JP2002322431A - クリアーコーティング用水系樹脂組成物 - Google Patents

クリアーコーティング用水系樹脂組成物

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JP2002322431A
JP2002322431A JP2001131096A JP2001131096A JP2002322431A JP 2002322431 A JP2002322431 A JP 2002322431A JP 2001131096 A JP2001131096 A JP 2001131096A JP 2001131096 A JP2001131096 A JP 2001131096A JP 2002322431 A JP2002322431 A JP 2002322431A
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aqueous
anionic
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Koichiro Saeki
康一郎 佐伯
Takashi Miyai
孝 宮井
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Nippon Shokubai Co Ltd
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Nippon Shokubai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 常温での乾燥性、耐水性、耐溶剤性、基材へ
の密着性に優れるクリアーコーティング用水系樹脂組成
物を提供する。 【解決手段】 アニオン性樹脂、数平均分子量が600
以上、5,000,000以下のカチオン性樹脂及び、多
価金属化合物を組み合わせて得られるクリアーコーティ
ング用水系樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、OPニスや各種ト
ップコート等のクリアーコーティング剤に好適な性能を
発揮するクリアーコーティング用水系樹脂組成物とその
製造方法および用途に関するものであり、被基材に優れ
た光沢等の意匠性と保護性を付与するクリアーコーティ
ング用水系樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、大気汚染等の環境問題から、クリ
アーコーティング剤の分野においても、従来汎用されて
きた溶剤系組成物を水系組成物へと転換する試みが検討
されている。しかし、従来の水系組成物では乾燥性、耐
水性、耐溶剤性、耐久性、意匠性を期待することが困難
である。
【0003】水系樹脂組成物において速乾性を向上させ
るには、界面活性剤や増粘剤等の水溶性成分を極力少な
くしたり、あるいは、エタノールのようなアルコール類
を多量に含有させて、乾燥を促進させることが考えられ
るが、これらの方法においては、速乾性を十分に満足さ
せることはできなかった。速乾性を発現させうるために
多量のアルコール類を用いると、光沢等の意匠性の低
下、大気汚染、作業環境の低下、溶剤処理装置の設置が
必要になるという問題があった。
【0004】また、従来のクリアーコーティング用水系
樹脂組成物は、耐水性や耐溶剤性等の性能についても、
溶剤系組成物に比べ劣っているため、インクや塗料によ
る印刷面または塗布面の保護を目的に従来のクリアーコ
ーティング用水系樹脂組成物を用いた場合、水や溶剤等
により下地の印刷面または塗布面からインクや塗料が溶
出するといった問題が生じることがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
課題は、速乾性に優れ、かつ、密着性や耐水性、耐溶剤
性について溶剤系組成物と同等の性能を発揮しうるクリ
アーコーティング用水系樹脂組成物と、その製造方法を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決すべく鋭意検討を行った結果、アニオン性樹脂、特
定分子量のカチオン性樹脂および多価金属化合物の3成
分を共存させると、アニオン性樹脂とカチオン性樹脂と
の凝集によって、優れた乾燥性を発現させうること、お
よび、アニオン性樹脂と多価金属化合物との安定な共有
結合により複雑な高分子マトリックスが形成され、さら
に該高分子マトリックス中の多価金属と、アニオン性樹
脂およびカチオン性樹脂の酸性官能基および塩基性官能
基とがキレーションを形成してより強固に固定されるこ
とにより、密着性や耐性の向上を図りうること、を見い
だし、本発明を完成した。
【0007】すなわち、本発明のクリアーコーティング
用水系樹脂組成物は、アニオン性樹脂、数平均分子量6
00〜5,000,000のカチオン性樹脂、および多
価金属化合物が組み合わされてなる。
【0008】また、本発明の別のクリアーコーティング
用水系樹脂組成物は、水系媒体と樹脂成分とを含み、乾
