JP2002321164A - ねじ締め機 - Google Patents

ねじ締め機

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JP2002321164A
JP2002321164A JP2001121954A JP2001121954A JP2002321164A JP 2002321164 A JP2002321164 A JP 2002321164A JP 2001121954 A JP2001121954 A JP 2001121954A JP 2001121954 A JP2001121954 A JP 2001121954A JP 2002321164 A JP2002321164 A JP 2002321164A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
guide
main body
vertical guide
holding
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2001121954A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Kamo
健 加茂
Michio Wakabayashi
道男 若林
Yasuo Sasaki
康雄 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ねじ締め時の反動により本体1が浮き上がる
のをバーチカルガイド31の保持力により阻止する反動
低減装置において、バーチカルガイド31がねじ18を
保持する時間が短いため、本体1の上昇によるねじ浮き
を完全に無くすことができないのを改善する。 【解決手段】 ねじ頭部29を保持する一対のガイド2
2の保持面27、28を複数対設けることにより、ガイ
ド22がねじ18を保持する時間が長くなり本体1の上
昇を抑えねじ浮きを解消する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はねじを締め付ける際
にねじを保持するバーチカルガイドを有するねじ締め機
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】バーチカルガイドをドライバビットの下
方に設け、バーチカルガイドがねじを保持する力で反動
を低減する構成を本出願人が先に出願した特開平11−
262871号公報により提案した。この反動低減装置
を構成するバーチカルガイド31は、図9に示す如く、
後述するノーズ部36の下端に取り付けられ、互いに対
向しスプリング24により対向する向きに押圧される一
対のガイド22により構成され、各ガイド22のねじ保
持面27の内壁は下方に行くに従って狭くなる角錐形状
に形成され、ガイド22がねじとりわけねじ頭部を保持
する力によりねじ締め機本体(以下単に本体という)の
反動を軽減する。
【0003】前記ガイド22のねじ保持面27の傾斜角
が大きいほどねじ保持力は大きく、またねじが締め終わ
る直前までねじ頭部を保持する必要があるため、ガイド
22は本体の最下方すなわち被締結材の直近にセットさ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記反動低減装置によ
り反動に起因するねじ浮きをある程度改善することは可
能となった。しかし、本体の押付け力が弱い場合、ガイ
ド22が本体の最下方に位置するため、ガイド22がね
じ頭部を保持するまで本体が反動を受け浮き上がる。そ
の後、本体が反動により上昇するのはガイド22により
阻止されるが、この時の反動はピストン、ドライバビッ
トの軸心すなわち本体の軸心に加わるため、操作者が把
持するハンドル部には回転モーメントが働く。
【0005】このため、ねじと本体の軸心がずれ、ねじ
頭部が均等の力でガイド22のねじ保持面27の内壁に
保持されずガイド22からねじが外れたり、ねじ溝から
ドライバビットが外れたりする不具合が生じていた。
【0006】このように、本体が反動を受け浮き上がろ
うとする時間に対し、ガイド22がねじ頭部を保持し、
浮き上がりを防ぐ時間が短いため十分に反動を軽減する
ことができず本体が浮き上がり、ねじ浮きを完全に防止
するには至らなかった。
【0007】本発明の目的は、上記した従来技術の欠点
をなくし、反動に起因する本体の上昇を阻止してねじ浮
きを完全に防止することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ガイドのね
じ保持面をねじ締め付け方向に沿って複数対設け、ガイ
ドがねじ頭部を保持する時間を伸ばすことにより達成さ
