JP3686061B2 - ドア用感圧センサ構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ボディとドアとの間への異物挟み込みの検出精度を高めたドア用感圧センサ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
ドア用感圧センサ構造として、感圧センサをシール部材の長手方向に沿って設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−25460公報(第2頁、図3、図4)
【0004】
特許文献1の図4を以下の図8で説明する。なお、符号は振り直した。
図8は従来のドア用感圧センサ構造を示す側面図であり、サッシュ101にシール部材としてのグラスラン102を装着し、このグラスラン102のサッシュ前辺部103に装着される部分104に感圧センサ105を設けたドアを示す。なお、106,107はそれぞれの一端を感圧センサ105に接続したリード線、108はリード線106,107のそれぞれの他端に接続したコントローラである。
【0005】
特許文献1の図3を以下の図9で説明する。
図9は従来のドア用感圧センサ構造を示す断面図であり、サッシュ102(図8参照)の前辺部103の横断面図である。
感圧センサ105は、一対の電極111,111を備える棒状のものであり、グラスラン102のセンサ収納部112に収納されている。なお、113はドアウインドガラスである。
感圧センサ105に外力が作用すると、例えば、電極111,111間の距離が変化して静電容量が変化し、電気信号を発する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
図8において、感圧センサ105はサッシュ101の角部には配置されていないため、例えば、サッシュ101の角部とドアウインドガラス113との間に異物を挟み込んだ場合には、その異物挟み込みを検出できない。
【0007】
そこで、感圧センサ105をサッシュ102の角部のグラスラン102に収納しようとすると、感圧センサ105を約90°の角度で折曲げなければならない。
【0008】
感圧センサ105は、電極111,111間に所定の間隔を要するために、外径が大きくなる。従って、この感圧センサ105を折曲げると、円弧状となり、この円弧部分とサッシュ102側又はドアウインドガラス113側との間に隙間が出来て、小さな異物の挟み込みが検出できない。
また、感圧センサ105を折曲げることで、電極111,111の剛性が高まり、電極111,111の間隔が変化しにくくなって、感圧センサ105自体の圧力検出精度が低下する。
【0009】
本発明の目的は、ドア用感圧センサ構造を改良することで、ボディとドアとの間への異物挟み込みの検出精度を高めることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1は、ドアの周囲にボディ側との隙間を塞ぐシール部材を取付け、このシール部材のドア角部に対応する角部に、シール部材に埋め込んだ圧力検出用センサに外力を伝える押圧部材を設けたことを特徴とする。
【0011】
シール部材の角部に押圧部材を設けたことで、ボディの隅部とドア角部に設けた押圧部材との間の隙間をほとんど無くすことができ、ボディとドア角部との間に小さな異物を挟み込んだ場合でも、異物の挟み込みにより発生する外力を押圧部材を介して圧力検出用センサに伝えることができ、また、押圧部材によって圧力検出用センサの円弧部の半径を小さくしなくてもよいために圧力検出用センサの圧力検出精度の低下を防止することができ、ボディとドア角部との間への異物挟み込みの検出精度を高めることができる。
【0012】
請求項2は、シール部材の角部以外の部分を押出し成型し、角部を角部以外の部分とは別体にして金型成型して角部以外の部分と接合し、角部に設けたスリットから角部内部に圧力検出用センサを挿入したことを特徴とする。
【0013】
シール部材の角部を角部以外の部分と別体にすることで、角部に設ける圧力検出用センサを圧力検出状態に応じて適するように、シール部材の角部以外の部分に配置する圧力検出センサとは別に選択することができ、シール部材の角部における圧力検出感度を高めることができる。
