JPH097492A - 電子ヒューズ - Google Patents
電子ヒューズInfo
- Publication number
- JPH097492A JPH097492A JP7176558A JP17655895A JPH097492A JP H097492 A JPH097492 A JP H097492A JP 7176558 A JP7176558 A JP 7176558A JP 17655895 A JP17655895 A JP 17655895A JP H097492 A JPH097492 A JP H097492A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- fuse
- fuse wire
- terminals
- lead terminals
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Fuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、電子ヒューズの構造に関し、生産
性の向上、低コストを図ることを目的とする。 【構成】 電極部12a、13aを有するリード端子1
2、13を離間対向させ、該電極部12a、13aにヒ
ューズワイヤ14の端部をはんだ付により接合する。
性の向上、低コストを図ることを目的とする。 【構成】 電極部12a、13aを有するリード端子1
2、13を離間対向させ、該電極部12a、13aにヒ
ューズワイヤ14の端部をはんだ付により接合する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子ヒューズに係り、と
くに生産性が良く、低コストの電子ヒューズの構造に関
する。
くに生産性が良く、低コストの電子ヒューズの構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電子ヒューズは、図4に
示される構造である。
示される構造である。
【0003】図4において、1は樹脂モールド板、2、
3は金属板状の電極部2a,3aを有するリード端子、
4はリード端子の電極部2a、3aに電気的に接合され
た金(Au)ワイヤ、5は金ワイヤ4を覆うシリコン等
のインナー樹脂である。
3は金属板状の電極部2a,3aを有するリード端子、
4はリード端子の電極部2a、3aに電気的に接合され
た金(Au)ワイヤ、5は金ワイヤ4を覆うシリコン等
のインナー樹脂である。
【0004】上記構造の電子ヒューズは、リード端子
2、3間に大電流が流れると、金ワイヤが溶融し、断線
してリード端子2、3間が電気的に不導通となる。
2、3間に大電流が流れると、金ワイヤが溶融し、断線
してリード端子2、3間が電気的に不導通となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例によれば、金ワイヤの電極部への接合が高価なワイ
ヤボンダを用いて溶融接合する方法をとっているため、
生産性が悪く、又ワイヤとして金を使用するのでコスト
高となる等の問題があった。
来例によれば、金ワイヤの電極部への接合が高価なワイ
ヤボンダを用いて溶融接合する方法をとっているため、
生産性が悪く、又ワイヤとして金を使用するのでコスト
高となる等の問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題は、金ワイヤを
用いることなく、銅線等の市販されている極細のヒュー
ズワイヤを用いて、このヒューズワイヤをリード端子の
電極部へはんだ接合することにより、解決される。
用いることなく、銅線等の市販されている極細のヒュー
ズワイヤを用いて、このヒューズワイヤをリード端子の
電極部へはんだ接合することにより、解決される。
【0007】
【作用】上記構造によれば、接合がはんだ接合で行え、
簡単な設備で作業ができるので、生産性が向上し、また
金ワイヤの代りに市販されている極細のヒューズワイヤ
を用いるので低コストの電子ヒューズが得られる。
簡単な設備で作業ができるので、生産性が向上し、また
金ワイヤの代りに市販されている極細のヒューズワイヤ
を用いるので低コストの電子ヒューズが得られる。
【0008】
【実施例】次に、本発明に係る電子ヒューズについて、
図1〜図3に基づいて説明する。
図1〜図3に基づいて説明する。
【0009】図1、図2において、12、13は電極部
12a、13aを有する金属板状のリード端子、14は
銅線等の市販されている極細のヒューズワイヤ、15、
16はヒューズワイヤ14の端部と電極部12a、13
aとを接合するはんだ、17はヒューズワイヤ14、及
びリード端子12、13の一部を覆うエポキシ等の樹脂
である。
12a、13aを有する金属板状のリード端子、14は
銅線等の市販されている極細のヒューズワイヤ、15、
16はヒューズワイヤ14の端部と電極部12a、13
aとを接合するはんだ、17はヒューズワイヤ14、及
びリード端子12、13の一部を覆うエポキシ等の樹脂
である。
【0010】上記構造の電子ヒューズは、リード端子1
2、13間に電流が流れると、ヒューズワイヤ14が溶
融し、断線してリード端子12、13間が電気的に不導
通となる。
2、13間に電流が流れると、ヒューズワイヤ14が溶
融し、断線してリード端子12、13間が電気的に不導
通となる。
【0011】図3において、上記構造の電子ヒューズの
製法について説明する。
製法について説明する。
【0012】まず、コバール材等からなる金属板を用意
し、その金属板を打抜いて枠状のリードフレームガイド
部18、及びリードフレームガイド部18内に複数の電
極部12a、13aを有するリード端子12、13が形
成される。ここで、リード部12、13間には補強のた
めダイバー部19が形成される。
し、その金属板を打抜いて枠状のリードフレームガイド
部18、及びリードフレームガイド部18内に複数の電
極部12a、13aを有するリード端子12、13が形
成される。ここで、リード部12、13間には補強のた
めダイバー部19が形成される。
【0013】次に、極細のワイヤ14を電極部12a、
13a上に配し、その両端をリードフレームガイド部1
8の側部に形成された切欠き20に係止される。次に、
電極部12a、13a上にクリームはんだを印刷形成
し、炉内を通すことにより、ヒューズワイヤ14と電極
部12a、13aとがはんだ付され、リード端子12と
13とが電気的に導通状態となる。
13a上に配し、その両端をリードフレームガイド部1
8の側部に形成された切欠き20に係止される。次に、
電極部12a、13a上にクリームはんだを印刷形成
し、炉内を通すことにより、ヒューズワイヤ14と電極
部12a、13aとがはんだ付され、リード端子12と
13とが電気的に導通状態となる。
【0014】次に、ヒューズワイヤ14とリード端子1
2、13の一部を覆うように、エポキシ等の樹脂17で
モールド成型される。最後に、リードフレームガイド部
