JP2002324595A - 接続端子台および速結端子 - Google Patents

接続端子台および速結端子

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JP2002324595A JP2001130801A JP2001130801A JP2002324595A JP 2002324595 A JP2002324595 A JP 2002324595A JP 2001130801 A JP2001130801 A JP 2001130801A JP 2001130801 A JP2001130801 A JP 2001130801A JP 2002324595 A JP2002324595 A JP 2002324595A
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哲哉 松本
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】部品点数が増加することなく2点接触が可能な
接続端子台および速結端子を提供する。 【解決手段】電線を挾み込み保持する鎖錠ばね4と端子
部5を一体に形成した速結端子において、端子部5に幅
方向が狭くなるように切欠き6を設け、端子部5の幅方
向の残された部分7と鎖錠ばね4とで電線を挾み込み保
持する。前記端子部5の前記切欠き6により残された部
分7は電線挿入側端部より電線挿入側に向けて延出して
いる。前記切欠き6は速結端子1を収納するハウジング
2の開口部8と反対側に位置するように形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主に電線接続を
目的にプリント基板上に配置される接続端子台および速
結端子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図17から図19に示すように、
ハウジング100に速結端子101を収納し、ハウジン
グ100の電線挿入穴107に挿入された電線106を
速結するものがあった。また多極化の実現のため複数の
ハウジング100を薄型にして、連結突起104と圧入
孔105により相互に連結していた。101′は別種類
の速結端子、102は端に位置するハウジング100の
開口を塞ぐためのカバー、103は解除ボタンである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ハウジング1
00の薄形化、狭ピッチが要求されるため速結端子の導
電部の断面積が小さい。また接触部が1点接触であり、
2点接触は部品点数が増加する。さらに絶縁距離の確保
のため狭ピッチ化の推進が困難であるという課題があっ
た。
【0004】したがって、この発明の目的は、部品点数
が増加することなく2点接触が可能な接続端子台および
速結端子を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の速結端子
は、電線を挾み込み保持する鎖錠ばねと端子部を一体に
形成した速結端子において、前記端子部に幅方向が狭く
なるように切欠きを設け、前記端子部の前記幅方向の残
された部分と前記鎖錠ばねとで電線を挾み込み保持する
ことを特徴とするものである。
【0006】請求項1記載の速結端子によれば、2点接
触を確保できるので接触の信頼性が向上し、また通電部
を2通り確保でき電流容量を増やすことができる。さら
に1部品で構成したことで組み立て工数を減らし、材料
費を減らすことができる。また切欠きを設けることで電
線解除を鎖錠ばねが電線を保持する力の方向と反対の方
向から加えることができ、電線解除が容易になる。さら
に電線を保持している場所の最も近い部分を解除の力が
最も有効な方向に加えることができるので、電線解除が
容易になる。
【0007】請求項2記載の速結端子は、請求項1にお
いて、前記端子部の前記切欠きにより残された部分が電
線挿入側端部より電線挿入側に向けて延出しているもの
である。
【0008】請求項2記載の速結端子によれば、請求項
1と同様な効果のほか、切欠きが電気経路側でないため