燥によって前記水系媒体を除去するようにするクリアー
コーティング用水系樹脂組成物であって、前記樹脂成分
として少なくともアニオン性樹脂と数平均分子量600
〜5,000,000のカチオン性樹脂とが組み合わさ
れるとともに、前記樹脂成分に多価金属化合物とが組み
合わされてなることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明のクリアーコーティング用
水系樹脂組成物は、少なくともアニオン性樹脂とカチオ
ン性樹脂との組み合わせからなる樹脂成分を必須とする
ものである。
【0010】前記アニオン性樹脂としては、アニオン性
の官能基を有する樹脂であれば特に限定されるものでは
なく、合成樹脂や天然樹脂が使用できる。例えば、アニ
オン性の官能基としてカルボキシル基を有する樹脂であ
る、エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体樹脂、酢酸
ビニル−(メタ)アクリル酸共重合体樹脂、(メタ)ア
クリル酸エステル−(メタ)アクリル酸共重合体樹脂、
スチレン−(メタ)アクリル酸共重合体樹脂、スチレン
−ブタジエン共重合体樹脂、スチレン−無水マレイン酸
共重合体樹脂、カルボキシル基含有ウレタン樹脂、カル
ボキシル基含有ポリエステル樹脂等の合成樹脂や、カル
ボキシメチルセルロース等の天然樹脂が等が挙げられ
る。これらは、1種のみを用いてもよいし、2種以上を
併用してもよい。また、これらアニオン性樹脂の使用時
の形態は、特に限定されず、水溶液であってもよく、水
分散体、すなわちコロイダルディスパージョンやエマル
ジョンであってもよく、これらを併用してもよい。
【0011】アニオン性の官能基としてカルボキシル基
を有する樹脂は、少なくとも1種の不飽和カルボン酸を
含む単量体成分を重合して得られる重合体樹脂であるこ
とが好ましい。
【0012】前記不飽和カルボン酸としては、特に限定
されず、例えば、(メタ)アクリル酸、ケイ皮酸、クロ
トン酸等の不飽和モノカルボン酸;マレイン酸、イタコ
ン酸、フマル酸等の不飽和ジカルボン酸やそのモノエス
テル類;等が挙げられ、これらは1種のみを用いてもよ
いし、2種以上を併用してもよい。また、これらの不飽
和カルボン酸のほかに、該不飽和カルボン酸と共重合可
能な不飽和単量体を前記単量体成分として使用すること
もできる。不飽和カルボン酸と共重合可能な不飽和単量
体としては、特に限定されず、例えば、(メタ)アクリ
ル酸メチル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アク
リル酸2−エチルヘキシル等の(メタ)アクリル酸エス
テル類;(メタ)アクリロニトリル等の不飽和ニトリル
類;(メタ)アクリルアミド、N−メチロール(メタ)
アクリルアミド等の不飽和アミド類;酢酸ビニル、プロ
ピオン酸ビニル等のビニルエステル類;メチルビニルエ
ーテル、エチルビニルエーテル等のビニルエーテル類;
エチレン、プロピレン等のα−オレフィン類;塩化ビニ
ル、塩化ビニリデン、フッ化ビニル等のハロゲン化α,
β−不飽和単量体類;スチレン、α−メチルスチレン等
のα,β−不飽和芳香族単量体類;が挙げられ、これら
は1種のみを用いてもよいし、2種以上を併用してもよ
い。
【0013】アニオン性の官能基としてカルボキシル基
を有する重合体樹脂を得るための重合方法としては、特
に限定されず、公知の重合方法を採用することができ
る。例えば、溶液重合法、乳化重合法、懸濁重合法等に
より行えばよい。この場合、必要に応じて、ジビニルベ
ンゼン等の1分子中に2個以上の共重合可能な不飽和基
を有する単量体を用いて、重合体樹脂の一部を架橋して
もよく、また、t−ドデシルメルカプタン等の連鎖移動
剤を用いて、重合度を制御することもできる。
【0014】前記アニオン性樹脂の分子量は、1,00
0以上であることが好ましく、さらに好ましくは8,0
00以上である。アニオン性樹脂の分子量が1,000
未満であると、マトリックス形成時の分子量アップが不
十分となり、形成された樹脂組成物層の耐性が低下する
傾向がある。
【0015】前記アニオン性樹脂のガラス転移点(T
g)は、−50〜130℃であることが好ましく、さら
に好ましくは−10〜100℃である。アニオン性樹脂
のガラス転移点(Tg)が−50℃未満であると、マト
リックスが過度に軟化するため、形成された樹脂組成物
層の耐性が低下する傾向があり、一方、130℃を越え
ると、マトリックスが過度に硬くなるため、形成された
樹脂組成物層が脆くなる傾向がある。
【0016】前記アニオン性樹脂の酸価は、10〜80
0mgKOH/gであることが好ましく、さらに好まし
くは30〜240mgKOH/gである。アニオン性樹
脂の酸価が10mgKOH/g未満であると、マトリッ
クス形成が不十分となり、形成された樹脂組成物層の耐
性が低下しやすくなり、一方、800mgKOH/gを
越えると、特に耐水性が低下する傾向がある。
【0017】前記アニオン性樹脂の含有量は、アニオン
性樹脂とカチオン性樹脂の総和に対して0.1〜99.
