JP2002328515A - 現像剤量検知システム及び画像形成装置 - Google Patents

現像剤量検知システム及び画像形成装置

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JP2002328515A JP2001133120A JP2001133120A JP2002328515A JP 2002328515 A JP2002328515 A JP 2002328515A JP 2001133120 A JP2001133120 A JP 2001133120A JP 2001133120 A JP2001133120 A JP 2001133120A JP 2002328515 A JP2002328515 A JP 2002328515A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の現像剤量検知部材を用いた現像剤量検
知システム或いは画像形成装置において、現像剤量検知
部材を切り替える際に、現像剤量表示値の急激な変化を
回避し、適切な現像剤量表示を実現し、しかも現像剤量
検知の精度を高くすることのできる現像剤量検知システ
ム及び画像形成装置を提供することである。 【解決手段】 前記現像容器内の現像剤量によって、前
記現像剤量表示信号生成源を前記第1現像剤量検知部材
から前記第2現像剤量検知部材に切り替える際に、前記
現像剤量表示信号を、現像剤の変化量に対して、所定単
位及び所定速度で更新制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、電子写真
方式を用いた画像形成装置、及び画像形成装置本体に装
着可能なプロセスカートリッジやカートリッジ化された
現像装置に配設されている現像剤残量検知部材を用いて
プロセスカートリッジ或いは現像装置内の現像剤の残量
を検知し、その結果を表示する現像剤量検知システムに
関する。
【0002】ここで、電子写真画像形成装置としては、
たとえば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(たとえ
ば、LEDプリンタ、レーザビームプリンタ等)、電子
写真ファクシミリ装置等が含まれる。
【0003】又、プロセスカートリッジとは、帯電手
段、現像手段及びクリーニング手段の少なくとも一つ或
いは全部と、電子写真感光体とを一体的に構成し、電子
写真画像形成装置本体に対して着脱可能としたものであ
る。
【0004】
【従来の技術】複写機やレーザービームプリンタ等の電
子写真方式の画像形成装置は、画像情報に対応した光を
潜像担持体である感光体に照射して潜像を形成し、この
潜像に現像装置にて記録材料である現像剤(トナー)を
供給して顕像化し、更に、転写手段にて感光体から記録
紙へ画像を転写することで記録紙上に画像を形成してい
る。
【0005】現像装置には、トナー収納部である現像剤
容器(トナー容器)が連結しており、画像を形成するこ
とでトナーは消費されていく。トナー容器や現像装置、
感光体、帯電手段、感光体のクリーニング手段は、プロ
セスカートリッジとして一体に構成されていることが多
く、トナーが無くなったら使用者はプロセスカートリッ
ジを交換して、再び、画像を形成することができる。
【0006】このプロセスカートリッジ内の画像形成に
供することができるトナーが、どれくらい残っているか
を随時知るために、トナー量レベルを逐次検知できる現
像剤量検知システムが画像形成装置本体に組みこまれ、
現像剤量検知システムが有する現像剤量検知部材(トナ
ー量検知部材)が、現像装置、又は、プロセスカートリ
ッジ、又は画像形成装置本体に備えられていることがあ
る。
【0007】このトナー量検知部材として、フラットア
ンテナが適用されている。フラットアンテナ方式に用い
られる平面アンテナは、所定の間隔をもって平行に形成
された入力側と出力側の一対の導電部をもったパターン
で、これらが設けられた面を、トナー容器内側面のトナ
ーと接する位置に配置し、このパターン表面に接するト
ナーの有無によって静電容量が変化することを利用する
ものである。平面アンテナの静電容量は、一対の導電部
の一方に一定の交流バイアスを印加し、その際にもう一
方の導電部に流れる電流から知ることができる。
【0008】トナー容器内のトナーが減少するに従って
トナーと平面アンテナとの接触面積が減少するように、
平面アンテナを配置することで、トナー容器内のトナー
残量と平面アンテナの静電容量の対応づけが可能にな
り、検知情報として、平面アンテナの静電容量を測定す
ることにより随時トナー容器内のトナー量を知ることが
できる。
【0009】平面アンテナの静電容量をトナー量に変換
し、検出したトナー量をトナー量表示信号に変換して、
使用者が確認できる表示手段に表示する。使用者はこれ
を見て、もうすぐトナーがなくなるから次のプロセスカ
ートリッジを用意したほうがよさそうだとか、大量のプ
リントをするけどトナーは十分有るなど、プリント作業
を効率よく、またプロセスカートリッジを有効に使うこ
とができる。
【0010】このトナー量検知部材によるトナー量検知
は、トナー容器内のトナーの状態や検知部材自体の精度
などで検出した値がばらつき、ときにはトナーが増えた
