JP2561029Y2 - 差込み型コネクタ - Google Patents

差込み型コネクタ

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JP2561029Y2 JP1780793U JP1780793U JP2561029Y2 JP 2561029 Y2 JP2561029 Y2 JP 2561029Y2 JP 1780793 U JP1780793 U JP 1780793U JP 1780793 U JP1780793 U JP 1780793U JP 2561029 Y2 JP2561029 Y2 JP 2561029Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電線の一端部を単に差
込み操作するだけで他の電線との接続を簡単にしかも適
切に行なえる差込み型コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の差込み型コネクタは、耐熱絶縁
材からなるホルダ内部に、電線相互の結線を行なう導電
板とこの導電板に電線を圧接するばね片とからなる導電
体を内設させるようにした構造を有している。
【0003】このような差込み型コネクタによれば、結
線すべき電線接続端の被覆を剥し、この剥離部をホルダ
の差込み口から単に差込みだけで、だれにでも簡単に結
線作業を行なえるもので、たとえば実公平1−2222
8号公報等を始め、従来から種々の構造を有するものが
知られていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上述した差
込み型コネクタにおいて必要とされることの一つに、簡
単な構造で組立性にも優れ、しかもホルダ内への電線接
続端である剥離部の差込みが容易に行なえるとともに、
差し込んだ後における抜け出しを確実に防止し、この状
態での導電体と電線剥離端での圧接接続による電気的接
続を、高い信頼性をもって行なえる電線の導電体による
圧接構造がある。
【0005】すなわち、このような導電体として従来
は、銅材等による導電板とこの導電板に対し電線剥離部
を圧接するばね片を有する板ばねとで構成したものが用
いられている。しかし、従来の導電体では、構造が簡単
で組立ても容易に行なえるばかりでなく、差し込まれる
電線剥離部の差込み易さ、接触面積・接触圧の確保によ
る電気的接続の確実さと、差し込んだ電線剥離部の抜け
出し防止を、共に満足し得るものは未だ提案されていな
い。
【0006】特に、導電板に対し板ばねの基端部を固定
するに際し、たとえばL字状を呈するように折曲げ形成
した導電板の一方の板部に複数の電線挿通穴を穿設する
とともにその外方端縁にかしめ付け片を設け、その一部
に設けた突部を板ばね側に穿設した穴部を通してかしめ
付けることで、板ばねの基端部を導電板にかしめ付けて
固定したものが多い。
【0007】しかし、このようなかしめ付けによる導電
板と板ばねとによる導電体にあっては、導電板の電線挿
通穴に電線を差込み、この電線の差込み端側に板ばねを
先端部を圧接させて電気的に接続した際に、この導電板
の電線受け部と板ばねの先端部とに拡がる方向への力が
加わると、これが導電板の電線挿通穴を有する部分や板
ばねのかしめ付け部に変形力として加わり、導電板の電
線挿通穴を有する部分やかしめ付け部が、板ばねの先端
部が電線から離れて圧接力を減じる方向に変形し、結果
として電気的導電性が劣化してしまう。
【0008】さらに、このような従来の導電体は、かし
め付けによる固定部分のかしめ状態によっては、板ばね
の先端側が導電板に対し浮き上がったりし易く、板ばね
と導電板の電線受け部との間での隙間が、電線の径寸法
よりも大きくなって、電線を差し込んでも板ばねを電線
に喰い込ませて抜け止めを図ることができないという問
題を招き易いものであった。
【0009】また、このように導電板にかしめ付け固定
される板ばねの先端側での導電板との間のなす角度は、
電線の差込み易さや抜け止めを確実に行なううえで重要
なところである。すなわち、電線の差込み性や電気的接
続の確実さを考慮し、導電体を構成する導電板とばね片
とのなす角度を小さく設定すると、ばね片による電線の
