JPH05217752A - チップインダクタ及びその製造方法 - Google Patents

チップインダクタ及びその製造方法

Info

Publication number
JPH05217752A
JPH05217752A JP5612892A JP5612892A JPH05217752A JP H05217752 A JPH05217752 A JP H05217752A JP 5612892 A JP5612892 A JP 5612892A JP 5612892 A JP5612892 A JP 5612892A JP H05217752 A JPH05217752 A JP H05217752A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
coil
metal terminal
coil element
tip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5612892A
Other languages
English (en)
Inventor
Kuniji Mototani
国次 本谷
Tadashi Sato
匡 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FDK Corp
Original Assignee
FDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FDK Corp filed Critical FDK Corp
Priority to JP5612892A priority Critical patent/JPH05217752A/ja
Publication of JPH05217752A publication Critical patent/JPH05217752A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コイル素子の巻線の巻数(インダクタンス)
の微調整が可能で、量産性の向上並びにコストの低減を
可能としたチップインダクタを提供すること。 【構成】 相対した一対の第1,第2の金属端子板1
0,11の対向する先端に形成した凹所10a,11a
の上面にコイル素子12を装着する。また、両金属端子
板の先端は略T字状に形成され、それぞれの端部が第
1,第2の端子部10b,10c,11b,11cとな
っている。そして、コイル素子の両コイル引出線14
a,14bを所定の端子部に接続する。また、コイル素
子の周囲並びに金属端子板の一部を外装成形体15で囲
繞する。この時、金属端子板の基端側10d,11d
が、外装成形体の外部に露出し、コイル端子となる。 【効果】 使用する端子部の組み合わせを替えることに
より、巻数の増減をNターン,N(1/4)ターン,N
(1/2)ターンのステップ幅で行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チップインダクタ及び
その製造方法に関するもので、より具体的にはコイル素
子のコイル引出線と金属端子板に設けた端子部との接続
構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子器の小型化にともない各種電
子部品のチップ化が図られている。そして、リードレス
(面実装タイプ)のチップ部品は、高密度自動実装技
術、リフロー半田付け技術の進展及び電子機器の多機能
化にともない、個々のチップ部品に対し従来よりいっそ
う高い信頼性が要求されるとともに、その仕様も多種の
ものとなる。そして、従来のチップインダクタの一例を
示すと、例えば特開昭62−5618号公報に開示され
たものがある。
【0003】すなわち、図5に示すように、ドラムコア
1に巻線2を施すことによりコイル素子3が製造され
る。そして、このコイル素子3を相対する金属端子板4
の先端上面に跨がるようにして装着した後、巻線2の端
部であるコイル引出線5を金属端子板4の先端部に突出
形成した端子部6に半田付けなどにて電気・機械的に接
続する。次いで、コイル素子3並びに金属端子板4の一
部(端子部6を含む)を外装成形体7で覆う。なお、金
属端子板4の基端側は略コ字状に折曲され、その端部4
aは外装成形体7の底部外側に位置させており、実装回
路への取付面となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のチップインダクタでは、以下に示す問題を有し
ている。すなわち、チップインダクタの特性であるイン
ダクタンスは、巻線2の巻数やドラムコア1の材質,寸
法・形状等により決定される。そして、上述したごとく
チップ部品(チップインダクタ)には多品種のものが要
求されるため、必要となるインダクタンスの数値も多岐
にわたる。