9重量%であることが好ましく、さらに好ましくは30
〜98重量%である。アニオン性樹脂の含有量が0.1
重量%未満であると、マトリックス形成が不十分とな
り、形成された樹脂組成物層の耐性が低下しやすくな
り、一方、99.9重量%を越えると、カチオン性樹脂
の含有量が少なくなるため、形成された樹脂組成物層の
基材への密着性が低下しやすくなる。
【0018】前記カチオン性樹脂としては、カチオン性
の官能基を有する樹脂であれば特に限定されるものでは
なく、例えば、カチオン性の官能基としてアミノ基を有
する、ポリアルキレンイミン類、ポリアミド類、アミノ
スルホポリエステル類、ポリアリルアミン類、ポリビニ
ルアミン類、およびこれらの変性ポリマー等の塩基性含
窒素樹脂が挙げられる。
【0019】ポリアルキレンイミン類は、一般に、エチ
レンイミン、1,2−プロピレンイミン、1,2−ドデ
シレンイミン、1,1−ジメチルエチレンイミン、フェ
ニルエチレンイミン、ベンジルエチレンイミン、ヒドロ
キシエチルエチレンイミン、アミノエチルエチレンイミ
ン、2−メチルプロピレンイミン、3−クロロプロピル
エチレンイミン、メトキシエチルエチレンイミン、ドデ
シルアジリジニルフォルメート、N−エチルエチレンイ
ミン、N−(2−アミノエチル)エチレンイミン、N−
フェネチルエチレンイミン、N−(2−ヒドロキシエチ
ル)エチレンイミン、N−(シアノエチル)エチレンイ
ミン、N−(p−クロロフェニル)エチレンイミン等の
アルキレンイミンをイオン重合させる方法、あるいは、
アルキルオキサゾリンを重合させた後、該重合体を部分
加水分解または完全加水分解させる方法等で製造するこ
とができるが、特に限定はされない。
【0020】ポリビニルアミン類は、例えば、N−ビニ
ルホルムアミドを重合させてポリ(N−ビニルホルムア
ミド)とした後、これを塩酸等の酸や塩基性物質により
部分加水分解または完全加水分解する方法、あるいは、
ポリニトロエチレンやその誘導体を還元する方法、ある
いは、ポリアクリルアミドをホフマン分解する方法、あ
るいは、N−ビニルフタルイミド樹脂をアルカリ還元す
る方法等によって得ることができるが、特に限定はされ
ない。例えば、ポリビニルアミン、ポリメタビニルアミ
ン、ポリビニルアミン塩酸塩、ポリビニルエチルアミン
塩酸塩、ポリメタビニルメチルアミン塩酸塩、ポリビニ
ル−N−トリメチルアンモニウムブロミド等が挙げられ
る。
【0021】ポリアリルアミン類は、一般に、アリルア
ミンモノマーの塩酸塩を重合させた後、塩酸を除去する
ことにより得られるが、特に限定はされない。例えば、
ポリアリルアミン、ポリアリルアミン塩酸塩、ポリアリ
ルエチルアミン塩酸塩、ポリアリルジメチルエチルアン
モニウム塩酸塩、ジアリルアミン塩酸塩重合体、ジアリ
ルメチルアミン塩酸塩重合体、ジアリルジメチルアンモ
ニウム塩酸塩重合体、これらの二酸化硫黄共重合体、ア
クリルアミド共重合体、ジアリルアミン塩酸塩誘導体共
重合体、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート共
重合体等が挙げられる。