れる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施形態を図1〜
図8を参照して説明する。
【0010】本体1の外枠を形成するボディ5内には圧
縮空気取り入れ口35に連通した蓄圧室4、トリガレバ
ー33により開閉される操作弁30が設けられ、上方に
あるエアモータ2、遊星歯車装置3を介して回転される
有底円筒状の回転体6が回転可能に支持されている。回
転体6の内壁には軸方向に延びた一対の凹部10が設け
られている。凹部10に嵌挿する一対の凸部8を上方に
有する回転スライド部材7が軸方向に移動可能な如く回
転体6内に設けられている。上端が回転スライド部材7
に固着されたシャフト部材9の下部内側にはドライバビ
ット11を装着するドライバビット装着部、下端外周に
はピストン部13が設けられている。ピストン部13は
シリンダ12内を摺動する。シリンダ12の上部には、
回転スライド部材7が所定距離降下した時に回転スライ
ド部材7のエア遮断面14と当接するプレート部15が
設けられ、プレート部15の下方には通気口16が設け
られている。通気口16は図示しないエア通路を介して
エアモータ2の図示しない入気口に連通する。ボディ5
の下方とシリンダ12の外周の間には空気釘打機等にお
いて周知構成の戻し空気室20が形成されている。
【0011】ボディ5の下方には、ねじ18、ドライバ
ビット11が通過する孔を有し、釘打機において周知構
成のノーズ部36が設けられ、また図示しない連結バン
ドにより連結され、マガジン17内に装填された連結ね
じ18をノーズ部36に自動供給するねじ送り部19が
ノーズ部36近傍に設けられている。
【0012】高さ方向のほぼ中央部がピン21を介して
ノーズ部36に結合された左右対称形状の一対のガイド
22は、上部がノーズ部36との間に設けられたスプリ
ング24により付勢され、ノーズ部36の下方に位置
し、ガイド部を構成する下部は互いに当接し、これらピ
ン21、ガイド22、スプリング24がバーチカルガイ
ド31を構成する。ガイド22の当接するガイド部は、
軸心と平行な2個の垂直面26と、垂直面26の下方に
は、下方に行くに従って隙間が狭まる傾斜平面からなる
上保持面27及び下保持面28が2個直列に設けられて
構成される。左右対称形状のガイド22がスプリング2
4により互いに当接している状態では、上保持面27及
び下保持面28の各4個の傾斜平面が各々四角錘を形成
し、4個の垂直面26で囲まれた空間は、ねじ頭部29
が略接する隙間となっている。なお32は釘打機等にお
いて周知のプッシュレバーである。
【0013】以上のように構成された本発明ねじ締め機
の動作について以下説明する。
【0014】本発明のねじ締め機は、操作弁30とプッ
シュレバー32を共に操作して駆動を開始するものであ
るが、プッシュレバー32を図示しない被締結材に押し
当てた後操作弁30を引いても、または操作弁30を引
きながらプッシュレバー32を被締結材に押し当てても
ねじ締めが可能である。
【0015】圧縮空気取り入れ口35を図示しないコン
プレッサに接続すると圧縮空気は蓄圧室4、操作弁30
に流入する。プッシュレバー32を被締結材に押し当て
て操作弁30を作動させると、圧縮空気は操作弁30及
び図示しないエア通路を介して回転体6内に流入し、ピ
ストン部13上面に空気圧が加わりピストン部13を下
方に押し下げると共に通気口16を介してエアモータ2
に圧縮空気が供給されエアモータ2は回転する。エアモ
ータ2の回転は遊星歯車装置3を介して回転体6及び回
転スライド部材7に伝達され、シャフト部材9下端のピ
ストン部13及びドライバビット11は降下しながら同
時に回転する。ドライバビット11の下降回転によりそ
の下方にあるねじ18が連結バンドから離脱し、被締結
材に真直にねじ込まれるが、ピストン部13でねじ18
を押付けるため、反動により本体1が浮き上がる。ここ
で図3に示すようにガイド22の当接部にねじ18が入
り込み、上保持面27にねじ頭部29が保持されると、
ガイド22はボディ5に固定されているため本体1の浮
上がりが阻止される。
【0016】この状態でねじ18を締め続けると図4に
示すように、ねじ頭部29がスプリング24の力に抗し
てガイド22を完全に押し開くまでは、本体1は浮き上
がりを阻止され続けている。その後ねじ頭部29が上保
持面27から外れ、本体1が一旦は浮き上がろうとする
が、図5に示すように、一対のガイド22はスプリング
24により再び当接して図6の状態に進行するので、ね
じ頭部29が下保持面28に保持され、再度ガイド22
の保持力により、本体1はねじ締め終了まで被締結材側
に引き込まれ、本体1の浮き上がりが阻止される。
【0017】ねじ18が所定の深さまで締められると、
