JP4181369B2 - 挟み込み検出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車体に形成されたドア開口部をドアで閉めるとき、このドアの端部に形成したフランジ部と、このフランジ部に対向するドア開口部との間に異物が挟み込まれたことを検知する挟み込み検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車用ドアの挟み込み検出装置としては、特開平11−222036号公報(特許文献1)に開示された電動スライドドア用タッチセンサがある。
このタッチセンサは、自動車の異物の挟み込みを検出するセンサであって、専ら電動スライドドアに使用されている。このタッチセンサは、スライドドアを閉めたときに、スライドドアに異物が挟まれた場合、異物がプロテクタを押圧してタッチセンサが潰れ、このタッチセンサに内設した導電線同士が導通することにより、異物の挟み込みを検出するセンサ本体を有する。また、タッチセンサは、スライドドアの外周縁のフランジ部に設置したブラケットに圧嵌することでドアに取り付けられる。
【0003】
このセンサ本体は、軟質樹脂製の被覆部で覆われて保護されている。被覆部は、ブラケットに圧嵌する取り付け部を硬質樹脂で成形すると共に、補強するための補強部材をインサート成形して、座屈しないようにしている。取り付け部には、ドアを開ける方向に向けてブラケットが圧嵌する嵌合溝を形成して、その嵌合溝に沿った位置にセンサ本体が設置されている。
【0004】
そして、タッチセンサは、スライドドアを閉めたときに、スライドドア全体において、タッチセンサが最初に異物に接触して押圧され、異物の挟み込みを検出することができるようにするために、スライドドアのフランジ部より更に突出した状態で、スライドドアを閉める方向に向けて、スライドドアの車両前方側端部に設置されている。そして、フランジ部は、車体のドア開口部の開口端に、一致するように設けられ、スライドドアを閉める方向に向けて配設されている。ブラケットは、そのフランジ部の車室内側に、フランジ部に沿ってスライドドアを閉める方向に突出して配設されている。タッチセンサとフランジ部は、スライドドアの開閉方向と同じ方向を向いて配設されている。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−222036号公報(第2〜3頁、図3および図5)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の挟み込み検出装置をヒンジで開閉する所謂パワーテールゲージなどのバックドアにセンサを設置しようとした場合、車体の開口部には以下の問題が存在している。
バックドアを有する車両における車体の開口部には、リヤターンシグナルランプ、テールアンドストップランプおよびバックランプからなる車体側リヤコンビネーションランプ(以下、「車体側ランプ」という。)やバンパが設置されている。これにより、ドアのフランジ部が車体側ランプやバンパの内側に嵌まり込むように設置されているため、車体の開口部の開口端に対してタッチセンサ設置用ブラケットを設置するドアのフランジ部の向きが、車両の車幅方向の向きとなる。また、車体に車体側ランプやバンパが設置されている箇所において、ドアのフランジ部の向きは、ドアの開閉方向と相違して直交する方向を向いている。このように、バックドアでは、タッチセンサ設置用ブラケットを設置するフランジ部によって、その向きが各所で相違している。
【0007】
ところで、ブラケットは、異物がドアに挟まれたときに、挟み込みを正確に検出するために、異物がセンサ本体の中心線上を押圧するように設置して、タッチセンサをドアの開閉方向に合わせて設置する必要がある。フランジ部の向きがドアの開閉方向と相違している場合、そのブラケットをフランジ部からドアの開閉方向に延長するなどのレイアウトの変更が必要であった。
