JP2002325970A - ゲームシステム、プログラム及びゲーム用rfid通信機 - Google Patents

ゲームシステム、プログラム及びゲーム用rfid通信機

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JP2002325970A
JP2002325970A JP2001132978A JP2001132978A JP2002325970A JP 2002325970 A JP2002325970 A JP 2002325970A JP 2001132978 A JP2001132978 A JP 2001132978A JP 2001132978 A JP2001132978 A JP 2001132978A JP 2002325970 A JP2002325970 A JP 2002325970A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゲーム中にRFIDデータキャリアから読み
取ったデータがどのプレイヤに係るデータであるかを速
やかに判断する。 【解決手段】 ゲームスタート前に各プレイヤが手持ち
のゲーム用駒18A,18BをRFIDリーダライタ1
6の通信エリアに配置すると、そこからID情報を読み
出し、ID情報とプレイヤとを対応づけてなるデータキ
ャリアリストを生する。そして、ゲームスタート後は、
RFIDリーダライタ16の通信エリアにゲーム用駒1
8A,18Bが配置されると、そこからID情報を読み
出し、前記データキャリアリストに照らしてどのプレイ
ヤに対応するものかを判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はゲームシステム、プ
ログラム及びゲーム用RFID通信機に関し、特に、複
数プレイヤが共用のRFID通信機の通信エリアにRF
IDデータキャリアを備える手持ちのゲーム用駒やゲー
ムカードを配置しながらゲームを楽しむゲームシステ
ム、及びそのためのプログラム並びにゲーム用RFID
通信機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、RFID(Radio Frequency IDen
tification)技術が急速に発展しており、RFIDデー
タキャリア(RFIDタグ)の小型化により、商品管理
や物流管理等の物に取り付ける用途のみならず、社員証
や定期券等として人間が携帯する用途にも、その応用範
囲が広がってきている。
【0003】かかるRFID技術のゲームの分野への応
用としては、特開平11−244537号公報に開示さ
れているカードゲームシステムがある。このカードゲー
ムシステムでは、トレーディングカードにRFIDデー
タキャリアを埋設して、オブジェクトに関するデータを
記憶するようにして、それをゲームの進行に応じて種々
書き換えるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記カードゲームシス
テムは、具体的には、システムが起動するとき、プレイ
ヤが1人ずつ順にデータ読み書き手段にスタック(トレ
ーディングカードの組)を配置すると、そこからデータ
が読み取られるようになっている。また、1人のプレイ
ヤに係るスタックからデータ読み取りが完了したときに
は、次のプレイヤに係るスタックからデータを読み取る
べく、スタック交換が指示されるようになっている。こ
うして、データ読み書き手段が2つ存在しなくても、1
つで2人分以上のデータを順次読み取ることができるよ
うにしている。
【0005】しかしながら、このようにスタック交換を
指示しながら複数プレイヤに順にデータ読み書き手段に
スタックを配置させるようにすると、プレイヤ数やデー
タ読み取りの機会が増えてくると、データ読み取りが大
変に煩わしいものになってくる。例えば、各プレイヤが
ゲームの局面に応じて任意に一又は複数のRFIDデー
タキャリアを共用RFID通信機の通信エリアに配置し
たり、或いは該通信エリアから外したりするゲームで
は、ゲーム中に何度もデータ読み取り手段にRFIDデ
ータキャリアを配置する機会が生じ得るが、こうしたケ
ースに上記データ読み取り手順を適用すると、データ読
み取りが大変に煩わしいものとなり、ゲームの円滑な進
行を阻害するという問題がある。
【0006】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
あって、その目的は、ゲーム中にRFIDデータキャリ
アから読み取ったデータがどのプレイヤに係るデータで
あるかを速やかに判断できるようにして、ゲームの円滑
な進行を助けるようにしたゲームシステム、及びそのた
めのプログラム並びにRFID通信機を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係るゲームシステムは、プレイヤ毎に手持
ちのゲーム用駒又はゲームカードを共用RFID通信機
の通信エリアに配置するよう案内する手段と、前記案内
に応じて前記共用RFID通信機の通信エリアに配置さ
