JP2002321783A - 携帯型噴出器、およびノズル筒 - Google Patents

携帯型噴出器、およびノズル筒

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JP2002321783A
JP2002321783A JP2001125193A JP2001125193A JP2002321783A JP 2002321783 A JP2002321783 A JP 2002321783A JP 2001125193 A JP2001125193 A JP 2001125193A JP 2001125193 A JP2001125193 A JP 2001125193A JP 2002321783 A JP2002321783 A JP 2002321783A
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JP
Japan
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nozzle
stem
flange
container
finger
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Application number
JP2001125193A
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English (en)
Inventor
Osamu Takizawa
理 瀧澤
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Mitani Valve Co Ltd
Original Assignee
Mitani Valve Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯型噴出器において、構成が簡単で部品点
数を増やすことなく、また小型化を可能としながら、使
用操作性を向上する。 【解決手段】 容器12の口部13にポンプユニット1
4を組付け、そのステム22にノズル筒15を取り付け
る。ノズル筒は、先端側にノズル32を、基端側にフラ
ンジ33を有する。ノズル筒の、フランジのすぐ上に
は、指挿入用の窪み34をノズル筒の全周にわたり形成
する。そして、使用時に、窪み34に指を入れてフラン
ジ33に指を掛け、ステム22を押し込んで容器12内
の内容物をステムからノズル筒15内に入れ、そのノズ
ル32から外部へと噴出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、容器の口部にポ
ンプユニットを組付け、そのポンプユニットのステムに
ノズル筒を取り付け、使用時にそのノズル筒のフランジ
に指を掛けてステムを押し込み、容器内の、点鼻剤、喉
荒れ防止剤、消口臭剤等の内容物をステムからノズル筒
内に入れ、そのノズル筒のノズルから外部へと噴出する
携帯型噴出器に関する。および、そのような携帯型噴出
器において、ステムに取り付けて用いるノズル筒に関す
る。
【0002】
【従来の技術】点鼻剤、喉荒れ防止剤、消口臭剤等の内
容物を噴出する噴出器は、出先でも使用することができ
るように、小型で、持ち運び容易であることが望まれ
る。しかし、小型とすると、使用上の操作性が悪くなる
問題があった。
【0003】そこで、従来におけるこの種の噴出器の中
には、例えば図6に示すように、容器1の口部にポンプ
ユニット2を組付け、そのポンプユニット2の不図示の
ステムにノズル筒3を取り付けて構成し、ノズル筒3に
それを挟んで一対の指掛け板4を開閉自在に備えるもの
がある。
【0004】そして、使用時には、一対の指掛け板4を
図示するごとく各々外向きに開いて図5に示す状態と
し、それら一対の指掛け板4に指を掛け、図中矢示する
方向に押し下げて不図示のステムを押し込み、容器内
の、点鼻剤、喉荒れ防止剤、消口臭剤等の内容物をステ
ムからノズル筒3内に入れ、そのノズル筒3のノズル5
から外部へと噴出していた。
【0005】このようにすると、不使用時は、図6に示
すように一対の指掛け板4を格納して邪魔にならないよ
うにし、使用時は、図5に示すように一対の指掛け板4
を開いてステムの押し込み操作を容易とし、内容物の噴
出操作性を向上することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の携帯型噴出器では、一対の指掛け板4を十分な強
度をもってしっかりと支持し、しかも開閉自在に設けな
ければならないから、構成が複雑となり、部品点数も多
くなって高価となる問題があった。
【0007】また、不使用時は格納できるとはいえ、や
