JP2002324737A - コンデンサ製造方法及びコンデンサ - Google Patents

コンデンサ製造方法及びコンデンサ

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JP2002324737A
JP2002324737A JP2001127449A JP2001127449A JP2002324737A JP 2002324737 A JP2002324737 A JP 2002324737A JP 2001127449 A JP2001127449 A JP 2001127449A JP 2001127449 A JP2001127449 A JP 2001127449A JP 2002324737 A JP2002324737 A JP 2002324737A
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JP
Japan
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lead wire
capacitor
metallicon
soldering
capacitor element
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JP2001127449A
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English (en)
Inventor
Toyohiro Fujii
豊裕 藤井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種電気・電子回路に用いられるコンデンサ
の製造方法においてリード線を付ける方法として、半田
付けを用いるが半田付けには、半田が冷却凝固しメタリ
コンとリード線が固定されるまで保持しておく必要があ
り、生産タクトが長くなるとういう問題点がある。 【解決手段】 コンデンサ素子1のメタリコン部2にリ
ード線3を取り付ける工程において、前記メタリコン部
2にリード線3を配した後、抵抗溶接を行って前記メタ
リコン部2と前記リード線3を接続した後、前記接続部
上に半田付けを行う。上記の方法により、コンデンサ素
子1のメタリコン部2とリード線3があらかじめ抵抗溶
接にて接続されているため、半田付け時にはリード線3
の位置ずれが無く、リード線位置精度を高いコンデンサ
を得ることが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種電気・電子回
路に用いられるコンデンサの製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】以下に、図面を用いて従来のコンデンサ
について説明する。図4は従来のコンデンサの外観を示
す図である。
【0003】図において、11は金属化フィルムを複数
層巻回してなるコンデンサ素子である。また、13は電
極を引き出す端子となるリード線、14は半田、15は
コンデンサ素子11が収められる樹脂ケースである。
【0004】上記従来のコンデンサを製造する方法とし
ては、コンデンサ素子11のメタリコン(図示せず)に
リード線13を取り付ける手法として、半田付けにより
リード線13を取り付けるのが一般的であった。また、
半田14を用いずに抵抗溶接によってメタリコンに直接
リード線13を取り付ける方法もあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
コンデンサの製造方法においては以下のような問題点が
あった。
【0006】リード線13を直接コンデンサ素子11の
メタリコンに小さい電流によって抵抗溶接する場合に
は、メタリコンとリード線13の取り付け強度のばらつ
きが発生しやすく、半田付けの場合と比較してメタリコ
ンとリード線13の溶着部分の信頼性が劣る。
【0007】また、抵抗溶接において溶接電流を大きく
するとリード線13の取り付け強度は強くなるが、リー
ド線13がメタリコン中に埋没し、メタリコンと接触し
ているコンデンサ素子11のフィルムの端面が熱劣化し
て、コンデンサ特性を悪化させる。
【0008】このため、特に高周波用コンデンサのよう
に比較的大きな電流を流すコンデンサのリード線の取り
付け方法には半田付けを用いるのが一般的である。
【0009】一方、半田付けの場合には、半田が冷却凝
固しメタリコンとリード線13が固定されるまでコンデ
ンサ素子11を動かすことができない。そのため、生産
タクトが長くなり生産性を悪化させるという問題点があ
った。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のコンデンサの製造方法は、コンデンサ素子
のメタリコン部にリード線を取り付ける工程において、
前記メタリコン部にリード線を配した後、抵抗溶接を行
って前記メタリコン部と前記リード線を接続した後、前
記接続部上に半田付けを行い電気的に接続したものであ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】上記の方法により、コンデンサ素
子のメタリコン部とリード線があらかじめ抵抗溶接にて
接続されているため、半田付け時にはリード線の位置ず
れが無く、位置精度を高くすることができる。さらに、
コンデンサ素子及びリード線を半田付け位置で半田が冷
却凝固するまで保持しておく必要がなく、素子の移動中
に半田を冷却凝固させることができ、半田付けのタクト
が短縮でき生産性を高めることができる。
【0012】以下、本発明の一実施例について図面を参
照しながら説明する。
【0013】(実施の形態)図1はコンデンサの製造方
法の流れを示す図である。また、図2はコンデンサの外
観図、図3は概略断面図である。図において、1は金属
化フィルムを複数層巻回してなるコンデンサ素子であ
り、2はコンデンサ素子1の端面に設けられたメタリコ
ンである。また、3は電極を引き出す端子となるリード
線、4は半田、5はコンデンサ素子1が収められる樹脂
ケースである。
【0014】また、図1に示すようにこのコンデンサの
製造方法では、STEP1においてコンデンサ素子1の
メタリコン部2にリード線3を配し、STEP2におい
て抵抗溶接にてリード線3を溶着させる。STEP3に
てこの溶着部の上から半田付け4を行う。この方法によ
れば、コンデンサ素子1のメタリコン面2とリード線3
が半田付け4の際、あらかじめ接続されているため半田
付け後、半田4が冷却凝固するまでコンデンサ素子1及
びリード線3を半田付け位置で保持しておく必要がな
く、コンデンサ素子1の移動中に半田4を冷却凝固させ
ることができる。
【0015】次に、従来例の半田付けによるコンデンサ
の1個あたりのタクトと本発明による抵抗溶接と半田付
けを併用した場合のコンデンサ1個あたりのタクトを比
較する。
【0016】(表1)は自動機を使用しての時間比較で
ある。
【0017】
【表1】
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明
は、コンデンサ素子のメタリコン面へのリード線の接続
工程のタクト短縮をおこなうことで、安価なコンデンサ
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるコンデンサの製造
方法の流れをを示す図
【図2】同実施の形態におけるコンデンサの外観を示す
【図3】同実施の形態における半田付けによるリード線
取付部の概略断面図
【図4】従来におけるコンデンサの外観図
【符号の説明】
1 コンデンサ素子 2 メタリコン部 3 リード線 4 半田 5 樹脂ケース

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンデンサ素子のメタリコン部にリード
    線を接続する工程において、前記メタリコン部にリード
    線を配し、抵抗溶接を行って接続した後に半田付けを行
    い、前記メタリコン部と前記リード線とを電気的に接続
    したコンデンサの接続方法。
  2. 【請求項2】 誘電体と電極からなるコンデンサ素子
    と、前記コンデンサ素子の端部に設けられたメタリコン
    部にリード線を配し、抵抗溶接を行って接続した後に半
    田付けを行い、前記半田と電気的に接続されたリード線
    とケースからなるコンデンサ。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105097303A (zh) * 2014-05-16 2015-11-25 苏州电力电容器有限公司 一种电容器芯子引线结构及焊接工艺

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