JP4829051B2 - 開閉装置 - Google Patents

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本発明は、ドア等の可動部で開口を開閉する開閉装置に関する。
近年、ワゴンやバン、レクリエーションビークルといった車種では、車体後部に設けられたドアパネルをモータの駆動力で回動させてラゲッジルーム用の開口を開閉するバックドア装置が採用されており、その一例が下記特許文献1に開示されている。
この種のバックドア装置では、長尺の感圧センサがドアパネルの外周部に沿って設けられており、ドアパネルとラゲッジルーム用の開口の縁部との間で異物が挟み込まれた際には、異物により感圧センサが押圧されて弾性変形し、これにより、異物の挟み込みを検出する。
特開2004−116027の公報
ところで、バックドア装置のドアパネルの外周部は、ラゲッジルーム用の開口形状の他、車体後部に設けられたブレーキランプのレンズ等の形状に応じて、車幅方向や車体の前後方向に適宜に屈曲又は小さな曲率で湾曲している。このような屈曲部分や湾曲部分にもドアパネルの外周部に沿って感圧センサを配置することが好ましいが、ドアパネルの屈曲部分や湾曲部分に感圧センサを無理に沿わせることで、異物から押圧された際と同様に感圧センサが変形してしまう。
このため、ドアパネルの屈曲部分や湾曲部分に感圧センサを沿わせることが難しく、このような屈曲部分や湾曲部分ではドアパネルの外周部よりも内側で感圧センサを緩やかに湾曲させて配置させなくてはならず、屈曲部分や湾曲部分ではドアパネルの外周部近傍における異物の挟み込みの検出が困難であった。
本発明は、上記事実を考慮して、感圧センサの設置範囲のみならず、感圧センサの設置範囲の外側でも異物の挟み込みを検出できる機構を備えた開閉装置を得ることが目的である。
請求項1に記載の本発明に係る開閉装置は、固定部に形成された開口を開閉する方向に移動可能な可動部と、前記可動部及び前記固定部の少なくとも何れか一方のコーナ部に対応して屈曲又は湾曲した部位を含めて設定されたセンサ設置範囲に設けられ、付与された押圧力に基づき前記可動部と前記固定部とによる前記異物の挟み込みを検出する感圧センサと、外周形状の範囲が前記センサ設置範囲から前記センサ設置範囲の外側に亘る板状に形成されて、前記センサ設置範囲の外側で前記可動部と前記固定体との間に挟み込まれる前記異物からの押圧力を受けて回動して前記感圧センサを押圧する押圧力伝達手段と、を備えている。
請求項1に記載の本発明に係る開閉装置によれば、外周形状の範囲が感圧センサのセンサ設置範囲からセンサ設置範囲の外側に亘る板状に形成された圧力伝達手段が回動可能に設けられる。センサ設置範囲の外側で可動部と固定部とに挟み込まれた異物が押圧力伝達手段に押圧力を付与すると、押圧力伝達手段により異物からの押圧力が回動して感圧センサを押圧する。押圧力伝達手段に押圧された感圧センサは、押圧力伝達手段を介して異物からの押圧力を検出する。これにより、本発明に係る開閉装置では、感圧センサの設置範囲(センサ設置範囲)の外側でも異物の挟み込みを検出できる。
請求項に記載の本発明に係る開閉装置は、請求項に記載の本発明において、前記押圧力伝達手段は、前記コーナ部を介した両側の所定範囲内で前記可動部と前記固定部とに挟み込まれた前記異物からの押圧力を入力可能に設定されている。
請求項に記載の本発明に係る開閉装置では、コーナ部を介した両側の所定範囲内、すなわち、コーナ部が可動部の外周部の一部を構成しているのであれば、コーナ部を含めた可動部の外周部の所定範囲内、これに対して、コーナ部が固定部に形成された開口の内周部の一部を構成しているのであれば、コーナ部を含めた開口の内周部の所定範囲内で可動部と固定部とに異物が挟み込まれると、異物からの押圧力が押圧力伝達手段に入力され、押圧力伝達手段は、このようにして入力された押圧力を感圧センサに伝える。
このように、押圧力伝達手段は、コーナ部のその両側の所定範囲で異物からの押圧力が入力されるため、コーナ部を介した両側の所定範囲に感圧センサを沿わせなくても可動部と固定部とによる異物の挟み込みを検出できる。
請求項に記載の本発明に係る開閉装置は、請求項又は請求項に記載の本発明において、前記コーナ部がなす角度は90度以下に設定されている。
請求項に記載の本発明に係る開閉装置では、コーナ部は角度が略90度に設定されるため、コーナ部に沿って感圧センサを配置すると、感圧センサの曲げ角度を略90度にしなくてはならない。ここで、本発明に係る挟み込みでは、コーナ部を介した一方の側から他方の側へ感圧センサを配置するにあたり、コーナ部よりも内側(すなわち、コーナ部から離間した位置)で感圧センサを緩やかに湾曲させて感圧センサを設置しても、押圧力伝達手段がコーナ部やその近傍において可動部と固定部とに挟み込まれた異物からの押圧力を感圧センサに伝えるため、略90度に曲がったコーナ部でも異物の挟み込みを検出できる。
請求項に記載の本発明に係る開閉装置は、請求項1から請求項の何れか1項に記載の本発明において、前記感圧センサに対して前記感圧センサの検出可能な押圧力の作用方向側で前記感圧センサの少なくとも一部を覆うと共に、前記設置範囲外で前記可動部と前記固定部とに挟み込まれた異物に押圧されて変位し、前記感圧センサを押圧する押圧部材を含めて前記押圧力伝達手段を構成している。
請求項に記載の本発明に係る開閉装置によれば、感圧センサに対して感圧センサが検出可能な押圧力の作用方向側では押圧部材が感圧センサの少なくとも一部を覆っている。可動部と固定部とにより挟み込まれた異物からの押圧力を受けることで押圧部材が変位すると、押圧部材が感圧センサを押圧する。この押圧部材からの押圧力を感圧センサが検出することで、感圧センサは可動部と固定部とによる異物の挟み込みを検出する。
請求項に記載の本発明に係る開閉装置は、請求項に記載の本発明において、厚さ方向一方の面に前記押圧力が入力されて、前記厚さ方向他方の面が前記感圧センサに対向した平板状に前記押圧部材を形成している。
請求項に記載の本発明に係る開閉装置では、押圧力伝達手段を構成する押圧部材が平板状に形成され、可動部と固定部とに挟み込まれた異物からの押圧力をその厚さ方向一方の面で受ける。このように、平板の厚さ方向一方の面という広がりを持つ部位で押圧力を受ける構成としたことで、押圧部材を設けた位置では押圧部材の厚さ方向一方の面の広さまで広げることができる。しかも、押圧部材(押圧力伝達手段)を用いた位置での異物の挟み込みの検出範囲と、平板状である押圧部材とが略一致するため、異物の挟み込みの検出範囲の設定が容易になる。
請求項に記載の本発明に係る開閉装置は、請求項又は請求項に記載の本発明において、前記押圧力伝達手段は、前記感圧センサに対して接離する方向に回動可能に前記押圧部材を支持する支持部を備えている。
