JP2002319716A - 圧電セラミック多層アクチュエーターおよびその製造方法 - Google Patents
圧電セラミック多層アクチュエーターおよびその製造方法Info
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Abstract
する。 【解決手段】 圧電セラミック多層アクチュエーター
は、接触面(17)およびこれと共に接触面に対応配置
された、1個または決められた数の同じ方向に重ね合わ
せて配置された、同じ極性の内部電極(11,30〜3
7,39,40)の不活性領域(15)が、接触面(1
7)およびこれと共に接触面に対応配置された、前記内
部電極または決められた数の同じ配向の同じ極性の前記
内部電極の不活性領域に対して大きさαの決められた角
度(22)だけずれて互いに配置されていることを特徴
とする。
Description
セラミック多層アクチュエーターおよびその製造方法に
関する。
多層アクチュエーター1が示されている。このアクチュ
エーターはインターデジタル構造を有する。これは一体
型として製造され、すなわち圧電活性材料、例えばジル
コン酸チタン酸鉛(PZT)の堆積した薄い層2および
この間に配置された導電性内部電極7からなり、内部電
極は交互にアクチュエーター表面に案内される。活性材
料に、いわゆる未加工フィルムとして焼結の前にスクリ
ーン印刷法により内部電極7を用意し、堆積層に圧縮
し、熱分解し、その後焼結し、これにより一体型多層ア
クチュエーター1を形成する。
これにより内部電極7はそれぞれアクチュエーター1の
一方の面に電気的に平行に接続され、集合体にまとめら
れる。外部電極3,4はアクチュエーターの接続電極で
ある。接続線5を介して接続電極に電圧が印加される
と、電圧はすべての内部電極7に平行に伝わり、活性材
料のすべての層に電界を生じ、これにより材料は機械的
に変形する。これらのすべての機械的変形の合計はアク
チュエーターの端面に利用可能な伸び6および/または
力として、例えば内燃機関で噴射弁を制御するために使
用される。
接触に必要な不活性領域に伸びの不均一性が生じること
は知られている。これは圧電不活性電極領域に亀裂を生
じ、亀裂は均一な間隔で生じることがある。この状態は
図1に示される。
に、亀裂形成が緩和される高さまで電圧が蓄積する。亀
裂8は一般に約1〜2μm/mmの伸びで1mmより大
きい間隔を有する。この亀裂8は、伸びを生じるいわゆ
るアクチュエーターの活性領域で終了し、それというの
もここでは圧縮応力のみが生じる。
できる。しかし基本的な問題が生じる。アクチュエータ
ーが完全にカプセル化されていない場合は、亀裂により
露出する電極平面に電界が生じ、これが水または極性分
子の付加を生じることがある。これは漏れ電流を生じる
かまたはアクチュエーター挙動の低下を強める。更にア
クチュエーターが亀裂により予め損傷して破損により運
転中に機能しないことを完全に排除することができな
い。更に外部電極が亀裂の領域で特別な負荷を受け、引
き裂かれるか、または分解する。外部電極の機能停止は
アクチュエーター全体の機能停止を生じる。
を形成する応力を発生する原因を十分に取り除くことで
ある。
載の多層アクチュエーターおよび請求項16記載のその
方法により解決される。本発明の有利な構成は従属請求
項に記載されている。
性の内部電極の、外部電極と接触すべき平面が、直線方
向に重ねられていないことにより、技術水準によるアク
チュエーターと異なる。本発明の多層アクチュエーター
の内部電極は、その底面から区切られた、舌状の、外部
に向かう接触を有する。この接触領域の端面は接触面で
ある。この接触面のみがアクチュエーターの表面に達
し、それぞれの外部電極に接続され、同じ極性の内部電
極を接続する。内部電極の前記の形成により舌状の接触
領域に所定の幅の不活性領域が形成される。接触面およ
びこれと共に接触面に対応配置された、1つまたは決め
られた数の同じ方向に重ね合わせて配置された、同じ極
性の内部電極の不活性領域は、接触面およびこれと共に
接触面に対応配置された、前記内部電極または決められ
た数の同じ配向の、同じ極性の前記内部電極の不活性領
域に対して決められた角度αだけずれて配置される。こ
れにより不活性に延びる不活性領域が形成される。
不活性領域は、本発明に相当して均一な間隔で決められ
た角度だけずれて配置される。技術水準に対する利点
は、不活性領域の応力がもはや亀裂が生じる高さに蓄積
されないことである。
される決められた高さにより、ずれが、この領域中の同
じ極性の内部電極の第一電極および最後の電極の少なく
とも接触面がもはや重ならないように、角度αより数倍
大きい。これにより亀裂が形成される臨界的な距離が克
服される。決められた高さのこのずれは、多層アクチュ