ような値をとることもある。これをそのまま表示すると
使用者が混乱するので、表示ではトナー量は減る方向に
しか更新しないように構成している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、トナー
容器の大きさや形状によっては、トナー量を逐次検知す
るために複数のトナー量検知部材が必要である。例え
ば、トナー量が多いときは第1現像剤(トナー)量検知
部材を用いて検知し、トナー量が少ないときは第2現像
剤(トナー)量検知部材を用いて検知することがある。
【0012】この場合、トナー量を検知するトナー量検
知部材を第1トナー量検知部材から第2トナー量検知部
材に切り替えるときに、あるトナー量を第1トナー量検
知部材から検出した結果T1と第2トナー量検知部材か
ら検出した結果T2が異なることがある。
【0013】この際、そのままトナー量の表示のもとと
なるデータを結果T1から結果T2に切り替えると、使
用者にとっては、突然、トナーが減少したような表示を
する恐れがある。又、逆にトナーが増大したような表示
を出す恐れさえある。
【0014】このように、現像剤量表示信号であるトナ
ー量表示が突然急激に変化すると、使用者が、装置が故
障したと誤解する恐れがある。
【0015】従って、本発明の目的は、複数の現像剤量
検知部材を用いた現像剤量検知システム或いは画像形成
装置において、現像剤量検知部材を切り替える際に、現
像剤量表示値の急激な変化を回避し、適切な現像剤量表
示を実現し、しかも現像剤量検知の精度を高くすること
のできる現像剤量検知システム及び画像形成装置を提供
することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
現像剤量検知システム及び画像形成装置にて達成され
る。要約すれば、第1の本発明は、現像剤を収納する現
像剤容器内の現像剤量を検知する現像剤量検知システム
において、多い現像剤量を検知する第1現像剤量検知部
材と、少ない現像剤量を検知する第2現像剤量検知部材
と、前記第1現像剤量検知部材及び前記第2現像剤量検
知部材から得られる検知情報より現像剤量表示信号を生
成する手段と、前記現像剤量表示信号にて、検出された
現像剤量を表示する表示手段、或いは、検出された現像
剤量を表示手段に送信するための通信手段と、を有し、
前記現像剤容器内の現像剤量の表示値が所定の値にな
り、前記現像剤量表示信号生成源を前記第1現像剤量検
知部材から前記第2現像剤量検知部材に切り替える際
に、前記現像剤量表示信号を、所定単位及び所定速度で
更新制御することを特徴とする現像剤量検知システムを
提供する。
【0017】第2の本発明は、潜像担持体と、該潜像担
持体上の静電潜像を現像する、現像剤を収納する現像剤
容器を備えた現像装置と、該現像装置にて使用される該
現像剤容器内の現像剤量を逐次検知する現像剤量検知シ
ステムと、を備えた画像形成装置において、前記現像剤
量検知システムは、多い現像剤量を検知する第1現像剤
量検知部材と、少ない現像剤量を検知する第2現像剤量
検知部材と、前記第1現像剤量検知部材及び前記第2現
像剤量検知部材から得られる検知情報より現像剤量表示
信号を生成する手段と、前記現像剤量表示信号にて、検
出された現像剤量を表示する表示手段、或いは、検出さ
れた現像剤量を表示手段に送信するための通信手段と、
を有し、前記現像容器内の現像剤量の表示値が所定の値
になり、前記現像剤量表示信号生成源を前記第1現像剤
量検知部材から前記第2現像剤量検知部材に切り替える
際に、前記現像剤量表示信号を、現像剤の変化量に対し
て、所定単位及び所定速度で更新制御することを特徴と
する画像形成装置を提供する。
【0018】前記画像形成装置において、前記潜像担持
体と、該潜像担持体上の静電潜像を現像するための現像
剤を収納する前記現像剤容器を備えた現像装置と、該現
像剤容器内の現像剤量を逐次検知できる前記第1及び第
2現像剤量検知部材は、画像形成装置に着脱自在なプロ
セスカートリッジに構成されているか、又は、前記現像
剤容器と、該現像剤容器内の現像剤量を逐次検知できる
前記第1及び第2現像剤量検知部材と、を備えた前記現
像装置が着脱自在に備えられることがある。
【0019】第1、第2の本発明の一実施態様による
と、前記現像剤量表示信号は、現像剤量を減少方向にの
み更新する。
【0020】第1、第2の本発明の他の実施態様による
と、前記現像剤量表示信号は、現像剤量を100分率
(%)で表す。
【0021】第1、第2の本発明の他の実施態様による
と、前記第1又は第2現像剤量検知部材より検知された
所定の時間内での現像剤量を検出し、且つ、所定の時間
内に所定の回数検出された検出値の平均をとり、該検出
値を用いて、前記現像剤量表示信号を生成する。
【0022】第1、第2の本発明の他の実施態様による
と、前記第1現像剤量検知部材は、所定の間隔をもって
平行に同一平面上に形成された入力側と出力側の一対の
電極を有し、電極間の静電容量を、前記検知情報として
検知する電極部材である。
【0023】第1、第2の本発明の他の実施態様による
と、前記現像剤容器は、前記第1現像剤量検知部材の検
知領域に付着した現像剤を取り除く現像剤除去部材を有
する。
【0024】第1、第2の本発明の他の実施態様による
