JP2002328670A - 表示手段を備える電子機器及びその電源制御方法 - Google Patents

表示手段を備える電子機器及びその電源制御方法

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JP2002328670A
JP2002328670A JP2001132288A JP2001132288A JP2002328670A JP 2002328670 A JP2002328670 A JP 2002328670A JP 2001132288 A JP2001132288 A JP 2001132288A JP 2001132288 A JP2001132288 A JP 2001132288A JP 2002328670 A JP2002328670 A JP 2002328670A
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Hirotaka Noro
裕孝 野呂
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Kenwood KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】表示手段を備えた電子機器の消費電力を低減す
る。 【解決手段】内蔵表示手段23と、該内蔵表示手段23
の電源を制御する電源制御手段21と、少なくとも前記
内蔵表示手段23の表示を制御するマイクロプロセッサ
17と、表示画面を備えた外部制御手段70を前記マイ
クロプロセッサ17に接続するためのコネクタ11と、
前記外部制御手段70が前記コネクタ11に接続されて
いるか否かを判別する着脱判別手段19を備えた電子機
器10であって、前記外部制御手段70が前記コネクタ
11に接続されている場合は、前記電源制御手段21に
より前記内蔵表示手段23の電源を切断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示手段を内蔵す
る電子機器であって、なお且つ表示画面を備えた外部制
御手段により制御される電子機器及びその表示制御方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】以下に、表示手段を内蔵する従来の電子
機器について図7と共に説明する。図7は表示手段を備
えた電子機器の従来例を示すブロック図である。図7に
おいて電子機器80はオーディオ装置13と、ビデオ装
置15と、内蔵表示手段23と、電子機器80全体を制
御するマイクロプロセッサ(以下、単にMPUとも記
す)17と、コネクタ11を備えている。前記した構成
の他に操作者が電子機器80を操作するための操作手段
がMPU17に接続されているが、図示を省略してあ
る。内蔵表示手段23は電子機器80の動作状態を表示
したり、操作者が電子機器80を操作するときに必要な
情報を表示したりする。外部制御手段70bは着脱可能
な制御手段であり、その制御線などがコネクタ11を介
してMPU17と接続される。外部制御手段70bは例
えば表示手段を備えたパーソナルコンピュータであり、
MPU17を介して、電子機器80を制御する。
【0003】内蔵表示手段23の表示はMPU17によ
って制御され、動作する機器ごとに予め定められた項目
について様々な表示が行われる。例えば、オーディオ装
置13がミニディスク(以下MDとも記す)装置であれ
ば、現在記録又は再生されているトラックの番号や、該
トラックにおける経過時間などが表示される。一方外部
制御手段70bは図示しない表示手段を備えており、電
源スイッチ25を備えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】電子機器80はそれ自
体でも正常に動作することができるが、着脱可能な外部
制御手段70bを用いてより高度な制御を行い得るよう
にされたものである。外部制御手段70bの制御線など
がコネクタ11に接続され、電子機器80が外部制御手
段70bによって制御されている状態では、内蔵表示手
段23が表示用に使用されると共に、外部制御手段70
bが備える表示手段の表示画面にも、内蔵表示手段23
の表示内容と同様の表示がされる。従って、操作者が外
部制御手段70bを介して電子機器80を制御する場合
は、外部制御手段70bの表示画面を見ながら行うこと
ができるから、内蔵表示手段23での表示は、内蔵表示
手段23が消費する分の電力を無駄遣いすることとな
る。