請求項に記載の本発明に係る開閉装置によれば、可動部と固定部とに挟み込まれた異物からの押圧力を受けた押圧部材は支持部を中心にして感圧センサに接近する方向へ回動し、これにより、感圧センサが押圧部材に押圧される。このように、回動した押圧部材からの押圧力を感圧センサが検出することで、可動部と固定部とによる異物の挟み込みを検出できる。
請求項に記載の本発明に係る開閉装置は、請求項4から請求項の何れか1項に記載の本発明において、前記押圧力伝達手段は、前記感圧センサを押圧した前記押圧部材を、前記感圧センサを押圧する前の状態へ付勢する付勢手段を備えている。
請求項に記載の本発明に係る開閉装置によれば、可動部と固定部とに挟み込まれた異物から押圧部材に対する押圧力の付与が解消されると、押圧部材は付勢手段の付勢力により感圧センサを押圧する前の状態に戻る。これにより、押圧部材から感圧センサへの押圧力の付与が解消され、可動部と固定部とによる異物の挟み込みが解消されたことを検出できる。
請求項に記載の本発明に係る開閉装置は、請求項1から請求項の何れか1項に記載の本発明において、前記センサ設置範囲の長手方向を軸方向とする軸周りに螺旋状に湾曲した複数の電極を少なくとも含めて前記感圧センサを構成し、当該電極間を流れる電気の状態の変化で前記感圧センサに押圧力が作用したことを検出している。
請求項に記載の本発明に係る開閉装置では、センサ設置範囲の長手方向を軸方向とする軸周りに螺旋状に湾曲した複数の電極の間を流れる電気の状態の変化で感圧センサに押圧力が作用したことが検出される。
請求項に記載の本発明に係る開閉装置は、請求項1から請求項の何れか1項に記載の本発明において、後端に前記開口が形成された車体を前記固定部とし、当該開口を開閉する方向に移動可能なドアパネルを前記可動部として、前記開口の内周縁及び当該内周内に沿った前記ドアパネルの外周部の少なくとも何れか一方の少なくとも一部を前記センサ設置範囲としている。
請求項に記載の本発明に係る開閉装置では、車両の後端部に形成された開口を開閉する方向に移動可能なドアパネルが可動部とされ、基本的に感圧センサはこの開口の内周縁及びこの内周縁に対応したドアパネルの外周部の少なくとも何れか一方の少なくとも一部に沿って配置される。
このような部位に感圧センサが配置されるものの、車両後部に設けられたブレーキランプのレンズの形状等の車体やドアパネルの構造等によって感圧センサを車体後端の開口の内周縁やドアパネルの外周部から感圧センサを離間させなくてはならないことがある。ここで、本発明に係る開閉装置では、上記のように、感圧センサの設置範囲の外側でドアパネルの外周部と開口の内周縁(すなわち、車体)との間に異物が挟みこまれても、押圧力伝達手段により異物からの押圧力を感圧センサに伝えることができる。このため、開口の内周縁とこの内周縁に対応したドアパネルの外周部とによる異物の挟み込みを検出できる。
<第1の実施の形態の構成>
図1には本発明の第1の実施の形態に係る開閉装置としての自動バックドア装置12を構成する可動部としてのバックドアパネル78の要部の構成が斜視図により示されており、図2にはバックドアパネル78の要部の構成が正面図により示されている。これらの図に示されるように、バックドアパネル78には挟み込み検出装置10を構成する感圧センサ16が設けられている。
(感圧センサ16の構成)
図2の3−3線に沿って切った拡大断面図である図3に示されるように、感圧センサ16は検出部を構成するセンサ本体18を備えている。センサ本体18は、ゴムや軟質の合成樹脂材等、絶縁性を有する弾性材によって長尺で且つ長手方向に対して直交する方向に切った断面が略円形に形成された外皮部20を備えている。この外皮部20には断面十字-形状の十字孔22が外皮部20の長手方向に沿って連続して形成されている。図5に示されるように、十字孔22は外皮部20の長手方向に沿って外皮部20の中心周りに漸次変位しており、このため、十字孔22の四方の端部(十文字の各端部)は外皮部20の長手方向に沿って略螺旋形状に変位している。
また、外皮部20の内部には、各々が電極としての4本の電極線24、26、28、30が設けられている。これらの電極線24〜30の各々は、銅線等の導電性細線を縒り合わせることにより可撓性を有する長尺紐状に形成され、且つ、導電性ゴムを被覆することで形成されている。これらの電極線24〜30は十字孔22の中央近傍で十字孔22を介して互いに離間し且つ十字孔22に沿って螺旋状に配置され、十字孔22の内周部へ一体的に固着されている。このため、外皮部20が弾性変形することで電極線24〜30は撓み、特に、十字孔22が潰れる程度に外皮部20が弾性変形すれば、電極線24又は電極線28が電極線26又は電極線30と接触して導通する。また、外皮部20が復元すれば電極線24〜30も復元する。
また、図3に示されるように、感圧センサ16は外皮部20と共に感圧センサ16を構成するプロテクタ32を備えている。プロテクタ32はセンサ本体18と共に検出部を構成するセンサ保持部としての筒部34を備えている。筒部34は内径寸法が外皮部20の外径寸法に略等しい(厳密には、外皮部20の外径寸法よりも僅かに大きな)円筒形状に形成されており、その内部に外皮部20が収容されている。この筒部34は、その中心軸線周りの所定範囲が柔軟なスポンジ状に形成された弾性部36とされており、残部が弾性部36よりも硬質のソリッドゴムにより形成されたソリッド部38とされている。
このため、弾性部36の側から押圧力が筒部34に作用すると、弾性部36は弾性部36の部分をソリッド部38のようなソリッドゴムにて形成した場合に比べて早期に弾性変形して、この押圧力を内側の外皮部20に伝える。また、この押圧力が作用することで押圧力の作用方向に外皮部20が変位しようとすると、弾性部36よりも硬質のソリッド部38が外皮部20を支持して変位を規制する。このため、外皮部20は作用した押圧力で早期に弾性変形するようになっている。
また、ソリッド部38の弾性部36とは反対側には取付部40が連続して形成されている。取付部40は基部及び変位抑制片としての取付基部42を備えている。取付基部42はソリッド部38の長手方向に沿って長尺の細幅平板状に形成されており、その厚さ方向一方の面の幅方向略中央でソリッド部38が連続した状態となっている。取付基部42の幅方向両端からは筒部34とは反対側へ向けて脚部としての取付脚部44が連続して形成されており、取付部40の断面形状は全体的に筒部34とは反対側へ向けて開口した凹形状となっている。両取付脚部44の間は挿込溝46とされている。また、各取付脚部44の挿込溝46側の面からは挿込溝46の開口幅方向中央側へ向けて挟持爪48が突出形成されている。
