JP2002322875A - 挟み込み検出装置 - Google Patents

挟み込み検出装置

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JP2002322875A JP2001399012A JP2001399012A JP2002322875A JP 2002322875 A JP2002322875 A JP 2002322875A JP 2001399012 A JP2001399012 A JP 2001399012A JP 2001399012 A JP2001399012 A JP 2001399012A JP 2002322875 A JP2002322875 A JP 2002322875A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バックドア等の移動体と車体等の固定体とに
よる異物の挟み込みのみならず、ガスダンパ等の緩衝手
段と固定体とによる異物の挟み込みを確実に検出できる
挟み込み検出装置を得る。 【解決手段】 本挟み込み検出装置10では、側壁26
の車両16後方側の端部に設けられた感圧センサ150
を備えている。このため、側壁26とバックドア14と
による異物170の挟み込みは感圧センサ150若しく
はバックドア14に設けられた感圧センサ100で検出
でき、異物170が感圧センサ100に触れない側壁2
6とガスダンパ28とによる異物170の挟み込みは感
圧センサ150で検出できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の自動ドア等
においてドアによる異物の挟み込みを検出するための挟
み込み検出装置に係り、特に、車両のバックドア用とし
て好適な挟み込み検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ワゴンやバン、レクリエーションビーク
ル等の車両において後部座席の乗降口(ゲート部)開閉
用として採用されているスライドドア装置では、モータ
等の駆動力でドアパネルを開閉移動させる自動スライド
ドア装置を採用する傾向がある。
【0003】一方で、上述したような車両では、所謂ラ
ゲッジルームと乗員の乗車スペースが分割されずに一体
とされた構成が多く、このような車両では、車両上端部
近傍にて略車幅方向を軸方向としてこの軸周りに回動す
るバックドアがリヤゲートに対応して設けられており、
バックドアを上下に回動させることでリヤゲートを開閉
する。
【0004】このようなバックドア装置では、これまで
手動によりバックドアの開閉操作が行なわれていたが、
リヤゲートを開放した状態ではバックドアが車両の上方
へ移動していることからリヤゲートを閉じる際の操作が
面倒で、スライドドアと同様にモータ等の駆動力による
自動的な開閉が切望されていた。
【0005】以上のようなバックドアの開閉操作の自動
化に伴い、これまで自動スライドドア装置においてドア
パネルによる異物の挟み込み検出用として採用されてい
た挟み込み検出装置の自動バックドア装置への転用が考
えられている。
【0006】自動スライドドア装置に取り付けられる挟
み込み検出装置は、ドアパネルの閉移動方向側の端部に
沿って感圧センサが配置されており、閉移動するドアパ
ネルが乗降口の内周部との間で異物を挟み込んで異物を
押圧すると、異物からの押圧反力を感圧センサが検出す
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、バックドア
装置では、リヤゲートを閉塞する際のバックドアの急激
な回動を防止する目的で車幅方向両端側でリヤゲートと
バックドアとの間に緩衝用のガスダンパが設けられてい
る。
【0008】ガスダンパは全体的に棒状のシリンダ(ダ
ンパケース)並びにピストンにより構成されており、シ
リンダの底部及びピストンの何れか一方がリヤゲート側
で車体へ回動可能に連結され、何れか他方がバックドア
へ回動可能に連結されている。
【0009】バックドアがリヤゲートを開閉する際に
は、ガスダンパがバックドア並びに車体との連結部分を
中心にして車体並びにバックドアの双方に対して回動し
つつシリンダ内へピストンが入り込み或いはシリンダか
らピストンが抜き出る。
【0010】ここで、バックドアがリヤゲートを閉塞す
る際には、バックドアのみならず、回動するガスダンパ
と車体との間で異物を挟み込む可能性があることが判明
したが、ガスダンパの回動位置によってはバックドアよ
りもガスダンパの方が車体に接近しており、このような
場合、自動スライドドア装置用の挟み込み検出装置と同
様にバックドアに感圧センサを取り付けてもガスダンパ
と車体とによる異物の挟み込みの検出が極めて困難であ
る。
【0011】本発明は、上記事実を考慮して、バックド
ア等の移動体と車体等の固定体とによる異物の挟み込み
のみならず、ガスダンパ等の緩衝手段と固定体とによる
異物の挟み込みを確実に検出できる挟み込み検出装置を
得ることが目的である。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、固定体に対して移動体を回動させることで前記固定
体に形成されたゲート部を前記移動体が閉じる開閉機構
に適用され、前記移動体が前記ゲート部を閉じる際に前
記移動体と前記固定体とによる異物の挟み込みを検出す
る挟み込み検出装置であって、前記ゲート部の内周部に
沿って前記固定体に設けられ、前記異物を介して付与さ
れた前記ゲート部を閉じる方向へ回動する前記移動体か
らの押圧力を検出する感圧センサを備える、ことを特徴
としている。
【0013】上記構成の挟み込み検出装置を適用した開
閉機構によれば、固定体に対して移動体が回動すること
で固定体のゲート部が閉じられるが、移動体の回動軌跡
上、特に、ゲート部の内周部を境にその内外に跨がるよ
うにして異物が存在する場合には、ゲート部を閉じよう
と回動する移動体が異物に当接して異物を押圧する。
【0014】このようにして移動体に押圧された異物の
うち、ゲート部の内周部よりもゲート部の内側に位置す
る部分は移動体からの押圧力の作用方向へ移動しようと
するが、ゲート部の内周部よりも外側の部分では固定体
に阻害されて移動できず、これにより、移動体と固定体
とによる異物の挟み込みが生ずる。
【0015】ここで、本挟み込み検出装置では、ゲート
部の内周部に沿って感圧センサが固定体に設けられてお
り、移動体からの押圧力により異物が固定体に圧接され
ると、異物を介した移動体からの押圧力を感圧センサが
検出し、これにより、移動体と固定体とによる異物の挟
み込みが検出される。
【0016】ところで、仮に、ゲート部を閉じようと回
動する移動体に連動して変位するアーム部材やダンパ等
がゲート部の内外に設けられ、移動体が回動する際にこ
れらのアーム部材やダンパ等が固定体との間で異物を挟
み込む可能性がある。