【0014】
請求項3は、押出し成型したシール部材の角部に、金型成型した押圧部材を接合したことを特徴とする。
シール部材の角部及び角部以外の部分を一体に成形するとともに、シール部材の角部及び角部以外の部分に配置する圧力検出用センサを一体にすることで、シール部材及び圧力検出用センサのコストアップを抑えることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係るドア用感圧センサ構造を採用した車両の後部側面図であり、車両10の後部に自動開閉式のドアとしてのテールゲート11を備えたことを示す。なお、13は後席用ドア、14はリヤクォータガラス、15は後輪、16はリヤバンパである。
【0016】
テールゲート11は、運転者が手元のスイッチを操作することで、自動で開閉可能としたものであり、図中の想像線はテールゲート11を全開位置まで跳ね上げた状態を示す。
【0017】
テールゲート11を開く、あるいは閉じる途中で、テールゲート11が障害物に触れた場合は、瞬時に反対の動作に切換わる、即ち開く途中では閉じる動作となり、閉じる途中では開く動作になる。
【0018】
また、テールゲート11を閉じる場合に、ボディとテールゲート11との間に異物を挟み込むと、本発明のドア用感圧センサ構造によって、異物の挟み込みを検出し、瞬時にテールゲート11を開く動作に切換える。
【0019】
図2は図1の2矢視図であり、車両10の背面図である。
テールゲート11は、ボディとの間の気密性を保つために縁部の車室側の内側にほぼ全周にシール部材としてのウエザストリップ21を取付け、このウエザストリップ21に後述する圧力検出用センサを埋め込んだものである。なお、22はリヤウインドガラス、23,23はテールランプである。
【0020】
図3は本発明に係るドア用感圧センサ構造を示す説明図であり、(a)は図2のA部を車室内から見た図(但し、左右は逆にした。)、(b)は(a)のb−b線断面図、(c)は(a)のc−c線断面図である。
(a)において、テールゲート11(図2参照)を閉じた状態でのボディ18とウエザストリップ21との位置関係を示す。
【0021】
ウエザストリップ21は、テールゲート11の左右の縁部に取付けた縦ドアシール部31と、テールゲート11の上下の縁部に取付けた横ドアシール部32と、テールゲート11の角部11a(図1参照)に取付けるとともに縦ドアシール部31及び横ドアシール部32とに接合した角ドアシール部33とからなるラバー製の部品である。
上記の角ドアシール部33は、請求項1に記載したシール部材の角部であり、縦ドアシール部31及び横ドアシール部32は請求項2に記載したシール部材の角部以外の部分である。
【0022】
縦ドアシール部31及び横ドアシール部32は、押出し成形により形成し、それぞれ圧力検出用センサ35,36を埋め込んだものである。
角ドアシール部33は、圧力検出用センサ37を収納する円弧状にした本体部38と、この本体部38の外側に一体に形成した押圧部材としての突出部41とからなり、突出部41を、ボディ18と本体部38との間の空間をほとんど埋めるように配置した部分であって、本発明のドア用感圧センサ構造を採用した部品である。なお、43は本体部38内に圧力検出用センサ37を挿入するためのセンサ挿入スリットである。
【0023】
(b)において、縦ドアシール部31は、テールゲート11を構成するアウタパネル11b及びこのアウタパネル11bの内側に設けたインナパネル11cとを合せた合せ部11dに嵌める嵌合部31aと、この嵌合部31aに一体に形成したセンサ収納部31bとからなる。
【0024】
嵌合部31aは、内側に突出した内側リップ部31c…と、断面コ字状に形成したコ字状中空部31dとを備える。
センサ収納部31bは、円筒状中空部31eに圧力検出用センサ35を収納したものであり、外面に、ボディ18(図3(a)参照)に押圧することによりシール性を得る外側リップ部31fを備える。
【0025】