【0022】ポリアミド類は、一般に、ヘキサメチレン
ジアミン、1,4−フェニレンジアミン、1,3−フェ
ニレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレン
テトラアミン、テトラエチレンペンタアミン、ジプロピ
レンペンタアミン、ジプロピレントリアミン、トリプロ
ピレンテトラアミン、ジヘキサメチレントリアミン等の
ポリアルキレンポリアミンと、アジピン酸、イソフタル
酸、テレフタル酸、琥珀酸、マレイン酸、グルタル酸、
コルク酸、セバシン酸等のジカルボン酸またはこれらの
酸塩化物等の誘導体とを加熱し、生成する水を減圧下除
去する、重縮合、界面重縮合、低温溶液重縮合、ポリリ
ン酸溶液重縮合、固相重縮合等により得られる重縮合
物;ジイソシアネートとジカルボン酸との重付加物;ラ
クタムの開環重合物;等が挙げられるが、これらに限定
されるものではない。
【0023】アミノスルホポリエステル類は、例えば、
ジエタノールアミン、N−メチルジエタノールアミン、
トリエタノールアミン等のポリアルカノールアミン類
と、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、
1,4−シクロヘキサンジメタノール等のジオール類
と、アジピン酸、イソフタル酸、テレフタル酸、琥珀
酸、マレイン酸、グルタル酸、コルク酸、セバシン酸等
のジカルボン酸と、および5−ソジオスルホイソフタル
酸とを加熱し、生成する水を減圧下除去し、脱水縮合す
ることにより得られるが、これらに限定はされない。
【0024】さらに、前述の2種以上のカチオン性樹脂
同士を架橋剤により架橋したものを用いることもでき
る。例えば、ポリアルキレンイミンとポリアミドとをエ
ピクロルヒドリン等で架橋したものが挙げられるが、こ
れに限定されるものではない。
【0025】また、カチオン性樹脂が変性ポリマーであ
る場合、例えば、変性率0〜100%のエチレンオキシ
ド変性またはプロピレンオキシド変性、スチレンオキシ
ド変性、α,β−不飽和エステル変性等が挙げられる。
これらは、1種のみを用いてもよいし、2種以上を併用
してもよい。また、これらカチオン性樹脂の使用時の形
態は、特に限定されるものではないが、水溶液が好まし
い。
【0026】前記カチオン性樹脂の数平均分子量は、6
00〜5,000,000であることが重要である。好
ましくは600〜2,700,000、より好ましくは
600〜150,000、さらに好ましくは1,000
〜120,000であるのがよい。カチオン性樹脂の数
平均分子量が600未満であると、マトリックス形成時
の分子量アップが不十分となり、形成された樹脂組成物
層の耐性が低下する傾向があり、一方、5,000,0
00を越えると、マトリックス形成時の反応が不十分と
なり、形成された樹脂組成物層の耐水性が低下すること
となる。
【0027】前記カチオン性樹脂の含有量は、その種類
や分子量に応じて適宜設定すればよく、例えば、アニオ
ン性樹脂とカチオン性樹脂の総和に対して0.1〜9
9.9重量%であることが好ましく、さらに好ましくは
2〜70重量%である。カチオン性樹脂の含有量が0.
