JP2002319235A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP2002319235A
JP2002319235A JP2001123541A JP2001123541A JP2002319235A JP 2002319235 A JP2002319235 A JP 2002319235A JP 2001123541 A JP2001123541 A JP 2001123541A JP 2001123541 A JP2001123541 A JP 2001123541A JP 2002319235 A JP2002319235 A JP 2002319235A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体に記録された所定の情報から自由に
ファイルを作成する。 【解決手段】 記録媒体11に記録されている所定の情
報をファイル化してファイルを作成するためのファイル
作成命令を生成する命令生成部8と、既にファイルが記
録されている記録媒体11に新規ファイルを作成する場
合、ファイルが作成されているファイル領域に拘わら
ず、命令生成部8によって生成されたファイル作成命令
に応じて、所定の情報を新規ファイルとしてファイル化
するファイル生成部8とを備えることで実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファイルが記録さ
れた記録媒体にファイルを作成する情報処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】記録媒体に記録されたファイルをファイ
ル単位で管理するファイルシステムでは、通常、記録媒
体のデータ記録領域をファイルが記録されている領域で
あるレコードエントリー(RE)領域と、何も記録され
ていない領域であるフリースペースリスト(FSL)領
域とに分割して管理を行う。
【0003】ファイルシステムは、新規ファイルを作成
する際には、フリースペースリスト(FSL)領域に空
き領域があるかどうか検索をし、空き領域があった場合
には、その領域をレコードエントリー(RE)領域に登
録し新規ファイルを作成すると共に、フリースペースリ
スト(FSL)領域から削除するといった処理を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】通常、ファイルを構成
するデータはお互いに関連を有し、独立しておらず、フ
ァイルという単位とすることで始めて意味をなす独立し
たデータとなる。しかし、画像ファイルは、それ自身で
完結した情報であるGOP(Group of Picture)が複数
集まって構成されているため、ファイル単位としなくて
も意味をなす独立したデータがファイル中に存在するこ
とになる。
【0005】放送業務などで画像データを扱う場合は、
まず、素材となる長時間の記録をした画像ファイルを生
成し、素材から放送に必要となる画像のみ抽出し、抽出
した画像にさらに他の画像を付加することで放送用の画
像ファイルを作成している。
【0006】そこで、本発明は上述したような、例え
ば、画像情報のようにGOPなどの独立したデータから
構成されたデータが記録媒体に記録されている場合に、
ファイルシステムに拘わらず自由にファイルを作成する
ことができる情報処理装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る情報処理装置は、記録媒体に記録さ
れている所定の情報をファイル化してファイルを作成す
るためのファイル作成命令を生成する命令生成手段と、
既にファイルが記録されている上記記録媒体に新規ファ
イルを作成する場合、上記ファイルが作成されているフ
ァイル領域に拘わらず、上記命令生成手段によって生成
された上記ファイル作成命令に応じて、上記所定の情報
を新規ファイルとしてファイル化するファイル生成手段
とを備えることを特徴とする。
【0008】また、上述の目的を達成するために、本発
明に係る情報処理装置は、記録媒体に情報を記録する記
録手段と、上記記録媒体に記録されている所定の情報を
ファイル化してファイルを作成するためのファイル作成
命令を生成する命令生成手段と、上記記録手段によって
上記記録媒体に情報を記録する場合、ファイルシステム
に基づいて上記情報をファイル化し、既にファイルが記