れるゲーム用駒又はゲームカードに備えられたRFID
データキャリアからID情報を読み出す手段と、読み出
されるID情報を各プレイヤに対応づけて記憶する手段
と、前記共用RFID通信機の通信エリアにゲーム中に
配置されるゲーム用駒又はゲームカードに備えられたR
FIDデータキャリアからID情報を読み出す手段と、
読み出されるID情報と前記記憶する手段の記憶内容と
に基づいて、前記共用RFID通信機の通信エリアにゲ
ーム中に配置される各ゲーム用駒又はゲームカードに対
応するプレイヤを判断する手段と、を含むことを特徴と
する。
【0008】本発明によれば、例えばゲーム開始後等に
等に案内に応じて各プレイヤが手持ちのゲーム用駒又は
ゲームカードを共用RFID通信機の通信エリアに配置
すると、それらゲーム用駒又はゲームカードに備えられ
たRFIDデータキャリアからID情報が読み出され
る。読み出されたID情報は各プレイヤに対応づけられ
て記憶される。そして、例えばゲーム開始後等に共用R
FID通信機の通信エリアにゲーム用駒又はゲームカー
ドが配置されると、それらに備えられたRFIDデータ
キャリアからID情報が読み出される。そして、読み出
されたID情報と上記記憶の内容とに基づいて、配置さ
れたゲーム用駒又はゲームカードに対応するプレイヤが
判断される。このため、予め各プレイヤが手持ちのゲー
ム用駒又はゲームカードを共用RFID通信機の通信エ
リアに配置しておくことにより、ゲーム中は共用RFI
D通信機の通信エリアにゲーム用駒又はゲームカードを
配置するだけで速やかにそれに対応するプレイヤを判断
できるようになる。こうして、ゲームの円滑な進行を助
けることができる。
【0009】また、本発明の一態様では、前記判断する
手段による判断結果に基づいてゲーム処理を実行する手
段をさらに含む。こうすれば、ゲーム用駒又はゲームカ
ードを共用RFID通信機の通信エリアに配置すること
により、プレイヤ毎にゲーム処理に影響を与えることが
できるようになり、魅力的なゲームシステムとすること
ができる。
【0010】また、本発明に係るプログラムは、プレイ
ヤ毎に手持ちのゲーム用駒又はゲームカードを共用RF
ID通信機の通信エリアに配置するよう案内する手段、
前記案内に応じて前記共用RFID通信機の通信エリア
に配置されるゲーム用駒又はゲームカードに備えられて
いるRFIDデータキャリアからID情報を読み出す手
段、読み出されるID情報を各プレイヤに対応づけて記
憶する手段、前記共用RFID通信機の通信エリアにゲ
ーム中に配置されるゲーム用駒又はゲームカードに備え
られたRFIDデータキャリアからID情報を読み出す
手段、読み出されるID情報と前記記憶する手段の記憶
内容とに基づいて、前記共用RFID通信機の通信エリ
アにゲーム中に配置される各ゲーム用駒又はゲームカー
ドに対応するプレイヤを判断する手段、及び、判断結果
に基づいてゲーム処理を実行する手段、としてコンピュ
ータを機能させるためのものである。
【0011】本発明に係るプログラムをゲーム機やパー
ソナルコンピュータ等のコンピュータで実行させれば、
予め各プレイヤが手持ちのゲーム用駒又はゲームカード
を共用RFID通信機の通信エリアに配置しておくこと
により、ゲーム中は共用RFID通信機の通信エリアに
ゲーム用駒又はゲームカードを配置するだけで速やかに
それに対応するプレイヤを判断できるようになる。こう
して、ゲームの円滑な進行を助けることができる。
【0012】また、本発明に係るRFID通信機は、案
内に応じて通信エリアに配置される各プレイヤの手持ち
のゲーム用駒又はゲームカードに備えられているRFI
DデータキャリアからID情報を読み出す手段と、読み
出されるID情報を各プレイヤに対応づけて記憶する手
段と、前記通信エリアにゲーム中に配置されるゲーム用
駒又はゲームカードに備えられたRFIDデータキャリ
アからID情報を読み出す手段と、読み出されるID情
報と前記記憶する手段の記憶内容とに基づいて、前記通
信エリアにゲーム中に配置される各ゲーム用駒又はゲー
ムカードに対応するプレイヤを判断する手段と、を備え
ることを特徴とする。
【0013】本発明によれば、予め各プレイヤが手持ち
のゲーム用駒又はゲームカードを通信エリアに配置して
おくことにより、ゲーム中は通信エリアにゲーム用駒又
はゲームカードを配置するだけで速やかにそれに対応す
るプレイヤを判断できるようになる。こうして、ゲーム
の円滑な進行を助けることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について図面に基づき詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施の形態に係るゲー
ムシステムの外観を示す図である。同図に示すように、
このゲームシステム11は、家庭用ゲーム機10と、家
庭用テレビ受像器12と、ゲームコントローラ14A,
14Bと、RFIDリーダライタ(RFID通信機)1
6と、ゲーム用駒18A,18Bと、を含んで構成され
ている。家庭用ゲーム機10には、ゲームプログラムを
格納した情報記憶媒体が装着されている。