と、前記第1現像剤量検知部材は、前記現像剤容器内の
前記第2現像剤量検知部材の作用領域に現像剤を送り込
む位置に設けられる。
【0025】第1、第2の本発明の他の実施態様による
と、前記第2現像剤量検知部材は、導電性部材であり、
前記現像剤容器内部の現像剤を前記現像剤容器外部に搬
送する現像剤担持体との間の静電容量を、前記検知情報
として検知する。
【0026】第1、第2の本発明の他の実施態様による
と、前記現像剤容器は、複数の現像剤搬送部材を備えて
おり、前記第2現像剤量検知部材は、前記現像剤担持体
に最も近い現像剤搬送部材の作用領域の一部を前記現像
剤担持体との間に挟むように前記現像剤容器に沿って配
設される。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る現像剤量検知
システム並びに画像形成装置を図面に則して更に詳しく
説明する。
【0028】実施例1 本実施例の画像形成装置は、ホストコンピューター、ネ
ットワーク等から画像情報を受け取り、それを記録紙上
に画像出力するレーザービームプリンタであり、プロセ
スカートリッジAを本体から着脱でき交換可能である。
【0029】プロセスカートリッジAは、図4、図5で
示すように、潜像担持体である感光体1と、感光体1を
均一に帯電するための帯電手段7と、感光体1に対向配
置された現像装置Bと、クリーニング手段8と、クリー
ニング手段8により感光体1から除去された廃トナーを
収容する廃トナー容器9とが一体的に構成されている。
現像装置Bは、現像手段としての、現像剤担持体である
現像ローラ2及びトナー規制部材5と、現像剤(トナ
ー)Tの収納部であるトナー容器4と、を有する。
【0030】プロセスカートリッジAを装着する画像形
成装置であるレーザープリンター14には、図6に示す
ようにプロセスカートリッジAの上方に、画像情報に対
応してレーザー光Lを照射するレーザースキャナー11
が、又、下方には感光体1に対向する転写手段12が配
設されている。上記構成で、プロセスカートリッジA内
にて感光体1が帯電手段7によって均一に帯電され、そ
の表面上に、レーザースキャナー11から照射されるレ
ーザー光Lによって走査露光がなされ、目的の画像情報
の静電潜像が形成される。
【0031】静電潜像は、現像装置Bの現像ローラ2等
の作用によって、トナー容器4内のトナーTが付着され
てトナー像として可視化される。尚、本実施例において
は、絶縁性磁性一成分トナーを用いた。感光体1上の画
像は、転写手段12によって、シートカセット26より
送られてきた記録紙へ転写される。記録紙は、定着手段
13を通って記録紙上に画像を定着させ、本体排紙トレ
イ25へ排出される。記録紙上にトナー像を転写した後
は、クリーニング手段8によって感光体1上に残留した
トナーTをクリーニング容器9に集める。
【0032】図4において、現像剤容器4は、大容量化
に対応するために横長形状になっており、現像剤容器4
の底面は3つの凹形状になっている。図5は、トナーT
を収容したプロセスカートリッジAを示している。図示
していない本体のモータによって駆動する3つの搬送部
材3a、3b、3cは、現像剤容器4の凹部に対応して
おり、この搬送部材3が回転することで、トナーTはほ
ぐされ、現像ローラ2へ搬送され、供給される。現像剤
容器4を横長形状にすることによって現像剤Tの自重が
緩和できるため、フェーディングや現像剤の劣化、攪拌
トルクの増加等を軽減することが可能となる。
【0033】図7に示すトナー容器4の斜視図を参照す
ればよりよく理解されるように、搬送部材3a、3b、
3cには、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリフェ
ニレンサルファイド樹脂等で作製された攪拌翼部材3
a’3b’3c’が設けられており、それらの回転半径
はトナー容器4の底面の半径よりも大きく、先端はその
底面に擦っている。それによって、現像剤容器4の底面
に現像剤Tを残すことなく、現像剤Tの横搬送を行って
いる。
【0034】プロセスカートリッジAが有するトナー容
器4内に、本発明の現像剤量検知システムとして、2つ
のトナー量検知部材が用いられる。第1トナー量検知部
材は平面アンテナ6であり、トナー容器4内部の片側側
面に配設される。もう1つは、第2トナー量検知部材と
して、容器4底面に配設されたプレートアンテナ10が
用いられる。
【0035】尚、現像剤量検知システムにては、これら
の第1、第2のトナー量検知部材の他に、これらに接続
されている、画像形成装置本体14に設置された、後に
説明する電源、トナー量検出手段、演算制御手段、トナ
ー量表示手段、及びプロセスカートリッジA外側に設け
られた記憶手段20を含む。
【0036】平面アンテナ6を用いて、トナーTが多い
領域を検知し、プレートアンテナ10を用いて、トナー
Tが少ない領域を検知する。具体的には、平面アンテナ
6で使用初期からトナー量約50%〜約10%程度まで
の検知を行い、プレートアンテナ10でトナー量約50
%〜10%の間からトナーがなくなるまでの検知を行
う。
【0037】本実施例では、現像容器4が横長の形をし
ているため、トナー量を満タンの状態からトナー不足で
画像不良になるトナー量まで逐次トナー量を測るために
