JP3300660B2 - 自動開閉装置 - Google Patents
自動開閉装置Info
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Description
動スライドドア装置等、駆動手段の駆動力により開閉移
動する移動体を有する自動開閉装置に関し、特に、ドア
パネル等の移動体による挟み込みを検出する挟み込み検
出機構を備えた自動開閉装置に関する。
駆動手段の駆動力によってドアパネルを車両の前後方向
に沿ってスライドさせて開閉する自動スライドドア装置
がある。
は、閉移動中のドアパネルと車体との間に異物が挟み込
まれた場合に、この挟み込み状態を検出して、例えば、
再度ドアパネルのスライド移動を停止させたり、或い
は、ドアパネルを再び開移動させたりする挟み込み検出
装置を備えた自動スライドドア装置も考案されており、
この一例が特開平9−264094号に開示されてい
る。
ている構成を簡単に説明すると、自動スライドドア装置
(開閉装置)は略車両上下方向に沿って長尺の開閉検出
装置を備えいる。この開閉検出装置は比較的硬質なソリ
ッドゴムにより形成された長尺の取付基部を備えてい
る。この取付基部の車両後方側端部には弾性変形可能な
突起等が形成されており、弾性変形させてドアパネルの
車両前方側端部に形成された孔等へ嵌め込むことでドア
パネルの車両前方側端部へ固定できるようになってい
る。
車両前方側へ向けて平らな平面とされており、この取付
基部の端部には中空部が一体に設けられている。この中
空部は取付基部よりも柔軟なスポンジゴム等により形成
されており、その内部は略車両上下方向に沿って長手の
中空間隙とされている。この中空間隙には長尺の一対の
導電部が略車両前後方向に沿って互いに離間した状態で
配置されている。
ている状態で、相対的に前方側から異物が中空部に当接
して中空部を後方へ向けて押圧すると中空部が弾性変形
する。この中空部の弾性変形により中空間隙に配置され
た一対の導電部が互いに接触して短絡することで、異物
の挟み込みを検知できるようになっている。
るドアパネルに異物が挟み込まれる際には、当然、異物
のドアパネルとは反対側は車体側部へ当接する。したが
って、よほど外形状の大きな異物でない限りはドアパネ
ルが閉移動し始めた直後から全閉直前までの間は異物が
挟み込まれることはなく、仮にこの間に異物が当接して
も、異物はドアパネルに押圧されて移動するだけであ
り、ドアパネルが全閉直前の状態となって初めて挟み込
み状態となる。
は全閉状態から開放させる際に、一端、略車両後方側へ
且つ略車幅方向外側へ向けて移動させ、車体側部よりも
ドアパネルが車幅方向外側に位置してから車体側部に沿
ってドアパネルをスライドさせるようになっており、ド
アパネルは全閉直前に略車両前方側で且つ略車幅方向内
側へ向けて移動する。このため、ドアパネルが異物を挟
み込んだ状態で開閉検出装置が異物から受ける押圧反力
(押圧力)は略車両後方側で且つ略車幅方向外側へ向い
ている。
取付基部の車両前方側の端部は車両前方側へ向けて平ら
な平面とされており、端部の向きが異物が挟み込まれた
状態での異物からの押圧力の向きに対して傾斜してい
る。このため、取付基部の車両前方側の端部に設けられ
た中空部は、異物からの押圧力で中空部の車幅方向内側
部分で弾性変形量が少なく、外側で弾性変形量が多くな
る。これにより、異物挟み込み状態において中空部が弾
性変形しても導電体が接触しない可能性があり、異物の
挟み込みが検出できない可能性がある。
ル等の移動体が異物を挟み込んだことを確実に検知でき
る自動開閉装置を得ることが目的である。
装置は、駆動手段の駆動力により方向を変えつつ移動し
て所定範囲を開閉する移動体と、前記移動体の端部に設
けられ押圧力を受けて弾性変形して前記押圧力を検知す
ると共に、前記移動体が前記所定範囲を全閉する直前で
の前記移動体の移動方向とは略反対方向の押圧力を主に
検知する感圧センサと、前記感圧センサの前記圧力の検
知に応じて前記駆動手段を制御する制御手段と、を備え
ている。
段の駆動力に移動体が移動して所定範囲を開閉するが、
その移動途中で移動体の移動方向側の端部に移動体の移
動を妨げるような押圧力が作用すると、この押圧力によ
り移動体に設けられた感圧センサが弾性変形してこの押
圧力を検知し、これに応じて制御手段が駆動手段を駆動