さらに、以上の構成の挿込溝46の内部にはソリッド部38や取付部40を構成するソリッドゴムよりも剛性が高い金属にて形成された芯金50が埋設されている(図1、図4、図10では芯金50を省略しているだけで、芯金50は設けられている。)。図3及び図6に示されるように、芯金50は芯金基部52を備えている。芯金基部52は長手方向、幅方向、及び厚さ方向の各々が取付基部42の長手方向、幅方向、及び厚さ方向に沿った長尺平板状に形成されている。この芯金基部52は取付基部42の内部に埋設されている。また、図6に示されるように、芯金基部52の幅方向一端部からは取付基部42に対する取付脚部44の延出方向と同じ方向へ向けて複数の芯金脚部54が延出されている。
図6に示されるように、これらの芯金脚部54は、長手方向が芯金基部52の厚さ方向に沿い、幅方向が芯金基部52の長手方向に沿った平板状に形成されており、芯金基部52の長手方向に沿った互いに間隔が各々の幅寸法よりも充分に短い状態で断続的に形成されている。また、芯金基部52の幅方向一端部と同様に芯金基部52の幅方向他端部からも複数の芯金脚部54が延出されている。図3に示されるように、芯金基部52の幅方向一端部から延出された芯金脚部54は取付基部42の幅方向一端部から形成された取付脚部44に埋設されており、芯金基部52の幅方向他端部から延出された芯金脚部54は取付基部42の幅方向他端部から形成された取付脚部44に埋設されている。
(挟み込み検出装置10及び自動バックドア装置12の構成の概略)
以上の構成の感圧センサ16は、センサ本体18の長手方向両端から電極線24〜30が引き出される。図7の回路図に示されるように、センサ本体18の一端側では、電極線24と電極線28とが互いに接続されており、電極線26と電極線30とが互いに接続される。一方、センサ本体18の他端側では、電極線26と電極線28とが抵抗62を介して互いに接続される。また、電極線24はセンサ本体18の他端側でバッテリー64に接続され、電極線30はセンサ本体18の他端側でアースされている。
すなわち、挟み込み検出装置10は、電極線24、電極線28、抵抗62、電極線26、電極線30が直列に接続された構成になる。外皮部20が弾性変形することで、電極線24又は電極線28と電極線26又は電極線30とが互いに接触すると、この接触部分で短絡して、電流は抵抗62を介さずに流れる。このため、挟み込み検出装置10を流れる電流の電流値が変化する。挟み込み検出装置10を流れる電流の電流値は、電極線30の他端側に接続された電流検出素子66が検出する。図9に示されるように、電流検出素子66は制御手段としてのECU68に接続されており、電流検出素子66から出力された電流検出信号がECU68に入力される。
一方、ECU68はバックドアスイッチ70に接続されており、バックドアスイッチ70から出力された操作信号がECU68に入力される。ECU68はドライバ72を介して駆動手段としてのバックドアモータ74に電気的に接続されている。ドライバ72はバッテリー64に接続されており、ECU68から出力された制御信号に基づきバックドアモータ74に対する通電を制御している。バックドアモータ74は、例えば、図8に示される車両の固定部としての車体14のルーフパネル76と、ルーフパネル76の下方に設けられたルーフヘッドライニング(図示省略)との間に収容されている。
バックドアモータ74は、その出力軸がギヤ等の減速手段並びに連結ギヤ等の連結手段(何れも図示省略)を介して可動部としてのバックドアパネル78へ機械的に連結されており、正転駆動することで固定部の開口としてのリヤゲート80を開放する方向へバックドアパネル78を回動させ、逆転駆動することで下方リヤゲート80を閉塞する方向へバックドアパネル78を回動させる。
さらに、図8に示される車体14のフロアパネル82の後端近傍には、クローザアッセンブリを構成する駆動手段としてのクローザモータ84が配置されている。クローザモータ84はドライバ86を介してECU68に接続されていると共に、バッテリー64に接続されており、ECU68から出力された制御信号に基づきクローザモータ84に対する通電を制御している。また、図9に示されるように、クローザアッセンブリはクローザモータ84のほかに一対のジャンクション88、90を備えている。図8に示されるように、ジャンクション88はバックドアパネル78に設けられており、ジャンクション90はフロアパネル82に設けられている。
バックドアモータ74の駆動力でリヤゲート80を全閉する直前の状態までバックドアパネル78がリヤゲート80を閉止する方向へ回動すると、ジャンクション88がジャンクション90に接触して導通する。ジャンクション88とジャンクション90とが導通したとECU68が判定すると、ECU68はドライバ72に対して出力する制御信号によりバッテリー64を停止させると共に、ドライバ86に対して出力する制御信号によってクローザモータ84を駆動させ、クローザモータ84の駆動力でリヤゲート80を全閉する位置までバックドアパネル78を回動させ、更に、ラッチ等のロック手段を作動させてリヤゲート80を全閉した状態でバックドアパネル78をロックする。
一方、図1及び図3に示されるように、上記のバックドアパネル78は、バックドアパネル78がリヤゲート80を閉止した状態で相対的に車両室内側に位置するインナパネル92と、インナパネル92よりも後方側(車両外側)に位置するアウタパネル94とを含めて構成されており、インナパネル92の外周部に沿ってアウタパネル94の外周部近傍を折り曲げて形成したヘム部96によりインナパネル92の外周部近傍を挟み付けることで、インナパネル92とアウタパネル94とが一体とされている。
図1及び図2に示されるように、インナパネル92のアウタパネル94とは反対側では、ヘム部96に沿って支持ブラケット98が設けられている。支持ブラケット98は平板部100を備えている。平板部100はヘム部96に沿って長手とされた平板状に形成されており、ボルトやビス、リベット等の締結手段や溶接等によってインナパネル92に一体的に固定されている。図1及び図3に示されるように、平板部100のヘム部96側の端部からは平板状の支持部102が屈曲されて立設されている。図3に示されるように、この支持部102は先端が取付基部42に突き当たるまで取付部40の内側に入り込んでおり、挟持爪48に弾性的に挟持されている。
ここで、図1及び図2に示されるように、上記の支持ブラケット98及び感圧センサ16は、基本的にバックドアパネル78のヘム部96に沿って配置されるが、コーナ部104では支持ブラケット98及び感圧センサ16がヘム部96に沿って配置されない。
詳細には、コーナ部104を介した一方の側のヘム部96(例えば、バックドアパネル78の左側端側のヘム部96)に沿って配置された支持ブラケット98及び感圧センサ16は、コーナ部104から離間した所定位置からヘム部96よりもバックドアパネル78の内側へ向けて緩やかに湾曲させられている。このように湾曲させられつつコーナ部104を介した他方の側のヘム部96(例えば、バックドアパネル78の下端側のヘム部96)の近傍に到達した支持ブラケット98及び感圧センサ16は、他方の側のヘム部96に沿って配置される。