この2つの現像剤量検知部材によって、それぞれ独立し
てトナー量を測定している。
【0038】平面アンテナ6は、図8に示したように、
通常のプリント基盤上に入力側と出力側の電極21、2
2にエッチングや印刷等で導体パターンを形成されたも
のである。又、この回路図形を保護するためにその表面
に絶縁性保護膜を形成してある。
【0039】本実施例では、この平面アンテナ6の電極
パターンの電極間隔と電極幅をそれぞれ300μmにし
た。そして、電極21、22間に交流バイアスとして2
4Vpp、50KHzを印加すると、平面アンテナ10
にトナーTが触れていないときには20pF、平面アン
テナ6全面にトナーが触れているときには、40pFと
異なる静電容量値が観測された。
【0040】この平面アンテナ6を、トナー容器4内の
側面に配設することで、容器4内トナーTの減少に伴っ
てトナーTと平面アンテナ6の接触面積が減るため、検
知情報として平面アンテナの電極間の静電容量を観測す
ることで、随時容器4内トナーT量を知ることができ
る。
【0041】又、本実施例では、図7に示すように平面
アンテナ6中央の部分に、搬送部材3bがあり、搬送部
材3bの長手方向で平面アンテナ6に接する先端には付
随する現像剤除去部材である平面アンテナ拭き部材23
が設けられ、搬送部材3の回転の際に平面アンテナ6の
表面を拭く構成をとり、トナーが減っても平面アンテナ
6表面にトナーが残る場合、トナー量を多く測定してし
まうことを防ぐ。
【0042】搬送部材3の回転周期で平面アンテナ6か
らの出力が変動するので、複数回の測定結果を統計処理
し、トナー量を確定する。
【0043】図5に戻り、プレートアンテナ10は導電
部材である金属板で、現像ローラ2との間の静電容量を
測定することでこの両者の間のトナー量を測るものであ
る。プレートアンテナ10は、トナー容器4の外側に、
板金によって、現像剤容器4の凹部形状に沿うように長
手全域に形成されている。プレートアンテナ10の上か
らはカートリッジAのカバー部材24が設けられてい
る。
【0044】プレートアンテナ10は、現像ローラ2に
最も近い現像剤搬送部材3cの作用領域の一部を現像ロ
ーラ2との間に挟むようにトナー容器4に沿って配設さ
れている。
【0045】現像ローラ2とトナー規制部材5の支持体
は電気的に接続されており、検知情報として、プレート
アンテナ10との間の静電容量変化を測定し、演算処理
によって現像剤量を検知する。現像ローラ2は、本実施
例ではトナー規制部材5の支持体と同電位に構成され、
現像ローラ2にはACバイアスが印加されており、プレ
ートアンテナ10に、現像ローラ2との間の静電容量に
応じて流れる電流が、トナー量で異なることを利用して
トナー量を検知する。
【0046】平面アンテナ6、プレートアンテナ10を
用いた本実施例のプロセスカートリッジA内の現像剤量
検知システムは、図9のブロック図に示すように、プロ
セスカートリッジAに平面アンテナ6とプレートアンテ
ナ10の現像剤量検知部材、及び、記憶手段20が設置
され、プロセスカートリッジA外部の画像形成装置本体
14に、電源34、現像剤量検出手段31、演算制御手
段32、記憶手段35が設置され、画像形成装置本体内
部14の表示手段33か又は画像形成装置14と接続さ
れた表示手段である外部表示装置51で構成される。
【0047】平面アンテナ(現像剤量検知部材)6又は
現像ローラ2に、バイアス発生手段34から所定のAC
バイアスを印加する。すると、上述のように平面アンテ
ナ6に接触するトナー量に応じた静電容量に対応した電
流が発生するか、又は、トナー量に応じたプレートアン
テナ10と現像ローラ2との間の静電容量に対応した電
流が発生し、これを現像剤量検出手段31で電圧値に変
換する。この値を演算制御手段32を介して一時的に画
像形成装置本体14の記憶手段35に記憶し、それが所
定のデータ数になったら前に述べたように演算制御部3
2で統計処理をおこなう。
【0048】平面アンテナ6にて検知されたトナー量T
1と、プレートアンテナ10で検知されたトナー量T2
とは、演算制御部32内部で比較され、トナー量T1或
いはトナー量T2の値を現像剤量表示信号として、表示
手段33又は外部装置51に表示して、使用者に通知す
る。更に、検出したトナー量の検出値T1、T2は、プ
ロセスカートリッジAの記憶手段20に記憶される。表
示手段は、画像形成装置本体14に設けられたディスプ
レイ33であってもよく、或いは、画像形成装置本体が
有する通信手段により通信可能とされた外部装置51の
パソコンのディスプレイとすることもできる。
【0049】図10(a)〜(d)にトナー量推移の様
子を、図11に図10(a)から(b)に対応したトナ
ー量と静電容量の関係を示す。本実施例では、第2トナ
ー量検知部材であるプレートアンテナ10にて検知され
たトナー量T2が19%になって、トナー量検知部材で
ある現像剤量表示信号生成源の、平面アンテナ6からプ
レートアンテナ10への切り換えが行われるものとす
る。 (a)トナー量が100%の時には、平面アンテナ6、
プレートアンテナ10共に現像剤に埋もれている。この
時、平面アンテナ6からの出力はX2である。 (b)トナーが徐々に消費されていくに従って、平面ア
ンテナ6の検知領域にある現像剤の量が変化していく。