回転スライド部材7はプレート部15に突き当たり降下
を停止すると共に通気口16が閉じエアモータ2が停止
する。操作弁30を戻すと回転体6内への圧縮空気の流
入が遮断され、戻し空気室20内の圧縮空気によりピス
トン部13は元の初期位置に戻る。
【0018】上記実施形態においては、一つのガイド2
2に複数の保持面27、28を設けるとしたが、図7、
図8に示すように、ノーズ部36下端に一対の上保持面
27を持つ上ガイド45及び下保持面28を有する下ガ
イド46を2個直列に90度ずらして配置しても良い。
この場合も上記同様、まずねじ18がねじ込まれ、ねじ
頭部29が上保持面27に保持されている間は本体1の
浮上がりは阻止されている。ねじ頭部29がスプリング
24の力に抗して、上ガイド45を完全に押し開くまで
は、本体1は浮き上がりが阻止される。ねじ頭部29が
上保持面27から外れ、上ガイド45をねじ18が通過
すると、本体1は一旦浮き上がろうとするが、ねじ頭部
29がすぐに下ガイド46の下保持面28に保持され、
ねじ締め終了まで本体1を被締結材側に引き込み浮き上
がりを抑える。このように保持面27、28を複数対設
けることでも同様な効果を得ることができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ね
じ頭部を保持するバーチカルガイドの保持面を複数個設
ける構成により、ねじ締め開始初期から終了までバーチ
カルガイドの保持力により本体の浮き上がりを防止する
ことができ、軽い押付け力で確実にねじを締めることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ねじ締め機の一実施形態を示す一部断面
側面図。
【図2】図1のバーチカルガイドを示す断面側面図。
【図3】図2のバーチカルガイドの動作状態を示す断面
側面図。
【図4】図2のバーチカルガイドの動作状態を示す断面
側面図。
【図5】図2のバーチカルガイドの動作状態を示す断面
側面図。
【図6】図2のバーチカルガイドの動作状態を示す断面
側面図。
【図7】本発明を構成するバーチカルガイドの他の実施
形態を示す断面側面図。
【図8】図7を側面からみた断面図。
【図9】従来のバーチカルガイドの一例を示す断面側面
図。
【符号の説明】
1は本体、11はドライバビット、13はピストン部、
18はねじ、22、45、46はガイド、27は上保持
面、28は下保持面、29はねじ頭部、31はバーチカ
ルガイド、36はノーズ部である。
フロントページの続き Fターム(参考) 3C038 AA01 AA02 BB03 BC03 EA02 EA03 EA06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアモータ及びエアピストンにより回転
    及び軸方向の運動を与えられるドライバビットと、連結
    されたねじをドライバビットの下方に供給するねじ供給
    部と、ドライバビットによって打ち出されるねじをガイ
    ドするノーズ部と、ノーズ部の下端に取り付けられ、ね
    じを保持するバーチカルガイドとを備えたねじ締め機で
    あって、 ねじ頭部を保持するバーチカルガイドのねじ保持面をね
    じの締め付け方向に沿って複数対設けたことを特徴とす
    るねじ締め機。
  2. 【請求項2】 前記バーチカルガイドのねじ保持面の内
    壁に、他のガイドの内壁に対向する少なくとも1個の平
    面を設け、この平面をねじの進行方向に沿って他のガイ
    ド内壁平面との隙間が狭まるように傾斜させたことを特
    徴とする請求項1記載のねじ締め機。
JP2001121954A 2001-04-20 2001-04-20 ねじ締め機 Withdrawn JP2002321164A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008168397A (ja) * 2007-01-12 2008-07-24 Hitachi Koki Co Ltd 打込機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008168397A (ja) * 2007-01-12 2008-07-24 Hitachi Koki Co Ltd 打込機
JP4666232B2 (ja) * 2007-01-12 2011-04-06 日立工機株式会社 打込機

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Legal Events

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Effective date: 20080701