はり一対の指掛け板4およびその支持部がかさばって小
型化を妨げ、かつ使用の際には一対の指掛け板4を開閉
操作しなければならない面倒があった。
【0008】そこで、この発明の目的は、そのような携
帯型噴出器において、構成が簡単で部品点数を増やすこ
となく、また小型化を可能としながら、使用操作性を向
上することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に記
載の発明は、そのような目的を達成すべく、容器の口部
にポンプユニットを組付け、そのポンプユニットのステ
ムにノズル筒を取り付け、使用時にそのノズル筒のフラ
ンジに指を掛けてステムを押し込み、容器内の内容物を
ステムからノズル筒内に入れ、そのノズル筒のノズルか
ら外部へと噴出する携帯型噴出器において、ノズル筒
の、フランジのすぐ上に、指挿入用の窪みを形成してな
る、ことを特徴とする。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の携帯型噴出器において、ノズル筒の全周にわたり窪み
を形成してなる、ことを特徴とする。
【0011】請求項3に記載の発明は、先端側にノズル
を、基端側にフランジを有し、その基端側を、容器の口
部に組付けたポンプユニットにおけるステムに取り付
け、使用時にフランジに指を掛けてともにステムを押し
込み、容器内の内容物をステムから内部に入れ、ノズル
から外部へと噴出する、携帯型噴出器のノズル筒におい
て、フランジのすぐ上に、指挿入用の窪みを形成してな
る、ことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、この発
明の実施の形態につき説明する。図1には、この発明に
よる携帯型噴出器の一例の外観を示す。図示例の携帯型
噴出器は、万年筆型とし、噴出器本体10と、それに被
せるキャップ40とからなる。キャップ40には、クリ
ップ41を設ける。
【0013】図2は、図1の携帯型噴出器のキャップ4
0を切断して示す。この図2から判るとおり、噴出器本
体10は、容器12と、その容器12の口部13にねじ
付けるポンプユニット14と、そのポンプユニット14
の後述するステム22に取り付けるノズル筒15とから
なる。
【0014】図3には、図1の携帯型噴出器の縦断面を
示す。図3から判るとおり、ポンプユニット14には、
上から大径・中径・小径の筒部よりなるハウジング16
を設ける。
【0015】そして、ハウジング16の小径の筒部内
に、吸上げ管17の上端をはめ付ける。また、中径の筒
部内には、スプリング18を入れ、その上に載せてピス
トン19の下端部を挿入する。ピストン19には、径方
向に貫通して内外を連通する横孔20をあけ、その横孔
20を塞ぐように開閉弁21を取り付ける。
【0016】ハウジング16の大径の筒部内には、ステ
ム22の下部を収納し、そのステム22の中心孔にピス
トン19の上端部を挿入する。そして、ピストン19先
端の弁部23をステム22内の下向き段部24に押し当
てる。これにより、大径の筒部内に、圧力室aを区画す
る。
【0017】そして、ステム22との間にパッキン25
を挟んでネジカバー26を被せ、容器12の口部13と
ハウジング16との間に別のパッキン27を挟んでネジ
カバー26を口部13にねじ付けることにより、容器1
2の口部13にポンプユニット14を組付ける。
【0018】ネジカバー26には、容器12の口部13
にねじ付けるときに指を掛けるローレット周面付き筒部
28を設けるとともに、その筒部28の上にそれより小
径のガイド筒部29を設ける。ガイド筒部29の中心か
らは、ステム22を上向きに突出する。
【0019】ノズル筒15は、図3に示すように、冠部
30から上向きに筒部31を真っ直ぐにのばしてなり、
先端側にはノズル32を上向きに、基端側には冠部30
上にフランジ33を有する。また、そのフランジ33の
すぐ上には、ノズル筒15の全周にわたり指挿入用の窪
み34を形成する。
【0020】冠部30は、ネジカバー26のガイド筒部
29に被せ、中心孔にステム22の先端を圧入して、ノ
ズル筒15の基端側をステム22に取り付けて真っ直ぐ
に立てる。
【0021】そして、ノズル筒15を被うようにキャッ
プ40を被せてネジカバー26の筒部28外周にはめ付
け、そのキャップ40の下縁内周の突部を筒部28に掛
けて抜け止めする。
【0022】いま、この携帯型噴出器を使用するとき
は、図4に示すようにキャップ40を取り外し、人差し
指と中指をそれぞれ窪み34に入れてフランジ33に掛
け、親指を容器12の底部に当てて持ち、ノズル筒15
の先端を患部に向ける。
【0023】その後、人差し指および中指と親指間の間