エーター中でその大きさに応じて複数で前後に備えるこ
とができ、すでに例えばすべて0.5mmで終了してい
てもよいが、アクチュエーターの大きさに依存して遅く
ても約3mm後に終了すべきであり、これにより応力の
分解作用を開始することができる。有利な範囲は約1m
m〜1.5mmである。
および内部電極の厚さであり、一般に100μmであ
り、これは0.1mmである。接触面または不活性領域
がもはや覆われないずれは、すでに約5個の層の後に生
じることがあり、約30個の層の後に終了すべきであ
る。有利とみなされる範囲は約10〜15の層である。
接触面および不活性領域の覆いを排除するずれは、それ
ぞれの層が同じ極性の内部電極を有する連続する層に対
して決められた角度だけずれて配置するように行うこと
ができる。しかし決められた角度だけずらす前に、同じ
極性の内部電極を有する2つ以上の層を最初に同じ配置
で重ね合わせることができる。
れを1つの方向に継続するだけでなく、反対方向に再び
戻し、ずれの波形の進行を行う可能性も存在する。しか
しこれにより外部電極の被覆がより困難に形成される。
ことができる。横断面は正方形、長方形または多角形で
あってもよい。同じ極性の内部電極の接触面を接続する
際に、円形の横断面を有するアクチュエーターの場合に
および連続的に進行するずれの場合に、外部電極はらせ
ん形の曲線を有する。その他の形態では外部電極は、1
個または特に多角形の横断面の場合は複数の側面の上に
延びている。
その縦軸に延びる連続する孔を有することができ、その
際なお焼結の前に柔らかい未加工成形体に導入すること
が有利である。
脚部領域中の応力を減少するために、使用電界の強さを
連続的に低下することにより、活性領域から不活性領域
への遷移を同じ形で形成することができる。使用電界の
強さの低下は、頭部領域および脚部領域中で内部電極の
間隔が電極から電極へアクチュエーターのそれぞれの端
部に向かって拡大することにより達成される。
例は円形の横断面および連続的ずれを有する多層アクチ
ュエーター10の構成を示す。
される。半径(R)13を有する円形の横断面12から
円形部分の側面に長さLの割線14で切断される。向か
い合う面に、同じ大きさの円形部分から同じ長さの割線
15で残りの底面12から区切られた舌状の外部に向か
う接触領域16が残る。内部電極11は所定の厚さを有
するので、幅bを有する接触領域16の切片は外部電極
に接続するための接触面17の縁部である。
示す。この上に本発明の構成のそれぞれ6個の内部電極
11が被覆され、その際この被覆は一般にスクリーン印
刷で行われる。未加工フィルムへの複数の内部電極の被
覆は複数の多層アクチュエーターの合理的な製造を同時
に可能にする。フィルムは、内部電極が重なり合うよう
に必要な数で重ねて堆積され、その後簡単な分離性のた
めに、できるだけなお生状態で内部電極のまわりで互い
に分離する。引き続き同様になお生状態で、決められた
多層アクチュエーターの未加工直径まで多層アクチュエ
ーターの製造処理を行うことができる。
は20上の内部電極の配置はそれぞれ同じ配向で存在す
る。例えば第1、第3および第5のフィルムである。そ
れぞれの連続するフィルム中に、本発明により内部電極
の配向でずれを行い、すなわち中心点21を基準にして
大きさαの決められた角度22だけ回転する。3個の未
加工フィルム18、19および20は同じ極性の内部電
極を示す。
することができる。しかしその配向は配置された反対の
極性の内部電極の配向に対向しており、従って第2、第
4および第6のフィルム上にそれぞれ180°回転して
いる。異なる極性の電極層は交互に交替する。重ね合わ
せたフィルムの反対の極性の内部電極の配置は図4に多
層アクチュエーター10の平面図に示される。プラス電
極の接触面17はマイナス電極の接触面17に180°
回転して対向して存在し、セラミックフィルム25によ
り互いに分離される。
(図5の38)により、少なくとも接触面17(b)が
もはや重ならず、従って不活性領域での亀裂形成が回避
される。この作用は、臨界的距離hにより第一フィルム
層および最後のフィルム層の不活性領域がもはや覆われ
ていない場合に、最適にされる。大きさαの角度22で
1つの内部電極を同じ極性の連続する電極に対して回転
させなければならない場合は、決められた高さhで以下
のように計算する。
ィルム25の全部の厚さおよび電極層11の厚さであ
り、Rは多層アクチュエーターの半径13である。
し、その際フィルム堆積層、ブロックは複数の多層アク
チュエーターを有してもよい。本発明の実施例において
は未加工フィルム上に印刷した内部電極により6個であ
る。アクチュエーターは、例えば分離装置により6個
の、個々の長方形の六面体に分割される。それぞれの六
面体は1個のアクチュエーターに相当する。六面体は生