平面アンテナ6の表面に接しているトナーの面積の変化
に伴って、出力も変化していく。この時、平面アンテナ
6からの出力はX3である。 (c)トナーが25%になった辺りからプレートアンテ
ナ10が作動を始める。この時プレートアンテナ10か
らの出力はY2である。 (d)トナー量が0%になるまで、検知を行う。この時
プレートアンテナ10からの出力はY1である。従っ
て、プロセスカートリッジAを使用する初期から最後ま
で、全ての領域での逐次検知が可能となる。
【0050】図12にトナー量と平面アンテナ6の出力
の統計処理後のトナー量確定値の関係を示す。プロセス
カートリッジAにはトナーは最初は650g充填してあ
り、その時は平面アンテナ6からは0.5v出力する。
そして、トナー量と出力値は比例関係にあり、トナーが
150gの時に3.0v出力する。トナーが150g以
下に減ると、トナーは平面アンテナ6にはもう接しない
ので出力は変わらないいので、プレートアンテナ10で
トナー量を測定することになる。
【0051】次にプレートアンテナ10によるトナー量
検知について説明する。プレートアンテナ10と現像ロ
ーラ2の間の静電容量を検知するが、プレートアンテナ
10付近の搬送部材3cによってトナーが攪拌されると
静電容量も変動するので、これも統計処理を施して値を
確定している。プレートアンテナ10では、図13に示
すようにトナー量が200g以下しか測定できない。
【0052】ところで、この重量としてのトナー量を、
プリンター使用者にとってわかりやすくするために、本
実施例では未使用時を100%、トナー量不足で画像不
良になるときのトナー量、本実施例では50gを0%と
する100分率に変換し、トナー量を表示する手段を有
している。
【0053】この平面アンテナ6及びプレートアンテナ
10の出力確定値と100分率表示トナー量との関係の
表または式は、本体の記憶手段35に記憶されていて、
平面アンテナ6の出力値が得られると、上記の統計処理
後、演算制御部32が、この関係表(または式)で10
0分率表示トナー量に変換し、現像剤表示信号として、
表示手段33や外部のシステム、ネットワーク、装置な
どに伝達する。
【0054】このように、複数の逐次トナー量検知部材
で広い範囲のトナー量を検知する場合、検知されたトナ
ー量を、ある現像剤量表示信号として表示するために、
所定のプリント時間になると、トナー量が多い状態を検
知する第1トナー量検知部材(本実施例では平面アンテ
ナ6)からトナー量が少ない状態を検知する第2トナー
量検知部材(本実施例ではプレートアンテナ10)へと
現像剤量表示信号源を切り替えなければならない。
【0055】本発明の特徴部分となる、そのトナー量検
知部材切り替え時に生じる問題を以下に説明する。図2
は、横軸がトナー量検知部材で検知したトナー量であ
り、表示トナー量(%)に換算してある。縦軸は、容器
4内に残っている実際のトナー量で、こちらも%で表し
ている。
【0056】両検知部材による検出結果共に誤差がなけ
れば、グラフは比例直線aとなり、縦軸も横軸も同じ数
字の点を通る直線になる。しかし、実際はそれぞれに誤
差が生じる。例えば、平面アンテナ6がトナー量を実際
のそれよりも多く検知することがあり、その場合はbの
ような点線になることがある。又、プレートアンテナ1
0がトナー量を実際のそれよりも多く検知することもあ
り、その場合はcのような点線になることがある。
【0057】このような場合を想定して、どちらかの検
知部材がある値を検知したら第2トナー量検知部材へ切
り替えるというのが従来の方法であった。例えば、図2
において、プレートアンテナ10が19%を検知した
ら、その時点で平面アンテナ6からプレートアンテナ1
0へトナー量検知部材を切り替えるというものである。
これがdの線である。
【0058】このプレートアンテナが19%と検知した
とき、実際のトナー量は15%であるが、図2から平面
アンテナ6が検知した現像剤量は25%である。つま
り、本実施例の表示手段33では、1%刻みに表示でき
る構成なのにトナー量検知部材の切り替えのために、ト
ナー量表示は25%の次ぎは19%へと、表示値がとん
でいた。
【0059】本発明は、このようなトナー量検知部材の
切り替え時に、表示値がとぶことなく滑らかに変化でき
るようにしたものである。
【0060】図3は横軸がプリント時間(分)で縦軸が
表示トナー量(%)のグラフである。ここでは説明を簡
略化するために、同一パターンをプリントしているもの
とする。この図3で、b、c、dの線は図2のb、c、
dの線をグラフ形式を変えてプロットしたものである。
bの線は平面アンテナ6での検知推移であるが、あるプ
リント時間1のときに25%と表示されている。cで示
したプレートアンテナの検知推移から、そのプリント時
間1のときは、プレートアンテナ10で測定したトナー
量は19%であり、表示される現像剤量は、25%から
19%と直線dを描いて急に落下する。従来は、図3
で、推移bから推移d、推移dから推移cへと表示は推
移していった。
【0061】本発明は、現像剤量表示信号源であるトナ
ー量検知部材を切り替える際に、第1と第2の両検知部
材からの検出結果が異なる場合、図9の演算処理部32
にて、所定のプリント時間で、所定の単位である表示値