録されている上記記録媒体に新規ファイルを作成する場
合、上記ファイルが作成されているファイル領域に拘わ
らず、上記命令生成手段によって生成された上記ファイ
ル作成命令に応じて、上記情報を新規ファイルとしてフ
ァイル化するファイル作成手段とを備えることを特徴と
する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る情報処理装置
の実施の形態を図面を参照にして詳細に説明する。
【0010】本発明は、図1にブロック図として示した
ビデオテープレコーダ(以下、VTRとする)に適用さ
れる。本発明の実施の形態として示すVTRは、磁気テ
ープを備えたビデオカセットを当該VTRが備えるビデ
オカセット装着部に装着させ、映像信号、音声信号の上
記磁気テープへの記録、又は、上記磁気テープからの再
生をファイルシステムによるファイル管理によって行っ
たり、ファイルシステムを介さずに行うことができる装
置である。磁気テープへ記録する映像信号は、所定のネ
ットワークを介して外部装置から入力され、磁気テープ
から再生した映像信号は、所定のネットワークを介して
外部装置へ出力される。
【0011】VTRは、ネットワークインターフェース
1と、バッファメモリ2と、VTRシステム3と、コン
トロールパネル4と、ファイルシステム制御部5と、エ
ンコーダ/デコーダ(以下、ENC/DECと呼ぶ)6
と、ファイルシステム用メモリ7と、CPU8とを備え
ている。
【0012】ネットワークインターフェース1は、当該
VTRと、外部装置とをネットワークを介して接続する
ためのインターフェースである。当該VTRには、外部
装置からネットワークインターフェース1を介して、映
像信号、音声信号が入力される。
【0013】VTRが当該ネットワークインターフェー
ス1を介して接続されるネットワークは、例えば、LA
N(Local Area Network)などであり、OSI(Open S
ystems Interconnection)参照モデルのデータリンク層
の一部と、物理層をカバーするプロトコルとしてEth
ernet(登録商標)を用い、ネットワーク層、トラ
ンスポート層をカバーするプロトコルとしてTCP(Tr
ansmission Control Protocol)/IP(Internet Prot
ocol)を用い、さらに、セッション層、プレゼンテーシ
ョン層、アプリケーション層をカバーするプロトコルと
してFTP(File Transfer Protocol)を用いることで
映像情報、音声情報を送受信できる。
【0014】ネットワークインターフェース1は、例え
ば、ネットワーク接続用の専用基板であるNIC(Netw
ork Interface Card)であり、データ転送速度が10M
bps、100Mbps、さらには1Gbpsの高速デ
ータ伝送に対応したLANケーブルを接続可能なコネク
タを備えている。
【0015】ネットワークインターフェース1から入力
された映像信号、音声信号は、後段のバッファメモリ2
に送出され、一時的にバッファリングされ、さらにVT
Rシステム部3に送出される。
【0016】また、後述するようにして再生時におい
て、VTRシステム部3で再生された映像信号、音声信
号は、バッファメモリ2に出力され一時的にバッファリ
ングされ、後段のネットワークインターフェース1を介
して外部装置へ送出される。
【0017】ネットワークインターフェース1は、ネッ
トワークを介して外部装置から送信されるファイルシス
テム制御部5へのコマンド、例えば、FTPコマンドな
どをファイルシステム制御部5へ送出する。
【0018】VTRシステム部3は、磁気テープを備え
たビデオカセット10を図示しないビデオカセット装着
部に装着し、上述したバッファメモリ2から送出された
映像信号、音声信号の磁気テープへの記録、磁気テープ
上に記録された映像信号、音声信号の再生を実行する。
【0019】VTRシステム部3は、装着されたビデオ
カセット10の磁気テープを走行駆動させる磁気テープ
駆動部と、バッファメモリ2から入力された映像信号、
音声信号を磁気テープへ記録させるために最適な所定の
信号形式に変換する記録信号処理、及び、磁気テープに
記録された映像信号、音声信号を再生して所定の信号形
式に変換する再生信号処理を実行する信号処理部とを備
えている。
【0020】磁気テープ駆動部は、例えば、ビデオカセ