18、及びタイバー部19を切断して個々の電子ヒュー
ズが得られる。
2、13の一部を覆うように、エポキシ等の樹脂17で
モールド成型される。最後に、リードフレームガイド部
18、及びタイバー部19を切断して個々の電子ヒュー
ズが得られる。
【0015】
【発明の効果】上述の如く、本発明に係る電子ヒューズ
によれば、ヒューズワイヤとリード端子の電極部とがは
んだ接合されるので、簡単な設備で作業ができ、生産性
が向上し、また、従来の金ワイヤを用いることなく、市
販されている極細のヒューズワイヤを用いるので低コス
トの電子ヒューズが得られる等の利点が生じる。
によれば、ヒューズワイヤとリード端子の電極部とがは
んだ接合されるので、簡単な設備で作業ができ、生産性
が向上し、また、従来の金ワイヤを用いることなく、市
販されている極細のヒューズワイヤを用いるので低コス
トの電子ヒューズが得られる等の利点が生じる。
【図1】本発明に係る電子ヒューズを示す平面図。
【図2】本発明に係る電子ヒューズを示す断面図。
【図3】本発明に係る電子ヒューズの製造方法を示す
図。
図。
【図4】従来の電子ヒューズを示す平面図。
12、13 リード端子 12a、13a 電極部 14 ヒューズワイヤ 15、16 クリームはんだ 17 樹脂
Claims (1)
- 【請求項1】 電極部を有するリード端子を離間対向さ
せ、該電極部ヒューズワイヤの端部をはんだ付により接
合してなる構成の電子ヒューズ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7176558A JPH097492A (ja) | 1995-06-20 | 1995-06-20 | 電子ヒューズ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7176558A JPH097492A (ja) | 1995-06-20 | 1995-06-20 | 電子ヒューズ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH097492A true JPH097492A (ja) | 1997-01-10 |
Family
ID=16015683
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7176558A Withdrawn JPH097492A (ja) | 1995-06-20 | 1995-06-20 | 電子ヒューズ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH097492A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020047722A (ko) * | 2000-12-14 | 2002-06-22 | 홍정표 | 피코퓨즈 및 그 제조방법 |
JP2009188183A (ja) * | 2008-02-06 | 2009-08-20 | Sharp Corp | 光結合装置およびその製造方法、並びに、電子機器 |
CN101794691A (zh) * | 2010-03-18 | 2010-08-04 | 南京萨特科技发展有限公司 | 一种插件式丝状保险丝及其制造方法 |
-
1995
- 1995-06-20 JP JP7176558A patent/JPH097492A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020047722A (ko) * | 2000-12-14 | 2002-06-22 | 홍정표 | 피코퓨즈 및 그 제조방법 |
JP2009188183A (ja) * | 2008-02-06 | 2009-08-20 | Sharp Corp | 光結合装置およびその製造方法、並びに、電子機器 |
CN101794691A (zh) * | 2010-03-18 | 2010-08-04 | 南京萨特科技发展有限公司 | 一种插件式丝状保险丝及其制造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0212812B1 (en) | Chip inductor and method of producing the same | |
US20050218494A1 (en) | Semiconductor device, a method of manufacturing the same and an electronic device | |
JPH065401A (ja) | チップ型抵抗素子及び半導体装置 | |
EP0893945B1 (en) | Printed board and manufacturing method therefor | |
JPH097492A (ja) | 電子ヒューズ | |
JPS62232948A (ja) | リ−ドフレ−ム | |
JPH08148623A (ja) | 半導体装置 | |
US5484097A (en) | Fabrication of hybrid semiconductor devices | |
JP2005235680A (ja) | チップ型ヒューズおよびその製造方法 | |
JP2002245922A (ja) | 面実装型電流ヒューズ素子及びその製造方法 | |
JPH09186026A (ja) | コイル | |
JPH06132457A (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
JPH097491A (ja) | 電子ヒューズ | |
JP2699163B2 (ja) | パルストランスの製造方法 | |
JP3388056B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP2597885B2 (ja) | メタルコア配線板のハンダ接続部の構造 | |
JP2003297206A (ja) | 複合ヒュ−ズおよびその製造方法 | |
JPS63160262A (ja) | リ−ドフレ−ムおよびそれを用いた半導体装置 | |
JPH0442941Y2 (ja) | ||
JPH0766231A (ja) | 面実装型半導体装置の製造方法 | |
JPS62213212A (ja) | チツプインダクタ | |
JPH06181118A (ja) | 電気部品とその製造方法および電気部品用基板 | |
JPH11288815A (ja) | 磁心、リードフレームおよびそれらを用いたチップインダクタ、並びに、その製造方法 | |
JPH02133986A (ja) | 樹脂封止モジュールとその製造方法 | |
JPH0645208A (ja) | 固体電解コンデンサー |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20040325 |