1重量%未満であると、形成された樹脂組成物層の基材
への密着性が低下しやすくなり、一方、99.9重量%
を越えると、アニオン性樹脂の含有量が少なくなるた
め、形成された樹脂組成物層の耐性が低下しやすくな
る。
【0028】本発明においては、前記樹脂成分として、
前記アニオン性樹脂と前記カチオン性樹脂以外の他の樹
脂を含有していてもよい。他の樹脂としては、特に制限
されず、合成樹脂や天然樹脂を使用することができる。
例えば、ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合
体、エチレン−(メタ)アクリル酸エステル共重合体、
ポリプロピレン、プロピレン−ブテン共重合体等のポリ
オレフィン系樹脂およびジエン系樹脂;ポリスチレン、
スチレン−ブタジエン共重合体等のポリスチレン系樹
脂;ポリ酢酸ビニル系樹脂;(メタ)アクリル酸エステ
ル系樹脂;アクリロニトリル系樹脂;ポリオキシメチレ
ン、ポリフェニレンエーテル系樹脂、ポリアルキレング
リコール系樹脂等のポリエーテル系樹脂;ポリカーボネ
ート系樹脂;ポリエステル系樹脂;不飽和ポリエステル
系樹脂;ポリウレタン系樹脂;エポキシ系樹脂;ポリイ
ミド系樹脂;ポリビニルアルコール系樹脂;等の合成樹
脂と、セルロース;カゼイン;等の天然樹脂が挙げられ
る。
【0029】本発明のクリアーコーティング用水系樹脂
組成物は、前記樹脂成分と多価金属化合物とが組み合わ
されてなるものである。前記多価金属化合物としては、
例えばカルボキシル基やアミノ基のような前記アニオン
性樹脂またはカチオン性樹脂中の酸性官能基または塩基
性官能基と共有結合可能なものであれば特に制限はな
く、例えば、その金属種として、ジルコニウム、亜鉛、
チタン、ホウ素等が挙げられ、好ましくはジルコニウ
ム、チタン、亜鉛またはホウ素である。また、その配位
子として、アンモニウムヒドロキシド、炭酸アンモニウ
ム、カルボン酸アンモニウム、カルボン酸類、ハロゲン
化物等が挙げられる。具体的には、これらの金属種と配
位子からなる化合物として、例えば、炭酸アンモニウム
ジルコニウム、乳酸アンモニウムジルコニウム、酢酸ア
ンモニウムジルコニウム、酢酸ジルコニウム、プロピオ
ン酸ジルコニウム、硫酸ジルコニウム、硝酸ジルコニウ
ム、ヒドロキシ塩化ジルコニウム、オキシ塩化ジルコニ
ウム、リン酸ジルコニウム、炭酸ジルコニウムカリウ
ム、フッ化ジルコニウムアンモニウム、炭酸アンモニウ
ム亜鉛、ボレート、シュウ酸アンモニウムチタン等が挙
げられる。また、これらを、例えば酒石酸、グルコン酸
等で安定化したものであってもよい。これら多価金属化
合物は、1種のみを用いてもよいし、2種以上を併用し
てもよい。
【0030】前記多価金属化合物の含有量は、アニオン
性樹脂とカチオン性樹脂の総和に対して0.1〜50重
量%であることが好ましく、さらに好ましくは2〜40
重量%である。多価金属化合物の含有量が0.1重量%
未満であると、マトリックス形成時の反応が不十分とな
り、形成された樹脂組成物層の耐水性および耐溶剤性が
低下することとなり、一方、50重量%を越えると、マ
トリックス形成時の反応が過分となり、形成された樹脂
組成物層が脆くなる傾向がある。
【0031】本発明のクリアーコーティング用水系樹脂
組成物においては、さらに、揮発性塩基性化合物が組み
合わされてなることが好ましい。揮発性塩基性化合物を
存在させておくことにより、使用されるまでの間アニオ
ン性樹脂の酸性官能基を保護し、貯蔵安定性を向上させ
ることができるのである。そして、この揮発性塩基性化
合物は、使用時には容易に揮発するので、保護されてい
た酸性官能基は速やかにマトリックス形成に寄与し、乾
燥を促進するとともに耐性を付与することになるのであ
る。
【0032】前記揮発性塩基性化合物としては、例え
ば、アンモニア、モルホリン、アルキルアミン、2−ジ
メチルアミノエタノール、N−メチルモルホリン、エチ
レンジアミン等が挙げられる。これらは、1種のみを用
いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
【0033】前記揮発性塩基性化合物の含有量は、その
種類や塩基性度に応じて適宜設定すればよく、樹脂組成
物のpHを前記カチオン性樹脂の塩基性官能基が非イオ
ン化されるpHにまで上昇させうるだけの量であれば、