【0016】家庭用ゲーム機10は、従来公知の構成を
有するものであり、家庭用テレビ受像器受像器12に表
示されるゲーム画面を見たり、家庭用テレビ受像器12
に内蔵されるスピーカから出力されるゲーム音楽やゲー
ム効果音を聞いたりしながら、1人又は2人のプレイヤ
がゲームコントローラ14A,14Bでゲーム操作入力
をして、ゲームを楽しむようになっている。
【0017】このゲームシステムで特徴的な点は、家庭
用ゲーム機10にRFIDリーダライタ16が接続され
ており、ゲームの局面に応じて、このRFIDリーダラ
イタ16にプレイヤがRFIDデータキャリアを備えた
ゲーム用駒18A,18Bを載置したり、それを下ろし
たりしながらゲームを楽しむようになっている点であ
る。例えば、プレイヤA及びプレイヤBが同ゲームシス
テム11でゲームを楽しむ場合、プレイヤAはゲームの
局面に応じて手持ちのゲーム用駒18Aから1つ又は複
数を選択し、それをRFIDリーダライタ16に載置す
る。また、ゲームの局面に応じて、RFIDリーダライ
タ16に既に載置されているゲーム用駒18Aから1つ
又は複数を選択し、それを該RFIDリーダライタ16
から下ろすのである。同様に、プレイヤBはゲームの局
面に応じて、手持ちのゲーム用駒18Bから1つ又は複
数を選択し、それをRFIDリーダライタ16に載置す
る。また、ゲームの局面に応じてRFIDリーダライタ
16に既に載置されているゲーム用駒18Bから1つ又
は複数を選択し、それを該RFIDリーダライタ16か
ら下ろす。
【0018】ゲーム用駒18A,18Bは、図2に示す
ように、コイン状のRFIDデータキャリア(タグ)2
2を備えており、その上にゲームキャラクタ又はゲーム
アイテムを象ったフィギュア24が取り付けられてい
る。すなわち、RFIDデータキャリア22がフィギュ
ア24の台として利用されている。RFIDデータキャ
リア22は、自他を識別するID情報とともにゲームデ
ータをそれぞれ格納している。ゲームデータは、フィギ
ュア24に関連するデータであり、例えばゲームキャラ
クタ又はゲームアイテムの各種属性データ(攻撃力、守
備力、使用量、前回使用時刻等)である。ゲームデータ
には、RFIDリーダライタ16により更新可能な形態
でRFIDデータキャリア22に記憶されるが、更新不
能な形態(リードオンリ)で記憶されるものを含むよう
にしてもよい。また、不正防止の為、ID情報は更新不
能な形態でRFIDデータキャリア22に記憶されるこ
とが望ましい。
【0019】ここで、RFIDリーダライタ16及びR
FIDデータキャリア22は、互いに非接触の状態でR
FIDリーダライタ16がRFIDデータキャリア22
からデータを読み出し、さらに、逆にRFIDデータキ
ャリア22にデータを書き込めるようにもなったもの
で、従来公知の基本構成を有する。方式としては、電磁
結合方式、電磁誘導方式、マイクロ波方式、光方式等、
種々のものが採用可能であるが、特に、このゲームシス
テム11で利用されるRFIDリーダライタ16及びR
FIDデータキャリア22としては、選択的アクセスが
可能なものである必要がある。すなわち、RFIDデー
タキャリア22は自他を識別するID情報を記憶するよ
うにしており、RFIDリーダライタ16は、ID情報
を指定してリードアクセス又はライトアクセスすること
により、該RFIDリーダライタ16に載置されている
ゲーム用駒18A,18Bのうち特定のゲーム用駒に備
えられたRFIDデータキャリア22に対して、データ
の読み出し又は書き込みができるようになっている必要
がある。
【0020】なお、RFIDリーダライタ16及びRF
IDデータキャリア22の方式としては、RFIDデー
タキャリア22が無電源で動作するものが望ましい。ま
た、RFIDリーダライタ16は、ゲーム用駒18A,
18Bを所定数、例えば10個程度を載置できる程度の
広さを有する円形ステージ状に形成されており、該ステ
ージの下にRFIDデータキャリア22とデータ通信及
び該RFIDデータキャリア22に電力供給をするため
のアンテナが内蔵されている。すなわち、RFIDリー
ダライタ16の上面が通信エリアとして用意されてい
る。
【0021】以下、本ゲームシステム11の構成の詳細
について説明する。
【0022】図3は、本ゲームシステム11の構成を詳
細に示す図である。同図に示すように、ゲームシステム
11は、マイクロプロセッサ30、画像処理部32、モ
ニタ34、バス36、RAM38、ROM40、入出力
制御部42、ゲームコントローラ14A,14B、音声
処理部45、スピーカ44、DVD再生部46、DVD
48、RFIDリーダライタ16、RFIDデータキャ
リア22を含んで構成されている。このうち、モニタ3
4及びスピーカ44は家庭用テレビ受像器12に含まれ
るものである。また、マイクロプロセッサ30、画像処
理部32、RAM38、ROM40、入出力制御部4
2、音声処理部45、DVD再生部46は、家庭用ゲー
ム機10の筐体に内蔵されるものである。また、DVD
48は家庭用ゲーム機10の全面パネルに備えられたデ
