそのカード番号とともに所定
の決済端末41から受け取ったとき、そのカード番号に
対応付けて管理している口座の残額またはそのカード番
号に対応付けて管理している景品玉数に応じた有価価値
の何れか一方または双方を用いて利用金額を決済する決
済機能を有している。また金融カード182を用いて口
座の資金を引き出す際にも、景品玉数を換金する機能を
有している。どの遊技機店に対応する景品玉数を換金に
利用するかは、別途定める優先順位に従う。なお、換金
した分の金額は、換金された景品玉数に対応付けられて
いる遊技機店の指定口座から引き落して精算するように
なっている。
【0045】スーパーマーケットやコンビニエンススト
ア40に配置された決済端末41は、顧客が自己の金融
カード182を用いて利用金額の決済を行うとき、暗証
番号の入力を受け付け、カード番号と暗証番号と利用金
額とを第2の管理機関30の決済管理装置31へ通信回
線を通じて送信する機能と、即時決済可否の応答を決済
管理装置31から受け取る機能を備えている。なお、金
融カード182は、銀行カードとしても機能するもので
あり、金融機関の支店や街頭に設置されたATMやCT
M80を用いて現金の出納を行うことも可能になってい
る。
【0046】図2から図4は、決済管理装置31が景品
玉数を管理するために記憶しているデータを示してい
る。図2は、システム全体に係わるデータであり、図2
(a)の第1情報301は、景品玉数を換金する際の優
先順位を、システム全体として統一するのか、遊技客別
に個別の優先順位を適用するのかの区別を示す情報であ
る。図2(b)の第2情報302は、システム全体とし
て統一した優先順位を使用する場合における優先方式を
示すものである。第2情報302は、予め定めた固定順
を採用するのか、景品玉数の大小に応じて優先順位を定
める残数順を採用するのか、換金率に応じて優先順位を
定める換金率順を採用するのか、最終加算日を基準に優
先順位を定める最終加算日順を採用するのかの区別を示
している。
【0047】図2(c)の固定順登録テーブル303
は、第2情報302で固定順が指定された場合に参照さ
れるテーブルであり、景品玉数を換金する際の優先度の
高い順に遊技機店の識別コードを登録したものである。
図中のNILは、テーブルの終端記号である。図2
(d)の換金率テーブル304は、第2情報302で換
金率が指定された場合等に参照されるテーブルであり、
遊技機店の識別コードとその遊技機店の換金率とを対応
付けて予め登録したものである。
【0048】図3は、景品玉数登録テーブル310を示
している。景品玉数登録テーブル310では、各カード
番号毎に、遊技機店別の景品玉数と、最終加算日を登録
してある。最終加算日は、各遊技機店の景品玉数が加算
された最新の日付を示している。
【0049】図4は、カード番号別に、優先方式と指定
優先順位とを登録した客別指定情報登録テーブル320
を示している。客別指定情報登録テーブル320には、
各カード番号の金融カード182の所有者たる遊技者
が、カード変換装置200の順位指定部203を通じて
指定した優先順位が登録される。優先方式は、第2情報
302と同様に固定順と残数順と換金率順と最終加算日
順の中の何れか1つが登録される。指定順位の部分に
は、固定順を採用する場合における遊技機店の優先順位
が登録される。
【0050】次に作用を説明する。遊技客は、遊技を開
始する際に、遊技媒体貸機120に現金を投入するなど
して遊技媒体の貸し出しを受ける。遊技媒体の貸出しに
関するデータは、遊技媒体貸機120からネットワーク
130、管理装置140、所定の通信回線を経て第1の
管理機関20の貸出管理装置21に送信されて登録され
る。これにより、遊技機店10の売上に関する情報が第
1の管理機関20で管理されることになる。
【0051】遊技客は、遊技機110での遊技を終了し
て精算するとき、獲得した遊技媒体を計数機150へ投
入して遊技媒体の数を計数し、その結果である景品玉数
と識別記号の記録されたレシートあるいは所定の記録媒
体(カード)を受け取る。識別記号は、不正を防止する
ためのものであり、レシート等の発行毎に異なる番号が
割り当てられる。この識別記号と景品玉数とを組にした