状態で、表面を絶縁するために接触面のほかに不活性領
域が形成されるように所望の直径に切断する。その後ア
クチュエーターを焼結し、その際均一な焼結収縮により
所望の最終寸法が達成される。焼結した状態で端部は平
らに平行に研磨する。その他の表面から、接触すべき領
域、接触面17のみを外部電極24に接続するために研
磨により露出しなければならない。接触面17にベース
金属被覆を備え、引き続き適当な材料からなる電極、例
えば不変鋼からなるシーブ電極を、接続面の曲線に続い
てロウ付けする。他の実施例に相当して、電極層は付加
的な外部電極を有せず、導電性層のみからなっていても
よい。
ーを分離後、最終的な形成を焼結後に行う。
びる外部電極24を有する本発明のアクチュエーター1
0の大きく拡大した図である。前面の外部電極はほとん
ど完全に見ることができるが、反対の極性の内部電極1
1を互いに接続する外部電極の曲線は見ることができ
ず、従って破線で示される。縦軸26を中心に孔27が
アクチュエーターを固定するために延びている。頭部領
域28および脚部領域29に、生じる応力に関する不活
性領域に対する遷移領域が、それぞれの端部に向かう内
部電極の間隔の拡大により使用電界の強さが低下するこ
とにより均一に形成される。頭部28での電極30、3
1、32および33の間隔は電極から電極へアクチュエ
ーターの端部に向かって拡大する。同様に脚部領域29
で電極34,35,36および37の間隔が拡大する。
間隔の拡大により機械的応力が大きな容器容積に分配さ
れ、これによりもはや亀裂形成に決定的な大きさを上回
らない。
間隔を有する。外部電極24により互いに接続した接触
面およびこれと共に不活性領域15は連続的に同じ角度
だけ互いにずれる。臨界的距離38(h)、本発明の実
施例によればずれ41は、同じ極性の電極11の不活性
領域15の重なりがもはや存在しない大きさであり、電
極39および40の間に数えられるように、6個の電極
層23により達成される。
ーターの図である。
る。
の重ね合わせた層のための圧電セラミック材料からなる
未加工フィルムである。
40 内部電極、 15 不活性領域、 17 接触
面、 22 角度、 23 層、 24 外部電極、
25 層、 38 高さ、 41 ずれ
Claims (19)
- 【請求項1】 アクチュエーター表面に交互に案内され
る内部電極(11,30〜37、39,40)および内
部電極に対応配置された不活性領域(15)を有する圧
電セラミック多層アクチュエーター(10)であり、そ
の際同じ極性の内部電極がその接触面(17)で、平行
に接続するために、それぞれ外部電極(24)に接続さ
れ、外部電極(24)はアクチュエーター(10)の向
かい合う面に配置されている圧電セラミック多層アクチ
ュエーター(10)において、接触面(17)およびこ
れと共に接触面に対応配置された、1個または決められ
た数の同じ方向に重ね合わせて配置された、同じ極性の
内部電極(11,30〜37,39,40)の不活性領
域(15)が、接触面(17)およびこれと共に接触面
に対応配置された、前記内部電極または決められた数の
同じ配向の同じ極性の前記内部電極の不活性領域に対し
て大きさαの決められた角度(22)だけずれて互いに
配置されていることを特徴とする、圧電セラミック多層
アクチュエーター。 - 【請求項2】 決められた高さ(38)およびこれと共
に被覆された内部電極(11)を有する圧電セラミック
材料の層(25)からなる決められた数の層(23)に
より、ずれ(41)が、この領域(38)中の同じ極性
の内部電極(11)の第一の電極(39)および最後の
電極(40)の少なくとも接触面(17)がもはや重な
らないように、決められた角度(22)より数倍大きい
請求項1記載の圧電セラミック多層アクチュエーター。 - 【請求項3】 決められた高さ(38)の領域およびこ
れと共に被覆された内部電極(11)を有する圧電セラ
ミック材料の層(25)からなる決められた数の層(2
3)により、ずれ(41)が、この領域(38)中の同
じ極性の内部電極(11)の第一の電極(39)および
最後の電極(40)の不活性領域(15)がもはや重な
らないように、決められた角度(22)より数倍大きい
請求項1記載の圧電セラミック多層アクチュエーター。 - 【請求項4】 それぞれ圧電セラミック材料(25)お
よびこの上に被覆された内部電極(11)からなる約5
個から約30個の層(23)に相当して、約0.5mm
〜約3mmの領域(38)中のずれ(41)が終了して
いる請求項1から3までのいずれか1項記載の圧電セラ
ミック多層アクチュエーター。 - 【請求項5】 約10個から約15個の層(23)に相
当して、約1mm〜約1.5mmの領域(38)中のず
れ(41)が終了している請求項4記載の圧電セラミッ