ィスクトレイに収容されるものである。
【0023】同図に示すように、マイクロプロセッサ3
0、画像処理部32、RAM38、ROM40、及び入
出力制御部42は、バス36により相互データ通信可能
に接続されている。また、入出力制御部42には、ゲー
ムコントローラ14A,14B、音声処理部45、DV
D再生部46、及びRFIDリーダライタ16が接続さ
れている。
【0024】マイクロプロセッサ30は、ROM40に
格納されるオペレーティングシステムやDVD48から
読み出されるゲームプログラムに基づいて、家庭用ゲー
ム機10の各部を制御する。バス36はアドレス及びデ
ータを家庭用ゲーム機10の各部でやり取りするための
ものである。また、RAM38には、DVD48から読
み取られたゲームプログラム及びデータが必要に応じて
書き込まれる。また、RAM38にはマイクロプロセッ
サ30の作業領域も確保される。画像処理部32はVR
AMを含んで構成されており、マイクロプロセッサ30
から送られる画像データを受け取って同VRAM上にゲ
ーム画面を描画するとともに、その内容をビデオ信号に
変換して所定タイミングでモニタ34に出力する。
【0025】入出力制御部42は、ゲームコントローラ
14A,14B、音声処理部45、DVD再生部46、
或いはRFIDリーダライタ16と、マイクロプロセッ
サ30との間でなされるデータ通信を中継するためのイ
ンターフェースである。ゲームコントローラ14A,1
4Bは、プレイヤがゲーム操作をするための入力手段で
ある。入出力制御部42は、一定周期でゲームコントロ
ーラ14A,14Bの各種ボタンの操作状態をスキャン
し、そのスキャン結果を表す信号(操作信号)を、バス
36を介してマイクロプロセッサ30に渡すようになっ
ている。マイクロプロセッサ30は、その操作信号に基
づいてプレイヤのゲーム操作を判定する。音声処理部4
5はサウンドバッファを含んで構成されており、DVD
48から読み出されてサウンドバッファに記憶された音
楽やゲーム効果音等のデータを再生して、それらをスピ
ーカ44から出力する。DVD再生部46は、マイクロ
プロセッサ30からの指示に従ってDVD48に記憶さ
れているゲームプログラム及びデータを読み出す。RF
IDリーダライタ16は上述した構成を有しており、家
庭用ゲーム機10の例えばUSB(Universal Serial B
us)ポート等に接続される。そして、マイクロプロセッ
サ30からの指示に従ってRFIDデータキャリア22
に記憶されているID情報やゲームデータを読み出す。
【0026】以下、ゲームシステム11の処理、特にD
VD48に格納されたプログラムに基づく家庭用ゲーム
機10の処理について説明する。
【0027】このゲームシステム11においては、ゲー
ムの開始時に、各プレイヤが手持ちのゲーム用駒18
A,18Bをデータキャリアリストに登録するようにし
ている。図4は、データキャリアリスト登録処理を説明
するフロー図である。同図に示す処理はDVD48に格
納されたゲームプログラムに基づいて家庭用ゲーム機1
0が実行するものである。この処理では、まずプレイヤ
変数にA(1人目プレイヤ)を設定し(S101)、次
にプレイヤAに対して手持ちのゲーム用駒18A又は1
8BをRFIDリーダライタ16の通信エリアに載置す
るように案内するための案内画面を家庭用テレビ受像器
12に表示する(S102)。案内画像は、例えば「1
人目プレイヤ(1P)の全ての持ち駒をフィールドに載
せてください。」、或いは「2人目プレイヤ(2P)の
全ての持ち駒をフィールドに載せてください。」等のメ
ッセージを含むようにすれば好適である。そして、この
案内に応じてプレイヤAがRFIDリーダライタ16の
通信エリアに手持ちのゲーム用駒18Aを載置すると、
そこからID情報を読み出す(S103)。この処理
(S103)は、ゲームコントローラ14Aにおいて完
了操作が行われるまで続けられる(S104)。すなわ
ち、各プレイヤは手持ちの全てのゲーム用駒18を一度
にRFIDリーダライタ16の通信エリアに載せてもよ
いし、手持ちのゲーム用駒18を載せ下ろししながら、
全てのゲーム用駒18が少なくとも一度は載せられるよ
う、手持ちのゲーム用駒18をRFIDリーダライタ1
6の通信エリアに順に載置させてもよい。そして、完了
操作が行われると、読み出したID情報をデータキャリ
アリストに登録する(S105)。
【0028】図5は、データキャリアリストの一例を示
している。データキャリアリストは、プレイヤAに対応
するID情報群及びプレイヤBに対応するID情報群を
区別して記憶するものであり、S105では読み出した
ID情報を、そのID情報に対応するプレイヤに関連付
けて記憶するようにしている。すなわち、プレイヤAに
対する案内画面に応じてRFIDリーダライタ16の通
信エリアに載置されたゲーム用駒18Aについては、そ
こから読み出されたID情報をプレイヤAに対応づけて
記憶する。また、プレイヤBに対する案内画面に応じて
RFIDリーダライタ16の通信エリアに載置されたゲ
ーム用駒18Bについては、そこから読み出されたID