制御する。これにより、駆動手段に過負荷が作用するこ
とはなく、また、この押圧力の原因が異物による場合に
は、移動体による異物の挟み込みを防止できる。
移動方向を変えつつ移動するため、移動体が異物を押圧
した際の異物からの押圧反力(すなわち、移動体の移動
方向とは略反対方向の押圧力)の向きもまた移動体の押
圧方向の変化に伴い変化するが、本自動開閉装置の感圧
センサは、所定範囲を全閉する直前における移動体の移
動方向が主検知方向となるように感圧センサの指向性が
設定されているため、移動体が所定範囲を全閉する直前
において受けた異物からの押圧反力に対して感度が高く
なる。
端部と対向すると枠体等と移動体の閉方向側の端部との
双方に異物が接触しなければ異物は挟み込み状態となら
ず、仮に、異物が移動する移動体へ当接したとしても、
上記の枠体等へ当接しなければ異物は移動体に押圧され
て共に移動するだけであり、異物の寸法にもよるが、基
本的には移動体が所定範囲を全閉する直前の状態で異物
の挟み込みが生じることになる。
体が所定範囲を全閉する直前において受けた異物からの
押圧反力に対して感圧センサの感度が高くなるため、異
物の挟み込みを確実に防止できる。
直前での移動体の移動方向とは反対方向からの押圧力を
主に検知する構成とは、他の方向からの押圧力を検知し
ないという意味ではない。すなわち、本発明で使用され
る感圧センサは、全閉直前以外での移動体の移動方向と
は反対方向の押圧力よりも全閉直前での移動体の移動方
向とは反対方向からの押圧力に対して敏感に反応する構
成であればよい。
を開閉するように移動する構成であればよく、その移動
の態様は限定されるものではない。例えば、車両のスラ
イドドアの如く所定範囲をスライドする構成でもよい
し、通常の車両のドアの如くヒンジ等の軸周りに往復回
動する構成でもよい。
記載の自動開閉装置において、前記感圧センサは、弾性
変形により前記押圧力を検知するセンサ本体と、前記全
閉直前での前記移動体の移動方向へ向き前記センサ本体
の中心を通る中心線を境として前記センサ本体の前記全
閉直前での移動体の移動方向側に前記センサ本体の中心
周りに正逆略同一範囲に設けられ、前記押圧力により弾
性変形して当該押圧力を前記センサ本体に伝える弾性変
形部と、前記弾性変形部よりも剛性が高く、前記センサ
本体を介して前記弾性変形部とは反対側で前記弾性変形
部を支持するベース部と、を備えることを特徴としてい
る。
動により弾性変形部が異物へ当接して、異物からの押圧
力により弾性変形部が弾性変形する。さらに、弾性変形
部が弾性変形することにより、異物からの押圧力がセン
サ本体へ伝えられセンサ本体が弾性変形して異物からの
押圧力が作用したことが検知される。
向き前記センサ本体の中心を通る中心線を境としてセン
サ本体の中心周りに正逆略同一範囲に弾性変形部が設け
られており、しかも、この弾性変形部は弾性変形部より
も剛性が高いベース部によりセンサ本体を介して弾性変
形部とは反対側で支持されている。これにより、全閉直
前の移動体の移動方向とは反対方向の押圧力が弾性変形
部に作用した場合には、前記中心線を境に正逆略同様に
弾性変形部がベース部に支持され正逆略同様に弾性変形
するため、この方向の押圧力に対するセンサ本体の感度
が高くなる。したがって、全閉直前状態の移動体による
異物の挟み込みが確実に防止される。
ス部に対して相対的に剛性が低ければよいが、この剛性
の設定は、弾性変形部を薄肉としたり又は内部を中空或
いは多孔質とするなどして構造的に剛性を低くしてもよ
いし、ベース部を形成する材料よりも弾性変形部を形成
する材料にベース部を形成する材料よりも剛性が低い材
料を使用することで材質的に剛性を低くしてもよい。
発明の第1の実施の形態に係る自動開閉装置としての自
動スライドドア装置10を適用した車両12の後方から
の斜視図が示されており、図6には車両12の前方から
の斜視図が示されている。図5に示されるように、車両
12には移動体としてのドアパネル14が設けられてい
る。このドアパネル14は、乗員乗降用として車体16
の側壁18に形成された開口部20に対応して形成され
ており、この開口部20へ嵌まり込んで開口部20を閉
止した状態(すなわち、全閉状態)では、ドアパネル1
4の外側表面と側壁18の外側表面とが略面一になるよ
うに形成されている。
方向内側へ向けて延出されたブラケット22が一体的に