通電性能に影響がでない。
【0009】請求項3記載の速結端子は、請求項2にお
いて、前記切欠きが速結端子を収納するハウジングの開
口部と反対側に位置するように形成されるものである。
【0010】請求項3記載の速結端子によれば、請求項
2と同様な効果のほか、解除ボタンの位置決め、および
組み立てが容易になる。
【0011】請求項4記載の速結端子は、請求項1にお
いて、プリント基板に接続するためのリード部を有し、
前記リード部と前記鎖錠ばねが互いに反対側に位置する
ものである。
【0012】請求項4記載の速結端子によれば、請求項
1と同様な効果のほか、速結端子を固定する位置に対向
した位置が鎖錠ばねとなっているためばね応力的に有利
な方向となっている。
【0013】請求項5記載の速結端子は、請求項4にお
いて、前記リード部が前記プリント基板のリード部挿入
穴に挿入する部分よりも基部側が前記リード部挿入穴よ
りも太いものである。
【0014】請求項5記載の速結端子によれば、請求項
4と同様な効果のほか、位置決め容易になり、リード部
挿入穴を小さくできる。
【0015】請求項6記載の速結端子は、請求項1、請
求項2、請求項3、請求項4または請求項5において、
導電部材を略鉢巻状に形成し、その一端を鎖錠ばねと
し、他端を端子部としたものである。
【0016】請求項6記載の速結端子によれば、請求項
1、請求項2、請求項3、請求項4または請求項5と同
様な効果のほか、展開形状を略長方形にでき、材料歩留
りを良好にできる。
【0017】請求項7記載の接続端子台は、請求項6記
載の速結端子と、この速結端子を収納する収納空間を開
口したハウジングとを備え、前記速結端子のリード部を
前記ハウジングの奥行き方向に対して前記開口部側に配
置したものである。
【0018】請求項7記載の接続端子台によれば、請求
項6と同様な効果のほか、収納空間に速結端子を挿入し
やすくなり、ハウジングの背面側との絶縁距離を大きく
とることができる。
【0019】請求項8記載の接続端子台は、請求項3の
速結端子と、この速結端子を収納する収納空間を開口し
たハウジングと、このハウジングに設けられ前記速結端
子の鎖錠ばねによる電線挾み込み方向の力と略反対方向
の力を前記鎖錠ばねに加えて電線の解除を行う解除ボタ
ンとを備え、前記解除ボタンを前記端子部の前記切欠き
に配置したものである。
【0020】請求項8記載の接続端子台によれば、請求
項3と同様な効果のほか、解除ボタンが位置決め容易
で、ハウジングに解除ボタンおよび速結端子の順序で開
口部より挿入すると組み立てに便利である。
【0021】請求項9記載の接続端子台は、請求項8に
おいて、前記ハウジングが前記解除ボタンをスライド摺
動可能に挿通する解除ボタン用穴を有し、前記解除ボタ
ンは前記ハウジングに当接して押し込み過ぎを防止する
規制部と、前記ハウジングに係止して前記解除ボタンを
抜止めする抜止め部とを有するものである。
【0022】請求項9記載の接続端子台によれば、請求
項8と同様な効果のほか、解除ボタンの押し込み過ぎに
よる速結端子の変形を防止でき、操作性が良好になる。
【0023】
【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態を図1か
ら図12により説明する。すなわち、このプリント基板
用の接続端子台は、速結端子1と、ハウジング2を有す
る。
【0024】速結端子1は、電線3(図4参照)を挾み
込み保持する鎖錠ばね4と端子部5を一体に形成したも
ので、端子部5に幅方向が狭くなるように切欠き6を設
け、端子部5の幅方向の残された部分7と鎖錠ばね4と
で電線3を挾み込み保持するようにしている。実施の形
態では、帯板状の導電部材を略鉢巻状にして速結端子1
を形成し、その一端を鎖錠ばね4とし、他端を端子部5
とし、端子部5が鎖錠ばね4よりも切欠き6に相当する
幅分狭くなっている。速結端子1を鉢巻き状で形成する
構成とすることで、速結端子1の製造時の展開形状を図
6(a)のように横方向に並べたり、図6(b)のよう
に一列に縦に並べたり、図6(c)のように2列に縦に