【0005】本発明は前記した課題を解決するためにな
されたもので、その目的は、表示手段を備えた電子機器
の消費電力を低減することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題に鑑み
てなされたものであり、第1の発明は、内蔵表示手段
と、該内蔵表示手段の電源を制御する電源制御手段と、
少なくとも前記内蔵表示手段の表示を制御するマイクロ
プロセッサと、表示画面を備えた外部制御手段を前記マ
イクロプロセッサに接続するためのコネクタとを備えた
電子機器において、該電子機器が前記外部制御手段によ
り制御され得る状態とされている場合は、前記電源制御
手段により前記内蔵表示手段の電源を切断するようにし
た電子機器である。
【0007】第2の発明は、第1の発明の電子機器にお
いて、前記外部制御手段が前記コネクタに接続されてい
るか否かを判別する着脱判別手段を備え、前記外部制御
手段が前記コネクタに接続されている場合は、前記電源
制御手段により前記内蔵表示手段の電源を切断するよう
にした電子機器である。
【0008】第3の発明は、第1の発明の電子機器にお
いて、前記外部制御手段の電源スイッチの入切を検出す
る電源入切検出手段を備え、前記電源スイッチが入って
いる場合は、前記電源制御手段により前記内蔵表示手段
の電源を切断するようにした電子機器である。
【0009】第4の発明は、第1の発明の電子機器にお
いて、前記外部制御手段と前記マイクロプロセッサとの
間の通信の有無を検出する通信検出手段を備え、前記外
部制御手段と前記マイクロプロセッサとの間で交信が行
われた場合は、前記電源制御手段により前記内蔵表示手
段の電源を切断するようにした電子機器である。
【0010】第5の発明は、第1の発明の電子機器にお
いて、前記外部制御手段が前記コネクタに接続されてい
るか否かを判別する着脱判別手段と、前記外部制御手段
の電源の入切を検出する電源入切検出手段とを備え、前
記外部制御手段が前記マイクロプロセッサに接続されて
いて且つ前記外部制御手段の電源が投入されている場合
は、前記電源制御手段により前記内蔵表示手段の電源を
切断するようにした電子機器である。
【0011】第6の発明は、内蔵表示手段と、該内蔵表
示手段の電源を制御する電源制御手段と、少なくとも前
記内蔵表示手段の表示を制御するマイクロプロセッサ
と、表示画面を備えた外部制御手段を前記マイクロプロ
セッサに接続するためのコネクタとを備えた電子機器の
表示制御方法において、前記電子機器が前記外部制御手
段により制御され得る状態とされている場合は、前記内
蔵表示手段の電源を切断するようにした電子機器の表示
制御方法である。
【0012】第7の発明は、第6の発明の電子機器の表
示制御方法において、前記外部制御手段が前記コネクタ
に接続されている場合は、前記内蔵表示手段の電源を切
断するようにした電子機器の表示制御方法である。
【0013】第8の発明は、第6の発明の電子機器の表
示制御方法において、前記外部制御手段の電源スイッチ
が投入されている場合は、前記内蔵表示手段の電源を切
断するようにした電子機器の表示制御方法である。
【0014】第9の発明は、第6の発明の電子機器の表
示制御方法において、前記外部制御手段と前記マイクロ
プロセッサとの間で交信が行われた場合は、前記内蔵表
示手段の電源を切断するよにした電子機器の表示制御方
法である。
【0015】第10の発明は、第6の発明の電子機器の
表示制御方法において、前記外部制御手段が前記マイク
ロプロセッサに接続されていて且つ前記外部制御手段の
電源が投入されている場合は、前記内蔵表示手段の電源
を切断するようにした電子機器の表示制御方法である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。本発明の電子機器では、該電子機器が、例
えばパーソナルコンピュータの如き表示手段を備えた外
部制御手段によって制御される場合に、従来は電子機器
の動作状態等が当該電子機器の内蔵表示手段と外部制御
手段の表示手段との両方で表示されていたことに着目
し、本発明の電子機器では、電子機器が外部制御手段で
制御可能の状態とされているか否かを判別して、外部制
御手段の表示画面で表示が行い得る状態である場合は内
蔵表示手段の電源を切断することにより、電子機器の消
費電力を節減することができるようにしたものである。
【0017】以下、本発明の第1実施例について、図と
共に説明する。図1は本発明電子機器の第1実施例を示
すブロック図であり、図2は図1に示す外部制御手段が