固定されている。図7に示されるように、このブラケッ
ト22の先端部にはローラ24が軸支されており、更
に、ローラ24は車両12のフロアパネル(図示省略)
の裏面側に設けられたガイドレール26の車幅方向外側
面へ当接している。このローラ24はガイドレール26
との摩擦で転動しながら概ね車両12の前後方向に沿っ
て移動できるようになっている。但し、図7に示される
ように、ガイドレール26の車幅方向外側端部は、前端
側で車幅方向内側へ向けて傾斜しており、この傾斜部分
に沿ってローラ24が転動することで、ローラ24が車
両12の前方側へ移動しつつ車幅方向内側へ移動する。
これにより、それまで側壁18の車幅方向外側で車両1
2の前後方向に沿ってスライドしていたドアパネル14
は全閉直前の状態(すなわち、開口部20を閉じきる直
前の状態)となると車両12の前方側で且つ車幅方向内
側へ変位して(すなわち、全閉直前の状態ではドアパネ
ル14の移動方向が車両12の前方で且つ車幅方向内側
方向に変化して)開口部20へ嵌まり込む。また、ロー
ラ24が車両12の後方側で且つ車幅方向外側へ移動し
て開口部20へ嵌まり込んでいたドアパネル14が側壁
18の車幅方向外側へ移動して車両12の前後方向に沿
ってスライド可能となる。
ル26の近傍には車両12の上下方向の軸周りに回転す
るプーリ28と駆動ローラ30が設けられており無端ベ
ルト32が掛け回されている。この無端ベルト32には
上述したブラケット22が固定されており、無端ベルト
32の回転によりブラケット22が移動するとガイドレ
ール26に沿ってローラ24が転動し、更にドアパネル
14が移動するようになっている。
ドアクチュエータ34へ接続されており、スライドアク
チュエータ34に設けられた駆動手段としてのスライド
モータ88(図4参照)の駆動力によって無端ベルト3
2が回転するようになっている。また、図4に示される
ように、スライドアクチュエータ34は制御手段を構成
するスライドドライバ38を備えている。スライドモー
タ88はスライドドライバ38を介して制御手段を構成
するコンピュータ36へ電気的に接続されており、さら
に、このコンピュータ36を介して車両12の運転席近
傍に設けられた操作スイッチ52(図5参照)へ電気的
に接続され、この操作スイッチ52を操作してコンピュ
ータ36へ所定の信号を送ることでスライドアクチュエ
ータ34を作動或いは停止させてドアパネル14を開閉
することができるようになっている。
に示される位置検出手段としての位置検出装置44を備
えている。この位置検出装置44は、スライドモータ8
8の駆動開始時からの回転量を測定できるようになって
いる。位置検出装置44はコンピュータ36へ電気的に
接続されており、コンピュータ36では、位置検出装置
44が測定したスライドモータ88の駆動開始時からの
回転量を元にしてドアパネル14の位置を算出する。
タ88の駆動力をギヤ等の駆動力伝達手段を介して受
け、これによりスライドする構成であるから、スライド
モータ88の駆動開始時からの回転量と、ドアパネル1
4のスライド開始時からの移動量は比例する。したがっ
て、スライドモータ88の駆動開始時からの回転量を測
定することでドアパネル14の位置を算出できる。
モータ88が回転すると、コンピュータ36はスライド
ドライバ38を操作してスライドモータ88を停止させ
るようになっている。
14の上下方向中間部と上端部には車幅方向内側へ向け
て延出されたブラケット46が設けられている。これら
のブラケット46の先端部にはローラ(図示省略)が設
けられており、それぞれが車両12の適宜位置に設けら
れたガイドレール48のガイド溝50へ抜け止めされた
状態で入り込み、このガイドレール48に沿って移動す
る。すなわち、ドアパネル14は、ガイドレール48及
びブラケット46を介して車体16の側壁18へ支持さ
れており、上述したスライドアクチュエータ34の駆動
力によってガイドレール26、44に案内されつつ移動
する。
が車幅方向内側へ向けて傾斜している。この傾斜部分で
は各ブラケット46のローラがガイドレール48のガイ
ド溝50に沿って車両12の前方へ移動しつつ車幅方向
内側へ移動し、又は車両12の後方へ移動しつつ車幅方
向外側へ移動する。この移動時にドアパネル14が車幅
方向内外へ移動する。
ドドア装置10はクローザアクチュエータ56を備えて