抜け防止機能が損なわれる。一方、ばね片の電線への喰
い込みをよくし、この抜け防止を確実に行なえるよう
に、上述した角度を大きく設定すると、電線の導電体を
構成する導電板とばね片との間への差込みが行ない難く
なり、しかも接触面積も確保できず、電気的接続性能が
損なわれる。
【0010】このため、略コ字状に折曲げ形成された導
電板とその内部に組込み配置された略「く」の字状を呈
する板ばねとを用い、この板ばねの一方の板部を導電板
の一側部内面に沿わせて配置し、他方の板部を他側部に
向って傾斜させて延設し、電線の剥離部が差し込まれた
時に、この板ばねの折曲げ角度が鋭角となるように弾性
変形させることにより、その反発力で導電板の他側部内
面に向って電線剥離部を圧接させるようにした構造が提
案されている。
【0011】しかしながら、このような構造では、導電
板、板ばねの構造、組立は容易であるが、電線剥離部の
所要の圧接挾持状態を得るうえで問題をもっていた。す
なわち、電線剥離部を差し込んで板ばねを鋭角状に屈曲
させると、その反発力は、導電板の折曲げられた一側部
にも作用し、コ字状の導電板を開き、これにより板ばね
による電線剥離部の圧接挾持状態を維持することができ
ず、電線の電気的な接続の信頼性を確保することができ
ないばかりでなく、電線の抜け止めも行なえない等の不
具合を避けられないもので、これらの問題点を一掃でき
る何らかの対策を講じることが望まれている。
【0012】本考案はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、単純な折曲げ加工によって形成される板状
ばね部材と導電板とを用い、これらを単純に組合わせる
ことにより、電線剥離部の電気的接続を行なえる導電体
を構成でき、しかも電線剥離部を確実に圧接挾持し、電
気的接続の信頼性を確保することができる差込み型コネ
クタを得ることを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】このような要請に応える
ために本考案に係る差込み型コネクタは、一端にかぎ状
引掛け部が折曲げ形成されるとともに他端側に短冊状に
形成された複数の舌片を有しかつその舌片部分が折返し
部を介してかぎ状引掛け部に向って折曲げ形成されてい
る板状ばね部材と、全体が略L字状に折曲げ形成されか
つ一端部に前記かぎ状引掛け部が引掛け係止されるとと
もに他端部に前記折返し部を抱え込んで保持するように
内向きに屈曲されている屈曲部が形成されている導電板
とから構成され、この導電板の他端部側の板部に穿設し
た複数の電線差込み孔から、電線の剥離部を差し込むこ
とにより、導電板の一端部側の板部と弾性変形される舌
片との間に圧接挾持し、他の電線との接続を行なう導電
体を構成している。
【0014】また、本考案に係る差込み型コネクタは、
上述した構成に加えて、板状ばね部材の一端部を短冊状
に形成し、一つ置きにかぎ状引掛け部を形成するととも
に、残りを電線の剥離部に圧接させる第2の舌片として
構成している。
【0015】
【作用】本考案によれば、一端にかぎ状引掛け部、他端
側に折返し部を介して複数の舌片を短冊状に形成してい
る板状ばね部材と、そのかぎ状引掛け部が一端部に引っ
掛けられるとともに他端部が前記折返し部を抱え込むよ
うに屈曲されている導電板とを、単純な折曲げ加工によ
って形成できるとともに、簡単な組み合わせ作業によっ
て一体的に組立てられる。そして、ばね部材の複数の舌
片は、折返し部が導電板の屈曲部により抱え込まれて保
持されることにより、電線剥離部の差し込みによって弾
性変形する電線圧接片として構成され、導電板の一端部
側の板部との間に圧接挾持することにより、電線剥離部
との電気的接続を行なえる。
【0016】さらに、本考案によれば、板状ばね部材の
一端部を短冊状とし、一つ置きのかぎ状引掛け部間に、
電線剥離部に圧接される第2の舌片を形成しているの
で、電線剥離部との電気的接続がより確実に行なえる。
【0017】
【実施例】図1ないし図4は本考案に係る差込み型コネ
クタの一実施例を示し、これらの図において、本実施例
では、三本の電線1を接続するタイプを示している。な
お、これらの電線1としては、一般には単芯電線が用い
られ、またそれぞれの接続端であるコネクタへの差込み