遠隔操作用のキー回路を備えている場合における外部制
御手段の着脱判別方法を示す図である。また、図3は本
発明第1実施例の電子機器に係る表示制御方法を示すフ
ローチャートである。図1において、電子機器10はオ
ーディオ装置13と、ビデオ装置15と、内蔵表示手段
23と、電子機器10全体を制御するMPU17と、内
蔵表示手段23の電源を制御する電源制御手段21と、
着脱判別手段19と、コネクタ11とで構成される。さ
らに、図示が省略されているが、MPU17には操作者
が電子機器10を操作するための操作手段が接続されて
いる。外部制御手段70は例えばパーソナルコンピュー
タの如く、表示手段を備えた制御手段である。
【0018】外部制御手段70と電子機器10との接続
は、その着脱が可能にされていて、外部制御手段70に
より電子機器10を制御する場合は、外部制御手段70
の制御線等をコネクタ11に接続することにより、外部
制御手段70はコネクタ11を介してMPU17に接続
される。着脱判別手段19は外部制御手段70とコネク
タ11とが接続されているか否かを判別するもので、判
別結果は電源制御手段21に与えられる。電源制御手段
21はMPU17からの指示と着脱判別手段19から与
えられた判別結果に応じて、内蔵表示手段23の電源を
入切する制御を行う。MPU17と内蔵表示手段23と
は双方向に接続されていて、内蔵表示手段23の表示内
容の制御はMPU17により行われる。
【0019】操作者は電子機器10を省電力モードで使
用するか、省電力にしない定常電力モードで使用するか
を、操作手段を介して予め設定しておくことが出来、前
記設定された電力モードの情報はMPUに記憶されてい
る。前記省電力モードとは内蔵表示手段23で消費する
電力を節減する電力モードである。電力モードが省電力
モードであるか定常電力モードであるかを示す電力モー
ド情報は、MPU17から電源制御手段21に与えられ
るが、電源制御手段21は前記した電力モード情報と、
着脱判別手段19での判別結果に応じて、内蔵表示手段
23の電源を入切する。即ち、省電力モードが設定さ
れ、且つ外部制御手段70がコネクタ11に接続されて
いる場合には、内蔵表示手段23の電源をOFFにする
ように制御する。
【0020】以下、着脱判別手段19の一実施例につい
て図2を用いて説明する。図2において、17は電子機
器10に内蔵されたマイクロプロセッサであり、33は
外部制御手段70と一体に構成されその一部を成すキー
スイッチ回路である。外部制御手段70の着脱と同時
に、外部制御手段70に付属するキースイッチ回路33
の着脱も行われるものとする。前記キースイッチ回路3
3とMPU17とはコネクタ11を介して接続される。
MPU17には外部制御手段70との通信用ポートの他
に、少なくとも入力ポートVinと電源出力端Vddと接地
端Gが設けられ、これらの3本のラインにキー回路35
とホールド用スイッチ37で構成されるキースイッチ回
路33がコネクタ11に着脱自在に接続し得るように構
成されている。すなわちキースイッチ回路33は外部制
御手段70と一体で構成されその一部を成す外部操作手
段であり、スイッチS1〜S4に応じて例えば「停止,
再生,早送り,早戻し」の4つの動作指令を与えるため
のリモコン装置として構成されている。
【0021】キー回路35は、電源出力Vddと入力ポー
トVin間に抵抗R0が接続され、入力ポートVinに4つ
の抵抗R1〜抵抗R4が直列接続されている。この抵抗
R1,R2の接続点と、抵抗R2,R3の接続点と、抵
抗R3,R4の接続点と、抵抗R4の端部のそれぞれ
に、4つのキースイッチS1〜S4のそれぞれの片端が
接続され、それぞれの他端が共通接続されてホールド用
スイッチ37を介して接地されている。ホールド用スイ
ッチ37は、キーの誤操作を防止するために設けられ、
常時はONの状態であり、ホールド時にはOFFの状態
にされる。
【0022】外部制御手段70がコネクタ11に接続さ
れていないとき、すなわちキースイッチ回路33がMP
U17に接続されていないときは、入力ポートVinは接
地レベルであり、外部制御手段70がコネクタ11に装
着されているとき、すなわちキースイッチ回路33がM
PU17に接続されているときは、入力ポートVinの電
圧がVddに近づき、キースイッチS1〜S4のいずれ
が操作されたかに応じて4種に変化する。着脱判別手段
19にはMPU17から前記Vinの電圧が与えられて
おり、着脱判別手段19は前記入力ポートVinの電圧に
応じて、外部制御手段70の着脱状態を容易に検出する