いる。このクローザアクチュエータ56はドアパネル1
4の内部に配置されており、クローザモータ59を備え
ている。図4に示されるように、クローザモータ59は
制御手段を構成するクローザドライバ58を介してコン
ピュータ36へ電気的に接続されている。
移動してスライドモータ88が停止させられると、次い
で、コンピュータ36がクローザドライバ58を操作し
てクローザモータ59へ電源42の電力を供給させる。
クローザモータ59は、ドアパネル14が開口部20へ
嵌め込まれる際にドアパネル14に設けられたラッチ等
のドアパネル14のロック機構(図示省略)を作動させ
ると共に、この開口部20内においてロック機構による
ドアパネル14のロックが可能な所定位置へドアパネル
14を導く。
は、基本的にスライドモータ88(スライドアクチュエ
ータ34)によってドアパネル14のスライド移動(す
なわち、開閉移動)を行うが、ドアパネル14の全閉直
前だけはクローザモータ59(クローザアクチュエータ
56)によって行うようになっている。
示されるように、ドアパネル14の前端部近傍には車両
12の上下方向に沿って長手方向とされた感圧センサ6
0が設けられている。ここで、図1及び図2に示される
ように、感圧センサ60は、センサ本体61とプロテク
タ80とによって構成されている。センサ本体61はゴ
ムや軟質の合成樹脂材等、絶縁性を有する弾性材によっ
て長尺状に形成されたセンサ本体を構成する外皮部62
を備えている。この外皮部62の内部には断面十字形状
の十字孔64が外皮部62の長手方向に沿って形成され
ている。この十字孔64は外皮部62の長手方向に沿っ
て外皮部62の中心周りに漸次変位している。また、外
皮部62の内部には銅線等の導電性細線を寄り合わせる
ことにより可撓性を有する長尺紐状に形成され、外皮部
62と共にセンサ本体を構成する電極66、68、7
0、72が設けられている。これらの電極66〜72は
十字孔64の中央近傍で十字孔64を介して互いに離間
し且つ十字孔64に沿って螺旋状に配置され、十字孔6
4の内周部へ一体的に固着されている。したがって、外
皮部64が弾性変形することで電極66〜72は撓み、
特に、十字孔64が潰れる程度に外皮部62が弾性変形
すれば、電極66又は電極70が電極68又は電極72
と接触して導通する。また、外皮部64が復元すれば電
極66〜72もまた復元する。
極66と電極70は長手方向一方の端部で導通してお
り、電極68と電極72もまた長手方向一方の端部で導
通している。また、電極68と電極70は長手方向他端
部で抵抗74を介して導通している。さらに、電極6
6、72の各々の長手方向他端部はコード76を介して
電源へ接続されている。但し、電極72だけは、電流計
や所定値以上の電流が流れると回路を遮断する電流検出
素子78を介して電源へ接続されている。すなわち、電
極66から電極68、70を介して電極72へ流れる電
流は、通常、抵抗74を介して流れるが、仮に、外皮部
62が押し潰されて電極66又は電極70が電極68又
は電極72と接触して導通して短絡すると、電流は抵抗
74を介さずに流れるため、例えば、一定の電圧でこの
回路に電流を流していれば電流値が変化する。したがっ
て、このときの電流値の変化を検知すれば外皮部62が
押し潰されたか否か、すなわち、センサ本体61にへ外
力が作用したか否かを検知できる。また、図4に示され
るように、電流検出素子78はコンピュータ36へ接続
されており、電流検出素子78が回路中に所定値以上の
電流が流れたことを検出すると、すなわち、電極66又
は電極70が電極68又は電極72と接触して導通して
短絡したことを電流検出素子78が検出すると、コンピ
ュータ36がスライドドライバ38及びクローザドライ
バ56を操作してスライドモータ88及びクローザモー
タ59を反転駆動させるようになっている。
ロテクタ80は、外皮部62の外側に設けられている。
このプロテクタ80は外皮部62よりも剛性が高い合成
樹脂材によって形成されたベース部としての長尺の保持
部82を備えている。この保持部82は断面形状が略車
両前方側へ向けて開口した凹形状とされており、外皮部
62の概ね車両後方側の半分をその長手方向に沿って被
覆した状態で保持している。この保持部82の外周一部
には固定部84が形成されている。この固定部84には
取付状態で車両12の上下方向に沿って長手とされ且つ