このため、タッチセンサを取り付けるためのブラケットが、ドアの開閉方向に沿って延びていない挟み込み検出装置は、ブラケットを延長した分だけ材料費が増加するとともに、ブラケットのレイアウトの変更が必要となり、コストが増大するという問題点があった。
【0008】
本発明の課題は、ドアの開口部において、ドアのフランジ部がドアの開閉方向に沿って向いていない場合であっても、ブラケットのレイアウトの変更を不要にして、コストの削減と異物による負荷の検知の安定化を図ることができるようにした挟み込み検出装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、請求項1に記載の挟み込み検出装置は、車体の開口部を開閉するドアに設けられて、前記開口部と前記ドアとの間に挟まれる異物を検出する挟み込み検出装置であって、前記ドアは、連結部を中心として前記ドアの開閉方向に回動し、前記ドアの開閉方向に略直交する向きに延びて形成される直交フランジ部と、前記ドアの開閉方向に略平行な向きに延びて形成される平行フランジ部と、その先端部側が前記直交フランジ部に沿って車室側に配設される第1ブラケットと、その先端部側が前記平行フランジ部に沿って車室側に配設される第2ブラケットと、負荷が加わったことを検出する第1センサ本体と、前記第1ブラケットが嵌め込まれる第1嵌合溝を備えた第1取り付け部と、前記第1センサ本体を被覆する第1被覆部と、を備え、前記第1センサ本体は前記第1嵌合溝が形成される位置において、前記第1嵌合溝が形成された方向に対して略直交する位置に設置した第1センサと、負荷が加わったことを検出する第2センサ本体と、前記第2ブラケットが嵌め込まれる第2嵌合溝を備えた第2取り付け部と、前記第2センサ本体を被覆する第2被覆部と、を備え、前記第2センサ本体は前記第2嵌合溝が形成される位置において、前記第2嵌合溝が形成された方向に沿った位置に設置した第2センサと、を有することを特徴とする。
【0010】
請求項1に記載の発明によれば、ドアの開口部周辺のレイアウトに応じて第1および第2センサを用いることにより、平行フランジ部および直交フランジ部に合わせてそのまま第1および第2ブラケットを設置して使用することができるため、第1および第2センサを取り付けるための構成を簡素化することができるとともに、バックドアのように外周縁のフランジ部の向きがドアの開閉方向と相違する箇所があったとしても、安定して負荷を検知し、ドアによる異物の挟み込みを検出することができる。
【0016】
請求項に記載の発明によれば、ドアの開口部周辺のレイアウトに応じて第1および第2センサを用いることにより、平行フランジ部および直交フランジ部に合わせてそのまま第1および第2ブラケットを設置して使用することができるため、第1および第2センサを取り付けるための構成を簡素化することができるとともに、バックドアのように外周縁のフランジ部の向きがドアの開閉方向と相違する箇所があったとしても、安定して負荷を検知し、ドアによる異物の挟み込みを検出することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る挟み込み検出装置を示す図面で、開閉駆動装置でドアを閉めているときの車両後部を示す概略図である。
【0018】
本発明の実施形態に係る挟み込み検出装置は、開閉駆動装置1により自動的に開閉されるドア2等に設置されるものであり、まず、始めに開閉駆動装置1およびドア2について説明する。
図1に示すように開閉駆動装置1は、例えばハッチバックタイプ、ワゴンタイプ等の車両のラゲージルーム(以下、「車室」という)に設置されたバックドア(以下、単に「ドア」という)2の自動開閉用として使用されている。このドア2は、車体3に対して、車体3とドア2の連結部7の軸回りに回動(開閉)自在に設置されているヒンジ型ドアである。開閉駆動装置1は、車両のルーフの後端近傍に設置されており、ドア2に連結するリンクアーム4等から構成されるリンク手段5と、このリンク手段5を駆動する駆動手段6とを有する。
【0019】