一方、図1、図2、及び図4に示されるように、本自動バックドア装置12は、押圧力伝達手段としての押圧力伝達機構202を備えている。図1及び図2に示されるように、押圧力伝達機構202は各々が支持部としての一対の脚部204を備えている。図2に示されるように、これらの脚部204は、コーナ部104を介した一方の側のヘム部96(例えば、バックドアパネル78の左側端側のヘム部96)からの仮想延長線L1と、他方の側のヘム部96(例えば、バックドアパネル78の下端側のヘム部96)からの仮想延長線L2との間の略中央を通る仮想線Lcに沿って感圧センサ16を介してコーナ部104とは反対側で、仮想線Lcを境として線対称的に配置されている。
これらの脚部204は固定片206を備えており、これらの固定片206は支持ブラケット98の平板部100又はインナパネル92に固定されている。固定片206からは支持脚208が立設されている。一方の脚部204の支持脚208と他方の脚部204の支持脚208とは互いに平行とされており、上記の仮想線Lcを介して互いに向き合っている。
また、押圧力伝達機構202は押圧部材としてのコーナカバー210を備えている。コーナカバー210は全体的に平板状に形成されており、図4に示されるように、その厚さ方向一方の面はインナパネル92の側を向いている。コーナカバー210は、平面視で略長方形(略正方形を含む)の矩形部212を備えている。矩形部212の四辺のうちの一辺の側は上記の一対の脚部204の両支持脚208間に入り込んでおり、これらの支持脚208によって支持脚208の対向方向を軸方向とする軸周りに回動可能に軸支されている。
支持脚208に軸支された部分とは反対側の矩形部212の端部からは平面視で略三角形状の三角部214が連続して形成されている。三角部214は底辺の長さが矩形部212と連続する部分での矩形部212の辺の長さに等しく設定されており、したがって、コーナカバー210は全体的に平面視で五角形状となっている。
図2及び図4に示されるように、コーナカバー210の三角部214の両斜辺が交わる角部はコーナ部104に対応しており、コーナ部104の近傍に到達している。また、三角部214の一方の斜辺は、コーナ部104を介した一方の側のヘム部96に沿っており、三角部214の他方の斜辺は、コーナ部104を介した他方の側のヘム部96に沿っている。
以上の構成のコーナカバー210は厚さ方向一方の面が感圧センサ16の筒部34と対向しており、支持脚208における軸支部分を中心にして、コーナカバー210が軸周り一方に回動すると、コーナカバー210が感圧センサ16の筒部34を押圧する。
また、感圧センサ16とコーナ部104との間には、付勢手段としての圧縮コイルスプリング216が設けられている。圧縮コイルスプリング216は、その一端がインナカバー92に直接又は間接的に固定されていると共に、他端がコーナカバー210に直接又は間接的に固定されている。圧縮コイルスプリング216は、コーナカバー210が感圧センサ16の筒部34を押圧しない所定位置で保持しており、コーナカバー210が感圧センサ16の筒部34を押圧すると圧縮コイルスプリング216が圧縮され、筒部34を押圧する際の回動方向とは反対方向へコーナカバー210を付勢する。
また、図4に示されるように、矩形部212の三角部214とは反対側からはインナパネル92の側へ向けて当接片218が屈曲形成されている。この当接片218に対応して支持脚208には規制片220が形成されている。一方の脚部204の支持脚208に形成された規制片220は他方の脚部204へ向けて延びるように形成されており、支持脚208の幅方向に沿って当接片218と対向する。上記のように、コーナカバー210は支持脚208の対向方向を軸方向とする軸周りに回動可能に軸支されているが、当接片218が規制片220に当接した状態では、支持脚208よりもヘム部96の側でコーナカバー210がインナパネル92から離間する方向へ回動しようとすると、規制片220が当接片218に干渉してコーナカバー210の回動が規制される構成になっている。
<第1の実施の形態の作用、効果>
次に、本実施の形態の作用並びに効果について説明する。
バックドアパネル78が車体14の上方へ回動してリヤゲート80を開放した状態で、バックドアスイッチ70を閉操作すると、ECU68がドライバ72を操作してバックドアモータ74を逆転駆動させ、これにより、バックドアパネル78が車体14の下方へ向けて回動する。
次いで、バックドアパネル78がリヤゲート80を全閉する直前の状態まで回動すると、ECU68はドライバ72を操作してバックドアモータ74を停止させると共に、ドライバ86を操作してクローザモータ84を駆動させる。クローザモータ84はその駆動力でバックドアパネル78を全閉位置まで回動させ、更に、ラッチ等のロック手段を作動させて全閉状態でバックドアパネル78をロックする。
このようにして、本実施の形態における自動バックドア装置12では、バックドアスイッチ70の操作のみでバックドアパネル78の閉操作を行なうことができるため、例えば、バックドアパネル78を閉操作する際に無理にバックドアパネル78に手を掛けたりする必要がなく、容易にバックドアパネル78の閉操作を行なえる。
ところで、リヤゲート80を開放した状態で、リヤゲート80の内周縁に対応した部分、すなわち、車体14の側壁の後端や、ランプハウスの上面並びに車幅方向内側面、更には、フロアパネル82の後端等において、車体14の内外方向に異物が跨ぐように位置している場合に、リヤゲート80を閉じるようにバックドアパネル78が回動(閉移動)させると、バックドアパネル78の外周縁(すなわち、ヘム部96の先端)に異物に当接する。したがって、このままバックドアパネル78が異物を押圧して、リヤゲート80の内周縁部に異物を押し当てると異物の挟み込みが生じる。
ここで、上記のように、バックドアパネル78の外周縁(すなわち、ヘム部96の先端)に異物に当接すると、感圧センサ16の筒部34が異物に当接し、バックドアパネル78の閉移動(回動)に伴い筒部34が異物を車体14室内側に押圧する。筒部34が異物を押圧すると、このときの押圧力に応じた異物からの押圧反力が筒部34に付与され、この押圧反力により筒部34が弾性変形する。この筒部34の弾性変形によって筒部34内の外皮部20が弾性変形し、外皮部20の内部に設けられた電極線24又は電極線28が電極線26又は電極線30と接触して短絡する。この場合、電流は抵抗62を介さずに流れるため、電極線24〜30を含めて構成される電気回路を流れる電流の電流値が変化する。