最低単位で、表示部33又は外部装置51に出力された
表示値が、第2検知部材による検出値と同値になるま
で、表示値を更新するように構成した。
【0062】所定の単位である表示値最低単位とは、本
実施例では1%刻みでトナー量を表示しているので、1
%になる。また、所定プリント時間とは、本実施例では
最小表示変化幅である1%を最も早く更新するプリント
時間、すなわち、全面黒(黒色の場合)の画像を出力し
つづけた場合の時間である30秒とする。
【0063】又、本実施例の現像剤量検知システムにお
いては、トナー量が減少する方向にしかトナー量表示値
を更新せず、よって、第1トナー量検知部材の平面アン
テナ6からの検出値は、第2トナー量検知部材の平面ア
ンテナ10からの検出値の上限(本実施例では19%)
より小さい値へは更新しない構成としている。
【0064】要するに、両検知部材の検知結果が異なる
場合、全面黒画像をプリントしていると想定して、表示
値を自動的に第2トナー量検知部材が検知している値T
2まで更新するのである。図3の線eがこれを示してい
る。本発明の現像剤量検知システムを、図1のフローチ
ャートに示した。
【0065】画像形成装置14を使用して、減少したト
ナーの残量測定開始して(ステップS101)、第2ト
ナー量検知部材で検知したトナー量T2が所定の値T3
(本実施例では、19%)に達するまで、多量のトナー
残量用の第1トナー量検知部材で測定した値T1を表示
する(ステップS103)。
【0066】更にトナーを使用し、第2トナー量検知部
材で検知したトナー残量T2が所定の値T3に達して
(ステップS102)、第1検知部材の測定値T1を第
2検知部材の測定値T2(=T3)と比べて(ステップ
S104)、同値である場合(T1=T3である場合)
は、第2トナー量検知部材に切り替えて、第2トナー量
検知部材の値T2を表示し始める(ステップS10
7)。
【0067】しかし、ステップS104で、第1トナー
量検知部材の測定値T1が第2トナー量検知部材の測定
値T2(=T3)に比べて大きい場合は、記憶手段35
にて記憶された値を演算制御部32に入力して、所定の
速さ(本実施例では、1回/30秒)、所定の単位(本
実施例では1%)で表示を更新する(ステップS10
5)。つまり、本実施例の場合は、所定の速さが1%/
30秒であるので、第2トナー量検知部材の測定値が1
9%に達した時は、第1トナー量検知部材からの検出値
T1である25%と表示し、30秒後までの間は、それ
より1%減らして24%と表示する。そして、30秒ご
とに1%づつ減少させた値T4を表示して、その表示値
T4が第2検知部材の値T2(=T3)に達した時(ス
テップS106)、第2検知部材の測定値T2に切り替
える(ステップS107)。
【0068】このような測定値の切り換え時における緩
やかな表示変更によって、トナー残量が急激に減少した
ような誤解を生じることがなく、使用者は、より実際の
トナー残量を正確に知ることができ、メンテナンス性を
上げることが可能になる。
【0069】尚、本実施例においては、現像剤として
は、絶縁性の磁性一成分現像剤(トナー)を用いたが、
現像剤はこれに限定されない。
【0070】本実施例では、プロセスカートリッジAを
備えた画像形成装置に関して説明したが、実施例で説明
した本発明の原理は、プロセスカートリッジAから、帯
電手段7、クリーニング手段8の両方、又はいずれか一
方を除いた構成とされるプロセスカートリッジを設けた
画像形成装置、或いはプロセスカートリッジを設けてな
い画像形成装置においても同様に適用することができ
る。
【0071】即ち、本実施例1にて説明した現像剤量検
知システムは、現像剤担持体及び現像剤容器等を有し、
電子写真感光体に形成された静電潜像を現像するための
現像装置に同様に適用され、同様の作用効果を達成し得
る。
【0072】尚、本発明に係る現像剤量検知部材は、平
面アンテナやプレートアンテナに限らない。又、その他
の現像剤量検知システム、画像形成装置の構成について
も、実施例1のものに限らず、他の現像剤量検知方法を
とる現像剤量検知システム、画像形成装置においても、
本発明は適用できる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の現像剤量
検知システム及び画像形成装置は、現像剤容器内の現像
剤量によって、現像剤量表示信号生成源を第1現像剤量
検知部材から第2現像剤量検知部材に切り替える際に、
現像剤量表示信号を、現像剤の変化量に対して、所定単
位及び所定速度で更新制御するので、トナー量検知部材
を切り替える際に、表示値が急激に変化することを防ぐ
ことができる。
【0074】その結果、現像剤容器と第1及び第2現像
剤量検知部材を備えた現像装置、潜像担持体、がプロセ
スカートリッジ内にある場合、使用者は誤解することな
くプロセスカートリッジ内のトナー量を随時知ることが
できるので、プロセスカートリッジの交換時期(購入時
期)を的確に把握し、不良画像(トナーなし白抜け画
像)の発生、及びトナーを無駄に捨てるような資源の無
駄使いを防ぐ効果がある。
【0075】又、画像形成装置はトナー容器内のトナー
量を100分率で表示させることで、使用者にとってト
ナー量がどれくらい残っているかがとても分かりやす