リンク手段5は、リンクアーム4の一端側に連結部7を介して車体3に回転可能に設置され、他端側は連結部8を介してドア2に回転可能に設置されている。リンクアーム4は、連結部9を介して、駆動手段6を構成するスライド部材10に対して車幅方向の軸回りに回転可能に設置されている。
【0020】
駆動手段6は、例えば、スイッチ(図示せず)により回転する電動モータ(図示せず)と、電動モータの回転を減速する減速歯車機構と、減速歯車機構の回転をリンク手段5に伝達するラックアンドピニオン機構からなるスライド部材10から構成される。
【0021】
電動モータが所定の回転角度分だけ正逆回転することで、減速歯車機構によりスライド部材10が進退する。すると、ドア2は、スライド部材10が移動したことにより、連結部9を介してリンクアーム4が車両前後方向に押され、リンクアーム4は連結部7を中心に回動して、ドア2が開閉する。
【0022】
このような開閉駆動装置1により開閉されるドア2の自動開閉は、ドア2から離れた運転席に設置してあるスイッチなどによって行われるため、ドア2には、そのドア2と車体3の間に異物が挟み込まれたことを検出する挟み込み検出装置Sが設置される。
【0023】
図2は、本発明の実施形態に係る挟み込み検出装置を示す図面で、ドアが全開時の状態を示す拡大要部斜視図である。図3は、本発明の実施形態に係る挟み込み検出装置を示す図面で、車体におけるセンサの設置位置を示す斜視図である。図4は、本発明の実施形態に係る挟み込み検出装置を示す図面で、センサを設置するためのブラケットの設置位置を示す斜視図である。図5は、図3の矢視線X−X方向拡大断面図である。
【0024】
次に、ドア2について説明する。
図2に示すように、ドア2は、連結部9(図1参照)を中心として矢印A,Bの開閉方向に回動してドア2の開口部11を開閉する。このとき、ドア2の上側サッシ部2bは、ルーフ3aの開口部11の端部に重なるようにしてその開口部11を塞ぎ、左右サッシ部2eはリヤピラー3bに重なるようにして開口部11を塞ぎ、左右サッシ部2eより下側の本体部2aは開口部11内に嵌まり込むようにして開口部11を塞ぐ。
【0025】
図5に示すように、このドア2には、冷間圧延鋼板からなるインナパネル16およびアウタパネル17を打抜き加工してリヤウインドガラス22(図2参照)を設置するための窓穴が形成されると共に、ドア2の全周縁のフランジ部2dをヘミング加工してインナパネル16とアウタパネル17が接合されてドア本体2aが形成される。
【0026】
図2、図3および図4に示すように、ドア2は、ドア本体2aと、そのドア本体2aの下側に設置された樹脂製のガーニッシュ25と、ドア本体2aの上側に設置されたリヤウインドガラス22と、そのリヤウインドガラス22の窓枠となる上側サッシ部2bおよび左右サッシ部2eから構成される。
【0027】
ドア2の上端に形成された上側サッシ部2bの外側には、ルーフエンドスポイラ2cが設置され、ドア2の上側サッシ部2bの内側には、ドア2に設置した電装品に接続するコード26(図2参照)が設置されている。
【0028】
図2に示すように、車体3の後面に形成された開口部11の内周縁部には、ドア2の密閉性と緩衝性を向上させるためのゴム枠27が設置されている。車体3のルーフ3aの左右下側には、サイドウインドガラス15とリヤピラー3bが設置され、ドア2を閉めたとき、このサイドウインドガラス15とリヤピラー3bの車両後側方向の端面に対向して、左右サッシ部2eが重なり合うようにして配置される。
【0029】
図2および図3に示すように、サイドウインドガラス15とリヤピラー3bの下側における開口部11の左右縁の中央部には、リヤターンシグナルランプ、テールアンドストップランプおよびリヤランプからなる車体側リヤコンビネーションランプ(以下「車体側ランプ」という)12が設置されている。この車体側ランプ12の表面に一致させて、ドア2には、テールアンドストップランプおよびリヤランプからなるドア側リヤコンビネーションランプ(以下「ドア側ランプ」という)18が設置されている。車体側ランプ12のランプハウジング13の上面には、ドア2を閉めたとき、ドア2の左右サッシ部2eの下端部が載るように配置される。ランプハウジング13の車幅側方向の内面には、ドア2を閉めたときに、ドア2の左右端部に設置されたドア側ランプ18が配置されている。車体2において、車体側ランプ12の下側から開口部11の下側には、リヤバンパ21が設置され、このリヤバンパ21の中央上面に形成した切欠部21aに嵌合するようにして、ドア2にドア側ランプ18およびガーニッシュ25が設置されている。