この電流値の変化は電流検出素子66により検出され、電流値の変化を検出した電流検出素子66からはECU68に対して検出信号(電気信号)が出力される。この検出信号が入力されたECU68は、外皮部20が変形した、すなわち、異物の挟み込みが生じたと判定してドライバ72、86を操作し、バックドアモータ74及びクローザモータ84を正転駆動(すなわち、バックドアパネル78を上昇させる方向へ駆動)させる。これにより、バックドアパネル78による異物の挟み込みが解消される。
なお、このような異物の挟み込みを検出した場合のバックドアモータ74及びクローザモータ84の駆動量に関しては、特に限定するものではない。したがって、基本的にはリヤゲート80が全開するまでバックドアパネル78を上昇させるようにバックドアモータ74及びクローザモータ84を正転駆動させてもよい。また、例えば、バックドアパネル78が数センチメートル上昇する程度にバックドアモータ74及びクローザモータ84を正転駆動させた後に停止させる構成としてもよい。
但し、異物の挟み込みを検出した場合に、リヤゲート80が全開するまでバックドアパネル78を上昇させる構成に比べて、バックドアパネル78を数センチメートル上昇させる構成は、以下のようなメリットがあり好ましい。
すなわち、異物の挟み込みを検出した際に、リヤゲート80が全開するまでバックドアパネル78を上昇させる構成とした場合、異物の挟み込みが解消されてからもリヤゲート80を全開する位置までバックドアパネル78が回動する。したがって、再度バックドアパネル78でリヤゲート80を全閉しようとする場合には、最も上方へバックドアパネル78が回動するまで待たなくてはならない。しかも、最も上方に回動した位置から再びバックドアパネル78が回動するまでに時間を要する。したがって、このような構成では、再度リヤゲート80を全閉するために時間を要する。
当然、乗員等が適宜にバックドアスイッチ70を操作することで上昇途中のバックドアパネル78を停止させて再度下降させることも可能ではあるが、この場合、バックドアパネル78の上昇停止の操作を要することから操作が煩わしくなる。
これに対して、異物の挟み込みを検出した場合に、バックドアパネル78を数センチメートル上昇させれば基本的に異物の挟み込みが解消されて、異物を取り除くことが可能である。ここで、バックドアパネル78を数センチメートル上昇した状態でバックドアパネル78が停止していれば、この状態からリヤゲート80を全閉するために必要なバックドアパネル78の回動量はバックドアパネル78が最も上昇した状態に比べると少なくてよい。したがって、再度リヤゲート80を全閉する際にも短時間でリヤゲート80を全閉できる。
ところで、上述したように、本実施の形態では、コーナ部104とその近傍では感圧センサ16がヘム部96に沿って配置されていない。ここで、本実施の形態では、コーナ部104やその近傍部分においてバックドアパネル78の外周縁とリヤゲート80の内周縁部との間に異物が位置すると、コーナカバー210の厚さ方向他方の面(感圧センサ16と対向する面とは反対側の面)が異物と対向する。感圧センサ16の設置範囲から離れているため、コーナ部104やその近傍部分においてバックドアパネル78の外周縁とリヤゲート80の内周縁部との間で挟まれた異物は、感圧センサ16を押圧することはできないが、コーナカバー210の厚さ方向他方の面を押圧する。
異物からの押圧力を受けたコーナカバー210は、圧縮コイルスプリング216の付勢力に抗して、支持脚208での軸支部分を中心に回動する。このように回動したコーナカバー210は感圧センサ16の筒部34を押圧する。これにより、異物からの押圧反力を直接受けた場合と同様に筒部34が弾性変形し、異物からの押圧反力で筒部34が弾性変形した場合と同様に、ECU68がドライバ72、86を操作し、バックドアモータ74及びクローザモータ84を正転駆動(すなわち、バックドアパネル78を上昇させる方向へ駆動)させる。これにより、バックドアパネル78による異物の挟み込みが解消される。
一方、異物の挟み込みが検出されることで、バックドアパネル78が上昇し、これにより、異物からコーナカバー210への押圧力の付与が解消されると、圧縮コイルスプリング216の付勢力でコーナカバー210が回動し、これにより、コーナカバー210が筒部34を押圧しない所定位置に復帰する。
このように、本実施の形態では、コーナ部104及びその近傍では、異物を挟み込んだ場合にコーナ部104から離れている感圧センサ16の筒部34を異物が直接押圧できないものの、異物がコーナカバー210を押圧してコーナカバー210を回動させることで、コーナカバー210が感圧センサ16の筒部34を押圧して変形させるため、コーナ部104やその近傍で生じた異物の挟み込みを検出でき、更に、異物の挟み込みを解消できる。
また、このように、本実施の形態では、コーナ部104において感圧センサ16や支持ブラケット98を無理にヘム部96に沿わせなくてもコーナ部104やその近傍での異物の挟み込みを検出できるため、感圧センサ16を無理に屈曲させることに起因した不具合を発生させることがなく、異物を挟み込んでいないにも関わらず感圧センサ16を無理に屈曲させることで外皮部20が弾性変形させられることによる誤作動の発生を防止することができる。
また、コーナ部104やその近傍部分に別の感圧センサを設けなくてもよいため、ECU68における信号の処理等を含めて制御手段の構成を簡単にできる。
さらに、コーナカバー210による異物からの押圧力の入力範囲(すなわち、異物の挟み込みの検出範囲)は、コーナカバー210の外周形状の範囲に限られる。換言すれば、所望の検出範囲の形状にコーナカバー210の外周形状を設定すればよいため、コーナカバー210による異物の挟み込みの検出範囲の設定が容易である。
<第2の実施の形態の構成>
次に、本発明のその他の実施の形態について説明する。なお、以下の各実施の形態を説明するにあたり、前記第1の実施の形態を含めて説明している実施の形態よりも前出の実施の形態と基本的に同一の部位に関しては同一の符号を付与してその詳細な説明を省略する。
図10には本発明の第2の実施の形態に係る開閉装置としての自動バックドア装置230の要部、更に言えば、自動バックドア装置230を構成する挟み込み検出装置232の要部の構成が図4に対応した断面図により示されている。
この図に示されるように、挟み込み検出装置232は押圧力伝達機構202を備えておらず、代わりに押圧力伝達手段としての押圧力伝達部材234を備えている。押圧力伝達部材234は押圧部材としてのコーナカバー236を備えている。コーナカバー236は、前記第1の実施の形態におけるコーナカバー210を構成する三角部214に対応した三角部238、矩形部212に対応した矩形部240を備えており、厚さ方向一方の面が感圧センサ16の筒部32に対して押圧力を付与しない位置で筒部32に対向した状態でコーナカバー210と同様に配置されている。
但し、コーナカバー210とは異なる三角部238とは反対側で矩形部240は屈曲されており、この屈曲部分よりも矩形部240の基端側(三角部238とは反対側)は支持ブラケット98の平板部100やバックドアパネル78のインナパネル92に接近している。