ことができる。
【0023】以下、本発明電子機器の第1実施例に係る
表示制御方法について説明する。図3は本発明電子機器
の第1実施例に係る表示制御方法を示すフローチャート
である。図3に示すフローチャートは省電力モードが設
定されているときにのみ実行され、まずステップS11
では、外部制御手段70とコネクタ11との接続状態が
変化したか否かの判別が着脱判別手段19の出力を基に
行われ、変化した場合にはステップS13へ進み、変化
していない場合はステップS21へ進む。ステップS1
3では、外部制御手段70がコネクタ11に接続されて
いる場合は15へ進み、接続されていない場合はステッ
プS19へ進む。
【0024】ステップS15では30秒待機してステッ
プS17へ進み、ステップS17で内蔵表示手段23の
電源をOFFにしてステップS21へ進む。前記ステッ
プS15の処理は、外部制御手段70がコネクタ11に
接続された直後であると、外部制御手段70の表示手段
がまだ正常に動作しないことがあるので、内蔵表示手段
23の電源OFFを遅延させるための処理である。ステ
ップS13からステップS19へ進んだ場合は、ステッ
プS19では内蔵表示手段23の電源をONにしてステ
ップS21へ進む。
【0025】ステップS21では5秒間待機してステッ
プS23へ進む。ステップS23では、省電力モードが
解除された場合はステップS25へ進み、解除されてい
ない場合はステップS11へ戻る。ステップS25で
は、内蔵表示手段23の電源をONにしてこのフローを
終了する。操作者が再度省電力モードを設定したとき
は、図3に示すフローが再開される。前記した本発明の
第1実施例によれば、外部制御手段70がコネクタ11
に接続されているか否かが容易に判別され、即ち外部制
御手段70によって電子機器10が制御可能な状態にさ
れているか否かが容易に判別され、電子機器10が外部
制御手段70により制御可能な状態である場合には、外
部制御手段70の表示手段が動作しているとみなして、
省電力モード時には内蔵表示手段23の電源が切断され
る。これにより、同様の表示が別々の表示手段で夫々行
われることがなくなって、電子機器10の内蔵表示手段
23で消費する分の電力が節減される。
【0026】図4は本発明電子機器の第2実施例を示す
ブロック図である。図4と図1とで同一機能、同一作用
の要素には同一の符号を付してその説明を省略する。図
4と図1との主たる相違点は、外部制御手段70bが電
源スイッチ25を備えている点と、着脱判別手段19び
代えて電源入切検出手段27が設けられている点と、電
源スイッチ25がONであるかOFFであるかの情報が
コネクタ11、MPU17を介して電源入切検出手段2
7に与えられる点である。電源スイッチ25は少なくと
も外部制御手段70bの表示手段の電源を入切するスイ
ッチである。
【0027】図4に示す電子機器30において、電源ス
イッチ25の入切状態は外部制御手段70bからMPU
17を介して電源入切検出手段27へ与えられ、電源入
切検出手段27は外部制御手段70bの電源スイッチ2
5がONであるかOFFであるかを検出し、その結果を
電源スイッチ情報として電源制御手段21に与える。M
PU17は電源制御手段21に対して、現在設定されて
いる電力モード情報を与え、電源制御手段21は前記電
力モード情報と前記電源スイッチ情報とを基にに電源を
入切するための制御信号を内蔵表示手段23に与え、内
蔵表示手段23の電源は、省電力モードが設定されてい
て且つ電源スイッチ25がONであるときには、切断さ
れる。MPU17から電源制御手段21に与えられる電
力モード情報が定常電力モードであるときは、電源スイ
ッチ25の状態に関係なく、内蔵表示手段23の電源は
ONとされる。
【0028】前記した本発明の第2実施例によれば、外
部制御手段70bの電源スイッチ25がONであるかO
FFであるかに関する情報が、コネクタ11、MPU1
7を介して電源入切検出手段27に与えられ、電源入切
検出手段27で電源スイッチ25の入切が検出される。
そしてMPU17から電源制御手段21に与えられる電
源モード情報が省電力モードであり、電源スイッチ25
がONであることが検出された場合には、外部制御手段
70の表示手段が動作しているとみなして、内蔵表示手
段23の電源が切断される。これにより、同様の表示が
別々の表示手段で二重に行われることがなくなって、電
子機器10の内蔵表示手段23で消費する分の電力が節
減される。
【0029】図5は本発明電子機器の第3実施例を示す