情報は管理装置140へ送信され、当該管理装置140
で記録管理される。
【0052】遊技客は計数機150の発券したレシート
またはカードを持って景品交換所へ行き、景品との交換
手続きを行う。この際、レシートまたはカードが景品管
理装置160に投入される。景品管理装置160は、投
入されたレシートまたはカードから識別記号と景品玉数
の情報を読み取り、これらを照合データとして管理装置
140へ送信する。管理装置140は、景品管理装置1
60から送られてきた照合データが計数機150から既
に送られてきたものと一致するか否かを調べ、一致する
場合には、照合完了の通知を景品管理装置160へ送
る。一方、照合失敗の場合には、エラー通知を景品管理
装置160へ送る。
【0053】景品管理装置160は、管理装置140か
らの照合結果がエラーの場合には、景品との交換を拒否
する。照合完了の場合には、景品玉を遊技客の指定する
景品に交換する処理を行う。そして、景品交換処理の完
了後に、その旨を識別記号とともに管理装置140へ送
信する。管理装置140は、この通知を受けて該当する
識別記号の景品玉が交換済みである旨を登録する。
【0054】なお、遊技機110に精算スイッチが設け
てある場合には、遊技客は遊技の終了時に当該精算スイ
ッチを押下して精算処理を行ってもよい。この場合、遊
技客の獲得した遊技媒体の数は遊技機110で計数さ
れ、レシートあるいはカードが遊技媒体貸機120から
発行される。このレシートまたはカードは、計数機15
0が発行したものと同様に、景品管理装置160へ挿入
し、景品との交換処理に使用される。
【0055】一般景品との交換を希望する場合には、景
品管理装置160において景品玉と一般景品との交換処
理が行われる。具体的には、交換する一般景品に対応す
る数だけ景品玉数が減算され、残りがある場合にはその
分と当該遊技機店を一意に特定するための識別コードが
ポイントカード181に記録される。実際の景品は、店
員等から遊技客に引き渡される。遊技機店10に在庫の
ある一般景品との交換を希望しない旨の操作が成された
場合には、レシートやカードから読み取った景品玉数と
識別コードとがポイントカード181に記録されて発行
される。なおポイントカードに、既に景品玉数が登録さ
れている場合には、今回の景品玉数がこれに累積加算さ
れて登録される。
【0056】次に遊技客は、景品管理装置160の発行
したポイントカード181と自身の有する金融カード1
82とをカード変換装置200に投入する。カード変換
装置200は、ポイントカード181からこれに記録さ
れている景品玉数と識別コードとを読み取る。また金融
カード182からはカード番号、あるいはカード番号と
暗証番号を読み取る。その後、カード変換装置200
は、遊技客に対して暗証番号の入力を求め、入力された
暗証番号を用いて遊技客が金融カード182の真正な持
ち主であるか否かの認証を行う。
【0057】なお、金融カード182がICカードであ
る場合のように、金融カード182に暗証番号が記録さ
れているときは、これとの照合によって認証を行う。ま
た金融カード182に暗証番号が記録されていない場合
には、オンラインでカード番号と暗証番号を第2の管理
機関30へ通信回線を通じて送信して認証処理を依頼
し、その結果を第2の管理機関30から受け取るように
なっている。
【0058】認証が正常に完了するとカード変換装置2
00は、カード番号と景品玉数と識別コードとを第2の
管理機関30の決済管理装置31へ通知しかつこの景品
玉数を有価価値として利用可能に登録する旨の指示を決
済管理装置31へ送信する。送信完了後に、カード変換
装置200は、ポイントカード181に登録されている
景品玉数を0にリセットするか、景品と交換済みである
旨の情報をポイントカード181に記録する。
【0059】第2の管理機関30の決済管理装置31
は、カード変換装置200から、景品玉数とカード番号
と識別コードと登録指示とを受信したとき、そのカード
番号および識別コードに対応付けて登録されている景品
玉数に今回受信した景品玉数を累積加算する。これによ
り、遊技客の獲得した景品玉が、その遊技客の金融カー
ド182に対応付けられて遊技機店別に登録され、一般
店舗での買い物時の決済等に利用可能になる。