【0005】しかし、上記した従来のチップインダクタ
では、一対の端子部6が径方向対向位置にあるため、巻
線2の巻数は整数となり、巻数の変化に対するインダク
タンスの調整は1ターン毎の粗調整となってしまう。し
たがって、所望のインダクタンスを得るためには、巻数
の調整に加えドラムコア1の寸法等を変化させることに
より対応せざるを得ず、その結果、多くの種類のドラム
コアを用意し、ストックするとともに、チップインダク
タの製造に際しては、所望のインダクタンスを得るのに
必要なドラムコア1を選択し、一対の金属端子板4間に
装着しなければならない。よって、量産対応が困難であ
るとともにコスト高となり、しかも、上記のドラムコア
の選択作業が煩雑となる。
【0006】さらには、通常ドラムコア1は、フェライ
トの焼結体を用いて製造されるため、製造されたドラム
コア1の寸法等にばらつきを生じてしまう。よって、正
確に所望のインダクタンスを得ることが困難となる。
【0007】本発明は、上記した背景に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、同一のドラムコアを
用いても得られるインダクタンスの微調整が可能で、素
子の共通化を図り、量産性の向上並びにコストの低減を
可能とし、さらに、所定のインダクタンスを高精度に得
ることができるチップインダクタ及びその製造方法を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明に係るチップインダクタでは、相対した一
対の金属端子板の対向する先端上面にコイル素子を装着
するとともに、そのコイル素子のコイル引出線を前記金
属端子板の先端側所定位置に形成した端子部に接続して
なるチップインダクタにおいて、前記両金属板の先端を
略T字状に形成するとともに、そのT字状に分岐された
両先端をそれぞれ第1,第2の端子部とし、任意の端子
部に対して前記コイル引出線を接続するようにした。
【0009】また、上記構成のチップインダクタを製造
するために適した製造方法としては、先端を略T字状に
形成されるとともに、そのT字状に分岐された両端をそ
れぞれ第1,第2の端子部とされた一対の金属端子板の
相対する先端の上面に跨がるようにしてコイル素子を装
着し、そのコイル素子の巻き初め側のコイル引出線を前
記一方の金属端子板の先端に形成された第1,第2の端
子部のうち所望の端子部に対して電気・機械的に接続す
るとともに、前記コイル素子の巻き終わり側のコイル引
出線を前記他方の金属端子板の先端に形成された第1,
第2の端子部のうち所望の端子部に対して電気・機械的
に接続することである。
【0010】また、先端を略T字状に形成されるととも
に、そのT字状に分岐された両端をそれぞれ第1,第2
の端子部とされた一対の金属端子板の相対する先端の上
面に跨がるようにしてコイル素子を装着し、そのコイル
素子の巻き初め側のコイル引出線を前記一方の金属端子
板の先端に形成された第1,第2の端子部の任意の一方
に電気的接触をとるとともに前記コイル素子の巻き終わ
り側のコイル引出線を前記他方の金属端子板の先端に形
成された第1,第2の端子部の任意の一方に電気的接触
をとり、その状態で前記コイル素子の特性を測定し、そ
の測定結果が所定範囲内の時には、前記両コイル引出線
を接触している所定の端子部に対して溶接一体化し、一
方、前記測定結果が所定範囲外の時には少なくとも一方
のコイル引出線を他の端子部と電気的接触をとるように
してもよい。
【0011】
【作用】一対の金属端子板の先端に、それぞれ第1,第
2の端子部が形成されている。従って、コイル素子の巻
き初め側と巻き終わり側のコイル引出線を端子部に接続
する際に、使用する端子部の組み合わせが4通り存在す
る。従って、その組み合わせを適宜使用することによ
り、巻数の増減がNターン,N(1/4)ターン,N
(1/2)ターンのステップ幅で行える。よって、所望
のインダクタンスを巻数の調整だけで得ることが可能と
なる。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係る好適な実施例を添付図面
を参照にして詳述する。図1に示すように、略一直線線
上に、一対の第1,第2の金属端子板10,11の先端
同士を対向配置する。この第1,第2の金属端子板1
0,11の先端は、平面略T字状に成形されており、そ
の先端中央部分は平面円弧状の凹所10a,11aが形
成されている。そして、それら両凹所10a,11a
は、ともに対向面側(先端部)が開口されており、さら
に両凹所10a,11aの円弧は、略同一半径で中心点
を同一としている。
【0013】また、両金属端子板10,11のT字状の
両端部は、それぞれ第1の端子部10b,11b並びに
第2の端子部10c,11cとされている。さらに、両
金属端子板10,11の基端側10d,11dは略コ字