ット10が図示しない装着部に装着されると、テープロ
ーディング機構によってビデオカセット10の筐体(以
下、ビデオカセット10の筐体をカセットハーフと呼
ぶ)内から、図2に示すように磁気テープ11を引き出
す。引き出された磁気テープ11は、供給リール(以
下、Sリールと呼ぶ)12からテープガイド13を経由
し、図示しない記録用磁気ヘッドと、再生用磁気ヘッド
とを有する回転ドラム14に既定の巻き付け角度で且つ
一定のテンションにて巻き付けられ、磁気テープ11を
既定の速度で走行させるキャプスタン15と、ピンチロ
ーラ16とに挟まれた経路を通過して、巻き取りリール
(以下、Tリールと呼ぶ)17へと到達する。
【0021】Sリール12、キャプスタン15、Tリー
ル17には、それぞれを回転駆動させる専用の動力部で
ある図示しないSリールモータ、キャプスタンモータ、
Tリールモータがそれぞれ備えられている。
【0022】Sリールモータ、キャプスタンモータ、T
リールモータには、それぞれ図示しないFG(周波数発
生器)が備えられており、各モータの回転情報が検出さ
れ、検出されたモータの回転情報は、ファイル情報の1
つである巻径情報を算出する際に用いられる。
【0023】磁気テープ駆動部のSリール12、回転ド
ラム13、キャプスタン15、Tリール17は、CPU
8によってそれぞれを駆動する図示しないモータが制御
されることで磁気テープ11を駆動走行させる。
【0024】信号処理部は、記録時に、バッファメモリ
2から入力された映像信号に、例えば、MPEG(Movi
ng Picture Expert Group)による圧縮符号化をし、圧
縮符号化した映像信号、及び、バッファメモリ2から入
力された音声信号にリードソロモン積符号による誤り訂
正符号化を施して、誤り訂正コードを付加し、さらに同
期データ、IDデータを付加した後、チャンネルコーデ
ィングされたシリアルデータを形成して、これを記録用
磁気ヘッドによって磁気テープ11上の所定のトラッ
ク、映像信号はVIDEOトラック、音声信号はAUD
IOトラックに記録をする。信号処理部は、MPEGに
よる圧縮符号化を行っており、圧縮符号化された映像信
号を1GOP毎に磁気テープ11に記録をしている。
【0025】磁気テープ11上の長手方向に設けられた
コントロールトラックには、テープ走行サーボ制御に用
いられるコントロール信号が記録され、タイムコード
(TC)トラックには、磁気テープ11に記録された映
像信号の位置情報であるタイムコード(TC)が記録さ
れる。
【0026】また、信号処理部は、再生時に、再生用磁
気ヘッドによって読み出された映像信号、音声信号を記
録時とは逆の処理を施し、誤り訂正がなされた音声信号
をバッファメモリ2へ出力し、同じく誤り訂正がなされ
た映像信号を伸長復号してバッファメモリ2へ出力す
る。
【0027】VTRシステム3は、後述するコントロー
ルパネル4からのコマンド入力に応じて、又は、後述す
るファイルシステム制御部5からの指令を受けたCPU
8のファイルシステムに基づいた制御に応じて、磁気テ
ープ駆動部が磁気テープを所定の速度で走行させると共
に、信号処理部が磁気テープ11へ映像信号、音声信号
の記録又は磁気テープ11から映像信号、音声信号を再
生する。
【0028】コントロールパネル4は、ユーザが指定す
るVTRシステム部3の所定の動作を制御するためのコ
マンドを入力するための操作部である。コントロールパ
ネル4から入力されるコマンドはVTRシステム部3に
送出される。ユーザは、例えば、コントロールパネル4
から磁気テープ11への映像信号、音声信号の記録を指
示する記録コマンドや、磁気テープ11へ記録されてい
る映像信号、音声信号の再生を指示する再生コマンド
や、磁気テープ11を早送りをする早送りコマンドや、
磁気テープ11を巻き戻す巻き戻しコマンドなどを入力
する。コントロールパネル4から入力するコマンドによ
って、後述するファイルシステムによる管理を経由せず
に磁気テープ11へ所定の映像信号、音声信号を記録す
ることができる。
【0029】続いて、VTRのファイルシステムのファ
イル管理を担うファイルシステム制御部5、ENC/D
EC6、ファイルシステム用メモリ7、CPU8の各機
能について説明する前に、本発明の実施の形態として示
すVTRのファイルシステムによるファイル管理の概略
について説明する。
【0030】ファイルシステムは、磁気テープ11に記