く、使用者はトナー残量を間違って理解することがなく
なり、プロセスカートリッジの交換時期(購入時期)を
正確に把握でき、不良画像(トナーなし白抜け画像)の
発生、及びトナーを無駄に捨てるような資源の無駄使い
を防ぐ効果がある。
【0076】又、画像形成装置に現像剤容器とその容器
内の現像剤量を逐次検知できる現像剤量検知部材が共に
プロセスカートリッジに構成されている場合には、互い
の位置精度が高くなり、トナー量をより精度を高く求め
られるといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の現像剤量検知システムの現像剤量検知
プロセスのフローチャートである。
【図2】従来の現像剤量検知システムによる表示トナー
量(%)と実トナー量(%)のグラフの部分拡大図であ
る。
【図3】本発明の現像剤量検知システムによる表示トナ
ー量(%)とプリント時間(分)を示すグラフである。
【図4】本発明が具体化されるプロセスカートリッジの
断面図である。
【図5】本発明が具体化されるプロセスカートリッジの
断面図である。
【図6】本発明の画像形成装置の概略構成断面図であ
る。
【図7】本発明が具体化される現像剤容器の斜視図であ
る。
【図8】本発明の画像形成装置に設けられる現像剤量検
知部材の正面図である。
【図9】本発明の現像剤量検知システムの構成を説明す
る概略構成図である。
【図10】本発明が具体化されるプロセスカートリッジ
の現像剤消費の様子を示す断面図である。
【図11】本発明に係る現像剤量検知部材における現像
剤量(%)と静電容量の出力(pF)の関係を示すグラ
フである。
【図12】本発明の現像剤量検知システムにおけるトナ
ー量(g)と平面アンテナでの測定トナー量確定値
(v)のグラフの一例である。
【図13】本発明の現像剤量検知システムにおけるトナ
ー量(g)とプレートアンテナでの測定トナー量確定値
(v)のグラフの一例である。
【符号の説明】
1 感光体(潜像担持体) 2 現像ローラ(現像剤担持体) 3 現像剤搬送部材 4 トナー容器(現像剤容器) 5 トナー規制部材 6 平面アンテナ(第1現像剤量検
知部材) 10 プレートアンテナ(第2現像剤
量検知部材) 14 画像形成装置本体 20 記憶手段 21、22 平面アンテナ電極 23 平面アンテナ拭き部材(現像剤
除去部材) 31 現像剤量検出手段 32 演算制御手段 33 表示手段 34 電源 35 記憶手段 51 外部装置 A プロセスカートリッジ B 現像装置

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤を収納する現像剤容器内の現像剤
    量を検知する現像剤量検知システムにおいて、 多い現像剤量を検知する第1現像剤量検知部材と、少な
    い現像剤量を検知する第2現像剤量検知部材と、前記第
    1現像剤量検知部材及び前記第2現像剤量検知部材から
    得られる検知情報より現像剤量表示信号を生成する手段
    と、前記現像剤量表示信号にて、検出された現像剤量を
    表示する表示手段、或いは、検出された現像剤量を表示
    手段に送信するための通信手段と、を有し、 前記現像剤容器内の現像剤量の表示値が所定の値にな
    り、前記現像剤量表示信号生成源を前記第1現像剤量検
    知部材から前記第2現像剤量検知部材に切り替える際
    に、前記現像剤量表示信号を、所定単位及び所定速度で
    更新制御することを特徴とする現像剤量検知システム。
  2. 【請求項2】 前記現像剤量表示信号は、現像剤量を減
    少方向にのみ更新することを特徴とする請求項1の現像
    剤量検知システム。
  3. 【請求項3】 前記現像剤量表示信号は、現像剤量を1
    00分率(%)で表すことを特徴とする請求項1又は2
    の現像剤量検知システム。
  4. 【請求項4】 前記第1又は第2現像剤量検知部材より
    検知された所定の時間内での現像剤量を検出し、且つ、
    所定の時間内に所定の回数検出された検出値の平均をと
    り、該検出値を用いて、前記現像剤量表示信号を生成す
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかの項に記載
    の現像剤量検知システム。
  5. 【請求項5】 前記第1現像剤量検知部材は、所定の間
    隔をもって平行に同一平面上に形成された入力側と出力
    側の一対の電極を有し、電極間の静電容量を、前記検知
    情報として検知する電極部材であることを特徴とする請
    求項1〜4のいずれかの項に記載の現像剤量検知システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記現像剤容器は、前記第1現像剤量検
    知部材の検知領域に付着した現像剤を取り除く現像剤除
    去部材を有することを特徴とする請求項5の現像剤量検
    知システム。
  7. 【請求項7】 前記第1現像剤量検知部材は、前記現像
    剤容器内の前記第2現像剤量検知部材の作用領域に現像
    剤を送り込む位置に設けられることを特徴とする請求項
    1〜6のいずれかの項に記載の現像剤量検知システム。
  8. 【請求項8】 前記第2現像剤量検知部材は、導電性部