状に折曲されている。
【0014】そして、上記両金属端子板10,11の対
向する先端上面に跨がるようにしてコイル素子12を装
着している。具体的には、このコイル素子12は、フェ
ライト等からなるドラムコア13に巻線14を巻回する
ことにより構成されており、そのドラムコア13の円板
状のフランジ13aを、上記両凹所10a,11a内に
略符合させることにより安定状態で装着している。
【0015】さらに、巻線14の巻き初め側と巻き終わ
り側の両コイル引出線14a,14bは、それぞれ第
1,第2の金属端子板10,11に形成された一方の端
子部、本例では、ともに第1の端子部10b,11bに
対して溶接により電気・機械的に接続されている。
【0016】なお、使用する端子部の組み合わせは、任
意であり、上記組み合わせ以外に第1の金属端子板10
の第1の端子部10bと第2の金属端子板11の第2の
端子部11c,第1の金属端子板10の第2の端子部1
0cと第2の金属端子板11の第1の端子部11b(特
性的には前者と同等となる)並びに第1の金属端子板1
0の第2の端子部10cと第2の金属端子板11の第2
の端子部11cの組み合わせがあり、所望のインダクタ
ンスが得られる所定の組み合わせが適宜選択される。
【0017】そして、上記の両金属端子板10,11の
基端側10d,11dを除く部位並びにコイル素子12
をエポキシ樹脂等による矩形状の外装成形体15で囲繞
する。これによりチップインダクタが構成され、外装形
成体15の外側に露出した前記基端側10d,11dが
チップインダクタのコイル端子となる。
【0018】次ぎに、上記した構成のチップインダクタ
の製造方法に係る実施例について図1〜図4に基づいて
説明する。まず、図1,図4に示すように、通常この手
のチップインダクタを製造するには、一対の金属端子板
10,11を複数個一列に並べた端子条16を用い、連
続生産形態をとるようにする場合が多い。この場合、両
金属端子板10,11の略コ字状に折曲される基端側1
0d,11dは、当初図1中に二点鎖線で示すように帯
状に真っ直ぐに延びており、端子条16に連結されてい
る。また、個々の両金属端子板10,11は、端子条1
6に所定間隔毎に穿設されたガイド孔17により位置決
めがなされる。さらに、端子条16の所定位置には突起
部18(なお、図4中では、便宜上この突起部18を寝
かせた状態で示している)が起立形成されている。
【0019】そして、上記構成の端子条16を用いて本
発明に係るチップインダクタを製造するには、まず、コ
イル素子12を両金属端子板10,11の先端に形成し
た凹所10a,11a内に装着する。次いで、図2,図
3に示すようにコイル素子12のドラムコア13のフラ
ンジ部13aの底面と、両金属端子板10,11とを接
着剤19を用いて接着固定する。また、コイル素子12
に所定巻数だけ巻回したコイル14の両端部であるコイ
ル引出線14a,14bの先端余剰部分14a′,14
b′をそれぞれ所定の突起部18に巻き付けて仮固定を
する。この時、図4に示すように、所望の突起部18に
先端余剰部分14a′,14b′を巻き付けた状態で
は、コイル引出線14a,14bは、各金属端子板1
0,11の第1の端子部10b,11b或いは第2の端
子部10c,11c上に位置するようになっている。
【0020】次いで、コイル引出線14a,14bと端
子部10b,10c,11b,11cとの接続を行うの
であるが、本例では、コイル引出線14a,14bの被
膜の剥離と、上記溶接作業を一連の連続した工程で行う
ことのできる溶接装置(例えば、協伸工業株式会社製
「DISM KWA080A」)20を用いて行う。す
なわち、この溶接装置20は、第1〜第3の電極21a
〜21cを備え、第1の電極21aと第2の電極21b
の間に電流を流したり、第1の電極21aと第3の電極
21cの間に電流を流すことができるようになってい
る。
【0021】そしてまず、図2に示すように、上下に対
向配置された第1の電極21aと第3の電極21cを、
溶接すべきコイル引出線14a,第1の金属端子板10
の所定部位に対向配置させ、その状態で第1の電極21
aを下降移動させ、図中二点鎖線で示すように両電極2
1a,21c間でコイル引出線14aと第1の金属端子
板10(具体的には、第1または第2の端子板10b,
10cのいずれか一方)とを挟持する。この状態で図3
に示すように、第1の電極21aと第2の電極21bの
間に電流Iaを流す。すると、第1の電極21aが加熱
され、その熱により先端に接触しているコイル引出線1
4aの被膜が溶融除去される。これにより、コイル引出
線14aは第1の金属端子板10の所定の端子部に対し
て電気的に接続される(導通状態となる)。
【0022】この状態で、第1の電極21aと第3の電
極21cの間に電流Ibを流せば、コイル引出線14a
と第1の金属端子板10の所定の端子部とがスポット溶