保持部82とは反対方向へ向けて開口した取付溝86が
形成されており、更にこの取付溝86内の互いに対向す
る一対の内側側部のうちの一方からは他方へ向けて複数
の挟持片88が突出形成されている。この挟持片88も
またプロテクタ80の他の部分と同様に弾性変形可能と
されており、ドアパネル14の外板90の内側で外板9
0と一体に設けられたブラケット92へ固定部84を嵌
め込むと、挟持片88が弾性変形してブラケット92を
挟持片88と対向する側の固定部84の内周部へ押圧
し、この固定部84の内周部と挟持片88とによってブ
ラケット92を挟持する。これにより、保持部82がブ
ラケット92へ固定される。
基端部から車両12の前方へ向けて屈曲されているため
プロテクタ80をブラケット92へ固定した状態では保
持部82の後方に固定部84が位置する。
皮部62の概ね車両前方側には弾性変形部としての長尺
の柔軟部94が設けられており、この柔軟部94はその
断面形状が略車両後方側へ向けて開口した凹形状とされ
ており、外皮部62の概ね車両前方側の半分をその長手
方向に沿って被覆している。また、柔軟部94は上述し
た保持部82と一体とされており、柔軟部94と保持部
82とで全体的に断面筒形状となり、柔軟部94と保持
部82とによってセンサ本体61を保持している。
61Aから車両12の前方へ引かれた仮想線Lに対して
中心61A周りに角度αだけ傾斜した仮想線(中心線)
Mを境に中心61A周りに正逆方向へ向けて略同一の角
度θだけ傾斜した仮想線Nまでの範囲(好ましくは仮想
線Mと仮想線Nが成す角度θは45度乃至135度の範
囲、より好ましくはθは45度乃至135度の範囲)に
形成されている。この柔軟部94は弾性変形可能な発泡
性の合成樹脂材によって全体的に多孔質に形成されてお
り、その剛性は保持部82等のプロテクタ80の他の部
分やセンサ本体61の外皮部62よりも低く弾性変形し
やすい。
に対するドアパネル14が全閉直前に車幅方向内側へ移
動する際の移動方向の傾斜角度に対応しており、その角
度αは概ね60度以下とされる。
閉移動方向側の端部14Aよりもその移動方向側へ突出
している。したがって、ドアパネル14を閉じる際に仮
にドアパネル14と車体16との間に異物が介在してい
れば、ドアパネル14よりも先に柔軟部94が異物へ接
触する。
いて説明する。本自動スライドドア装置10では、ドア
パネル14が開口部20を閉止した状態で操作スイッチ
52を操作し、スライドアクチュエータ34を駆動させ
ると、駆動ローラ30が回転して無端ベルト32が回転
し、無端ベルト32がブラケット22を車両12の後方
側へ引っ張り、ローラ24がガイドレール26に沿って
移動し、これに伴い操作スイッチ42のローラ(図示省
略)もまたガイドレール48に沿って移動する。これに
よって、ドアパネル14が車両12の後方へスライドす
る。ここで、車体16やガイドレール48はその前端部
が車両12の車幅方向内側へ湾曲しているため、ブラケ
ット22のローラ24や操作スイッチ42のローラは、
後方へ移動する際に一旦車幅方向外側へ移動する。この
車幅方向外側への移動により、ドアパネル14は車体1
6よりも外側に位置し、この状態で車体16に沿って後
方へスライドできる。
20が開放された状態で操作スイッチ52を操作してス
ライドアクチュエータ34を駆動させると、ドアパネル
14を開く際とは反対方向に駆動ローラ30が回転して
無端ベルト32が回転し、無端ベルト32がブラケット
22を車両12の前方側へ引っ張る。これにより、ドア
パネル14が車両12の前方側へスライドする。そし
て、車体16やガイドレール48の湾曲に沿ってドアパ
ネル14が車両12の車幅方向内側へ移動し、ドアパネ
ル14が開口部20を全閉する直前の状態となるまでの
スライドアクチュエータ34のモータの回転を回転位置
検出手段44が検出すると、クローザアクチュエータ5
6が駆動を開始する。クローザアクチュエータ56は、
開口部20を全閉した状態でのドアパネル14をロック
するためのロック機構を作動させると共に、ロック機構
によるロック可能位置までドアパネル14を導く。これ
により、ドアパネル14が開口部20を全閉すると、ロ
ック機構がドアパネル14をロックし、所定の開放操作
なしでは開く方向へのドアパネル14の移動を制限す
る。
4には感圧センサ60が設けられている。感圧センサ6
0のセンサ本体61を被覆して保持するプロテクタ80