【0017】しかしながら、上述したように本挟み込み
検出装置では感圧センサが固定体に設けられているた
め、上記のように変位するアーム部材やダンパ等が異物
を押圧して固定体に圧接させれば、異物を介してアーム
部材やダンパ等からの押圧力が感圧センサにより検出さ
れ、これにより、アーム部材やダンパ等と固定体とによ
る異物の挟み込みが検出される。
【0018】請求項2記載の本発明は、固定体に対して
回動することで前記固定体に形成されたゲート部を開閉
する移動体と、前記ゲート部の内周部近傍で前記ゲート
部の内側に設けられ、一端が前記移動体に連結されて他
端が前記固定体に連結され、前記移動体の回動に連動し
て変位すると共に、前記ゲート部を閉じる方向への前記
移動体の回動を抑制する緩衝手段と、を含めて構成され
る開閉機構に適用され、前記移動体の回動に伴う異物の
挟み込みを検出する挟み込み検出装置であって、前記ゲ
ート部の内周部のうち前記緩衝手段の移動軌跡に対応し
た部分及び前記緩衝手段の少なくとも何れか一方に設け
られ、前記緩衝手段が前記固定体と共に前記異物を挟み
込んだ際の前記異物からの押圧力を検出する感圧センサ
を備える、ことを特徴としている。
【0019】上記構成の挟み込み検出装置を適用した開
閉機構によれば、固定体に対して移動体が回動すること
で固定体のゲート部が閉じられる。また、移動体が回動
してゲート部を閉じる際には、緩衝手段が移動体の回動
に連動して変位しつつゲート部を閉じる方向への移動体
の回動を抑制する。これにより、移動体の急激な回動等
が制限される。
【0020】ところで、移動体の回動に連動する緩衝手
段の変位軌跡上に異物が存在している場合(特に、移動
体の回動に先行して緩衝手段が移動体の回動方向と略同
方向へ変位する構成で緩衝手段の変位軌跡上に異物が存
在する場合)には、緩衝手段に異物が当接し、緩衝手段
が異物をその変位方向へ押圧する。
【0021】特に、この異物がゲート部の内周部を境に
その内外に跨がるようにな場合には、異物のうち、ゲー
ト部の内周部よりもゲート部の内側に位置する部分は緩
衝手段からの押圧力の作用方向へ移動しようとするが、
ゲート部の内周部よりも外側の部分では固定体に阻害さ
れて移動できず、これにより、緩衝手段体と固定体とに
よる異物の挟み込みが生ずる。
【0022】ここで、本挟み込み検出装置では、ゲート
部の内周部(すなわち、固定体のゲート部近傍)のうち
緩衝手段に対応した部分及び緩衝手段の少なくとも何れ
か一方に感圧センサが設けられている。
【0023】したがって、ゲート部の内周部(すなわ
ち、固定体のゲート部近傍)のうち緩衝手段に対応した
部分に感圧センサが設けられていれば、緩衝手段からの
押圧力により異物が固定体に圧接されると、異物を介し
た緩衝手段からの押圧力を感圧センサが検出し、これに
より、緩衝手段と固定体とによる異物の挟み込みが検出
される。
【0024】一方、緩衝手段に感圧センサが設けられて
いれば、緩衝手段からの押圧力に対する異物からの押圧
反力が感圧センサによって検出され、これにより、緩衝
手段と固定体とによる異物の挟み込みが検出される。
【0025】請求項3記載の本発明は、請求項1又は請
求項2記載の挟み込み検出装置において、前記移動体に
回転駆動力を付与して前記移動体を回動させる駆動手段
を前記開閉機構に設けると共に、前記駆動手段にかかる
負荷を検出する負荷検出手段を備える、ことを特徴とし
ている。
【0026】上記構成の挟み込み検出装置を適用した開
閉機構では、駆動手段の駆動力で移動体を回動させてゲ
ート部を閉じる。ここで、本挟み込み検出装置は、感圧
センサとは別に負荷検出手段を備えており、この負荷検
出手段によって駆動手段にかかる負荷が検出される。
【0027】ところで、緩衝手段(例えば、ダンパ)や
アーム部材等の連動部材、移動体、及び固定体の中で、
感圧センサが設けられていないもの同士で異物を挟み込
んだり、又は、感圧センサの設置位置とは別の位置で連
動部材、移動体、及び固定体のなかの何れか1組が異物
を挟み込んだ場合には、駆動手段は移動体を回動させよ
うとするが、異物により直接若しくは異物が連動部材の
変位を阻害することで間接的に移動体の回動が阻害され
るため、駆動手段にかかる負荷が変化する。
【0028】ここで、上述したように、本挟み込み検出
装置では、負荷検出手段が駆動手段にかかる負荷を検出
しており、負荷検出手段がこの負荷の変化を検出するこ
とで異物の挟み込みが検出される。
【0029】このように、本挟み込み検出装置では、感
圧センサによる異物の挟み込み検出に加え、駆動手段の
負荷変化に基づく異物の挟み込み検出も行なうため、異
物挟み込み検出に関する信頼性が向上する。
【0030】請求項4記載の本発明は、請求項2又は乃
至請求項3記載の挟み込み検出装置において、所定方向
に長尺のダンパを含めて前記緩衝手段を構成すると共
に、前記感圧センサを前記ダンパの長手方向に沿って前
記ダンパの外周部に設けた、ことを特徴としている。
【0031】上記構成の挟み込み検出装置では、所定方
向に沿って長尺(すなわち、所定方向に長手方向)とさ
れたダンパを含めて緩衝手段が構成される。
【0032】ここで、本挟み込み検出装置では、ダンパ
の長手方向に沿ってダンパの外周部に感圧センサが設け
られている。すなわち、本挟み込み検出装置では、ダン
パの長手方向に沿った所定の挟み込み検出範囲を有して
いる。したがって、ダンパとゲート部の内周部との間で
の異物の挟み込みをより一層確実に検出できる。
【0033】請求項5記載の本発明は、請求項4記載の
挟み込み検出装置において、自らの軸方向に沿って長手
方向とされた略筒形状のダンパケースと、前記ダンパケ
ースに基端側が収容されたピストンと、を含めて前記ダ
ンパを構成すると共に、前記ダンパケースの軸方向に沿
って前記ダンパケースの外周部に前記感圧センサを設け
た、ことを特徴としている。
【0034】上記構成の挟み込み検出装置を適用した開
閉機構では、ダンパがダンパケース(シリンダ)とピス
トンとにより構成されており、例えば、移動体は直接或
いは間接的にピストンへ接続され、回動する際にはダン
パケースの軸方向に沿ってピストンを変位させる。この
とき、ダンパケース内の内圧はピストンの急激な変位を
抑制するように作用するため、移動体の急激な回動が抑
制される。
【0035】一方で、本挟み込み検出装置では、上記の
ダンパケースの軸方向に沿ってダンパの外周部に感圧セ
ンサが設けられているため、ダンパケースに対するピス
トンの変位を妨げることなく、広い範囲で異物の挟み込
みを検出できる。
【0036】
【発明の実施の形態】<第1の実施の形態の構成>図7
には、本発明の第1の実施の形態に係る挟み込み検出装
置10を開閉機構としての自動バックドア装置12にお
ける移動体としてのバックドア14の異物挟み込み検出
用として採用した車両16の斜視図が示されている。本
挟み込み検出装置10の構成の説明に先立って、先ず、