情報をプレイヤBに対応づけて記憶する。
【0029】データキャリアリストを登録すると、両プ
レイヤに対してデータキャリア登録を終えたかを判断し
(S106)、終えていなければプレイヤ変数にB(2
人目プレイヤ)を設定し(S107)、プレイヤBに関
してS102からS105の処理を実行する。そして、
両プレイヤに対してデータキャリア登録を終えると(S
106)、処理を終了する。
【0030】以上のようにしてゲーム開始前にデータキ
ャリアリストを予め用意しておけば、ゲーム開始後はR
FIDリーダライタ16にゲーム用駒18が載置される
と、それがプレイヤAの持ち駒かプレイヤBの持ち駒か
を速やかに判断できるようになる。すなわち、家庭用ゲ
ーム機10では、ゲーム開始後にRFIDリーダライタ
16にゲーム用駒18が載置されると、そこからID情
報を読み出す。そして、その読み出したID情報がデー
タキャリアリストにおいてプレイヤAとプレイヤBのど
ちらに対応づけられて記憶されているかを調べることに
より、そのゲーム用駒18がプレイヤAの持ち駒かプレ
イヤBの持ち駒かを速やかに判断するようにしている。
こうして、ゲームが円滑に進行するようにしている。
【0031】次に、データキャリアリスト登録処理の後
に実行されるメインゲーム処理について説明する。図6
は、メインゲーム処理を説明するフロー図である。同図
に示すように、この処理では、まずRFIDリーダライ
タ16により該RFIDリーダライタ16の通信エリア
に載置されているゲーム用駒18A,18BからID情
報及びゲームデータを読み出す(S201)。そして、
その読み出したID情報及びゲームデータに基づいてア
クティブデータキャリア登録テーブルを生成する(S2
02)。図7は、このアクティブデータキャリア登録テ
ーブルの一例を示す図である。アクティブデータキャリ
ア登録テーブルは、現在RFIDリーダライタ16の通
信エリアに載置されているゲーム用駒18A,18B
(RFIDデータキャリア22)のID情報、ゲームデ
ータ、登録抹消禁止フラグを対応づけて記憶するもので
ある。このアクティブデータキャリア登録テーブルにゲ
ームデータが登録されているゲーム用駒18A,18B
が、その時点におけるゲーム処理に影響を与えるように
なっている。同テーブルに記憶されるID情報及びゲー
ムデータはRFIDデータキャリア22から読み出され
るものであり、登録抹消禁止フラグは、ゲーム用駒18
A,18BがRFIDリーダライタ16の通信エリアか
ら下ろされても、例外的にアクティブデータキャリア登
録テーブルから該ゲーム用駒18A,18Bに係るレコ
ードを削除しないようにするためのフラグであり、ゲー
ム処理の内容に従って設定される。
【0032】S202において、アクティブデータキャ
リア登録テーブルを生成すると、次にゲーム処理を実行
する(S203)。このゲーム処理は、ゲーム画面を更
新したり、ゲーム音楽やゲーム効果音の発音スタート或
いは停止を指示したりする処理であり、ゲームコントロ
ーラ14A,14Bにより入力される操作信号や、アク
ティブデータキャリア登録テーブルに記憶されるID情
報及びゲームデータ等に基づき、実行されるものであ
る。DVD48には、ID情報に対応づけてゲームキャ
ラクタ又はゲームアイテム(フィギュア24)の画像デ
ータ、音声データ、各種属性データ等が予め記憶されて
いる。そして、家庭用ゲーム機10は、アクティブデー
タキャリア登録テーブルに記憶されるID情報に対応す
るデータをDVD48から読み出す。こうして、そのD
VD48から読み出したデータ、操作信号、アクティブ
データキャリア登録テーブルに記憶されるゲームデータ
等に基づいてゲーム処理を実行するようにしている。な
お、ゲーム処理は、内容的には、例えばトレーディング
ゲームカードゲームに係るもの、ロールプレイングゲー
ムに係るもの、ドライブゲームに係るもの、各種スポー
ツゲームに係るもの、音楽ゲームに係るもの等、様々な
ジャンルのものでよい。また、ゲーム処理において、R
FIDリーダライタ16の通信エリアに載置されている
ゲーム用駒18がどのプレイヤにより置かれたものであ
るか(どのプレイヤに対応するものであるか)を判断す
る必要がある場合、ID情報を上記データキャリアリス
トに照査して判断する。そして、判断結果に基づいてゲ
ーム処理を実行する。
【0033】例えば、あるゲームアイテムを象ったフィ
ギュア24を備えたゲーム用駒18がRFIDリーダラ
イタ16の通信エリアに載置されると、そこから読み出
されたID情報がデータキャリアリストにおいてどのプ
レイヤに対応づけられて記憶されているかを調べること
により、そのゲーム用駒18がどのプレイヤにより置か
れたものであるかを判断する。そして、家庭用ゲーム機
10では、その判断によりゲーム用駒18を置いたとさ
れるプレイヤに、そのゲームアイテムを使用したことの
効果を帰属させるようにする。
【0034】同様に、あるゲームキャラクタを象ったフ
ィギュア24を備えたゲーム用駒18がRFIDリーダ
ライタ16の通信エリアに載置されると、それがどのプ
レイヤにより載置されたものであるかを判断し、そのゲ