【0030】
次に挟み込み検出装置Sを説明する。
挟み込み検出装置Sは、図2に示すように車体3の開口部11に臨むドア2の左右のフランジ部2dに設置された第1センサ23と第2センサ24とからなる。なお、ドア2の下側のフランジ部2dに第3センサを設置して、ドア2のヒンジ部以外の略全周で挟み込みを検出するようにしてもよい。
【0031】
ドア2の左右端部には、車体3の開口部11に対して、ドア2を閉める矢印Aの方向に合わせて、第1および第2センサ23,24が設置されている。ドア2において、ドア側ランプ18から上側の左右サッシ部2eのフランジ部2dには第1センサ23が設置され、そのドア側ランプ18から下側には第2センサ24が設置されている。
【0032】
図4に示すようにドア2に設置したドア側ランプ18のランプハウジング19(図2参照)の車幅方向の外側からガーニッシュ25の左右下端部までは、第1センサ23を設置するための第1ブラケット28が設置されている。
【0033】
次に、図2および図5に基づきドア本体2aの左右側面部と、ドア本体2aの左右側面部に設置される第1センサ23と、第1センサ23を設置したドア2に対向する車体3について説明する。
【0034】
ドア2の左右サッシ部2eの下方には、図2に示すように、ドア側ランプ18とガーニッシュ25が設置され、それらの車室内側には、図5に示すように、ドア2の矢印A,Bの開閉方向と直交する方向に配設したアウタパネル17とインナパネル16が設置されている。
【0035】
ドア側ランプ18は、電球(図示せず)を取り付けたランプハウジング19と、電球を覆うランプレンズ20からなる。ランプレンズ20は、車両の後方側の表面を、車体側ランプ12のランプレンズ14の外側の表面に一致させて面一に配設されるとともに、ランプハウジング19に固定されている。ランプハウジング19は、開口部11の一部を形成するランプハウジング13の車室内側の側面に対向して、側部ハウジング19aをドア2の左右側面を露出し、アウタパネル17に固定されている。
【0036】
ガーニッシュ25は、リヤバンパ21の切欠部21aに対向するドア本体2aの左右側面および下端面に配設され、アウタパネル17の下方部位に固定されている。
なお、ガーニッシュ25は、その周囲に配置されるリヤバンパ21の形状に合わせてデザインしたバンパとして設置されるものであり、必ずしも必須のものではない。また、ドア側ランプ18も同じように、必須のものではない。
すなわち、本実施形態では、ドア2には、少なくともインナパネル16と、アウタパネル17と、第1および第2センサ23,24と、第1および第2ブラケット28,29があればよい。
【0037】
図5に示すように、ドア2において、ドア2が開口部11に嵌まり込むようにして配置されるドア側ランプ18とガーニッシュ25(図2参照)が設置された部位のフランジ部2dは、ドア2の矢印A,Bの開閉方向に略直交する向きに延びて形成される直交フランジ部2fであり、側部ハウジング19aの車室内側に配置されている。インナパネル16は、直交フランジ部2fから車室内側に向けて傾斜した立ち上がり部16aを形成し、その立ち上がり部16aに弾性座金32を介して第1ブラケット28の先端部28aをねじ止めしている。
【0038】
この第1ブラケット28は、断面がく字形状の板状金属板からなり、基端部28a側を直交フランジ部2fに沿って配設して立ち上がり部16aに固定され、先端部28a側には第1センサ23の第1取り付け部23dの第1嵌合溝23cが嵌合される。その先端部28aは、直交フランジ部2fの先端より車両の車幅方向の左右外側に向けて、ランプハウジング19の側部ハウジング19aと略同程度まで突出して配置されている。この先端部28aに、第1センサ23を圧嵌することで、第1センサ23は、側部ハウジング19aより僅かにドア2の外周方向に突出して、ドア本体2aの左右側面部の最端部に、第1嵌合溝23cがドア2の矢印A,Bの開閉方向に略直交するように配設される。