特に制限されるものではない。具体的には、前記揮発性
塩基性化合物により調整された樹脂組成物のpHが8以
上となるように前記揮発性塩基性化合物を用いることが
好ましい。前記揮発性塩基性化合物により調整された樹
脂組成物のpHが8未満であると、樹脂組成物の貯蔵安
定性が損なわれると同時に、形成される樹脂組成物層の
密着性や耐性が低下しやすくなる。
【0034】本発明のクリアーコーティング用水系樹脂
組成物は、前記樹脂成分および前記多価金属化合物とと
もに水系媒体を含むものである。水系媒体としては、特
に限定されるものではないが、最も好ましくは水単独溶
媒が挙げられる。また、例えばメタノールやエタノール
等の低沸点水溶性有機溶媒の1種または2種以上、ある
いはこれらと水との混合溶媒を用いることもできる。
【0035】本発明のクリアーコーティング用水系樹脂
組成物は、その全固形分が1重量%以上であることが好
ましい。樹脂組成物中の全固形分が1重量%未満である
と、速乾性が不十分となる傾向がある。したがって、前
記水系溶媒は、通常、樹脂組成物中の全固形分が1重量
%以上となるように調整して用いられる。
【0036】本発明のクリアーコーティング用水系樹脂
組成物は、必要に応じて、各種添加剤を含有するもので
あってもよい。添加剤としては、例えば、可塑剤、ワッ
クス、保湿剤、消泡剤、界面活性剤、湿潤剤、染料等の
着色剤、金属イオン封鎖剤、殺生剤、凍結防止剤、凍結
および解凍安定剤、保存料、腐食防止剤、カラー保水性
向上剤、帯電防止剤、酸化防止剤、紫外線防止剤、蛍光
増白剤等が挙げられる。これら添加剤の配合量は、本発
明の効果を損なわない範囲内で適宜設定すればよい。
【0037】本発明のクリアーコーティング用水系樹脂
組成物は、前記アニオン性樹脂、前記カチオン性樹脂、
および前記多価金属化合物を少なくとも組み合わせるこ
とにより得ることができ、その製造方法は特に限定され
るものではない。詳しくは、前記アニオン性樹脂、前記
カチオン性樹脂、および前記多価金属化合物からなる必
須3成分と水系媒体と必要に応じてその他の添加物を、
どのような順序でどのようにして混合してもよい。例え
ば、貯蔵安定性を考慮して、前記必須3成分のうちの2
成分を先に混合しておき、使用直前に残りの1成分を添
加するようにしてもよい。本発明のクリアーコーティン
グ用水系樹脂組成物の好ましい形態としては、アニオン
性樹脂、カチオン性樹脂および多価金属化合物を同時に
含んでなる形態、すなわち初期に必須3成分を混合して
おくことが望ましい。
【0038】本発明のクリアーコーティング用水系樹脂
組成物は、具体的には、バドル翼等の攪拌機、高速攪拌
分散機、高圧ホモジナイザー、ボールミル、サンドミ
ル、アトライター、バスケットミル、ロールミル、振動
式分散機等の公知の攪拌、分散、破砕装置により製造す
ることができる。また、必要に応じて、ストレーナー等
を通して粗大粒子等を除去することもできる。
【0039】本発明のクリアーコーティング用水系樹脂
組成物は、乾燥によって前記水系媒体を除去するように
するものである。例えば、本発明のクリアーコーティン
グ用水系樹脂組成物を基材へ付着させると直ちに、前記
アニオン性樹脂と前記カチオン性樹脂との凝集が起こ
り、水系媒体を系外へ押し出す効果により、優れた速乾
性を発揮する。そして、水系媒体が除去された後の樹脂
組成物においては、前記アニオン性樹脂と前記多価金属
化合物との安定的な共有結合により複雑な高分子マトリ
ックスが形成され、さらに該高分子マトリックス中の多
価金属と、アニオン性樹脂およびカチオン性樹脂の酸性
官能基および塩基性官能基とがキレーションを形成して
より強固に固定されるので、極めて優れた密着性および
耐性を示す皮膜を形成することができるのである。すな
わち、本発明のクリアーコーティング用水系樹脂組成物
は、アニオン性樹脂、カチオン性樹脂および多価金属化
合物の3成分が共存することによって、優れた速乾性を
発揮するとともに、3成分の相乗作用による極めて優れ
た密着性および耐性を発現させることができるのであ
る。
【0040】本発明のクリアーコーティング用水系樹脂
組成物は、前記水系媒体と前記樹脂成分とを含み、乾燥
によって前記水系媒体を除去するようにするクリアーコ
ーティング用水系樹脂組成物であって、前記アニオン性
樹脂、前記カチオン性樹脂および前記多価金属化合物と