【0060】次に、遊技客が、スーパーマーケットやコ
ンビニエンスストア40等での買い物の利用金額を金融
カード182を用いて決済する場合について説明する。
決済端末41に金融カード182を挿入して利用金額と
暗証番号を打ち込むと、決済端末41からカード番号と
暗証番号と利用金額とが第2の管理機関30の決済管理
装置31へ通信回線を通じて送信される。これを受けた
決済管理装置31は、カード番号と暗証番号とが予め登
録されたものと一致するかを照合して認証処理を行う。
また当該カード番号に対応する口座および当該カード番
号に対応付けて登録されている景品玉数に相当する有価
価値の合計が、利用金額以上あるか否かを検査する。
【0061】認証および残高等の検査に合格すると、決
済可能の通知を決済端末41へ返送する。認証失敗ある
いは残高等の検査に不合格の場合には、決済不可の通知
を決済端末41へ送信する。決済可能の場合には、カー
ド変換装置200は、カード番号に対応付けて管理して
いる口座の残額またはカード番号に対応付けて管理して
いる景品玉数に応じた有価価値の何れか一方または双方
を用いて利用金額の決済を行う。
【0062】具体的には、設定されている優先順位に基
づいて景品玉数を利用し、全ての景品玉数を換金しても
不足する場合には、その不足分を口座の残金から支払っ
て決済する。すなわち、口座の残額を利用して決済する
分については口座の残額を減算し、その分を該当のスー
パーマーケットやコンビニエンスストア40の口座へ振
り込む。また所定の遊技機店の景品玉数の有価価値を利
用して決済する分については、該当の遊技機店に対応付
けられている景品玉数を減算するとともに、使用した景
品玉数分の有価価値に対応する金額を、その遊技機店の
口座から引き落しこれをスーパーマーケットやコンビニ
エンスストア40の口座へ振り込む。なお、このとき第
2の管理機関30は、遊技機店の口座等から手数料を徴
収してもよい。
【0063】景品玉数を換金する際に、たとえば、第1
情報301がシステム固有に設定されている場合には、
第2情報302の示す優先方式を採用する。ここで第2
情報302の内容が固定順の場合には、固定順登録テー
ブル303を参照し、固定順登録テーブル303に登録
されている順に従って遊技機店別の景品玉数を換金に利
用する。
【0064】たとえば、遊技機店Aと、遊技機店Bと、
遊技機店Cの景品玉数が登録されており、遊技機店Aの
景品玉数を換金して得られる金額をa、遊技機店Bの景
品玉数を換金して得られる金額をb、遊技機店Cの景品
玉数を換金して得られる金額をcとし、固定順登録テー
ブル303にA、B、Cの順で優先順位が設定されてい
る場合について説明する。この場合、今回決済すべき金
額Kが、K≦aならば、遊技機店Aの景品玉数を金額K
に相当する分だけ換金して決済する。すなわち、金額K
に相当する景品玉数を遊技機店Aの景品玉数から差し引
いて更新し、かつこの分の金額を遊技機店Aの指定口座
から引き落して精算する。
【0065】K>aならば、遊技機店Aの景品玉数を全
て換金して支払いに充て、遊技機店Aの景品玉数を0に
リセットする。さらにK−aを支払いの残金k1として
求める。優先順位が次に高い遊技機店Bの景品玉数分の
金額bがb≧k1ならば、必要な分だけ遊技機店Bの景
品玉数を換金して決済する。すなわち、残額k1に対応
する景品玉数を遊技機店Bの景品玉数から差し引いて更
新し、かつこの分の金額を遊技機店Bの指定口座から引
き落して精算する。
【0066】k1>bならば、遊技機店Bの景品玉数を
全て換金して支払いに充て、遊技機店Bの景品玉数を0
にリセットする。さらにk1−bを支払いの残金k2と
して求める。次に優先順位の高い遊技機店Cの景品玉数
分の金額cがc≧k2ならば、必要な分だけ遊技機店C
の景品玉数を換金して決済する。すなわち、残額k2に
対応する景品玉数を遊技機店Cの景品玉数から差し引い
て更新し、かつこの分の金額を遊技機店Cの指定口座か
ら引き落して精算する。
【0067】k2>cならば、遊技機店Cの景品玉数を
全て換金して支払いに充て、遊技機店Cの景品玉数を0
にリセットする。さらにk2−cを支払いの残金k3と
して求める。この例では、景品玉数のある遊技機店がこ