並べた速結端子供給材すなわちフープ材とすることがで
き、フープ材を略長方形にできるため、材料歩留りを良
好にできる。また細い帯板を巻くことで材料使用量を少
なくできる。
【0025】端子部5の切欠き6により残された部分7
は図5に示すように、電線挿入側端部より電線3の挿入
側に向けて延出している。このとき、切欠き6は速結端
子1を収納するハウジング2の収納空間21の開口部8
と反対側すなわち奥側に位置するように形成される。こ
のようにすると、切欠き6を電線解除に使用したとき、
例えば後述の解除ボタン20のように電線解除を別部材
で構成したとき解除ボタン20の位置決めが容易にな
る。またハウジング2に対して積み重ね方向で組み立て
る時に速結端子1の切欠き6が解除ボタン20を押える
ため組み立て性が向上する。
【0026】速結端子1はまた、プリント基板10に図
3に示すように接続するためのリード部11を有し、リ
ード部11は鎖錠ばね4と反対側に位置している。実施
の形態では、リード部11をハウジング2の開口部8側
に位置するように帯板の約半分の幅で切起こしにより形
成している。さらにリード部11はプリント基板10の
リード部挿入穴12に挿入する先端側部分を除く基部側
がリード部挿入穴12よりも太く形成され、先端側部分
のリード部挿入穴12を貫通する部分に円弧状の屈曲部
を形成している。18はリード部挿入用穴径である。リ
ード部挿入穴12に挿通されたリード部11は半田15
の半田付けが行われ、プリント基板10に固定される。
これにより速結端子1のリード部11付近が最も動きが
固定される場所となり、リード部11と対向側に位置す
る鎖錠ばね4がもっとも動きが大きい個所となる。半田
15はリード部挿入穴12内に流入するため電流容量に
対して小断面積でよいが、プリント基板10より上面は
断面積が大きい方が電流容量的に有利である。また基部
側が太くなることにより段差部17が形成されるが、段
差部17はプリント基板10に接合する時の位置決めに
なる。一方リード部挿入穴12の穴径18を小さくでき
ることにより半田15の流入範囲が必要以上に大きくな
らず、リード部挿入穴12を丸穴にすることができる。
速結端子1の板厚tと板幅hの関係h/tは板幅hが大
きいと大きくなり、半田15の半田付け性を良好にする
ためにリード部挿入穴12を楕円形にすることが必要と
なり、その結果プリント基板10に穴12を形成する金
型費用が多額になる。またリード部12の穴挿入部分を
細くすると、最小の半田付け面で良好な半田付け性が得
られるため半田15が少なくてよい。
【0027】ハウジング2は、速結端子1を収納する収
納空間21を開口している。図5、図8および図9等に
示すように、速結端子1のリード部11をハウジング2
の奥行き方向に対して開口部8側に配置している。この
場合、リード部11を切起こしにより形成すると切起こ
しにより幅狭くなった部分を図4(a)および図5のよ
うに電線3の先端が通り抜けるため、電線3の差し込み
深さを十分にとることができ、したがって図4(b)の
ように速結端子1の全体長を想像線から実線のように短
くすることができる。また図9に示すようにリード部1
1をハウジング2の開口部8側に偏らせることで、カバ
ー23の厚さaとハウジング2の背面側からリード部1
1までの寸法a′をほぼ等しくa≒a′とすることがで
き、絶縁距離を大きくとることができる。さらにリード
部11が開口部8側に位置するため、収納空間2に速結
端子1を組み立て挿入するとき挿入しやすい。
【0028】実施の形態では、ハウジング2は図1およ
び図4に示すように収納空間21の周囲に側面に貫通す
る電線挿入穴31、解除ボタン用穴32、および一対の
リード挿通穴26を形成している。収納空間21内に鉢
巻き状の速結端子1を収納し、その外側を収納空間21
の内周面で位置決めするとともに速結端子1の内側を突
出部25により位置決めし、リード部引出穴26の一方
(側面寄りのもの)よりリード部11を引出して固定状
態としている。ハウジング2の開口部8はカバー23で
塞がれ、開口部8側に突出した複数の係止爪27がカバ
ー23に形成した係止部28に係止して連結される。こ