端は、周知の通り、絶縁被覆1aを剥すことによる剥離
部2として準備される。
【0018】全体を符号10で示す差込み型コネクタ
は、図1の(a),(b)から明らかなように、略筐体
形状を呈するようにして耐熱絶縁性を有する合成樹脂材
によって形成されているホルダ11と、このホルダ11
の電線差込み端側に開口されている開口端を閉塞するよ
うにホルダ11と同様に耐熱絶縁性を有する合成樹脂材
により形成されているキャップ12等を備え、このキャ
ップ12に前記電線1の剥離部2が適宜差し込まれる三
個の電線差込み口13が形成されている。
【0019】なお、キャップ12は、ホルダ11の開口
端に嵌め込まれた状態で適宜の抜け止め手段15にて係
止され、一体化して構成されている。さらに、キャップ
12に形成される電線差込み口13は外方端側が大径な
略ラッパ形状にて形成され、電線1の差込みが容易に行
なえるような形状となっている。
【0020】20は前記ホルダ11内でキャップ12に
より閉塞して形成されている内部空間14内に配設され
各電線剥離部2を圧接挾持することにより他の電線(図
示せず)との電気的接続を行なう導電体で、この導電体
20は、図1〜図4から明らかなように、たとえばすず
メッキ等を施した銅板等といった導電性板材を略L字状
を呈するように折曲げ形成されている導電板21と、こ
の導電板21の一部に一体的に組付け保持され導電板2
1との間で電線剥離部2を圧接して挾持し他の電線との
電気的接続を行なうための板状ばね部材22とから構成
されている。
【0021】そして、本考案によれば、上述した板状ば
ね部材22は、図1、図2および図4から明らかなよう
に、一端にかぎ状引掛け部23が折曲げ形成されるとと
もに他端側に短冊状に形成された複数の舌片24を有し
かつその舌片形成部分が折返し部25を介してかぎ状引
掛け部23に向って折曲げ形成されている。ここで、図
中26はかぎ状引掛け部23から立設された基端部に並
列して穿設された三個の電線挿通穴、27は舌片24を
形成する切り込みである。
【0022】また、前記導電板21は、図1、図3およ
び図4から明らかなように、全体が略L字状に折曲げ形
成され、かつ一端部(一方の板部30先端部)に前記板
状ばね部材22のかぎ状引掛け部23が引掛け係止され
るとともに他端部(他方の板部31の端部)に前記折返
し部25を抱え込んで保持するように内向きに屈曲され
ている屈曲部32が形成されている。ここで、図中33
は前記他方の板部31に並列して穿設された電線剥離部
2が差し込まれる電線差込み孔である。
【0023】さらに、このような導電板21において、
一方の板部30には、図3において(a)〜(d)から
明らかなように、電線差込み孔33に対応しない位置を
膨出させて形成することにより、電線剥離部2を案内す
る案内溝(図1では省略する)を形成するための突条部
30aが形成されている。
【0024】このような導電板21によれば、他方の板
部31に穿設した複数の電線差込み孔33から、電線剥
離部2を順次差し込むことにより、導電板21の一方の
板部30と弾性変形される板状ばね部材22における舌
片24との間に圧接挾持し、他の電線1との接続が行な
われる。
【0025】すなわち、上述した構成による導電体10
によれば、一端にかぎ状引掛け部23、他端側に折返し
部25を介して複数の舌片24を短冊状に形成している
板状ばね部材22と、そのかぎ状引掛け部23が一端部
30に引っ掛けられるとともに他端部31が前記折返し
部25を抱え込むように屈曲されている導電板21と
を、単純な折曲げ加工によって形成できるとともに、簡
単な組み合わせ作業によって一体的に組立てられる。
【0026】そして、板状ばね部材22の複数の舌片2
4は、折返し部25が導電板21の屈曲部32により抱
え込まれて保持されることにより、電線剥離部2の差し
込みによって弾性変形する電線圧接片として構成され、
導電板21の一方の板部30との間に圧接挾持すること
で、図1の(a),(b)からも明らかなように、他の
電線剥離部2との電気的接続を行なえる。
【0027】ここで、上述した導電板21の一方の板部
30先端への板状ばね部材22のかぎ状引掛け部23
は、ホルダ11の底部に形成した段部11aとキャップ