隔を狭めて冠部30内にガイド筒部29を入れながらノ
ズル筒15を押し下げ、スプリング18に抗してステム
22とともにピストン19を押し込む。すると、容積を
狭めて圧力室a内の圧力を上昇し、ステム22に対して
ピストン19を相対的に移動して下向き段部24から弁
部23を離し、圧力室a内の内容物をノズル筒15内に
入れ、ノズル筒15のノズル32から外部へと噴出して
患部に当てる。
【0024】噴出後、手を緩めてノズル筒15の押し下
げを解除すると、スプリング18の付勢力によりピスト
ン19を押し上げ、弁部23を下向き段部24に押し当
ててピストン19とともにステム22も押し上げる。す
ると、容積を広げて圧力室a内の圧力が低下し、開閉弁
21を開いて容器12内の内容物を吸上げ管17を通し
て横孔20から圧力室a内に入れる。
【0025】再び、ノズル筒15を押し下げると、同様
に圧力室a内の圧力を上昇して下向き段部24から弁部
23を離し、圧力室a内の内容物をノズル32から外部
へと噴出することができる。
【0026】
【発明の効果】したがって、この発明によれば、ノズル
筒の、フランジのすぐ上に、指挿入用の窪みを形成する
から、その窪みに指をフィットしてフランジに指を掛
け、ステムを確実に押し下げることができ、構成が簡単
で部品点数を増やすことなく、またノズル筒を適宜の太
さとしてもフランジを大きくする必要がなく、小型化を
可能としながら、使用操作性を向上することができる。
【0027】請求項2に記載の発明によれば、ノズル筒
の全周にわたり窪みを形成するから、窪みの位置を気に
せずに窪みに指を入れてフランジに確実に指を掛けるこ
とができる。
【0028】請求項3に記載の発明によれば、ノズル筒
のフランジのすぐ上に、指挿入用の窪みを形成するか
ら、その窪みに指をフィットしてフランジに指を掛け、
携帯型噴出器のステムを確実に押し下げることができ、
構成が簡単で部品点数を増やすことなく、またノズル筒
を適宜の太さとしてもフランジを大きくする必要がな
く、小型化を可能としながら、携帯型噴出器における内
容物の噴出操作性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による携帯型噴出器の一例の外観図で
ある。
【図2】その携帯型噴出器をキャップを切断して示す図
である。
【図3】図1の携帯型噴出器の縦断面図である。
【図4】その携帯型噴出器で用いる噴出器本体の正面図
である。
【図5】従来の携帯型噴出器における噴出器本体で、そ
の使用状態における部分斜視図である。
【図6】その格納状態における部分斜視図である。
【符号の説明】
10 噴出器本体 12 容器 13 口部 14 ポンプユニット 15 ノズル筒 22 ステム 32 ノズル 33 フランジ 34 窪み
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 47/34 B65D 83/00 K

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器の口部にポンプユニットを組付け、
    そのポンプユニットのステムにノズル筒を取り付け、使
    用時にそのノズル筒のフランジに指を掛けて前記ステム
    を押し込み、前記容器内の内容物を前記ステムから前記
    ノズル筒内に入れ、そのノズル筒のノズルから外部へと
    噴出する携帯型噴出器において、 前記ノズル筒の、前記フランジのすぐ上に、指挿入用の
    窪みを形成してなる、携帯型噴出器。
  2. 【請求項2】 前記ノズル筒の全周にわたり前記窪みを
    形成してなる、請求項1に記載の携帯型噴出器。
  3. 【請求項3】 先端側にノズルを、基端側にフランジを
    有し、その基端側を、容器の口部に組付けたポンプユニ
    ットにおけるステムに取り付け、使用時に前記フランジ
    に指を掛けてともに前記ステムを押し込み、前記容器内
    の内容物を前記ステムから内部に入れ、前記ノズルから
    外部へと噴出する、携帯型噴出器のノズル筒において、 前記フランジのすぐ上に、指挿入用の窪みを形成してな
    る、携帯型噴出器のノズル筒。
JP2001125193A 2001-04-24 2001-04-24 携帯型噴出器、およびノズル筒 Pending JP2002321783A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009152651A1 (zh) * 2008-06-19 2009-12-23 常州市富艾发进出口有限公司 口吸式便携雾化保健仪

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