自動バックドア装置12の構成について簡単に説明す
る。
【0037】(自動バックドア装置12の構成)図7に
示されるように、本車両16の後端には、車両16の室
内のうち、最後部の座席20の更に後方に設けられたラ
ゲッジルーム(荷室)22を車両16の室外と連通する
ようにゲート部としてのリヤゲート18が形成されてお
り、リヤゲート18を介して車両16の室外から荷物等
をラゲッジルーム22内に搬入でき、また、ラゲッジル
ーム22から車両16の室外へ荷物等を搬出できるよう
になっている。
【0038】なお、以下の説明において、バックドア1
4を基準に各部材、各部位の位置関係を説明する場合、
特別に注釈がない限りリヤゲート18を全閉した状態で
のバックドア14を基準とする。
【0039】車両16にはバックドア14がルーフパネ
ル24に設けられた図示しないヒンジによって車両16
の幅方向を軸方向として、この軸周りに所定角度回動可
能に取り付けられている。バックドア14が最も車両1
6の下方側まで回動した状態では、バックドア14がリ
ヤゲート18を閉塞する。
【0040】さらに、固定体としての車両16の両側壁
26の後端部(すなわち、車両16の幅方向に沿ったリ
ヤゲート18の側方)には、それぞれ緩衝手段若しくは
ダンパとしてのガスダンパ28が設けられている。ガス
ダンパ28は概ね車両16の下方側へ向けて開口したダ
ンパケースとしての略有底円筒状のシリンダ30と、シ
リンダ30へ抜き差し自在に嵌挿されたピストン32
と、により構成されている。シリンダ30の底部はバッ
クドア14の上端側(すなわち、上述したヒンジとの連
結部分)よりも下側で且つ幅方向両端側近傍に連結され
ている。
【0041】一方、ピストン32はその先端部が側壁2
6の後端部に一体的に設けられたブラケット34に回動
自在に連結されている。ガスダンパ28はバックドア1
4が上方へ回動(すなわち、リヤゲート18を開放する
方向へ回動)することにより、バックドア14に連動し
つつシリンダ30からピストン32が抜け出る。
【0042】また、これに対して、バックドア14が下
方へ回動(すなわち、リヤゲート18を閉塞する方向へ
回動)することにより、バックドア14に連動しつつ、
シリンダ30内へピストン32が押し込まれる。
【0043】このように、バックドア14の回動に伴
い、シリンダ30に対してピストン32が抜き差しされ
る。しかしながら、シリンダ30内には空気や窒素等の
ガスが封入されている。したがって、ピストン32の抜
き差しに対してはシリンダ30内のガスが抵抗となる。
このため、急激なピストン32の抜き差しはシリンダ3
0内のガスによって抑制される。これにより、急激なバ
ックドア14の回動を規制している。
【0044】また、図1に示されるように、バックドア
14がリヤゲート18を全閉した状態でガスダンパ28
は、車両16の側壁26を構成するインナパネル62の
うち、車両16の幅方向内側へ屈曲した部分と、アウタ
パネル82と共にバックドア14を構成するインナパネ
ル80との間に位置するように形状等が設定されてい
る。
【0045】さらに、図1に示されるように、上述した
インナパネル62の屈曲部分にはゴム材やゴム材程度の
弾性を有する合成樹脂材によって形成されたウエザスト
リップ88が取り付けられている。バックドア14がリ
ヤゲート18を全閉した状態では、ウエザストリップ8
8がバックドア14のインナパネル80に干渉し、ウエ
ザストリップ88が弾性変形しつつインナパネル80へ
密着する。
【0046】一方、ルーフパネル24と、ルーフパネル
24の下方に設けられたルーフヘッドライニング(図示
省略)と、の間には、駆動手段としてのバックドアモー
タ40(図6参照)が収容されている。バックドアモー
タ40は、その駆動部分がギヤ等の減速手段並びにワイ
ヤ、プーリ、連結ギヤ等の連結手段(何れも図示省略)
を介してバックドア14へ機械的に連結されており、正
転駆動することでリヤゲート18を開放する方向へバッ
クドア14を回動させ、逆転駆動することで下方リヤゲ
ート18を閉塞する方向へバックドア14を回動させ
る。
【0047】さらに、図6に示されるように、バックド
アモータ40は車両16に搭載されたバックドアモータ
40制御用のドライバ42を介してバッテリー44へ電
気的に接続されており、バッテリー44から給電される
ことで駆動する。また、バックドアモータ40は上記の
ドライバ42を介して制御手段としてのECU46へ電
気的に接続されており、更に、ECU46を介して操作
手段としてのバックドアスイッチ48へ電気的に接続さ
れている。
【0048】バックドアスイッチ48は車両16の運転
席(図示省略)の近傍や後部座席20の近傍等に設けら
れており、バックドアスイッチ48を操作することでバ
ックドアスイッチ48からの操作信号(電気信号)がE
CU46に入力されると、この操作信号に基づいてEC
U46がドライバ42を制御し、バックドアモータ40
を正転駆動、逆転駆動、或いは停止させる。
【0049】また、車両16のフロアパネル50内部の
後端近傍には、クローザアッセンブリを構成する駆動手
段としてのクローザモータ52が配置されている。クロ
ーザアッセンブリはクローザモータ52のほかに一対の
ジャンクション54、56を備えている(図7参照)。
【0050】(挟み込み検出装置10の構成)図1に示
されるように、車両16の後端部近傍には、挟み込み検
出装置10を構成する感圧センサ100が設けられてい
る。図2に示されるように、感圧センサ100は、断面
円形で且つバックドア14の外周部に沿って長尺とされ
たセンサ本体102を備えている。センサ本体102は
基本的に外皮部104と電極としての4本の電極線10
6、108、110、112とにより構成されている。
【0051】外皮部104は、ゴムや軟質の合成樹脂材
等、絶縁性を有する弾性材によって長尺状に形成されて
おり、その内部には断面十字形状の十字孔114が外皮
部104の長手方向に沿って形成されている。図4に示
されるように、十字孔114は外皮部104の長手方向
に沿って外皮部104の中心周りに漸次変位しており、
このため、十字孔114の四方の端部(十文字の各端
部)は外皮部104の長手方向に沿って略螺旋形状に変
位している。
【0052】一方、電極線106〜112は銅線等の導
電性細線を縒り合わせることにより可撓性を有する長尺
紐状に形成され、且つ、導電性ゴムに被覆されている。
これらの電極線106〜112は十字孔114の中央近
傍で十字孔114を介して互いに離間し且つ十字孔11
4に沿って螺旋状に配置され、十字孔114の内周部へ
一体的に固着されている。したがって、外皮部104が
弾性変形することで電極線106〜112は撓み、特
に、十字孔114が潰れる程度に外皮部104が弾性変
形すれば、電極線106又は電極線110が電極線10
8又は電極線112と接触して導通する。また、外皮部