矩形部240の基端部からは連続して固定片242が形成されている。固定片242は平板部100やインナパネル92に対して平行な平板状とされ、固定片242が平板部100やインナパネル92固定されることで、押圧力伝達部材234がバックドアパネル78に固定されている。平板部100やインナパネル92に対して平行な平板状である固定片242は、矩形部240に対して屈曲されており、この屈曲部分はヒンジ部244とされている。
以上の構成の押圧力伝達部材234は、ばね性(弾性)を有する金属平板等を曲げ成形することで形成された板ばねとされており、コーナカバー236はヒンジ部244を中心に回動可能であると共に、ヒンジ部244を中心にコーナカバー236を回動させると、押圧力伝達部材234はそのばね性によってコーナカバー236が回動する前の状態にコーナカバー236を付勢する。すなわち、本実施の形態において、押圧力伝達部材234はそれ自体が付勢手段をも構成している。
<第2の実施の形態の作用、効果>
本実施の形態では、コーナ部104やその近傍部分においてバックドアパネル78の外周縁とリヤゲート80の内周縁部との間で挟まれた異物がコーナカバー236の厚さ方向他方の面を押圧する。異物からの押圧力を受けたコーナカバー236は、押圧力伝達部材234全体のバネ力に抗してヒンジ部244を中心に回動する。このように回動したコーナカバー236は感圧センサ16の筒部34を押圧する。これにより、異物からの押圧反力を直接受けた場合と同様に筒部34が弾性変形し、異物からの押圧反力で筒部34が弾性変形した場合と同様に、ECU68がドライバ72、86を操作し、バックドアモータ74及びクローザモータ84を正転駆動(すなわち、バックドアパネル78を上昇させる方向へ駆動)させる。これにより、バックドアパネル78による異物の挟み込みが解消される。
一方、異物の挟み込みが検出されることで、バックドアパネル78が上昇し、これにより、異物からコーナカバー236への押圧力の付与が解消されると、押圧力伝達部材234全体のバネ力によりヒンジ部244周りにコーナカバー236が回動し、これにより、コーナカバー236が筒部34を押圧しない所定位置に復帰する。
このように、本実施の形態の押圧力伝達部材234は、前記第1の実施の形態における押圧力伝達機構202と基本的に同様の作用を奏し、同様の効果を得ることができる。
また、脚部204、コーナカバー210、及び圧縮コイルスプリング216によって構成されていた押圧力伝達機構202とは異なり、押圧力伝達部材234は、部品点数的には1部品だけで構成されている。しかも、1枚の金属板等の平板材を打ち抜いて屈曲させるだけで押圧力伝達部材234を形成でき、バックドアパネル78への取り付けも固定片242を平板部100やインナパネル92に固定するだけでよい。
このように、押圧力伝達部材234は、上記のように前記第1の実施の形態における押圧力伝達機構202と同様の作用を奏し、同様の効果を得られるにも関わらず、押圧力伝達機構202に比べて極めて簡単な構成で、部品コストや組み立てコストを安価にできる。
<第3の実施の形態の構成>
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。
図11には本実施の形態に係る開閉装置としての自動バックドア装置260の要部、更に言えば、自動バックドア装置260を構成する挟み込み検出装置262の要部の構成が図10に対応した断面図により示されている。
この図に示されるように、挟み込み検出装置262は支持ブラケット98を備えておらず、代わりに支持ブラケット264を備えている。支持ブラケット264はコーナカバー236のインナパネル92の側の面に一体的に固定される平板部266を備えている。この平板部266からは支持部102がインナパネル92の側へ屈曲形成されている。この支持ブラケット264の支持部102に対応して、本実施の形態では前記第2の実施の形態とは感圧センサ16の向きが逆になっており、コーナカバー236の側に取付部40が位置し、この取付部40よりもインナパネル92の側にセンサ本体18が位置している。さらに、センサ本体18とインナパネル92との間には当接部268が設けられており、筒部34が当接部268に当接している。
<第3の実施の形態の作用、効果>
上記構成の本実施の形態では、前記第2の実施の形態と同様に、異物がコーナカバー236の厚さ方向他方の面を押圧すると、異物からの押圧力を受けたコーナカバー236が押圧力伝達部材234全体のバネ力に抗してヒンジ部244を中心に回動する。本実施の形態では、このようにコーナカバー236が回動すると、支持ブラケット264を解してコーナカバー236に固定された感圧センサ16がコーナカバー236と共にインナパネル92の側へ回動し、筒部34が当接部268に押し付けられる。これにより、異物からの押圧反力を直接受けた場合と同様に筒部34が弾性変形し、異物からの押圧反力で筒部34が弾性変形した場合と同様に、ECU68がドライバ72、86を操作し、バックドアモータ74及びクローザモータ84を正転駆動(すなわち、バックドアパネル78を上昇させる方向へ駆動)させる。これにより、バックドアパネル78による異物の挟み込みが解消される。
一方、異物の挟み込みが検出されることで、バックドアパネル78が上昇し、これにより、異物からコーナカバー236への押圧力の付与が解消されると、押圧力伝達部材234全体のバネ力によりヒンジ部244周りにコーナカバー236が回動し、コーナカバー236と共に感圧センサ16が回動する。これにより、コーナカバー236によって筒部34が当接部268に押し付けられない所定位置に復帰する。
このように、本実施の形態は感圧センサ16の配置形態こそ異なるが押圧力伝達部材234を適用している点では前記第2の実施の形態と同じであるため、前記第2の実施の形態における押圧力伝達機構202と基本的に同様の作用を奏し、同様の効果を得ることができる。
<第4の実施の形態の構成>
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。
図12には本実施の形態に係る開閉装置としての自動バックドア装置280の要部、更に言えば、自動バックドア装置280を構成する挟み込み検出装置282の要部の構成が図4に対応した断面図により示されている。