のとき突条34がカバー23に形成した凹条に嵌合して
速結端子1とハウジング2の外面との間の絶縁距離を確
保している。
【0029】ハウジング2は開口部8と反対側に係止部
28と同じ位置で同形状の係止部28を形成しており、
同形状の別のハウジング2′をハウジング2の背面側に
連結することができる。解除ボタン20および速結端子
4も同形状であるが、リード部11は例えば図2(b)
に示すように切起こし位置が異なるもの、すなわちハウ
ジング2′の真ん中のリード挿入穴26に通すことがで
きるものを使用し、リード部11の相互間の絶縁を図っ
ている。
【0030】ハウジング2に設けられる解除ボタン20
は、速結端子の鎖錠ばね4による電線挾み込み方向の力
と略反対方向の力を鎖錠ばね4に加えて電線3の解除を
行うものである。解除ボタン20は、ハウジング2の解
除ボタン用穴32に解除ボタン20をスライド摺動可能
に挿通したとき、ハウジング2の解除ボタン用穴32に
形成した段部37に当接して押し込み過ぎを防止する規
制部38と、解除ボタン20を抜止めする抜止め部39
と爪により形成している。実施の形態では、ハウジング
2の上面中央に解除ボタン挿入部32が略コ字形溝状に
形成され、開口部8側より挿入部32に挿入され、カバ
ー23で閉じることにより開口部8からの脱落を防止す
る。挿入部32は下面と上部の2個所に抜止め部39に
対応する抜止め係止部40を有する。解除ボタン20は
端子部5の切欠き6に配置されるもので、実施の形態で
は鎖錠ばね4による電線挾み込み方向と略反対方向に力
を加える電線解除部となる解除ボタン20の先端部が速
結端子1の切欠き6に位置し鎖錠ばね4に当接してい
る。このとき、図10に示すように抜止め部39が抜止
め係止部40に係止した状態で先端部が鎖錠ばね4を若
干押した状態としている。速結端子1を電線挿入前に前
もって押しているため、電線挿入開始時に無理なく電線
3が挿入できる。一方図11は解除ボタン20を押し込
んで段部37に規制部38が当接した状態であり、これ
により鎖錠ばね4を無理な力が加わらない弾性変形範囲
に規制し端子塑性変形を防いでいる。略コの字形溝状の
解除ボタン用穴32で解除ボタン20を規制しているた
め、解除ボタン20を組み立て後にボタンの脱出がな
く、ボタン摺動の位置規制が容易で確実に行える。
【0031】解除ボタン20は図12に示すように、全
体が略角柱状であり、切欠き6を通る先端部20aが長
手方向の約半分以上の長さを有し、かつ幅方向の一側側
および厚さ方向の前面側を後退して断面寸法を小さく
し、これにより後端側の一側に規制部38を形成してお
り、後端部の前面側には抜止め部39を爪形に形成し、
背面側には凹条部43を形成している。凹条部43に対
応して解錠ボタン挿入穴32に凹条部43に摺動自在に
嵌合するガイド突起(図示せず)を設けている。また解
除ボタン20の後端部に操作部42を溝条に形成してい
る。このようにハウジング2の開口部8に対して幅方向
に突出するように規制部38を形成しているため、幅が
狭く、また爪を有する側はハウジング2の開口部8に対
して奥行き(厚み)方向の開口部8側へ突出するが先端
部20aを小さくしているため厚みが薄い省スペースに
できる。またハウジング2の解除ボタン用穴32の開口
部8の底部(奥)側は略平面状であり、ハウジング2と
の摺動面となるが、解除ボタン20の最大面積部分を摺
動面としているため、ボタンの摺動位置規制が容易で確
実であり、そのため電線解除部の動きにがたつきがなく
確実に電線解除ができる。したがって、小さい形状、省
スペースで電線解除性能を持ち、一方解除操作部42を
大きくでき解除操作がし易い。なお、抜止め部39は解
除ボタン20の略電線挿入方向側の面に少なくとも1つ
設けるのが好ましい。
【0032】図13から図16は速結端子の別の実施の
形態を示す。図13(a)は切欠き6をハウジング2の
開口部8側となるように形成している点が上記実施の形
態と異なる。図13(b)はリード部11の位置が異な
る形態である。図13(c)はその若干の変形形態であ
る。
【0033】図14(a)は上記の一実施の形態の端子