れ以上存在しないので、残金k3については、カード番
号に対応する口座から引き落して精算する。
【0068】遊技機店Cの景品玉数分の金額cがc≧k
2ならば、必要な分だけ遊技機店Cの景品玉数を換金し
て決済する。すなわち、残額k2に対応する景品玉数を
遊技機店Cの景品玉数から差し引いて更新し、かつこの
分の金額を遊技機店Cの指定口座から引き落して精算す
る。固定順の場合には、以上の例のようにして優先順位
の高い遊技機店の景品玉から順に換金して決済に利用す
る。
【0069】第2情報302が残数順に設定されている
場合には、今回決済するカード番号に対応付けられてい
る遊技機店別の景品玉数を景品玉数登録テーブル310
から取得し、景品玉数の多い遊技機店から優先的に景品
玉数を換金して決済に充てる。景品玉数の多い順に遊技
機店を優先順位付けした後の処理は、固定順の場合と同
様となるのでその説明を省略する。
【0070】第2情報302が換金率順に設定されてい
る場合には、換金率テーブル304を参照し、遊技機店
を換金率の高い順に優先順位付けし、換金率の高い遊技
機店から優先的に景品玉数を換金して決済に充てる処理
を行う。換金率の高い順に遊技機店を優先順位付けした
後の処理は、固定順の場合と同様となるのでその説明を
省略する。
【0071】第2情報302が最終加算日順に設定され
ている場合には、今回決済するカード番号に対応付けら
れている遊技機店別の最終加算日を景品玉数登録テーブ
ル310から取得し、遊技機店を最終加算日の古い順に
優先順位付けし、最終加算日の古い遊技機店から優先的
に景品玉数を換金して決済に充てる処理を行う。最終加
算日の古い順に遊技機店を優先順位付けした後の処理
は、固定順の場合と同様となる。
【0072】第1情報301が遊技客別に設定されてい
る場合には、今回決済するカード番号に対応付けられて
いる優先方式を客別指定情報登録テーブル320から取
得し、その優先方式に従って景品玉数を換金して決済を
行う。すなわち、今回決済するカード番号に対応付けら
れている優先方式が固定順の場合には、対応する指定順
位を客別指定情報登録テーブル320から取得し、当該
優先順位の高い遊技機店から優先的に景品玉数を換金し
て決済に充てる。すなわち第1情報301がシステム固
有の場合に参照した固定順登録テーブル303の代り
に、今回決済するカード番号に対応付けて客別指定情報
登録テーブル320に登録されている指定順位を用いて
換金の処理を行う。たとえば図4に示す最上段のカード
番号の場合には、A、B、C、E、Dの順に優先順位が
設定されている。
【0073】今回決済するカード番号に対応付けられて
いる優先方式が残数順、換金率順、最終加算日順の場合
には、第1情報301がシステム固有に設定されている
状態の下で第2情報302が残数順、換金率順、最終加
算日順に設定されている場合と同様の処理が行われる。
すなわち、システム固有の場合には、全ての遊技客に同
じ優先方式を適用することになるが、第1情報301を
遊技客別に設定した場合には、遊技客ごとに優先方式が
設定される。
【0074】このように、金融カードとしての機能を有
する情報記録媒体182に対応付けて、景品玉数を、決
済や口座の資金として換金可能に登録するので、遊技客
は、買い物等の支払いを、登録された景品玉数を利用し
て決済することができ、希望する商品の購入に景品玉を
有効利用することができる。また景品玉数をカード番号
別かつ遊技機店別に登録し管理するので、1枚のカード
を複数の遊技機店で共通に利用しつつ、遊技機店別の管
理が可能になる。
【0075】このほか、景品玉数に係わる情報が第2の
管理機関30の決済管理装置31で記録し管理されるこ
とになる。遊技媒体の貸出しに関する情報を第1の管理
機関20で管理し景品玉数に関する情報を第2の管理機
関30で管理するので、遊技機店10の営業収支(いわ
ゆるINとOUTの双方)を第三者機関によって客観的
に管理することができ、会計の透明度を増すことができ
る。
【0076】次に、遊技媒体貸機120が金融カード1
82を用いて遊技媒体を貸し出す場合の動作について説
明する。遊技客が金融カード182を遊技媒体貸機12
0に投入すると、遊技媒体貸機120は、暗証番号の入
