JPH0442941Y2 - - Google Patents

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JPH0442941Y2
JPH0442941Y2 JP1990117619U JP11761990U JPH0442941Y2 JP H0442941 Y2 JPH0442941 Y2 JP H0442941Y2 JP 1990117619 U JP1990117619 U JP 1990117619U JP 11761990 U JP11761990 U JP 11761990U JP H0442941 Y2 JPH0442941 Y2 JP H0442941Y2
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lead
piece
pieces
die bonding
integrated circuit
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、時計などの駆動回路ユニツトに関す
るものである。
(従来の技術) 従来から用いられている時計の駆動回路ユニツ
トの一例として、導電性板材にて所定のパターン
に形成され予め位置決め孔が穿設されてあるリー
ドフレームを、合成樹脂で形成され上記位置決め
孔に嵌合する突起が形成してある第1のフレーム
上に載置して保持し、ICチツプやコンデンサな
どの回路素子をリードフレームに接続した後、合
成樹脂によつて形成されている第2のフレーム
を、上方から第1のフレームに密着させてリード
フレームをサンドイツチ状に挟着保持したものが
ある。これは、モータコイル端子、電池接片と
は、それぞれから引き出してあるリード線を上記
リードフレームに固着して回路と導通をとつてい
る(特公昭60−27952号公報)。
(考案が解決しようとする課題) しかし従来の構成のリードフレームは、外形形
状が不規則で剛性にも乏しいため、このリードフ
レームの取扱いが困難で、組立ての自動化の障害
となつており、また構成も複雑なため、作業工程
が多く、コスト高の原因となつている。
そこで本考案の目的は、リードフレームの把持
などの取扱い作業が容易で、回路素子の取付け強
度が向上した時計などの駆動回路ユニツトを提供
することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案の特徴は、金属薄板によつて形成された
リードフレームは、集積回路のダイボンデイング
用リード片とこのダイボンデイング用リード片と
分離して配置された残りのリード片とからなり、
上記集積回路のダイボンデイング用リード片は、
実質的に平行な一対の側片と、この両側片を連結
し集積回路がダイボンデイングしてある連結片
と、上記両側片の各端部を連結する結合片とを含
み、 上記残りのリード片は、上記ダイボンデイング
用リード片との上記両側片と上記連結片と上記結
合片によつて取り囲まれた空間に配置してあり、
その各一端部が上記集積回路の近傍に位置するよ
うに配置してあり、かつ上記各一端部は上記集積
回路と電気的に連結してあり、上記ダイボンデイ
ング用リード片と上記残りのリード片は、上記集
積回路の保護用ポツテイング樹脂又はその裏面側
に裏打ちされた絶縁板によつて一体化されてお
り、上記両側片は保持部材に取付けてあるところ
にある。
(作用) 本考案によると、リードフレームは、全てのリ
ード片が一体化されており、ボンデイング用リー
ド片の両側片、連結片、結合片に囲まれた空間内
に、残りのリード片が配置されているので、リー
ドフレームの把持は極めて容易で、取扱いの煩雑
さがない。従つて、自動組立てを行なう場合にも
作業性がよく、また回路素子の組込みも容易であ
る。また、H状部によりリードフレームの剛性が
高く、側片を介して固定されるので取付強度も向
上する。
(実施例) 以下図面に基いて本考案の実施例について説明
する。
第1図において、金属薄板によつて形成された
リードフレーム1は、集積回路ダイボンデイング
用のリード片2とその他のリード片3とから構成
されている。ダイボンデイング用リード片2は、
平行な一対の側片21,22と、この両側片の中
間よりやや左寄りの位置を連結する連結片23と
によりH字状に形成されている。さらに、両側片
21,22の各端部を連結する結合片24,25
が一体的に形成されており、両側片21,22と
連結片23と結合片24,25とによつて、空間
Aを取り囲む「日」の字状に形成されている。な
お、連結片23には集積回路4がダイボンデイン
グしてある。
その他の残りのリード片3(リード片31,3
2,33,34,35を総合したもの)は、ダイ
ボンデイング用リード片と分離してそれぞれ配置
されたものである。これらのリード片3は、両側
片21,22と連結片23と結合片24,25と
によつて取り囲まれた空間A内に配置してあり、
さらに各リード片の一端部は、集積回路4の近傍
に位置するように配置してある。そしてこの各一
端部は集積回路4とボンデイングワイヤなどによ
り電気的に連結してある。
ダイボンデイング用リード片2と上記残りのリ
ード片3とは、集積回路4の保護用ポツテイング
樹脂5によつて一体化されている。すなわち、チ
ツプ状の集積回路4を保護するためにポツテイン
グ樹脂5をリードフレーム上に滴下する際に、集
積回路4の周囲を広く覆うようにポツテイング樹
脂5を滴下し、硬化させる。これにより、ポツテ
イング樹脂5の硬化時に、集積回路4および連結
片23のみならず、集積回路周辺のその他の残り
のリード片31〜35の各端部も一体的に固着さ
れる。このようにして、ダイボンデイング用リー
ド片2と残りのリード片31〜35とは一体化さ
れる。その他の残りのリード片31〜35には、