は、柔軟部94がドアパネル14の端部14Aよりも閉
止方向側へ突出しているため、仮に、ドアパネル14の
閉止移動方向側(すなわち、閉止のためのスライド軌跡
上)に異物が存在した状態のままでドアパネル14をス
ライド移動させた場合には、ドアパネル14の端部14
Aが異物へ当接するよりも先に柔軟部94が異物へ当接
する。
の部分や外皮部62よりも剛性が低く弾性変形しやすい
ため、プロテクタ80の他の部分や外皮部62と比べて
スライドする柔軟部94が異物を押圧した場合の異物か
らの押圧反力により容易に弾性変形して肉厚が薄くな
る。この状態では、押圧反力を柔軟部94で吸収できな
くなり、外皮部62が弾性変形によって押圧反力を吸収
しようとする。このようにして外皮部62が弾性変形す
ると電極66又は電極70が電極68又は電極72と接
触して導通して短絡する。上述したように、この短絡状
態では、電流が抵抗74を通らないために回路全体の抵
抗値が変化し電流値が上昇する。このときの電流値の上
昇を電流検出素子78が検出すると、コンピュータ36
がスライドドライバ38及びクローザドライバ58を操
作して、スライドアクチュエータ34やクローザアクチ
ュエータ56を反転駆動させてドアパネル14を車両1
2の後方へ移動させる。これにより、ドアパネル14と
車体16との間での異物の挟み込みが防止される。この
ため、ドアパネル14の異物の挟み込みや、異物の挟み
込みによるスライドアクチュエータ34等のモータへの
過負荷を防止できる。
では、柔軟部94の剛性をプロテクタ80の他の部分や
センサ本体61の外皮部62よりも剛性を低くして弾性
変形しやすくしたため、異物からの押圧反力によって柔
軟部94が容易に且つ素早く弾性変形し、押圧反力を早
急に外皮部62へ作用させて外皮部62を素早く弾性変
形できる。したがって、電極66乃至電極72の何れか
が素早く短絡させることができ、異物の存在を素早く検
知できる。
は、車両12の前後方向に対して全閉直前の状態でのド
アパネル14の移動方向に対応した角度αだけ仮想線L
に対して傾斜した仮想線Mを境として中心61A周りに
正逆方向へ向けて略同一の角度θの範囲(すなわち、仮
想線Nまでの範囲)を柔軟部94の形成範囲としてい
る。したがって、仮想線Mに沿った方向の押圧力が柔軟
部94に作用すると、柔軟部94はその斜め後方の柔軟
部94よりも剛性が高い部分に概ね平均的に支持され、
仮想線Mを境とする一方の側(例えば、車幅方向外側)
の部分と、他方の側(例えば、車幅方向内側)の部分と
が概ね同様に弾性変形する。このため、仮想線Mに沿っ
た方向の押圧力が柔軟部94に作用すると、柔軟部94
を介して外皮部62全体に押圧力が作用して確実に外皮
部62が潰れ、センサ本体61は柔軟部94に押圧力が
作用したことを検知する。したがって、この仮想線Mに
沿った方向の押圧力、すなわち、全閉直前の状態でドア
パネル14が異物を挟み込んだ際の異物からの押圧反力
をより確実に検知でき、異物の挟み込みを防止できる。
外皮部62の弾性変形に伴う電極66〜72の短絡で異
物の存在を検出しており、センサ本体61の感度はドア
パネル14のスライド速度とは無関係である。したがっ
て、車両12の前方へドアパネル14をスライドさせた
直後やドアパネル14が開口部20を全閉する直前等に
ドアパネル14のスライド速度を変化させても、センサ
本体61の感度が変化することはなく、ドアパネル14
が一定の速度でスライドしている場合と同様に異物の存
在を検出できる。
圧センサ60)の感度はドアパネル14のスライド速度
とは無関係であるため、例えば、前方下がりの坂道に車
両12を停車したが故に開口部20を閉止する方向への
ドアパネル14のスライド速度が通常のスライド速度
(すなわち、平坦な道の上での開口部20を閉止する方
向へのドアパネル14のスライド速度)よりも速くなっ
たり、また、逆に、後方下がりの坂道に車両12を停車
したが故に開口部20を閉止する方向へのドアパネル1
4のスライド速度が通常のスライド速度よりも遅くなっ
た場合でも、平坦な道の上に車両12を停車させて開口
部20を閉止する方向へドアパネル14のスライドさせ
たときと同様の感度で異物を検出できる。
の実施の形態について説明する。なお、前記第1の形態
と基本的に同一の部位に関しては、同一の符号を付与し
てその説明を省略する。