力を求める。遊技媒体貸機120は、入力された暗証番
号と金融カード182から読み取ったカード番号と遊技
媒体の貸出数および貸出しのために要する利用金額と当
該遊技機店の識別コードとを第2の管理機関30の決済
管理装置31に送信し、認証を依頼する。なお識別コー
ドは遊技媒体貸機120の側から取得する。
【0077】決済管理装置31は、遊技媒体貸機120
から受信した暗証番号とカード番号とを予め登録されて
いるものと照合して認証を行う。認証に成功した場合に
は、まず、そのカード番号と受信した識別コードの双方
に対応付けて記憶されている景品玉数があるか否かを調
べ、そのカード番号と識別コードに対応付けられた景品
玉数がある場合には、今回の遊技媒体の貸出しにその景
品玉数を優先的に使用し、足りない分をそのカード番号
の口座の残金から精算するように処理する。
【0078】すなわち、カード番号と識別コードがとも
に一致する景品玉数>=貸出数の場合には、その景品玉
数から貸出数を減算し、決済完了の通知を遊技媒体貸機
120へ送信する。一方、貸出数>景品玉数>0の場合
には、貸出数からその景品玉数を減算した残りの個数分
の金額をカード番号に対応する口座の残金から引き落
し、景品玉数を0にリセットする。なお景品玉数が0の
場合には、口座の残金から精算する。このほか、該当の
景品玉数が貸し出し規定数以上の場合だけ、景品玉数を
使用するように構成してもよい。
【0079】決済を完了した場合には、決済完了の通知
を遊技媒体貸機120へ送信する。景品玉数と口座の残
金の双方が不足し決済不可能の場合には、その旨を遊技
媒体貸機120へ通知する。遊技媒体貸機120は、決
済完了の通知を決済管理装置31から受けた場合には、
遊技媒体を貸し出し、決済不可能の通知を受けた場合に
は、エラー表示等を行って金融カード182を排出す
る。
【0080】このように、金融カード182に対応付け
て登録されている当該遊技機店の景品玉数がある場合に
は、これを優先的に利用して遊技媒体の貸し出しを行う
ので、遊技客を再度の遊技に誘うことができる。
【0081】以上、本発明の実施の形態を図面によって
説明してきたが、具体的な構成は当該実施の形態に限ら
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
ける変更や追加があっても本発明に含まれる。
【0082】また実施の形態では、本発明をパチンコ遊
技機について説明したが、プログラム制御される、スマ
ートボールゲーム機、アレンジボールゲーム機といった
遊技機にも同様に本発明を適用することができる。この
ような各場合においても、上記実施の形態と同様な効果
が奏される。
【0083】また、実施の形態では、第1の管理機関と
第2の管理機関は、公正を担保するために別の機関とし
たが、同一の第3者機関であってもよい。さらに実施の
形態では、即時決済の場合を例に説明したが、与信決済
の場合であっても同様の効果を奏する。与信決済の場合
には、クレジットカードとしての機能を備えた決済カー
ド182を用いて利用金額を与信決済する旨の要求をそ
のカード番号とともに決済端末41から受け取った際に
はこれを管理用のデータベース等に登録する。
【0084】そして、予め定めた決済日が到来したと
き、カード番号に対応付けて管理している口座の残額ま
たはカード番号別・遊技機店別に管理している景品玉数
を所定の優先順位に従って換金したものの何れか一方ま
たは双方を用いて、所定期間中の利用金額を決済すれば
よい。さらに決済カードに限定されず、景品玉数を、現
金化して引き出し可能な金融カードとしてもよい。現金
化の際にも、指定された優先順位に従って遊技機店別の
景品玉数を換金することになる。
【0085】また実施の形態では、優先方式をシステム
固定とするか遊技客別とするかを選択可能としたが、い
ずれか一方に固定する構成としてもよい。また優先方式
を各種の中から選択可能としたが、いずれか1つの優先
順位を固定的に採用するものであってもよい。
【0086】なお、実施の形態では、景品玉数をポイン
トカード181に一旦、記録し、これをさらにカード変
換装置200で金融カード182に対応付けて記録する
ようにしたが、ポイントカード181を介することな