ーム用駒18を置いたと判断されるプレイヤの味方とし
て、そのゲームキャラクタをゲーム空間(ゲームフィー
ルド)に登場させる。
【0035】また、例えば家庭用テレビ受像器12の表
示画面にプレイヤ毎に使用ゲームアイテムや味方ゲーム
キャラクタを表示する領域を用意する場合には、ゲーム
アイテムやゲームキャラクタを象ったフィギュア24を
備えたゲーム用駒18がRFIDリーダライタ16の通
信エリアに載置されると、そのゲーム用駒18を載置し
たと判断されるプレイヤに対応する表示領域に、それら
ゲームアイテムやゲームキャラクタの画像を表示するよ
うにしてもよい。
【0036】S203のゲーム処理を一旦終えると、次
にその内容に基づいてアクティブデータキャリア登録テ
ーブルに記憶されているゲームデータを更新するととも
に(S204)、登録抹消禁止フラグを更新する(S2
05)。S203では、アクティブデータキャリア登録
テーブルに記憶されているID情報に対応したゲームキ
ャラクタ又はゲームアイテムに関連するゲーム処理が実
行されるようになっており、必要に応じて、それらゲー
ムキャラクタ又はゲームアイテムに係るゲームデータが
更新されるようになっている。また、S203のゲーム
処理では、アクティブデータキャリア登録テーブルに記
憶されているID情報に対応したゲームキャラクタ又は
ゲームアイテムにつき、以降もゲームに登場し続ける必
要があるかを判断するようになっている。そして、以降
もゲームに登場し続ける必要があるゲームキャラクタ又
はゲームアイテムに係る登録抹消禁止フラグに1、すな
わち登録抹消を禁止する旨をセットする(S205)。
【0037】その後、アクティブデータキャリア登録テ
ーブルに記憶されているゲームデータの更新内容をRF
IDリーダライタ16によってRFIDデータキャリア
22にも反映させる(S206)。また、RFIDリー
ダライタ16によって現在通信エリアに載置されている
全てのゲーム用駒18A,18BのID情報を読み出す
(S207)。そして、その読み出したID情報の中
に、アクティブデータキャリア登録テーブルに未だ記憶
されていないID情報があるかを判断する(S20
8)。そして、未だアクティブデータキャリア登録テー
ブルに記憶されていないID情報がある場合には、その
ID情報に係るゲーム用駒18A,18Bからゲームデ
ータを読み出し(S209)、そのID情報及びゲーム
データの組をアクティブデータキャリア登録テーブルに
記憶させる(S210)。一方、S208において、ア
クティブデータキャリア登録テーブルに未だ記憶されて
いないID情報がなければ、S209及びS210の処
理をスキップする。
【0038】次に、家庭用ゲーム機10では、アクティ
ブデータキャリア登録テーブルに記憶されているID情
報のうち、S207で読み出したID情報の中には存在
しないものがあるかを判断する(S211)。そして、
そのようなID情報があれば、そのID情報に係るゲー
ム用駒18A,18Bは既にRFIDリーダライタ16
の通信エリアから下ろされたと判断できるため、そのI
D情報に対応する登録抹消禁止フラグに1がセットされ
ているかを調べる(S212)。そして、登録抹消禁止
フラグに1がセットされていなければ、そのID情報に
関するレコードを、アクティブデータキャリア登録テー
ブルから抹消する(S213)。一方、登録抹消禁止フ
ラグに1がセットされていれば、家庭用テレビ受像器1
2にゲーム用駒18A,18BをRFIDリーダライタ
16の通信エリアに再度載置するように促すメッセージ
を表示する(S214)。そして、以上のS203から
S214までの処理をゲーム終了まで繰り返す(S21
5)。
【0039】以上説明したゲームシステム11によれ
ば、RFIDリーダライタ16の通信エリアにゲーム用
駒18A,18Bが載置されたか、或いは通信エリアか
ら下ろされたかを監視し、アクティブデータキャリア登
録テーブルを随時更新するとともに、同アクティブデー
タキャリア登録テーブルの登録内容に基づいてゲーム処
理を展開するようにしたので、ゲームの局面に応じて一
又は複数のゲーム用駒18A,18BをRFIDリーダ
ライタ16の通信エリアに配置したり、或いは該通信エ
リアから外したりしながら、プレイヤがゲームを楽しむ
ことができる。
【0040】また、ゲーム開始前にRFIDリーダライ
タ16に各プレイヤが手持ちの全てのゲーム用駒18
A,18Bを載置して、そのID情報をデータキャリア
リストに登録するようにして、ゲーム開始後は、RFI
Dリーダライタ16にゲーム用駒18A,18Bが載置
されると、そこから読み出されるID情報をデータキャ
リアリストに照らし、どのプレイヤにより各ゲーム用駒
18A,18Bが載置されたかを判断するようにしてい
る。このため、ゲーム開始後は速やかにどのプレイヤに
より各ゲーム用駒18A,18Bが載置されたかを判断
でき、ゲームを円滑に進行させることができる。
【0041】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
るものではない。