104が復元すれば電極線106〜112も復元する。
【0053】また、図5の回路図に示されるように、電
極線106と電極線110及び電極線108と電極線1
12はそれぞれセンサ本体102の長手方向一端側で導
通しており、電極線108と電極線110はセンサ本体
102の長手方向他端側で抵抗116を介して直列に接
続されている。
【0054】さらに、電極線106の長手方向一端はリ
ード線118並びに他の電気的接続手段やセンサ本体1
02への給電制御を行なうセンサ用給電制御手段等を介
してバッテリー44へ電気的に接続されている。
【0055】これに対して電極線112の長手方向一端
部はリード線120並びに他の電気的接続手段等を介し
てアースされている。但し、リード線118若しくは他
の電気的接続手段には電流検出素子122が接続されて
いる。電流検出素子122はセンサ本体102を流れる
電流を検出しており、センサ本体102を流れる電流の
電流値が所定の値から他の所定の値に変化するとECU
46に電気信号を出力する。
【0056】そして、電極線106又は電極線110が
電極線108又は電極線112と接触して導通し、電気
信号がECU46に入力されると、ECU46はドライ
バ42、58を操作してバックドアモータ40及びクロ
ーザモータ52を所定量正転駆動(すなわち、バックド
ア14を上昇させる方向へ駆動)させる。
【0057】なお、バックドアモータ40及びクローザ
モータ52を正転駆動させた場合の駆動量は、特に限定
するものではない。
【0058】また、図1及び図2に示されるように、感
圧センサ100は保持手段としてのプロテクタ130を
備えている。図2に示されるように、プロテクタ130
はセンサ本体102の外皮部104よりも剛性が高いゴ
ム材若しくは合成樹脂材により形成された硬質部132
と、外皮部104よりも剛性が低いゴム材若しくは合成
樹脂材により硬質部132へ一体に形成された柔軟部1
34と、によって構成された筒部136を備えている。
【0059】筒部136は内周形状が全体的に略楕円形
状若しくは略卵形状とされており、感圧センサ100が
バックドア14の幅方向側端部に沿って設けられている
のであれば短径方向がバックドア14の幅方向に沿うよ
うに形成されている(なお、仮に感圧センサ100をバ
ックドア14の下端部に沿って設けるのであれば筒部1
36の短径方向はバックドア14の上下方向に沿う)。
【0060】筒部136内部の短径寸法は外皮部104
の外径寸法に略等しく、センサ本体102は筒部136
の内部に挿入されている。ここで、硬質部132と柔軟
部134との境界がバックドア14の幅方向に沿ってい
る。
【0061】また、硬質部132の柔軟部134とは反
対側には筒部136の外径寸法よりも細幅の連結部14
0が形成されており、更に、連結部140を介して硬質
部132とは反対側には取付部138が形成されてい
る。連結部140並びに取付部138は硬質部132と
同一のゴム材若しくは合成樹脂材によって筒部136の
長手方向に沿って長尺となるように形成されている。
【0062】さらに、取付部138には取付溝142が
形成されている。取付溝142は取付部138の連結部
140とは反対側の端部で開口している。取付溝142
の互いに対向する内壁の少なくとも一方(本実施の形態
では双方)からは、複数の挟持片144が突出形成され
ている。取付溝142には、一端がインナパネル80に
固定された金属の支持ブラケット146の他端が挿入さ
れる。支持ブラケット146の他端は取付溝142の内
側で挟持片144により弾性的に挟持されている。これ
により、プロテクタ130が(すなわち、感圧センサ1
00が)支持ブラケット146を介してインナパネル8
0(すなわち、バックドア14)に固定される。
【0063】一方、図1に示されるように、側壁26の
後端部近傍には、リヤゲート18の内周部に沿って特許
請求の範囲における請求項1又は請求項2で言うところ
の感圧センサ150が設けられている。図3に示される
ように、感圧センサ150も感圧センサ100と同様に
センサ本体102を備えている。感圧センサ150のセ
ンサ本体102と感圧センサ100のセンサ本体102
は基本的に同一の構成であり、図6に示されるように、
感圧センサ100の電流検出素子122とは別に感圧セ
ンサ150用として設けられた電流検出素子122を介
して感圧センサ150のセンサ本体102はECU46
へ接続されている。
【0064】ECU46では、上述したように、感圧セ
ンサ100のセンサ本体102に外力が作用したか否か
を判定するが、感圧センサ150に関しても同様に感圧
センサ150のセンサ本体102に外力が作用したか否
かを判定し、感圧センサ100及び感圧センサ150の
何れかに対応した電流検出素子122からの電気信号が
ECU46に入力されると、ECU46はドライバ4
2、58を操作してバックドアモータ40及びクローザ
モータ52を正転駆動(すなわち、バックドア14を上
昇させる方向へ駆動)させる。
【0065】また、図3に示されるように、感圧センサ
150はプロテクタ152を備えている。プロテクタ1
52は上述した硬質部132と同様のゴム材若しくは合
成樹脂材により形成されたベース154を備えている。
車両16の後方側におけるベース154の端部には筒部
156が形成されている。図1に示されるように、筒部
156はバックドア14がリヤゲート18を閉じた状態
で感圧センサ100の筒部136よりも車両16の幅方
向内側に位置するように形成されており、筒部136と
同様にその内側にはセンサ本体102を収容し、これを
被覆している。
【0066】筒部156も硬質部132と柔軟部134
とにより構成されている。筒部156の柔軟部134は
硬質部132よりも車両16の後方側、すなわち、バッ
クドア14がリヤゲート18を閉じた状態でのバックド
ア14側に位置している。
【0067】一方、車両16の幅方向内側におけるベー
ス154の端部近傍は密着部158とされており、上述
したインナパネル62(側壁26)の屈曲部分に密着し
ている。
【0068】これに対し、車両16の幅方向外側におけ
るベース154の端部近傍には取付部160が形成され
ている。取付部160には側壁26を構成するアウタパ
ネル64の後端部に対応した取付溝162が形成されて
おり、アウタパネル64の後端部が取付溝162の内側
へ入り込んだ状態で取付部160並びにベース154が
アウタパネル64、すなわち、側壁26に取り付けられ
ている。
【0069】<第1の実施の形態の作用、効果>次に、
本実施の形態の作用並びに効果について説明する。
【0070】バックドア14が車両16の上方へ回動し
てリヤゲート18を開放した状態で、バックドアスイッ
チ48を閉操作すると、ECU46がドライバ42を操
作してバックドアモータ40を逆転駆動させ、これによ
り、バックドア14が車両16の下方へ向けて回動す