    材であり、前記現像剤容器内部の現像剤を前記現像剤容
    器外部に搬送する現像剤担持体との間の静電容量を、前
    記検知情報として検知することを特徴とする請求項1〜
    7のいずれかの項に記載の現像剤量検知システム。
  9. 【請求項9】 前記現像剤容器は、複数の現像剤搬送部
    材を備えており、前記第2現像剤量検知部材は、前記現
    像剤担持体に最も近い現像剤搬送部材の作用領域の一部
    を前記現像剤担持体との間に挟むように前記現像剤容器
    に沿って配設したことを特徴とする請求項8の現像剤量
    検知システム。
  10. 【請求項10】 潜像担持体と、該潜像担持体上の静電
    潜像を現像する、現像剤を収納する現像剤容器を備えた
    現像装置と、前記現像剤容器内の現像剤量を逐次検知す
    る現像剤量検知システムと、を備えた画像形成装置にお
    いて、 前記現像剤量検知システムは、多い現像剤量を検知する
    第1現像剤量検知部材と、少ない現像剤量を検知する第
    2現像剤量検知部材と、前記第1現像剤量検知部材及び
    前記第2現像剤量検知部材から得られる検知情報より現
    像剤量表示信号を生成する手段と、前記現像剤量表示信
    号にて、検出された現像剤量を表示する表示手段、或い
    は、検出された現像剤量を表示手段に送信するための通
    信手段と、を有し、 前記現像容器内の現像剤量の表示値が所定の値になり、
    前記現像剤量表示信号生成源を前記第1現像剤量検知部
    材から前記第2現像剤量検知部材に切り替える際に、前
    記現像剤量表示信号を、現像剤の変化量に対して、所定
    単位及び所定速度で更新制御することを特徴とする画像
    形成装置。
  11. 【請求項11】 前記潜像担持体と、該潜像担持体上の
    静電潜像を現像するための現像剤を収納する前記現像剤
    容器を備えた前記現像装置と、前記現像剤容器内の現像
    剤量を逐次検知できる前記第1及び第2現像剤量検知部
    材は、画像形成装置に着脱自在なプロセスカートリッジ
    に構成されることを特徴とする請求項10の画像形成装
    置。
  12. 【請求項12】 前記現像剤容器と、該現像剤容器内の
    現像剤量を逐次検知できる前記第1及び第2現像剤量検
    知部材と、を備えた前記現像装置が着脱自在に備えられ
    ることを特徴とする請求項10の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記現像剤量表示信号は、現像剤量を
    減少方向にのみ更新することを特徴とする請求項10〜
    12のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記現像剤量表示信号は、現像剤量を
    100分率(%)で表すことを特徴とする請求項10〜
    13のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記第1又は第2現像剤量検知部材よ
    り検知された所定の時間内での現像剤量を検出し、且
    つ、所定の時間内に所定の回数検出された検出値の平均
    をとり、該検出値を用いて、前記現像剤量表示信号を生
    成することを特徴とする請求項10〜14のいずれかの
    項に記載の画像形成装置。
  16. 【請求項16】 前記第1現像剤量検知部材は、所定の
    間隔をもって平行に同一平面上に形成された入力側と出
    力側の一対の電極を有し、電極間の静電容量を、前記検
    知情報として検知する電極部材であることを特徴とする
    請求項10〜15のいずれかの項に記載の画像形成装
    置。
  17. 【請求項17】 前記現像剤容器は、前記第1現像剤量
    検知部材の検知領域に付着した現像剤を取り除く現像剤
    除去部材を有することを特徴とする請求項16の画像形
    成装置。
  18. 【請求項18】 前記第1現像剤量検知部材は、前記現
    像剤容器内の前記第2現像剤量検知部材の作用領域に現
    像剤を送り込む位置に設けられることを特徴とする請求
    項10〜17のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  19. 【請求項19】 前記第2現像剤量検知部材は、導電性
    部材であり、前記現像剤容器内の現像剤を前記現像剤容
    器外部に搬送する現像剤担持体との間の静電容量を、前
    記検知情報として検知することを特徴とする請求項10
    〜18のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  20. 【請求項20】 前記現像剤容器は、複数の現像剤搬送
    部材を備えており、前記第2現像剤量検知部材は、前記
    現像剤担持体に最も近い現像剤搬送部材の作用領域の一
    部を前記現像剤担持体との間に挟むように前記現像剤容
    器に沿って配設されることを特徴とする請求項19の画
    像形成装置。
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