【0042】例えば、以上の説明では家庭用ゲーム機1
0にプログラム(ゲームプログラム)をDVD48から
供給するようにしたが、メモリカートリッジ、CD−R
OM、光磁気ディスク、フロッピー(登録商標)ディス
ク等のあらゆる情報記憶媒体からプログラムを供給する
ようにしてもよい。また、インターネットやケーブルテ
レビネットワーク等のデータ通信ネットワークを介して
家庭用ゲーム機10にプログラムを供給するようにして
もよい。この場合、プログラム全体を一括して家庭用ゲ
ーム機10に供給するようにしてもよいし、プログラム
の一部ずつを必要に応じて供給する、いわゆるストリー
ム型配信を採用するようにしてもよい。
【0043】また、以上の説明では、家庭用ゲーム機1
0が定期的にRFIDリーダライタ16に載置されてい
るRFIDデータキャリア22からID情報を読み出
し、これをアクティブデータキャリア登録テーブルの内
容と比較することにより、RFIDリーダライタ16に
新しいゲーム用駒18A,18Bが載置されたのか、或
いはゲーム用駒18A,18BがRFIDリーダライタ
16から下ろされたのか、を直接的に監視するようにし
たが、RFIDリーダライタ16に内蔵される制御用プ
ロセッサにて新しいデータキャリア22が載置されたの
か、或いはゲーム用駒18A,18BがRFIDリーダ
ライタ16から下ろされたのか、を監視するようにし
て、それを家庭用ゲーム機10に直ちに報告させるよう
にしてもよい。このように、家庭用ゲーム機10がRF
IDリーダライタ16からの報告に基づいて、RFID
リーダライタ16に新しいゲーム用駒18A,18Bが
載置されたか、或いはゲーム用駒18A,18BがRF
IDリーダライタ16から下ろされたか、を間接的に監
視するようにしても、ゲームの局面に応じて一又は複数
のゲーム用駒18A,18BをRFIDリーダライタ1
6の通信エリアに配置したり、或いは該通信エリアから
外したりしながら、プレイヤがゲームを楽しむシステム
を実現することができる。あるいは、家庭用ゲーム機1
0の機能をRFIDリーダライタ16に搭載して、家庭
用ゲーム機10無しで、ゲームの局面に応じて一又は複
数のゲーム用駒18A,18BをRFIDリーダライタ
16の通信エリアに配置したり、或いは該通信エリアか
ら外したりしながら、プレイヤがゲームを楽しむシステ
ムを実現するようにしてもよい。
【0044】また、以上の説明では、家庭用ゲーム機1
0を用いてゲームシステム11を構成するようにした
が、図8に示すゲームシステム11Aのように、LCD
(液晶表示装置)及びゲームコントローラを一体的に備
えるとともに、家庭用ゲーム機10と同等機能を有する
携帯ゲーム機20A,20Bを、RFIDリーダライタ
16に接続するようにしてもよい。こうすれば、家庭外
においても、ゲームの局面に応じて一又は複数のゲーム
用駒18A,18BをRFIDリーダライタ16の通信
エリアに配置したり、或いは該通信エリアから外したり
しながら、プレイヤがゲームを楽しむことができるよう
になる。
【0045】また、以上の説明ではゲーム用駒18A,
18BにRFIDデータキャリア22を備えるようにし
たが、RFIDデータキャリア22をカード状に形成し
てもよい。こうして出来るゲームカードも、ゲーム用駒
18A,18Bと同様、上記システムで利用することが
できる。
【0046】さらに、以上の説明では、家庭用ゲーム機
10からRFIDリーダライタ16を制御するようにし
たが、RFIDリーダライタ16にマイクロプロセッ
サ、メモリ、ディスプレイやLED等の表示手段等を含
むコンピュータを内蔵させて、該コンピュータの制御に
より、プレイヤ毎に手持ちのゲーム用駒18A,18B
RFIDリーダライタ16の通信エリアに配置するよう
案内し、その案内に応じて配置されるゲーム用駒18
A,18Bに備えられたRFIDデータキャリア22か
らID情報を読み出すとともに、読み出されるID情報
を各プレイヤに対応づけてデータキャリアリストに記憶
するようにしてもよい。この場合、RFIDリーダライ
タ16の通信エリアにゲーム中にゲーム用駒18A,1
8Bが配置されと、同コンピュータの制御により、そこ
からID情報を読み出し、それをデータキャリアリスト
に照査することによって、どのプレイヤによってゲーム
用駒18A,18BがRFIDリーダライタ16の通信
エリアに配置されたかを判断するようにすればよい。そ
して、この判断結果を、ゲーム用駒18A,18Bから
読み出されるID情報やゲームデータにとともに家庭用
ゲーム機10に送信すれば、家庭用ゲーム機10でそれ
をゲーム処理に反映させることができる。また、以上の
説明では、ゲームシステム11,11Aで2人のプレイ
ヤがゲームを楽しむようにしたが、より多くのプレイヤ
が同システムでゲームを楽しむようにしてもよい。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
予め各プレイヤが手持ちのゲーム用駒又はゲームカード
を共用RFID通信機の通信エリアに配置しておくこと
により、ゲーム中は共用RFID通信機の通信エリアに