【0039】
第1センサ23は、負荷が加わったことを検知する第1センサ本体23aと、第1センサ本体23aを被覆する第1被覆部23bと、第1ブラケット28が嵌め込まれる第1嵌合溝23cを備えた第1取り付け部23dから構成されている。図2、図3および図4に示すように、第1センサ23および第1ブラケット28は、ドア2に設置されたランプハウジング19およびガーニッシュ25の車幅方向の外側側面に連設される。図5に示すように、第1センサ23の車幅方向の対向位置には、開口部11の一部を形成するリヤバンパ21の切欠部21aが配置され、第1センサ23の車両前方向の対向位置には、車体3に形成された段差部21bが配置され、第1センサ23の車両後方向の対向位置には、側部ハウジング部19aが配置されている。
【0040】
第1センサ本体23aは、負荷が加えられると変形して内設された導電性の細線同士が接触してスイッチオンすることにより、異物E(図6参照)の挟み込みを検出するセンサである。なお、第1センサ本体23aは、異物Eが第1センサ23を押圧したことを検出できるものであればよく、例えば感圧ゴムやラバーコンタクトスイッチやマイクロスイッチ等を連設したものでもよい。
【0041】
第1センサ本体23aは、第1ブラケット28を圧嵌した第1嵌合溝23cが形成された方向に略直交する位置に設置し、ドア2を閉める矢印Aの車両前方方向に向けて形成している。これにより、第1センサ23は、ランプハウジング19およびガーニッシュ25が設置されたドア2の下側左右側面部において、車室内側の最も外側端部に配置されたことになり、車体3とドア2との間に異物Eが挟まれたとき、的確に異物Eの挟み込みによる負荷を検出することができる。第1センサ本体23aは、先端部側を第1被覆部23bの軟質材23eで覆われ、基端部側を第1被覆部23bの硬質材23fで覆われている。
【0042】
第1被覆部23bは、ゴムや合成樹脂等で形成され、第1センサ本体23aの異物Eと接触する先端側が第1センサ本体23aの感度を良好にするために軟質材23eで形成され、それ以外の第1センサ本体23aの基端部側および第1嵌合溝23cを形成する部位が型崩れしないようにするために硬質材23fで形成されている。第1被覆部23bには、第1嵌合溝23cの周辺部位に金属板材からなる補強部材33がインサート成形されている。
【0043】
第1嵌合溝23cには、第1ブラケット28の表裏面に圧接する複数の突条23gが内方に向けて突出形成されている。その突条23gは、第1嵌合溝23cの奥側方向に向けて斜めに形成されて、第1ブラケット28を圧入し易く、抜け難く形成されている。
【0044】
バンパ21の切欠部21aの車室内側には、ドア2を閉めたときに車体3とドア2の周辺が重なり合う段差部21bが形成されている。図5に示すように、段差部21bの内周部には、ゴム枠27を設置するための金属製板材からなるゴム材設置用ブラケット34が配設されている。
【0045】
図7は、図3の矢視線Y−Y方向拡大断面図である。
次に、図2および図7に基づきドア2の左右サッシ部2eと、左右サッシ部2eに設置される第2センサ24と、左右サッシ部2eが対向する車体3について説明する。
【0046】
図7に示すように、ドア2の左右サッシ部2eは、ドア2の他の外周部と同じように、インナパネル16とアウタパネル17の周辺部を折曲してヘミング加工により一体に形成され、ドア2の外周方向の端部には鍔状のフランジ部2dがドア2を閉める矢印A方向に向けて突出して形成されている。左右サッシ部2eは、車体3の左右後端部に設置したランプハウジング13の外面および車体側ランプ12の表面と、リヤピラー3bの車室外側に形成したサイドウインドガラス15の外面と面一に一致させてアウタパネル17が形成されている。このため、左右サッシ部2eにおけるフランジ部2dは、ドア2の矢印A,Bの開閉方向と平行な平行フランジ部2gからなる。この平行フランジ部2gは、リヤピラー3bの車両後方側の面に対して略直交する状態に配置されると共に、車体3の最も外側に配置されたサイドウインドガラス15の外側表面に面一に配置されている。