ブロック図である。図5と図1とで同一機能、同一作用
の要素には同一の符号を付してその説明を省略する。図
5と図1との主たる相違点は、図5に示す電子機器50
では着脱判別手段19に代えて通信検出手段29を備え
ている点と、電源制御手段21はMPU17から与えら
れる電力モード情報と通信検出手段29から与えられる
通信検出情報とに応じて内蔵表示手段23の電源を制御
する点である。また、外部制御手段70とMPU17間
の通信線の信号はMPU17を介して通信検出手段29
に与えられる。
【0030】図5に示す電子機器50において、通信検
出手段29はMPU17と表示手段11dとの間の交信
の有無を検出し、その結果を通信検出情報として電源制
御手段21に与える。電源制御手段21はMPU17か
ら与えられる電力モード情報と前記通信検出情報とに応
じて、内蔵表示手段23の電源の入切を制御する。
【0031】MPU17から電源制御手段21に与えら
れる前記電力モード情報が定常電力モードであるとき
は、前記通信検出情報に関係なく内蔵表示手段23の電
源はONに制御される。また、前記電力モード情報が省
電力モードであり、且つMPU17と外部制御手段70
間で通信が行われたときは、その後の一定時間は内蔵表
示手段23の電源がOFFに制御される。なお、通信検
出手段29は、所定時間以上にわたって通信が行われて
いないときに限り、現在通信が行われていないと判定す
る。
【0032】前記した本発明の第3実施例によれば、外
部制御手段70とMPU17間で通信が行われたか否か
が通信検出手段29で検出される。この通信検出は、外
部制御手段70とMPU17との間の通信信号を用いて
行うことが出来るから、通信検出のためにコネクタ11
のピン数を増加したり専用の信号線を増加する必要がな
い。そして、通信が行われたことが検出された場合は、
電子機器50が外部制御手段70により制御可能な状態
にされていると判断して、省電力モード時に内蔵表示手
段23の電源が切断される。これにより、表示が別々の
表示手段で二重に行われることがなくなって、電子機器
10の内蔵表示手段23で消費する分の電力が節減され
る。
【0033】図6は本発明電子機器の第4実施例を示す
ブロック図である。図6と図4とで同一機能、同一作用
の要素には同一の符号を付してその説明を省略する。図
6と図4との主たる相違点は、図6に示す電子機器60
では、着脱判別手段19が設けられ、電源制御手段21
はMPU17から与えられる電力モード情報と、着脱判
別手段19から与えられる判別結果と、電源入切検出手
段27から与えられる電源スイッチ情報とに応じて、内
蔵表示手段23の電源を制御する。着脱判別手段19は
図1に示す着脱判別手段19と同一である。
【0034】図6に示す電子機器60において、MPU
17から与えられる電力モード情報が省電力モードであ
り、着脱判別手段19から与えられる判別結果から、外
部制御手段70bとコネクタ11が接続されていること
が判明し、電源入切検出手段27から与えられる電源ス
イッチ情報から、外部制御手段70bの電源スイッチ2
5がONであることが判明しているときに、電源制御手
段21は内蔵表示手段23の電源をOFFにするように
制御し、その他の条件のときには、内蔵表示手段23の
電源をONにするように制御する。
【0035】図6に示す第4実施例によれば、外部制御
手段70bがコネクタ11に接続されていても、電源ス
イッチ25がOFFとなっている場合には、内蔵表示手
段23の電源はONのままとされる。よって外部制御手
段70bの表示画面で表示可能となっている場合にの
み、内蔵表示手段23の電源を切断することが出来る。
なお、前記した各実施例では、操作者が電力モードを予
め設定するようにし、電力モードが省電力モードに設定
されていて且つ電子機器が外部制御手段により制御可能
な状態にされているときにのみ、内蔵表示手段23の電
源を切断するとしたが、電力モードは操作者が設定する
のではなく、常に省電力モードに設定されるようにして
も同様に省電力効果が得られることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明電子機器の第1実施例を示すブロック図
である。
【図2】外部制御手段が遠隔操作用のキー回路を備えて
いる場合における外部制御手段の着脱判別方法を示す図
である。
【図3】本発明第1実施例の電子機器に係る表示制御方
法を示すフローチャートである。
【図4】本発明電子機器の第2実施例を示すブロック図
である。