12との間に挾まれることにより、導電板21との組み
合わせが外れない状態で一体的に組立てられている。
【0028】特に、上述した構成では、板状ばね部材2
2は、一端がかぎ状引掛け部23によって導電板21の
一方の板部30の先端に引っ掛けられるとともに、他端
側の短冊状の舌片部分を電線剥離部2が差し込まれる導
電板21の一方の板部30上に斜めに延設する折返し部
25を、他方の板部31の先端部に形成した屈曲部32
により抱え込んで保持しており、これにより導電板21
に対し安定して組付け保持されている。
【0029】すなわち、このような構成では、ホルダ1
1内に配設した導電体20に対し、電線剥離部2を差し
込むと、図1の(b)から明らかなように、板状ばね部
材22の舌片24が、電線圧接片として電線剥離部2に
弾撥力を与えた状態で喰い込み、この電線剥離部2を導
電板21の一方の板部30上に圧接して電気的接続状態
を確保するとともに、抜け出しを防ぐことができる。
【0030】このとき、板状ばね部材22は、導電板2
1に対し一端がかぎ状引掛け部23に引掛け係止され、
かつ短冊状の舌片24を先端側に有する折返し部25
が、導電板21の他端に形成される屈曲部32で、舌片
24の揺動変位にかかわらず、安定して係止保持するこ
とが可能である。
【0031】なお、上述した実施例では、板状ばね部材
22の基端部側に電線挿通穴26を穿設しており、電線
剥離部2を、この穴26をも貫通させて差し込むように
構成しているが、この挿通穴26は省略してもよい。こ
のようにすれば、ホルダ11を小型化し、コンパクトな
差込み型コネクタ10を得ることができる。また、上述
した板状ばね部材22の導電板21の一端に引掛け係止
されるかぎ状引掛け部23は、ホルダ11内で内側壁間
に挾み込まれるとともに段部11aやキャップ12によ
って、安定して組込み保持され、導電板21と一体的に
組み付けられた状態を維持するようになっている。
【0032】図5〜図7は本考案に係る差込み型コネク
タの別の実施例を示し、前述した実施例での板状ばね部
材22において、電線圧接片となる舌片24とは別に、
かぎ状引掛け部23を形成した側の端部にも、切り込み
41を形成して短冊状に形成している。そして、この短
冊状部分を、一つ置きにかぎ状引掛け部23を折曲げ形
成するとともに、残りの短冊状部分を、斜め下方への延
設片として形成し、これらを電線剥離部2に対し圧接さ
せる第2の舌片40として構成している。
【0033】このような構成を採用すると、図5、さら
には図6の(a),(b)や図7の(a),(b),
(c),(d)から明らかなように、単純な折曲げ加工
によって得られる第2の舌片40によっても、電線圧接
機能を得られ、電線剥離部2との電気的接続がより確実
に行なえるばかりでなく、この舌片形成のための開口を
電線挿通部としても利用でき、構成が単純化するという
利点を奏する。
【0034】なお、本考案は上述した実施例構造に限定
されず、導電体20を構成する導電板21や板状ばね部
材22各部の形状、構造等を、適宜変形、変更すること
は自由で、たとえばコネクタ10を構成するホルダ11
やキャップ12等の形状、構造として種々の変形例が考
えられる。
【0035】たとえば板状ばね部材22の形状として
は、図8に示すように、かぎ状引掛け部23から斜め上
方に延設され、その先端側の折返し部25を介して短冊
状の舌片24を形成してなる形状であってもよい。この
場合には、電線挿通穴26は、斜めに傾斜する部分に穿
設すればよい。また、このような電線挿通穴26として
も、図9の(a)や(b)に示したように、丸穴出あっ
っても、角穴であってもよいことも勿論である。
【0036】
【考案の効果】以上説明したように本考案に係る差込み
型コネクタによれば、一端にかぎ状引掛け部が折曲げ形
成されるとともに他端側に短冊状に形成された複数の舌
片を有しかつその舌片部分が折返し部を介してかぎ状引
掛け部に向って折曲げ形成されている板状ばね部材と、
全体が略L字状に折曲げ形成されかつ一端部に前記かぎ
状引掛け部が引掛け係止されるとともに他端部に前記折
返し部を抱え込んで保持するように内向きに屈曲されて
いる屈曲部が形成されている導電板とによって他の電線
との接続を行なう導電体を構成したので、簡単かつ安価