る自動開閉装置としての自動スライドドア装置130の
断面図が示されている。この図に示されるように、本自
動スライドドア装置130の感圧センサ131のプロテ
クタ132は、発砲性の合成樹脂材によって形成された
柔軟部94に代わり弾性変形部としての柔軟部136が
形成されている。この柔軟部136は材質が保持部82
と同じであるが、仮想線M上に位置する部分の肉厚が最
も薄く形成されており、この仮想線Mを境に中心61A
周りに正逆それぞれの方向へ向けて漸次肉厚が大きくな
り、角度θだけ傾いた仮想線Nの位置からが保持部82
とされている。したがって、柔軟部136は、仮想線N
上の部分から仮想線L上の部分へ向けて漸次剛性が低く
なり弾性変形しやすくなる。
は、柔軟部136を保持部82よりも薄肉とすることで
剛性を調節している点が前記第1の実施の形態に係る自
動スライドドア装置10と異なる。しかしながら、柔軟
部136の剛性を保持部82の剛性よりも低く設定し、
しかも、その範囲を仮想線L上から正逆略同一範囲に設
定しているため、基本的に前記第1の実施の形態に係る
自動スライドドア装置10と同様の作用を奏し、同様の
効果を得ることができる。
自動スライドドア装置10とは異なる効果を挙げるとす
れば、薄肉とすることで柔軟部136の剛性を保持部8
2の剛性よりも低くする構成であるため、柔軟部136
と保持部82とを同一の材料で形成でき、製造が容易と
なる。
4を発砲性の合成樹脂材で形成するという構造的及び材
質的の両方の面から柔軟部94の剛性を保持部82の剛
性よりも低下させる構成であり、本第2の実施の形態で
は柔軟部136を薄肉とするという構造的に柔軟部13
6の剛性を保持部82の剛性よりも低くする構成であっ
た。すなわち、構造的或いは材質的の何れの方法で柔軟
部(弾性変形部)を保持部82よりも剛性を低くしても
よい。
実施の形態について説明する。
自動開閉装置としての自動スライドドア装置150の断
面図が示されている。この図に示されるように、本自動
スライドドア装置150の感圧センサ152は、プロテ
クタ154の肉厚方向中間部を境として中心61A周り
に正逆略同一角度の範囲が弾性変形部としての柔軟部1
56とされている。
でプロテクタ154が取り付けられるブラケット158
は、上述した各実施の形態でのブラケット92とは異な
り、その基端部からの屈曲方向が車両12の前後方向に
対して角度βだけ車幅方向内側へ向けられている。ここ
で、このブラケット158の屈曲角度βは、車両前後方
向に対するドアパネル14が全閉直前に車幅方向内側へ
移動する際の移動方向の傾斜角度に対応しており、その
角度βは概ね60度以下とされる。
部84を固定すると、略車両前後方向に沿った仮想線L
に対して角度βだけ車幅方向内側へ傾いた仮想線Pを境
として中心61Aから正逆方向へ同一角度θの範囲(す
なわち、仮想線Nまでの範囲)が柔軟部156とされ
る。したがって、結果的には前記第1の実施の形態に係
るつ自動スライドドア装置10と同様の作用を奏するこ
ととなり、前記第3の実施の形態に係る自動スライドド
ア装置10と同様の効果を得ることができる。
80の固定部84に保持部82とは反対方向へ向けて開
口した取付溝86を形成し、この取付溝86の内側に複
数の挟持片88を形成した構成であった(すなわち、一
般的な電気コード等のコネクタ等でいう雄雌の関係で例
えれば、前記各実施の形態は、ブラケット92が雄で固
定部84が雌という関係であった)。しかしながら、プ
ロテクタ80の固定構造(すなわち、センサ本体61の
固定構造)は上述した構成、すなわち、固定部84の取
付溝86へブラケット92を差し込むといった構成に限
定されるものではなく、例えば、ブラケット92に形成
された溝へ固定部84を差し込む(すなわち、ブラケッ
ト92を雌で固定部84を雄とする)構成でもよい。こ
のような構成の具体例を図10を用いて説明する。
変形例)図10に示される変形例では、前記各実施の形
態に係る自動スライドドア装置10、130、150で
のブラケット92に相当するブラケット172が一対の
内板174、176によって構成されており、その前端
部では内板174と内板176の間には車両12の上下
方向に沿って溝178が形成されている。また、内板1
76の前端部近傍には内板174側へ向けて接近する如
く湾曲した湾曲部180が形成されており、この湾曲部