接され、機械的にも接続される。
【0023】但し、本例では、上記スポット溶接を行う
前に、両コイル引出線14a,14bの被膜を除去し、
所定の端子部に対して電気的な仮接続を行い、その状態
でインダクタンスを測定する。すなわち、例えば図4
中、真ん中に示すように巻き初め側のコイル引出線14
aを第1の金属端子板10の第1の端子部10bに仮接
続し、巻き終わり側のコイル引出線14bを第2の金属
端子板11の第2の端子部11cに仮接続する。この状
態でインダクタンスを測定し、その測定結果が所定の範
囲内にある時には、その仮接続を行っている状態のまま
上記した原理によりスポット溶接を行い機械的にも接続
一体化する。
【0024】一方、測定結果が、所定の範囲外にある時
には、両コイル引出線14a,14bのうち一方のコイ
ル引出線を、他の端子部に対して接続する。すなわち、
インダクタンスが低い場合には、巻数を増やすべく図中
上側に示すように巻き初め側のコイル引出線14aを第
2の端子部10cに対して被膜の剥離をするとともにス
ポット溶接をして接続する(巻き終わり側のコイル引出
線14bは第2の端子部10cに対して溶接する)。ま
た、逆にインダクタンスが高い場合には、巻数を減らす
べく図中下側に示すように巻き終わり側のコイル引出線
14bを第1の端子部11bに対して被膜の剥離をする
とともにスポット溶接をして接続する(巻き初め側のコ
イル引出線14aは第1の端子部10bに対して溶接す
る)。
【0025】なお、上記接続箇所をずらした後に、溶接
する前に再度インダクタンスを測定してもよいが、通常
設計により所定のインダクタンスを得るのに必要な巻数
が予め求められており、たとえ測定結果が所定の範囲を
越えていたとしてもそれはごく僅かであるため、測定し
なくても上記の移し替えによる補正で所定の範囲内のイ
ンダクタンスを得ることができる。
【0026】そして、上記のようにして各コイル引出線
14a,14bと、所定の端子部10b,10c,11
b,11cとの電気・機械的な接続が行えたなら、溶接
部位から突起部18までの余剰部分14a′,14b′
を切除し、次いでコイル素子12並びに両端子部10
b,10c,11b,11cを含む両金属端子板10,
11の一部をエポキシ樹脂等にて囲繞して図1に示すご
とく略矩形状の外装成形体15を製造する。この時、こ
の外装成形体15の両側面からは、両金属端子板10,
11の基端側10d,11dが真っ直ぐに側方に延びて
いる。この状態で、その基端側10d,11dを適度な
長さで切断し、それを外装成形体15の表面に沿って略
コ字状に折り曲げることにより、コイル端子が形成され
る。
【0027】なお、上述したようにコイル引出線14a
(14b)は、第1の電極21aにより下方に付勢され
るため、この付勢により引っ張り応力が加わり切断した
り、溶接後溶接部位が剥離したりするおそれがある。従
って、仮接続する際にコイル引出線14a,14b並び
に余剰部分14a′,14b′に弛みを持たせた状態に
するのが好ましい。
【0028】また、上記した移し替えによる補正の手順
は、上記した実施例のものに限ることなく、図4中に上
側に示した配置から真ん中、下側のものに順に替える
(巻数を徐々に減らしていく)ようにしてもよく、或い
は逆に下側の配置から上側に向けて替えていく等(もち
ろんこれら3種にも限定されない)、種々のパターンを
用いることができる。
【0029】さらに、上記した実施例では、チップイン
ダクタを製造するに際し、コイル引出線と端子部とを溶
接する前に、仮接続してインダクタンスを測定するよう
にしたが、本発明では必ずしも係る測定をする必要はな
く、予め計算などにより求めた巻数に基づいて巻線14
の両コイル引出線14a,14bを所定の端子部10
b,10c,11b,11cに対して、被膜の除去並び
に溶接をするようにしても良い。この場合においても、
本発明では、上記したごとく各金属端子板10,11に
それぞれ2箇所の端子部を有しているため、巻数は、N
ターン,N(1/4)ターン並びにN(1/2)ターン
というように微調整が行え、同一のドラムコア13を用
いても、得られるインダクタンスの種類は多品種化す
る。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るチップイン
ダクタ並びにその製造方法では、各金属端子板の先端を
T字状にし、それぞれ2箇所の端子部を設けたものを用
いたため、得られるチップインダクタのコイル素子の巻
数を1/4ターン毎に増減することができ、インダクタ
ンスの微調整が行える。これにより、同一のコアを用い
ても所望のインダクタンスを得ることができ、量産化が
図れ、コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明に係るチップインダクタの好適