な構成にもかかわらず、導電体を構成する導電板および
板状ばね部材を簡素化し、単純な折曲げ加工と組み合わ
せ作業によって、電線同士の電気的接続を簡単に行なえ
る導電体を得られるもので、しかも板状ばね部材の舌片
の電線剥離部への所要の圧接力による喰い込み、圧接状
態を得て、導電体による電線の電気的接続を所要の状態
で行なえ、電気的接続の確実さ、適切な喰い込みによる
抜け止めという要請に満足し得るという実用上種々優れ
た効果がある。
【0037】また、本考案に係る差込み型コネクタによ
れば、上述した構成に加えて、板状ばね部材の一端部を
短冊状に形成し、一つ置きにかぎ状引掛け部を形成する
とともに、残りを電線の剥離部に圧接させる第2の舌片
として構成しているので、上述した利点に加えて、電線
剥離部との電気的接続や喰い込みによる抜け止め機能を
より一層確実に発揮させ得るという利点を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る差込み型コネクタの一実施例を示
し、(a)は電線が差し込まれていない状態を、(b)
は電線を差し込んだ状態を示す要部断面図である。
【図2】本考案に係る差込み型コネクタにおける板状ば
ね部材を示し、(a)は要部断面図、(b)はその側面
図、(c)は平面図である。
【図3】本考案に係る差込み型コネクタにおける導電板
を示し、(a)は正面図、(b),(c)はその両側面
図、(d)は平面図である。
【図4】本考案に係る差込み型コネクタの導電体を構成
する導電板と板状ばね部材の要部構成を示す概略分解斜
視図である。
【図5】本考案の別の実施例を示す板状ばね部材の概略
斜視図である。
【図6】図5に示した実施例での差込み型コネクタの全
体構造を示し、(a)は電線が差し込まれていない状態
を、(b)は電線を差し込んだ状態を示す要部断面図で
ある。
【図7】本考案に係る差込み型コネクタにおける導電板
と板状ばね部材との組立状態を示し、(a)は概略正面
図、(b),(c)はその両側面図、(d)は概略平面
図である。
【図8】本考案のさらに別の実施例を示す概略断面図で
ある。
【図9】本考案の変形例を(a),(b)に示す概略斜
視図である。
【符号の説明】
1 電線 2 電線剥離部 10 差込み型コネクタ 11 ホルダ 12 キャップ 13 差込み口 20 導電体 21 導電板 22 板状ばね部材 23 かぎ状引掛け部 24 舌片 25 折返し部 26 電線挿通穴 27 切り込み 30 板部 31 板部 32 屈曲部 33 電線挿通穴 40 第2の舌片 41 切り込み

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端にかぎ状引掛け部が折曲げ形成され
    るとともに他端側に短冊状に形成された複数の舌片を有
    しかつこれらの舌片部分が折返し部を介して前記かぎ状
    引掛け部に向って折曲げ形成されている板状ばね部材
    と、 全体が略L字状に折曲げ形成されかつ一端部に板状ばね
    部材のかぎ状引掛け部が引掛け係止されるとともに他端
    部に前記板状ばね部材の折返し部を抱え込んで保持する
    ように内向きに屈曲されている屈曲部が形成されている
    導電板とから構成され、 この導電板の他端部側の板部に穿設した複数の電線差込
    み孔から、電線の剥離部を差し込むことにより、導電板
    の一端部側の板部と弾性変形される舌片との間に圧接挾
    持し、他の電線との接続を行なう導電体を構成したこと
    を特徴とする差込み型コネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の差込み型コネクタにおい
    て、 板状ばね部材の一端部を短冊状に形成し、一つ置きにか
    ぎ状引掛け部を形成するとともに、残りを電線の剥離部
    に圧接させる第2の舌片として構成したことを特徴とす
    る差込み型コネクタ。
JP1780793U 1993-03-18 1993-03-18 差込み型コネクタ Expired - Lifetime JP2561029Y2 (ja)

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