部5が屈曲されていない形態である。図14(b)はリ
ード部の位置が異なる形態、図13(c)はその若干の
変形形態である。
【0034】図15は速結端子が導電板部50を有し、
その一側に端子部5を折曲し、他側に折曲部51を形成
し、折曲部51にリード部11および鎖錠ばね4を形成
している。
【0035】図16(a)は帯板の導電板を略U字形に
折曲し、一側片53の先端を内向きに折返して鎖錠ばね
4とし、一側片53の鎖錠ばね4に対向する部分に電線
挿入用部52を切欠きにより形成し、他側片54をくの
字形に折曲している。図16(b)は電線挿入部52を
長孔により形成している。図16(c)は鎖錠ばね4を
中央片55に切起こしにより形成し、一側片53に対向
し、切起こしにより形成された中央片55の細幅部分よ
り電線を鎖錠ばね4と一側片53との間に差し込むよう
にする。
【0036】なお、ハウジング2は3個以上連結しても
よいし、カバー23とハウジング2のみでも構成できる
ものである。
【0037】
【発明の効果】請求項1記載の速結端子によれば、2点
接触を確保できるので接触の信頼性が向上し、また通電
部を2通り確保でき電流容量を増やすことができる。さ
らに1部品で構成したことで組み立て工数を減らし、材
料費を減らすことができる。また切欠きを設けることで
電線解除を鎖錠ばねが電線を保持する力の方向と反対の
方向から加えることができ、電線解除が容易になる。さ
らに電線を保持している場所の最も近い部分を解除の力
が最も有効な方向に加えることができるので、電線解除
が容易になる。
【0038】請求項2記載の速結端子によれば、請求項
1と同様な効果のほか、切欠きが電気経路側でないため
通電性能に影響がでない。
【0039】請求項3記載の速結端子によれば、請求項
2と同様な効果のほか、解除ボタンの位置決め、および
組み立てが容易になる。
【0040】請求項4記載の速結端子によれば、請求項
1と同様な効果のほか、速結端子を固定する位置に対向
した位置が鎖錠ばねとなっているためばね応力的に有利
な方向となっている。
【0041】請求項5記載の速結端子によれば、請求項
4と同様な効果のほか、位置決め容易になり、リード部
挿入穴を小さくできる。
【0042】請求項6記載の速結端子によれば、請求項
1、請求項2、請求項3、請求項4または請求項5と同
様な効果のほか、展開形状を略長方形にでき、材料歩留
りを良好にできる。
【0043】請求項7記載の接続端子台によれば、請求
項6と同様な効果のほか、収納空間に速結端子を挿入し
やすくなり、ハウジングの背面側との絶縁距離を大きく
とることができる。
【0044】請求項8記載の接続端子台によれば、請求
項3と同様な効果のほか、解除ボタンが位置決め容易
で、ハウジングに解除ボタンおよび速結端子の順序で開
口部より挿入すると組み立てに便利である。
【0045】請求項9記載の接続端子台によれば、請求
項8と同様な効果のほか、解除ボタンの押し込み過ぎに
よる速結端子の変形を防止でき、操作性が良好になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態の分解斜視図である。
【図2】(a)は速結端子の斜視図、(b)はリード部
の位置が異なる速結端子の斜視図である。
【図3】(a)は速結端子のリード部をプリント基板に
挿入した状態を示す説明図、(b)はその側面図、
(c)はプリント基板の部分平面図である。
【図4】(a)はカバーを開いた状態の電線挿入状態の
ハウジングの正面図、(b)は速結端子の縮小化を説明
する正面図である。
【図5】電線が接続された状態の速結端子の斜視図であ
る。
【図6】速結端子供給材からの速結端子の分離前の展開
状態の部分平面図である。
【図7】(a)、(b)は互いに異なる方向からみた分
解斜視図である。
【図8】複数のハウジングを連結した接続端子台の底面
図である。
【図9】その側面図である。
【図10】電線を接続していない状態の解除ボタンの通
常姿勢のハウジングの正面図である。
【図11】解除ボタンを押し込んだ状態のハウジングの
正面図である。
【図12】(a)は解除ボタンの斜視図、(b)は平面