録された映像信号、音声信号をファイル化し、ファイル
情報に基づいて、ファイル管理をするシステムである。
ファイルシステムのファイル管理に用いるファイル情報
は、当該ファイルが記録されている各ビデオカセット1
0毎に、ビデオカセット10に貼り付けられた後述する
メモリタグ25に記憶保持される。
【0031】メモリタグ25に記憶保持されているファ
イル情報は、ビデオカセット10が当該VTRの図示し
ないビデオカセット装着部に装着されると、メモリタグ
25から非接触でENC/DEC6へファイル情報が送
信され、送信されたファイル情報は、ファイルシステム
用メモリ7に格納される。このファイルシステム用メモ
リ7によって格納されたファイル情報は、ファイルシス
テム制御部5の指令によってCPU8によって管理さ
れ、例えば、ファイルの新規作成、ファイルの更新など
が実行される。ファイルシステム用メモリ7のファイル
情報が変更、追加、削除がなされると、今度は逆に、E
NC/DEC6からメモリタグ25へファイル情報が送
信され、メモリタグ25のファイル情報も随時更新され
る。
【0032】ファイルシステム制御部5は、ネットワー
クインターフェース1を介して、外部装置から送信され
るファイル制御のためのコマンド、例えば、ファイル転
送などに関するFTPコマンドを受信し、コマンドの指
令に応じてCPU8を制御し、ファイルシステム用メモ
リ7に記憶されているファイルシステムの内容の更新、
削除、新規ファイルの追加などの処理を実行させる ここで、ビデオカセット10に貼り付けられたファイル
情報を記憶保持するためのメモリタグ25について説明
をする。
【0033】メモリタグ25は、EEPROM(Electr
ically Erasable Programmable Read-Only Memory)の
ような記録保持動作が不要で書き換え可能なICメモリ
22と、後述するコイルアンテナ24で受信された信号
をエンコードしてICメモリ22に書き込み、ICメモ
リ22に記憶されている情報を読み出して所定の信号に
デコードして後述するコイルアンテナ24へ送出するエ
ンコーダ/デコーダ(以下、ENC/DNCと呼ぶ)2
3と、電磁的に電源の供給及び信号の送受信を行うため
のコイルアンテナ24などを内蔵しており、VTRのE
NC/DEC6と非接触でファイル情報の送受信を行
う。メモリタグ25は、ビデオカセット10のカセット
ハーフに貼り付けられる、例えば、磁気テープ11に記
録された内容のタイトルなどが手書き或いはプリントな
どにより書き込まれるラベル21に内蔵されている。
【0034】ファイル情報は、このビデオカセット10
のカセットハーフに貼り付けられたメモリタグ25のI
Cメモリ22に映像信号の磁気テープ11への記録時に
書き込まれる。また、ビデオカセットを図示しないビデ
オカセット装着部に装着すると、ICメモリ22に記憶
されているファイル情報が読み出され、ファイルシステ
ム用メモリ7にファイルシステムとして展開される。
【0035】以下に、メモリタグ25のICメモリ22
に記憶される具体的なファイル情報を示す。磁気テープ
11上に記憶された各ファイルのファイル情報は、当該
ファイルの名称であるファイル名情報と、当該ファイル
の磁気テープ11上の相対的な位置情報であるファイル
開始タイムコード(TC)情報と、当該ファイルの磁気
テープ11上の絶対的な位置情報であるファイル開始T
側巻径情報と、当該ファイルの磁気テープ11上の相対
的な位置情報であるファイル終了タイムコード(TC)
情報と、当該ファイルの磁気テープ11上の絶対的な位
置情報であるファイル終了T側巻径情報と、当該ファイ
ルのデータサイズを示すファイルサイズ情報と、当該フ
ァイルに対する実行可能な操作区分、例えば、所有、読
み込み、書き込み、実行などを示したファイルアクセス
権限情報と、当該ファイルである映像信号の映像方式、
例えば、NTSC(National Television System Commi
ttee)、PAL(Phase Alternation by Line)といっ
た情報を示すシステム情報と、MPEG(Moving Pictu
re Experts Group)圧縮された画像のビットレートをス
トリーム情報と、当該ファイルが作成された日付を示す
ファイル作成日情報と、当該ファイルが作成された時間
を示すファイル作成時間情報と、当該ファイルが更新さ
れた日付を示すファイル更新日情報と、当該ファイルが