く、直接、金融カード182に対応付けて景品玉数を登
録するように構成してもよい。
【0087】さらに、景品玉数は、決済管理装置31と
金融カード182の双方に登録してもよいし、決済管理
装置31にだけ登録する構成としてもよい。なおカード
変換装置200において、今回加算された景品玉数と累
積の景品玉数と景品玉数を決済に利用可能な金額の中の
1つ以上の情報を記載した明細を発行または表示すれ
ば、遊技客に安心感を与えかつ利便性を高めることがで
きる。
【0088】
【発明の効果】本発明にかかる景品交換システムによれ
ば、口座に対応付けられた金融カードあるいは利用代金
を決済し得る決済カードとしての機能を備えた情報記録
媒体に、景品玉数を、口座の資金としてまたは決済のた
めの有価価値として利用可能に登録するので、遊技客
は、情報記録媒体に登録された景品玉数を現金化したり
買い物等の支払いに利用することができ、希望する商品
の購入等に景品玉を有効利用することができる。
【0089】また、遊技機店別に景品玉数を登録するの
で、複数の遊技機店で得た景品玉数を1枚の金融カード
で円滑かつ適切に管理することができる。さらに、登録
されている景品玉数を所定の優先順位に従って換金する
ので、優先順位の設定の仕方次第で、多様な換金態様を
実現することができる。
【0090】さらに遊技媒体の貸出情報を、所定の第1
の管理機関に通知するとともに、情報記録媒体を用いた
決済を管理する第2の管理機関に景品玉数を通知するの
で、貸出情報と景品玉数とを、遊技機店とは別の第3者
機関(第1の管理機関と第2の管理機関)で管理するこ
とができ、営業収支を適正に管理することができる。
【0091】また、遊技媒体貸機に挿入された情報記録
媒体に対応付けて記録されている景品玉数を口座の残金
よりも優先的に使用して遊技媒体を貸し出すものでは、
遊技客を再度の遊技に誘うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る景品交換システム
を示すシステム構成図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る景品交換システム
の決済管理装置が景品玉数を管理するために記憶するデ
ータを示す説明図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る景品交換システム
の決済管理装置が景品玉数を管理するために記憶する景
品玉数登録テーブルを示す説明図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る景品交換システム
の決済管理装置が景品玉数を管理するために記憶する客
別指定情報登録テーブルを示す説明図である。
【符号の説明】
10…遊技機店 20…第1の管理機関 21…貸出管理装置 30…第2の管理機関 31…決済管理装置 40…スーパーマーケットやコンビニエンスストア 41…決済端末 50…店舗 80…ATMやCTM 110…遊技機 120…遊技媒体貸機 130…ネットワーク 140…管理装置 141…モデム 150…計数機 160…景品管理装置 171…プリンタ 181…ポイントカード 182…金融カード 200…カード変換装置 201…ポイントカード挿入口 202…暗証番号入力部 203…順位指定部 204…金融カード挿入・排出部 301…第1情報 302…第2情報 303…固定順登録テーブル 304…換金率テーブル 310…景品玉数登録テーブル 320…客別指定情報登録テーブル

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技客が遊技の結果獲得した景品玉に基づ
    く利益を遊技客に還元する景品交換システムにおいて、 所定の口座に対応付けられた金融カードとしての機能を
    備えた情報記録媒体であって遊技客の有するものにまた
    はこれに対応付けて、遊技客の獲得した遊技媒体の計数
    結果である景品玉数を前記口座の資金として利用可能か
    つ遊技機店別に登録することを特徴とする景品交換シス
    テム。
  2. 【請求項2】遊技客が遊技の結果獲得した景品玉に基づ