この図に示されるように、挟み込み検出装置282は支持ブラケット98を備えておらず、代わりに支持ブラケット284を備えている。支持ブラケット284は一方の脚部204の側から他方の脚部204側へ向けて長手方向とされた平板状に形成されている。また、支持ブラケット284は厚さ方向がインナパネル92とアウタパネル94の対向方向、すなわち、バックドアパネル78の厚さ方向に沿っている。平板部286の幅方向一端部からはヘム部96の側へ向けて支持部102が屈曲形成されている。このように、本実施の形態では、平板部286からの支持部102の延出方向が前記第1の実施の形態における平板部100からの支持部102の延出方向とは略90度異なっている。このため、本実施の形態では、取付部40に対してプロテクタ32がヘム部96の側へ向くように感圧センサ16が前記第1の実施の形態における感圧センサ16の姿勢に対して感圧センサ16の長手方向を軸方向とする軸周りに略90度傾いている。
一方、脚部204を含めて構成される本実施の形態の押圧力伝達機構288は押圧部材としてのコーナカバー290を備えている。コーナカバー290は平板状の基部292を備えている。基部292は、例えば、長手方向が一方の204の側から他方の204側への向きに沿い、厚さ方向がインナパネル92とアウタパネル94の対向方向、すなわち、バックドアパネル78の厚さ方向に沿った平板状に形成されている。基部292の幅方向一端部には軸貫通部294が形成されている。この軸貫通部294には、一方の脚部204の支持脚208と他方の脚部204の支持脚208との間に架け渡されたシャフト296が貫通しており、シャフト296周りにコーナカバー290が回動可能に軸支されている。
基部292の幅方向他端部からは平板状の押圧部298がインナパネル92の側へ屈曲形成されている。この押圧部298の厚さ方向一方の面は、プロテクタ32を介して支持ブラケット284とは反対側から筒部34に当接している。押圧部298の基部292とは反対側の端部からは荷重受部300が連続して形成されている。荷重受部300は押圧部298の側の端部に対して押圧部298とは反対側の端部、すなわち、ヘム部96の側の端部がインナパネル92から離間するように傾斜した平板状に形成されている。
<第4の実施の形態の作用、効果>
上記構成の本実施の形態では、コーナ部104やその近傍部分においてバックドアパネル78の外周縁とリヤゲート80の内周縁部との間の異物は、コーナカバー290の荷重受部300の厚さ方向他方の面(インナパネル92とは反対側の面)が異物を押圧する。異物からの押圧力を荷重受部300が受けたコーナカバー290はシャフト296周りにインナパネル92へ接近する方向へ回動する。このように回動したコーナカバー290は押圧部298が感圧センサ16の筒部34を押圧する。これにより、異物からの押圧反力を直接受けた場合と同様に筒部34が弾性変形する。これにより、前記第1の実施の形態と同様にバックドアパネル78による異物の挟み込みを検出でき、更にはバックドアパネル78による異物の挟み込みを解消できる。
このように、本実施の形態は感圧センサ16の配置形態やコーナカバー290の形状こそ異なるが、コーナカバー290は基本的にコーナカバー210と同様の作用を奏するため、基本的に前記第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
<第5の実施の形態の構成>
次に、本発明の第5の実施の形態について説明する。
図13には本実施の形態に係る開閉装置としての自動バックドア装置310の要部、更に言えば、自動バックドア装置310を構成する挟み込み検出装置312の要部の構成が図4に対応した断面図により示されている。
この図に示されるように、挟み込み検出装置282は支持ブラケット98を備えておらず、代わりに支持ブラケット314を備えている。支持ブラケット314はインナパネル92に固定された平板状の平板部316を備えている。平板部316の幅方向一端部(ヘム部96とは反対側の端部)からはインナパネル92とは反対側へ向けて縦板部318が立設されている。この縦板部318の上端部(インナパネル92とは反対側の端部)からはヘム部96の側へ向けて横板部320が平板部316に対して平行に延出されている。この横板部320の縦板部318とは反対側の端部からはインナパネル92へ向けて支持部102が屈曲形成されている。
このように、本実施の形態では、横板部320からの支持部102の延出方向が前記第1の実施の形態における平板部100からの支持部102の延出方向とは略180度異なっている。このため、本実施の形態では、取付部40に対してプロテクタ32がインナパネル92の側へ向くように感圧センサ16が前記第1の実施の形態における感圧センサ16の姿勢に対して反転している。
このように感圧センサ16を支持する支持ブラケット314とヘム部96との間には脚部204に代わって押圧力伝達手段としての押圧力伝達機構321を構成する一対の脚部322(図13では一方の脚部322のみを図示している)が設けられている。脚部322は前記第1の実施の形態における脚部204と同様に。コーナ部104を介した一方の側のヘム部96(例えば、バックドアパネル78の左側端側のヘム部96)からの仮想延長線(前記第1の実施の形態における仮想延長線L1)と、他方の側のヘム部96(例えば、バックドアパネル78の下端側のヘム部96)からの仮想延長線(前記第1の実施の形態における仮想延長線L2)との間の略中央を通る仮想線(前記第1の実施の形態における仮想線Lc)を境として線対称的に配置されている。但し、脚部204とは異なり、脚部322は支持ブラケット314の支持部102に支持された感圧センサ16よりもヘム部96の側に設けられている。
これらの脚部322の間には押圧部材としての回動板324が設けられている。回動板324は基部326を備えている。この基部326には一方の脚部322と他方の脚部322との間に架け渡されたシャフト328が貫通しており、回動板324はシャフト328周りに回動可能とされている。基部326からは支持ブラケット314の側へ向けて平板状の押圧部330が延出されている。荷重受部300は基部326の側の端部に対して支持ブラケット314の側の端部がインナパネル92へ接近するように傾斜しており、更に、支持ブラケット314の側の端部はインナパネル92と筒部34との間に入り込んでいる。これに対して、基部326からはヘム部96の側へ向けて荷重受部332が延出されている。押圧部330は全体的に平板状に形成されている。また、荷重受部332は基部326の側の端部よりもヘム部96の側の端部がインナパネル92から離間するように傾斜している。
<第5の実施の形態の作用、効果>
上記構成の本実施の形態では、コーナ部104やその近傍部分においてバックドアパネル78の外周縁とリヤゲート80の内周縁部との間の異物は、回動板324の荷重受部332の厚さ方向他方の面(インナパネル92とは反対側の面)が異物を押圧する。異物からの押圧反力を荷重受部332が受けた回動板324はシャフト328周りに荷重受部332がインナパネル92へ接近する方向へ回動する。荷重受部332がインナパネル92へ接近する方向へ回動することで押圧部330はインナパネル92から離間するように回動し、これにより、押圧部330が感圧センサ16の筒部34を押圧し、押圧部330からの押圧力を受けた筒部34が異物からの押圧反力を直接受けた場合と同様に弾性変形する。これにより、前記第1の実施の形態と同様にバックドアパネル78による異物の挟み込みを検出でき、更にはバックドアパネル78による異物の挟み込みを解消できる。