な一実施例を示す斜視図である。(B)は同要部拡大平
面図である。
【図2】本発明に係るチップインダクタの製造方法の好
適な一実施例における作業工程の1つを示す図である。
【図3】本発明に係るチップインダクタの製造方法の好
適な一実施例における作業工程の1つを示す図である。
【図4】本発明に係るチップインダクタの製造方法の好
適な一実施例における作業工程の1つを示す図である。
【図5】従来のチップインダクタの一例を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
10 第1の金属端子板 10b 第1の端子部 10c 第2の端子部 11 第2の金属端子板 11b 第1の端子部 11c 第2の端子部 12 コイル素子 14 巻 線 14a 巻き初め側のコイル引出線 14b 巻き終わり側のコイル引出線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対した一対の金属端子板の対向する先
    端上面にコイル素子を装着するとともに、そのコイル素
    子のコイル引出線を前記金属端子板の先端側所定位置に
    形成した端子部に接続してなるチップインダクタにおい
    て、 前記両金属板の先端を略T字状に形成するとともに、そ
    のT字状に分岐された両先端をそれぞれ第1,第2の端
    子部とし、任意の端子部に対して前記コイル引出線を接
    続したことを特徴とするチップインダクタ。
  2. 【請求項2】 先端を略T字状に形成されるとともに、
    そのT字状に分岐された両端をそれぞれ第1,第2の端
    子部とされた一対の金属端子板の相対する先端の上面に
    跨がるようにしてコイル素子を装着し、 そのコイル素子の巻き初め側のコイル引出線を前記一方
    の金属端子板の先端に形成された第1,第2の端子部の
    うち所望の端子部に対して電気・機械的に接続するとと
    もに、前記コイル素子の巻き終わり側のコイル引出線を
    前記他方の金属端子板の先端に形成された第1,第2の
    端子部のうち所望の端子部に対して電気・機械的に接続
    するようにしたことを特徴とするチップインダクタの製
    造方法。
  3. 【請求項3】 先端を略T字状に形成されるとともに、
    そのT字状に分岐された両端をそれぞれ第1,第2の端
    子部とされた一対の金属端子板の相対する先端の上面に
    跨がるようにしてコイル素子を装着し、 そのコイル素子の巻き初め側のコイル引出線を前記一方
    の金属端子板の先端に形成された第1,第2の端子部の
    任意の一方に電気的接触をとるとともに前記コイル素子
    の巻き終わり側のコイル引出線を前記他方の金属端子板
    の先端に形成された第1,第2の端子部の任意の一方に
    電気的接触をとり、 その状態で前記コイル素子の特性を測定し、その測定結
    果が所定範囲内の時には、前記両コイル引出線を接触し
    ている所定の端子部に対して溶接一体化し、 一方、前記測定結果が所定範囲外の時には少なくとも一
    方のコイル引出線を他の端子部と電気的接触をとるよう
    にしたことを特徴とするチップインダクタの製造方法。
JP5612892A 1992-02-07 1992-02-07 チップインダクタ及びその製造方法 Pending JPH05217752A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5612892A JPH05217752A (ja) 1992-02-07 1992-02-07 チップインダクタ及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5612892A JPH05217752A (ja) 1992-02-07 1992-02-07 チップインダクタ及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05217752A true JPH05217752A (ja) 1993-08-27

Family

ID=13018441

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5612892A Pending JPH05217752A (ja) 1992-02-07 1992-02-07 チップインダクタ及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05217752A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007081120A (ja) * 2005-09-14 2007-03-29 Nec Tokin Corp インダクタ