図、(c)は正面図、(d)は側面図である。
【図13】それぞれ別の実施の形態の速結端子の斜視図
である。
【図14】それぞれ別の実施の形態の速結端子の斜視図
である。
【図15】さらに別の実施の形態の速結端子の斜視図で
ある。
【図16】それぞれ別の実施の形態の速結端子の斜視図
である。
【図17】従来例の分解斜視図である。
【図18】複数のハウジングの連結状態の斜視図であ
る。
【図19】電線接続状態のカバーを開いた状態の斜視図
である。
【符号の説明】
1 速結端子 2 ハウジング 3 電線 4 鎖錠ばね 5 端子部 6 切欠き 7 残された部分 8 開口部 10 プリント基板 11 リード部 12 リード部挿入穴 15 半田 17 段差部 20 解除ボタン 20a 先端部 23 カバー 26 リード部引出穴 32 解除ボタン用穴 37 段部 38 規制部 39 抜止め部 40 係止部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 安広 三重県上野市ゆめが丘7−7−6 朝日ナ ショナル照明株式会社内 (72)発明者 上原 智 三重県上野市ゆめが丘7−7−6 朝日ナ ショナル照明株式会社内 (72)発明者 松本 哲哉 三重県上野市ゆめが丘7−7−6 朝日ナ ショナル照明株式会社内 (72)発明者 佐藤 篤司 三重県上野市ゆめが丘7−7−6 朝日ナ ショナル照明株式会社内 Fターム(参考) 5E086 CC45 DD03 DD42 LL12 LL20

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線を挾み込み保持する鎖錠ばねと端子
    部を一体に形成した速結端子において、前記端子部に幅
    方向が狭くなるように切欠きを設け、前記端子部の前記
    幅方向の残された部分と前記鎖錠ばねとで電線を挾み込
    み保持することを特徴とする速結端子。
  2. 【請求項2】 前記端子部の前記切欠きにより残された
    部分は電線挿入側端部より電線挿入側に向けて延出して
    いる請求項1記載の速結端子。
  3. 【請求項3】 前記切欠きは速結端子を収納するハウジ
    ングの開口部と反対側に位置するように形成される請求
    項2記載の速結端子。
  4. 【請求項4】 プリント基板に接続するためのリード部
    を有し、前記リード部と前記鎖錠ばねが互いに反対側に
    位置する請求項1記載の速結端子。
  5. 【請求項5】 前記リード部は前記プリント基板のリー
    ド部挿入穴に挿入する部分よりも基部側が前記リード部
    挿入穴よりも太い請求項4記載の速結端子。
  6. 【請求項6】 導電部材を略鉢巻状に形成し、その一端
    を鎖錠ばねとし、他端を端子部とした請求項1、請求項
    2、請求項3、請求項4または請求項5記載の速結端
    子。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の速結端子と、この速結端
    子を収納する収納空間を開口したハウジングとを備え、
    前記速結端子のリード部を前記ハウジングの奥行き方向
    に対して前記開口部側に配置した接続端子台。
  8. 【請求項8】 請求項3の速結端子と、この速結端子を
    収納する収納空間を開口したハウジングと、このハウジ
    ングに設けられ前記速結端子の鎖錠ばねによる電線挾み
    込み方向の力と略反対方向の力を前記鎖錠ばねに加えて
    電線の解除を行う解除ボタンとを備え、前記解除ボタン
    を前記端子部の前記切欠きに配置した接続端子台。
  9. 【請求項9】 前記ハウジングは前記解除ボタンをスラ
    イド摺動可能に挿通する解除ボタン用穴を有し、前記解
    除ボタンは前記ハウジングに当接して押し込み過ぎを防
    止する規制部と、前記ハウジングに係止して前記解除ボ
    タンを抜止めする抜止め部とを有する請求項8記載の接
    続端子台。
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