このように、本実施の形態は、異物からの押圧反力を受けた回動板324が感圧センサ16の筒部34を押圧する点では、異物からの押圧反力を受けたコーナカバー210が感圧センサ16の筒部34を押圧する前記第1の実施の形態と同様であるため、基本的に前記第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
なお、以上の第3の実施の形態から第5の実施の形態は、感圧センサ16の姿勢が前記第1の実施の形態や前記第2の実施の形態とは異なるが、感圧センサ16の取付姿勢に応じて各実施の形態の何れかを適宜に選択すればよい。
また、上記の各実施の形態は、自動バックドア装置12、230を構成するドアパネル78のコーナ部104やその近傍における異物の挟み込み検出用として本発明を適用した。しかしながら、本発明がこのようなコーナ部104やその近傍における異物の挟み込み検出に限定されるものではない。すなわち、コーナ部104のように屈曲又は湾曲した部位でなくても、コーナ部104やその近傍のように、異物の挟み込みを検出したい範囲(検出範囲)と、感圧センサ16の設置範囲(センサ設置範囲)とが離れている構造では、本発明を広く適用できる。
例えば、車両の側壁(固定部)に形成された後部座席用の乗降口を、モータの駆動力でドアパネル(可動部)をスライドさせて開閉する自動スライドドア装置(開閉装置)において、ドアパネルの前端のヘム部に沿って感圧センサを配置する構成の場合、ドアパネルの厚さ方向(車幅方向に沿ったドアパネルの方向)に沿った感圧センサ16の側方における異物の挟み込みを検出するために本発明を適用してもよい。
本発明の第1の実施の形態に係る開閉装置の要部の構成を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係る開閉装置の要部の構成を示す正面図である。 図2の3−3線に沿った拡大断面図である。 図2の3−3線(仮想線Lc)に沿った断面図である。 感圧センサを構成するセンサ本体の構成を示す斜視図である。 感圧センサの芯金の斜視図である。 感圧センサの構成を示す回路図である。 本発明の第1の実施の形態に係る挟み込み検出装置を含めて構成された自動バックドア装置を適用した車両の後方からの斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係る挟み込み検出装置を含めて構成された自動バックドア装置の制御ブロック図である。 本発明の第2の実施の形態に係る開閉装置の要部の構成を示す図4に対応した断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る開閉装置の要部の構成を示す図10に対応した断面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る開閉装置の要部の構成を示す図4に対応した断面図である。 本発明の第5の実施の形態に係る開閉装置の要部の構成を示す図4に対応した断面図である。
符号の説明
12・・・自動バックドア装置(開閉装置)、14・・・車体(固定部)、16・・・感圧センサ、24、26、28、30・・・電極線(電極)、78・・・バックドアパネル(可動部)、80・・・リヤゲート(開口)、202・・・押圧力伝達機構(押圧力伝達手段)、210・・・コーナカバー(押圧部材)、216・・・圧縮コイルスプリング(付勢手段)、230・・・自動バックドア装置(開閉装置)、234・・・押圧力伝達部材(付勢手段、押圧力伝達手段)、236・・・コーナカバー(押圧部材)、260・・・自動バックドア装置、280・・・自動バックドア装置、288・・・押圧力伝達機構(押圧力伝達手段)、290・・・コーナカバー(押圧部材)、310・・・自動バックドア装置、321・・・押圧力伝達機構(押圧力伝達手段)、324・・・回動板(押圧部材)

Claims (9)

  1. 固定部に形成された開口を開閉する方向に移動可能な可動部と、
    前記可動部及び前記固定部の少なくとも何れか一方のコーナ部に対応して屈曲又は湾曲した部位を含めて設定されたセンサ設置範囲に設けられ、付与された押圧力に基づき前記可動部と前記固定部とによる前記異物の挟み込みを検出する感圧センサと、
    外周形状の範囲が前記センサ設置範囲から前記センサ設置範囲の外側に亘る板状に形成されて、前記センサ設置範囲の外側で前記可動部と前記固定体との間に挟み込まれる前記異物からの押圧力を受けて回動して前記感圧センサを押圧する押圧力伝達手段と、
    を備える開閉装置。
  2. 前記押圧力伝達手段は、前記コーナ部を介した両側の所定範囲内で前記可動部と前記固定部とに挟み込まれた前記異物からの押圧力を入力可能に設定された請求項に記載の開閉装置。
  3. 前記コーナ部がなす角度は略90度に設定されていることを特徴とする請求項又は請求項に記載の開閉装置。
  4. 前記感圧センサに対して前記感圧センサの検出可能な押圧力の作用方向側で前記感圧センサの少なくとも一部を覆うと共に、前記設置範囲外で前記可動部と前記固定部とに挟み込まれた異物に押圧されて変位し、前記感圧センサを押圧する押圧部材を含めて前記押圧力伝達手段を構成した請求項1から請求項の何れか1項に記載の開閉装置。
  5. 厚さ方向一方の面に前記押圧力が入力されて、前記厚さ方向他方の面が前記感圧センサに対向した平板状に前記押圧部材を形成した請求項に記載の開閉装置。
  6. 前記押圧力伝達手段は、前記感圧センサに対して接離する方向に回動可能に前記押圧部材を支持する支持部を備える請求項又は請求項に記載の開閉装置。
  7. 前記押圧力伝達手段は、前記感圧センサを押圧した前記押圧部材を、前記感圧センサを押圧する前の状態へ付勢する付勢手段を備える請求項4から請求項の何れか1項に記載の開閉装置。
  8. 前記センサ設置範囲の長手方向を軸方向とする軸周りに螺旋状に湾曲した複数の電極を少なくとも含めて前記感圧センサを構成し、当該電極間を流れる電気の状態の変化で前記感圧センサに押圧力が作用したことを検出する請求項1から請求項の何れか1項に記載の開閉装置。
  9. 後端に前記開口が形成された車体を前記固定部とし、当該開口を開閉する方向に移動可能なドアパネルを前記可動部として、前記開口の内周縁及び当該内周内に沿った前記ドアパネルの外周部の少なくとも何れか一方の少なくとも一部を前記センサ設置範囲とした請求項1から請求項の何れか1項に記載の開閉装置。
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