    く利益を遊技客に還元する景品交換システムにおいて、 所定の口座に対応付けられた金融カードとしての機能を
    備えた情報記録媒体であって遊技客の有するものにまた
    はこれに対応付けて、遊技客の獲得した遊技媒体の計数
    結果である景品玉数を前記口座の資金として利用可能か
    つ遊技機店別に登録するとともに、遊技機店別に登録さ
    れている景品玉数を口座の資金として利用する際に各遊
    技機店に対応付けられた景品玉数を所定の優先順位に従
    って換金することを特徴とする景品交換システム。
  3. 【請求項3】遊技機店に設置された遊技機で使用する遊
    技媒体の遊技客への貸出しと遊技客が遊技の結果獲得し
    た景品玉の数を管理するとともに景品玉に基づく利益を
    遊技客に還元する景品交換システムにおいて、 景品交換装置と、決済管理装置とを備え、 前記景品交換装置は、所定の口座に対応付けられた金融
    カードとしての機能を備えた情報記録媒体であって遊技
    客の有するものから読み取ったカード番号と遊技客の獲
    得した遊技媒体を計数した結果である景品玉数と遊技機
    店の識別コードとを前記決済管理装置に通知するもので
    あり、 前記決済管理装置は、前記景品交換装置から通知された
    情報に基づいてカード番号別かつ識別コード別に景品玉
    数を記憶して管理する景品玉数管理機能と、所定のカー
    ド番号に対応する口座の資金を支出するとき、当該カー
    ド番号に対応付けて識別コード別に登録されている景品
    玉数を所定の優先順位に従って換金する換金機能とを有
    するものであることを特徴とする景品交換システム。
  4. 【請求項4】前記優先順位を遊技客毎に登録可能とした
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の景品交換シ
    ステム。
  5. 【請求項5】前記優先順位を、未だ資金として利用され
    ていない遊技機店別の残り景品玉数に基づいて設定する
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の景品交換シ
    ステム。
  6. 【請求項6】遊技機店別に換金率を記憶しておき、 前記優先順位を、遊技機店毎の換金率に基づいて設定す
    ることを特徴とする請求項2または3に記載の景品交換
    システム。
  7. 【請求項7】前記優先順位を、景品玉数の最終加算日時
    に基づいて設定することを特徴とする請求項2または3
    に記載の景品交換システム。
  8. 【請求項8】前記情報記録媒体を用いて遊技媒体を貸し
    出す際に、前記情報記録媒体に対応する口座の資金に優
    先して前記景品玉数を使って遊技媒体を貸し出すことを
    特徴とする請求項1から7の何れかに記載の景品交換シ
    ステム。
  9. 【請求項9】所定の識別コードに対応付けて登録されて
    いる景品玉数を換金した分の金額を前記識別コードに対
    応する遊技機店の指定口座から引き落して精算すること
    を特徴とする請求項1から8の何れかに記載の景品交換
    システム。
  10. 【請求項10】前記金融カードとしての機能が、利用金
    額を所定の口座から決済するための決済カードとしての
    機能であり、前記情報記録媒体にまたはこれに対応付け
    て、遊技客の獲得した遊技媒体の計数結果である景品玉
    数を前記決済に使用し得る有価価値として利用可能に登
    録することを特徴とする請求項1から9の何れかに記載
    の景品交換システム。
  11. 【請求項11】前記決済は、即時決済または与信決済の
    何れか一方または双方であることを特徴とする請求項1
    0に記載の景品交換システム。
  12. 【請求項12】遊技媒体の貸出情報を、第1の管理機関
    に通知し、 前記情報記録媒体の利用状況を管理する第2の管理機関
    に前記景品玉数を通知することを特徴とする請求項1か
    ら11の何れかに記載の景品交換システム。
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