る。
【0071】次いで、バックドア14がリヤゲート18
を全閉する直前の状態まで回動すると、ジャンクション
54とジャンクション56とが接触して導通する。ジャ
ンクション54、56が導通したとECU46が判定す
ると、ECU46はドライバ42を操作してバックドア
モータ40を停止させると共に、ドライバ58を操作し
てクローザモータ52を駆動させる。クローザモータ5
2はその駆動力でバックドア14を全閉位置まで回動さ
せ、更に、ラッチ等のロック手段を作動させて全閉状態
でバックドア14をロックする。
【0072】このようにして、本実施の形態における自
動バックドア装置12では、バックドアスイッチ48の
操作のみでバックドア14の閉操作を行なうことができ
るため、例えば、バックドア14を閉操作する際に無理
にバックドア14に手を掛けたりする必要がなく、容易
にバックドア14の閉操作を行なえる。
【0073】ところで、バックドア14を閉操作する際
に、バックドア14の幅方向側端部と車両16の側壁2
6との間、より詳細に説明すると、バックドア14の回
動軌跡上で且つリヤゲート18の内周部を跨いでその内
外に亘り連続して異物170が存在すると、バックドア
14が異物170を押圧して車両16の室内側に押し込
もうとする。
【0074】つまり、図8に示されるように、バックド
ア14と側壁26とによる異物170の挟み込みが生じ
る。
【0075】この場合、バックドア14からの押圧力が
感圧センサ100の筒部136を介して異物170に付
与され、異物170がこれに応じた押圧反力を筒部13
6に付与すると共に、異物170はバックドア14から
の押圧力を更に側壁26に設けられた感圧センサ150
の筒部156に付与する。以上のように、異物170か
らの押圧反力若しくは押圧力を受けた筒部136及び筒
部156の少なくとも何れか一方は、弾性変形する。
【0076】ここで、筒部136の柔軟部134は、硬
質部132よりも車両16の前方側に設けられており、
筒部156の柔軟部134は、硬質部132よりも車両
16の後方側に設けられている。このため、筒部13
6、156の双方の柔軟部134に異物170が接触す
る。これにより、異物170からの押圧反力及び押圧力
を受けた筒部136、156の柔軟部134は比較的容
易に弾性変形させられ、更に、柔軟部134が弾性変形
することで筒部136、156の各内側に設けられたセ
ンサ本体102の外皮部104に異物170からの押圧
反力若しくは押圧力が伝えられる。
【0077】また、筒部136及び筒部156は何れ
も、柔軟部134を介して異物170とは反対側には硬
質部132が設けられている。このため、硬質部132
とは反対側からの外力に対してセンサ本体102が支持
される。したがって、柔軟部134を介して押圧反力若
しくは押圧力を受けたセンサ本体102が、その押圧反
力若しくは押圧力の作用方向に変位することはない。
【0078】これにより、センサ本体102の外皮部1
04は押圧反力若しくは押圧力を受けることで確実に弾
性変形する。外皮部104が弾性変形すると、外皮部1
04の内部に設けられた電極線106又は電極線110
が電極線108又は電極線112と接触して短絡する。
この場合、電流は抵抗116を介さずに流れるため、電
極線106〜112を含めて構成される電気回路を流れ
る電流の電流値が変化する。
【0079】この電流値の変化は電流検出素子122に
より検出され、電流値の変化を検出した電流検出素子1
22からはECU46に対して検出信号(電気信号)が
出力される。この検出信号が入力されたECU46は、
外皮部104が変形した、すなわち、異物170の挟み
込みが生じたと判定してドライバ42、58を操作し、
バックドアモータ40及びクローザモータ52を正転駆
動(すなわち、バックドア14を上昇させる方向へ駆
動)させる。これにより、バックドア14による異物1
70の挟み込みが解消される。
【0080】なお、上述したように、このような異物1
70の挟み込みを検出した場合のバックドアモータ40
及びクローザモータ52の駆動量に関しては、特に限定
するものではない。したがって、基本的にはリヤゲート
18が全開するまでバックドア14を上昇させるように
バックドアモータ40及びクローザモータ52を正転駆
動させてもよい。また、例えば、バックドア14が数セ
ンチメートル上昇する程度にバックドアモータ40及び
クローザモータ52を正転駆動させた後に停止させる構
成としてもよい。
【0081】但し、異物170の挟み込みを検出した場
合に、リヤゲート18が全開するまでバックドア14を
上昇させる構成に比べて、バックドア14を数センチメ
ートル上昇させる構成は、以下のようなメリットがあり
好ましい。
【0082】すなわち、異物170の挟み込みを検出し
た際に、リヤゲート18が全開するまでバックドア14
を上昇させる構成とした場合、異物170の挟み込みが
解消されてからもリヤゲート18を全開する位置までバ
ックドア14が回動する。したがって、再度バックドア
14でリヤゲート18を全閉しようとする場合には、最
も上方へバックドア14が回動するまで待たなくてはな
らない。しかも、最も上方に回動した位置から再びバッ
クドア14が回動するまでに時間を要する。したがっ
て、このような構成では、再度リヤゲート18を全閉す
るために時間を要する。
【0083】当然、乗員等が適宜にバックドアスイッチ
48を操作することで上昇途中のバックドア14を停止
させて再度下降させることも可能ではあるが、この場
合、バックドア14の上昇停止の操作を要することから
操作が煩わしくなる。
【0084】これに対して、異物170の挟み込みを検
出した場合に、バックドア14を数センチメートル上昇
させれば基本的に異物170の挟み込みが解消されて、
異物170を取り除くことが可能である。ここで、バッ
クドア14を数センチメートル上昇した状態でバックド
ア14が停止していれば、この状態からリヤゲート18
を全閉するために必要なバックドア14の回動量はバッ
クドア14が最も上昇した状態に比べると少なくてよ
い。したがって、再度リヤゲート18を全閉する際にも
短時間でリヤゲート18を全閉できる。
【0085】一方、本実施の形態では、感圧センサ10
0がバックドア14に設けられ感圧センサ150が車両
16の側壁26に設けられているため、上述した異物1
70の挟み込み状態では、感圧センサ100及び感圧セ
ンサ150の何れか一方の外皮部104が弾性変形して
電極線106又は電極線110と電極線108又は電極
線112とが短絡すれば、感圧センサ100及び感圧セ
ンサ150の何れか他方の電極線106又は電極線11
0と電極線108又は電極線112とが短絡していなく
ても、バックドアモータ40及びクローザモータ52を
正転駆動(すなわち、バックドア14を上昇させる方向
へ駆動)させるため、早急且つ確実な異物170の挟み