を組み合わせてなるものである。このような、本発明の
クリアーコーティング用水系樹脂組成物を用いた場合に
は、従来の水系速乾性樹脂組成物では解決できなかっ
た、耐水性、耐溶剤性、耐磨耗性等の耐性、乾燥性、密
着性といった問題を効果的に回避することができる。
【0041】本発明のクリアーコーティング用水系樹脂
組成物は、プラスチックフィルム用、木工用、ハードコ
ーティング、塩ビ床材用、鋼管コーティング等の各種ト
ップコート;合板用ニス、紙用ニス、オーバープリント
ワニス等の各種ニス;各種プライマー;各種アンカーコ
ート剤;等の幅広い用途において、適用することができ
る。
【0042】本発明の水系速乾性樹脂組成物の塗工方法
は、特に限定されず、例えば、グラビアコート、グラビ
アリバースコート、ナイフコート、コンマコート、スロ
ットダイコート、スライドダイコート、エアナイフコー
ト、ブレードコート、バーコート、キスコート、スプレ
ーコート、エアスプレーコート、ロールコート、ブラシ
コート、カーテンコート、フラッドコート、ディッピン
グコート等の公知の塗工方法や装置を採用することがで
きる。
【0043】本発明のクリアーコーティング用水系樹脂
組成物を印刷する各種基材としては、特に限定されない
が、ポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフィン系樹
脂;ポリスチレン系樹脂;ナイロン、PET等のポリエ
ステル系樹脂;セロファン、塩化ビニル樹脂、塩化ビニ
リデン樹脂等の有機基材;上質紙、クラフト紙、クレー
プ紙、グラシン紙、プラスチックコート紙等の紙基材;
金属(例えば、鉄、アルミニウム、銅、亜鉛)やガラ
ス、コンクリート、セメント、煉瓦、石膏板等の無機基
材;ビチューメン;シンダーブロック;パーチクルボー
ド;木材;等が挙げられる。
【0044】
【実施例】以下に、実施例および比較例によって本発明
をより具体的に説明するが、本発明は実施例に限定され
るものではない。なお、特に断りのない限り、実施例お
よび比較例に記載の「部」および「%」はそれぞれ「重
量部」および「重量%」を示している。 (実施例1)水溶性アニオン性樹脂A(スチレン−アク
リル系樹脂:酸価195mgKOH/g、Tg70℃、
固形分30%)31.3部、水分散性アニオン性樹脂B
(スチレン−アクリル系樹脂:酸価55mgKOH/
g、Tg37℃、固形分46%)9.2部、プロピレン
オキシドで変性した変性ポリエチレンイミンA(数平均
分子量(GPC)1,200(変性前のポリエチレンイ
ミンの数平均分子量(GPC)600)、100モル%
変性、固形分50%)4.6部、炭酸アンモニウムジル
コニウム(固形分20%)6.8部、ポリエチレンワッ
クス(固形分25%)4.6部、可塑剤(ブチルベンジ
ルフタレート)0.5部、水9.2部を、分散容器に秤
取り、分散機にて4000回転/分にて5分間攪拌し、
全固形分29%のクリアーコーティング剤用水系樹脂組
成物を得た。
【0045】さらに、青色顔料(C.I.Pigmen
tBlue15:3)を分散させた水系顔料ペースト
(固形分19%)をバーコーター#8にてOPPフィル
ムに塗工後、常温乾燥した。次いで、その上に得られた
クリアーコーティング剤用水系樹脂組成物をバーコータ
ー#8を用いて塗布し、下記試験を行なった。結果を表
1に示す。 (耐水試験)塗布直後の塗膜面に水滴を落とし、10分
放置後に目視にて塗膜の変化が確認されなくなった時間
を測定し、次のように評価した。 〇;15分未満、△;15分以上30分未満、×;30
分以上 さらに、前述のようにして得られた、樹脂組成物を塗布
した基材を30℃、60%RHで24時間養生した。こ
の養生したフィルムを用いて、以下の方法で各種試験を
行なった。結果を表1に示す。 (密着性試験)塗膜面に12mm幅の粘着テープを貼り
付けた後、強制剥離し、基材からの塗膜の剥がれの有無
を目視にて観察し、以下のように評価した。 ○;剥離なし、×;剥離あり (耐溶剤性試験)学振型摩擦堅牢度試験機に試料をセッ
トし各種有機溶剤(80%エタノール、酢酸エチル)で
濡らした脱脂綿にて10回表面を擦り、塗膜外観の変化
を見た。評価結果は、 ○;変化なし、△;若干傷あり、×;被保護面からの顔
料ペーストの溶出あり、のように表記した。 (実施例2)プロピレンオキシドで変性した変性ポリエ