更新された時間を示すファイル更新時間情報である。
【0036】エンコーダ/デコーダ(以下、ENC/D
ECと呼ぶ)6は、図示しないコイルアンテナを有して
おり、非接触型のメモリタグ25内のコイルアンテナ2
4との間で電磁結合をすることで、メモリタグ25へ電
力供給を行うと共に、メモリタグ25とファイル情報の
送受信を行う。
【0037】ENC/DEC6は、メモリタグ25のコ
イルアンテナ24から送信されたファイル情報をエンコ
ードして後段のファイルシステム用メモリ7へ送出す
る。またENC/DEC6は、後述するファイルシステ
ム制御部5の制御によりファイルシステムの内容が更
新、新規追加された場合に該当するファイル情報を読み
出して所定の信号へデコードし、図示しないコイルアン
テナから、メモリタグ25のコイルアンテナ24へとフ
ァイル情報を送信する。
【0038】ファイルシステム用メモリ7は、例えば、
書き込み、読み出し自在なRAM(Random Access Memo
ry)などであり、ENC/DEC6にメモリタグ25か
ら送信された上述したファイル情報をファイルシステム
として格納する。
【0039】CPU8は、VTRの各部を統括的に制御
する。また、CPU8は、ファイルシステム制御部5か
らの指令によりファイルシステム用メモリ7に記憶され
ているファイルシステム内のファイル情報を読み取っ
て、それを基にVTRシステム部3の動作を制御した
り、ファイルシステム用メモリ7に記憶されているファ
イルシステムの内容の更新、削除、新規追加などをす
る。
【0040】続いて、図3に示したフローチャートを用
いて、本発明の実施の形態として示すVTRにおいて、
ファイルシステムに基づいて磁気テープ11に情報を記
録してファイルを作成する動作について説明をする。
【0041】ステップS1において、ファイルシステム
制御部5は、外部装置から転送される所定のファイルを
磁気テープ11に記録させるためのコマンドであるST
OREコマンド、又は、所定のファイルを磁気テープ1
1の空き領域に追加して書き込ませるコマンドであるA
PPENDコマンドをネットワークインターフェース1
を介して受信する。
【0042】ステップS2において、ファイルシステム
制御部5はCPU8を制御して、ファイルシステム用メ
モリ7に記憶されているファイル情報を取得する。例え
ば、図4(A)に示すように磁気テープ11には、あら
かじめファイルXが記録されていたとすると、CPU8
はファイルXのファイル情報を取得する。
【0043】ステップS3において、CPU8は、ステ
ップS2で取得したファイル情報に基づいて、VTRシ
ステム部3を制御して磁気テープ11のファイル領域以
外の位置にCue Upする。例えば、CPU8は、図
4(A)に示すファイルXのファイル領域以外にCue
Upすることになる。
【0044】ステップS4において、CPU8は、VT
Rシステム部3を制御してCueUpした位置から、ネ
ットワークインターフェース1を介して外部装置から転
送される所定のデータの記録を開始する。
【0045】ステップS5において、CPU8は、磁気
テープ11上のタイムコード(TC)を抽出する。
【0046】ステップS6において、CPU8は、ステ
ップS5で抽出したタイムコード(TC)と、ステップ
S2で取得したファイル情報とを比較して、現在、デー
タを記録している磁気テープ11上の位置がファイル領
域であるかどうか判断をする。ファイル領域である場合
は工程をステップS7へと進め、ファイル領域でない場
合は工程をステップS8へと進める。
【0047】ステップS7において、CPU8は、磁気
テープ11の現在の位置がファイル領域であるからデー
タの記録を中止し、データの転送がエラーとなったこと
を通知するメッセージを外部装置に送信する。
【0048】ステップS8において、CPU8は、デー
タの転送が終了して磁気テープ11への記録が終了した
場合は工程をステップS9へと進め、データの転送が終
了していない場合はタイムコード(TC)を抽出しなが
らデータの転送を継続させる。
【0049】ステップS9において、CPU8は、VT
Rシステム部3を制御して磁気テープ11に記録したデ
ータのファイルを作成する。例えば、図4(B)に示す
ようにファイルYが作成されたとすると、ファイルY
は、あらかじめ磁気テープ11上に記録されていたファ
イルXの領域以外のデータ記録領域に書き込まれること