【図5】本発明電子機器の第3実施例を示すブロック図
である。
【図6】本発明電子機器の第4実施例を示すブロック図
である。
【図7】表示手段を備えた電子機器の従来例を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
11 コネクタ 13 オーディオ装置 15 ビデオ装置 17 MPU(マイクロプロセッサ) 19 着脱判別手段 21 電源制御手段 23 内蔵表示手段 25 電源スイッチ 27 電源入切検出手段 29 通信検出手段 33 キースイッチ回路 70、70b 表示画面を備えた外部制御手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内蔵表示手段と、該内蔵表示手段の電源を
    制御する電源制御手段と、少なくとも前記内蔵表示手段
    の表示を制御するマイクロプロセッサと、表示画面を備
    えた外部制御手段を前記マイクロプロセッサに接続する
    ためのコネクタとを備えた電子機器において、該電子機
    器が前記外部制御手段により制御され得る状態とされて
    いる場合は、前記電源制御手段により前記内蔵表示手段
    の電源を切断することを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】前記外部制御手段が前記コネクタに接続さ
    れているか否かを判別する着脱判別手段を備え、前記外
    部制御手段が前記コネクタに接続されている場合は、前
    記電源制御手段により前記内蔵表示手段の電源を切断す
    ることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 【請求項3】前記外部制御手段の電源スイッチの入切を
    検出する電源入切検出手段を備え、前記電源スイッチが
    入っている場合は、前記電源制御手段により前記内蔵表
    示手段の電源を切断することを特徴とする請求項1記載
    の電子機器。
  4. 【請求項4】前記外部制御手段と前記マイクロプロセッ
    サとの間の通信の有無を検出する通信検出手段を備え、
    前記外部制御手段と前記マイクロプロセッサとの間で交
    信が行われた場合は、前記電源制御手段により前記内蔵
    表示手段の電源を切断することを特徴とする請求項1記
    載の電子機器。
  5. 【請求項5】前記外部制御手段が前記コネクタに接続さ
    れているか否かを判別する着脱判別手段と、前記外部制
    御手段の電源の入切を検出する電源入切検出手段とを備
    え、前記外部制御手段が前記マイクロプロセッサに接続
    されていて且つ前記外部制御手段の電源が投入されてい
    る場合は、前記電源制御手段により前記内蔵表示手段の
    電源を切断することを特徴とする請求項1記載の電子機
    器。
  6. 【請求項6】内蔵表示手段と、該内蔵表示手段の電源を
    制御する電源制御手段と、少なくとも前記内蔵表示手段
    の表示を制御するマイクロプロセッサと、表示画面を備
    えた外部制御手段を前記マイクロプロセッサに接続する
    ためのコネクタとを備えた電子機器の表示制御方法にお
    いて、前記電子機器が前記外部制御手段により制御され
    得る状態とされている場合は、前記内蔵表示手段の電源
    を切断することを特徴とする電子機器の表示制御方法。
  7. 【請求項7】前記外部制御手段が前記コネクタに接続さ
    れている場合は、前記内蔵表示手段の電源を切断するこ
    とを特徴とする請求項6記載の電子機器の表示制御方
    法。
  8. 【請求項8】前記外部制御手段の電源スイッチが投入さ
    れている場合は、前記内蔵表示手段の電源を切断するこ
    とを特徴とする請求項6記載の電子機器の表示制御方
    法。
  9. 【請求項9】前記外部制御手段と前記マイクロプロセッ
    サとの間で交信が行われた場合は、前記内蔵表示手段の
    電源を切断することを特徴とする請求項6記載の電子機
    器の表示制御方法。
  10. 【請求項10】前記外部制御手段が前記マイクロプロセ
    ッサに接続されていて且つ前記外部制御手段の電源が投
    入されている場合は、前記内蔵表示手段の電源を切断す
    ることを特徴とする請求項6記載の電子機器の表示制御
    方法。
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