圧力検出用センサ35は、弾性材、例えばラバー製の心材45と、この心材45の外面に対向させて設けた断面円弧状の電極46,47とからなり、例えば、圧力検出用センサ35に図の左方から外力が作用したときに、一方の電極46側が押圧されて電極47に近づき、電極46,47間の距離が変化して、電極46,47間の静電容量が変化すれば、この静電容量の変化を電気信号として取り出すことで、縦ドアシール部31に外力が作用したことを感知することができる。なお、横ドアシール部32(図3(a)参照)、圧力検出用センサ36(図3(a)参照)は、上記した縦ドアシール部31、圧力検出用センサ35と同一の構造であり、詳細説明は省略する。
【0026】
(c)において、角ドアシール部33は、膨出部33aと、この膨出部33aに一体に設けたセンサ収納部33bと、このセンサ収納部33bの外側に一体に設けた前述の突出部41とからなる。
【0027】
センサ収納部33bは、円形断面中空部33eに圧力検出用センサ37を収納したものであり、外面に、センサ挿入スリット43を覆うシール51を貼り付けたものである。
【0028】
圧力検出用センサ37は、ラバー製の心材52と、この心材52の外面に対向させて設けた断面円弧状の電極53,54とからなり、圧力検出用センサ35,36(図3(a)参照)と同様な作用を発揮するものである。
【0029】
突出部41は、ほぼ三角形状(図3(a)参照)とした基部41aと、この基部41aの縁から盛り上げ形成した外リブ41bと、この外リブ41bの内側に盛り上げ形成した内リブ41cとからなり、内リブ41cによって基部41a及び外リブ41bの剛性を高める。なお、41dは外リブ41bの先端に形成した先端リップ部であり、ボディ18(図3(a)参照)に押圧することによりシール性を得る。
【0030】
以上に述べたウエザストリップ21の組立要領を次に説明する。
図4(a),(b)は本発明に係るウエザストリップの組立要領を示す作用図である。
(a)において、角ドアシール部33に縦ドアシール部31及び横ドアシール部32の端面をそれぞれ接着剤等で接合する。
【0031】
(b)において、角ドアシール部33のセンサ挿入スリット43からセンサ収納部33b内に圧力検出用センサ37を挿入する。
そして、ウエザストリップ21をテールゲートの内側縁部に取付ける。これで、ウエザストリップ21の組立及びテールゲートへの取付が完了する。
【0032】
以上に述べたウエザストリップ21の作用を次に説明する。
図5(a)〜(c)はウエザストリップの作用を示す作用図である。
(a)に示す実施例(本実施の形態)において、テールゲートを閉じる際、ボディ18の開口の隅部とテールゲートの角部との間に異物58を挟み込むと、角ドアシール部33の突出部41が撓み、突出部41で受けた外力が圧力検出用センサ37に伝わる。
【0033】
(b)に示す実施例(本実施の形態)において、圧力検出用センサ37に外力が伝わると、圧力検出用センサ37は矢印の向きに潰れて、電極53,54間の距離が小さくなり、静電容量が変化する。
【0034】
この静電容量の変化は電気信号としてコントロール部に送られ、コントロール部はその電気信号からテールゲートが異物を挟み込んだものと判断し、テールゲートを駆動するモータを反転させてテールゲートを開くように制御する。
【0035】
(c)に示す比較例は、圧力検出用センサ121を埋め込んだウエザストリップ122をテールゲートに取付けた車両を示すものであり、この車両において、テールゲートを閉じる際に、ボディ123の開口の隅部とテールゲートの角部との間に異物124を挟み込んでも、異物124の径が小さいために圧力検出用センサ121は異物の挟み込みを検出することができない。
【0036】
異物124よりも径の大きな異物125を挟み込んだ場合に圧力検出用センサ121に外力が作用し、圧力検出用センサ121は異物125の挟み込みが検出できるようになる。
これに対して、(a)の実施例では、小さな異物58でも挟み込みを検出することができ、異物挟み込みの検出精度が高い。
【0037】
図6は本発明に係るドア用感圧センサ構造の別の実施の形態を示す説明図であり、(a)は車室内から見た図、(b)は(a)のb−b線断面図、(c)は(a)のc−c線断面図である。