時計駆動回路に必要な水晶振動子6やその他必要
なコンデンサ、抵抗などが直付けされている。
結合片24には電池接片の一方が連設してあ
り、リード片2全体が一方の電極を構成している
ので、従来のような電池接片との結合工程は不要
である。
つぎに、リードフレーム1が保持される保持部
材について、第2図に基づいて説明する。時計駆
動用モータのステータ(図示せず。)の一方のス
テータ片に嵌合可能であり駆動コイル7が巻回し
てあるコイルボビン8には、支持片81,81が
一体的に形成され、この支持片には突起81a,
81aが突設してある。このような保持部材に、
リードフレーム1の両側辺21,22が固着され
て、リードフレームは保持される。すなわち、リ
ード片2の側片21,22には予め連結孔21
a,22aが穿設してあり、この連結孔に突起8
1a,81aが挿入され、熱溶着されて固着され
る。
また支持片81には、突起81bが突設してあ
り、この突起にはコイル7のリード線7aが引き
出して係留してある。この突起81bはリードフ
レーム1の空間A内の点a,aに配設され、そこ
でリード線7aはリード片34,35と電気的に
連結されている。このようにモータと電気回路と
の電気的な連結は極めて容易である。
なお、リード片2とリード片3との一体化の方
法は、リード片2,3の裏面側に裏打ちされた絶
縁板を使用してもよいし、ポツテイング樹脂と裏
打ちされた絶縁板とを併用してもよい。また、リ
ード片2とリード片3との電気的な接続は、ワイ
ヤボンデイング法に限らず、フリツプチツプ法や
ビームリード法などによるフエースダウンボンデ
イングによる連結も可能である。
(考案の効果) 本考案によると、集積回路がダイボンデイング
されるリード片は、両側片が連結片および結合片
により連結されているため、構造的に十分な剛性
を有し、したがつて破損する恐れが少なく、さら
に両側片および結合片が外枠状となるように構成
されるため取扱いの繁雑さがなく、極めて容易に
把持でき、そのため組立ての自動化に有効であ
る。また、複数の残りのリード片は、両側片と連
結片と結合片とにより囲まれた空間内に全て位置
し、ポツテイング樹脂又は絶縁板によつてダイボ
ンデイング用リード片と一体化されているため、
リードフレームの取扱い時にはダイボンデイング
用リード片のみを把持すればよく、また残りのリ
ード片は、前記のように両側片と連結片と結合片
とにより囲まれた空間内に位置しているため、取
扱い時に外部の物に触れることがないので変形の
恐れがなく、この点でも組立ての自動化が容易に
実現可能で、安全に作業ができる。また回路素子
の組込みも容易であり、側片を介して固定される
ので取付強度も向上させることができる。従つ
て、この駆動回路ユニツトを用いて時計などの製
品を製造する場合、製品の組立ラインを効率良く
自動化でき、作業性が向上し、製造コストが低減
できる。
さらに、このリード片に一方の電池接片を一体
的に連設すると、接続工程が不要となるため、作
業効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の駆動回路ユニツト
の平面図、第2図は第1図における駆動回路ユニ
ツトの取付状態を示す正面図である。 1……リードフレーム、2……ダイボンデイン
グ用リード片、21,22……側片、23……連
結片、24,25……結合片、3,31,32,
33,34,35……残りのリード片、4……集
積回路、5……ポツテイング樹脂、7……駆動コ
イル、8……コイルボビン、81……支持片、8
1a……突起、A……空間。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 金属薄板によつて形成されたリードフレーム
    は、集積回路のダイボンデイング用リード片と
    その他の残りのリード片とからなり、 上記集積回路のダイボンデイング用リード片
    は、実質的に平行な一対の側片と、この両側片
    を連結し集積回路がダイボンデイングしてある
    連結片と、上記両側片の各端部を連結する結合
    片とを含み、 上記残りのリード片は、上記ダイボンデイン
    グ用リード片と分離され、かつ上記ダイボンデ
    イング用リード片の上記両側片と上記連結片と
    上記結合片によつて取り囲まれた空間に配置し
    てあり、その各一端部が上記集積回路の近傍に
    位置するように配置してあり、かつ上記各一端
    部は上記集積回路と電気的に連結してあり、 上記ダイボンデイング用リード片と上記残り
    のリード片は、上記集積回路の保護用ポツテイ
    ング樹脂又はその裏面側に裏打ちされた絶縁板
    によつて一体化されており、 上記両側片は保持部材に取付けてある ことを特徴とする時計などの駆動回路ユニツ
    ト。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項において、両
    結合片の一方に電池接片の一方が連設してある ことを特徴とする時計などの駆動回路ユニツ
    ト。 (3) 実用新案登録請求の範囲第1項において、保
    持部材は時計駆動用モータの駆動コイルが巻回
    してあるコイルボビンと一体的に形成したもの
    である ことを特徴とする時計などの駆動回路ユニツ
    ト。
JP1990117619U 1990-11-08 1990-11-08 Expired JPH0442941Y2 (ja)

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Citations (7)

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