KR100835886B1 (ko) * 2007-03-20 2008-06-09 주식회사 동부하이텍 새로운 형태의 내부코일을 적용한 일체형 smd 인덕터의제조방법
JP2015507375A (ja) * 2013-01-17 2015-03-05 ビュルス エレクトロニク アイゾス ゲーエムベーハー ウント コー カーゲー 誘導構成要素

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS625618A (ja) * 1985-07-02 1987-01-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd チツプ・インダクタ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS625618A (ja) * 1985-07-02 1987-01-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd チツプ・インダクタ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007081120A (ja) * 2005-09-14 2007-03-29 Nec Tokin Corp インダクタ
KR100835886B1 (ko) * 2007-03-20 2008-06-09 주식회사 동부하이텍 새로운 형태의 내부코일을 적용한 일체형 smd 인덕터의제조방법
JP2015507375A (ja) * 2013-01-17 2015-03-05 ビュルス エレクトロニク アイゾス ゲーエムベーハー ウント コー カーゲー 誘導構成要素
US9484143B2 (en) 2013-01-17 2016-11-01 Würth Elektronik eiSos Gmbh & Co. KG Induction component

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0212812B1 (en) Chip inductor and method of producing the same
US7327212B2 (en) Plate member, magnetic element using the same, and magnetic element manufacturing method
US7667565B2 (en) Current measurement using inductor coil with compact configuration and low TCR alloys
US6128817A (en) Method of manufacturing a power magnetic device mounted on a printed circuit board
US6275132B1 (en) Inductor and method of manufacturing same
EP0741395A1 (en) Post-mountable planar magnetic device and method of manufacture thereof
JP2005101521A (ja) チップコイルおよびその実装基板
US4641112A (en) Delay line device and method of making same
JPS62183104A (ja) チツプインダクタの製造方法
JPH0210705A (ja) 線輪部品
JP2003068531A (ja) インダクタ及びインダクタの製造方法
JPH05217752A (ja) チップインダクタ及びその製造方法
JP2966624B2 (ja) チップ状インダクタおよびその製造方法
JPH08162329A (ja) チップインダクタ及びその製造方法
JPH0653055A (ja) 導電体と導電ランで構成された電磁巻線
JPH0513236A (ja) コイル実装電子部品基板とその製造方法
JPH0541324A (ja) ソレノイドコイル
JPH05190330A (ja) チップ状インダクタおよびその製造方法
JP3255621B2 (ja) 表面実装チョークコイル
JPH05198437A (ja) チップ状インダクタおよびその製造方法
JPH097856A (ja) 回路部品
JP3996986B2 (ja) 回路基板形成方法
JPH0831644A (ja) 面実装型電極直付けインダクタ
JPH0266903A (ja) 小形コイル及びその製造方法
KR910006954B1 (ko) 전자회로의 복합부품 및 그 제조방법

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19971118