ゲーム用駒又はゲームカードを配置するだけで速やかに
それに対応するプレイヤを判断でき、ゲームの円滑な進
行を助けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るゲームシステムの
外観を示す図である。
【図2】 本発明の実施の形態に係るゲームシステムで
用いられるゲーム用駒を示す図である。
【図3】 本発明の実施の形態に係るゲームシステムの
構成を示す図である。
【図4】 データキャリア登録処理を説明するフロー図
である。
【図5】 データキャリアリストの一例を示す図であ
る。
【図6】 メインゲーム処理を説明するフロー図であ
る。
【図7】 アクティブデータキャリア登録テーブルの一
例を示す図である。
【図8】 本発明の他の実施の形態に係るゲームシステ
ムの外観を示す図である。
【符号の説明】
10 家庭用ゲーム機、11,11A ゲームシステ
ム、12 家庭用テレビ受像器、14A,14B ゲー
ムコントローラ、16 RFIDリーダライタ(共用R
FID通信機)、18A,18B ゲーム用駒、20
A,20B 携帯ゲーム機、22 RFIDデータキャ
リア、24 フィギア、30 マイクロプロセッサ、3
2 画像処理部、34 モニタ、36 バス、38 R
AM、40ROM、42 入出力制御部、44 スピー
カ、45 音声処理部、46 DVD再生部、48 D
VD。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新田 晴紀 東京都千代田区神田神保町3丁目25番地 株式会社ケイシーイー東京内 Fターム(参考) 2C001 AA17 BD07 CA01 CA09 CB02 CB06 CB08 CC00 5B058 CA17 KA02 KA04 KA13 YA13 YA20

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレイヤ毎に手持ちのゲーム用駒又はゲ
    ームカードを共用RFID通信機の通信エリアに配置す
    るよう案内する手段と、 前記案内に応じて前記共用RFID通信機の通信エリア
    に配置されるゲーム用駒又はゲームカードに備えられた
    RFIDデータキャリアからID情報を読み出す手段
    と、 読み出されるID情報を各プレイヤに対応づけて記憶す
    る手段と、 前記共用RFID通信機の通信エリアにゲーム中に配置
    されるゲーム用駒又はゲームカードに備えられたRFI
    DデータキャリアからID情報を読み出す手段と、 読み出されるID情報と前記記憶する手段の記憶内容と
    に基づいて、前記共用RFID通信機の通信エリアにゲ
    ーム中に配置される各ゲーム用駒又はゲームカードに対
    応するプレイヤを判断する手段と、 を含むことを特徴とするゲームシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のゲームシステムにおい
    て、 前記判断する手段による判断結果に基づいてゲーム処理
    を実行する手段をさらに含むことを特徴とするゲームシ
    ステム。
  3. 【請求項3】 プレイヤ毎に手持ちのゲーム用駒又はゲ
    ームカードを共用RFID通信機の通信エリアに配置す
    るよう案内する手段、 前記案内に応じて前記共用RFID通信機の通信エリア
    に配置されるゲーム用駒又はゲームカードに備えられて
    いるRFIDデータキャリアからID情報を読み出す手
    段、 読み出されるID情報を各プレイヤに対応づけて記憶す
    る手段、 前記共用RFID通信機の通信エリアにゲーム中に配置
    されるゲーム用駒又はゲームカードに備えられたRFI
    DデータキャリアからID情報を読み出す手段、 読み出されるID情報と前記記憶する手段の記憶内容と
    に基づいて、前記共用RFID通信機の通信エリアにゲ
    ーム中に配置される各ゲーム用駒又はゲームカードに対
    応するプレイヤを判断する手段、及び、判断結果に基づ
    いてゲーム処理を実行する手段、 としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  4. 【請求項4】 案内に応じて通信エリアに配置される各
    プレイヤの手持ちのゲーム用駒又はゲームカードに備え
    られているRFIDデータキャリアからID情報を読み
    出す手段と、 読み出されるID情報を各プレイヤに対応づけて記憶す
    る手段と、 前記通信エリアにゲーム中に配置されるゲーム用駒又は
    ゲームカードに備えられたRFIDデータキャリアから
    ID情報を読み出す手段と、 読み出されるID情報と前記記憶する手段の記憶内容と
    に基づいて、前記通信エリアにゲーム中に配置される各
    ゲーム用駒又はゲームカードに対応するプレイヤを判断
    する手段と、 を備えることを特徴とするゲーム用RFID通信機。
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