ク多層アクチュエーター。 - 【請求項6】 多層アクチュエーター(10)中のずれ
(41)がその大きさに応じて複数で相前後して備えら
れている請求項1から5までのいずれか1項記載の圧電
セラミック多層アクチュエーター。 - 【請求項7】 ずれ(41)を、それぞれ1つの領域ま
たは複数の領域(38)を終了した後に反対方向に戻
し、ずれの波形の進行を行う請求項6記載の圧電セラミ
ック多層アクチュエーター。 - 【請求項8】 アクチュエーター(10)が円形の横断
面(12)を有する請求項1から7までのいずれか1項
記載の圧電セラミック多層アクチュエーター。 - 【請求項9】 同じ極性の内部電極(11,30〜3
7,39、40)の接触面(17)を接続する際に、接
触面(17)のずれ(41)が連続して進行する場合
に、外部電極(24)がらせん形の曲線を有する請求項
8記載の圧電セラミック多層アクチュエーター。 - 【請求項10】 横断面が正方形、長方形または多角形
である請求項1から7までのいずれか1項記載の圧電セ
ラミック多層アクチュエーター。 - 【請求項11】 外部電極が1つのまたは特に多角形の
横断面の場合は複数の側面の上に延びている請求項10
記載の圧電セラミック多層アクチュエーター。 - 【請求項12】 縦軸(26)方向に延びる、連続する
孔(27)を有する請求項1から11までのいずれか1
項記載の圧電セラミック多層アクチュエーター。 - 【請求項13】 袋状の孔がその端部に備えられている
請求項1から11までのいずれか1項記載の圧電セラミ
ック多層アクチュエーター。 - 【請求項14】 アクチュエーター(10)の頭部領域
(28)および脚部領域(29)で、内部電極(30〜
33または34〜37)の間隔が、電極から電極へアク
チュエーター(10)のそれぞれの端部(28または2
9)に向かって拡大する請求項1から13までのいずれ
か1項記載の圧電セラミック多層アクチュエーター。 - 【請求項15】 アクチュエーター(10)が噴射弁を
制御する部材である請求項1から14までのいずれか1
項記載の圧電セラミック多層アクチュエーター。 - 【請求項16】 請求項1から15までのいずれか1項
記載の多層アクチュエーターを製造する方法において、
外部電極に対するその接触面の同じ配向を有する同じ極
性の複数の内部電極を、それぞれ圧電セラミック材料か
らなる未加工フィルムに被覆し、接触面のずれを達成す
るために、同じ極性の内部電極を、前記電極の位置に対
して決められた角度αによるそれぞれのずれを有して、
連続する未加工フィルムに被覆し、反対の極性の相当す
る内部電極をそれぞれ180°回転させて未加工フィル
ムに被覆し、その後反対の極性の未加工フィルムを重ね
合わせてブロックを形成し、その際接触面およびこれと
共に接触面に対応配置された、1個または決められた数
の同じ方向に重ね合わせて配置された、同じ極性の内部
電極の不活性領域を、接触面およびこれと共に接触面に
対応配置された、決められた数の前記内部電極または決
められた数の同じ配向の同じ極性の前記内部電極の不活
性領域に対して決められた角度αだけずらして互いに配
置し、引き続きこのブロックからアクチュエーターを製
造することを特徴とする多層アクチュエーターを製造す
る方法。 - 【請求項17】 多層アクチュエーターを形成する処理
を生の状態で焼結の前に実施する請求項16記載の方
法。 - 【請求項18】 多層アクチュエーターを形成する処理
を焼結後に実施する請求項16記載の方法。 - 【請求項19】 アクチュエーターを焼結後に焼結皮膜
をその表面に放置し、電極を露出するために、内部電極
の接触面が外部電極と接続する領域のみを研磨する請求
項16から18までのいずれか1項記載の多層アクチュ
エーターを製造する方法。
Applications Claiming Priority (4)
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DE10107505 | 2001-02-15 | ||
DE10107505.7 | 2002-01-19 | ||
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JP2002038824A Pending JP2002319716A (ja) | 2001-02-15 | 2002-02-15 | 圧電セラミック多層アクチュエーターおよびその製造方法 |
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EP (1) | EP1233462B1 (ja) |
JP (1) | JP2002319716A (ja) |
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