【0047】
なお、ドア2のフランジ部2dは、前記直交フランジ部2fと、平行フランジ部2gからなり、直交フランジ部2fには第1センサ23が設置され、平行フランジ2gには第2センサ24が設置される。
【0048】
アウタパネル17の先端部に形成した折曲部17aには、第2センサ24の第2センサ本体24aを被覆した第2被覆部24bの凸部24eが接触するように配設されるともに、第2被覆部24bがドア2の端部の折曲部17aからドア2を閉める矢印A方向に沿って突き出た状態に配置されている。
【0049】
インナパネル16は、平行フランジ部2gの近傍に立ち上がり部16bを形成し、その平行フランジ部2gおよび立ち上がり部16bに沿って略平行に第2センサ24および第2ブラケット29が配置されている。
【0050】
第2ブラケット29は、先端部29bをドア2の平行フランジ部2gおよびドア2の開閉する矢印A,B方向に平行に形成した金属製の平板材からなり、基端部29aをねじなどによりインナパネル16に固定されている。なお、第2ブラケット29は、インナパネル16に一体に形成したものでもよい。
【0051】
第2センサ24は、負荷が加わったことを検知する第2センサ本体24aと、第2ブラケット29の先端部29bが嵌め込まれる第2嵌合溝24cを備えた第2取り付け部24dと、第2センサ本体24aを被覆する第2被覆部24bから構成されている。
【0052】
第2センサ本体24aは、前述した第1センサ本体23aと同一構造であり、ドア2を閉める矢印A方向に向けて設置されるとともに、第2嵌合溝24cが形成された方向に沿った位置に設置される。図7において、その第2センサ本体24a、第2ブラケット29の先端部29bおよび第2嵌合溝24cは、ドア2の矢印A,Bの開閉方向と同一直線状上に配置されている。
【0053】
次に本発明に係る挟み込み検出装置Sの作用を説明する。
図1、図3および図4に示すように、走行中や駐車中などの平常時、ドア2は、運転席等に設けられたスイッチにより開口部11が閉められ、ドア2と開口部11との間には異物Eが挟まれていない。
【0054】
このとき、図5に示すように第1センサ23には、異物Eや車体3等が接触しておらず、負荷が加えられていない。このため、第1センサ本体23aは、スイッチオフの状態で、異物Eがドア2と開口部11との間に挟まれていないことを検知する。ドア2が閉まっている状態において、第1センサ23は、ドア2のフランジ部2dと、リヤバンパ21の切欠部21aおよび段差部21bとで形成される空間C内に配置されるので、車室内に載せた荷物が第1センサ23に接触して誤作動することはない。
【0055】
また、図7に示すように第2センサ24には、異物Eや車体3等が接触しておらず、負荷が加えられていない。このため、第2センサ本体24aは、スイッチオフの状態で、異物Eがドア2と開口部11との間に挟まれていないことを検知する。ドア2が閉まっている状態において、第2センサ24は、ドア2のフランジ部2dと、車体3のリヤピラー3bおよびゴム枠設置用ブラケット部35とで形成される空間D内に配置されるので、車室内に載せた荷物が第2センサ24に接触して誤作動することはない。
【0056】
スイッチを操作して駆動手段6を開の方向に作動させると、ドア2は連結部7を中心に矢印B方向に回動して、図2に示すような状態に開く。このドア2が開いた状態で、車室内への荷物の出し入れが行われる。
【0057】
そして、スイッチを操作して駆動手段6を閉の方向に作動させると、平常時には、第1、第2センサ23,24が異物Eの挟み込みが検出されない前述した状態になる。
【0058】
図6は、ドアに異物が挟まれたときにおける図3の矢視線X−X拡大断面図である。