になる。
【0050】作成されたファイルのファイル情報は、フ
ァイルシステム制御部5の制御に応じて、CPU8によ
ってファイルシステム用メモリ7に書き込まれる。
【0051】このように、ファイルシステムを用いるこ
とで、磁気テープ11には、ファイルXのファイル領域
以外に新たなファイルが作成されることになる。
【0052】さらに、図5に示すフローチャートを用い
て、本発明の実施の形態として示すVTRにおいて、磁
気テープ11に既に記録された所定の情報をファイル化
してファイルを作成する動作について説明する。
【0053】磁気テープ11には、例えば、図6(A)
に示すようにファイルAとしてファイル化された映像信
号があらかじめ記録されているとする。また、磁気テー
プ11上にはコントロールパネル4からの指示によって
ファイルシステムを用いずに映像信号が記録されている
とする。
【0054】まず、ステップS11において、ファイル
システム制御部5は、外部装置からネットワークインタ
ーフェースを介して送信される作成するファイルに与え
るファイル名情報を受信し、CPU8に受信したファイ
ル名情報を送出する。例えば、CPU8は、ファイルB
というファイル名情報を取得する。
【0055】ステップS12において、CPU8は、V
TRシステム部3を制御して、磁気テープ11を走行さ
せファイル開始点となる位置にCue Upする。例え
ば、図6(B)に示すようにファイルBのファイル開始
点は、ファイルA内に”BS”として示した位置であっ
たとすると、”BS”の位置にCue Upする。Cu
e Upされると工程はステップS13へと進む。
【0056】ステップS13において、CPU8は、C
ue Upしたファイルのタイムコード(TC)と、T
リール17の巻径情報を取得し、それぞれファイル開始
タイムコード(TC)情報、ファイル開始T側巻径情報
とする。
【0057】ステップS14において、CPU8は、V
TRシステム部3を制御して、磁気テープ11を走行さ
せファイル終了点となる位置にCue Upする。例え
ば、図6(B)に示すようにファイルBのファイル終了
点は、”BE”として示した位置であったとすると、”
BE”の位置にCue Upする。Cue Upされる
と工程はステップS15へと進む。
【0058】ステップS15において、CPU8は、C
ue Upしたファイルのタイムコード(TC)と、T
リール17の巻径情報を取得し、それぞれファイル終了
タイムコード(TC)情報、ファイル終了T側巻径情報
とする。
【0059】ステップS16において、CPU8は、現
在の日付と、時間とを取得する。
【0060】ステップS17において、CPU8は、磁
気テープ11の”BS”の位置から”BE”の位置に記
録されているデータをファイルBとする。
【0061】このようにして作成されたファイルBは、
図6(B)に示すように磁気テープ11上の”BS”の
位置から”AE”の位置に記録されている映像信号がフ
ァイルAと重複されたものとなり、ファイルシステムに
拘わらずファイルが作成される。
【0062】これにより、例えば、図7に示すように長
時間記録された映像ファイル30を、短い時間の映像フ
ァイル31、静止画像ファイル32というように使い分
けることができる。
【0063】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の情報処理装置は、既にファイルが記録された記録媒
体に新規ファイルを作成する場合、ファイルが作成され
ているファイル領域に拘わらず、命令生成手段で生成さ
れたファイル作成命令に応じて、ファイル作成手段が所
定の情報を新規ファイルとしてファイル化することで、
記録媒体に記録された所定の情報から自由にファイルを
作成することを可能とする。
【0064】また、本発明の情報処理装置は、既に記録
媒体に記録されているファイルの情報を重複した新規フ
ァイルを作成できるため、記録媒体の記録容量を有効に
利用することを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態として示すVTRの要部構
成を説明するためのブロック図である。
【図2】同VTRにおいて、磁気テープ駆動部の要部構
成を説明するためのブロック図である。
【図3】同VTRにおいて、ファイルシステムを用いて
記録媒体に情報を記録しファイルを作成する動作につい
て説明するためのフローチャートである。