(a)において、テールゲート11(図1参照)を閉じた状態でのボディ18とシール部材としてのウエザストリップ61との位置関係を示す。
【0038】
ウエザストリップ61は、テールゲート11の上下左右の縁部に取付けたラバー製の押出し成形材61Aに圧力検出用センサ35を埋め込むとともに、押出し成形材61Aの角部としての折曲げ部61aに、型成形したラバー製の押圧部材としての突出片62を接合したものである。
【0039】
(b)において、ウエザストリップ61は、アウタパネル11b及びインナパネル11cとを合せた合せ部11dに嵌める嵌合部61bと、この嵌合部61bに一体に形成したセンサ収納部61cとからなる。
【0040】
嵌合部61bは、内側に突出した内側リップ部61d…と、断面コ字状に形成したコ字状中空部61eとを備える。
センサ収納部61cは、円形断面中空部61fに圧力検出用センサ35を収納したものであり、外面に、ボディ18(図6(a)参照)に押圧することによりシール性を得る外側リップ部61gを備える。
【0041】
(c)において、突出片62は、ウエザストリップ61の折曲げ部61aに接着剤等により接合したものであり、折曲げ部61aに接合するために折曲げ部61aに倣った形状とした接合部62aと、ほぼ三角形状(図6(a)参照)とした基部62bと、この基部62bの縁から盛上げ形成した外リブ62cと、この外リブ62cの内側に盛り上げ形成した内リブ62dとからなり、内リブ62dによって基部62b及び外リブ62cの剛性を高める。なお、62eは外リブ62cの先端に形成した先端リップ部であり、ボディ18(図6(a)参照)に押圧することによりシール性を得る。
【0042】
以上に述べたウエザストリップ61の組立要領を次に説明する。
図7(a),(b)は本発明に係るウエザストリップの別の実施の形態の組立要領を示す作用図である。
(a)において、ウエザストリップ61の折曲げ部61aに突出片62の接合部62aを接着剤等で接合する。
【0043】
即ち、(b)において、折曲げ部61aの嵌合部61b及びセンサ収納部61cの側面に、接合部62aのJ字形状とした第1接合面62f及び円弧状の窪みとした第2接合面62gを接着する。
【0044】
以上の図2及び図3(a)〜(c)で説明したように、本発明は第1に、テールゲート11の周囲にボディ18側との隙間を塞ぐウエザストリップ21を取付け、このウエザストリップ21のテールゲート角部11aに対応する角ドアシール部33に、ウエザストリップ21に埋め込んだ圧力検出用センサ37に外力を伝える突出部41を設けたことを特徴とする。
【0045】
ウエザストリップ21の角ドアシール部33に突出部41を設けたことで、ボディ18の隅部とテールゲート11の角部11aに設けた突出部41との間の隙間をほとんど無くすことができ、ボディ18とテールゲート11の角部11aとの間に小さな異物58を挟み込んだ場合でも、異物58の挟み込みにより発生する外力を突出部41を介して圧力検出用センサ37に伝えることができ、また、突出部41によって圧力検出用センサ37の円弧部の半径を小さくしなくてもよいために圧力検出用センサ37の圧力検出精度の低下を防止することができ、ボディ18とテールゲート11の角部11aとの間への異物挟み込みの検出精度を高めることができる。
【0046】
本発明は第2に、ウエザストリップ21の角ドアシール部33以外の部分である縦ドアシール部31及び横ドアシール部32を押出し成型し、角ドアシール部33を縦ドアシール部31及び横ドアシール部32とは別体にして金型成型して縦ドアシール部31及び横ドアシール部32と接合し、角ドアシール部33に設けたセンサ挿入スリット43から角ドアシール部33の内部に圧力検出用センサ37を挿入したことを特徴とする。
【0047】
ウエザストリップ21の角ドアシール部33を縦ドアシール部31及び横ドアシール部32と別体にすることで、角ドアシール部33に設ける圧力検出用センサ33を圧力検出状態に応じて適するように、ウエザストリップ21の縦ドアシール部31及び横ドアシール部32に配置する圧力検出センサ35,36とは別に選択することができ、ウエザストリップ21の角ドアシール部33における圧力検出感度を高めることができる。