チレンイミンB(数平均分子量(GPC)20,000
(変性前のポリエチレンイミンの数平均分子量(GP
C)600)、100モル%変性、固形分50%)のほ
かは、実施例1で用いた配合成分のうちから、それぞれ
表1に示す配合比で用いたこと以外は実施例1と同様に
して、全固形分29%のクリアーコーティング剤用水系
樹脂組成物を得た。 (実施例3)プロピレンオキシドで変性した変性ポリエ
チレンイミンC(数平均分子量(GPC)140,00
0(変性前のポリエチレンイミンの数平均分子量(GP
C)70,000)、100モル%変性、固形分50
%)のほかは、実施例1で用いた配合成分のうちから、
それぞれ表1に示す配合比で用いたこと以外は実施例1
と同様にして、全固形分29%のクリアーコーティング
剤用水系樹脂組成物を得た。 (実施例4)ポリアミドで変性した変性ポリエチレンイ
ミンD(数平均分子量(GPC)120,000、固形
分20%)のほかは、実施例1で用いた配合成分のうち
から、それぞれ表1に示す配合比で用いたこと以外は実
施例1と同様にして、全固形分24%のクリアーコーテ
ィング剤用水系樹脂組成物を得た。 (比較例1〜3)実施例1で用いた配合成分を表1に示
す配合比で用いたこと以外は実施例1と同様にして、比
較例1では全固形分30%のクリアーコーティング剤用
水系樹脂組成物を、比較例2、3では全固形分29%の
クリアーコーティング剤用水系樹脂組成物を、それぞれ
得た。
【0046】
【表1】
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、常温での速乾性に優
れ、かつ、密着性や耐水性、耐溶剤性について溶剤系組
成物と同等の性能を発揮しうるクリアーコーティング剤
用水系樹脂組成物を提供することができる。
フロントページの続き Fターム(参考) 4J038 BA091 BA092 CA041 CA042 CB061 CB062 CC021 CC022 CC061 CC062 CF061 CF062 CG031 CG032 CG061 CG062 CG141 CG142 CH201 CH202 CJ011 CJ012 CJ031 CJ032 CJ101 CJ102 CR071 CR072 DG031 DG032 DH021 DH022 DH031 DH032 DJ011 DJ012 DM021 DM022 GA06 JB02 MA08 MA10 MA12 MA13 MA14 NA01 NA04 NA11 NA12 NA24 NA26 PC02 PC03 PC04 PC06 PC08 PC10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アニオン性樹脂、数平均分子量が600以
    上、5,000,000以下のカチオン性樹脂及び、多価
    金属化合物を組み合わせてなるクリアーコーティング用
    水系樹脂組成物。
  2. 【請求項2】水系媒体と樹脂成分とを含み、乾燥によっ
    て前記水系媒体を除去するようにするクリアーコーティ
    ング用水系樹脂組成物であって、前記樹脂成分として少
    なくともアニオン性樹脂と数平均分子量600以上、
    5,000,000以下のカチオン性樹脂とが組み合わ
    されるとともに、前記樹脂成分に多価金属化合物とが組
    み合わされてなる、ことを特徴とするクリアーコーティ
    ング用水系樹脂組成物。
  3. 【請求項3】揮発性塩基性化合物がさらに組み合わされ
    てなる、請求項1または2に記載のクリアーコーティン
    グ用水系樹脂組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015533192A (ja) * 2012-10-16 2015-11-19 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピアBasf Se 誘導体化されたポリアミンを含有する組成物
JP2016180044A (ja) * 2015-03-24 2016-10-13 リケンテクノス株式会社 コーティング剤、及びこれを用いた耐水紙

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