【図4】同VTRにおいて、(A)は磁気テープに1つ
のファイルが記録されている様子を示す図であり、
(B)は図4(A)で示した磁気テープ上に新たに情報
を記録しファイル化させた様子を示す図である。
【図5】同VTRにおいて、ファイルシステムを用いず
に記録媒体に記録された情報からファイルを作成する動
作について説明するためのフローチャートである。
【図6】同VTRにおいて、(A)は磁気テープに既に
記録された情報がファイル化された様子を示す図であ
り、(B)は図6(A)で示したファイルの情報を重複
して新規ファイルが作成されている様子を示す図であ
る。
【図7】同VTRにおいて、作成されるファイルの一例
を示した図である。
【符号の説明】 1 ネットワークインターフェース、2 バッファメモ
リ、3 VTRシステム部、4 コントロールパネル、
5 ファイルシステム制御部、6 エンコーダ/デコー
ダ、7 ファイルシステム用メモリ、8 CPU、10
ビデオカセット、11 磁気テープ、12 供給リー
ル(Sリール)、13 テープガイド、14 回転ドラ
ム、15 キャプスタン、16 ピンチローラ、17
巻き取りリール(Tリール)、21 ラベル、22 I
Cメモリ、23 エンコーダ/騨コーダ、24 コイル
アンテナ、25 メモリタグ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/7826 H04N 5/782 Z Fターム(参考) 5B082 AA13 CA01 CA07 5C018 HA08 HA09 5C052 AA01 AB03 AB04 CC06 CC11 CC12 DD10 5D044 AB07 BC01 CC03 DE12 EF10 5D110 AA04 AA28 BB14 BB16 DA11 DA12 EB01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に記録されている所定の情報を
    ファイル化してファイルを作成するためのファイル作成
    命令を生成する命令生成手段と、 既にファイルが記録されている上記記録媒体に新規ファ
    イルを作成する場合、上記ファイルが作成されているフ
    ァイル領域に拘わらず、上記命令生成手段によって生成
    された上記ファイル作成命令に応じて、上記所定の情報
    を新規ファイルとしてファイル化するファイル生成手段
    とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 上記ファイル作成手段は、上記ファイル
    領域と重複した領域を有する新規ファイル領域に上記新
    規ファイルを作成することを特徴とする請求項1記載の
    情報処理装置。
  3. 【請求項3】 上記ファイルは、GOP(Group of Pic
    ture)単位の画像情報からなる画像ファイルであること
    を特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 記録媒体に情報を記録する記録手段と、 上記記録媒体に記録されている所定の情報をファイル化
    してファイルを作成するためのファイル作成命令を生成
    する命令生成手段と、 上記記録手段によって上記記録媒体に情報を記録する場
    合、ファイルシステムに基づいて上記情報をファイル化
    し、既にファイルが記録されている上記記録媒体に新規
    ファイルを作成する場合、上記ファイルが作成されてい
    るファイル領域に拘わらず、上記命令生成手段によって
    生成された上記ファイル作成命令に応じて、上記情報を
    新規ファイルとしてファイル化するファイル作成手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  5. 【請求項5】 上記ファイル作成手段は、上記ファイル
    領域と重複した領域を有する新規ファイル領域に上記新
    規ファイルを作成することを特徴とする請求項4記載の
    情報処理装置。
  6. 【請求項6】 上記ファイルは、GOP(Group of Pic
    ture)単位の画像情報からなる画像ファイルであること
    を特徴とする請求項4記載の情報処理装置。
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