込み解消が可能となる。
【0086】また、例えば、仮に感圧センサ100に不
感帯となる部分があり、偶然にもその不感帯の部分で感
圧センサ100に異物170が当接した場合には、感圧
センサ100による異物170の挟み込み検出が極めて
困難となる。しかしながら、このような場合であって
も、感圧センサ150で異物170の挟み込み検出が可
能であるため、異物170の挟み込み検出おける信頼性
が向上する。
【0087】ところで、本車両16では、バックドア1
4と側壁26との間にガスダンパ28が設けられてお
り、バックドア14を回動させてリヤゲート18を閉じ
る際には、バックドア14並びに側壁26との連結部分
周りにバックドア14並びに側壁26に対してガスダン
パ28が回動しつつ、車両16の前方側に変位する。
【0088】ここで、図1に示されるように、ガスダン
パ28は常にバックドア14よりも先行して回動するた
め、図9に示されるように、ガスダンパ28と側壁26
との間で異物170を挟み込んだ場合には、感圧センサ
100に異物170が当接しない。
【0089】しかしながら、このような場合であって
も、側壁26に設けられた感圧センサ150の筒部15
6には異物170が当接する。このため、異物170を
介して受けたガスダンパ28からの押圧力により筒部1
56が弾性変形し、更に、筒部156内のセンサ本体1
02が弾性変形することで、バックドアモータ40及び
クローザモータ52を正転駆動(すなわち、バックドア
14を上昇させる方向へ駆動)させることができ、これ
により、異物170の挟み込みを解消できる。
【0090】このように、本実施の形態では、側壁26
とバックドア14との間での異物170の挟み込みのみ
ならず、側壁26とガスダンパ28との間での異物17
0の挟み込みを検出でき、異物170の挟み込み検出の
信頼性をより一層向上できる。
【0091】なお、本実施の形態では、側壁26に感圧
センサ150を設けてバックドア14に感圧センサ10
0を設けた構成であるが、請求項1記載の本発明の観点
からすれば、バックドア14に感圧センサ100を設け
なくてもよい。すなわち、上述したように、バックドア
14に設けられた感圧センサ100は、バックドア14
と側壁26との間での異物170の挟み込みを検出する
が、ガスダンパ28と側壁26との間での異物170の
挟み込みを検出できない。
【0092】これに対し、側壁26に設けられた感圧セ
ンサ150はバックドア14と側壁26との間での異物
170の挟み込みとガスダンパ28と側壁26との間で
の異物170の挟み込みの双方を検出できる。したがっ
て、仮に、バックドア14に感圧センサ100を設けな
くても、バックドア14と側壁26との間での異物17
0の挟み込みは充分に検出できる。
【0093】<第2の実施の形態の構成>次に、本発明
のその他の実施の形態について説明する。なお、以下の
各実施の形態を説明するうえで、前記第1の実施の形態
を含めて説明している実施の形態よりも前出の実施の形
態と基本的に同一の部位に関しては同一の符号を付与し
てその説明を省略する。
【0094】図10には、本発明の第2の実施の形態に
係る挟み込み検出装置190の要部の構成と、この挟み
込み検出装置190を適用した車両16の要部の構成が
図1に対応した断面図により示されている。
【0095】この図に示されるように、本挟み込み検出
装置190は前記第1の実施の形態における挟み込み検
出装置10とは異なり感圧センサ150を備えておら
ず、したがって、プロテクタ152を備えていない。こ
のため、プロテクタ152に代わり側壁26のアウタパ
ネル64の後端部にはウエザストリップ192が取り付
けられている。
【0096】また、本挟み込み検出装置190は、感圧
センサ150が設けられていない代わりに、ガスダンパ
28(より詳細に言えば、ガスダンパ28のシリンダ3
0)に取り付けられた感圧センサ200を備えている。
感圧センサ200はガスダンパ28の軸方向に沿って長
手方向とされたの外皮部202を備えている。外皮部2
02は断面が略矩形状とされており、その幅方向一端の
外側面には、例えば、接着剤等の図示しない固着手段が
設けられており、ガスダンパ28(シリンダ30)の外
周面のうち、概ね車両16の前方へ向いた側の面に貼着
されている。
【0097】さらに、図10の一点鎖線の円Aを拡大し
た一点鎖線の円B中に示されるように、外皮部202は
断面矩形の中空部が形成されており、その厚さ方向一方
の内壁には薄肉板状の電極204が一体的に貼着され、
厚さ方向他方の内壁には薄肉板状の電極206が一体的
に貼着されている。図10の円B中に示されるように、
電極204と電極206とは基本的に導通していない。
しかしながら、外皮部202に外力が作用することで外
皮部202がその厚さ方向に潰れるように弾性変形する
と、外皮部202の内側で電極204及び電極206の
少なくとも何れか一方が他方へ接近するように弾性変形
し、これにより、電極204と電極206とが接触して
導通する。
【0098】また、図12に示されるように、電極20
4の一端と電極206の一端との間には抵抗212が設
けられており、電極204、抵抗212、及び電極20
6が直列に接続されている。また、電極206は他端側
でコード等を介してアースされている。但し、電極20
6はアースされるまでの途中に電流検出素子210が設
けられており、電極206に流れた電流が検出される。
【0099】通常は、電極204を流れた電流は抵抗2
12を介して電極206に流れる。ここで、電極204
と電極206とが接触して短絡した場合には、電流が抵
抗212を介さずに流れる。したがって、一定の電圧で
電流が流れていれば、電極206に流れる電流値が変化
する。この電流値の変化を電流検出素子210で検出す
ることで電極204と電極206とが短絡したことを検
出する。
【0100】図11に示されるように、電流検出素子2
10はECU46に直接或いは間接的に接続されてお
り、ECU46では電流検出素子210が電極204と
電極206との短絡を検出した場合にドライバ42、5
8を操作してバックドアモータ40及びクローザモータ
52を正転駆動(すなわち、バックドア14を上昇させ
る方向へ駆動)させるように設定されている。
【0101】<第2の実施の形態の作用、効果>以上の
構成の本実施の形態において、図13に示されるよう
に、バックドア14を回動させてリヤゲート18を閉じ
る際にガスダンパ28と側壁26との間で異物170を
挟み込んだ場合には、感圧センサ100に異物170が
当接しない。しかしながら、このような場合であって
も、ガスダンパ28(シリンダ30)の車両16前方側
の面には感圧センサ200が設けられているため、ガス
ダンパ28と側壁26との間で異物170が挟み込まれ
ると、異物170は感圧センサ200の外皮部202に
当接して外皮部202を押圧する。
【0102】異物170からの押圧力を受けた外皮部2