180が形成された部分では溝178の幅寸法が他の部
分よりも狭い。
反対方向側には固定部186が形成されている。この固
定部186は前記第1乃至第4の実施の形態に係る自動
スライドドア装置10、130、150の固定部84と
は異なり、その保持部82の外径寸法及び保持部82の
固定部186との連結部近傍部分の幅寸法よりも細幅と
されており、自然な状態(すなわち、弾性変形していな
い状態)では、その幅寸法は溝178と同一若しくは僅
かに大とされ、固定部186を強制的に弾性変形させつ
つ溝178へ固定部186を入り込ませることで固定部
186を内板174と内板176で挟持させることがで
きる。
他の部分よりも細幅で幅方向外側へ向けて開口した凹形
状の凹部188が形成されている。この凹部188は上
述した湾曲部180に対応しており、固定部186を溝
178へ所定量入り込ませて凹部188と湾曲部180
とを対向させると、湾曲部180が凹部188内へ入り
込む。これにより、固定部186の溝178からの抜け
を制限している。さらに、保持部82の後端部で且つ固
定部186よりも車幅方向内側部分には挟持片190が
車両12の上下方向に沿って(すなわち、プロテクタ8
0の長手方向に沿って)形成されている。
側へ向けて突出した突出部192が形成されており、突
出部192と固定部186との間の間隔は内板174の
板厚よりも狭く、湾曲部180が凹部188内へ入り込
んだ際には、内板174の前端部が挟持片190を弾性
変形させて突出部192と固定部186との間を押し広
げつつ突出部192と固定部186との間に入り込み、
突出部192の弾性力により固定部186と突出部19
2が内板174を挟持する。
(すなわち、センサ本体61を)固定できる。また、こ
の構成は、内板174、176の間の溝178へ固定部
186を入り込ませる構成であるため、内板176の車
幅方向外側に固定部186が位置しない。したがって、
内板174を外板90へ接近させることができ、センサ
本体61の配置位置を外板90へ接近させることができ
る。換言すれば、これにより、上述した第1乃至第4の
実施の形態よりもセンサ本体61を車幅方向外側に配置
できるため、ドアパネル14を薄型化することができ
る。
の断面図である。
の駆動機構のブロック図である。
を適用した車両の後方からの斜視図である。
を適用した車両の前方からの斜視図である。
ある。
の断面図である。
の断面図である。
例を示す断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 駆動手段の駆動力により方向を変えつつ
移動して所定範囲を開閉する移動体と、 前記移動体の端部に設けられ押圧力を受けて弾性変形し
て前記押圧力を検知すると共に、前記移動体が前記所定
範囲を全閉する直前での前記移動体の移動方向とは略反
対方向の押圧力を主に検知する感圧センサと、 前記感圧センサの前記圧力の検知に応じて前記駆動手段
を制御する制御手段と、 を備える自動開閉装置。 - 【請求項2】 前記感圧センサは、 弾性変形により前記押圧力を検知するセンサ本体と、 前記全閉直前での前記移動体の移動方向へ向き前記セン
サ本体の中心を通る中心線を境として前記センサ本体の
前記全閉直前での移動体の移動方向側に前記センサ本体
の中心周りに正逆略同一範囲に設けられ、前記押圧力に
より弾性変形して当該押圧力を前記センサ本体に伝える
弾性変形部と、 前記弾性変形部よりも剛性が高く、前記センサ本体を介
して前記弾性変形部とは反対側で前記弾性変形部を支持
するベース部と、 を備えることを特徴とする請求項1記載の自動開閉装
置。
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ID=11703246
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2008031792A (ja) * | 2006-07-31 | 2008-02-14 | Asmo Co Ltd | 挟み込み検出装置及び感圧センサの製造方法 |
-
1998
- 1998-01-20 JP JP00881298A patent/JP3300660B2/ja not_active Expired - Lifetime
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