【0048】
本発明は第3に、図6(a)〜(c)で説明したように、押出し成型したウエザストリップ61の折曲げ部61aに、金型成型した突出片62を接合したことを特徴とする。
【0049】
ウエザストリップ61の折曲げ部61a及び折曲げ部61a以外の部分を一体に成形するとともに、ウエザストリップ61の折曲げ部61a及び折曲げ部61a以外の部分に配置する圧力検出用センサ35を一体にすることで、ウエザストリップ61及び圧力検出用センサ35のコストアップを抑えることができる。
【0050】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1のドア用感圧センサ構造は、ドアの周囲にボディ側との隙間を塞ぐシール部材を取付け、このシール部材のドア角部に対応する角部に、シール部材に埋め込んだ圧力検出用センサ部に外力を伝える押圧部材を設けたので、ボディの隅部と押圧部材との間の隙間をほとんど無くすことができ、ボディとドア角部との間に小さな異物を挟み込んだ場合でも、異物の挟み込みにより発生する外力を押圧部材を介して圧力検出用センサに伝えることができ、また、押圧部材によって圧力検出用センサの円弧部の半径を小さくしなくてもよいために圧力検出用センサの圧力検出精度の低下を防止することができ、ボディとドア角部との間への異物挟み込みの検出精度を高めることができる。
【0051】
請求項2のドア用感圧センサ構造は、シール部材の角部以外の部分を押出し成型し、角部を角部以外の部分とは別体にして金型成型して角部以外の部分と接合し、圧力検出用センサを角部に設けたスリットから内部に挿入したので、シール部材の角部を角部以外の部分と別体にすることで、角部に設ける圧力検出用センサを圧力検出状態に応じて適するように、シール部材の角部以外の部分に配置する圧力検出センサとは別に選択することができ、シール部材の角部における圧力検出感度を高めることができる。
【0052】
請求項3のドア用感圧センサ構造は、押出し成型したシール部材の角部に、金型成型した押圧部材を接合したので、シール部材の角部及び角部以外の部分を一体に成形するとともに、シール部材の角部及び角部以外の部分に配置する圧力検出用センサを一体にすることで、シール部材及び圧力検出用センサのコストアップを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るドア用感圧センサ構造を採用した車両の後部側面図
【図2】図1の2矢視図
【図3】本発明に係るドア用感圧センサ構造を示す説明図
【図4】本発明に係るウエザストリップの組立要領を示す作用図
【図5】ウエザストリップの作用を示す作用図
【図6】本発明に係るドア用感圧センサ構造の別の実施の形態を示す説明図
【図7】本発明に係るウエザストリップの別の実施の形態の組立要領を示す作用図
【図8】従来のドア用感圧センサ構造を示す側面図
【図9】従来のドア用感圧センサ構造を示す断面図
【符号の説明】
11…ドア(テールゲート)、11a…テールゲートの角部、18…ボディ、21,61…シール部材(ウエザストリップ)、31,32…シール部材の角部以外の部分(縦ドアシール部、横ドアシール部)、33…シール部材の角部(角ドアシール部)、35,36,37…圧力検出用センサ、41,62…押圧部材(突出部,突出片)、43…スリット(センサ挿入スリット)。
Claims (3)
- ドアの周囲にボディ側との隙間を塞ぐシール部材を取付け、このシール部材のドア角部に対応する角部に、シール部材に埋め込んだ圧力検出用センサに外力を伝える押圧部材を設けたことを特徴とするドア用感圧センサ構造。
- 前記シール部材の角部以外の部分は押出し成型し、角部は前記角部以外の部分とは別体にして金型成型して角部以外の部分と接合し、角部に設けたスリットから角部内部に前記圧力検出用センサ部を挿入したことを特徴とする請求項1記載のドア用感圧センサ構造。
- 押出し成型した前記シール部材の角部に、金型成型した前記押圧部材を接合したことを特徴とする請求項1記載のドア用感圧センサ構造。
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