JP2002324737A - コンデンサ製造方法及びコンデンサ - Google Patents
コンデンサ製造方法及びコンデンサInfo
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Abstract
の製造方法においてリード線を付ける方法として、半田
付けを用いるが半田付けには、半田が冷却凝固しメタリ
コンとリード線が固定されるまで保持しておく必要があ
り、生産タクトが長くなるとういう問題点がある。 【解決手段】 コンデンサ素子1のメタリコン部2にリ
ード線3を取り付ける工程において、前記メタリコン部
2にリード線3を配した後、抵抗溶接を行って前記メタ
リコン部2と前記リード線3を接続した後、前記接続部
上に半田付けを行う。上記の方法により、コンデンサ素
子1のメタリコン部2とリード線3があらかじめ抵抗溶
接にて接続されているため、半田付け時にはリード線3
の位置ずれが無く、リード線位置精度を高いコンデンサ
を得ることが出来る。
Description
路に用いられるコンデンサの製造方法に関するものであ
る。
について説明する。図4は従来のコンデンサの外観を示
す図である。
層巻回してなるコンデンサ素子である。また、13は電
極を引き出す端子となるリード線、14は半田、15は
コンデンサ素子11が収められる樹脂ケースである。
ては、コンデンサ素子11のメタリコン(図示せず)に
リード線13を取り付ける手法として、半田付けにより
リード線13を取り付けるのが一般的であった。また、
半田14を用いずに抵抗溶接によってメタリコンに直接
リード線13を取り付ける方法もあった。
コンデンサの製造方法においては以下のような問題点が
あった。
メタリコンに小さい電流によって抵抗溶接する場合に
は、メタリコンとリード線13の取り付け強度のばらつ
きが発生しやすく、半田付けの場合と比較してメタリコ
ンとリード線13の溶着部分の信頼性が劣る。
するとリード線13の取り付け強度は強くなるが、リー
ド線13がメタリコン中に埋没し、メタリコンと接触し
ているコンデンサ素子11のフィルムの端面が熱劣化し
て、コンデンサ特性を悪化させる。
に比較的大きな電流を流すコンデンサのリード線の取り
付け方法には半田付けを用いるのが一般的である。
固しメタリコンとリード線13が固定されるまでコンデ
ンサ素子11を動かすことができない。そのため、生産
タクトが長くなり生産性を悪化させるという問題点があ
った。
に、本発明のコンデンサの製造方法は、コンデンサ素子
のメタリコン部にリード線を取り付ける工程において、
前記メタリコン部にリード線を配した後、抵抗溶接を行
って前記メタリコン部と前記リード線を接続した後、前
記接続部上に半田付けを行い電気的に接続したものであ
る。
子のメタリコン部とリード線があらかじめ抵抗溶接にて
接続されているため、半田付け時にはリード線の位置ず
れが無く、位置精度を高くすることができる。さらに、
コンデンサ素子及びリード線を半田付け位置で半田が冷
却凝固するまで保持しておく必要がなく、素子の移動中
に半田を冷却凝固させることができ、半田付けのタクト
が短縮でき生産性を高めることができる。
照しながら説明する。
法の流れを示す図である。また、図2はコンデンサの外
観図、図3は概略断面図である。図において、1は金属
化フィルムを複数層巻回してなるコンデンサ素子であ
り、2はコンデンサ素子1の端面に設けられたメタリコ
ンである。また、3は電極を引き出す端子となるリード
線、4は半田、5はコンデンサ素子1が収められる樹脂
ケースである。
製造方法では、STEP1においてコンデンサ素子1の
メタリコン部2にリード線3を配し、STEP2におい
て抵抗溶接にてリード線3を溶着させる。STEP3に
てこの溶着部の上から半田付け4を行う。この方法によ
れば、コンデンサ素子1のメタリコン面2とリード線3
が半田付け4の際、あらかじめ接続されているため半田
付け後、半田4が冷却凝固するまでコンデンサ素子1及
びリード線3を半田付け位置で保持しておく必要がな
く、コンデンサ素子1の移動中に半田4を冷却凝固させ
ることができる。
の1個あたりのタクトと本発明による抵抗溶接と半田付
けを併用した場合のコンデンサ1個あたりのタクトを比
較する。
ある。
は、コンデンサ素子のメタリコン面へのリード線の接続
工程のタクト短縮をおこなうことで、安価なコンデンサ
を提供することができる。
方法の流れをを示す図
図
取付部の概略断面図
Claims (2)
- 【請求項1】 コンデンサ素子のメタリコン部にリード
線を接続する工程において、前記メタリコン部にリード
線を配し、抵抗溶接を行って接続した後に半田付けを行
い、前記メタリコン部と前記リード線とを電気的に接続
したコンデンサの接続方法。 - 【請求項2】 誘電体と電極からなるコンデンサ素子
と、前記コンデンサ素子の端部に設けられたメタリコン
部にリード線を配し、抵抗溶接を行って接続した後に半
田付けを行い、前記半田と電気的に接続されたリード線
とケースからなるコンデンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001127449A JP2002324737A (ja) | 2001-04-25 | 2001-04-25 | コンデンサ製造方法及びコンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001127449A JP2002324737A (ja) | 2001-04-25 | 2001-04-25 | コンデンサ製造方法及びコンデンサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002324737A true JP2002324737A (ja) | 2002-11-08 |
Family
ID=18976317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2001127449A Pending JP2002324737A (ja) | 2001-04-25 | 2001-04-25 | コンデンサ製造方法及びコンデンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002324737A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105097303A (zh) * | 2014-05-16 | 2015-11-25 | 苏州电力电容器有限公司 | 一种电容器芯子引线结构及焊接工艺 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6132508A (ja) * | 1984-07-25 | 1986-02-15 | 松下電器産業株式会社 | フイルムコンデンサ |
JPH0864468A (ja) * | 1994-08-18 | 1996-03-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | コンデンサの製造方法及びコンデンサ |
-
2001
- 2001-04-25 JP JP2001127449A patent/JP2002324737A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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CN105097303B (zh) * | 2014-05-16 | 2018-01-16 | 苏州电力电容器有限公司 | 一种电容器芯子引线结构及焊接工艺 |
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