図6に示すように、第1センサ23は、直交フランジ部2fと隣接したドア2の外周端部に配置されている。ドア2を閉めると、第1センサ23は、開口部11内の段差部21bの近くで対向する位置に移動する。
例えば、第1センサ23が設置されたドア2のドア側ランプ18と、車体3の車体側ランプ12の間に異物Eが挟まれたとき、異物Eは、ドア2側に対して始めに第1センサ23の第1被覆部23bに接触し、車体3側に対して開口部11の端部に設置したランプレンズ14と開口部11の車室内側に設置したゴム枠27に接触する。すると第1センサ23は、第1被覆部23bが異物Eにより押圧されて内設した第1センサ本体23aを変形させて、第1センサ本体23aがスイッチオンして異物Eが挟まれたことによる負荷を検出する。
【0059】
第1センサ23は、車体3とドア2の間に異物Eが挟まれたとき、第1センサ23が異物Eのある方向を向いて設置されており、かつドア2が閉まる方向と同じ矢印A方向を向いて設置されていることにより、異物Eが第1被覆部23bに接触すると、第1被覆部23bが第1センサ本体23aの中心部に向かって押圧されて変形することになり、異物Eが車体3とドア2との間に挟まれたことを正確に検出することができる。
【0060】
また、第1センサ23は、第1嵌合溝23cおよび第1嵌合溝23cが圧嵌する第1ブラケット28の先端部28bが、ドア2の矢印A,Bの開閉方向に対して直交する方向を向いて形成されていることにより、その第1センサ23が第1ブラケット28から脱落する車幅方向と向きが全く相違するため、異物Eなどに当接した場合に加わる負荷を確実に検出することができる。
【0061】
また、第1ブラケット28は、インナパネル16の立ち上がり部16aに容易にねじ止めできるので、ドア2のレイアウトを変更することなく、あらゆる車種のドア2に設置することができる。
【0062】
第1ブラケット28は、先端部28bをドア2の矢印A,Bの開閉方向に対して直交する方向に折曲され、第1センサ23は、第1ブラケット28の先端部28bに、車幅方向から押し込むことで、第1ブラケット28に取り付けることができるため、取り付け作業が容易である。
【0063】
図7に示すように、第2センサ24は、左右サッシ部2eの平行フランジ部2gに隣接して配置され、被覆部24bの先端が平行フランジ部2gよりさらにリヤピラー3b側に出ている。ドア2を閉めると、第2センサ24は、リヤピラー3bおよびランプハウジング13(図2参照)の近傍の対向する位置に移動する。
例えば、第2センサ24が設置された左右サッシ部2eと、リヤピラー3bの間に異物Eが挟まれたとき、異物Eは、ドア2側に対して第2センサ24の第2被覆部24bに接触し、車体3側に対してリヤピラー3bの車両後方側の面とゴム枠27(図2参照)に接触する。すると第2センサ24は、第2被覆部24bが異物Eにより押圧されて内設した第2センサ本体24aを変形させて、第2センサ本体24aがスイッチオンして異物Eが挟まれたことによる負荷を検出する。
【0064】
第2センサ24は、車体3とドア2の間に異物Eが挟まれたとき、第2センサ24が異物Eのある方向を向いて設置されており、かつドア2が閉まる方向と同じ矢印A方向を向いて設置されていることにより、異物Eが第2被覆部24bに接触すると、第2被覆部24bが第2センサ本体24aの中心部に向かって押圧されて変形することになり、異物Eが車体3とドア2との間に挟まれたことを正確に検出することができる。
【0065】
このようにドア2の直交フランジ部2fには、第1センサ23を設置するとともに、平行フランジ部2gには第2センサ24を設置したことにより、ドア2のフランジ部2dの略全周に、各第1、第2センサ23,24をドア2の閉まる方向に向けて設置することができるため、異物Eの挟み込みを正確に検出することができる。
【0066】
なお、本発明は、その技術思想の範囲内で種々の改造および変更が可能であり、本発明はこれら改造および変更された発明にも及ぶことは勿論である。