02は、異物170との接触部分がガスダンパ28側へ
接近するように弾性変形し、これにより、電極206が
電極204へ接近する如く弾性変形して電極204へ接
触する。これにより、電極204と電極206とが短絡
して電極206に流れる電流の電流値が変化する。上述
したように、電極204と電極206との短絡は電流検
出素子210により検出され、その検出信号はECU4
6へ送られる。
【0103】電極204と電極206との短絡を検出し
た際の電流検出素子210からの検出信号が入力された
ECU46は、ドライバ42、58を操作してバックド
アモータ40及びクローザモータ52を正転駆動(すな
わち、バックドア14を上昇させる方向へ駆動)させ
る。これにより、ガスダンパ28と側壁26との間での
異物170の挟み込みを解消できる。
【0104】このように、本実施の形態では、感圧セン
サ100では検出できないガスダンパ28と側壁26と
の間での異物170の挟み込みを、ガスダンパ28に感
圧センサ200を設けることで検出でき、また、これを
解消できる。
【0105】なお、本実施の形態では、ガスダンパ28
(シリンダ30)の外周部のうち、車両16の前方側へ
向いた側の面に感圧センサ200を設けた構成であった
が、車両16の側壁26のうち、ガスダンパ28(シリ
ンダ30)の外周部の車両16の前方側へ向いた側の面
と対向する部分に感圧センサ200を取り付けてもよ
く、この場合であっても基本的の同様の作用を奏し、同
様の効果を得ることができる。
【0106】また、感圧センサ200の代わりに、上述
した感圧センサ100、150のような螺旋状の電極を
有する感圧センサをガスダンパ28に取り付けてもよ
い。
【0107】<第3の実施の形態の構成>次に、本発明
の第3の実施の形態について説明する。
【0108】図14には、本実施の形態に係る挟み込み
検出装置230の要部の構成と、この挟み込み検出装置
230を適用した車両16の要部の構成が図1に対応し
た断面図により示されている。
【0109】この図に示されるように、本挟み込み検出
装置230は前記第1の実施の形態における挟み込み検
出装置10とは異なり感圧センサ100を備えておら
ず、したがって、プロテクタ130を備えていない。こ
のため、プロテクタ130に代わり側壁26のアウタパ
ネル82にはウエザストリップ232が取り付けられて
いる。すなわち、上述した第1の実施の形態では、感圧
センサ100のプロテクタ130がウエザストリップ2
32の代用になっているとも言える。
【0110】また、本挟み込み検出装置230は、感圧
センサ100が設けられていない代わりに、図15に示
されるように、負荷検出手段としての負荷検出センサ2
40、242を備えている。負荷検出センサ240はバ
ックドアモータ40に対応して設けられており、バック
ドアモータ40にかかる負荷を検出している。また、負
荷検出センサ240はECU46に直接或いは間接的に
接続されており、バックドアモータ40にかかる所定値
以上の負荷を検出するとECU46へに出信号を出力す
る。
【0111】一方、負荷検出センサ242はクローザモ
ータ52に対応して設けられており、クローザモータ5
2にかかる負荷を検出している。また、負荷検出センサ
242も負荷検出センサ240と同様にECU46に直
接或いは間接的に接続されており、クローザモータ52
にかかる所定値以上の負荷を検出するとECU46に検
出信号を出力する。
【0112】これらの負荷検出センサ240、242が
接続されたECU46は、感圧センサ150が異物の挟
み込みを検出した場合にドライバ42、58を操作して
バックドアモータ40及びクローザモータ52を正転駆
動(すなわち、バックドア14を上昇させる方向へ駆
動)させるように設定されているのみならず、所定値以
上の負荷を検出した負荷検出センサ240、242から
の検出信号を受けた場合にもドライバ42、58を操作
してバックドアモータ40及びクローザモータ52を正
転駆動(すなわち、バックドア14を上昇させる方向へ
駆動)させるように設定されている。
【0113】<第3の実施の形態の作用、効果>異物1
70からの押圧反力がバックドア14に作用し、バック
ドア14の回動を阻害する。この状態で感圧センサ15
0の外皮部104が弾性変形していれば、第1の実施の
形態と同様に感圧センサ150によりバックドア14と
側壁26との間での異物170の挟み込みを検出でき
る。
【0114】一方、図16に示されるように、異物17
0からの押圧反力がバックドア14に作用してバックド
ア14の回動を阻害しているにも関わらず、異物170
からの押圧力が感圧センサ150の外皮部104の弾性
変形するに至らない場合がある。このような場合であっ
ても、バックドア14の回動が阻害されることで、バッ
クドア14を回動させているバックドアモータ40若し
くはクローザモータ52に、リヤゲート18を円滑に閉
塞する際の負荷よりも大きな負荷がかかる。このような
所定値以上の負荷が負荷検出センサ240若しくは負荷
検出センサ242に検出され、このときの検出信号がE
CU46に入力されると、ECU46はドライバ42、
58を操作して、バックドアモータ40及びクローザモ
ータ52を正転駆動(すなわち、バックドア14を上昇
させる方向へ駆動)させる。これにより、異物170の
挟み込みが解消される。
【0115】このように、本実施の形態では、第1の実
施の形態とは異なり、感圧センサ100を備えていない
ものの、負荷検出センサ240、242を設け、バック
ドアモータ40及びクローザモータ52にかかる所定値
以上の負荷を負荷検出センサ240、242が検出した
場合に、バックドアモータ40及びクローザモータ52
を正転駆動させて異物170の挟み込みを解消する構成
とした。このため、仮に、感圧センサ150の不感帯部
分で異物170を挟み込んだ場合や異物170の大きさ
や形状、位置等に起因して、異物170をバックドア1
4と側壁26とで挟み込んでいるにも関わらず、感圧セ
ンサ150の外皮部104を弾性変形させるに至らない
場合であっても、確実且つ早急に異物170の挟み込み
を解消できる。
【0116】なお、上記の各実施の形態では、外皮部1
04の内側で4本の電極線106〜112を十字孔11
4に沿って螺旋状に設けた構成のセンサ本体102を適
用した構成であったが、センサ本体の構成はこれに限る
ものではなく、基本的に外力を検出できる感圧センサで
あれば、如何なる態様であっても構わない。
【0117】また、上記の各実施の形態は、本挟み込み
検出装置10、190、230を車両16の略幅方向を
軸方向としてバックドア14が回動する自動バックドア
装置12に本発明を適用した構成であったが、車両16
の略上下方向を軸方向としてバックドアが回動する自動
バックドア装置に本発明を適用してもよい。
【0118】さらに、自動バックドア装置12のみなら
ず、例えば、所謂セダン型等の車両においてラゲッジル
ームを開閉するためのラゲッジドアを自動で開閉する自
動ラゲッジドア装置に本発明を適用してもよい。また、
タクシー仕様の車両等においては車両の側壁に形成され
た乗降口に対応するドアパネルを自動で開閉する構成と
なっているが、このような自動ドアに本発明を適用して
もよい。
【0119】さらに、本発明は、所謂自動車等の車両の
みならず、鉄道等の他の車両における自動ドアや、建造
物の自動ドア等に広く適用できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る挟み込み検出
装置を適用した車両の要部の断面図である。
【図2】バックドア(移動体)に設けられた感圧センサ
の構成を示す断面図である。
【図3】側壁(固定体)に設けられた感圧センサの構成
を示す断面図である。
【図4】バックドア(移動体)に設けられた感圧センサ
の構成のセンサ本体を一部破断した斜視図である。
【図5】バックドア(移動体)に設けられた感圧センサ
の構成を示す回路図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係る挟み込み検出
装置の構成の概要を示すシステムブロック図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態に係る挟み込み検出
装置を適用した車両の外観を示す斜視図である。
【図8】バックドア(移動体)と側壁(固定体)との間
で異物を挟み込んだ状態を示す図1に対応した断面図で
ある。
【図9】緩衝手段と側壁(固定体)との間で異物を挟み
込んだ状態を示す図1に対応した断面図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態に係る挟み込み検
出装置の要部の構成を示す図1に対応した断面図であ
る。
【図11】本発明の第2の実施の形態に係る挟み込み検
出装置の構成の概要を示すシステムブロック図である。
【図12】緩衝手段に設けられた感圧センサの構成を示
す回路図である。
【図13】緩衝手段と側壁(固定体)との間で異物を挟
み込んだ状態を示す図10に対応した断面図である。
【図14】本発明の第3の実施の形態に係る挟み込み検
出装置の要部の構成を示す図1に対応した断面図であ
る。
【図15】本発明の第3の実施の形態に係る挟み込み検
出装置の構成の概要を示すシステムブロック図である。
【図16】バックドア(移動体)と側壁(固定体)との
間で異物を挟み込んだ状態を示す図14に対応した断面
図である。
【符号の説明】
10 挟み込み検出装置 12 自動バックドア装置(開閉機構) 14 バックドア(移動体) 18 リヤゲート(ゲート部) 26 側壁(固定体) 28 ガスダンパ(ダンパ、緩衝手段) 30 シリンダ(ダンパケース) 30 ピストン 40 バックドアモータ(駆動手段) 52 クローザモータ(駆動手段) 100 感圧センサ 170 異物 190 挟み込み検出装置 200 感圧センサ 230 挟み込み検出装置 240 負荷検出センサ(負荷検出手段) 242 負荷検出センサ(負荷検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯田 尚弘 静岡県湖西市梅田390番地 アスモ株式会 社内 Fターム(参考) 2E052 AA01 AA09 CA06 EA01 EB01 EC01 GA08 GB06 GC06 GD03 HA01 KA02 KA13

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定体に対して移動体を回動させること
    で前記固定体に形成されたゲート部を前記移動体が閉じ
    る開閉機構に適用され、前記移動体が前記ゲート部を閉
    じる際に前記移動体と前記固定体とによる異物の挟み込
    みを検出する挟み込み検出装置であって、 前記ゲート部の内周部に沿って前記固定体に設けられ、
    前記異物を介して付与された前記ゲート部を閉じる方向
    へ回動する前記移動体からの押圧力を検出する感圧セン
    サを備える、ことを特徴とする挟み込み検出装置。
  2. 【請求項2】 固定体に対して回動することで前記固定
    体に形成されたゲート部を開閉する移動体と、 前記ゲート部の内周部近傍で前記ゲート部の内側に設け
    られ、一端が前記移動体に連結されて他端が前記固定体
    に連結され、前記移動体の回動に連動して変位すると共
    に、前記ゲート部を閉じる方向への前記移動体の回動を
    抑制する緩衝手段と、 を含めて構成される開閉機構に適用され、前記移動体の
    回動に伴う異物の挟み込みを検出する挟み込み検出装置
    であって、 前記ゲート部の内周部のうち前記緩衝手段の移動軌跡に
    対応した部分及び前記緩衝手段の少なくとも何れか一方
    に設けられ、前記緩衝手段が前記固定体と共に前記異物
    を挟み込んだ際の前記異物からの押圧力を検出する感圧
    センサを備える、 ことを特徴とする挟み込み検出装置。
  3. 【請求項3】 前記移動体に回転駆動力を付与して前記
    移動体を回動させる駆動手段を前記開閉機構に設けると
    共に、前記駆動手段にかかる負荷を検出する負荷検出手
    段を備える、 ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の挟み込み
    検出装置。
  4. 【請求項4】 所定方向に長尺のダンパを含めて前記緩
    衝手段を構成すると共に、前記感圧センサを前記ダンパ
    の長手方向に沿って前記ダンパの外周部に設けた、 ことを特徴とする請求項2又は請求項3記載の挟み込み
    検出装置。
  5. 【請求項5】 自らの軸方向に沿って長手方向とされた
    略筒形状のダンパケースと、 前記ダンパケースに基端側が収容されたピストンと、 を含めて前記ダンパを構成すると共に、 前記ダンパケースの軸方向に沿って前記ダンパケースの
    外周部に前記感圧センサを設けた、 ことを特徴とする請求項4記載の挟み込み検出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009524549A (ja) * 2006-01-24 2009-07-02 ルノー・エス・アー・エス 車両開口部用の挟み込み検出シール部材
JP2012195183A (ja) * 2011-03-17 2012-10-11 Okano Electric Wire Co Ltd 圧力検知用ケーブル
JP2012195181A (ja) * 2011-03-17 2012-10-11 Okano Electric Wire Co Ltd 圧力検知用ケーブル

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