なお、ドア2の下端部などの直交フランジ部2fがある箇所には、第3ブラケットと、第3ブラケットに圧入された第3センサを設置してもよい。この第3ブラケットおよび第3センサは、前述した第1ブラケット28および第1センサ23と同様にドア2の矢印A,Bの開閉方向に対して直交するドア2のフランジ部2dの車室内側に設置される。第3ブラケットおよび第3センサは、第1ブラケット28および第1センサ23の設置状態を示す図5を、リヤバンパ21が下側になるように90度回転させた状態と形状などが略同一であり、第1センサ23と同じ作用・効果を備えている。
このように第1、第2および第3センサ23,24を設置することにより、異物Eがドア2のどこに挟まれたとしても異物Eの挟み込みを正確に検出することができる。
【0067】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1に記載の挟み込み検出装置によれば、ドアの開口部周辺のレイアウトに応じて第1および第2センサを用いることにより、平行フランジ部および直交フランジ部に合わせてそのまま第1および第2ブラケットを設置して使用することができるため、第1および第2センサを取り付けるための構成を簡素化することができるとともに、安定的に負荷を検知してドアによる異物の挟み込みを検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る挟み込み検出装置を示す図面で、開閉駆動装置でドアを閉めているときの車両後部を示すが概略図である。
【図2】本発明の実施形態に係る挟み込み検出装置を示す図面で、ドアが全開時の状態を示す拡大要部斜視図である。
【図3】本発明の実施形態に係る挟み込み検出装置を示す図面で、車体におけるセンサの設置位置を示す斜視図である。
【図4】本発明の実施形態に係る挟み込み検出装置を示す図面で、センサを設置するためのブラケットの設置位置を示す斜視図である。
【図5】図3の矢視線X−X拡大断面図である。
【図6】ドアに異物が挟まれたときにおける図3の矢視線X−X拡大断面図である。
【図7】図3の矢視線Y−Y拡大断面図である。
【符号の説明】
2 ドア
2d フランジ部
2f 直交フランジ部
2g 平行フランジ部
11 開口部
23 第1センサ
23a 第1センサ本体
23b 第1被覆部
23c 第1嵌合溝
23d 第1取り付け部
24 第2センサ
24a 第2センサ本体
24b 第2被覆部
24c 第2嵌合溝
24d 第2取り付け部
28 第1ブラケット
29 第2ブラケット
S 挟み込み検出装置

Claims (1)

  1. 車体の開口部を開閉するドアに設けられて、前記開口部と前記ドアとの間に挟まれる異物を検出する挟み込み検出装置であって、
    前記ドアは、連結部を中心として前記ドアの開閉方向に回動し、
    前記ドアの開閉方向に略直交する向きに延びて形成される直交フランジ部と、
    前記ドアの開閉方向に略平行な向きに延びて形成される平行フランジ部と、
    その先端部側が前記直交フランジ部に沿って車室側に配設される第1ブラケットと、
    その先端部側が前記平行フランジ部に沿って車室側に配設される第2ブラケットと、
    負荷が加わったことを検出する第1センサ本体と、前記第1ブラケットが嵌め込まれる第1嵌合溝を備えた第1取り付け部と、前記第1センサ本体を被覆する第1被覆部と、を備え、前記第1センサ本体は前記第1嵌合溝が形成される位置において、前記第1嵌合溝が形成された方向に対して略直交する位置に設置した第1センサと、
    負荷が加わったことを検出する第2センサ本体と、前記第2ブラケットが嵌め込まれる第2嵌合溝を備えた第2取り付け部と、前記第2センサ本体を被覆する第2被覆部と、を備え、前記第2センサ本体は前記第2嵌合溝が形成される位置において、前記第2嵌合溝が形成された方向に沿った位置に設置した第2センサと、を有することを特徴とする挟み込み検出装置。
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